【S15最終81位、レート2126】双蒼のルカラティ対面 【ポケモンSV】

 

こんにちは、せっきーです

SVシーズン15お疲れさまでした。

レギュF初の最終2桁を達成したので記事にしてまとめたいと思います。

最後まで読んでいただけると嬉しいです!!

 

 

目次

コンセプト・構築経緯

ポケモン紹介

ルカリオ
パオジアン
ハバタクカミ
炎オーガポン
アカツキガチグマ
ラティオス

選出・きついポケモン

結果・終わりに

コンセプト

・基本選出のパワーを落とさないように組む

・環境トップの並びに対して選出段階で迷わないようにする

・対面的に殴りながらも最低限のタイプ受けができるようにする

構築経緯

現環境トップ7()から構成されているスタンパに対して初手置きして事故ることがなく、確実に仕事ができるポケモンを最初に考えることにした。色々試しながら潜っていると、トップ7の並びで水ラオスがスカーフであるパターンが少ないことがわかり、つららふいうち聖剣ファングの襷パオジアンであれば、上記の条件を満たすことができると考え、構築の組みはじめとした。テラスタイプはカイリューの神速やパオミラーの聖剣、オオニューラの猫騙しとインファイトをケアできるゴースト。

 

初手のパオジアンで荒らした後の2手目の要員として、環境トップのポケモンに対して全体的に技の通りがよく、相手にテラスを切らせる能力も高いエナジーハバカミを採用することにした。あくびガチグマが流行っていたことや、裏の積みポケモンの起点を作りたかったので甘える&挑発を採用した。テラスタイプは水ラオスの水流連打とパオジアンのつらら落としを半減にできる水。

 

裏から出すエースポケモンとして、ハバカミと同様に環境トップのポケモンに対して技の通りがよく、剣舞ウッドホーンの動きで体力管理をしながら通していける炎オーガポンを3匹目に採用。裏からくるカイリューも貫けるようにサブウェポンはじゃれつくを採用することにした。


上記3匹の並びではハッサムランドロスなどが絡むサイクル構築に勝てないことがわかり、そこに対して選出できるポケモンを探した。オボンのみを持たせたアカツキガチグマであれば、対面性能を確保しながら、あくびやブラッドムーンを絡めて相手のサイクルを疲弊させることができると思い4匹目に採用。テラスタイプはハバカミのムンフォやラオス等のインファを半減にできるかつどくびしを回収できる毒

 

この4匹のパワーが高く、対応範囲が広かったので構築の軸とし、残り2枠で補完を考えることにした。

 

いつもの相棒枠。ここまでできつかったママンボウ入りのサイクルやサフゴのいないウーラランドハバカミetcの並びに対してガチグマのあくびや甘えるハバカミと合わせて破壊できる珠剣舞ルカリオを5枠目に採用。テラスタイプは神速のリーチを意識してノーマル。

最後の補完枠として欲しかった要素が、

・浮いていること

・キョジやドヒドディンルー絡みに強めなこと

・受けルの対策になる

だったので、その要素をすべて満たしてくれる隠密マント瞑想ラティオスを最後に採用して構築が完成した。テラスタイプは神速とムンフォを半減にできるかつ毒無効の鋼。

 


ポケモン紹介

ルカリオ@いのちのたま

特性:精神力
テラスタイプ:ノーマル
努力値:H28,A252,B180,D12,S36

実数値:149,178,113,X,92,115(左からHP,攻撃,防御,特攻,特防,素早さ)
性格:意地っ張り(A↑C↓)

技構成:インファイトバレットパンチ、神速、剣舞

調整意図:

・HP珠ダメ意識(10n-1)

・攻撃特化

意地鉢巻パオジアンの悪テラかみ砕く+珠ダメ×2を確定耐え

・陽気ランドの地震+珠ダメ×2をテラス時確定耐え

・意地水ラオスの水流+珠ダメ×1を98.22%耐え

・控えめアシレーヌのムンフォ+珠ダメ×1を93.75%耐え

・Sライン遅いランド、カイリュー意識

 

いつもの相棒枠。最初はS11で使った調整をそのまま使っていたが、役割対象の構築に対して上からインファイトを押したい相手がいなかったのと、物理耐久が心もとなかったので、Sを削ってBに回した。炎オーガポンと合わせて鉢巻パオやメガネハバカミを起点にするだけでなく、ガチグマのあくびやハバカミの甘えるでも起点を作れるようになったため、立ち回りの幅を広げることができた。選出機会は多くはないが、出せる構築相手にはそれなりの勝率を維持してくれた。

 

パオジアン@きあいのタスキ

特性:災いの剣

テラスタイプ:ゴースト
努力値:A252,B4,S252

実数値:155,189,101,X,85,187
性格:意地っ張り(A↑C↓)
技構成:つらら落とし、ふいうち、聖なる剣、サイコファング

調整意図:

・ASぶっぱ

・水ラオスの水流連打意識で端数B

 

今までは後発でのスイープとしての選出が多かったが、ブリジュラスの登場により初手置きすることがかなり増えた。対ブリジュラスにおいてジャポのみ以外であれば基本対面勝つことができる。仮に対面負けたとしても裏のハバカミ圏内であるためそこまで気にすることはなかった。最終日陽気の襷パオとたくさんあたりきつかったが、対ラオスへの縛り性能やふいうちのリーチを考えて最後まで意地で使い続けた。

 

ハバタクカミ@ブーストエナジー

特性:古代活性

テラスタイプ:水
努力値:H4,B164,C76,D12,S252

実数値:131,X,96,165,157,205
性格:臆病(S↑A↓)
技構成:ムーンフォースシャドーボール、甘える、挑発

調整意図:

・意地水ラオスの水流+アクジェテラス時95.01%耐え

・A176パオジアンの等倍テラバ93.75%耐え

・A176パオジアンのA+2氷の礫93.75%耐え

・A187カイリューのA+1地震確定耐え(特化は乱数50%)

・A-1陽気炎オーガポンのテラスツタ棍棒確定耐え

・H4振りイーユイをムンフォ×2で95.3%

・臆病ハバカミのシャドボ確定耐え

・ミラー意識の最速

 

対面的な動きから起点作成、起点回避もできる万能ポケモン。挑発の採用はガチグマのあくびだけでなく、ハバカミミラーにおいて相手の甘えるや電磁波を封じてオーガポンで剣舞したり、カイリューの竜舞を封じたりと生きる場面が多くとても刺さりが良いと感じた。また、壁やギミック展開にも強く、汎用性を維持しながら対策することができた。ミラーで上から行動したいので最速にしたが、相手の全エナジーハバカミが最速でお祈りすることしかできなかった。

 

炎オーガポン@かまどのめん

特性:かたやぶり

テラスタイプ:炎
努力値:H156,A12,B156,D4,S180

実数値:175,156,124,X,117,153
性格:意地っ張り(A↑C↓)
技構成:ツタ棍棒ウッドホーン、じゃれつく、剣舞

調整意図:

・B4振りパオジアンをウッドホーンで確定2発

意地カイリューのノマテラ神速を98.83%で2耐え

・意地カイリューのA+1スケショ4発確定耐え

意地水ラオスの水テラ水流確定耐え

・臆病ハバカミのシャドボ2耐え

・臆病メガネハバカミのメガネムンフォ+妖テラムンフォ97.27%耐え

・準速100族抜き

 

当初は裏からの抜きエースとして採用したが、ブリジュラスのいないBIG7に対しては初手投げしてテラス込みで数的有利をとるようにしていた。HBに厚めに振ることで環境トップのポケモンに対しての打ち合い性能が上がり、使いやすかった。じゃれつく+剣舞を採用したおかげでカイリューサーフゴーの並びやカイリューハッサムタケルライコetcの並びをたくさん破壊できた。個人的今シーズンのMVP枠。

 

アカツキガチグマ@オボンのみ

特性:心眼
テラスタイプ:毒
努力値:H252,B84,C60,D92,S20

実数値:220,X,151,179,97,75 
性格:控えめ(C↑A↓)
技構成:ブラッドムーン、だいちのちから、しんくうは、あくび

調整意図:

意地水ラオスの水テラ水流オボン込み94.02%耐え

・意地ラオスのインファ確定耐え

意地水ラオスの水流+アクジェオボン込み96.68%耐え

・意地パオジアンのつらら+ふいうちオボン込み確定耐え

・意地カイリューのけたぐりを75%で2耐え

・ブラッドムーンで無振りラオス確定1発

・残飯ガチグマ意識の20振り

 

オボンのみを持たせてここまで耐久を振ることで初手の対水ラオスに対してテラスを切らずに突っ張ることができる。スカーフラオス始動のサイクル相手において有利に展開することができた。対サイクル構築相手に強く動かせるだけでなく、対面性能も高く汎用性が高い点もよかった。残飯と違って体力が有限なため、詰め方を意識しながら常に技選択するようにしていた。

 

ラティオス@おんみつマント

特性:ふゆう

テラスタイプ:鋼
努力値:H156,B100,C92,D4,S156

実数値:175,X,113,162,131,165
性格:臆病(S↑A↓)
技構成:サイコノイズ、はどうだん、めいそう、じこさいせい

調整意図:

・意地水ラオスの水テラ水流91.96%で2耐え

・D4振り水ラオスをサイコノイズで87.5%

・C+1サイコノイズでH4,D4振りハバカミ確定2発

・H252,D4振りヘイラッシャをサイコノイズ×3で81.0%

・最速ラオス抜き

 

最後に入ってきた構築のイケメン枠。受け系統の構築相手には積極的に選出し、キョジ入りやトリル+ガチグマの並びは取り巻きを見て選出するか判断していた。このポケモンのおかげで受けルやドヒドディンルー絡みに対しての勝率はかなり良かった。基本的にはガチグマかハバカミのどちらかと同時選出して起点を作ってから動かすが、トリルクマや受けル相手には対面的な動きから崩す動きをしていた。

 

選出

・基本選出

or  ()

スタンダードな対面構築相手の選出は基本これ。テラス込みで初手数的有利をとれそうならオーガポン、ブリジュラスなどがいたらパオジアンを投げていた。ガチグマは刺さっていると感じたら選出に組み込むようにしていた。

 

ラオス入り(ランドハバカミ or カイリューサーフゴーetc)のサイクル構築

or or

基本初手にガチグマを置いてあくびブラッドムーンで裏を見ながらどう詰めるか考える。@1は取り巻きによって臨機応変に。この選出パターンも多い。

 

・ランドブリジュラスアシレーヌカイリューハッサム系統

or

この並びもクマポンで荒らしてパオ or ハバカミで詰めていく。クマがオボン込みで対物理に対して後投げ可能なため、1~2サイクルくらいして裏のポケモンの一貫を作りに行く。

 

・ディンカイサフゴカミラオス@1

ディンルーが来ても対面駒が来ても対応できるようオーガポンが先発。裏はディンルーの毒テラに対応できるかつ汎用性の高いガチグマと技が通りやすいハバカミ。

 

・ドヒドディンルー+カイリューetc

or 

ドヒドディンルーと同居しがちなイーユイや初手の対面ポケモンに対応できるようパオジアンスタート。@1は取り巻きを見て刺さっている方を投げる。カミ or クマで瞑想の起点を作れると有利展開。

 

・ロンゲママングライetc

()

初手オーガポンでママンボウやオーロンゲを雑に削りながらルカリオ剣舞のタイミングを伺う。ルカリオがテラス込みでも起点にできないポケモン(ラオスなど)が同居してる場合はハバカミ or ガチグマを絡めて起点を作るか対面処理する。

 

キュウコンやサケブシッポ等の展開、ギミック構築

or or

初手から展開してくる構築に見えたらハバカミから、裏からの展開に見えたら対面駒から入る。ハバカミの挑発をうまく利用して対面的に戦わせる。

 

・キョジ入り

or は確定。残りは取り巻きによって柔軟に。

 

・受けル

@1

初手パオジアンでグライオンにテンポを握らせないよう立ち回る。

 

 

 

 

きつかったポケモン、並び

vs(腕白HB)

テラスを切られると、パオジアンでもオーガポンでも止めることが難しくきつかった。岩封+アンコールだと起点を作らせてもらえずより苦しかった。

vs

ガチグマとパオジアンが対面不利かつオーガポンも何度も後投げできるわけではないのでやりづらかった。役割集中でなんとがごまかしていた。

vs

パオカミオーガポンすべてが対面不利で無理。出された試合8割近く負けた。

 

vs天候パ

ほぼ全敗

 

結果

TN せっきー 最終81位

TN Visca Barça! 最終4桁

 

終わりに

今期は序盤から飛ばして2桁からでも積極的に潜って環境把握をしっかりしようと思い取り組んできました。

環境の推移に合わせて適宜構築を調整し、最後まで2桁を維持することはできましたが、最上位の争いにはついていけませんでした。

実力も発想力も足りないと痛感したので今後も精進していこうと思います

ここまで読んでいただきありがとうございました!

何か質問やコメントなどがあれば

@lucario__pokeまで!

 

 

 

 

 

 

special thanks

・いつも通話したり遊んだりしてくれるSEKI君、TDさん、すたらさん、ハンマーさん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

シーズン中盤~R2000まで

 

最終日数日前?くらいまで(チーム名バグってる)

 

【S11最終24位、レート2152】マジレス対面withルカリオ【ポケモンSV】

 

 

こんにちは、せっきーです

SVシーズン11お疲れさまでした。

自己ベスト更新とはなりませんでしたが、SV2回目の最終2桁を達成することができたので記事にしてまとめたいと思います。

最後まで読んでいただけると嬉しいです!!

 

レンタルあります!!

 

目次

コンセプト・構築経緯

ポケモン紹介

ルカリオ
カイリュー
ハバタクカミ
パオジアン
炎オーガポン
アカツキガチグマ

選出・きついポケモン

結果・終わりに

コンセプト

強いポケモンを強く使う

・対面的に殴る

・環境トップの並びに対して選出段階で迷わないようにする

構築経緯

S8の敗因としてパワーの低いポケモンを軸としていたことから、S11は強いポケモンを強く生かすことを最重要視して構築を組むようにしていた。

アカツキガチグマの登場によりサイクルを回すことは困難だと考え、対面的な構築を握ることに。その中で、環境トップの並びとして多かったオーガポン(かまど)(以下BIG6とする)の並びに対して神速アイへけたぐり流星群の弱保カイリューであればテラス込みで上記6匹すべてに勝つことができると思い、構築の組みはじめとした。

 

弱保カイリューを試運転した際、対BIG6に対して弱保カイリューで対面突破した後、弱保が発動しなかったときに裏からくる竜舞カイリューに起点にされる動きがきつかった。そこで、竜舞カイリューを流すことができ、対BIG6に対して行動保証があるかつ起点回避性能の高い甘える挑発ブエナハバカミを2枠目に採用。

 

ブエナハバカミと攻めの補完が良いかつ、対BIG6に対して腐ることなく安定したスイープを行えるポケモンを探した。そこで、サイコファング襷パオジアンであれば、苦手な水ラオスにも打点を持て、条件を満たせると思ったため、3枠目に採用。
以上を基本選出とし、残りの補完3匹を考えることにした。

 

パオカミの並びだとサーフゴーやハッサムなどの鋼タイプ系統がきつかったので、そこに強い対面駒の採用を検討した。炎オーガポンであれば、ハバカミとの攻めの補完がとれているかつ、パオジアンが投げれないラッシャ入りへの崩し枠として優秀。また、やどりぎや胞子の一貫を切ることができる点も評価し、4枠目に採用。

 

襷をパオジアンにとられていることから、今期は襷以外の型を使うことに。ここまでで、ママンボウ+鉢巻パオ or メガネハバカミの並びやランド水ポンアマガ、ミトムハッサムなど天然以外の受けサイクルがきつかった。それらを炎オーガポンや甘えるハバカミと合わせてすべて破壊することができる珠剣舞ルカリオを5枠目に採用。

 

20日時点でこの5匹までは決まっていたため、裏で試運転しながらラスト10日間で最後の補完枠を試行錯誤し続けた。

 

最後に今期そこそこ数のいた受けループに対して強いかつ地面タイプのポケモンを探した。当初は隠密マントガチグマを使っていたが、受けル以外に投げられず、腐ることが多かった。最終日前日に知り合いのるーさんと最終日用の構築を練っていたところ、ゴツメボディプレガチグマを提案してもらい、最後の補完としてハマったため採用。以上で構築が完成した。

 


ポケモン紹介

ルカリオ@いのちのたま

特性:精神力
テラスタイプ:ノーマル
努力値:H12,A252,B60,D4,S180

実数値:147,178,98,X,91,133(左からHP,攻撃,防御,特攻,特防,素早さ)
性格:意地っ張り(A↑C↓)

技構成:インファイトバレットパンチ、神速、剣舞

調整意図:

・神速のリーチを伸ばすために特化

・準速カイリュー抜き

・あまり物理耐久意識

 

いつもの相棒枠。今期は珠での採用となったため、選出する構築は限られたが、役割対象となる構築には高い勝率を維持することができた。クッション+高火力のサイクルに対して、炎オーガポンで鉢巻パオジアンの砕く、眼鏡ハバカミのシャドボやジェムを誘い、死に出しルカリオ剣舞し全抜きするルートが非常に再現性が高く、イージーウィンすることができた。また、ランド水ポンアマガなどカイリューガチグマが投げれない構築だけでなく、サフゴがいないランドラオスハバカミのサイクル相手にも刺さっていると感じたら投げるようにしていた。いつも補完としての性能を完璧に果たしてくれる最高の相棒。

 

カイリュー@じゃくてんほけん

特性:マルチスケイル
テラスタイプ:鋼

努力値:H196,A220,B76,C4,D12

実数値:191,200,125,121,122,90

性格:勇敢(A↑S↓)
技構成:神速、アイアンヘッド、けたぐり、流星群

調整意図:

・意地パオジアンのつらら+聖剣をテラス時確定耐え

・意地鉢巻水ラオスのアイススピナー確定耐え

・陽気炎オーガポンの棍棒+じゃれつく確定耐え

・陽気ガブリアスのスケショ4発確定耐え

・控えめアカツキガチグマのブラッドムーン+ハイパーボイス+しんくうはを97.17%耐え

 

構築の組みはじめとなった化け物。テラスを切らずとも対面性能が非常に高く、ウーラオスやハバタクカミにもマルチスケイルがあれば、テラスを切らずに立ち回れる点がとても偉かった。けたぐりはアカツキガチグマだけでなく、ノーマルや鋼テラスのカイリューに対してリーチが伸びるのがとてもよく、非常に重宝した。流星群はウーラオスとヘイラッシャ意識。

弱保はバレてしまうと一気に動かしづらくなるため、最終日まで極力隠しながら別の構築を使い続けていた。そのおかげもあってか結果的に弱保を読まれる場面は少なく、炎オーガポンの岩封や水ラオスの氷技を食らってたくさん返り討ちにした。

 

ハバタクカミ@ブーストエナジー

特性:古代活性

テラスタイプ:フェアリー
努力値:H164,B236,C76,D4,S28

実数値:151,X,105,165,156,174
性格:臆病(S↑A↓)
技構成:ムーンフォースシャドーボール、甘える、挑発

調整意図:

・陽気A-2パオのつらら×2+礫を94.78%耐え

・H4振りイーユイをムンフォ×2で95.3%

・意地水ラオスの水流連打確定耐え

・控えめハバカミのシャドボ確定耐え

・控えめアカツキガチグマのタイプ強化ブラッドムーン確定耐え

・控えめイーユイのオバヒ93.8%耐え

・ブーエナ発動時S+2準速イダイトウ抜き

 

汎用性の鬼。後発の積み展開に対するストップ性能が非常に高いかつ対面性能もあるのでとても扱いやすかった。特に挑発が偉く、相手の積み展開を阻止し、裏のパオジアンやオーガポンで処理する動きや、展開やギミック構築の初動を妨害できたりして搦め手のある構築相手への勝率は高かった。個人的に不安定要素のある電磁波より挑発の方が圧倒的に強いと思う派。テラスタイプはパオジアンや悪ウーラオスの悪技に耐性がつき、ムンフォの威力を上げられるフェアリーにした。SラインはHB電磁波ハバカミを意識。電磁波ハバカミの上から挑発を打つことでスムーズに処理することができた。

 

パオジアン@きあいのタスキ

特性:災いの剣

テラスタイプ:ゴースト
努力値:A252,B4,S252

実数値:155,189,101,X,85,187
性格:意地っ張り(A↑C↓)
技構成:つらら落とし、ふいうち、聖なる剣、サイコファング

調整意図:

・ASぶっぱ

・水ラオスの水流連打意識で端数B

 

最凶の犬。今までルカリオが襷を持っていた影響で襷パオを使ったことがなかったが、こんなにも強いとは思っていなかった。特にサイコファングは壁展開やハバカミカイリューがきつい毒テラスポケモンを自然と対策できる点が良く、構築にあっていた。テラスタイプは格闘打点やカイリューの神速を透かせるゴースト一択。性格はリーチを最大限に伸ばすため意地にした。ルカリオと同居してるからか、パオジアンの襷を切ってくるプレイヤーもおり、そういった相手には簡単に試合を拾うことができた。

 

炎オーガポン@かまどのめん

特性:かたやぶり

テラスタイプ:炎
努力値:H188A76,B180,D12,S52

実数値:179,165,127,X,118,137
性格:意地っ張り(A↑C↓)
技構成:ツタ棍棒ウッドホーン、岩石封じ、剣舞

調整意図:

・意地パングロ水ラオスの水テラ水流連打を96.68%耐え

・陽気パオのつらら+ふいうちを80.86%耐え

・意地カイリューの飛行テラバ+しんそくをテラス時確定耐え

・控えめ特攻実数値198メガネハバカミのジェムを93.8%耐え

・臆病ツツミのフリドラ+ドロポンを96.49%耐え

・準速サーフゴー抜き

・S-1最速テツノツツミ抜き

 

タイプが優秀すぎる補完枠。パオカミとの相性が良く、3匹目の非テラスの対面駒としてとても扱いやすかった。ハッサムやヘイラッシャ入りだけでなく、基本選出で通すことの難しいディンルー入りの構築にも選出し、剣舞でディンルー展開に圧をかけていた。岩石封じはカイリューやイーユイ、炎オーガポンミラーを意識して採用した。また、ブエナハバカミに対して岩封を打って裏のポケモンが上からハバカミを倒す動きで相手のブエナハバカミ展開を拒否することができた点もよかった。

 

アカツキガチグマ@ゴツゴツメット

特性:心眼
テラスタイプ:毒
努力値:H116,B236,C4,D116,S36

実数値:203,X,187,156,100,77 
性格:図太い(B↑A↓)
技構成:ブラッドムーン、だいちのちから、ボディプレス、しんくうは

調整意図:

・意地パングロ水ラオスの水流連打確定耐え

・陽気パオのつらら+礫94.15%耐え

・C4振りハバカミのムンフォ確定2耐え

・ブラッドムーン+しんくうはで無振りラオス確定

・ボディプレの火力意識でできるだけ防御に

 

↓こちらの記事を参考にしました!

note.com

ガチすぎるクマ。ボディプレを採用することで受けループの特殊受けとして採用されるラッキーとハピナスを崩すことができる。また、ゴツメを持たせることで対物理ポケモンへの対面性能がぐっとあがり、パオラオスetcといったスタンダードな構築相手にも選出できるようになる点が優秀。カイリューの神速でゴツメを触れさせてマルスケをはがす動きは何度か決まり、ゲームを楽にすることができた。テラスはハバカミのムンフォや構築単位で重い毒びしを意識して毒。基本的に選出機会はそれほど多くないが、サイクルでのびし展開や受け、弱保カイリューがバレた後の再戦などで選出することがあり活躍してくれた。

選出

・基本選出

()

対BIG6系統やスタンダードな対面構築に対しての選出であり、この選出パターンが一番多い。パオカミカイリューのいずれかが通りが悪いと感じたら炎オーガポンを代わりに出す。スタンパ+キョジの並びもこれである程度何とかなる。基本は初手カイリューだが、弱保発動しての対面突破が期待できない場合はカイリューを裏から投げることもある

 

・コノヨ展開

or 

初手ハバカミを合わせてステロ展開を阻止する。挑発→ムンフォでコノヨを削ってからパオジアンでコノヨを処理。襷やマルスケを活かしながら対面的に戦う

 

・フロル or オオニューラ入りや毒菱絡み

or

対面的な並びならカイリュー、サイクルを回せそうな構築ならガチグマを選出する。

 

・ディンカイサフゴ

@1

ディンルーに対して剣舞オーガポンで荒らしていく。@1は一番刺さってそうなポケモンを投げる

 

・ランドラオスハバカミ等の攻めサイクル

or

初手は相手の並びに応じて臨機応変に。HDランドを削ってハバカミを通すか水ラオスを削ってパオジアンを通すか剣舞して貫くか考えながら立ち回る

 

・アマガやママンボウのクッション+パオカミ等の高火力アタッカー、水オーガポン入りサイクルの並び

or

炎オーガポンで雑に荒らしてから剣舞ルカリオで破壊。基本はラストパオジアンだが、水オーガポン絡みはハバカミの甘えるで起点を作る

 

・受けル

@1

ガチグマで攻撃してるだけで負けることはほぼない

 

思い出したら追記するかもです

 

 

 

きつかったポケモン

:HDオボンステロ型がきつい。明確な出し勝ちとなるポケモンがパオしかいないかつ、同居しがちな水ラオスを受けれるポケモンがいないことから、かなり苦しい。HDランドにステロ展開で荒らされてから負ける試合は何度かあった。

:うまいキョジオーン使いは対策をプレイングで凌駕してくるため、厳しい。一桁チャレでめちゃくちゃうまいキョジ使い相手に勝ち切れずレートを伸ばせなかったので今後の課題となる部分でもある。

 

結果

↑最終更新時。90勝38敗

 

TN 臙脂と青 最終24位

TNせっきー 最終174位

TN波導の勇者 最終4桁

 

終わりに

S5で結果を残して以降中々勝ち切ることができず、苦しいシーズンが続いていたので結果を残すことができてひとまずほっとしています。

また良い結果が残せるようこれからも自分のペースで頑張っていきたいですね。次の目標は最終1桁ですが、まだまだ道のりが遠そうなので、地に足つけてまた一から頑張ろうと思います

ここまで読んでいただきありがとうございました!

何か質問やコメントなどがあれば@pkmn_YS1224まで!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

special thanks

・いつも通話したり遊んだりしてくれるSEKI君、TDさん、すたらさん、ハンマーさん

・最終日前日に突然声をかけたにもかかわらず快く構築相談に応じてくださったるーさん

・今期ともに競い合ったcygnus君、ありげいつさん

・鯖やtwitterで応援してくださった人たち

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

TN臙脂と青の由来

応援しているサッカークラブ(FCバルセロナ)のクラブカラー

 

 

 

 

【S8最終240位、レート2020】パオガブミミ 【ポケモンSV】

 

こんにちは、せっきーです

SVシーズン8お疲れさまでした。

今期は勝ち切ることができませんでしたが個人的に好きな並びを作ることができたので記録に残しておこうかと思います。

最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 

目次

コンセプト・構築経緯

ポケモン紹介

ルカリオ
ガブリアス
パオジアン
霊獣ボルトロス
ヒスイウインディ
ミミッキュ

選出

結果・終わりに

コンセプト

・対面で殴り勝つ

・解禁された準伝とヒスイポケモンを使う

・最低限のタイプ受けサイクルを可能にする

構築経緯

環境に多いディンカイサフゴパオカミラオスの並びに対して水ラオス以外に対面有利で仕事ができる珠呪い痛み分けミミッキュを採用。
ミミッキュがきつい水ラオスに対して水流連打に後投げして鮫肌で削りながら上から殴れる点と、フェアリー半減の毒、鋼テラスに対応できる点を評価してスカーフガブリアスを採用。

ミミッキュを初手置きする関係上裏からくるハバカミ、パオジアン、ディンルーがきつかったため、それらのポケモンに対して対応できるかつ技範囲の取れるチョッキ電気テラパオジアンを3匹目に採用。

ここまでフェアリーの一貫が気になったのと、受け崩し性能のあるポケモンがいなかったので、受け崩しと対面性能を両立しながらフェアリーの一貫を切れるポケモンを探したら鉢巻ヒスイウインディが条件を満たしていたため、4匹目に採用

高火力アタッカー+物理受け+特殊受け(パオジアン+ヘイラッシャ+ヒスイヌメルゴン)のような並びに対してミミッキュ+襷持ちの物理アタッカーの役割集中で崩せばイージーウィンが狙えると思ったので高火力アタッカーとして採用されることの多いパオジアン、ハバタクカミ、テツノツツミに対面勝てる相棒枠襷ルカリオを採用。

ここまでで地面の一貫が気になったのと、水ラオス+カバ or ディンルーの並びがきつかったのでそれらに強く動ける挑発巧み霊獣ボルトロスを最後に採用して構築が完成した。

ポケモン紹介

ルカリオ@きあいのタスキ

特性:精神力
テラスタイプ:ノーマル
努力値:A252,D4,S252

実数値:145,178,90,X,91,142(左からHP,攻撃,防御,特攻,特防,素早さ)
性格:意地っ張り(A↑C↓)

技構成:インファイトバレットパンチ、神速、冷凍パンチ

調整意図:

・ASぶっぱ

・ステロ+ブーエナツツミのドロポンの乱数意識で端数D

 

いつもの相棒枠。技構成はメインウェポンのインファイト、ハバカミとミミッキュに打つバレット、襷パオジアンに対面勝つために必要な神速は確定。ラスト1枠はカイリューランドロスガブリアスに強く出れる冷パンにした。水ラオスが来たことでレギュCに比べてかなり苦しくなった。それでも補完枠として最低限の役割は果たせるので投げれそうな構築には積極的に選出した。

 

ガブリアス@こだわりスカーフ

特性:鮫肌
テラスタイプ:鋼

努力値:H12,A220,B100,D4,S172

実数値:185,178,128,X,106,158

性格:陽気(S↑C↓)
技構成:逆鱗、地震アイアンヘッド、寝言

調整意図:

・意地パングロ水ラオスの+1水流連打94%耐え

・意地鉢巻ラオスのインファ93.8%耐え

・臆病ハバカミのシャドボ×2を91%耐え

・最速ランド抜き

 

ラオス絡みに強く出れるガブリアス。最速ランドを抜くことでランド+水ラオスの並びに対して対応できた。スカーフがあるおかげでガブ後投げ→水ラオスのとんぼがえりに対してもあらがうことができる。また、礫のないパオやS上昇してないハバカミに対して上からスイープできる点もよかった。テラスはパオ、ハバカミ、ミミッキュに強く出れる鋼を選択した。

パオジアン@とつげきチョッキ

特性:災いの剣

テラスタイプ:電気
努力値:H124,A156,B76,D12,S140

実数値:171,176,110,X,87,173
性格:意地っ張り(A↑C↓)
技構成:つらら落とし、ふいうち、テラバースト、聖なる剣

調整意図:

・無振り水ラオスをテラバで確定一発

・意地ディンルーの妖テラバを93.7%耐え

・陽気パオのつらら×2をテラス時81.3%耐え

・意地パオの等倍テラバ+つららテラス時確定耐え

・控えめイーユイの炎テラ放射テラス時確定耐え

・最速105族抜き

 

S5から気に入って使い続けているチョッキパオジアン。チョッキを持たせることで最低限のタイプ受けサイクルができる。初手パオジアンミラーであまりにもつらら落としを押されたため、Bに努力値を割いてあらがえるようにした。ついでではあるが、初手ディンルーに対しても安定した立ち回りをできるようになった点もよかった。対面性能は高いが、テラス前提の性能をしているので裏にパオジアンを置いているときは極力テラスを温存するようにしていた。

霊獣ボルトロス@オボンのみ

特性:蓄電

テラスタイプ:鋼
努力値:H92,B84,C102,D4,S228

実数値:166,X,101,178,101,165
性格:臆病(S↑A↓)
技構成:10万ボルト、気合玉、挑発、悪巧み

調整意図:

・意地水テララオスの水流連打をオボン込み確定耐え

・意地カイリューの+1ノマテラ神速確定耐え

・臆病ツツミのフリドラ確定耐え

・最速ラオス抜き+1

 

地面の一貫切り&受けにも強い補完枠。挑発+悪巧みでドヒドディンルーなどの受けサイクルや受けループにも強く出れる点が偉かった。また、こだわり一点読みをしてくる相手もいたのでイージーウィンをすることができる試合もあった。テラスはパオやハバカミと対面した際あらがえる鋼。持ち物は場持ちがよくなるオボンのみを採用した。

ヒスイウインディ@こだわりハチマキ

特性:いしあたま

テラスタイプ:草
努力値:H36,A236,B132,D4,S100

実数値:175,181,117,X,101,123
性格:意地っ張り(A↑C↓)
技構成:フレアドライブもろはのずつき、テラバースト、神速

調整意図:

・H252マルスカイリューもろはのずつきで確定一発

・HBヘイラッシャにもろはのずつき×2で96%落とせる

・意地パオジアンの聖剣確定耐え

・準速ガッサ抜き

 

受けだしを許さない化け物。ヘイラッシャですら乱数2発で押せるので低速サイクルに対してかなり強く出れた。火力は申し分ないが、もろはの命中不安が付きまとうため、外して勝ちを拾えない試合も多かった。テラスは水ラオスを対面から切り返せたり地面技を半減できる草にした。ハバカミやミミッキュのフェアリー技に後投げ→フレドラを打つ動きは強かった。

調整はS8序盤にるーさんが使ってたものを参考にさせていただきました!

ミミッキュ@いのちのたま

特性:化けの皮
テラスタイプ:フェアリー 
努力値:H36,A236,B180,D4,S52

実数値:135,154,123,X,126,123 
性格:意地っ張り(A↑C↓)
技構成:かげうち、じゃれつく、呪い、痛み分け

調整意図:

・意地鉢巻水ラオスの水流連打確定耐え

・陽気鉢巻水ラオスの水流連打+珠ダメ×1を39.85%耐え

・皮ダメ+意地パオジアンのつらら確定耐え

・皮ダメ+珠ダメ+陽気パオジアンのつらら93.7%耐え

・皮ダメ+珠ダメ+陽気霊ランドロス地震87.5%耐え

・皮ダメ+珠ダメ+臆病ツツミのドロポン確定耐え

・準速ガッサ抜き

 

S5で使ったミミッキュの調整からSを削ってBに回した。多くのポケモンに対して行動保証があるため初手置きとしてとても安定した。呪い痛み分けのおかげで対面駒+クッションの並びに対して選出択にならない。水ラオス、霊ランドの登場やハッサムの台頭でレギュCより動かしづらくはなったが、それでも十分すぎるほどの強さはあった。

今回もこちらの調整を参考にさせていただきました!↓

mikankitsu.hatenablog.com



選出

基本選出(対スタンパ、ラオス絡みのサイクル)

対面+クッション(ミミッキュで崩せる時)

@1

対面+クッション(バレル、アマガ入りなどミミッキュで崩せない時)

@1

ディンルー+水ラオス(パオカミ非同居時)

@1

その他臨機応変

結果

 

終わりに

S8はS5以上に時間をかけて取り組みましたが、勝ち切ることができませんでした。好きなポケモンで勝ち切りたいという気持ちが強すぎたあまり、環境トップのポケモンにあまり触れてこなかった点が良くなかったです。

来期以降は自分が使えるポケモンの幅を広げられるようにしていきたいと思います

ここまで読んでいただきありがとうございました!

何か質問やコメントなどがあれば@pkmn_YS1224まで!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

ネタ切れしました。1800戦以上やってたの冷静に考えたらおかしかったです。

 

【S5最終13位、レート2163】勇往邁進ルカリオスタン【ポケモンSV】

 

 

こんにちは、せっきーです

SVシーズン5お疲れさまでした。

今期目標にしていた最終2桁&2100↑を達成することができたので記事にしてまとめたいと思います。

最後まで読んでいただけると嬉しいです!!

↑個人的見た目100点。レンタルあります!

 

目次

コンセプト・構築経緯

ポケモン紹介

ルカリオ
ガブリアス
パオジアン
ウォッシュロトム
テツノドクガ
ミミッキュ

選出・きついポケモン

結果・終わりに

コンセプト

対面で殴り勝つ

対面+最低限のタイプ受けサイクルで数的有利をとりながら詰め切る

カイリュー入りへの回答を複数用意し、選出が歪まないようにする

好きなポケモンを使って勝利を目指す

構築経緯

使用率トップのカイリューに安定して勝てなければレートを稼ぐことができないと思ったため、相手の型や持ち物に依存せず環境に存在するカイリューに全対応できる動きを探したところ、ミトムのこだわりトリック+剣舞ミミッキュカイリューのメインウェポンすべてを半減以下に抑えながら機能停止にし、切り返すことができることに気づき、ミトム+ミミッキュから構築を組み始めた。カイリューに対して後投げから対応できるようにするかつ対面性能を維持したかったので、ミトムはこだわりメガネを持たせ、ミミッキュは汎用性のあるいのちのたまを持たせた。テラスタイプはミトムはハバカミと対面したときに打ち勝てるかつ耐性が優秀でカイリューの神速や逆鱗、妖テラバを半減できる鋼。ミミッキュはじゃれつくの火力を上げるためのフェアリー。

ミトムとミミッキュはコンセプト上、裏から投げることを想定しているので、初手に置いてテラス込みで打ち合える範囲の広いポケモンを探した。そこで、炎テラガブリアスであれば環境に多い初手パオジアンやハバタクカミに対面勝てるかつ、コノヨ展開や終盤増えていたウルガモス入りにイージーウィンできると思ったので採用。環境的に地面の通りがよかったことやミトムとのタイプ受けサイクルが成立する点も自身の構築とマッチしていた。持ち物はヘイラッシャの受けだしを何度も許さないようにでき、甘えるハバカミを地震連打で貫くことができるこだわりハチマキを持たせた。3匹とも終盤の環境にとても刺さっているポケモンであったため、そのまま軸にして残りの3匹で補完を考えることにした。

 

上記の3匹だとテツノツツミやスカーフ持ちの高速アタッカーがきつかったので初手置き適性の高いチョッキ持ちのアタッカーの採用を検討したところ、パオジアンであれば、テツノツツミのフリドラに対して後投げができ、テラス込みで襷がなくても対特殊アタッカーへの対面性能を確保できると思ったため4枠目に採用。テラスタイプは技範囲を最大限広げられ、鋼を半減できるかつ電磁波を無効化できる電気テラス。

 

ここまでで、フェアリーの一貫が気になったのと、スカーフイーユイやキノガッサがきつかったのでフェアリーの一貫を切ることができ、ガッサ+イーユイ入りの対面構築に投げれるポケモンを探した。そこで、スカーフイーユイに対面確実に勝てるかつ炎の舞やアシッドボムで対面的な動きから崩しも行えるS上昇ブーストエナジー持ちのテツノドクガが当てはまると思ったので5枠目に採用。テラスタイプはガッサやバレルの胞子の一貫を切れるかつサブウェポンの火力を上げられる草テラス。

 

この5匹だと相手のパオジアンに対して、テラスを切らずに対面的に戦えるポケモンミミッキュしかいなかったため、テラスを切らずにパオジアンを確実に対面処理できるポケモンが欲しかった。そこで、対パオジアンにおいてつらら怯みで対面負ける事故が起こらず、インファ神速で確実に対面勝つことができる相棒枠の襷ルカリオを採用。テラスタイプはハバカミをバレパンで一撃で落とせるよう鋼テラスとし構築が完成した。

 

シーズン序盤からこの並びを使い続け、環境の変化に合わせて微調整しながら構築の練度を極めた(終盤少しだけ血迷ってカバツキ使ってた)。

 

 

ポケモン紹介

 

ルカリオ@きあいのタスキ


特性:精神力
テラスタイプ:鋼
努力値:A252,D4,S252

実数値:145,178,90,X,91,142(左からHP,攻撃,防御,特攻,特防,素早さ)
性格:意地っ張り(A↑C↓)

技構成:インファイトバレットパンチ、神速、地震

調整意図:

・ASぶっぱ

・ステロ+ブーエナツツミのドロポンの乱数意識で端数D

 

いつもの相棒枠。技構成はメインウェポンのインファイトとパオジアンに勝てるようにするために神速は確定。ハバタクカミや対ゴーストタイプを意識してバレパン、構築単位で重めなドクガやドオー、スタンパに入ってくるサーフゴーへの打点として地震を採用した。4災が追加されたことで過去一ルカリオを通しやすい環境になり選出できる試合も増えた。とはいえ決してスペックが高いポケモンではないので選出できる構築であるかどうかは慎重に判断していた。連敗を止める立役者になったり5位から潜ったサブロムの1位チャレで活躍したりしてなんだかんだ今期も頑張ってくれた。ルカリオと一緒に最終日2ROM瞬間1位2位、最終13位を達成できて本当にうれしかった!!この環境のルカリオはガチ。

選出率6位

 

ガブリアス@こだわりハチマキ

 

特性:鮫肌
テラスタイプ:炎

努力値:A252,B4,S252

実数値:183,182,116,X,105,169

性格:陽気(S↑C↓)
技構成:逆鱗、地震、テラバースト、アイアンヘッド

調整意図:

・ASぶっぱ

・パオ意識で端数B

 

今期の圧倒的MVP枠。炎テラスを採用することで対面性能と崩し性能の両立ができ、とても選出しやすかった。環境に地面技の通りがとてもよく、カイリュー入り構築もミトムとミミッキュでケアできており、相手カイリューにテラスを切らすことができれば鉢巻地震の一貫を作ることができるため裏にカイリューがいる可能性があっても積極的に地震を押していた。環境に一定数存在した電磁波持ちカイリューやサーフゴーへの回答にもなっており、まひに苦しむことはほとんどなかった。また、テラスを切れば鬼火もカットすることもでき、一方的にアドをとって勝ち切る試合も多かった。

選出率3位

 

パオジアン@とつげきチョッキ

 

特性:災いの剣

テラスタイプ:電気
努力値:H28,A236,B108,D4,S132

実数値:159,187,114,X,86,172
性格:意地っ張り(A↑C↓)
技構成:つらら落とし、ふいうち、テラバースト、聖なる剣

調整意図:

・無補正無振りディンルーの地震×2確定耐え

・意地ディンルーの妖テラバ75.0%耐え

・意地嘴カイリューの飛行テラバ~96.8%

・無補正4振りハバカミのムンフォ確定耐え(耐久振りブーエナハバカミを意識)

臆病ツツミのメガネドロポン~94.9%

・臆病イーユイの炎テラ放射を電気テラで確定耐え(特化は62.5%耐え)

・準速トドロクツキ抜き

・あまりA(11n)

 

4災の中で一番見た目が好きなポケモン。かっこよすぎる。技構成は一致打点かつ非接触のつらら落とし、スイープ性能の高いふいうち、範囲を広げるテラバ、イーユイなどの悪タイプに打つ聖剣で完結している。チョッキパオジアンが読まれることはほとんどなく、非常に通りが良かった。特にツツミとの対面で活きることが多く、ブーエナツツミのドロポンが最大でも6割程度しか入らないため、相手との認識のずれからイージーウィンを量産していた。終盤にウルガモスやHBミトムが増えたことで選出率はそこまで高くなかったが、選出した試合の勝率は高かった。

選出率4位

 

ウォッシュロトム@こだわりメガネ


特性:ふゆう

テラスタイプ:鋼
努力値:H252,B36,C196,D20,S4

実数値:157,X,132,165,130,107
性格:控えめ(C↑A↓)
技構成:ボルトチェンジハイドロポンプ、テラバースト、トリック

調整意図:

・意地パオジアンの鉢巻かみ砕く確定耐え

ステロ+意地カイリューの+1ノマテラ神速確定耐え

・臆病イーユイのメガネ悪波確定耐え

・鋼テラバーストでH116,D4振りハバカミ93.7%で落とせる

・あまりミラー意識のS

 

今期あまりにも刺さりすぎていた洗濯機。上位帯ではスカーフやゴツメが多かったことからメガネを考慮されることが少なく、とても通りが良かった。特に鋼テラバーストはハバカミや妖テラポケモンへの打点になったり、居座りながら打てる命中安定技としてとても重宝した。カイリューが裏から出てくる可能性があるときはHP管理を徹底し、カイリューをケアする必要がない場合は荒らし要因として雑に扱った。ドロポン外しはどうしてもケアできないため、できるだけドロポンを打たなくて済むような対戦にすることを常に心がけていた。メガネミトムだけで対ディンルー入りへの崩しを2通り用意できるため、ディンルー入りのスタンパ相手には高い勝率を出すことができた。

選出率2位

 

テツノドクガ@ブーストエナジー

Eisenfalter

特性:クォークチャージ 
テラスタイプ:草
努力値:H76,B148,C76,D4,S204

実数値:165,X,99,170,131,171

性格:臆病(S↑A↓)

技構成:炎の舞、ヘドロウェーブ、アシッドボム、エナジーボール

調整意図:

・意地カイリューのノマテラ鉢巻神速93.7%耐え

・H4振りカイリューに呪いダメ×2+ヘドウェで乱数53.5%

・アシッドボム+ヘドウェでH228,D4振りイーユイを99%で落とせる

アシッドボム+ヘドウェでH4振りカイリュー確定一発(H244,D4振りカイリューも乱数64%で落とせる)

・最速ガブ抜き+1(特攻の数値+1)

 

パラドックスポケモンの中で一番好きなポケモン。フェアリー技を1/4に抑えることができるかつ炎毒草の広い技範囲がとても優秀。有利対面を作った後、相手のカイリューや半端な受けポケの後投げを許さないためにアシッドボムを採用したが、S上昇ドクガだと不足しがちな火力をアシッドボムで補うことができ、とても相性が良かった。実際、テツノドクガに対して後投げしてくるカイリューを無限回カモってた。また、C上昇とDダウンの2通りの崩し方があるので天然入りや蝶舞ガモスを破壊できる点もよかった。チョッキディンルーやサイコショック持ちのハバカミが増えたことでシーズン終盤の選出率は控えめであったが、構築としての補完の役割を完璧に果たしてくれた。

選出率5位

 

ミミッキュ@いのちのたま

特性:化けの皮
テラスタイプ:フェアリー 
努力値:H36,A236,B100,D4,S132

実数値:135,154,113,X,126,133 
性格:意地っ張り(A↑C↓)
技構成:かげうち、じゃれつく、剣舞、呪い

調整意図:

皮ダメ+珠ダメ+特化パオジアンのふいうち確定耐え

皮ダメ+陽気パオジアンのつらら落とし確定耐え(特化は62.5%耐え)

・意地珠ミミッキュの皮ダメ+珠ダメ+かげうち確定耐え

・陽気珠ミミッキュの皮ダメ+珠ダメ×2+かげうちを93.8%耐え

・皮ダメ+臆病イーユイの放射93.8%耐え

皮ダメ+珠ダメ+臆病ツツミのドロポン確定耐え

・準速カイリュー抜き

・あまりA(11n)

・皮ダメ最小効率

 

対面構築を使うにおいて外すことのできない最強ポケモン。高い対面性能を持ちながら、剣舞での崩しや呪いでの積み展開のストッパーなど幅広い活躍ができた。対パオジアンを想定したときにつらら怯みで無償突破される展開があまりにもディスアドバンテージだったため、一度ひるんでも襷パオジアン相手に確実に行動できるよう耐久に努力値を割いた。結果的に対パオだけでなくツツミやイーユイにも高確率で相打ち以上をとることができるようになったので大正解だった。選出率9割の構築の要。なんやかんやのミミッキュ本当に最強。

選出率1位

 

 

選出

基本選出その1

困ったらこの選出。ガブに初手テラスを切ってもミトムミミとのタイプ補完を維持できているため、テラス切った後も柔軟な立ち回りができる。プレイング次第で拾える範囲が一番広い選出であり、毎ターンの技選択に魂込めてた。

明らかなステロ展開の構築相手にもこの選出をしていた。

最終日はこの選出をした時が一番勝率が高かった。

 

基本選出その2

or

ガブミトムでの崩しやタイプ受けサイクルが難しいと感じた時、ステロ撒きがおらず対面的に打ち合えそうなときの基本選出。初手パオジアンで対面的に打ち合いミミドクガ(ルカリオ)でスイープするのでかなり対面的な動きになる。

この選出パターンも多く、一定の勝率を維持できた。

 

その他色々な選出パターンがあったが、初手置きはから選ぶようにしていた。

 

選出する際に気を付けたこと

テラスを切った後に弱点が被る選出は極力避け、した場合はテラスを切るタイミングを慎重に見極める(例:ガブミミドクガの選出で初手ハバカミと対面したとき、普通ならテラスを切って数的有利をとりに行く。しかし、テラスを切ると地面の一貫がすさまじくなるので裏に地面タイプのアタッカーがいる可能性がある場合は、一度ドクガに引いてプランを立て直すなど)

パオジアンとガブリアスの同時選出を極力避ける(どちらもテラスタル前提で行動保証のあるポケモンなのでどちらか一方が腐ることが多い。どちらも絶対に腐ることがない場合のみ同時選出可能)

この二つだけは徹底していた。

 

きつかったポケモン

:あまりにきつすぎる。特にプレイヤーレベルの高い相手だと崩しきれずどうにもならないことが多い。ガブの鉢巻炎テラで相手のテラスを誘発してからミトムを絡めたサイクルでごまかすのが限界。最終日当たった炎テラバみがわりチオンジェンは天才過ぎて歯が立たなかった。チオンジェン入りのサイクルへの回答を明確にできたら最終1桁を目指せたのかもしれない。

:特に鬼火持ちがきつい。物理アタッカーが軒並み機能停止になり、鬼火ケアで炎テラを切ってもドロポンが抜群になるので相手するのが本当に難しかった。ルカリオ+パオorミミの役割集中で無理やり倒すか、ガブミトムのサイクルで頑張って削るしかなかった。

:胞子の一貫があるためドクガの選出を強要される。ミトムのボルチェン+ガブのテラバでも処理はできるが、初手投げしてくるHBバレルはお手上げ。最終日一度も当たらず助かった。

:ミトムとミミッキュが完全に止まり、ドクガもテラスを切らないと対面負ける。しかもパオジアンとガブリアスの同時選出はしないため、ルカリオ+ガブorパオ@1の選出をするか、ある程度割り切って基本選出でどうにかするしかない。

 

 

結果

TN せっきー 最終13位

TN 波導の勇者 最終85位

TN ブラウグラナ 最終93位

 

↓最終日朝5時時点

 

終わりに

今期は本気で勝ち切りたかったため、他の趣味の時間を削ってまでポケモンと向き合い続けました。

一戦一戦を大事にしてなぜ負けたのか、原因はプレミなのか、選出ミスなのか、構築の欠陥なのか、運負けなのかを自分の中で分析と改善策の捻出を徹底していました。目標は最終2桁&2100でしたが、まさかここまで勝てるとは思ってなかったのでとてもうれしかったです。

上位勢の方がいつも仰っている言語化の大切さを改めて理解することができたと同時に、最上位勢との差も身をもって体感しました。とはいえ、SVのシーズン1で最終6427位だったことを考えると自身の成長を感じることができたので本当に良かったです。

このまま一発屋で終わることのないように慢心せず、新たな目標に向かってまた一からポケモンを頑張りたいと思います

ここまで読んでいただきありがとうございました!

何か質問やコメントなどがあれば@pkmn_YS1224まで!

 

special thanks

・最終日最後まで一緒に戦ってくれたSEKI君、TDさん、スターライトさん

・最後まで応援し続けてくれたインペルダウン組のみんな

・今期一緒に環境考察してランクマに取り組んだところてん鯖のぶるーさん、vanさん、Cygnusさん、破滅さん

Twitterで応援してくださった皆様。TLでの応援コメントほんとに励みになりました。

 

 

 

 

 

おまけ

今期ポケモンを頑張るために使ったバトメモというアプリ。対戦の記録やデータを可視化できるので、おすすめです。

↑〜4/27はvs3桁後半以上、4/28〜はvs3桁前半以上の対戦メモを記録してた。

↓こんな感じでメモして選出率とか勝率を見たりして構築の改善を繰り返してた。

 

4/28~カイリューが選出された時の勝率↓

 

 

 

【S3最終171位、レート2116】波導の神ルカリオ【ポケモンSV】

こんにちは、せっきーです

SVシーズン3お疲れさまでした。

今期目標としていたレート2100を達成したので記事としてまとめたいと思います。

読んでいただけると嬉しいです!!

 

並びかっこよすぎて神

 

目次

構築経緯

ポケモン紹介

選出・きついポケモン

結果・終わりに

構築経緯

前期使っていたトリル呪い珠ミミッキュ+セグレイブが対面としての打ち合い性能が高いかつギミック構築に強く出ることができ、使いやすかったので今期も続投。セグレイブを環境トップのハバタクカミやカイリューなどのドラゴン勢にテラスタルの打ち合いで勝てるようにするために鋼テラスに変更し、特殊方面に強く出れるようとつげきチョッキを持たせた。

環境に多くいたセグカミラッシャなどのスタンパやイルカ絡みのサイクル、キョジオーンやラウドボーン入りに強く出れるポケモンが欲しかったので、使い慣れている水ロトムを3匹目に採用。持ち物はサイクル化で大きな負荷をかけれたり、ハバタクカミと対面した際に一撃で倒せたりするメガネを持たせ、テラスタイプはセグレイブ、カイリューに強く出れる鋼とした。

この三匹だとジバコラッシャやミミガッサといった並びがきつかった。また、セグレイブのテラスを鋼にした影響でマスカーニャとテツノブジンが重くなったのでそれらに対しても強めかつ、セグレイブと攻めの補完が取れている草テラステツノドクガを採用した。技の打ち分けと瞬間火力を出したかったのでブーストエナジーを持たせた。

 

この4匹が軸となったため、残り2匹で補完の役割を担うことになった。

 

ここまでで、電気の一貫や対受けループ、アマガやキョジドオーのサイクルに対する回答が乏しいと感じた。そこでこれらの問題点をまとめて解決できる剣舞炎テラスガブリアスを採用。キョジオーン意識でみがわりを採用することになったため、ラムではなく、崩し性能をさらに上げるメトロノームを採用した。

相棒枠。この5匹だとブラッキーカイリューの並びやセグレイブ+HBミトム、殴り合いに強い対面構築がきつかった。そこで悪技に対して後投げから上記の並びの崩しを行えるかつ、VS対面構築に選出できる襷正義の心ルカリオを採用。ハバタクカミやミミッキュへの詰めを意識し鋼テラス。構築が完成した。

構築コンセプト

・対面で殴り勝つ。

・最低限のタイプ受けサイクルで数的有利を維持しながら逃げ切る

 

ポケモン紹介

ルカリオ@きあいのタスキ  
特性:正義の心
テラスタイプ:鋼
努力値:A252,D4,S252

実数値:145,162,90,X,91,156(左からHP,攻撃,防御,特攻,特防,素早さ)
性格:陽気(S↑C↓)
技構成:インファイトバレットパンチ、冷凍パンチ、剣の舞

調整意図:

・ASぶっぱ

・最速セグレイブ、準速ミミッキュ意識の最速

 

いつもの相棒枠。パラドックスポケモンが追加された今シーズンは前シーズンよりも通りがよくなると思っていたが、天然勢(特にヘイラッシャ)が減ることがなかったため、今期も使い方に苦労した。セグレイブを使っていてブラッキーや水ロトムイカサマがきつく、どうにかできないものかと考えた時、ルカリオの特性を正義の心にすればイカサマに対して後投げしてから裏ごと貫けることに気づいた。現環境は威嚇持ちが少なく、怯みでワンチャンつかまれることもなかったので特性の変更は正解だった。技構成はメインウェポンのインファイト、ハバタクカミやセグレイブ、ミミッキュへの打点となるバレパン、ブラッキーと組まれることが多いカイリューを破壊できる冷パン、能動的にAを上昇させ、崩しを行えるよう剣舞を採用した。選出する場面は少なかったが、21チャレの試合で勝利に貢献したり、連敗を止めるきっかけを作ってくれたりして重要な場面で勝利に貢献してくれるまさに'相棒'だった。

 

ガブリアス@メトロノーム  
特性:鮫肌
テラスタイプ:炎

努力値:A252,B4,S252

実数値:183,182,116,X,105,169

性格:陽気(S↑C↓)
技構成:地震、テラバースト、剣舞、みがわり

調整意図:

・ASぶっぱ

・ミラー、ミミッキュ、サザンを意識して最速

 

前期と同様終盤になるにつれて信頼度が上昇していった。みがわりがとても有用でしおづけや鬼火、あくびなどをシャットアウトできたりふいうち択に負けることがなくなるなど非常に使い勝手が良かった。その代償にドラゴン技を失うこととなったが、崩し要因として採用しているため、そこまで困ることがなかった。単体だけでは鉄壁キョジオーンやクレベースの崩しは難しいため、ミミッキュの呪いやロトムのトリックと組み合わせて対処していた。また、メトロノームは相手視点から見えない崩しの手段となるため、技を連打してるだけで拾える試合もあった。主にロトムミミッキュと組み合わせて選出することが多く、対面操作でガブの起点を作り崩していく。

 

セグレイブ @ とつげきチョッキ
特性:熱交換

テラスタイプ:鋼
努力値:H196,A252,B12,D44,S4

実数値:215,216,114,X,112,108
性格:意地っ張り(A↑C↓)
技構成:つららばり地震アイアンヘッド、氷の礫

調整意図:

・特化珠ミミッキュのじゃれつく93.8%耐え

・鋼テラ時陽気ガブのじしん93.8%耐え

・臆病ハバタクカミのメガネムーンフォース確定耐え(控えめ50.0%耐え)

・トリル化の運用を意識しSは4振りのみ

 

今期の軸となったポケモンパラドックス環境になったことにより前シーズンよりもさらに使いやすくなり、仮想敵も増えた。当初は地面テラで運用していたが、読まれることが多かったのと、ハバタクカミやカイリューに押し切られることが多かったため、思い切って鋼に変更したら予想以上に刺さった。ハバカミやカイリュー、ドラパミミetcのポケモンらと安心して打ち合うことができ、今回の構築の中で一番信頼していた。きょけんとつげきがなくて困ったこともあったが、アイへを採用したおかげで拾えた試合も多かったので3つ目の技だけは諸説かもしれない。相手の構築にセグレイブ受けがいない場合は積極的に初手置きし、ヘイラッシャなどの受けゴマがいる場合はミミッキュなどで荒らし、裏から通すことが多かった。

 

ウォッシュロトム @こだわりメガネ  
特性:ふゆう

テラスタイプ:鋼
努力値:H252,B20,C116,D116,S4

実数値:157,X,130,154,142,107
性格:控えめ(C↑A↓)
技構成:ボルトチェンジハイドロポンプ、テラバースト、トリック

調整意図:

マリルリの鉢巻じゃれ確定耐え

・H4振りハバタクカミを鋼テラバで確定一発

・控えめハバタクカミのCブーストテラムンフォ87.5%耐え(あまりD)

 

ルカリオとの補完が優れているため毎度お世話になっている洗濯機。セグカミラッシャに強い点やヘイラッシャの地割れが通らない点が優秀。対面性能もサイクル性能もあるため、多くの構築に対して選出していける。初手置きしてきたセグレイブやハバタクカミを鋼テラバーストで何度も倒してくれた。また、ミトムとミミッキュカイリューのメインウェポンをすべて半減以下に抑えることができるため、ミトムミミッキュの並びで終盤増えたカイリューほぼすべてに対応できた。基本的にクッションや雑な削り役として扱うことが多かったが、通りが良いときはエースとして選出することもあった。極端な対面構築相手だと腐ることがあるのでその場合はルカリオやテツノドクガを代わりに選出していた。

 

Eisenfalter

テツノドクガ@ブーストエナジー
特性:クォークチャージ 
テラスタイプ:草
努力値:H124,B156,C44,D4,S180

実数値:171,81,100,182,131,153

性格:控えめ

技構成:ほのおのまい、エナジーボールマジカルシャインニトロチャージ

調整意図:

・陽気ミミッキュのシャドークローを96.4%で2耐え

・意地マスカーニャの変幻自在ふいうちを2耐え

・控えめハバタクカミのシャドーボールを確定2耐え

・H252D112振りカバルドン(控えめメガネゴールドラッシュ最高乱数切り耐え)を草テラエナジーボールで確定1発

・最速イダイナキバ抜き etc

 

こちらのうわっきーさんの調整を参考にさせていただきました!(記載許可済み)

note.com

前期と比べて唯一の新採用ポケモン。耐久に振ることで対面性能が格段に上昇し、とても扱いやすかった。ニトロチャージを採用することでドラパやハバタクカミといったポケモンに対しても上から攻撃することができ、全抜き性能が上がる。テラスタイプは草か水で悩んだが、ヘイラッシャと地面テラセグレイブに強く出たかったため草を選択した。エナジーボールを採用することで、テラスタルを切れば大体のカバルドンを確定一発で落とすことができ、刺さっていると感じた構築には積極的に初手に投げ、テラスタルを切っていた。個人的にウルガモスよりドクガの見た目の方が好き。マジカルシャインは警戒されることが少なく、サザンやトドロクツキをカモってイージーウィンすることもあった。


ミミッキュ @いのちのたま

特性:化けの皮
テラスタイプ:フェアリー 
努力値:H36,A236,B180,D4,S52

実数値:135,154,123,X,126,123 
性格:意地っ張り(A↑C↓)
技構成:かげうち、じゃれつく、呪い、トリックルーム

調整意図:

・皮+珠ダメ1回込みの特化珠ミミッキュのかげうち93.8%耐え

・準速ガッサ抜き

前期の調整をそのまま使ってます。

pkmn-ys1224.hatenablog.com

今期もMVP級の活躍をしたポケモン。構築の軸であり、ほとんどの試合で選出した。本来の対面性能を維持しつつ、トリックルーム、呪いを入れることで切り返しの役割も担うことができる。また、パトラやコノヨ、カイリューなどの積みポケモンが入った構築に対してもトリル呪いで一度流すことができる。基本的に刺さっている構築には初手置きで雑に削る役割を担ってもらうが、相手の裏に積みエースが控えていそうな場合は化けの皮を大切にしながら立ち回っていた。一見技範囲が狭くて使いづらいと思うかもしれないが呪いの汎用性で十分カバーできていた。テラスタルを切った状態で呪いを打つと効果が変わるので注意(忘れがち)

 

選出

*あくまで参考程度に。取り巻きのポケモンによって臨機応変に対応してました。

基本選出

から3匹

対セグカミラッシャ入りスタンパ

oror

対イルカマンサイクル

or(ドオーがいたらミトムの枠をテツノドクガ)

対パトラ入り対面or積み構築

or(コノヨ入りはセグレイブの枠をガブリアス)

対ミミガッサ入り対面

oror

対キョジオーン入りや受けループ

or

対セグレイブ+ミトムorブラッキー

oror

思い出し次第追記

 

きつかったポケモン

or+受けポケモンのサイクル

上からとんぼがえりで逃げられる+崩し要因のガブが上から縛られるので苦しかった。

入りサイクル

ガブもセグも通りが悪く、ミミも打点がないのでミトムで崩せないと負け。

入り

数は少ないけどほんとに無理。今期ソウブレイズ入りに全敗した。

結果

Image

 

TN せっきー 最終宇宙

TN波導の勇者 最終171位、レート2116.956

 

終わりに

今期はシーズン中盤あたりに2ROMとも溶かしてしまい撤退宣言をしていました。しかし、多くの方から「まだ舞える!」、「諦めるには早い」との応援をいただいたおかげで最後まで戦いきることができました。結果的に目標であるレート2100を達成することができ、心の底から撤退しなくてよかったと思いました。応援してくださった皆様ありがとうございました。3~4月は忙しいので潜らない可能性が高いですが、戻ってきたら今度はSV初の最終2桁を目指して頑張りたいです

ここまで読んでいただきありがとうございました!

何か質問やコメントなどがあれば@pkmn_YS1224まで!

special thanks

・撤退宣言をした際、応援・励ましコメントをくださった皆様

・最終日まで僕のサポートをしてくれたSEKI君、TDさん(彼らには色々本当に助けてもらいました)

・今期対戦したすべてのポケモントレーナー

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

最終日使うか迷ったもう一つの構築。この構築でもレート2000まではいけたので弱くはないかと。良ければどうぞ

【S2最終405位、レート2072】対面ルカミミドゲザ【ポケモンSV】

 

 

こんにちは、せっきーです

SVシーズン2お疲れさまでした。

結果として満足いくものではありませんでしたが、自分好みの構築を作れたのと、SV初のレート2000なので記事にしたいと思います。

読んでいただけると嬉しいです!!

 

 

 

目次

構築経緯

ポケモン紹介

結果・終わりに

構築経緯

環境の覇権であるカイリューに対し、相手のテラスタイプに依存せず安定して処理できる動きと、初手(主にドラゴンタイプ)のテラス択を極力回避できるポケモンを探したところ、トリル呪い珠ミミッキュが当てはまると思ったので採用。ミミッキュのトリル呪いと合わせて安定してカイリューを処理できるかつ対面性能の高い電気テラスタルセグレイブを2匹目に採用した。つららばりの乱数に左右されたくないので持ち物はイカサマダイスを採用。

ミミッキュ+セグレイブの並びは対面的に構築を組んだ方が強いので、スイープ性能の高いポケモンの採用を検討した。環境に多いドラパルトやサーフゴーの引き先になれるかつトリルとの相性も良いドドゲザンを3匹目に採用。悪打点のリーチを伸ばすため、持ち物は黒いメガネ。

ここまででラウドボーン、キョジオーン、ヘイラッシャなどの物理受けのポケモンがきつかったのと、キラフロルやデカヌチャン、クエスパトラに対して初手置きできるポケモンが欲しかった。そこでラウドボーンやヘイラッシャに後出ししながら対面操作ができ、地面の一貫も切れるチョッキミトムを4匹目に採用。構築の貴重な特殊アタッカー枠。

この4匹だとウルガモスがきついのと、受けの崩し手段が乏しかった。ガモスに対して後投げから崩しを行え、電気の一貫も切ることもできるラム炎テラガブリアスを5匹目に採用。

この5匹だとセグレイブ入りの構築がきつかったのと、対鋼テラサザンドラのテラス択が嫌だったため、これらの問題を解決できるかつ対面性能の高い相棒枠の襷ルカリオを採用して構築が完成した。

 

 

 

ポケモン紹介

ルカリオ@ 気合の襷

特性:精神力
テラスタイプ:ノーマル
努力値:A164,C244,S100

実数値:145,166,90,166,81,123 (左からHP,攻撃、防御、特攻、特防、素早さ)
性格:やんちゃ(A↑D↓)
技構成:インファイト、コメットパンチ、神速、あくのはどう

調整意図:

・H252,D4振りラウドボーンをあくのはどう×2で98.0%

・H244,D4振りサーフゴーをあくのはどう×2で73.4%

・準速ガッサ抜き

・インファ+しんそくの範囲を広げたいためあまりAぶっぱ

 

相棒枠。セグレイブ+ゴーストの並びに強く出たいのと、ゴツメや鬼火で機能停止になるのが嫌だったので両刀で採用することにした。基本的に初手置きし、セグレイブやラウドボーン、サーフゴーなどにテラスタルを強要させる。ルカリオはミトムと攻め受けともに補完が取れているので、セグレイブ入りの構築はルカリオミトム@1で崩すことが多かった。Sが欲しい場面がなかったため、思い切って両刀で採用したが、鬼火ラウドボーンがきても役割を果たせたり、ゴーストタイプがいる構築にも選出できるようになり扱いやすかった。テラスタイプはサーフゴーのシャドボやミミッキュのかげうちを透かすことができ、神速の火力を上げるノーマル。選出したときは比較的活躍してくれたが、100位台チャレで一発まひ引いて負けた時は悲しかった。9世代は優秀なポケモンが多く、ルカリオが環境的に逆風でをどう活躍させるかずっと悩んでいたが、ある程度の結果を残すことができてよかった。

 

 

ガブリアス@ラムのみ  
特性:鮫肌
テラスタイプ:炎  
努力値:A252,B4,S252

実数値:183,182,116,X,105,169

性格:陽気(S↑C↓)
技構成:逆鱗、地震、テラバースト、剣舞

調整意図:

・ミラーを意識して最速

 

最初は構築の崩し枠として採用したが、単体性能が高すぎて、セグレイブが刺さってない時は積極的に選出した。終盤フェアリーテラガブリアスが爆増していたのもあり、炎テラが読まれることが少なく通しやすかった。持ち物はラムのみとメトロノームで迷ったが、対受けループの勝率よりもガモスやヒトム入りの勝率を上げた方が良いと判断し、ラムのみを採用した。結果的に対受けループの勝率は50%もなかったが、それ以上にガモス入りの勝率を上げることができたので良かったと思う。岩テラスウルガモスは事故。

 

セグレイブ@ イカサマダイス  
特性:熱交換
テラスタイプ:電気  
努力値:H196,A252,B4,D4,S52

実数値:215,216,113,X,107,114
性格:意地っ張り(A↑C↓)
技構成:つららばり地震、テラバースト、氷の礫

調整意図:

・電気テラでドラパの特化鉢巻ドラゴンテラスドラゴンアロー93.8%耐え

・電気テラで陽気ガブの地震93.8%耐え

・特化珠ミミッキュのじゃれつく93.8%耐え

・電気テラで臆病メガネサザンの流星群確定耐え

・最速50族抜き+1

 

対面構築に欲しくなるポケモン。ヘイラッシャで止まりたくないので電気テラを採用。ヘイラッシャは他の受けポケモンと違い、高速再生技がないので物理の役割集中で崩しとしても機能した。出し負けが少ないので初手置きすることも多かったが、テラスタルを強要される場面も多かったので意外と使いこなすのが難しかった。竜舞が欲しい場面もあったが、礫の通りが良いため、最後までフルアタで使い続けた。つららじしんテラバの技範囲の広さが優秀で、環境にいるポケモンほとんどに等倍以上のダメージを入れられるので、選出して腐ることが全くないのもよかった。

 

ウォッシュロトム@ とつげきチョッキ
特性:ふゆう
テラスタイプ:フェアリー
努力値:H252,B68,C124,D60,S4

実数値:157,X,136,155,135,107
性格:控えめ(C↑A↓) 
技構成:10万ボルト、ハイドロポンプボルトチェンジ、テラバースト

調整意図:

・陽気ガブの鉢巻逆鱗87.5%耐え

・特化メガネサーフゴーのシャドボ×2を93.8%耐え(Dダウン非考慮)

・10万ボルト+ハイドロポンプでH4振りサーフゴーを96.1%で倒せる

 

補完として入ってきがちな便利屋ポケモン。H振りだけだと耐久面が不安なので、火力を最低限に抑えBとDに振り分けた。チョッキを採用した理由はキョジオーンやヘイラッシャの守るで打つ技を読まれるのが嫌だったのと、サーフゴーやクエスパトラに対面で打ち勝ちたかったため。実際こだわり前提で立ち回ってくる相手も多く、簡単に崩せる試合も多かった。鋼テラか妖テラで迷い続けていたが、テラバとして打つことが多いフェアリーを選択した。ドロポン外しは我慢するしかない。

 

ミミッキュ @ いのちのたま

特性:化けの皮
テラスタイプ:フェアリー 
努力値:H36,A236,B180,D4,S52

実数値:135,154,123,X,126,123 
性格:意地っ張り(A↑C↓)
技構成:かげうち、じゃれつく、呪い、トリックルーム

調整意図:

・皮+珠ダメ1回込みの特化珠ミミッキュのかげうち93.8%耐え

・準速ガッサ抜き

S1のみかんさんの記事を参考にさせていただきました!!

mikankitsu.hatenablog.com

本構築の軸でありMVPとなったポケモン。珠を持たせることで本来の対面性能を維持しつつ、トリルからの切り返しの動きがとても強力だった。竜舞カイリューに対してミミッキュ後投げ→トリル呪いじゃれ連打で比較的安定する。裏にドゲザかセグレイブがいればカイリューだけでなく、裏のポケモンごと貫ける展開も多く非常に使いやすかった。初手置き要因としても優秀で、初手置きされやすいガブに対してトリルから入ることで相手のテラスタイプを見ながら一度行動することができる点が良い。トリル→雑な削りを行ってから裏のドゲザやセグレイブで大きく荒らすことができた。

 

ドドゲザン @ 黒いメガネ  
特性:総大将
テラスタイプ:悪
努力値:A252,B4,S252

実数値:175,205,141,X,105,102
性格:意地っ張り(A↑C↓)
技構成:ドゲザン、アイアンヘッド、ふいうち、けたぐり

調整意図:

・ASぶっぱ

・火力が欲しいのでA特化

 

ステロ撒かれても機能する対面駒として採用。剣舞とアイへで迷ったが、相手のフェアリーテラスタルに対して打点を持ちたかったため、アイへを採用した。ドゲザン+ふいうちの性能や技範囲は相変わらず強力だが、炎テラドラパや気合玉持ちのサーフゴー、けたぐりマスカーニャが多かったため動かしづらかった。それでも単体性能が高く、ドラパやサーフゴーに強めであることは間違いないので最後まで外すことはできなかった。ふいうち択は嫌ではあるが、命中不安技がないので最後にドゲザがいるときの安心感はあった。色個体を用意できなかったため、TDさんから色ドゲザを貸してもらいレンタルパを作ってずっと使っていた。

 


結果

 

 

TN せっきー レート2072.186,最終405位

TN波導の勇者 最終4桁

終わりに

今期の目標はレート2100か最終2桁だったので達成できず悔しいです。ただ、SV初のレート2000ですし前期6500位くらいだったので素直に喜びたいですね。また、初めてレート2000からさらに上を目指して潜ることができたので自身の成長にもつながったかなと思います。とりあえずSVである程度の結果を残せたので、今後は目標達成まで保存せず潜り続けたいです

ここまで読んでいただきありがとうございました!

何か質問やコメントなどがあれば@pkmn_YS1224まで!

special thanks

・最終日応援コメントをくださった方々

・シングル厨の調整としてフレ戦に協力してくださった方々

・シングル厨で一緒にチームを組んでくれたSEKI君、TDさん

・今期対戦したすべてのポケモントレーナー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

今回の構築は1月にあったシングル厨で使った構築をそのまま最終日まで使いました。

 

リーダーのSEKI君に誘ってもらい参加しましたが、チーム6-0、個人5-1で1位抜けすることができました!決勝トーナメント1回戦で優勝したリホウさんチームに負けてしまいましたが、オフ初の予選抜け嬉しかったです。またオフ大会が開かれることがあれば参加したいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

禁伝と波導の勇者ルカリオ【剣盾S35最終143位レート1915】

 

こんにちは、せっきーです。

剣盾ラストシーズンお疲れさまでした!

この禁伝環境でも最後まで相棒と戦い切ったので、そこそこな順位ではありますが、記事として記録に残したいと思います。

読んでいただけると嬉しいです!

 

この並びがかっこよすぎて他のポケモン入れられませんでした笑。

画像

 

目次

構築経緯

ポケモン紹介

選出・立ち回り

結果・終わりに

 

構築経緯

構築コンセプト好きなポケモンを使って勝利を目指す。かっこいいポケモンをできるだけ採用する。

相棒枠のルカリオを採用しないと戦えない体になってしまったため、採用。

 

ルカリオを採用する場合、対面構築しか組めないので、入れ得最強ポケモンザシアンを採用。

 

次に、初手ダイマ+ザシアン+スイープ枠の基本選出を組みたいと思った。そこで、ザシアンと攻めの相性がよく、ダイマでも非ダイマでも強い耐久振りスカーフ黒バドレックスを採用。

 

次にザシバドと相性の良いダイマエースを探した。最初はディアルガを採用する予定だったが、ディアルガ+ルギアの並びに対して択になってしまう点、ザシアンにみがわり連打から聖剣で落とされて数的不利になる点が問題だと感じた。これらの問題を解決できるかつダイマエースとして打ち合い性能が高い&ダイバーンで炎技の火力を上げることもできるチョッキレシラムを採用。

 

次にゴーストの一貫を切るかつ、レシラムが選出できないホウオウ、ラッキー、ルナアーラ入りに選出できるダイマエースがほしかったのでとして珠イベルタルを採用。最初は物理型だったが、この構築にザシアン受けが存在しないので、ザシアン入りにも初手に投げれるよう、耐久振り両刀型に変更した。

 

最後に電気の一貫を切るかつ、重めなマーシャドーに強めな駒であること。また、崩し要因となれるポケモンを探したところ、ステロ剣舞オボングラードンが該当すると思ったので採用し、構築が完成した。

これは結果論であるが、水の一貫があるのでオーガの被選出率がとてつもなく高く、相手の選出を読みながら立ち回りやすくなった。

 

ポケモン紹介

 

Lucario

 

ルカリオ@気合の襷

性格:意地っ張り(A↑C↓)

特性:精神力

技構成:インファイトバレットパンチ、岩石封じ、いのちがけ

努力値:H204,A236,S68

実数値:171,176,90,X,90,119 (左からHP,攻撃、防御、特攻、特防、素早さ)

調整意図:

・インファ+いのちがけでHBゴツメネクロ、HBカバルドン確定

・H252,↑B172ホウオウをインファ+いのちがけで確定

・S+1の90族抜き抜き(起点グラードン,HBホウオウ意識)

 

この環境でルカリオをどのように活躍させるかとても悩んだが、マーシャドーとの差別化ができるいのちがけを採用することにした。

主にキュレム+ネクロやディアルガ+カバorホウオウ、ルカリオを選出しないと苦しい対面構築などに選出する。基本的には初手置きし、雑に削るのが役割。仮に有利対面を作って相手にひかれたとしても、いのちがけで大きく削るもしくは相打ちになることで裏のポケモンを通す動きが強力だった。

今回はザシアン受けとして選出されるであろうネクロズマ、ホウオウ、HBカバルドンを意識した調整にした。ルカリオに対して後出ししてきたこれらのポケモンをいのちがけで倒せば、裏のザシアンの一貫がすさまじくなり、この動きが決まった時はかなりの勝率だった。

また、構築単位で激重なホウオウやマーシャドーに対してS操作の仕事ができるよう岩石封じを採用。選出率は10%もなかったが、ルカリオを選出しないと苦しい構築もあったため、最低限の補完性能は取れていたのではないかと思う。ルカリオにとって過去一苦しい環境ではあったが、あきらめずに最後まで一緒に戦えてよかった!!(最終日は10戦投げたかどうかでした)

 

Zacian (König des Schwertes)

 

ザシアン@朽ちた剣

性格:意地っ張り(A↑C↓)

特性:不撓の剣

技構成:巨獣斬、じゃれつく、ワイルドボルト、電光石火

努力値:H252,A4,B12,D148,S92

実数値:199,210,137,X,154,180

調整意図:

・臆病カイオーガのしおふき確定耐え

・臆病黒バドレックスの+1ダイホロウ確定耐え

・特化ザシアンの巨獣斬+電光石火を88.3%耐え

メタモン(A+2)の巨獣斬を81.3%耐え、巨獣斬+電光石火で74.6%で落とせる

 

選出率ほぼ100%の最強ポケモン。後発で投げた時の安定感が欲しかったのでHDベースでの採用。ジガルデ、ホウオウが重かったので、じゃれつくとワイルドボルトを採用した。

Sを180まで振っていたが最終日はミラーで負けることが多かった。Sを伸ばすことも検討したが、前期オーガのしおふき最高乱数切り耐え調整で使ってたら何回もザシアンがオーガのしおふきで倒されて萎えてた。なので、今回は甘えずこの調整のまま最後まで戦った。

火力はあまりないが、このザシアンは相手の後発ダイマに対するストッパーになる必要があったので耐久の方が大事だと感じた。特に、後発イベルに対して巨獣斬+石火+珠ダメで落として、裏の黒バドレックスを通す展開が強力だった。結局ザシアンが最強!

 

Reshiram

 

レシラム@とつげきチョッキ

性格:控えめ(A↓C↑)

特性:ターボブレイズ

技構成:りゅうせいぐんあおいほのおソーラービーム、だいちのちから

努力値:H140,B12,C252,D12,S92

実数値:193,X,122,222,142,122

調整意図:

・控えめカイオーガの珠ダイストリーム×2をグラスフィールド回復込みで94.9%耐え、ダイマCSオーガをダイソウゲン×2+珠ダメ×2で確定

・レシラムより遅い控えめカイオーガのダイストリーム×3をソウゲンソウゲンアースで98.7%耐え

・意地っ張りマーシャドーの岩封+A-1岩封+特化ザシアンの巨獣斬を68.1%耐え

・起点作成グラードン意識のSライン

 

個人的使用感最強の初手ダイマエース&今期のMVP。ルギアのマルチスケイルを貫通できる点がディアルガと違って優秀。環境トップにいる多くのポケモンに対して五分以上に打ち合えるので使い勝手が良かった。対ディアルガも相手がチョッキなら対面打ち勝て、珠だとしてもダイドラグーンから打たれなければ勝てる。

今回はオーガを意識してソーラービームディアルガやザシオーガへの一貫した打点を意識して、だいちのちからを採用した。ダイアースを先に積んでしまえば、後発で出てくる特殊イベルや黒バドにめっぽう強くなり、予想以上の耐久力だった。色違いレシラムかっこよすぎる!

 

Coronospa (Rappenreiter)

 

黒バドレックス@こだわりスカーフ

性格:控えめ(A↓C↑)

特性:人馬一体、緊張感

技構成:アストラルビット、サイコショック、ドレインキッス、トリック

努力値:H76,B228,C116,D4,S84

実数値:185,X,129,220,121,181

調整意図:

・特化ザシアンの巨獣斬87.5%耐え

・イベルのC特化130珠ジェット81.3%耐え、A特化140珠ジェット81.3%耐え

・臆病オーガのこんげんのはどう確定耐え

・自身のザシアンのS+1(スカーフメタモン意識)

 

この環境の黒バドは襷が主流だったが、スカーフでも全然戦えた。ダイマしても非ダイマでも強いため、立ち回りの幅が広がり非常に扱いやすかった。非ダイマ時はほとんどアスビしか打たない。

レシラムもイベルも通りが悪いと感じた時は、グラードンステルスロック+スカーフバド+ザシアンorルカリオで黒バドにダイマを切る前提の選出もした。マーシャドーやHDっぽいイベルがいる構築には投げれないが、この構築の中ではかなり選出した方であった。最後くらい色違いのバドレックス使いたかった!

 

Yveltal

 

イベルタル@命の珠

性格:意地っ張り(A↑C↓)

特性:ダークオーラ

技構成:うっぷんばらし、ゴッドバード、ねっぷう、挑発

努力値:A180,B92,S236

実数値:201,191,127,135,118,149

調整意図:

・特化ザシアンの巨獣斬+珠ダメ1回を93.8%耐え

・H236,B4,D4振りザシアンをジェット+バーンで確定

・B4振りカイオーガをダイジェットで確定

・イベルの物理特化140珠ジェット×2+珠ダメを98.4%耐え、珠ダメ2回を66%耐え

・イベルの特殊特化130珠ジェット×2+珠ダメを98.4%耐え、珠ダメ2回を66%耐え

・イベルのジェット×2+珠ダメ×2でB4振りイベルを68%で落とせる。

・S+1で最速黒バド抜き、イベルミラーで下からジェットを打てるようS149

 

S34でもやしさんが使っていた両刀イベルを参考にさせていただきました!

shimoken0128.hatenablog.com

基本選出のレシラムザシアン黒バドできつい並びに対して強く出ていける型。調整を少し変更して+1で最速黒バドを抜けるまでSを振った。それでも対ザシアンは安定しないので初手に投げるときは基本的に再戦でザシアンの型が割れているときや、初手イベルを投げないとどうしても勝ち筋が見えない時のみ初手投げしていた。基本的には後発ダイマが多い。ある程度Bに振り、Sを少し落とすことで、対面珠イベルの撃ち合いにめっぽう強くなる。

挑発はホウオウやルギアに対して自己再生で粘られたり、ダイナやジガルデの起点にされたくなかったので採用した。終盤はHDザシアンが増えたことにより動かしづらくなったが、それでも物理+ダイバーンが刺さる試合が多く、とても活躍してくれた!

 

Groudon

 

グラードン@オボンのみ

性格:意地っ張り(A↑C↓)

特性:日照り

技構成:断崖の剣、岩石封じ、ステルスロック剣舞

努力値:H228,A60,B4,D212,S4

実数値:204,195,161,X,137,111

調整意図:

・陽気A4振りザシアンの巨獣斬でオボン圏内確定

・特化珠ディアルガの140ダイアイス×2+あられダメ×2をダイマオボン込みで確定耐え

・臆病イベルタルの珠ダイアーク確定耐え

・断崖の剣でH252振りザシアンを93.7%で落とせる。

 

最終日3日前くらいに思いついた革命的ポケモン。最初は剣舞の枠を電磁波にしてイバンのみで使っていたが、逆に相手の起点になることが多く、扱いづらかった。そこで、剣舞を入れることでイベルルギアやジガルデ相手にも戦えるようになり、選出できる構築が圧倒的に増えた。壁展開にあらがえる点も👍

初手置きすることもあるが、対面駒として裏から投げる試合の方が多かった。攻撃技が命中不安しかなかったが、グラードンを採用する以上覚悟して使っていた。グラードンをこの型に変えて一気に安定するようになったから採用してよかった!

 

 

 

選出・立ち回り

・VSレシラムの通りが良い対面構築

レシラムの初手ダイマからザシアン、黒バドで詰める。初手レシラムイベル対面はHDイベル、物理珠イベルを考慮してザシアン引き。黒バドの体力は雑に扱っても良いが、ザシアンのHPは慎重に扱う。

 

・VSイベルの通りが良い対面orサイクル構築(順不同)

グラで展開、イベルでダイマ、ザシアンで詰める。オーガが珠に見えたらザシアン引き。天候取られたら初手ダイマ

 

・VS対面構築(マシャ入り)

数的有利を取れるよう立ち回る。油断するとオーガで簡単に破壊されるので天候を奪いながらザシアンで詰める。

 

・VSステロ+スカーフバドが刺さってる構築(順不同)

起点作成→バドザシ。グラが起点になりそうだったら剣舞してダイマする展開もあった。

 

ルカリオを選出するとき

oror

ルカリオはステロ撒かれるだけで何もできなくなるので基本初手。ルカリオ+ザシアンで荒らして、ダイマエースで詰める。ルカリオを絡めても意外と勝率が落ちなかったのが良かった。

 

その他臨機応変

 

重いポケモン・並び

:水の一貫があります。うまく立ち回らないと簡単に3タテされます。

:明確に有利なポケモングラードンしかいないのできついです。

:最速だと黒バド以外対面不利なのできついです。

:どちらがアタッカーでどちらが起点作成なのか見極められないと秒で負けます。

以下追記

(HDかみ砕く):スカーフバドだと絶対勝てないので切ってました。

(レシラムより速い型):上から地面技を打たれるので打ち合い負けます。

(自身の黒バドより速いスカーフ):誰も止められません。最終日2回速いスカーフバドと当たって秒で負けました。

(みがわり持ち):基本的にグラードンで対策してたので、断崖外すとテンポとられます。

 

思い出したら追記するかも。


結果

TN せっきー 最終宇宙

TN波導の勇者 最終143位


 

終わりに

目標は最終2桁だったので達成できず悔しいです。ただ、この禁伝だらけの環境の中、ルカリオとともにここまでこれたのは素直にうれしいです!

これで8世代のランクマは終わりですが、一度とはいえ、レート2000,最終2桁という結果を残せたのでとても満足です!

TN波導の勇者が思いのほか好評だったのでSVでも使うかもです笑。SVでは最強のルカリオ使いを目指して頑張ります💪

ここまで読んでいただきありがとうございました!

何か質問やコメントなどがあれば@pkmn_YS1224まで!

 

Special thanks

・最終日応援コメントをくださった方々

・最終日通話してくださった方々

・最終日使う予定だったもう一つの構築を一緒に考えてくださったざさおさん(結局最終日使いませんでした🙏)

・今まで戦ってきたすべてのポケモントレーナー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

剣盾の戦績総括。

万年4桁プレイヤーだったため、S30以外大した実績がないですね。SVでは安定してレート2000,最終2桁を取れるよう頑張りたいです!