発達が気になる子どもたちの日常と臨床応用

日々の生活にある学びと明日から実践できる療育支援のヒント

どうなることやら…発達凸凹さんの中学受験。

前回の記事の続きです。

 

developmental-pt.hatenablog.com

 

中学受験の試験日まで残り一カ月を切りました。

で…塾の面談後にあった最終の模試の結果が散々でして笑。

 

 

まぁ中途半端な大丈夫そうかな?くらいで終わるより「油断してたらいかんね」くらいが気が引き締まるかな…とポジティブ思考です笑。

 

子どもはあっけらかんとしていますが、ウチの嫁さんはピリピリしてて、そのとばっちりを受けている私です…。

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「ゲーム」ってあり?って言うたのに、直ぐに批判的レビューを書く…。タブレット端末等のスクリーン時間の短縮はASDの中核症状を軽減させる!?

「ゲーム」タブレット端末の「スクリーン」ってちょっと違うやん…みたいな屁理屈はなしとして…まぁ考えてみましょう。

 

こんな記事を見つけたのです↓↓

www.disabilityscoop.com

 

 

原著論文はこちら↓↓

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/ped.15343

 

簡単に研究の概要を説明しましょう。

対象は、1日2時間以上スクリーンを見ているASD児(生後18~40ヶ月)9名です。

方法は、保護者への教育プログラムと毎週1時間の家庭内サポートの訪問を6ヶ月間行いました。具体的には、スクリーン時間の代わりとなる「social engagement」の介入について指導されました。

「social engagement」は、たぶん社会的相互作用とか社会的な関わり合いみたいな意味合いだと思います。

たぶん遊びながら子どもと関わりをもち、共同注意要求行動を促進するなどの相互的な関わりについて学んでいるのだと思います。

 

結果です。

すると、なんということでしょう…
子どもの画面視聴は、介入前の平均5.6時間/日から、研究期間中は5分/日に減少したのです。そして、介入前後で自閉症の中核症状および親のストレスに有意な改善が認められたのです。

 

まぁ捉え方としては…

スクリーン時間の短縮も重要ですが、それよりも「social engagement」の介入がもっと大事なんじゃない??って話です。

ゲームが社会性を育む??

子どものゲームの時間や内容って保護者として

とー----っても気になりますよね笑。

 

「ゲーム = 悪 」みたいなイメージかもしれませんが、上手く活用すれば社会性を育む機会になるかも??

 

 

gametrainer.jp

 


www.youtube.com

 

ネットリテラシー・コミュニケーション能力の向上
 ゲムトレでは、ゲームを通じてコミュニケーション能力を高めることができます。

レーニングはビデオ電話を繋いで、トレーナーと会話をしながら、最大で子ども3人のグループになります。
グループでのトレーニングを通じて、年の近い同じゲームが好きな友達とも繋がれます。
 また、暴言やマナーについての指導などもあり、『オンラインゲームとの正しい付き合い方』を教えています。

出典:ゲムトレ | プロのゲームトレーナーからゲームを学ぼう!『ゲムトレ』では、ゲームを通じて脳を鍛えたり、コミニケーション能力を高める教育プログラムを提供しています。

 

まぁ発想の転換ですかね。

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生活/外出支援をアシストガイドで対応してみる??

先日、「やること」や「やり方」を目で見えるようにするアプリ

「アシストガイド」を使ってみようとダウンロードしてみました。

 

www.softbank.jp

 

自宅の中では、

遊び ⇒ 片付け ⇒ 夕食 ⇒お風呂…のような流れに合わせてタブレット/携帯のタイマー機能で時間や簡単な内容を知らせることはできます。

 

 

しかし、もう少し具体的に説明したいところには手が届かない印象です。

そんな時に「アシストガイド」の良い機能があります。

 

「おたすけメモ」っていう機能をあらかじめ作成することで、メモを開いて手順等を確認しながら作業を進めることができます。

 

メモには「やりかた」「行きかた」「持ちもの」の3つのパターンがあり、目的・内容により使い分けができそうです。

 

ウチの場合は、「持ちもの」がなかなか鬼門ですかね。

出発時間もわかるし、持ちものも事前に確認して「出る」準備は出来ていますが、タイマー機能で「出る」時間になると、何かしらを忘れて出発しています…。

 

「おたすけメモ」をチラッと確認してくれたら、忘れものも減るかな??

おれには「おたすけメモ」とかいらない!とか思ってそうですが…。

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なんか面白そうな学会ができたみたい、日本放課後学会。

日本放課後学会の

設立経緯

現代の日本では社会環境の変化に伴い、家庭環境や地域、年齢などによって放課後の過ごし方は多岐にわたっており、子どもたち一人ひとりによってまったく異なっている状況です。 そして、近年では子どもの貧困孤立孤独ヤングケアラーなどの放課後を取り巻くさまざまな問題も取り沙汰されるようになりました。その一方で、教育格差・経済格差・体験格差などが象徴するように、放課後そのものの消費産業化も進み続けているのです。そのため、ヤングケアラーにならざるを得ない子どもたちから、いわゆる「習い事漬け」の子どもたちに到るまで、放課後の過ごし方が家庭や生育環境に依存している状況があります。

出典:日本で初めて放課後を横断的に扱う、日本放課後学会設立のお知らせ|特定非営利活動法人Chance For Allのプレスリリース

 

 

【学会が目指すこと】
今後は、放課後に関する研究及び実践の発表の場を生み出すとともに、広く実践者と研究者を募り、実践者には自らの方針と活動のアウトプットを、研究者には実践者の方針と活動を客観的に検証する研究フィールドの獲得を推進していきたいと考えています。なお、当学会では、学童保育(放課後児童クラブ)、習い事、塾、家庭学習、プレイパーク、アフタースクール、放課後デイサービス、こども食堂、部活動などを主な放課後の活動として取り上げる予定です。そして、仮にお互いの方針や方法が異なっていたとしても、その違いを否定するのではなく、客観的な検証に基づいて違いを認め合えるための場となれることを目指していきます。

出典:日本で初めて放課後を横断的に扱う、日本放課後学会設立のお知らせ|特定非営利活動法人Chance For Allのプレスリリース

 

私もリハ専門職種として、学童保育(放課後児童クラブ)、放課後等デイサービスには関与していますので、非常に興味がある話題でした。

 

実践者と研究者が互いに協力し合える学会になればいいなぁと思います。

 

prtimes.jp

 

学童保育(放課後児童クラブ)とリハ専門職種の関りについては、以下の書籍が参考になりますよ。

 

 

まぁ私は「理学療法士」なんですけどね笑。

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家族みんなの「心」に余裕がありません…。

子どもたちの新学期も始まり、新たなスタート!と言いたいところですが、ウチは現在、不協和音が生じています。

 

種々の要因が重なり合っていまして…

 

 

TWINS兄弟:

中学受験が来月に迫り、塾の帰りも遅く、学校/生活/塾のパワーバランスが崩れているのか、ちょっとイライラモード…。

 

長女:

「塾に行きたい」と謎の意欲を認めたため、TWINS兄弟の通っている塾の冬期講習に参加して、そのまま入塾しました。

入塾によるメリット/デメリットは十分に話をしましたが、完全にデメリットのみを痛感しているようです。

学校/塾の宿題、野球の練習、友達との遊びのバランスが崩れ、こちらもイライラモード…。

本来ならここで「もう学校いかん!」とかブチ切れて、なかなな手を焼くのですが、そのパワーワードは言うものの、ほっといたら気持ちは切り替えて学校/塾/野球にも行っています。ちょっと成長??

 

末っ子くん:

相変わらず、学校の担任の先生と関係性が悪く、授業中の「好ましくない行動」が増えているようです。

好ましくない行動(離席、消しゴムをちぎる/投げる、友達にちょっかいを出す、質問に答えない等)

この「行動」の「結果」だけを見てしまうと、明らかにふざけている、集中していない、授業に参加していない、みんなの邪魔をしている…となります。

しかしながら、ちゃんと本人の話を聞いてみると、

「だって、わからんもん」

「おもしろくないもん」

「〇〇くんが先にやってきた」

等の種々の「先行事象」があるわけです。

 

この関係性に対する認識/気づきが担任の先生はちょっと…。

勿論、好ましくない行動は修正/改善すべきなのですが、

「やめなさい、ちゃんとやりなさい」って指摘されても、「わからない授業の内容をちゃんと聞きなさい」…ってちょっとしんどいです。

 

うちの子だけが、ワーワーやっているわけではなく、クラスの数人の男子がお互いに干渉されて、落ち着かない状況のようです。

 

学級経営を含めて、色々とお話を進める必要がありそうです。

とりあえず、内容の自己選択や難易度設定の柔軟化等は相談及び提案させてもらいました。

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今日から学校です、学校との「連携」について学んでいこう。

さて、冬休みも終わりまして、今日から三学期です。

 

二学期は末っ子くんの担任の先生と、なかなか折り合いがつかず、本人も色々としんどかったようです。

 

developmental-pt.hatenablog.com

 

そんなわけで、年末年始は恒例?の読書タイムを利用してお勉強しました。

 

 

学校の中の発達障害 「多数派」「標準」「友達」に合わせられない子どもたち (SB新書) 新書 – 2022/9/6

 

 

まぁ具体的な支援方法等は述べられていませんが、教育的価値観についての学びや学校との連携については学びが多かったです。

 

先生には「要求」ではなく、「相談」することが大事!とかね。

この「感覚」「立ち位置」は非常に重要だなと感じました。

 

学校の先生からすると、「いや~、そりゃそうなんだけども…」みたいな意見はありそうですが…。「学級経営」って難しいと思います。

 

まぁとりあえず、今日は元気にみんな登校したのでOKでしょう!

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塾の面談に行ってきたよ、発達凸凹さんのTWINS兄弟

ついに「中学受験」が近づいてきました。

あと「1か月」となりまして、塾の先生と三者面談でした。

 

発達凸凹なTWINS兄弟ですが、何とかかんとか追い込み期に入ってきてます。

 

一応、志望校の合格ラインには入ってるようで「継続して頑張りましょう」っていうお話でした。

 

 

5年生から塾に通い始め、学童野球の練習/試合がありながらもコツコツとよく頑張っていたと思います。

 

発達凸凹さんってどんな感じで「お受験」になるんだろうか…と色々と考えてましたが、基本的な方法論は同じなのかなぁとも思います。

 

特性的な要素で考えると、

  • 「パターン化/ルーティン化」が得意なことを活かす
  • 「報酬を用いた強化学習を積極的に利用する
  • 「好きなこと/得意なこと」から伸ばす

 

こんな感じかな??

「受験生」なら当たり前なような気がしますけど…。

 

誰しも勉強なんかしたくないですからね~ある程度「事務的/作業的」「パターン化/ルーティン化」されて「報酬(ご褒美)」をもらえたから、また次もやろうかなぁ~にしていく…しかないような。

 

中学受験で「将来」に向けてみたいな「漠然」としたことをイメージしながら勉強なんてできるわけないですし。

 

しかしながら、自分たちで上記のような学習パターンを見つけるのは得意ではないですから、

目標/ハードル設定を低めに設定しつつ、日々の生活パターン/ルーティンにできそうな流れを一緒に考えるとか報酬を一緒に考えるとか…小さな環境調整はたくさん必要だなと感じます。

 

体調に気を付けてもう少しがんばれ~。

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どうやら読み書きの困難さは「視知覚<語彙力/語彙知識」の問題??(末っ子くん)

先日、末っ子くんが発達外来の定期受診でして、主治医の先生と色々とお話をしました。

 

主たる内容は、学校での様子について…

学校はこんな感じ↓↓

developmental-pt.hatenablog.com

 

基本的に学校と関係性が悪いわけではないですよ笑。私は大人な対応しています笑。

ウチの嫁さんはよくキレてますけど(学校に)。

その思いを「あなたが校長先生と話をしてきて!!」と言われ、話し合いに行く感じ笑。

 

 

末っ子くんの「読み書きの困難さ」は、「限局性学習症」という診断とまでは至りませんが、検査上からも下位領域間の凸凹読み書きに関連するストレス脆弱性はあり、学校の行き渋りや苦手意識が年々強くなりつつあります。

 

ある程度、許容範囲やルールが緩めの先生とは本人も相性が良いようで何とか過ごせている時期もあったのですが…。

 

「境界領域知能」なタイプで発達の凸凹もあるため、ある領域はそこそこできたり、頑張れば(本人の中では最大努力)ある程度、学習の習熟ができてしまう…という良いような悪いような一面があります。

 

なので、学校の先生に理解/共感してもらえない?という感じです。

 

まぁ悪いこと/苦手なことに注目しても話は進みませんから、いつも通っている事業所のリハビリでWAVESK-ABCⅡを評価してもらい、読み書き等に関連する問題の要因分析や認知特性、学習方略について考察することにしました。

 

細かな検査結果の解釈は、また後日に書きます。

 

で、WAVES(Wide-range Assessment of Visual-relation Essenntial Skills) 視知覚発達検査には、大きな問題はありませんでした。

どちらかというと、K-ABCⅡにおける読み書きや文の構成等の「語彙力/語彙知識」に関連する領域での弱さが目立つという印象です。

 

なので、「読み」における「読めたけど意味が分からない」から上手く言葉で表現できない、文の構成が難しいってのはあるのかな?

そもそも「読み書き」における困難さは、改訂版 標準読み書きスクリーニング検査(STRAW-R)でも指摘されていましたから、正確には「逐次読みで読めたけど意味が分からない」に近いと思われます。

 

まぁ「読み」が難しければ、「書き」における音(音韻)/音(音韻)列の想起、文字/文字列に変換する段階(encoding / spelling)にも問題があると思われますので、致し方ありません。

 

個人的には、やっぱり「音韻意識」の弱さが気になる…「聞き間違い/言い間違い」により誤学習している音/文字が多すぎる印象です。

 

主治医の先生からも「そうですよね~、まぁがんばってるみたいだけどね~、ちょっとしんどいよね~」みたいな感想です。

要するに学年/年代に応じた水準/基準に合わせようと努力し過ぎると窮屈だし、結果的にストレスになるんでしょうね~。って感じです。

 

うちの末っ子くんは「体育」と「休み時間のサッカー」、「給食」のために学校に行ってるタイプなので、とりあえず、そのモチベーションをキープするしかないです笑。

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「文科省調査、発達障害8.8%をどう理解すればよいのか」

興味深い研修会のご案内です。

 

調査に関する記事はこちら↓↓

mainichi.jp

 

まぁなかなか衝撃的?なNEWSでしたね。

 

通常学級に通う公立小中学校の児童生徒の8・8%発達障害の可能性があることが13日、文部科学省の調査で明らかになった。10年前の前回調査から2・3ポイント上昇し、35人学級なら1クラスに約3人が読み書き計算や対人関係などに困難があるとみられる。このうち約7割が各学校で「特別な教育的支援が必要」と判断されていなかった。文科省特別支援教育の知識がある教員が少なく、適切な支援ができていない可能性がある」としている。

出典:公立の小中学生8.8%に発達障害の可能性 文科省調査 | 毎日新聞

 

で…これらの話について深く学びましょう!という研修会です。

 

 

東京大学大学院教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センターにおけるインクルーシブ教育定例研究会です。

https://www.p.u-tokyo.ac.jp/cbfe/information/20230129event/

 

是非、聴講したいと思います。

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今年も書き綴っていきます

年末年始はゆっくり過ごすことができました。

 

ブログもあえてサボってみました笑。

 

まぁ年賀状作成等の色々な用事もあったので…。

 

 

これからも…

いつもの神経発達症群に関わる知見や話題、特別支援教育、発達が気になるうちの子たちの日々の日常を書き綴っていきます。

 

今年もよろしくお願いします。

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Nintendo Wii がOKなら Switch でもOKなんじゃない??(運動不足を解消するActive video games)

Nintendo Wii がOKなら Switch でもOKなんじゃない??

そんなお話です。

 

年末年始はぐうたら過ごしてしまうんじゃないでしょうか?

また発達障がいのある子どもにとって冬休み等の長期休暇は生活リズムが乱れたり、運動不足になることが多いです。

 

Active video games(AVGで運動不足を解消しましょう!

 

 

とりあえず、雑学から…

www.ncbi.nlm.nih.gov

 

この研究はASD児を対象に通常の体育授業(週2回)に加えて、Nintendo  Wii のゲームを2〜4人のグループで1日15分週3回の頻度で実施しました。

 

2014年の論文なので2011年発売の2012 London Olympicのかな?

論文の内容からして冬期の競技ではないので…。

 

 

AVG介入効果なんてあるの??

 

出典:A Randomised Control Trial of the Impact of a Computer-Based Activity Programme upon the Fitness of Children with Autism - PMC

 

「柔軟性」に関しては有意な変化を認めませんでしたが、脚力や心肺持久力、腹筋力等のFitnessの向上を認めています。

 

ウチのWiiは現役ですが、時代の流れとしてNintendo Switchですからね笑。

今なら東京2020オリンピック(TOKYO 2020)かな~。

 

 

個人的にはNintendo Switch Sports」が気になるかな笑。

 

 

Nintendo Switch で遊びますかね~。

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室内遊具としても楽しそう(NINJA LINE)。

ウチの事業所にもこんなの欲しいなぁ~。

 

出典:NINJALINE(ニンジャライン)|Slackers日本公式サイト

 

slackers.jp

 

医療/リハビリとして購入しよう思うと金額が桁違いです笑。

 

出典:感覚統合器具スターターセット ゴールド | 製品詳細 | 製品・サポート | パシフィックサプライ株式会社

 

個人的には

NINJA LINESWING LINE のハイブリッド仕様だな笑。

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お受験まで…あと2か月!追い込み期??(TWINS兄弟)

ウチのTWINS兄弟は、発達のESSENCEは色々とありながらも何とか適応しつつ、お受験するとこまでやってきました。

 

やっぱり「強みを活かす」支援って改めて大事なんだなと思います。

職業柄?なのか治療する/治す/リハビリみたいなイメージ/概念があるためか、どうしても「弱み」に注目しがちです。

 

 

勉強/学習にも繋がるところがあって、

ウチのTWINS兄弟は「国語」が絶望的です。

文脈の理解他者心情の推論とかが学校の学習単元レベルや生活レベルでわからいないので、お受験レベルが理解できるわけありません笑。

 

いっつも模試で「国語」が足を引っ張りまくっていましたが、最近は暗記ものである「理科/社会」が一定の水準を保てるようになったのか、ちょっと上向き傾向です。

 

そんなこと言いながら、やっぱり親のエゴ?性(さが)?なのか…

「国語」も何とかならんのか??と…

 

新しい問題集で領域を拡げていく…という意味ではなく、基本的な「国語力」の再学習と言うイメージです。

 

私が書店やネット上で色々と探した中では、一番良い感じでした。

模試の過去問の復習等は、難しすぎて全くやる気はなかったのですが、コレだけはコツコツとやってくれています。

 

 

是非チェックしてみてください。

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ちょっと吠えてきました(2学期保護者懇談会)

子どもたちの2学期保護者懇談会に行ってきました。

 

とりあえず、末っ子くんの「読み書きの困難さ」がしんどそうなので、担任の先生と情報共有してきました。

 

先生とは教育意識や価値観、障がい特性の理解がちょっと感覚が違うとこがありまして…話の持って行き方に苦労しています笑。

 

 

例えば…

先生

「〇〇くんは、計算や漢字を速く終わらせようとしてケアレスミスや字体/姿勢の崩れ、省略して書いてしまうことが多いので、もっと丁寧にゆっくり書こうねと話をしています」と。

 

子どもの理由

「速く書かないと黒板(書く内容)を消される」

「ポイントをもらえない」

*どうやら小グループで時間内に書ける/完遂するとポイント(トークン;ご褒美)がもらえて、貯まると宿題が減るなどあるみたい…。

 

何だかおかしいと思いませんか??

先生に悪気がないのは十分にわかります。

 

だ・け・ど・も

もっと丁寧にゆっくり書こうね ⇔ 速く書かないと黒板の内容が消される、時間内に終わらないとポイントがもらえない

 

「相反する」とは、まさにこのこと笑。

 

先生の理由付けもある意味?明確で

時間を設定することで時間の「はじまり/おわり」を具体的に視覚的に示しています。

トークン(ご褒美)を決めて、みんなで頑張れるための動機付けを図っています。

 

このちょっとした感覚の違いをご理解いただけるでしょうか??

やってることは、間違っていないのよ。

 

けど、その条件付けして、「もっと丁寧にゆっくり書こうね」はちょっと違いませんか??しかも「読み書きの困難さ」がある…ってのに。

 

まぁちょっと吠えてきました笑。

かわいくね笑。