スワイプの合間から

某所のUIデザイナーの備忘録

クロスオーバーゲームジャムのデザイン関連担当しました。

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日付が前後してしまいますが、きちっと自分がやったことはアウトプットしないとなと

 

先月7月にMicrosoft品川オフィスにてゲームジャムが開催されました。

主催はクロスオーバーゲームジャム委員会

私はこのコミュニティメンバーのため遠隔にて色々せっせと事前に色々と仕込ませていただきました。

当日の会の内容などは以下のサイトからどうぞ

www.crossover.link

 

また第二回の様子はこちら。

power4games.hatenablog.jp

コミュニティのロゴがない

クロスオーバーゲームジャムは2年前から不定期にて開催しました。

まだ発足したばかりで、とくにデザインの決まり等もなく

毎回、毎回イメージを独自で作成していました。

ここにきて共通のデザインがほしい。ということで作成に入りました。

狙いとしては、共通のデザインを用意することでコミュニティに対するイメージと認知を広めるのが狙いです。

クロスオーバーのコンセプト

大元はゲームクリエイター×ゲームクリエイター

次点でゲームクリエイター×テクノロジー

「何か」×「何か」をコラボし化学反応を起こして新たな発見や発展に導くのが目的です。

ゲームジャムなので必ずゲームに昇華されるのが特長です。

 

最近はコンセプトとして

「どうにもゲームには使わなさそうなテクノロジーをゲーム化する」

ゲームジャムを運営しよう!!というので統一されつつあります

 

国境も越えてる感じで

なんだそのリクエストは?!

いや私(メンバー)がバンクーバーいるってだけで、特に当日に遠隔地で開催されている訳でもなく…

(個人開催での難しさは以前の記事にて)

 

できたのは…?

Illustratorで基本円でアイコンは作成しました。

ペン型のロケット(企画)がぐるっと地球型の電球を回って(アイディア・ひらめき)

ゲームに繋がっていく

という感じのものになりました。世界をまたにかけてる感じはでただろうか・・・

あまりコッテコテのゲームの感じ(いわゆるビット)にすると、イメージが固まってしまうかなぁという印象も受けたので

ハッカソン的な部分も取り入れてみました。

ピンクの宇宙人は趣味です。

Tシャツとかも作りました

 某◯時間TVのチャリティTシャツっぽくなりました。

ゲームジャムで世界を救う・・・?!

 

オープン開催なのにポスター作ったり

これは専用デザインなのでロゴとは別案件ですが

今回のコラボ企画がMicrosoftのコグニティブサービス(いわゆる顔・音声認識

だったためそれぞれをイメージしたモンスターぽいのを作りました

※ただし今回導入された採点・評価によってテーマが”顔認証”のみ…だったのですが

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今後、コミュニティの活動として

今までの開催が身内よりとして、ほぼ口コミで開催していました。

メンバーそれぞれ所属している会社組織で宣伝して参加者を募集していたため、比較的集まりが良かったという状況。

今回ネックだったのが、集客。何よりデザイナーさんがほぼいない状態となってしまいました・・・

(デザイナーさんはゲームジャム・ハッカソンで集まりにくい傾向ではありますが

個人的にやっぱデザインいけてないとデザイナーさんこないですよね…)

 

課題としては、主催の組織が明確でないことと、何を目的として活動しているのかということ

他のゲームジャムとの差別化等 などなど

メンバーとしてはゲーム業界の人間が有志として運営していますが

いかんせん全容が見えないことです。

私はしかももうただの無職ですし。所属してる会社の看板がないと力のないペーペー涙

 

めちゃくちゃ謎です。

誰ですかTwitterとかアカウントあるけど

めっちゃ怪しい・キナ臭い。

 

今回、共通のロゴを作ったことで組織としてもっと方向性を定め

なおかつ広報・啓蒙活動を始めるキッカケにはなったかと思います。

 

現在、この主催団体や過去の開催ゲームジャムが見られるようなポータルサイトを作成しています。

 

またクロスオーバーでは、コラボしたいクリエイター・テクノロジーを持ってる人たちを常に募集しています

またゲームジャムを運営したい人も!

お気軽に下記Twitterアカウントに問い合わせ、どうぞよろしくお願いします。

twitter.com

バンクーバーの夏コミ? Anirevoに行ってみた

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ということで、潜入してみました。

summer.animerevolution.ca

先週末はバンクーバーは3連休、国対抗花火大会やパレードなどイベントも盛りだくさんでした。

 

このAnirevo Summerはバンクーバー最大のサブカル系?

日本のようなアニメ・漫画のイベントらしいです!

8月4〜6日の3日間、カナダプレイス(エキシビジョン会場)で開催されました!

 

入場料は1DAYパスだと大体$50くらい。ちょーっと日本のイベントより高めかなぁという印象

その他にも3DAYぶっ通しのVIPチケットやらゲストと直接交流できるアフターパーティー券など幅広く取り添えられてました。

ファンなら垂涎ものでしょうね…!!

 

会場内外はコスプレの人がとても多かったです。

日本のアニメ・ゲーム以外にもアメコミや洋ゲーのキャラまで!!

詳しくないのでちょっとそれは単純にミリタリーコスチュームなのか分からない…!て人も

(チキンだったのでコスプレのお写真はないです…すいません…)

 

中は大きなエキシビジョン会場なので

部屋別にライブ・声優トークショーからサイン会、メイドカフェなど盛りだくさんでした!

痛車の展示もありましたよ!

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私が行ったのは3日目だったので、そこまでの人ごみはなくのんびりと回ることができました。

全てのイベントブースには行ってないので、

覗いたところをちょこちょこ報告しようと思います。

 

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個人サークルブース 

会場の手前はどちらかというとアニメグッズのショップの出展ぽいようで

一番奥がトークスペースやサイン会ブース、撮影コーナーなど

割と詰め込まれてますね笑

 

ファンアートのポスターから、衣装などのアパレル系まで

雰囲気はコミケとデザフェスを足して2で割った感じでしょうか

 

驚いたのがカード対応してます!というサークルさんが多いこと

現金を持たない社会だからこそ、そういう導入も早いのでしょうか。

ポスターは$20~が相場ぽかったです。

アメコミ〜日本の漫画まで、ぱっと見た感じ日本の漫画はジャンプ系が多く

"NARUTO"に"ONE PIECE"とくに”僕のヒーローアカデミア”の作品が目立ちました。

”萌え”はそこまでなのかなぁという感じ。

 

女性はガンダム鉄血のオルフェンズ)や刀剣乱舞もちらほら

(個人的に刀剣乱舞は海外からゲームはできないと思うので、どう色々と仕入れてるのだろう…とふと思ったり)

男女の出展比率は、半々・少し男性が多く感じました。

ただ”男性向け”といっても日本と違い、エロや萌えでなくアメコミ系のかっこいい系が目立ちました。

 

ちょっとここでお知り合いのお知り合いさんにご挨拶して

出展サークル(?)さんに話を聞いてみました。

 

Q:3日間のイベントですが、出展は?

A:ブースも3日間出展です。内容は変わらないので3日目は割と暇ですね〜

なんとコミケみたいなジャンルごとに分かれてるわけではない。ある意味、コミケよりキツそう…

 

Q:日本と違ってポスターやグッズなどの扱いが多いですね

A:日本で一般的な同人誌は見ないですね。価値観の違いや制作環境(印刷所)が整っていないと色々要因はありそうですが、作っても売れるかもナゾです。

アクリルキーホルダーなどは主に中国の工場にお願いしています。

海外でついに薄い本デビュー!と密かな夢がここで潰えました…

 

とあとはジャンルの話とか色々。

ガンダムは海外での配給のためか「W」や「SEED」が人気という小話も伺いました。

富野ガンダムを語れる人がいないのはちょっと寂しいような・・・

うーん、来年薄い本を出してみるか?!とも考えてみましたが、日本とはやはり感覚が違うようですね。

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声優さんトークショー&サイン会

はい次いってみましょーーー

日本からも有名声優さんが何名かゲストとして参加されていました。

お一人のところにお邪魔してみたんですが

トークショーも3日間毎日開催してたためか、司会者と毎日通ってるファン?の距離が近いなぁという印象で

冗談交じりに注意事項を言いつつ、声優さん登場

 

通訳の方を挟みつつ経歴の紹介と最近の活動報告など、

それについて一通り声優さんとの質疑応答が終わると

 

さっそくファンによる質問&セリフリクエスト大会に!!

会場中央のマイクにズラっと並ぶファンたち

いや、もうこれトークショーというか、大ファン感謝祭では・・・?!

トーク、これ30分もしてないのでは・・・?!

 

そして笑うのがリクエストが細かい!

途中で通訳の方も翻訳に困ったり、質問者が日本語を使い始めるので「仕事ください…!」てコメントする事態にも笑

はてはセリフで言う名前を自分の名前にしてくれと頼む猛者まで・・・!

歌も飛び出したりなど。

声優さんは嫌がる事なくノリノリで全てのリクエストに答えてくれていました

いやぁ、すごい。さすがプロ。そして海外のファンとの交流を楽しむためファンサービス全開。

日本ではこれ…こんな機会なかなかないぞ…!と座席の隅で私は震え上がっていました笑

めっちゃ、ありがたすぎて・・・尊い・・・

 

サイン会

さてトークショーが終わる前にすたこらとサイン会場に向かってみた私

もうすでに、長蛇の列が・・・!!

し、しまったー?!と思ってたところにExpress Passの文字が

ここは商売の巧さか、VIP>Express>Standardとチケットによってサイン会の列の優先が決まっていました。

いやぁ、こんなに並べねーわ…と思ってうっかりExpress買いました。

お値段$10

うーん…なかなかやるな…

 

ということで、サインを書いてもらうものも自分で好きに持ち込みOKで

声優さんにここら辺にお願いします!とばっちりリクエストしつつ

ちょっとお話ししつつ、無事にサインをいただいたのでした(ホクホク 

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当日のプライドパレードでもらった旗に書いてもらいました(だって可愛かったし笑

まとめ

クールジャパン強めなのかしら?!と思って参加しましたが

北米の文化と融合した感じの不思議なイベントでした。

アメコミチックな日本のキャラを見るのは新鮮ですね…!

 

私が行った時は会場すぐそばに何故かお神輿があったり(??)

コスプレも日本と違って、会場外でも着たままの人がいたり、

下手すればキャストオフしてる人まで(待ってまって笑

 

個人的にゲーム要素ももうちょっとほしかったかも・・・?!

(会場にプレイブースぽいのはちょっとあったかな?) 

まだまだ会としての盛り上がりはこれからなのかなぁ?とも少し感じました。

今後、どう発展していくのか気になるところですね…!

 

 

 

デザイナー向けSNS、"Dribbble"に招待してもらいました。

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Dribbble タグ検索:draft dayより引用

https://dribbble.com/tags/draft_day

 

ありがとう、Draft Day

ありがとう、招待してくれた人

 

というわけで、先日。招待制SNSのDribbbleアカウントをゲットしました。

Dribbble - Show and tell for designers

 

Dribbbleって?

簡単に説明すると、完全招待性のデザイナー向けのSNSです。

日本ではあまり聞くことはありませんが、海外で働きたい方は登録して損はないというサイトです。

 

Adobeが運営しているBehanceのようなポートフォリオサイトをイメージしてもらうとわかりやすいと思います。

Behance

 

なおかつ、企業アカウントもあったり、ここからスカウト等も望めるそうです。

(聞いた話、とあるイメージアプリのUIデザインを上げたところ

 NYから$60/hでアプリのUIデザインの仕事の依頼がきたとか?!)

 

招待制を取っていることで、一定以上レベルのデザイナーしか登録できず

(いわゆるPixivランカーのお友だちはPixivランカーで強いみたいな)

そこで確かなブランド力のようなものが確率されているようです。

こちらではやはりある程度、現地での仕事の経験や実績がないと任せられない風潮なので、このサイトに登録することが一つの足掛かりとなるようです。

 

Draft Dayとは

Dribbbleはバスケットボールがロゴとなっていて、コンセプトもそれに付随しています。

登録者を「プレイヤー」、作品を「ショット」と呼ぶなどユニークです。

 

NBAのDraft Dayに合わせて、Dribbbleでも年1のスカウト祭りを行っているようです。

www.nba.com

Draft Dayの仕組み

Dribbble登録者は一律に誰でも招待券を持っている訳ではありませんが、

(招待券を持つ権利の基準は不明、作品評価が高い人や法人会員など?)

しかし、このDraft Dayだけは、登録者が一律、招待する権利を最低1つ与えられます。

しかもこの日、24時間限定です。

となればもう使うしかない!ということで、TLがお祭り騒ぎ

Twitterハッシュタグが乱舞する

私はTweetDeckでDribbble用のTLを作っていたので、その日の朝、たまたま概要を知ることができました。

気になる人は以下のハッシュタグで検索してみましょう。

招待券を持っている人や、招待されたい人が投稿しています。

#dribbbleinvite

当日の流れ

準備は一切してませんでしたから、リアルタイムにBehanceを更新したり

作品をブラッシュアップしてはアップロードしたりなど、大分ワタワタしてました。

基本的に、作品・ポートフォリオを送りdribbbleに登録できるかレベルかジャッジされます。

(なので本来であれば、その人の作品の傾向を調べて、自分と似た人に送るのが効率が良いのですが…)

人によって、招待の方法は様々。

メールを送ったり、リプライで画像くっつけたり、相互フォローでDMなど

またRT必須だったり、dribbble上でのアカウントフォローを求めてくるデザイナーもいて

半分、その人の宣伝に乗っかる形式だったり

 

応募者が殺到するのは当たり前なので、数撃ちゃ当たる方式で

定型文をひたすら送り込んだ午前中〜夕方。。。

 

諦めてたけど拾う神もいるってこういうことなんだね!

しかし、夜になっても一向に返信もないし、自分のDribbbleアカウントに変化がない。

TLもだんだん大人しくなってくるしなぁ…

と真夜中過ぎ、虚しい気持ちでTwitterを眺めてると

 

あれ、これ時差でまた投稿増えてる?!?!

 

あとはまだ招待券を使い切っていない人たちの投稿がちらほら。

やっばー、これチャンスかも?!

って思いたち、また数名にリプライを送り続けること午前1時まで

 

午前4時にDribbbleのインバイトをもらったことを確認

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お相手はプエルトリコのデザイナーさん

あらまぁ…近いようで遠いところから本当にありがとうございました。

久々にめちゃんこ嬉しいことこの上ない。

 

まとめ

初めにDribbbleの登録する方法は、

「デザイナー系のmeetup行って

片っ端から招待券を持ってるかどうか聞け。」という助言をもらっていて

なんて果てしないんだ・・・・と思ってたのですが、DraftDayのおかげで無事に登録できました。

結局、メールやリプライ合わせると応募はざっくり20前後行いました。

 

DraftDayは年1のお祭りですがdribbble招待は年中で行われています。

上記のハッシュタグやdribbbleのサイトで「invitation」で検索してもらえると

招待権を持ってる人の投稿が多く見られます。

またこちらのサイトからも作品を投稿することによって、ひょっとしたら招待されるかも

(作品の反映が24時間以内(1日見た方が良い)とちょっと良いので、急いでない方向け)

draft.im

 

“誰かしら自分のデザインを気に入ってくれる人が1人はいる”

って嬉しいことだなぁと実感しながら、登録だけが終わりではないので

これからもデザイン精進していきたいです。

 

 

Hackathonをバンクーバーの片隅で開催しました。

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先日バンクーバーダウンタウンにてJapan XR Hackathonを開催しました。

開催した経緯や内容等こちらに残していきたいと思います。

 

会の詳細はこちら▽

2017 Japan XR Hackathon

去年から日本で始まったVRのハッカソンの一種で

VRコミュニティの形成とVRの一般への普及・啓蒙活動を行うという感じの趣旨で開催されています(意訳

 

キッカケ

中の人から、もしよければバンクーバーブランチやってみません?お誘いがありまして

もともと日本で社内ゲームジャムや、一般向けに2〜3回ほど開催してきたこともあり

現地の人脈作りやコミュニティの加入等への道に繋がるかなぁと思いまして

心良く引き受けました。

 

開催までに

さぁ、ここからが大変。

まずスポンサーから出資が望めない旨の連絡がきたので

自分で現地のスポンサー等・または会場を探さなければいけません。

中国やアメリカでも開催されましたが、そちらはスポンサーが直に自分のところで開催するということでまた別のお話に・・・

 

会場探し

こちらはIT系の専門学校など中心に問い合わせを行いました。

各学校、レンタルのコースなど充実しておりケータリング等も豊富でした

ただ日程が合わない・金額がやはりそれなりに大きいこともあって

最終的には私が通っている学校から教室を提供してもらうことになりました。

 

宣伝

バンクーバーでのコミュニティはmeetupをベースのものが大きいため

VRやゲームジャム関連のコミュニティ主催者に片っ端から連絡を入れました。

まぁ返事は来ないよね。

1件、一番大きなコミュニティからは連絡がありmeetupのイベントページを新規に作成し宣伝してもらいました。

やはりそこからの流入が大きくその辺りは助かりました。

 

またジョブフェア等があった場合はVR関連の会社に突撃して、そういったコミュニティがないか伺い

見事、バンクーバーのVRデベロッパーSlackグループのURLを手に入れましたが

なんと招待制。

あわてて、メールやLinkedInにメッセージを入れましたが返信はなし。

(LinkedIは申請はさっくり通ったのになんでや。)

 

メンターもmeetupやFacebookの投稿から2名確保することができました。

 

ハプニング

・1週間前

機材提供が日本側から難しいことが判明。

こちらとしてはアメリカやカナダに支部があるスポンサーからはてっきり提供があると考えていたので

レンタル等も考えましたが、1日で4万ほど。それを考えると買った方が早くね?

と家電製品屋を回ったりしましたが見つからず・・・

紛らわしにスマホを入れ込むようなヘッドセットを購入。

 

・開催3日前

なんと学校側がこちらに会場提供する日程を忘れて

別の団体に貸しているが判明。開始・終了時間の変更を要請されました。

当日も確保していた部屋がダブルブッキングされているハプニングなど

メールで文章は残していたものの、やはりこちらで契約などが発生する場合は念書や書類などを要請するようにした方が無難なようです。

スポンサーも学校側にお願いしましたが、なんとそちらも同日に別の大きなハッカソンがあり

学校側がそちらのスポンサーを行うため会場提供のみ。ということに

 

当日

参加者人数5名

20名分のチケット(フリー)は全て売り切れ

事前にリマインドメールを送りキャンセルなども確認しましたが。

蓋をあけてビックリ。

meetup等でもやはり20名枠であると半分ほどに減ることはあるのですが、

ハッカソン等の自分の参加の可否でグループや開発に影響が出るため来ない・途中で帰る。

などは個人的に考えが及ばなかったのですが

フリーの場合そういったことが普通のようです。

 

オリエンテーション時、あまりにも質素なため参加者にも非常に申し訳なかったのですが

メンター・参加者さんたちで1つのグループをつくり

VRのデモまでは辿りつくことはできませんでしたが

企画書・イメージなどプロダクトの全容を作ることができました。

 

2日目は参加者の方がご自身のスタジオを貸してくださり、必要な機材等も貸してくださいり製作がかなり進めることができました。

 

まさに拾う神ありで、感謝の言葉が浮かびません。

 

私も出来る限りのことをと思い

運営側に交渉して、日本での審査会への提出をお願いしたところ

許可がおりましたので、来週日本の皆さんの前でお披露目することができそうです。

 

バンクーバーハッカソン事情

有料のものが大半であり、人数も300人〜などの大規模なものが主流のようです。

しかもそれでもかなり人気で売り切れて、ウエイトリストはザラ。

サンフランシスコが近いこともあってか、大企業のスポンサーが多くついており

メンター・食事等のサポートの充実等まさにビジネスとしての面がかなり強く見えます。

スタートアップの企業も現地では多いので、そういったことを狙ってる人も多いのでしょうね。

個人開催、小規模なものはほぼほぼ見当たりません。

 

まとめ

つい日本と同じノリで行動してしまい

かなりのリサーチ不足が響きましたが、

当日参加者の大きな協力もあり無事に終了することができました。

 

海外に来てこういったイベントを開催するのは初めてのことで

ツテもなくキャリアもない状態で海外で生きる。ということはこういうことなのだということを実感しました。

あとは日本で自分がいた環境が”優しい世界だったんだな”という実感もあり

ちょっとホームシックになったり・・・

確かに日本ではそれなりのネームバリューの会社にいたので、第一アクションのハードルは低いですが

今は、謎の外国人留学生ですからね・・・

 

次回?があれば、もっとコネクションができてから実施したいなと思います(各位

 

バンクーバー最大?のハッカソンにボランティア参加して肉体労働してきた

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バンクーバーで一番大きいと言われるハッカソンに参加してきました。

人数として600人規模。こちらも人気で参加者は抽選という形式。

どんだけデカイんだ・・・

と注目の高いハッカソンでボランティアに挑んでみました。

www.nwhacks.io

 

場所はUBC(週末いつもいってる気がする)

今回参加した理由として

1.ゆくゆく自分でハッカソンを開催してみたいので経験に

2.参加者申し込み締め切りがとっくに過ぎてた

 

ボランティアのメンバー

基本的に開催場所のUBCの学生が多い印象でした。

構成としてはほぼ学生ですね

ボランティアにはとくに締め切りがなかったので、シフト割り当てで人数を調整してる模様

 

圧倒的に2日目午後シフトはオススメしない

1日目も希望を出してたはずなのですが、割り振られたのが2日目午後のみ

仕事内容としても、参加者にお菓子を配ったり・食事の配膳・片付け等

暇を見てスポンサーブースに行ったり等難しかったです。

またテーマ等も把握できなかったので、皆んな何つくってるのー?

と雰囲気掴むのがなかなかできないというのが実情です。

(1日目も自主的には行けたんですが、家事優先したので・・・

 

 

料理の配膳て難しいね…

基本的にこちらのハッカソンは3食出してたようで

自分は昼食の配膳を担当しました。

問題に感じたのは、こちらでは食事制限等の配慮がいきとどいてる点です。

アレルギーの考慮・ベジタリアン・なんでも大丈夫☆

 

アレルギーについては、当日カレーがデリバリーされたのですが

カレーの種類は書いてるものの、使用しているアレルギー要素等はなく

「ピーナッツアレルギーなんだけど」と言われたときにハッキリ返答することができませんでした。

ビーガンの方(ベジタリアンのもっとストイックなの)だとチーズ等の乳製品もダメなので

ベジタリアン用に用意されたホウレンソウカレーにチーズが使用されてるとアウト

等、ややこしさ

またベジタリアンも大丈夫な人も同じ列に並ぶため配膳がつっかえたり待つ時間が長い等

 

多様性は良いと思いますが、その分ホスピタリティの点を考えると運営の負担はかなり多いなぁと感じました。

列の工夫や一人ひとりの食事事情等を把握するには人数が多すぎるので、端末等に食事の原材料等を読み込ませられるような機器があると便利だなぁとか

nfcチップとか

 

デモタイムは楽しい

それでもデモタイムはボランティアにも時間を割り振られガッツリフルタイム回ることができました。

英語を触れる機会でもこれは良い機会だなとも感じました。

参加者に何を作ったのか聞く→プレゼンを聞く→必ず質問ある?と振られるので、質問を考える→回答に対してリアクションする

これ結構、頭を使いました・・・

やはり参加者それぞれ違う分野・デバイスのものを作っている。

なおかつ、マーケティングの点についてもカヴァーしている。

スポンサー提供の技術(データベースやネットワーク等)を抑えている。

などなど、テック・マーケの要素がぎゅっと詰まっているので、

用語等はもちろん、この人たちは何をしようとしているのか・開発したものを使って何を解決するのかなど把握した上で

質問しないとなかなかトンチンカンなことになってしまいます。

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デモタイムはわりとガチ

よくあるような前に出て発表・講評等な形にはならず

メンターやスポンサーが個人個人直接ブースに赴いて採点をするような方式になってました

確かにこの方が一つ一つのブースに対して丁寧にフィードバックを受けれるかも

 

終わったとの片付けがやばい

デモタイムが終わると参加者は荷物をまとめて別会場のクローズドパーティに参加

その間にボランティアスタッフで机や椅子の片付けと清掃をするのですが

これがもう大変で、ゲームジャムに慣れていたためカルチャーショックを受けました。

ゲームジャムは基本、参加者皆んなで片付け等を行うのが通例なのですが

今回、参加者はすべてのゴミを放置して離れてしまうため

飲みかけのドリンクの回収さらにゴミの分別についてはかなり時間がかかりました。

 

見かねたセキュリティの人たちまで掃除に参加してくれました…

「今日はリサイクルなんて、サイエンスフィクションよ」

と最後には見境なくごみ箱に入れる。

 

かなりいたボランティアもデモタイムが終了した時点で帰宅する人も多く

600人分の椅子と机の片付けもかなり非効率に感じました。

 

てゆーか、こっちハックするべきじゃね?

 

参加賞的なものもたくさん

スポンサーのノベルティはもちろんですが

朝ごはんで配った余り物。(りんご・バナナ・ワッフル等

を大量に持って帰りました。食費浮いた(わーい

 

まとめ

・会の流れを把握するならハッカソンは1日目午前・2日目午後シフトが望ましい

・学生ボランティアは同じ学校で固まる傾向があるので積極的に話かけると良いかも

・手すきになったら、どんどん仕事を受けるのではなく隙を見てスポンサーブースに赴く

・デモタイムでのプレゼンはただ聞くだけでなく、きちんと把握しながらその上で疑問点等をきちんと用意しておく

カナダのオタクイベント(同人即売会ぽいもの?)に行ってみた

海の向こう側を超えて、カナダでアニメ系のイベントがあるらしいので

海外でどうオタク文化が受け入れられているのか気になり、さっそく行ってきました。

www.animeevolution.com

 

場所はバーナビーの日系センター。

バンクーバーからはスカイトレインでメトロタウンまで行き、そこからバスで。

アクセスは若干、よくないです。

 

会場に近づくとさすが日系会場、目の前は日本風庭園ぽい広場が

そしてそこでさっそく各々キャラクターのコスチュームをまとったコスレイヤーさんたちが撮影を楽しんでました。

やべぇ、これ本当にカナダ??

たまにこういうのテーマパークとか公園で撮影会してると見る光景なんだけど

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なぜか入り口にはたこ焼き屋の屋台が。

尻目に会場に入るとメインステージらしきものが、ちょうど自分が訪問した時は休憩時間だったみたいで

何をやってたのか不明

$15(1300円程度)を支払い、リストバンドをつけさせられる。

各エリアに入る際はリストバンドをチェックする仕組み。

 

メインステージのすぐの部屋では音楽が流れているので覗いてみると

ラブライブのコスチューム(おそらく)を身にまとった女の子たちがアニソンに合わせて歌って踊っている *もちろん日本語

そして後ろではペンライトを振り上げる野郎ども。掛け声(コール)も統率がとれている

うそだろ、こんなとこでオタ芸見かけるなんて…と圧倒されながらそっとその場を離れる

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奥の部屋に向かうと体育館のようなスペースが広がる。サークルブースのような空間

扱っているものは、ハンドメイドのグッズ~同人、はては日本のアニメグッズのフリマ?とわりとカオスめ

同人とは言っても薄い本よりは、グッズが多い印象でしたポストカードや缶バッチ等

どこで印刷してんのかめっちゃきになるわ・・・

 

ちなみに今回は一切そういったものは購入しませんでした。

いくらオタクと言えど知らないジャンルに手が出せるほど見境もなく…

というかやっぱり、絵柄がアメコミチックなものがあって興味深かったです。

 

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他には、メイド喫茶やゲーミングスペースやアニメ上映会などエリアに分かれてました。

メイド喫茶はパツキンねーちゃん(表現古い)の本格的なものを想像するだろう?

 

違うんだそれが…日本と変わらないから。

というかやっぱり施設が公民館ぽいからか学園祭だった(真顔

 

ゲーミングスペースはこちらで主流なのか既存のボードゲームを皆んなで遊ぶスペースになっていました。

 

コスプレについて

ぱっと目についたのは、ラブライブアイドルマスターのコスプレをしている女の子が多かった印象

うたプリもちらっといたかな…あとはボーカロイド

日本で人気なものはこっちでも人気なんですねぇ。

めっちゃ豪華な衣装を着た人は専用?カメコと連れ立っていたので、あ、これ知ってる、日本でもあるわ。状態

意外に発売したばかりのニーア・オートマタのコスプレをしている人も発見して日本のゲームの人気度も押し計れました。

 

特殊だなと感じたところは、こちらではカツラではなく地毛をそのまま染めてコスプレしているところ

 

あとは言っちゃなんですが…

レイヤーでも似合うコスプレと自分がしたキャラのコスプレをしたい派と別れるとおもうのですが

圧倒的に後者が多い印象でした。体型とかも気にせず。そういうのは良いなぁとぼんやり眺めてましたが。

なので大勢のカメコとレイヤー1人というよりはレイヤー同士で撮影して楽しんでる感じでした。

また着替えのスペースが確保されてないからか、会場外からすでに扮装している人が割といたこと

 

日本ではルールやマナー等が厳しい中、こっちのオタクは気にせずフリーダムに楽しんでいる様が見れました。

キャラのコスプレで痛バッグ装備した子が戦利品をおもむろにバス停で広げられたときには、ちょっとドキドキしたよ。。。

 

どんな人たちがいたか

アジア系がやはり多い印象。中国・韓国系が多い印象ですが、こっちの日系の方もいるのかもしれない

なので、ぱっと見た感じは日本のそういった類のイベントと光景は変わらないです。服装もそんなに。

バンギャぽいゴシック系の人は増えますが。

ただコミケのように統率がとれてるかというと割と廊下にコスプレした人が座り込んでもの食べてたり

勝手に音楽流して踊ってたり等

イメージとしてはこちらのホームパーティやらとそう変わらない雰囲気なのかなぁと思いました。

 

今回は小さめのイベントに行きましたが、夏が一番大きいイベントがあるみたいですね!

そのときは入場料が$30くらいはするのかな…

やはり日本と比べると入場料が割高に感じるのですが、かなり規模も違ってまた雰囲気も違うようです。

先日、日本で行われてた Anime Japanに近いかもしれませんね。

日本のコンテンツがどう受け入れられているのか見る機会には良いかもしれません。

 

私も刺激されて、ちょっと次サークル参加してみたいとか考えちゃいました笑

ただ・・・問題は印刷所とかですかねぇ。コピ本とかもコンビニに印刷機置いてたりするのかな・・・

Vancouver最大のTech系Meet upに行ってきて失敗してきた

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先日、初めてTech Vancouverというグループのミートアップに参加してきました!

所属人数は約4000人、有料にもかかわらず毎回100人越えの参加者がいる大御所です。

www.meetup.com

 

場所はダウンタウン、会場はなんと現地Amazon法人!!

(もちろん好き勝手には行けない…)

ぱっと見、通路に会議スペースがあって開放的なオフィスだなって

タイムスケジュールを勘違いしていた

まず第一の失敗として、日本のようなノリだと

プレゼン1,2→小休憩→プレゼン3,4→アフターパーティ

という感じなんですが

 

フリータイム(小1時間)→プレゼン1,2→小休憩→プレゼン3,4

 

まったくの逆パターンだった。というオチ。

 

ビールとピザが用意されていたので、いそいそと席に座って食べてプレゼンを待っているも一向に始まらない・・・

おやっと思った時に会場振り返ったときにはもう時すでに遅し・・・

参加者はグループ組んで楽しそうにお喋り。

入る余地がない。

 

せっかくミートアップに来たのに

ぼっち!!

ピザとビールはおいしかったです

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トーク内容

ほとんどがアプリのスタートアップの企業のようでした。

TED方式で、事業内容を紹介しモックアップを披露。

YouTubeで過去の発表について全て見返せるようなので、気になる方はどうぞ。


Erin O'Neill of Nourished Babe presents Knowing What Is Valuable

質疑応答では辛辣な質問もちらほら。

マネタイズ等については、まだまだこれから詰められそうなもの。

現時点で社員に対して給料が払えるかどうか…というようなお話も

スタートアップの世界は厳しい…

 

TechはTechでも広義だった

一通りAPP系の企業がプレゼンし終わったあと

次のプレゼンテーションは新素材による新しいコンクリート事業のお話

 

あれ、コンクリ。。。?

 

スピーカーもパソコンとか出てこないけど、

これもテクノロジーだから!!

とおしゃってて、確かに最新の技術だわ…と

 

あまり大きなミートアップはかなり多くの人が集まる分

職種もバラバラでなかなか話をするにもとっつきにくく

もう少しジャンルに絞って、参加した方が良いなぁと感じました

 

就職口としてのスタートアップ企業は?

今回、コネクション作りやらこっちのミートアップはどうだろうと様子見で行きました

個人的な意見ですが

外国人にとってスタートアップ企業に就職するのはリスキーだと感じています。

将来的にワークビザを取得したり移民をしようと考えている人には厳しいように思います。

スタートアップ企業でそういった事務処理を行う余裕は人員的にもキツいでしょうし

移民の条件に「その職種の平均給与以上のものを取得していないといけない」ということもあり

もし望むのであれば、専用の弁護士などに頼むしかないでしょう。

そもそもの給与の支払いが危ういというのは生活に関わります。

やはり現地人が家持ちで移住食にも困らないからこそできることだと思います。

いくら”少人数でのやりがい”という夢があっても、一切フォローがないことを覚悟して挑むしかないと思います。

 

まとめ

ミートアップは自分の専攻に合わせたもの、

もっと特定な分野(プログラミング言語や業界:Web、ゲーム等)にフォーカスして参加する方が良い

英語での会話がまだ不慣れな場合、専攻外の話題で技術的な話は受け答えするには大分難解です。

個人的にもうちょっと少人数のところから慣らせればなぁと思います。