繰り返しが実は1番有効!?
勉強などで暗記するときも、他人に何かを理解してもらいたいときも、リピートはすごく大事です。
特にサイト制作をしていると、何を伝えたいのかを明確にしないと、本当に来訪者には理解がしてもらえません。
●何を伝えたいのか
●来訪者に何をして欲しいのか
こんなシンプルな二点が、意外と出来てないサイトも多いのです。
サイト制作代行をしてほしいと依頼を受けた際には、この二点が出来てない事がやはり目立ちます。
サイト制作会社に丸投げしてる場合や、クライアントがきっちりと制作会社に伝えてないから、こうなるのでしょう。
人は何回も繰り返し言われると、本当にそうじゃないか。と思うようになるものです。
嘘はダメですが、繰り返しは有効。
これは本当ですよ。
こうして損失は先送りされてゆく
株や投資などにとどまらず、政治や会社運営などでもよく見かけるのが、損失先送り。
これは現状維持バイアスがかかってしまうからである。
人は損失の可能性があれば、なんとか避けようとするもの。そして変化を避けて現状に固執する。
現状が得であり、手放すのが損であると感じるのです。
また、人は結果より経過で判断することも多い。
初めの段階より、損したか、トクしたかが、判断の重要な要素になる。
つまり、人は損失には人一倍敏感で、損失になりそうなら現状維持にとにかく固執し、変化を好まないのであるということですね。
でも、うまくいってない時は、今までの方法が間違っていることがほとんど。
本来は変化を起こす必要があるのですが、なかなかこの現状維持バイアスにかかってしまうと動きが鈍くなり、やっかいなのです。
損切りができることも大切な能力なんですね。
フリー戦略の怖さと危うさ
Webサービスでは無料で使えるものが多いですよね。
フリー戦略により、始めは無料みたいなものや、ライトなサービスは無料、など色んなサービスの形があります。
ただフリーの怖いところをひとつ。
ユーザーはフリーを一度使い始めると、それが基準点になるということ。
フリーが当たり前。
そう感じると、周囲の同業ごと巻き込んでフリー圧力がかかります。
業界ごと潰しかねないのです。
また、無料がデフォルトになると、値上げやサービス料金をもらうときに、きちんとした差別がされてないとユーザーが不満を抱きやすくなるということです。
きちんとした差別は、あくまでもユーザー目線でないといけません。
ユーザーから見てお金を出し続けるに値すると思われないと、全て価値は無料と見られます。
フリーは破壊力がハンパないので、注意も必要な戦略なのですね。
モチベーションを破壊する怖さ
先日学んだ知らず知らずにモチベーションを破壊させる怖さについて備忘録。
ある実験を行い、モチベーションをどれくらい維持できるかを調べた結果があります。
ロゴブロックでロボットを作ってもらい、目の前で壊してまた作ってもらい、というのを繰り返す実験です。
もちろん、被験者には作る度に金銭報酬が払われます。
これをしたところ、ロゴブロックで物を作ることが大好きだった人も、しまいにはロゴブロック作りが嫌いになってしまったそうです。
報酬が払われてるにも関わらず。
これと似た景色は、日々の仕事、職場や生活でもよく見られる可能性があるのです。
部下が必死に努力したにも関わらず、無視したり、過程を否定したりしてませんか?
奥さんが頑張って作ってくれた事に対して感謝もなく、無視してませんか?
どれだけ好きでも、人は無意味、虚しさ、空虚を感じるとモチベーションを維持できません。
卑下されると大嫌いになってしまう可能性もあるのです。
育成マネジメントでも、非常に重要ですよね。
覚えておこうっと。
脳は勝手に姿をみせるようにします
すこし前にテレビ番組で脳についての特集がありました。
被験者がある白黒でのっぺりした写真を見せられます。
じっと見続けると同じデザインのはっきりした白黒写真にある瞬間切り替われます。
この瞬間に被験者の誰もがカラーでこの写真を見てるのです。
木は緑で青々と繁り、空も青。
土は茶色で家の屋根もグレーのような感じ。
でも一切カラー写真は使われていません。
切り替わる瞬間、確かにカラーで皆が見ていたというものでした。
確かに自分もカラー写真が一瞬見えました。
これは脳の錯覚なんですね。
カラーでないのに、勝手にカラーで色をつけた状態を見ている。
脳がそのように反応して判断して写し出したのです。
恐らく過去の記憶や経験がベースとなっているはず。木が赤色というイメージもないでしょう。空が黄色ということもないでしょう。
今まで見てきた事や感じてきた事を脳はしっかりとハードディスクに保存して、これはこうだろう!と勝手に検索結果を表示しちゃってるんですね。
意外と脳は高性能にみえてスペックはあまり高くないのです。
でも、だからこそ上手く活用が出来ます。
習慣を身につけると、脳がもう勝手にそれに関する情報を検索結果表示するようになります。
例えば、痩せたい。
美味しいラーメンをたらふく食べたい。
でも痩せたいし、、
こんな時は、ラーメンが徐々に器からなくなっていくイメージをしてください。
食べてお腹いっぱいになったイメージを描いてください。
そして痩せた、スリムになった自分を見て感動している所をイメージします。
お腹が空いたときに、これをイメージすることで脳は、お腹いっぱいになったと感じます。そしてスリムな自分を勝手に検索結果表示するようになるはずです。無意識に。
ただ、イメージしたら余計に食べたくなって、結果食べちゃう危険性には、くれぐれもご注意ください。
この危険性は私がすでに実証済です。
脳は現実かどうかを判断出来ない
妄想するのが昔から割と好きです。
妄想すると、なんか心地好いというか気分も良くなるんですよね。
妄想は頭のなかでイメージすることです。
脳は現実か妄想かを正確に判断することが出来ない性質を持っています。
今回ソチ冬季五輪のジャンプでメダルを取った葛西選手も試合前にイメージトレーニングをしていた事をインタビューでいってました。
多分他の選手もイメージトレーニングをしていたはずです。
イメージトレーニングをすることで、上手くいった事を脳に描き、実際本番に手足、身体がそのように上手く動かす事が出来るのですね。
妄想ってなんかあんまり良い響きじゃないので、今日からはイメージトレーニングという言葉に変えようかな。
とにかく脳はイメージしたことを実際と勘違いするものだから、良いイメージトレーニングしてると本当に良いイメージ通りになりやすいんですね。
また今から妄想、じゃなかった。イメージトレーニングしよ。
自分だけは特別である思考
人間は基本的に皆自分が特別と思っている傾向があります。
私もそう思っていると思います、はい。
宝くじを買う行為もそうだし、なんか自分は良い事が特別におこるんじゃないか?と考えるふしがあります。
仮に大震災が来ても、自分だけは大丈夫、自分と家族だけは大丈夫。
みたいな感覚を勝手に持っているふしが、どこかあるんですよね。
でも、こんな感覚、思考は結構みんな持ってるんじゃないかなと思います。
そう、自分だけは特別。
自分だけは上手くいく。
自分だけは助かる。
別になんの根拠もないのに。
これって実は冷静に考えると、良い事の確率は大きく、悪いことの確率は少なく評価してるからなんですよね。
でも、これは人間が持っている本能であるから仕方ないやん、と意識することで、もしかしたら災害時やリスクをとる時には冷静な判断ができるのかも知れません。
自分だけは特別である
そう考える行為は、別に変でもなんでもない。
ただうまい話やリスク時には気をつけるように意識したいです。