昭和・平成・令和 徒然なるままに

徒然なるままに様々なことを思いつきで語りたいと思います。特にプロ野球の現在過去未来、ジャイアンツの戦略イメージについて語ったり、プロ野球選手や皆様の生活にちょっとしたよい変化を与えられるよう情報を提供し活動していきたいと思います。ふと心に浮かんだ取るに足らない話題ばかりで大変恐縮ですがお付き合いのほどお願いいたします。。

育成と再生の余裕

 今日はびっくりの記事を見つけました。大久保コーチに私は大変期待していましたが、正直がっかりしました。今回の記事では原監督の擁護をしているのが見え見えで気分が悪くなりました。

 そろそろ考えていかないと、今年は中日?と最下位争い確実だと思います。

この記事で問題なのは、大久保コーチは「育成する選手を置いておく余裕はないんですよね」と言及し、育成する選手は置いておく余裕はないが、(言及はしていませんが)まさに批判されている、再生するための選手はいくらでも置いて、打てなくても使い続ける余裕はあるということですよね。一割台の坂本選手、丸選手、松田選手に関してはいくらでも再生の時間を費やす余裕はあるということでしょうか?中田選手も再生までにファームでの調整など時間が必要でした。坂本選手も中田選手同様問題を起こしたわけですから、ファームでもう一度鍛え直し、以前の体の切れやスイングを取り戻してから一軍に上げ、その間中山選手や門脇選手を育成するのはだめなのでしょうか?若手を全く使わないと批判されるから、本当はベテラン勢すべてでスタメンの打順を組みたいが、エクスキューズで少々スタメンに使っているようにしか見えません。勝っているならいざ知らず、負けているのに若手もベテランも同じ基準で使わないというのは、一生懸命やっている選手やファンをないがしろにしているとしか見えません。私は前回も同様なことを書きましたが、若手は経験が必要であり、素質のある選手も我慢して使わないと、育成しないとだめだと思っています。坂本選手も2年目レギュラーで使われたときは打率257本塁打8本です。抜群の成績ではありません。これは育成ではなかったのでしょうか?現在の二軍では3割打っている選手がいるのに、課題がまだまだある、一軍だと打てないだろうと一割台のベテランを優遇する。これでは今までのように、他軍で活躍した、あるいはしている巨人の歴代若手選手、最近だと一岡投手、田口投手、平良投手、大田選手、宇佐美選手などのような選手を、どんどん他軍で輩出することになるのではないでしょうか?

 この記事の最後の「選手を育成するためではなく、“勝つため”に若手選手たちも一軍でプレーする。」というのを「選手を再生するためではなく、”勝つため”にベテラン選手たちも一軍でプレーする。」というように言い換えれば、まさに現在の巨人軍となります。ただし、”勝つため”にはなっておらず”負けるため”ですね。私は今年は二軍戦中継と、若手が出てきたときのみ一軍戦のTVをつけることにします。私と同様の巨人ファンはいらっしゃるでしょうか?

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失うもの失われたものと得るもの得られたもの

 半年間のごぶさたでした。まあ私がブログを更新しなくても、世の中に特に大きな影響はないのでそろそろおしまいにしようかと思ってました。この半年間はとても忙しく、新年度になったら思いがけず失われたものも多く、得られたものは少なく、周りから見たら自分は辛い状況に見えるんだろうなと思いながらも、周りの人のために自分ができると思われることをやって何とか過ごしている状況です。

 さて巨人軍はドラフト1位で久々の当たりくじ。秋の時点ではドラフトの採点もよく、今年は行けるのかなという期待を持たせましたが、ペナントレースが始まってみれば、下馬評通り”やはり”Bクラスは確実な状況に見えます。もちろんまだまだこれからとは思いますが、戦いぶりが相変わらず粗く、打線も線で動かず、去年と全く変わらない印象で、新しい芽も目立たない状況ですね。阪神やヤクルトは下馬評通りで、広島も新井監督のもと地道な戦いをしているように見えます。

 私と同様、巨人に失われたものは多いと思います。私は下記の昔の記事のように田口投手と廣岡選手のトレードは未来志向でよかったのではないかなと思いましたが、現在の廣岡選手と田口投手の状況を考えると、田口投手の力量は目立っており、当時、力量を比較されたのではなく、おそらく昔の駒田選手と同様、首脳陣に嫌われて放出された可能性も高いのかなと疑ってしまいます。FAで山口投手を獲得しましたがすでに引退、人的補償の平良投手はDeNAで活躍中と最近のFAもことごとく失敗で得られたものは限定的に過ぎず、昨年も西部の森選手に見向きもされず、一流選手には人気がない、評価されないチームに成り下がっています。

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 今日も私が出かけたところで、ソフトバンクの話をしている方々を見つけましたが、巨人の”き”の字もでず、それらだけで言うのもなんですが、”人気”あるいは”よいチームであること”の凋落ぶりは顕著な印象で、一昨年のドラフト一位の大勢投手にも”阪神に行きたかった”と言われてしまい、巨人軍の選手でも巨人愛が目立つのは長野選手などベテランのみかなという感じです。私は長野選手やソフトバンクから来た松田選手は好きです。しかしチームのことを思えばどうなのでしょう。中島選手もいます。その分若手の選手の打席は失われます。坂本選手も我慢して最初の1シーズン使い続けて現在の状況が得られたわけで、使い続けない限り育たず、得られるものは少ないと思います。阿部選手もそうだったと思います。逆の意味で日ハムにトレードされた現在はDeNAの大田選手もそうでした。中田選手や坂本選手も不祥事がありながら、精神面を含めた調子も戻っていないのに使い続けられていました。これらベテラン選手の打席の大半を若手の選手の打席にしてあげられなかったのでしょうか?負け続けても若手を一軍で使い続けた長嶋監督の初期の時代のようなことはできないのでしょうか?ベテラン選手には体力の衰えをカバーするため、特に松田選手と中島選手には良い場面のみで使い、一打席にかける代打の切り札的役割などを持たせるようにされるのはいかがでしょう。失う、失ったものと得るもの、得られたものの評価がしっかりなされない限り、巨人軍の未来はないと思います。

 試合は最近は少しだけしか見ていませんが、原監督も相変わらず、冷静じゃないなと思える場面が多く、選手が思った通りに打てないと腕をポーンと悔しそうに振り下ろしたり、下記の記事のように「あなたの思った通りにはいかないよ」と大人げない発言が目立ったりします。WBCの日本選手は闘争心や感情を表に出して奮い立たせ、とてもよく戦っていました。それに対して栗山監督は冷静な判断をされていたと感じます。サヨナラの場面での周東選手の代走の場面もそうでした。私が思う一流の監督像の一つの条件は、常に冷静さを失わず、負けた時でも冷静に振り返ることができ、また選手のせいに絶対しない監督です。その点で原監督はどうでしょう。言葉を大事にするはずの読売新聞社や皆さんはどう評価されているのでしょうか?私は今のソフトバンクには、昔の巨人を見ているようで、強くなったとしてもソフトバンクのようには絶対になってほしくないです。そして現在のオリックスやヤクルトのように、首脳陣主導でドラフトから生え抜きを育てるしっかりとしたチーム作りができない限り、巨人が球界の盟主に再びなることは難しいと思います。本当は現在の巨人の戦いぶりを見ていてファンを辞めたいのはやまやまなのですが、巨人ファンが子どもの頃から沁みついていて、簡単にはやめられそうになく、辛い毎日です。

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慢心と向上心

 CS1stシリーズでタイガースが勝ち、結局監督がペナント前に辞めると宣言されたチームが日本シリーズに出場する可能性が出てきましたね。もちろんこれは岡田監督への期待感からなのかもしれませんが、やる気や実力発揮が必ずしもチームの指揮官の去就と強く関わるわけではないのだと、改めて感じました。

 さて巨人軍は予想されたとおり原監督続投という既定路線でしたね。皆さんはこの報道を見聞きしてどう感じられたでしょうか?私が最初に感じたのは、ソフトバンクに2年連続日本シリーズで1勝もできず完敗、昨年は3位になったものの、CS2ndシリーズでヤクルトに1勝もできず敗退、いったいこれでどうして慢心が生まれるの?というものでした。私が原監督なら、慢心という言葉は使わなかったでしょうし、新聞社という”言葉”を武器にするメディアも、このような報道になってまずいなと思わなかったのでしょうか?

 皆さんはすぐお分かりと思いますが、一流の成績で巨人軍を率いてきて日本シリーズやCSなどでもずっと立派な成績であったが、今年度だけはBクラスになってしまった、これは慢心があったというのはリーズナブルですね。しかし、ずっと巨人ファンを失望させるような成績を続けているのに”慢心が生まれる”とは指揮官の資質に関わる!と、ファンは思ってしまうのではないでしょうか?他のチームの監督が潔く辞めた(実質的には解任なのかもしれませんが)のと比べると、球界の盟主であった(名実ともにおそらく現在は違う)巨人軍としては、やはりおそまつだなと思います。私が仮に巨人軍オーナーで、原監督に留任をどうしてもお願いしたい事情があるのであれば、進退伺ではなく、辞表を提出させ、どうしても遺留せざるを得ないファンが納得する理由を作り、「来年度は原監督にもう1年やっていただくが、原監督の気持ちを尊重して、来年は日本シリーズの制覇ができなかったら、辞任を承諾する」などとメディアに報道させる、こうするでしょう。

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 私はこのような成績で慢心を生むような指揮官より、向上心が強い(もちろんこの報道通り残っていろいろと日本でやりたかったことも多かったのでしょうが)秋季練習に参加した稀有な外国人選手であるウォーカー選手のほうがずっと好きです。この報道からすれば、原監督が提案されたようですね。私も今年は、向上心のある外国人選手が秋季練習に参加しないのかなと思っていましたので、原監督も同様に考えていたのだなと少し安心しました。

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 これからドラフト、FAとありますが、私はFAでの選手の獲得に関しては、特に条件で釣るなら現状、否定です。条件で来るような選手ではなく、巨人軍を好きで素晴らしいチームにしたい、向上心の強い選手であれば是非獲得してほしいなと思います。そしてドラフトでは公表している浅野選手がくじになるのか、単独指名になるのかわかりませんが、外れたとしてもウォーカー選手のような向上心の強い選手、自分の能力をしっかり向上させる意識を強く持ち、さらにチームの仲間に貢献する意識も強い、巨人軍に必要不可欠な選手を獲得してほしいと切望します。

 

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チームワークとアンバランスがとれてない

 久しぶりの更新で申し訳ありません。日々何かしなければならないと思うことがあり、忙しい夏でした。現在は夏の名残で台風が来ていて、まだ蒸し暑い日が続いていますが、皆様体調はいかがでしょうか?

 景気は一向によくならず、賃金は上がらず、物価は上がり、旧統一教会の問題などで政権与党の自民党の支持率はみるみる下がり、台風の大雨で大きな被害も出ており、ウクライナ情勢もまだ収束しそうになく、あまり明るい話題がない気がします。これらのことを見ると、どこもチームワークがうまくいかなかったり、天候などアンバランスな状態かなというように思います。

 巨人軍はよいのか悪いのかわからない?状態ですが、球団コロナ禍の後、雨降って地固まるといった感じではなく、坂本選手の問題も尾を引いていて、野球に集中できる状態なのかな?と思います。

 コロナ禍ではあまりに多い人数の感染者が出たため、試合をすることができず、十分休めて優遇されていると批判されていました。理由にはなりませんが、巨人はドーム球場を本拠にしていて他のチームより試合消化が早いので、それでも消化試合数は上の方であり、あの感染者数では試合ができないのは仕方がないと私は思いました。しかし、なぜその感染者増が起きたのか?ときどき日テレG+などで、試合前の選手たちがベンチにいるところが映されているのをみたことがあるのですが、マスクをしている選手としていない選手が混在していました。医大との連携はいったい何のためにあるのでしょうか?このあたり感染予防が徹底されていないところを見ると、やはり指導者の責任は否めません。

 坂本選手についてもそうですね。法的に出場は特に問題がないのかもしれませんが、現在の坂本選手はケガや今回の報道の影響もあるのか、本人の能力的なところからすると実績にしろ打席での気迫にしろ、やはり以前の坂本選手ではないような気がします。年齢的な衰えともよく言われますが、王貞治選手が現在の坂本選手の年齢では円熟期であったと記憶していますから、節制がたりない自分が言うのも何ですが、超一流選手からするとやはり節制が足りない気はしますし、今回もけじめがつけられていないと思います。また野手のチームリーダーであることからすると、うーんこれではチームワークはよくならないと思いますね。中田選手は今年復活しました。しかし、昨年移籍した時に、いったん三軍に落とすなりしてけじめをつけておけば、今年の復活は原監督の手腕と拍手喝采されたかもしれないので大変残念です。打撃陣に関しては、チームワークの勝利が見えてこず、個人芸のホームランでばかりしか点を取れず、ホームランが少ない時は負けることが多いという、相変わらずの状態で、中堅の吉川選手の体力的・技術的成長以外、活躍しているのは実績ありの方ばかりで、若手の台頭が見られないお寒い状態だと思います。

 投手陣は、来年に期待を持たせる内容で、来期以降、伯父さんである原監督がいなくても菅野投手が投手陣のチームリーダーとなれば、戸郷選手のさらなる成長や大勢選手、山崎選手や赤星選手、堀田投手などさらなる飛躍が見込めそうです。

 現在チャンネルNECOでまた石立鉄男さんの雑居時代をやっていますが、カメラのモデルさんの”つけまつ毛”が片一方しかない状態で、それでもモデル事務所の社長が、カメラ目線的にバランスが悪くないという意味で「アンバランスがとれてるでしょう」と言って笑ってしまう表現がセリフの中で見られました。打撃陣がホームラン打者ばかりでアンバランスであっても、チームワークがよければ、アンバランスがとれ、繋がりもでき十分上位を目指せたはずで、覇気のみられる試合がもっと見られたと思います。しかし日曜朝のサンデーモーニング上原浩治さんが、「ベンチの雰囲気が良くない」と話されたように、投手陣、野手陣の真のチームリーダーを育てられなかった責任、チームワークの悪い攻撃、アンバランスだとしても繋げられる打線を作れない、12球団最大と言ってもよいコロナ禍で特に試合消化の悪い球団に迷惑を大いにかけた責任など、球団幹部、現場の首脳陣の責任は重いと思います。広岡達朗さんが言われるように、原監督もご自分の力を証明されたいと思われるのであれば、いったん在野に下り、お金をかけられない他球団からのオファーを待ち、FAばかりで選手の育たない巨人軍を倒して優勝すれば十分その証明ができると思います。CS進出や日本シリーズ進出ができなければ?(一位もすでに消滅しているのでどなたも異論はないと思います。)、ぜひけじめをつけ、きれいな首脳陣の引き際を見せていただきたいなと思います。

 今気づきましたが、広岡達朗さんの新たなオンライン記事がでていましたね。「巨人が勝てない7つの理由」ますます読みたくなりました。

www.chunichi.co.jp

 

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ホームランが多くても非力な打線、守備はうまくてもエラーの多い守備陣 コントロールはよくてもフォアボールが多い投手陣

 皆さんこんばんは。忙しくしているつもりの自分ですが、結構時間の無駄が多く効率が悪いなと思っているので、誰か指導力がある方に叩き直していただきたい今日この頃です。

 さて巨人軍、よかったり悪かったりですが、若手の選手が活躍すればああよかったなと思います。戸郷選手は成長されましたね。ピンチでもひるまず堂々と投げ込んでいらっしゃいます。9勝、9勝ときて、今年11勝、やはり若手にとっては場数が必要ということですね。私も同様で年をとっても初めての経験があり、経験のある方についているとだんだん対処法がわかってきます。そういう意味では最近は若手に場数を踏ませようという姿勢は増えてきていると思います。しかしながら現時点ではどう考えても、日本シリーズ0勝、2連敗というのが、克服途上とはとても思えません。

 まずホームランは多いが全体としては得点力の低い非力な打線、球数を増やす工夫がない、ファウルをうつ技術や粘りも少なくあっさりアウトになる、当然のように決まるバントが少ない(戸郷選手のバントうまかったです。)、ソロホームランが多く効率は悪くつながらない、タイムリーが少ないなどで先制、中押し、ダメ押しのような絵にかいたような勝ちが少ないと思います。松原選手は昨年ブレークしたのに今年はなせ打てないのか?手が長く見えるボランコ選手は、少々遠めでも外角の球をクロマティ選手のように流してホームランできるような選手にはなれないのか?疑問は多いですね。

 また吉川選手に代表されると思いますが、身体能力は高く守備範囲も広くスーパープレーをするのに、えっと思うようなエラーをすることも目立ちます。もちろんエラーをしない選手はいませんが、あれだけうまい選手がなぜ?といつも思います。このあたりなぜなのか検証してその対策について指導がなされているのか?うーんどうなのでしょう。

 個々の投手のコントロールはよくなっているのかもしれませんが、相変わらず心配なフォアボールの多い投球が多いと思います。今日の直江投手、良い球はあると思いますが、決め球がしっかりしていないので粘られる、抜け球が多いというような感じに見え、そうすると痛打されるだけでなく、粘られるのでフォアボールも増えるだろうな思いました。2軍で調整も多いので課題を克服できるように何度も指導されているのでしょうね。

 もちろん私は素人であり、見当はずれ?、あるいはそんなことはとうにタイムリーに何度も何度も一二軍を行き来しながら複数の目で同じことに関して一貫した指導がなされているのかもしれませんし、私が物申す必要は全くないのでしょう。ただ残念ながら、V9時代の川上野球とは比べるべくもなく、またその頃活躍した選手は皆優秀な指揮官・指導者になられたり、評論家として活躍されている方がほとんどでやはり超優秀な方たちだったのだなと歴史が証明しています。そしてその理由としても川上監督、牧野ヘッドコーチなどの指導した軌跡が下記の記事のように残っていて、しっかりした指導がなされていたことはいうまでもありません。 

www.news-postseven.com

 

 では、現在下記の記事を読んでも、本当に指導がなされたうえで、選手に託されているのか?不明です。原監督+元木ヘッドコーチノートがあるのかもしれませんが、私が以前記事にした廣岡達朗さんの書かれたことを見ると、どうも疑念が払拭されません。

news.yahoo.co.jp

 

prokenkougiants.hatenablog.com

 私は現指導陣が自信があるのなら、批判をする名評論家方を練習に呼んで、我々はこう指導し、こう対策をとっていて、さらにこのようなしっかりした育成法をしていると説明してほしいと思います。来年はこんな姿を見せることはありませんと約束してほしいなと思います。V9時代のように勝っているときはひっくり返すのは難しいだろうな・強いなと思わせる、また終盤になって大差で負けていても、ひっくり返す可能性が十分あるような野球を再び見せる自信がもしないのであれば、やはり現首脳陣は変わったほうがよいのかもしれないと思います。

 この間の中日戦を見ても東京ドームの観客は空きが目立ちました。FAでも巨人に行きたい選手は減る一方のようで、凋落の一途をたどる前に巨人軍関係者は何らかの手を打つべきだと私は思います。的外れで僭越な物言いで申し訳ありませんが、子供の頃から巨人軍を愛する人間として毎日心からプロ野球が楽しめないのは、結構つらいですね。

 

 

過去の遺産との決別と覚悟

 今月は更新していませんでしたね。夏休みを数日とったのもありますが、夏休み中も移動中などは仕事をしていて、負債大ありで更新できませんでした。

 さて巨人軍は前回のブログ時と同様の状態で、全く上向きになりませんね。私は古い人間なので下記の記事にあるようなことを思い出しています。

www.zakzak.co.jp

 野球人として私が尊敬する長嶋さんですが、川上監督の9連覇の後、最下位になりました。川上監督の時代は絶対的レギュラーがいて、若手が育ちにくい時代で、現在のようにFA、外国人頼みで若手を育てなかった状況とは微妙に違いますが、ある意味似たような状況と言えるのかもしれません。違うのは監督が代わっていることと、また最下位でしたが、この記事にあるように、一本立ちさせようと新浦投手を打たれても打たれても使ったことなどや、その後も下記の記事にあるように、後に主力となると信じた選手を徹底的に鍛え上げたところが違うところですね。やはり相当な覚悟を持ってチームを立て直したと私は思います。

 

www.zakzak.co.jp

 それに比べると、現在の原監督の選手起用法や一二軍の選手入れ替えに関しては私にはあまり理解できず、うん?と思うことがあります。トレード要員、現役ドラフトに出す選手、自由契約選手の見極めをやっているように見えますし、選手起用にしつこさや一貫性がなく、長嶋監督のように過去の遺産にこだわらず、一から見直そう・育てよう・課題を解消させようという覚悟が希薄なのかなと感じます。

 一貫性や覚悟のなさからか、今まで一岡投手、大田選手、平良投手、田口投手、宇佐美選手、沢村投手(原監督でない時代の選手もあったかもしれませんが)などが放出され、他球団の主力、あるいは準主力になりました。これらの選手が巨人で育て上げられれば、現在のような巨人の状態はなかったのではないでしょうか?原監督にもそれなりの理由があったのではないかとも思いますが、FA、トレードの失敗など過去の負の遺産が酷すぎて、今回、大田選手など普通なら戻ってきてくれと手を挙げてもよいところ、今までの失敗の経緯から、自由契約に近いFAでも手を挙げにくかったのではないかなと思います。

 私は今年どうあろうとやはり過去の(負の)遺産と決別し、人心一新を望みます。新しい監督、コーチの下で新しいビジョンで選手を育て上げ、強い頃のスキのない巨人軍を作り上げ、日本シリーズで妬ましいほどの強さをみせつける、それでいてゲームは面白く、途中でテレビを消すのがはばかれるような試合をぜひ観たいなと思います。いまはほとんど試合の結果を見るだけで、テレビをつけても”ああこりゃだめだな”と見切りをつけ、結果を確認しても全く予想通りです。試合中録画番組などをみてしまう今日この頃です。勝っても負けてもつまらない試合を見せるチームからはファンは離れていきます。ドラフトもつじつま合わせではない、夢のある選手(現在頭に浮かぶのは高松商の浅野選手や誉高校のイヒネ選手ですね)を覚悟をもって指名し、見切りをつけず育て上げてください。ある意味出直すことを考えると、最下位のほうがドラフト1位級を二人取れます。ここは長嶋監督のように選手を育てることに集中して最下位でもよいのではないかと思ってしまう私は、アンチではなく真の?巨人ファンだと思っていますが皆さんはどう思われますか?

 

 

 

独裁と孤立

 仕事の負債が続き、なかなか更新できない日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。明日明後日は連休なので久々に更新することにしました。

 さて巨人軍はやせ馬の先走りだったようで、急激に失速、今年の最下位も十分狙える感じになってきました。負けが込んでいるだけではなく、昨年と同様、何より試合があまりに面白くなくて、最近は少し見るかどうかになってきてしまい、今日も仕事で全く見ておりません。ピンポイントで井上投手の快投のみ、見られればよかったかなと思う程度ですね。どの試合も同じ感じかな。

  自動車評論家の三本和彦さんが亡くなられました。以前私がこのブログで取り上げたことがありますが、私の最も尊敬する自動車評論家で、新車情報ではいつも「ぶしつけな物言いで申し訳ありません」と断ってから、頑固なまでの首尾一貫した持論をいつも展開されました。メーカーに気兼ねすることもなく、ユーザーに対して、いや実はメーカーに対しても暖かい眼差しを持っていらした、本当に素晴らしい方でした。直接会って是非お話をしたいと思った方の一人ですが、本当に残念です。

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 野球評論家の廣岡達朗さんは、三本さんと同様、首尾一貫した主張をされる私の尊敬する野球評論家の一人ですが、今週号のベースボールマガジンの隔週連載コラム「やれ」と言える信念で、「今の巨人を見ていると、こうすべきだという物事の本質を教えたくなる。巨人の野球を根本から変えてみせる自信はある。」「少し悪ければ二軍に落とす。選手というのは欠点を注意して改善してこそ成熟するものなのに、何も教えていない証拠だ。」「いまの選手で、私のように噛みつく人間がいるだろうか。そんなことをすれば干されると思っている。しかし真理を干したら干した側はバチが当たる。命懸けで自分の職業を考えるべきだ。」と巨人軍を一刀両断していらっしゃいます。

 抜粋なので、皆さんには理解が不十分になってしまうかもしれず、大変申し訳ないのですが、私の言いたいことを廣岡さんは、ほぼ全て言われていました。今のようななんだかよくわからない衝動性の塊のような起用・交代方法、投手も疲れからもあるのか、ああ投球フォームが乱れているなと思ったらすぐ落とされる。修正点をじっくり教えられているのかなと不思議に思います。野村再生工場、現在であれば高津再生工場ならばどう指導されるのか?、同じ戦力であっても、もう少し??いや一杯、魅せられる戦いができるのではないかと思いますし、4番岡本選手の不振もチームの不協和音から来ているのではないかと疑ってしまいます。

 堀内恒夫元監督も連載「悪太郎の遺言状」で、前週号だったか、現在の首脳陣に対して「信賞必罰」ということばを使っていらっしゃいますし、廣岡さんも同じ特集で「日本シリーズで2年連続4連敗してもクビにならず、億単位の年棒をもらっている。こういうことを球団が認めているとしたら.....」と言われています。

 こう見てくると、巨人軍も現状ロシアと同じように見えます。側近や近い人からは助言ができない?、あるいはしてもらえない?、あるいはあえて言わない?というような感じにも見えますし、原監督は自分が最高責任者であるにも関わらず、選手には「奮起が必要でしょうね。大いに反省すべきと思います。」などの言葉ばかり。GM+監督での選手獲得・放出(FA、トレード)、選手の入れ替え、起用・交代方法、作戦面、育成・指導方法などなどに関する自分の責任はどこ吹く風?に見えます。

 個人的見解で恐縮ですが、下記の記事のように、巨人を2年連続日本シリーズで一勝もさせず、原監督と全く違い、たったの1年V逸でソフトバンクを潔く退任した工藤公康さんが巨人の監督になり、GMと監督を違った人にし、現在の一軍首脳陣の総入れ替えするなど人心を一新すれば、本当の巨人軍の力がわかるのではないかと思う今日この頃です。巨人軍を愛する原監督には大変失礼な物言いで大変申し訳ありませんが、プロ野球はファンあってのものです。原さんがもし巨人軍を愛する一ファンであったとしたら、負け続けているのに同じような試合を見せられ続け、古参のOBの提言を無視?し続け、選手のせいにばかりする?独裁孤立?巨人軍を応援できるかというと、やはりこれは難しいのかな?と思います。

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