TARO賞
毎年、楽しみにしているものに岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)があります。2018年2月15日には入選作家の中から太郎賞、敏子賞、特別賞も決定され、現在は川崎市岡本太郎美術館で「第22回岡本太郎現代芸術書展」が開催されています。
美術館は生田緑地にあるのですが、その前に寄り道をして登戸富士塚へ。登戸駅からGoogle map様の言うとおりに歩いていくとほどなく富士塚にたどり着きました。意外と小さい。富士塚にありがちの溶岩を模したゴツゴツ感もありません。どうやら円墳がかつてありその盛り上がったところを再利用したもののようです。傾斜地を山に見立てて富士塚にしているところもありますが、この手があったとは。10秒で登頂しました。
生田緑地の岡本太郎美術館へ行く途中には菖蒲園や梅園、民家園などがあります。毎年、TARO賞を観に行く頃は梅が咲き始めています。今年も咲いています。
岡本太郎美術館の常設展は「2025年大阪万博開催決定記念『ファンタジック TARO』」。色々な顔も見られます。グラスのそこにも例の顔があります。常設展を抜けた先が「TARO賞展」が開催されている企画展の会場です。今年も楽しい作品が集まっています。
帰りは向ヶ丘遊園駅からと思ったのですが、そういえばとかつて向ヶ丘遊園があとの方へと行ってみました。遊園地があった頃の様子は行ったことがことがないので知りませんが、多分入り口だったんでしょう。すぐ隣は藤子・F・不二雄ミュージアムです。遊園地だったところには温泉施設ができるらしいことが書かれた表示が掲出されております。
すっすっはっはっ
茗荷谷駅から春日通りを大塚駅方面に歩き、弁当屋の横の細い道を入ってことろにそれはありました。エアコンの室外機の後ろに「金栗足袋発祥之地」と書かれたプレートです。NHKの大河ドラマでは「いだてん〜東京オリムピック噺〜」が放送されています。その主人公である金栗四三が東京高等師範学校(今の筑波大学)に通っていたということでここを青春の地として文京区も盛り上げていこう、盛り上がっていこうとしているようです。スタンプラリーをしているようです。
さてドラマの中でも重要な存在となる足袋の店、播磨屋があった場所が「金栗足袋発祥之地」と書かれたプレートがあった場所のようです。それにしても一見それとは思えない場所、なかなか見つけられません。文京区は盛り上がっていこうとしていたのではないのか。とりあえず写真を撮ったり。しかし傍目には普通の家の写真を撮っている怪しい人です。まわりに人がいないのが幸いです。いや、人気が少ないとこで余計に怪しいか。
東京高等師範学校があった場所は今は筑波大学東京キャンパスなどになっています。そこに占泉園という池を中心にした木々が鬱蒼と茂るところがあります。何度か訪れているのですが、その際には意識はしていなかったのですがここにはドラマでも重要な人物である嘉納治五郎の像が建っています。が、まわりに誰もいません。文京区は盛り上がっていこうとしていたのではないのか。講道館はゆかりの地としてお朝得て入るようですが。
さてお腹もすきました。でも気分としては軽く、さくっとでいいかなと思い春日通りを歩いてみます。なか卯、松屋があり、そこでもいいかなと思ったのですがその先に丼太郎という牛丼屋を見つけました。看板にある店名の丼太郎の頭の文字が隠されていますがそこには「牛」という文字があったと思われます。かつてあった牛丼太郎が倒産したあと独立開業した店でありました。なんと牛丼が290円。味噌汁付きです。今回はキャベツのサラダが付いた牛丼セットを頂きました。390円です。しかもおいしい。なか卯、松屋をやりすごしてよかった。インディーズ牛丼、最高です。
金栗足袋発祥之地
東京大学総合研究博物館
東京駅近くのKITTEにはミュージアム インターメディアテクという東京大学の施設があります。皇族のあのかたの勤務先でもあります。
東京大学総合研究博物館の小石川分館には生物の骨格標本や剥製、鉱物などがマッドサイエンシストの研究室かのように展示されていていました。撮影も自由なのでした。その小石川分館の展示が東京駅の近くで無料で観られるのです。でも撮影はできないのです。残念です。
東京大学総合研究博物館の小石川分館に久しぶりに行ってきました。いい感じです。無料です。撮影自由です。
こづち
恵比寿でのランチは駅からも近いめし処こづちです。恵比寿というと食事をするにも小洒落た店が多いのだけど、どっこいここは庶民派です。暖簾をくぐり店内に入るとL字型のカウンターにオープンキッチン、いやいやそんなお洒落なもんではありません。注文したのは日替定食です。本日は黒毛和牛のメンチとイワシフライ。お値段は500円です。この辺りでチェーン店を除けばランチを500円以下で食べるというのは至難の業であります。がっつり、しっかり、美味しいもの食べたいのであればお金を出せばなんとなる世の中ですが、お手軽にすまそうとすると難しいものです。とりわけ恵比寿のような場所では。なんか幸せな気分になるランチでした。
食事の後は恵比寿ガーデンプレイスに移動して恵比寿映像祭。
ラーチャン
下北沢でランチしようかなと思ったときについつい行ってしまうのが珉亭です。注文するのは大抵がラーチャンです。ラーメンも食べたいけどチャーハンも食べたいと迷った時の半ラーメンと半チャーハンが丁度いいのです。食べ過ぎはいけません。何事もほどほどがいいのです。ガッツリ系の店とかとんでもありません。
いつもの味、いつもの赤い飯、いつものキムチ的な漬物。
今日は下北沢の一番街では天狗まつりも行われています。ということで天狗がいる真龍寺へと行っていましたら寺はなく更地になっていました。理由は分かりませんが真龍寺は小田原にある大雄山最乗寺に吸収移転というか戻っていってしまったようです。天狗伝説のある最乗寺ですがその末寺というか出張所なのでしょうか、真龍寺が90年ほど前に下北沢に建立され、天狗道中はその頃から行われていたようです。
wikipediaなどによると東京オリンピックの開催前の建設ブーム時には道路使用の許可が降りず行列が中止になったこともあるとか。オリンピックが何よりも優先され猛進していくのは今も昔も同じようです。それを復活させたのが一番街の商店街らしく今も商店会のまつりという一面が感じられたりもします。
で、天狗まつりですが今年も場所は変わりましたが開催されました。大天狗、烏天狗は健在です。何処にしまわれていたのか巨大な天狗の面も今回もあります。まかれた豆もゲット、その夜の酒の肴となりました。
木下通り
神保町にさぶちゃんという半ちゃんらーめんが有名だった店がありました。残念なことに2017年に閉店してしまいました。最後に食べに行ったのはいつだったろうか。その時もつらそうな感じでしたが。
さぶちゃんの両隣にはキッチングランと近江やがあります。この3軒を営んでいたのは3人は兄弟なのでした。さぶちゃんは名前のとおり三男です。次男の近江やも最近は休業と書かれた紙が貼られています。営業しているのは長男が営んでいたキッチングランだけとなっています。この界隈、いもやも閉店してしまい寂しくなりました。
今回はキッチングランで「メンチカツしょうが焼盛合せ」の定食をいただきました。800円です。街の洋食屋はこうであってほしい、そんな店、味です。洋食屋も少なくなりました。