TED1. 知りえないことの素晴らしさ
約30年前、ピコ・アイヤーは日本へ旅をし、日本に魅了され、居を移しました。人間の精神を鋭く観察するアイヤーは、30年目と比べて今の方が、日本の事に限らず、あらゆることを遥かに知らないと感じていると言います。詩的にそして瞑想のごとく知恵を熟考するなかで、アイヤーは、年齢を重ねることで得られた知識への興味深い洞察を語ります。人は知れば知るほど、いかに知らないかが分かるというのです。
「無知の知」みたいなTED。
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>気になったポイント
知らないことに直面したとき、分からないことに出会ったとき、人は気力が湧いてくる、らしいです。
(でもそれって、「分からないということ」を分かったから、すっきりしているのでは?)
知っていると過信するのは、無知よりも危険なこと。
無知を無視する無限大の能力 ーダニエル・カーネマン
知っていることの反対の意味は、必ずしも無知ではなく、驚嘆や不思議や可能性になるのではないだろうか。
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たしかになぁ。
わくわくするときって、知らないことに出会ったときが多い。
大切なのは、「知らないことを喜ぶ心構え」なのかな。
年老いても成長し続ける人は、この「知らないことを喜ぶ心構え」が成り立っているのだと思う。
知らないことは、なんだって怖い。怖いし、食わず嫌いになることが多い。
けれど、その怖さに打ち勝った人が、ずっと成長し続けられる人なのかなぁと思ったよ。
なぜ、多くのことを知っているほうが良いと、思い込んでいるのだろう。
知識は多いほうが偉い、と、なぜか思ってしまう。
そんなことって、絶対にありえないのに。
知識に限らず、物とかでもそうだよね。
多く物をもっているほうが、優れているという考え方。
そういうのは、やっぱり、昔では食料とかが多いことが重要だったから、『多い=偉い、優れている』と、本能的に思うようになっているのかな。
そう考えると、断捨離っておもしろいね。