1番遠くて、1番大好きなあなたへ
突然ですが皆さんの好きな季節はいつですか?
私は春が1番好きです。
ちょっぴり寂しくて、でもわくわくするような
そんな春の温かくて優しい匂いや空気を
何度も経験していくうちに、いつの間にか
ああ、好きだなぁ、と感じるようになりました。
そんな温かくて優しい春に生まれたミンギュへ。
こんなに長い文章を書くのは初めてで、文章も上手じゃないけれど、少しでもこの「大好き」な気持ちが彼の力になってくれたらいいなと思いながら綴りたいと思います。
私の人生に突然SEVENTEENが現れたのは受験生真っ只中、高校3年生のときでした。
K-POPに一切興味がなかった私にとっては未知の世界で、彼らの我武者羅でキラキラしたステージに一瞬で惹き込まれ、そしていつの間にか、ステージでコロコロと表情を変える一番背の高いあなたを目で追うようになっていました。
あなたのファンになってから、その笑顔にたくさん救われてきました。
今日だって、あなたを好きになれたから、私にとって特別な日です。
彼の好きなところはたくさんあります。
背中丸めてくしゃくしゃに笑うところ
周りをよく見て気遣えるところ
なんでもそつなくこなしちゃうところ
人に愛される才能を持っているところ
言葉でたくさんファンに愛を伝えてくれるところ
自分の求められていることをしっかり理解して期待に応えてくれるところ
頭の回転は早いのに頭使ってじっくり考えることは少し苦手なところ
落ち込んだり凹んだりしたらわかりやすく顔に出ちゃうところ
優しくて少し掠れた歌声
かっこつけで、おっちょこちょいで、優しくて
ああ~、書ききれないなぁ…
私のこんな拙い言葉だけじゃ伝えられないくらい魅力でいっぱいの人です。
知れば知るほど魅力だらけで、知れば知るほど自分とは違う、誰よりも遠くにいる人であることにも気付いていきました。
自分と正反対な人だったから、私は彼に惹かれたのかもしれません。
去年Youtubeで公開された HIT THE ROADは正直驚きました、あまりにも自分が感じていたミンギュと変わらなかったからです。
あの前向きな姿勢も向上心も無邪気なところも
もちろん嘘だとは思っていなかったけれど
きっとどこか頑張って取り繕って私たちに見せてくれていたんじゃないか。
ステージに立つことへの勇気や自信にして欲しかった私たちのこの「好き」という気持ちが
意図せず彼の負担になってしまっていたんじゃないか。
そんなアイドルとしての彼の辛さを見て、受け止めなければいけないことを「怖い」と思ってしまっていた私を
思いっきり吹き飛ばしてくれるようなエネルギーの力強さに圧倒されたことを今でも覚えています。
ああ、これがミンギュの全てなんだろうな、
辛いことも困難さえも味方につけてしまうような、
彼の何もかもをポジティブなエネルギーに換えてしまうその能力も
自分に正直に生きるブレない芯の強さも
全部全部ありのままのミンギュなんだな、と。
彼にとって周りにどう思われるかなんてどうでもいいんです。
自分が助けたいと思ったら助けるし、やりたいと思ったことは挑戦する。
自分の直感や感性を大切にして生きているなと感じます。
そんな自分に正直で真っ直ぐな生き方が、何事も心から楽しんでいるその姿勢が彼がたくさんの人に愛される理由だと思います。
エネルギーというものは見えないけれど、良くも悪くも一番周りに影響を及ぼすものだと思っています。
私はSEVENTEENは優しさは「一人の痛みを庇う」のではなく、「一人の痛みをみんなで分かち合っている」ように感じます。
だからひとつでも欠けると全てが崩れてしまいそうで。
そんな中、ポジティブなそのエネルギーをもった彼はグループにとっての起爆剤で、良い影響を与えているなと思います。
でもきっとそれは意図的なんかじゃないんです。自然と。
そんなことすらも彼自身気づいていないと思います。才能なんです。すごいなぁ。
私は昔から自分にあまり自信が持てなくて、
何をするにも周りからの評価や視線を気にして
やってみたいと思ったことも「私なんかが…」と
勇気を持てずに挑戦できなかったことがたくさんあります。
相手に何も見返りを求めず、本能のままに動く真っ直ぐな心と行動力も
損得なんか何も考えずに気づいた時にすぐ手をさし伸ばせる優しさも
私には多分一生手に入れられなくて、
羨ましくて、憧れです。
私はSEVENTEENのミンギュとして歩んでいる人生の
まだまだほんの少ししか知りません。
そんなほんの一部の彼の人生を
応援させてもらってる今、
すごく幸せだしファンになれて良かったと思えています。
その反面、大好きだからこそ、誰のせいにもできなくて悩んだり苦しんだりしたときに
アイドルになったこと、後悔していないかな、
ミンギュにとって本当にこの道が幸せなのかな、と考えることがあります。
きっと今この瞬間も、たくさんたくさん悩んでるんだろうな~…
真っ直ぐだからこそ、彼が自信を無くしてしまうことがあるかもしれない。
でも、あなたがアイドルとして、SEVENTEENとして生きてきた道が、その生き様が
誰かの勇気や力になってたくさんの人を幸せにしてくれていることは紛れもない事実だということを絶対に、絶対に忘れないでほしい。
辛いこともあなたの存在で頑張れる人がいることは本当にすごいことなんだよ、と大きな声で伝えたいです。
器用で好奇心旺盛なあなたはきっと他にも沢山やりたいことがあって
たくさんの道があったと思うけど
「色んなことが経験できるから」と、アイドルになることを選んでくれてありがとう。
あなたの青春をSEVENTEENに捧げてくれてありがとう。
「永遠」なんて言葉は存在しないことはわかっているけれど
彼には、彼らには、「永遠」が存在して欲しいな、そんな風に思わせてくれます。
彼がこの先SEVENTEENという肩書きを下ろしたとしても
大好きな人たちと大好きなものに囲まれて
好きなことやって美味しいものたくさん食べて
幸せに生きてほしいと願うばかりです。
いつかのライブで言っていたミンギュの
「僕たちSEVENTEENがアイドルとして始まった時から、いつかアイドルをできなくなるその日まで、僕は皆さんのために生きます。」
という言葉がすごく好きです。
何よりも永遠を信じていたいのに、誰よりも終わりを分かってしまっているような
そんな彼の優しくて温かくて儚くて少し寂しい言葉が。
垣間見えるアイドルとしてのリアルが。
アイドルってなんでこんなに儚いんですかね。
だからこんなにも綺麗なのかなぁ…
こんな言葉を聞く度に、また、ああ、好きだなぁと思わせてくれます。
あなたが、SEVENTEENを好きだった時間を振り返った時に幸せだったなと思えるような
濃い思い出になってくれたらいいなと私たちファンに伝えてくれたように
私はあなたがSEVENTEENとして過ごした日々が人生を振り返った時に幸せだったなと思ってくれてるといいなと、これからもずっと、ずっと、願っています。
12人を見て綺麗だという彼が見る世界が
これからも美しいものでいっぱいでありますように。
きっと私の最後のアイドルSEVENTEENの
1番遠くて、1番大好きなあなたへ。
お誕生日おめでとう🌸