Eluveitie『Origins』
Judas Priestの新譜に、いまだ半信半疑で手が出せずにいるなか…これはもう出たら速攻ポチるつもりでw
8人組の大所帯、前作から2人メンバーが変わって最初の作品。
前々作あたりからの、それまでのややゴリ押し気味なところからひと皮剥けた部分に加え、前作のコンセプト・アルバム的な雰囲気も踏襲しつつ…今回は、その前2作以上にアグレッシヴさが強調された、本来の「メロデス系フォーク・メタル」とでもいうか(?)…ライブでも心おきなく頭を振れるw内容になっていると思う。
ボーナストラックの、同曲4か国語バージョン連発はちょっと笑ってしまったけど…まぁ余興としては面白いかなw
今春には地元スイスの音楽賞で、メタルバンド初のベスト・ライブ・アクトを受賞する快挙。先日は待望の初来日も実現。活躍の場を徐々に広げてるのは、個人的にも近年イチオシのバンドだけに喜ばしい。
もしかして、これから「良くも悪くも」ビッグになっていっちゃったりするのかなぁ、なんて思ったりもしてたんだけど…
この新譜から聴こえてくるのは「俺達は変わらない!」というメッセージのような、そんな気もした。
どこか安心したような、でもやっぱり、もっともっと、スイスといえば彼ら!と言われるくらいの「ビッグな」存在になってほしいような。
ちょっとフクザツ?w
ブラジルW杯 私的「ウラ」ベストイレブン(?)
ちょっと日数が空いてしまったけど…やりかけたものは最後までw
えーと、ウラ…といいつつ、じつは今回こっちも結構マジメに選びましたw
かみつきスアレスとか飛び蹴りスニガとか頭突きペペとかそっち系で…とも思ったんだけど、とにかく今大会は本当に好チーム、好試合が多くて。こりゃあネタに走ってる場合じゃないなとw
そんなわけで、オモテバージョンの11人には収まりきれなかった、主役にはなれずとも輝きを放った選手たちを。
♫おーえーあーw
GKの活躍が目立った今大会。ノイアーを除いても、1人に絞るのはとても難しい…
ベスト8をかけたベルギーとの試合。120分でじつに38本ものシュートを浴び、最後は2失点したものの1試合16セーブのW杯新記録を樹立したハワード。そんだけ打たれまくった守備陣もどうなんだというのはこの際置いといて…まさにダイ・ハードの国アメリカ最後の砦であった。敗戦にもかかわらずこの試合のMOM(Man of the Match)に選出されたほど。しかし本人は「それが自分の仕事。そのために代表に呼ばれている」とサラリ。んもーかっけーぢゃないかこのどーしてくれんだコラ(違www
メキシコからも、ベテランのDF職人マルケスを。最後の最後でロッベンを引っ掛けて逆転のPKを与えてしまったがこれはもう責められないだろう。
オモテバージョンに1人も選ばなかったおわびに(?)ここでフランスとベルギーからも。
フランスはエースのリベリーをケガで欠いて苦しいかと思われたが、地味にいい選手が多かった。次点エース(?)のベンゼマさんは好調だったと思うんだけど…大事なとこで決めきれなかったので見送りw
ここは次代に託すべく、ベストヤングプレーヤー賞受賞のポクバと、同じく候補に選出のヴァランを。フランスもこれからもっと強くなる。
ベルギーは…正直、もうちょっとやってくれるんじゃないかと期待したのだが。ベスト8入りは果たしたけれど、若きタレント軍団は、その輝きを内に秘めたまま終わってしまったような気もする。そんな中、後方からチームを支えた主将コンパニーの安定ぶりはさすがの一言。こんなCBが日本にも1人でいいから…ムリかw
オランダからこちらにも2人。左サイドで奮闘し、スペイン戦であのファン・ペルシーの超絶ダイビングヘッドをアシストしたブリント。ガチでベストイレブンに選んでる人も多いのは頷ける。
どうしても中盤が1人埋まらなかったので、困ったときのワイナルドゥム…いやそんな言葉はないけど今つくった(爆
彼もまだ23歳。本来は攻撃的なプレイヤーで、所属クラブのPSVでも10番をつけてるらしいけど、今回の代表ではデヨングと共に中盤のフィルター役としてもハードワーク。3位決定戦、トドメの3点目となったW杯初ゴールはそのご褒美だったのかも。
あえて、われらがザックジャパンからも。
不調のチームのなかで存在感を示しながら、終わった後は代表引退をほのめかすような発言もあったというが…いやいやウッチーにはまだまだやってもらわないと。
もしや、今後は中盤(もちろんサイドではなくセンター)でも新境地を開拓して、まさしく「日本のラーム」に!?
いやホント、冗談抜きで。誰か中盤やらせてみてほしい。ダメなら代表で試そうよ。ね、ほら。騙されたと思って(違w
しかしながら、これはウッチーだからこそ言うのであって。長友は却下w…アナタは早く世界一のサイドバックになりなさいっ!w
コスタリカからももう1人、レフティで10番、かつイケメンと三拍子揃った(違w)ブライアン・ルイス。堅守からの、彼を起点とした切れ味鋭いカウンターは本当に見事でした。
ドイツvsアルジェリアの延長戦に入る直前、アルジェリアの選手たちが円陣で見せた凄まじい闘志。そして仲間からの渾身のスルーパスに、疲労で足がもつれながらも、屈強なドイツDF陣の間に身を投げ出して突っ込んでいくFWスリマニの姿には…本当に心が震えた。
もしかしたら、いまの日本にいちばん欠けているかもしれないものを見せられたような気がした。技術や戦術云々ではない何かを。国の誇りをかけて戦うことの意味を。誰かのために全てを捧げる覚悟を。
前回大会に続いて、今回も好チームぶりを存分に印象づけたチリを代表して、エースのアレクシス・サンチェス。
ドイツのように、DFラインを非常に高く押し上げてくるチームを攻略するには、パスワークよりもドリブルの方が有効なことを、決勝戦のアルゼンチンは示したと思う。そこで改めてクローズアップされるのが「個のチカラ」というわけだ。
ドイツにしても、あれだけ手数と人数をかけた分厚い攻撃でも破れなかったアルゼンチンの守備を、結局はシュルレの単独突破からクロス→ゲッツェの美技。たった2人で決めてしまったわけで。
もしかすると「ドリブラー復権」の時代が訪れることになったり…するのかも?
そして、最後にこの場を借りて…やはり、われらが日本のザッケローニ監督にも、触れておかなければイカンでしょう。
振り返ってみれば、今大会のベスト8のうち、ザックジャパンはアルゼンチン、フランス、ベルギー、コスタリカに勝ち、オランダとは引き分けているのだ。そう考えたらちょっとスゴくない?w
親善試合とはいえ、それだけのポテンシャル、可能性は見せたということを過小評価すべきではない。ザックジャパンは決して弱くはなかった。アジアカップも奪い返したし、対韓国戦も2勝2分けで負けていない(五輪はU-23なので別)
確かに、W杯での結果が全てなのかもしれないが、この4年間を、最後の3試合だけで全否定するのは間違ってると思う。
ドイツだって、最後の優勝から24年かかったのだ。日本はといえば「初出場」からさえ、まだ16年しか経ってないのである。
話がそれたw
まぁそんなわけで、4年間、目先の結果だけにコミットするのではなく、その先の未来に向けての「種まき」までやってくれた外国人監督という意味では、近年では唯一の人だったのではないか、と思うわけなんです。
ありがとう。あなたが日本を愛してくれたように、私達もあなたに感謝したい。
ということで、「ウラ」ベストイレブンのフォーメーションも、本来彼の代名詞だった3-4-3で組んでみた。
結局、日本ではうまくいかずに封印しちゃったけど…今となっては、もう少し時間をかけてモノにしておけば、ブラジルのピッチでも、また違う絵が描けていたのかもなぁ、なんて思ったり。
ふぁ〜〜っ。
オモテより長くなっとるしww(^^;;
不覚にも読んでしまった方ごめんなさいwww
ブラジルW杯『私的ベストイレブン』考
終わってみれば、もう一度大会を最初からやり直したとしてもやっぱりドイツが優勝するだろう…と思わせる盤石の強さだった。当然、そこにはブラジルが立ちはだかるはずだと思っていたのだが…
衝撃的なスコア。あれがそのまま実力差とは思わないが…鉄壁だと思っていた守備があんなにあっさり崩壊してしまうとは。(サポーターの涙腺も崩壊…)
日本もそうだったけど、親善試合の内容や結果は、真剣勝負の本番に向けては何の保証にもならないのだと改めて。
フットボールとは、時に恐ろしく、また残酷なものである…
さて、そんなわけで。
またまた懲りずにw「私的ベストイレブン」を考えつつ、自分なりに大会をざっくり振り返ってみようかなと。
対象はベスト8進出チームとしましたが、今回、ベルギーとフランスからは選出ゼロになっちゃいました。ゴメンゆるしてw
それではさっそく。
♫おーえーあーw
ドイツからは4人。まぁもう、誰を選んでもいいくらい、今回のドイツは選手層が厚かったけど…やはりノイアーは、これで名実ともに世界最高の、そして現代サッカーにおけるGKの理想像となったのでは。
主将のラームは、途中からはアンカーではなく「元職」の右SBに戻ってたけど…もしかすると、これからは彼のようにSBと中盤を「兼任」するプレーヤーが、新たなトレンドになっていったりするのかも?
ミュラーは4年前の前回も選んだ記憶があるけど…ここはメッシと迷ったところ。
確かに、ゴールデンボール(大会MVP)は受賞したし、ベスト8までは間違いなく彼がアルゼンチンを牽引してたけど…そこから先に行けたのは、むしろ守備陣の頑張りによるところが大きかったし、単純に、4ゴール1アシストのメッシより、5ゴール3アシストのミュラーかなぁと。
ということで、アルゼンチンからは、その守備を支えた二人をチョイス。マスチェラーノはバルサでは控えに甘んじることが多かったけど、今回の活躍とスペイン代表の不振も考えると、今季は流れが変わってくるかも?
ベルギーとフランスからは選ばなかったのに、どうしてもコスタリカは入れたかったというねw…やはり、今大会最大のサプライズといえば!
ここでは、マインツで岡崎のチームメイトでもある左SBのディアスを。今大会のトレンドのひとつだった、ハイラインを保つ能動的な5バックは、彼らサイドバック(ウイングバック)の運動量とクオリティあってこそ。
その、同じ5バックを基本に今大会を戦ったオランダから、まぁロッベンは仕方ないとしてw…もう1人、ベテランのカイトを。
左を主戦場にしつつも、戦況に応じて右に回ったりFWに上がったり…ファン・ハールの巧みな戦術を支える影の功労者だったと思う。かつてフェイエノールトで、あの小野伸二ともプレイしてたんだよなぁ…と思うと、また違った感情も湧いてくるのだけれども。
残念すぎる結果だとしても、開催国ブラジルから1人も選ばないわけにはいかない。しかしあのドイツ戦のあとでは、当確だと思ってたチアゴ・シウバやダビド・ルイスも少々選びづらい…
ってことで、やっぱりネイマール。22歳の若きエースは、あまりに多くのものをひとりで背負わされすぎた。王国復活は、彼への依存をどれだけ減らせるかにもかかっているのかも…
そのブラジルに敗れたコロンビアだが、同じ22歳の10番、ハメス・ロドリゲス。日本のファンにとっても、忘れることのできない名前になったはずである(^^;;
ベスト8での敗退にもかかわらず、5試合で6ゴールを挙げて得点王に。ビッグクラブ(レアル?)への移籍も秒読み段階。ここから一気に、世界のトップスターの仲間入りを果たすか。今後も目が離せない。
で、ついでに(?)…監督もw
ファン・ハールについては、コスタリカ戦でのGK交代など(あれには本当に驚いたw)その策がことごとく的中したことばかりがクローズアップされるけれども…本当にすごいのは、オランダサッカーが1970年代以降、ずっとこだわり続けてきた伝統の殻を、ついに脱ぎ捨てたその決断。「美しく勝利せよ」というクライフの名言は、オランダにとってある意味「呪縛」でもあったのだと思う。もちろん賛否は今後もあるだろうけど、ひとつの新たな可能性は示された。
今季はマンチェスターUの新指揮官となるわけだが…果たして、香川真司にとっては「恩師」となるのだろうか。それとも…
…とまぁ、こんな感じになりましたが。いかがでしたでしょうw
しかしまぁ、11人に絞りきるのは、かな〜り無理があるね(^^;;
まだまだ、挙げたい選手、触れたい試合がたくさんありすぎて…
ってーことは、やっぱりコレ、前回4年前もやった「ウラ」ベストイレブンも⁈
…ええやりましょう。やりますとも!ww
(つづく…のか?)
ザックJAPANも終わってしまったので次の日本代表を考え…ぃゃ妄想してみたw
何か去年の秋くらいにも、気が早すぎる似たような記事を書いた気がするけどw
まぁW杯自体は、むしろこれからが本当に面白いわけなんですがね…
その舞台に、日本が残っていないことが残念で仕方がない。
しかし逆に、今後に関して何も決まっていない今こそ、ファンにとってはああでもない、こうでもないと持論を展開しつつモーソーできる、ある意味いちばん楽しい時期でもある…のかも??
てことで…
それではいってみませうw
20代前半の選手が、強豪チームのなかでも中心的役割を担う時代になろうとしている。アンダー世代から五輪を経て…なんて悠長なことをやってたら、ますます世界の流れから置いていかれちゃうのでは。A代表にも、1世代飛ばしくらいの大胆な若返りが必要と考える。
図のカッコ内は各選手の現在の年齢。現時点での平均は、21.27歳。もちろん若けりゃいいってもんでもないし、年齢だけでベテランを排除するのは愚かだけど…この4年間はメンバーがあまりにも固定されすぎた。このくらいフレッシュな顔ぶれを見てみたい。
フェアな競争をもう1度。代表はスター選手のショーウィンドウではない。
期待されつつ、正直伸び悩んでる感のある、宮市や宇佐美、柴崎らの世代だけど…ひとつ上のロンドン五輪世代だって、その少し前までは散々だったことを思えば、まだ逆襲のチャンスはあると思うし、そうしてもらわないと困る。
このままだと、下のリオ五輪世代からも挟み撃ちにあって埋もれちゃうぞ。
そのリオ世代を飛び越して…4年後に「20代前半」を迎える、10代の選手も。
ブラジルW杯の予備登録メンバーに選ばれた南野は、言ってみれば4年前の香川と似た立場にいる。ここからどれだけ飛躍できるか。
軽く世界を驚かせた昨年のU17W杯組からも、SBもこなす「ニュータイプの10番」水谷。
そして、弱い弱いと言われるCBにも、兄を越える197cmの長身ハーフナー・ニッキ。現状では課題も多いけど、189cmのマヤとのコンビには新たな魅力を感じる。まぁこの世代には他にも有望なCBが多いけど…
11人以外にも…
例えば、今回ザックの最終チョイスから外れた細貝。
4年後は30代になるけれど、もし今回、ああいうアグレッシブな守備のできるファイターが1人でもいたら…(山口も頑張ってはいたけれども)
やっぱり、ひとつのやり方しかできないチームの脆さ、というのは(同じく敗退したスペインをみても)今大会の教訓にしないといけないのでは。
あとは、山口とともにロンドン五輪を戦った(セレッソでもチームメイトの)扇原あたりも。サイズのあるボランチで、しかもレフティというのは今の代表にはいないタイプだし…
あ、一応書いておくけど、ワタクシ何も「本田も香川も長友ももういらない」なんて言うつもりは全くないんですよ。
とりわけ、香川なんて今の日本でいちばん好きな選手だし(それだけにツライ…)
ただここでは、彼らの存在、あるいは人気に依存するのではない、新しい代表の姿を見たいという思いも込めて…あえて名前を入れませんでした。
ウッシー(内田のことねw)についてもひとこと。
何か今後に関して微妙な発言を?…ってな話もあるみたいだけど、彼もきっと戻ってくるはず。
ただし、もしかするとその時は、右SBとして…ではなく!?
本人も以前どこかで、いずれは中盤もやってみたい、と語ったことがあるとかないとか。実際向いてるんじゃないか、という意見もかなり。
本来右SBの選手が、所属クラブで中盤にコンバートされて成功し、そのまま代表でも中盤でプレイ…といえば?
そう。あのドイツの主将ラーム(バイエルン・ミュンヘン)と同じではないかっ!
4年後ロシアの地で、キャプテンマークを腕に巻き、ピッチの中央でハードワークしつつパスを散らすウッシーの姿が…なぁんて!?(これぞ妄想大爆発ww
いつもながら、散々書き散らして、ちっともまとまらない文章でスンマセンw(^^;;
Neal Schon『So U』
- アーティスト: Neal Schon
- 出版社/メーカー: Frontiers Records
- 発売日: 2014/05/15
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また、弦楽器オンチのワタクシが、ギタリストのソロアルバムに手を出すというww
言わずと知れた、Journeyのギタリスト、ニール・ショーンのソロ最新作。
メインのソングライティングは、ニールと共に、Night Rangerのジャック・ブレイズが担当。
ベースには、再結成Thin LizzyやWhitesnakeなどでもプレイした、六弦フレットレスを操る名手マルコ・メンドーサ。ドラムには、かつてのBad EnglishやHardline、そして現在のJourneyに至る長年の盟友ディーン・カストロノヴォとくれば…これはソソられるというものでしょう。
しかも、この三人ともに「歌える」となれば、ある意味トリオとしての理想形。実際に、各々のヴォーカルをフィーチャーした楽曲が収められている。
しかし、いちばんの聴きどころは、師匠のカルロス・サンタナに捧げたというスリリングな超絶インスト…になるのかなぁ、やっぱりw
ディーンも、Journeyあたりでは若干封印気味(?)の、ツーバス絡めまくり高速フレーズを次々と繰り出して…さぞやご満悦だったのではなかろうかと。ぶは〜っw(やっぱり、この人はこのくらい叩きまくってくれた方が気持ちいい。聴く方としても)
まぁ、そういうの目当てに聴くもよし。またシンプルに、ゴキゲンなアメリカン・ロックアルバムとして楽しむのもよし、といった内容になってると思います♪
…しかし、またしてもコレ、ギタリストのソロアルバムのレビューとしては全く役に立っとらんなぁwww(^^;;
というわけで、そのインストナンバー「Exotica」をバックにしたアルバムPV♪(途中でお喋り入ってますw
Joe Satriani『Unstoppable Momentum』
- アーティスト: Joe Satriani
- 出版社/メーカー: Red Int / Red Ink
- 発売日: 2013/05/07
- メディア: CD
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ギターじゃコードもロクに押さえられない弦楽器オンチのジブンが、なぜにギタリストのソロアルバムなんぞを?
こーゆーときは、大抵別のヨコシマな(?)目的があるものでして…
まぁ、ぶっちゃけていいますと「ドラムがヴィニー・カリウタだったから」というねww
ジャズ系の作品では、もうあまりにヘンタイすぎて理解の域を越えてしまうのだけれどもw…ロックを叩かせてもやっぱり超一流なんですよねぇ、このお方は。
以前スティングと一緒にやってた頃のなんかも大好きだったし。
今作でも、バラエティに富んだ楽曲の数々に、まさにピシャリのドラミングで彩りを添えている。ストレートなロックグルーヴから、テクニカルな人力ブレイクビーツ風のプレイまで…もうホント、いちいちツボにハマっててニクいんだよなぁ〜これがw
…と、気がつけば、師匠のギターそっちのけで、いつの間にかドラムばっかり聴いてるというまさに本末転倒なw
…てか、コレそもそもレビューになってないだろwww
何やらくっちゃべってますが(←本当に失礼w)
何曲か「さわり」の部分も聴けますよ♪
Karnataka『The Gathering Light』
ここ何年か、音楽的に「ツボ」というか…
ジブンのなかで漠然と、いつかこんなのができたらいいなぁという、ある種の理想のカタチ、とでもいうか。
それを、目の前にポッと見せられた、聴かせられたような気持ちになったバンドが、3つありますw
奇しくも、それらには共通点があって…
・英国のバンドである。
・女性ボーカルと、キーボード(あるいはピアノ)がフィーチャーされている。
・プログレの系譜を受け継いでいる、あるいはその影響を強く受けている。
その3つのバンドとは…
「Renaissance」
「Mostly Autumn」
そして、今回紹介する「Karnataka」
マニアックすぎ…かしら?www
まぁそれはともかく。
これは、大幅なメンバーチェンジ(というより、オリジナルメンバーのBassひとりを残して総入れ替え)を経た、バンドとしての再スタートともいえる2010年の作品。
しかしながら、そのサウンド、雰囲気は、しっかりと受け継がれていて。
ケルトの空気を身にまとい、透明感と同時に、どこか憂いと湿り気を帯びた…英国ロック伝統のかほり。
前述の、他の2つのバンドもそうなんだけど…
彼等独特の、まぁ何といいますかね…
ひとことで言うと…「ジワジワ来るカンジ」
コレがねぇ…もうタマランのですわ〜w
もちろん、ガツンとくるヤツもいいんだけど
やっぱり、トシ取ってくるとねww
こういう良さってのは、まだケ●のアオいガキンチョにはわかるまいな〜(違
いつか、こんなのがやれたら…という思いの片方で
難しいだろうなぁ…と、どこか客観的に考えてしまうジブンもまたいて。
たぶん、カヴァーやっても誰もわからんしw
オリジナルにしても、このテの音楽って、ハードルは高いくせにウケる要素は少ないという…いちばん割に合わないタイプだよねぇ(^^;;
お客さん呼びづらいなぁw
だからこそ…
華々しく、脚光を浴びることはなくとも…
こういう音楽を具現化したバンドが存在してくれていることが、素直に嬉しいのです♪
地味でもいい。
こういうバンドが「生き延びて」…その血を繋いでくれるといいなぁ、と。
(アルバム収録曲より)