不登校に悩んでた私の物語

息子の不登校に寄り添った話

息子に寄り添った六ヶ月

 

息子が不登校になった

徐々に徐々に学校へ行けなくなって行く息子を以前の私は内心イライラしながら見ていました

その当時パートに出ていた私は息子を同居の義母に預けてパートへ

そして家に帰ると義母から息子に対しての文句

まさに板挟みな日々でした

そんな日々のお話です

 

息子が学校へ行けなくったのは小学二年生の一学期の終わり

最初はお腹が痛いとかそんな理由をつけて休もうとしていました

何度も登校班に間に合わず息子を学校に歩いて送り慌ててパート先に行く事が増えました

 

そんな時スクールカウンセラーに相談すると

月に何回か学校を訪れるソーシャルワーカーと話したほうがいいと言われ切替ました

仕事が終わった後など学校に息子と出向き面談を重ねました

 

ソーシャルワーカが一貫して行っていた事は

ここで甘やかして休ませるとズルズル引きずって学校に来れなくなると脅し半分、そしてネガティブな話題ばかり

私はその言葉を信じてしまい、泣き叫ぶ息子を学校に連れいてってしまいました

 

そして夏休みに入り、夏休みになれば気分も変わって二学期からは行けるんじゃないかと勝手に期待していました

 

でも実際は夏休み明け3日しか行けず

もう無理に行かせなくてもいいのではとネットを頼ってみると近年は無理に学校に行かせる事はしなくても良いとの事だったので私は思い切って、無理やり行かせることをやめました

もちろん担任の先生にも話していました、二学期にあった遠足にももちろん行けませんでした、でも家族で遠足で行くはずだった施設に行って同じ様な体験をさせたり

 

遠足の日の朝、ソーシャルワーカから電話がきてそんなお母さんでは息子さんがダメになる無理やりにでも連れてこないといけないと十分以上お説教をくらい

ソーシャルワーカとは意見が合わないと判断し面談をやめました

 

学校に行けない息子を見ていてくれる義母は文句ばかり

ろくに勉強も教えてくれず私は限界を感じパートを辞めました

10月の半ばには辞められたのでそこから遅くなっていた息子の勉強を一緒に進めましたがどうやら漢字がとても苦手で学校のドリルでは全くできなかったので書店にて子供はみんな大好きな漢字うんこドリルを買いましたがそれでも1日に三文字程度しかできませんでした

算数はとても得意だったので漢字をメインに勉強していました

 

二学期が始まってしばらくして担任の先生が、放課後だけでも来てみない?と誘ってくださってなんとか放課後に教室に行って図工の授業を息子のためにだけしてくれました

宿題のプリントなどもその時にもらって次に来る時までやってくるというシステムを作ってくれました

そして二学期最後の日にお楽しみ会があると担任から聞き楽しいから行ってみたら?と背中を押すと息子が

どうしたらいいと思う?と少しにやけた顔で聞いてきたので好きにしなさいと言うと行きたいと言ってくれて実際にお楽しみ会の時間だけですが学校に行けて参加する事が出来ました、一緒にいて欲しいと言う事だったので私は教室の後ろで息子を見守っていました

いざ参加してみると楽しかったのかクラスメイトと楽しそうにしていました

二学期はほとんど行けませんでしたが放課後の図工をやってもらったおかげで通知表図工以外は評価されていませんでしたが図工だけは評価してもらっていました

 

そして冬休みになり、三学期は行きたい教科だけでも1時間だけもいいから行ってみない?と声かけをすると得意な算数や図工には出たいと言ってくれて毎日1時間授業をうけるために学校へ行き廊下で終わるまで待ちました

どんどんと行ける教科も時間も増えていきました

 

三年生に上がってどうなるかとモヤモヤしていましたが

まるで何もなかったみたいに今も登校しています

息子が不登校になって初めて気が付いたんです

学校に行く事も宿題をやる事も当たり前なんかじゃないんだって、重い荷物を持って長い距離を歩いて勉強してクラスメイトともうまくやるなんてとても大変な事だったんです

いつの間にかやれる事が当たり前になってしまって褒めると言う事が出来なくなっていました

ソーシャルワーカには二年生の三学期に最後に会った時には

息子が学校に来られる様になった自分の成果の様に話していたので、やはりこの人に相談していたのは間違いだとわかりました

 

頼るところがなくなった私は市の教育センターに助けを求めました

そちらの職員の方はとても優しく息子の気持ちに寄り添ってくれました

無理に行かせるなんてとんでもないと、無理に行かせれば行かせるだけ息子さんの心が傷付いてい行けない期間が延びてしまうと

お母さんだけは味方でいてあげると息子さんも自信がついて行ける様になりますと助言してもらったときは泣いてしまいました

不登校になるのは自分のせいだと思い込んでいました、辛くでも誰にも言えなかったんです

でも実際に毎日の様に学校へ足を運ぶと不登校の子はたくさんいました

 

不登校になり始めた頃

私は書店で何冊も不登校について書かれた本を読みました

 

目から鱗でした

 

確かに学校へ行けないのは悪いことの様な気がしてしまいますが

うちはたまたま短期間で済んでいるのかもしれませんが

お母さんが悲しそうにしていたり学校に行けないことを怒っているとお子さんも一人ぼっちになってしまうんじゃないかと思います

 

自分やお子さんを責めるのはやめませんんか?

母さんが笑顔でいてくれればお子さんは自然とパワーを充電する事が出来るんだと思います

 

もし良ければ私が読んで参考にした書籍のご紹介しておきます