私が進んで残業する理由
なぜ残業しないと不安になるのか考えてみた。
あくまで「やるべきことさえやっていれば定時に帰ってよいのに、なぜ定時に上がろうとしないのか」という心理的な内容であって、
- やるべき仕事が山程あってその日に捌ききれない。
- 上司の前に部下が帰ってはいけないという昭和企業にいる。
ではないし、固定残業制+超過残業代は大した金額ではないので、残業代を稼ぐためにわざとダラダラしているわけでもない。
定時に帰ってもやることがない
入社前は趣味にゲームと書けるくらいにゲームをしていたが、ゲーム機は数ヶ月以上起動していないし、続けているデレステも最近は偶に数曲プレイする程度である。
定時に帰っても3時間残業しても、やることがないなら残業している方が充実感がある。
通勤時間が長すぎる
通勤時間は往復3時間かかるので、定時に帰宅しても自由時間は12時間。
朝夕にちゃんと食事を取り、身だしなみ(朝の身支度、洗濯、入浴)を整え、睡眠時間をちゃんと8時間取った場合、残った時間はわずかである。
通退勤は体力を使うので、帰ったら眠気で何もやる気が起きないから、定時に帰る意味がない。
また、夜遅いほうが電車が空いていて座れるので、1時間以上吊り革を掴まる必要がないし、寝不足なら端に座って寝ることもできる。
完璧主義(自己肯定感が低い)
当日のやるべきことをこなしても、まだ何かできることがあるのではないか、明日やることに着手したほうが当日焦らずに済むだろうという考え。
こういう人はいくら仕事をしても満足できないので、退勤上限まで残業する→今日こなせる最大の成果を上げた、と考えるしか満足する方法がない。
固定残業制
0時間働いても、固定残業めいっぱい働いても人件費は同じなので、会社の収支には迷惑をかけていないという考え。
社内評価が上がる
勤務先は残業時間で評価される会社ではないが、定時に帰ると「当日最低限やるべきこと」しかできないので、評価が「期待を満たしている」にとどまってしまう。
残業時間に業務改善したり、社内勉強会の資料をこだわってみたり、週のタスクを巻いてチームの仕事を肩代わりしたりすると、評価が上がりやすくなる。
頭の良い人はやるべきことを8割、奉仕を2割くらいにして評価を稼いでいるのだろうが、そんなに器用ではないので残業して取り返すしかない。
周りも残業している
周りが残業しているから自分も仕事しなきゃ、という考え。
定時に帰れる会社なので当然定時に帰る人もいるが、忙しくて残っている人も多い。
最近はあまり考えていない。
なぜ定時に帰らないのか、というより、なぜ定時に帰るのか、という思考に陥っている気がする。