【目標達成率をあげる】WOOPの法則 筋トレでの実践
こんにちは。ぴーなっつです。
1年くらい前からメンタリストdaigoのDラボ(当時はニコニコ)に入会しています。
Dラボではdaigoが科学的な様々な知識をわかりやすく噛み砕いて教えてくれるので、めちゃめちゃおすすめです。聞いてるだけで、科学的な考え方、daigoの思考法が身につきます(ような気がしています。)
#月額1000円弱は安すぎ
その中でも自分にとってよかった&daigoもめちゃめちゃ押していてよく言及する目標達成のためのフレームを今日は紹介して、自分の筋トレの事例を書いておきます。
知識として知っているだけでは意味がなくて、実践に価値があります。daigoさんも「知識とは、全人類が知ったときに価値が最大化されるもの」とおっしゃっていて、どんどん広めるべきものです。
WOOPの法則って何?
woopの法則とは、英単語4つの頭文字をとっている目標設定のためのフレームワークです。それぞれの意味は下記。
W:wish 願望
O:outcome 願望をかなえることで得られる結果
O:obstacle 障害
P:plan 障害を超えるための対策
ポイントは後半で、障害とそれを超えるためのプランを予め立てておくこと。普通目標立てるときって、「〇〇をいつまでにできるようになる」と設定しますよね。それだけじゃなくて起こりうる障害へのヘッジまで含めて設計しておくと良いです。
例)
障害:寝坊してしまっていけなくなる
↓
対策:早く寝る、目覚ましをかける、良質な睡眠を取るための対策をする
これも知っているだけじゃ意味なくて、実践が必須だと思いますので、僕の事例を記載しておきます。(自分への戒めも込めて)
ちなみに12月くらいから実践していて、今はほぼ毎週しっかりできています。
このWOOP法則もたびたび見直しながら、他のWOOPの法則と一緒に常にアップデートしていくことにしています。
■筋トレに関する3月の目標 (WOOP)
W ジムで週に上下半身それぞれ2回/週 筋トレをする
O
・自己効力感を高められる
・メンタルが強くなる
・筋肉がつく、より重いものを持ち上げられ、記録が伸びる。強くなれる
O
・土日に予定が入って運動ができない
・仕事が終わらずに時間がなくなる
・予定が入ってしまう
・モチベーションがなくなる、だるく感じてしまう。直前で行くのをやめてしまう
P
・洗濯物をしまう時、次回のジムのセットを用意してしまう
・週で予め、筋トレの予定を入れてしまう
・仕事が終わらないと思ったら、筋トレの後に仕事すればいいと考える
・筋トレのま2時間前に栄養補給をして、筋トレしなかったら太ると思う
今回の記事は以上です。
今後も知識実践記録として残しておこうと思います。
PS:
ベンチプレスの10回あげられる重さは現状50kgです。
これを体重分(80kg)あげられるようになりたいっていうのと、懸垂ができるようになるのが、今年の数値目標です!!!!
ソフトバンクグループ株との死闘
お久しぶりです。ぴーなっつです。
1年以上ぶりの更新となりますが、今振り返っておきたいことを記事にしていきたいと思います。ソフトバンクの記事です。
2月8日にソフトバンクの3Q決算があり、3兆円の純利益が報じられ、株価が1万円を超えるなど、とても好調になっています。
純利益3兆円を突破したソフトバンクG決算、孫会長が「我々は製造業」と語る真意は!?(マイナビニュース) - Yahoo!ニュース
私は、かろうじて「100株」だけ4000円で購入して持っており、60万円くらいの含み益を抱えています。
#NISAだよ。やったぜ!
#なぜ俺は100株しか持っていないんだ、、、
以前は400株ほど持っていたのですが、最終的に100株。
投資で仕方ないことですが、目先の利益に目が眩み途中で手放してしまいました。
自戒の意味を込めて、投資行動を振り返っていこうと思います。
#投資はやっぱり、勝負の大きさと握力が大事ダネ
#一回2600円になったよね。。バッチリ気づいていたよその瞬間。買えなかった
↓
僕はかねてよりソフトバンクの孫さんが大好きで、SBGの未来に信じていました。
2018年にこの記事を書いていて、ARMが売られたこと以外は今も同じ理由で保有しています。
peanuts-investment.hatenadiary.jp
この時から、ソフトバンクを信じていること、投資で大きな勝負がしたかったことから、自分のポートフォリオの中ではダントツNO1の割合でソフトバンクを持っていました。
「いつか化けるはず」
「多少の上下は仕方ない。AI革命はやってくる」
「とにもかくにも孫さんならやってくれるさ」
という気持ちで、保有していました。
そこにコロナがやってきました。
6000円くらいあった株価が、2600円まで急降下しました。
僕はその瞬間平均購入単価4000円くらいで持っていたので、含み損がSBGだけで56万円。他も合わせると80万円くらいの含み損になったと記憶しています。
#ショックすぎて記憶が曖昧
普通であれば、100%損切りするところ。
ただ、その超割安価格で手放さなかった自分は褒めてあげたい。
(ここで買いに向かうことはできたんじゃない?現金化率めっちゃ高めてたよね?この瞬間のために現金化してたんじゃないの?何思考停止しちゃってんだよ)
もう一人の自分が叱ってくる。。
この時youtubeでソフトバンク倒産って煽る人たちいたなー。。
幸いその後すぐに、孫さんが守りの姿勢を固め、株価はすぐに反発。死は免れました。
400株は全てもち切りました。
その後は順風満帆でした。
ただ、よくわからないところで300株を手放してしまいました。
5500円くらいで200株。7000円くらいで100株
まー儲けてるからいいじゃん。
とも思うのですが、売った理由が「怖いから」なのが、自分では納得いっていません。
2018年にソフトバンクで勝負すると決めたにしては、弱気だったかなと反省しています。
投資には、「負けるのは絶対イヤ。小さくでも勝ちたい」というバイヤスが働いてしまうので、よくある投資行動だなと思います。決して間違ってはないけど。
ただ、大きく勝負して大きく勝ちたいのであれば、リスクヘッジのために有望な株を手放すのはダメだと改めて思っています。
今後は、状況によりますが、ビジョンファンドは今の2.7兆円の含み益なんてレベルじゃないくらい2倍、3倍と伸びていくことを期待しています。
どうぜ投資するなら成長分野に投資したい。AI革命に投資するなら、ソフトバンクグループに投資するのは外せないと考えているわけで、今後も少なくともこの100株は孫さんが経営している限り持ち続けたいと思います。
今全面株高なので、買い増しはビビってできませんが、調整タイミングが来ればまた攻めにも転じようと思います。
ざっくりですが、以上でした。今後もソフトバンクのあゆみには注目していきます。
#孫さんよろしくです!
他にも米国株で勝負を賭けてる銘柄あるので、後々紹介していきます。
#更新再開するぞ!
ポーカーにガチではまって、アジア大会に出てきた話
こんにちは。
久しぶりの投稿になりました。
何か書きたくなったので、ここ1年ではまった、
ポーカーについて書こうと思います。
ポーカーって何?
「ワンペア」
「ストレート」
「ロイヤルストレートフラッシュ」
とか、役ぐらいはみなさん聞いたことがあると思います。
ここでいうポーカーは5枚引いて、一部引き直して役をきそうドローポーカーではなく、テキサスホールデムというポーカーです。
カードは2枚それぞれ配られます。そして、真ん中にみんなが使える5枚のコミュニティカードがめくられ、7枚中5枚の役で勝負をします。
これ、わかりやすかったので興味ある方は見てみてください!
ポーカーは運と実力のゲームです。
麻雀をやる方は感覚近いと思います。
一回一回は運だけれど、何百回も繰り返すんで実力が現れます。
相手のハンドを読むスキル
ブラフ(弱くても強いふりをして相手を諦めさせて勝つ)をうまく織り交ぜる
自分のメンタルをコントロールする力
いろんなものが必要になってくるとても奥の深いゲームです。
ポーカーとの出会い
ポーカーは、もともと大好きな映画007の「カジノロワイヤル」をみてあこがれがありました。
ダニエルクレイグのボンドがポーカーで悪役から金を奪います。
あの、「オールイン」というセリフがなんともかっこよく、「いつかやってみたい!けど、ポーカーフェイスとかおれできなそうだし」とか思ったことがありました。
その後、メルボルンに旅行する機会がありました。
メルボルンには、南半球最大のクラウンカジノがあるとのこと!
「どうせ行くなら、生まれて初めてのカジノにいってみよう」
「カジノいくなら、ポーカー一択!」
そう思って、空港でポーカーの勉強開始!
「えっと、ハイカード⇒ワンペア⇒ツーペア⇒スリーカードで・・・」
と役を必死にまず覚えたり笑
無料のポーカーアプリで勉強。
youtubeで調べてみると、海外ではとんでもない賞金金額で大会が行われていました。ちょうど日本人が開設してくれている動画があって、見てみると、よくわからないけどなんか面白い!
賞金は億越え。。。
「なんだこれは・・・・」
今思うとこのあたりで僕はポーカーに魅せらせていたのでしょう笑
そして、カジノへ行きました。
カジノ自体初めてなので、めちゃくちゃ緊張。そもそもポーカーのルールすら怪しいし、テーブルでのマナーとかわからん笑
一番掛け金の少ないテーブルで1万円くらいの掛け金もって参戦!
何もできず死亡、、、、、
ま、そうですよね笑
そんな感じでメルボルン旅行は終了
日本で修業
日本に帰って、あのぼろ負けしたポーカーをもっと勉強したい、という気持ちがどんどん強くなっていきました。
調べてみると、「アミューズメントカジノ」なるものがあるとのこと。
お金はかけれないけれど、カジノのゲームを遊べる場所がありました!
アミューズメントカジノにいってみると、ポーカーができました。
ルールは全く一緒。
「ポーカーできるやん!」
「よし、修業したる!」
こうして、日本でポーカーが趣味な生活が始まりました!
ポーカーの大会に参加するように!
アミューズメントカジノに何度か行って、日本にもポーカートーナメントがいろいろな場所で開催されていることを知りました。
トーナメントとは、全員決まった点数でスタートして、最後の一人にすべてのチップが集まるまで勝負を続けていくゲームです。
例えば、スタート3万点で100人参加のトーナメントは、総合計300万点すべてがひとりに集まるまで戦います。
最低掛け金がどんどんあがっていくので、どこかで勝負しないと自然死してしまう過酷なゲームです。勝負どころの見極めが大切になってきます。
このトーナメントが、いたるところで毎日開催されていました。。
「めっちゃポーカーあるやん!」
と驚きがありました。
ちなみに、世界で一番有名かつ名誉のある大会が、WSOP(world series of poker)のメインイベントで、参加費100万円の大会に7000人~8000人エントリーし、優勝賞金が10億になります。この大会に出て優勝することは全ポーカープレイヤーの夢です!
日本でポーカートーナメントに出るようになってから、本を読んだり、周りの人に教えてもらいながら大会に定期的に出ていました。
そして半年くらいたつとだんだんと勝てるようになりました。
いくつかの大きめの大会で入賞したり、優勝25万円相当のポイントがかかった大会で優勝することができました。
大会に勝つと、現金はもらえませんが、海外のトーナメントに参加する費用を負担してもらえます。
ポーカーアジア大会に参戦
その特典を使って、アジア大会に参戦してきました!
「とうとう海外のトーナメントまで参加するようになってしまったか笑」
という思いがありましたが、
「やってやるぞ!」
という久々の燃えるような感覚が湧き出てきました笑
僕が参加したのは、参加費約13万円。1100人参加したメインイベントでした。
賞金総額は1億以上、優勝賞金は約2000万くらいでした。
夢がありますよね!!
こういった大会は、掛け金がゆっくりゆっくり上がっていき、3日間かけて1100人から1人になるまで戦います。一日約10時間くらいポーカーやります笑
はい。超過酷なのです。
その間、集中力がなくなり雑なプレーをしてしまうとすぐにサヨナラになってしまいます。
僕の目標はとりあえず入賞。
入賞は1100人中、135人まで残ればOK。
上位13%くらい。。普通に考えて7~8回に1回くらいしか元が取れない感じです。
入賞した時点で、賞金は参加費の2倍ちょっともらえます。
そこからちょっとずつ賞金が上がっていき、最後の10人で100万円くらい、優勝で2000万円となります。
そう。とても過酷なのです。
スタートは3万点。
「この3万点は、13万円で買ってるのか、、、」
とか考えてはだめです笑
いつもと同じように、自分の戦略に従ってプレーするのみ。
その時々で一番期待値が高くなるような選択を積み重ねていきます。
1日目が終了。3万点⇒6千点⇒13万点までふえました!笑(何度か死にかけています)
10時間戦い抜き生き残ったのは約320人。
「まだまだやん!」
この時点で入賞までさらに1/3に残らないといけないのです。
とてつもなく過酷な戦いですが、2日目がスタート。
なかなか流れが悪く、全くチップが増えないまま、最低掛け金がどんどん上がっていきます。最低掛け金が上がると、当然一回一回の勝負が大きくなるので、自分の持ってるチップの変動が大きくなります。
とにかく生き残ることが大事なので、こういった場合なるべく勝負を避けるようにして、入賞に滑り込むことを目指します。
そして350人⇒250人⇒200人とどんどん減っていきます。
そして、最後の数人となります。
これを「バブル」といいます。
0円で買えるか、26万円をてにいれられるか。
この瞬間がある意味とても大事になります。
とにかく、チップ一枚でももっていればOK。
勝負はなるべくせず、誰かが脱落することを天に祈りながら、手札を捨て続けます笑。
(AJという手はかなり強いのですが、0.1秒で捨てたりしてました笑)
そして、最後の不運な方が飛びました!
「入賞や!!!!!!!!!!!!!!」
ここまで、約15時間。
とても過酷でしたが、このサバイバル感がポーカーのいいところ。
張り詰める緊張感のなか、テーブルに座って戦い続ける。
とても楽しい奥の深いゲームなのです!
結局120位くらいで終了。
結果については大満足。だって上位10%くらいまでアジア大会で残ったのだから!!
30万円くらいになって、渡航費他すべて回収できました。
日本に帰ったその後
そんなこんなで日本に帰って、その後は時間の使い方について見直しました。
最初は稼げればいいな~と思ってましたが、
ポーカーで儲けることの難しさを痛感しました。
ポーカーはあくまで趣味なので、続けますがかける時間については大幅に削減することにしました。(それまでは、平日1,2回+週末のトーナメントに出るなどして、月に5~10回くらいやる+オンラインポーカーもやっていたので、、)
今は、ポーカーをやるのは月に1~3回にしています。
ポーカーはやっぱりギャンブルで、中毒性があります。ポーカーとの付き合い方は今後も大事になってくると思うので、うまく自分をコントロールして楽しんでいきたいと思います。
最後に
ポーカーはあらためて楽しいゲームです。
特に紹介したトーナメントは、スリルがあってとてもエキサイティングなゲームです。
一回一回は運ですが、長期的にみたら配られるハンドは平等。
強いときに勝つのは当たり前。弱いときに負けるのは当たり前。
間のハンドでどれだけ稼げるか。これで実力がでます。
いろんなことが起きます。
自分が2番目に強い手(KK)をもっていても、相手が一番の手(AA)をもってたら勝率は20%しかありません。
一番強い手(AA)も一番弱い手(27)に10%くらいの確率で負けます。
自分がかなり強くても、相手が自分より強いと思ったら諦めないといけません。(株の損切と一緒です。)
感情なんて石ころだと思って、正しい判断ができることが求められます。
また、忍耐力が必要です。
強いハンド、いいシチュエーションなんてめったに来ません。中途半端な手で勝負を繰り返していると、どんどん持ち点が減ります。「勝ちやすきに勝つ」が必要で勝負所までこらえることも時には必要になります。
などなど、いろいろな要素があって楽しいのです!
楽しいということを伝えたかったのです!
ここまで読んでいただいてありがとうございます!
ぜひ、一度やってみてください!
簡単な自己紹介と主要記事一覧
こんにちは。
ブログをご覧頂きありがとうございます。
今までの記事をまとめてみました。
よろしければ、少しでも見ていってください。
どうぞよろしくお願い致します。
—————————————
▪️自己紹介 (開始時に作成)
自己紹介 - ぴーなっつの投資日記
▪️運用成績
【運用損益0602】運用損益が+に!!! - ぴーなっつの投資日記
【運用損益0706】年間目標達成!? - ぴーなっつの投資日記
【運用成績0827】 - ぴーなっつの投資日記
純資産0円 - ぴーなっつの投資日記
【運用成績0929】 - ぴーなっつの投資日記
【運用成績1027】 - ぴーなっつの投資日記
【運用成績1201】 - ぴーなっつの投資日記
【運用成績1229】去年の結果と今年の抱負 - ぴーなっつの投資日記
▪️保有銘柄、銘柄分析
【保有銘柄】ティア① - ぴーなっつの投資日記
【保有銘柄】ヨシックス① - ぴーなっつの投資日記
ヨシックス売却〜3倍になったところで。 - ぴーなっつの投資日記
ヨシックスは売却済み
【保有銘柄】全国保証① - ぴーなっつの投資日記
【保有銘柄】ユニバーサル園芸社① - ぴーなっつの投資日記
【保有銘柄】セブン銀行 - ぴーなっつの投資日記
【保有銘柄】エイジア① - ぴーなっつの投資日記
▪️書籍紹介
【書籍】ジェフ・ベゾス 果てなき野望 - ぴーなっつの投資日記
【書籍】燃えよ剣 - ぴーなっつの投資日記
【書籍】バビロンの大富豪 - ぴーなっつの投資日記
【書籍】高収益企業のつくり方 - ぴーなっつの投資日記
【書籍】チューリップ・バブル - ぴーなっつの投資日記
【書籍】生涯投資家 - ぴーなっつの投資日記
【書籍】握る男 - ぴーなっつの投資日記
本田清六の人生 - ぴーなっつの投資日記
【書籍】ハゲタカ - ぴーなっつの投資日記
▪️その他
行動を変える - ぴーなっつの投資日記
メルカリでぬいぐるみが売れた! - ぴーなっつの投資日記
米国株はじめるよ - ぴーなっつの投資日記
腕時計投資家になる! - ぴーなっつの投資日記
東大卒プロゲーマー 論理は情熱にはかなわない
こんにちは。
先日、ときどさんの「東大卒プロゲーマー 論理は結局、情熱にはかなわない」を読みました。
この本は、東大卒のときどさんが紆余曲折を経て、プロゲーマーになるはなしが書かれています。
プロゲーマーとは、スポンサーからもらうスポンサー料と、賞金で稼ぐ職業です。
この本には、情熱の大切さが書かれています。上達の源泉となるのは、論理的に考えることよりも、自分を突き動かしてくれる情熱なのだと。
ときどさんにとってのそれはゲームで、幼少期から格闘ゲームをやり込んできたそうです。結局、それがプロゲーマーへの道を開いたのです。
この本の魅力的だなと感じるのは、ときどさんがゲームで学んだことを、受験や大学院での研究に生かしているところです。普通、ゲームは悪のようなものと考えてしまいがちですが、そうでもないということがわかりました。相手との対戦で戦略を組み立てる力、上達するための計画力、反射神経、相手の心理を読む力、運を味方にする力等々ゲームを上達するためには様々なことが必要とされます。自分のゲームに対する価値観が若干変わりました。
本に書かれていた、ときどさんがゲームから学んだことについて書いてみます。
ー没頭すること
なにかに熱中する感覚を大事にする。筆者はゲームへ没頭した時のような熱量で、受験や大学での研究に力を入れた。
ー細かい知識を大切にする
細かい知識の積み重ねが、後々の強さにつながっていく。ゲームではムックと呼ばれる説明書を徹底的に読み込むことが大切。そこで磨いた基礎が、後々の成長に役立つ。
ー偶然の発見を大事にする
たまたま上手くいくことがある。そこからの学びを大切にする。ゲームではたまたま新しい技の使い方とかが出てきたりする。それを見逃さないで、自分の技にする。
ー公式の理解から、相手の人間の理解へ
闘いの公式はあるが、公式をマスターするだけでは80点までしか到達できない。タスク処理能力だけでは人間には勝てない。人間と人間の闘いは、公式が通用するような典型的なものから逸脱していく。そこで大切になってくるのが、相手をどれだけ理解しているか。
ーライバルと切磋琢磨する
自分だけで成長しようという人は、仲間と一緒に切磋琢磨している人には勝てない。ゲームで強くなるためには、レベルの高い練習コミュニティが絶対に必要。仲間で知識を共有していった方が、結果的に強くなれる。
これらのことを、仕事、投資、ナンパ、最近始めた麻雀などに展開していければと考えています。
男 矢沢永吉 「成り上がり」
矢沢永吉さんの「成り上がり」という本を読みました。もともと、ほとんど名前くらいしか知らなかった矢沢永吉ですが、本を読んでみて凄まじい人だなと実感できました。
この本は幼少期からロックスターになるまで、自伝の形式書かれています。独特な文章で、多少読みづらいですが、それこそ「矢沢永吉らしさ」であり、この本の味になっています。
幼少期。
とても貧しかったようです。何くその精神で、将来必ずビックになると、日々誓っていたようでした。見返してやると。
この感覚はなかなか普通の人は持てないでしょう。恵まれた家計に生まれた人はその環境に満足しており、何もそれをひっくり返そうなどと思わないと思います。
貧しい家計に生まれた人も、矢沢永吉のように反骨精神から、のし上がる人とそのまま朽ちてしまう人がいるようです。矢沢永吉はのしあがりました。
パッと思いつくのは、showroomの前田さん。幼少期に極貧生活があり、そこが原体験となり、現在はああなっていますよね。
広島で生まれた矢沢永吉は、両親が亡くなり、親戚をたらい回しにされながら幼少期を過ごしました。かなり厳しい対応をされたようでした。かなり嫌っていたようで関係は悪かったようです。
ロックスターを夢見て広島から飛び出し、上京するも、うまくいかない日々がありました。そこが人間臭くて。矢沢永吉もしっかり苦労したんだなと知れて良かったです。寄せ集めの下手くそなメンバーでなんとかバンドを組んで。なんとか演奏の舞台を見つけながら、少しずつ少しずつ上達していきます。少しずつメンバーもまともになっていく。
この本の中で一番印象的だった言葉を紹介します。
昔のバンドメンバーに対して思っていたこと。
「お前らとは夢が違う」
これに感銘を受けました。夢の大きさがその人の人生の大きさを決める。少なくとも、夢が大きくないとビックにはなれないでしょう。
そんなことを人生を持って示してくれている矢沢永吉が好きになりました!
とりとめのない文章になりましたが、紹介させていただきました!
情熱的に生きたいですね!まじで!
もっと投資に打ち込まねば!
山内一豊と妻と馬
先日、
「君の一番好きな戦国武将は誰か?」
という質問を受けました。考えたこともなかったので、即答できなかったのですが、あとから山内一豊かなと思いました。
司馬遼太郎の「功名が辻」で読んで、一代で土佐24万石の大大名まで成り上がった人生に、とてもときめきを感じたことを覚えています。
堅実な性格を持っており、常日頃は倹約に努めていたそうです。妻をとても大事にし、女遊びをすることもなく、周りの人からも、珍しがられていたようです。でも、ここぞの場面では、天運をかけた大博打を打つことができるのも山内一豊の魅力です。
有名な馬を買う話があります。
あるとき、名馬を育て上げた人が馬を売りにきました。誰が見ても名馬だとわかりました。山内一豊も感動して、いくらかと聞きました。すると、
「あなたはいくらだと思う?」
と聞き返されたので、山内一豊は「10両」と答えました。当時2-3両で家が建つくらいの物価だったので、まさに破格の値段をその馬につけました。馬売りの人は値付けに感動し、「ぜひあなたに売りたい」というふうに思ったのですが、当然そんなお金を持っていませんでした。
家に帰った一豊は妻の千代に、日中あった話をしました。すると、千代が10両持ってくるのです。嫁入りの時に、持たされていて、万が一の時に使えと親に持たされていたお金でした。
そのお金で馬を買い、一豊は「10両で馬を買った男」として、国内で有名になり出世のきっかけとなっていきました。
私がすごいなと思うのは、まず名馬の価値を見抜いた一豊です。値切ったりしようとするのではなく、真正面から高値をつけたのは素晴らしいと感じました。
また、妻も話を聞いて虎の子の10両を夫の見抜いた馬に全がけする胆力のようなものにも凄みを感じました。夫との絆を感じますね。
この買い物が成功であったのは、今こうやって語り継がれていることからも明らかではないでしょうか。
普段は倹約に努め、ここぞという時には大きなお金の使い方をするというのは、これからの人生意識していきたいところです。
株式投資でも、ここぞという銘柄、タイミングでは大きく張れるような胆力を持ちたいところです。
そして、今は一介のサラリーマンで、資産もない私ですが、いつか大きくなれるようにという願いも込めて今回書かせてもらいました。