Sailing in the Dawn

残酷な運命も変えなくていい。

"ほっとけない"男、城戸真司について -仮面ライダー龍騎 卒論

卒論ができ上がるまで半年もかかってしまいましたが、どうやらようやく提出できます。

今日で、真司くんに出会ってちょうど1年になりました。

 

"登場する仮面ライダーは全員死ぬ"

そんなショッキングなシリーズと知って(正義のヒーローが全員死んで終わりなんてどんな話……?というか主人公は………?)ある意味怖いものみたさ?で見始めた仮面ライダー龍騎ですが、

「もしも、他の誰かを殺すことで、どんな「願い」も叶うとしたら?」

というおそろしい主題の中で、"正義"とはなにか、善悪とはなにかを問いかけるストーリーには、つねに薄氷を踏むような緊張感が漂っていて。その中でも育まれてしまう奇妙な友情と、主人公のまっすぐな思いに、特に後半は毎週毎週泣かされました。

 

正義のヒーローの代名詞ともいえる「仮面ライダー」がエゴで殺し合いをするという破天荒なことをやってるので、昨今のコンプライアンスが叫ばれる時代には絶対に成り立たないコンテンツですし、おそらく放送当時も相当な批判があったと思いますが、こんなテーマを選んだからこそあの結末になんとしてでも、ちゃんと、たどり着きたかったんだろうなと思えます。正義の対義語は悪ではなく、相容れない別の誰かの正義だということ。みんなが正しいと思える「正義」など存在しないこと。そして何も残らない、戦いの果ての後味の悪さと、寂しさと、むなしさと……

シビアでシリアスな内容のストーリーにキャストもスタッフものめり込んで、最終話まで全速力で駆け抜けたんだろうなという物凄い熱量を感じました。制作陣の皆様もそうですが、本当に、キャストの熱演あってこそのドラマだなあと。ご本人様たちも子供向けの番組をやってるという気持ちはなかったと言うお話も聞きましたし、自分たちもこの物語がどこへ向かうのか、登場人物の一員として楽しんでいたのだろうと思います。そして、その気持ちがあるからこそ今でも大切な思い出にしてくださってるなと感じます。

全部で13人という決して少なくないライダーの数ですが全員が魅力的でした。メインの4人以外にも、敵ながら憎めないやつ、目的を同じくした仲間、何考えてるかわからないサイコパス

 

"戦わなければ生き残れない"殺伐とした世界で、色んな人に出会う中でも、まっすぐな思いを貫いた城戸真司が、私は大好きです。

ここからは真司くん(と蓮くん)への思いを、3つのテーマで思いのままにひたすら文字にした乱文長文駄文となります。まあすでに冒頭で思いっきりネタバレしてますが、この先も一生ネタバレなので未視聴の方は50話完走したらまた来てください。

 

ネタバレに配慮したつもりの完走記念、龍騎紹介ブログ↓

 

purple519.hatenablog.com

 

 

◎"仮面ライダー龍騎"という物語について


龍騎は「城戸真司が物語の主人公だが、秋山蓮がライダーバトルの主人公」だったのかなあと思います。
たった一人の妹の命のためにバトルを仕組んだ神崎士郎のせいで、意識不明に陥った恋人を助けるべく自ら叶えたい願いのために戦う。蓮くんはまさしくこの世界における「仮面ライダー」。

神崎士郎も蓮くんも大切な人の命を助けるために全力を尽くすが、そのわりに助けたい人の前ではそれを絶対に口にしない頑固者の似たもの同士なところがあると思う。そんな2人が勝ち残り、願いと命をかけて戦うことになるのだけど。

きっと神崎の制度設計的に、すべてはオーディンが勝つための出来レースみたいなものなので、叶うのは実は「新しい命」以外ありえないのでは?
だからこの2人が残るのが、神崎士郎の考えた正しいラストバトルだったと思う。それすらも仕組まれてたんじゃないかと。なにせライダーも基本はスカウトだし、デッキも神崎が選んで渡してるのだから結末から逆算してたっておかしくない。

そんな中、真司くんはこの世界にかかわってしまった一般人であり、たぶんそれはおそらく、わたしたちなのだと思う。いちばん善良でまっすぐな心を持ったわたしたち。

願いのために他人を殺せるのか?という問いかけに対して、主人公が断固反対する構図は、人が殺し合うことを是としてはいけないという、制作側からのメッセージでもあるのだと思います。

どんな理由があっても人を傷つけてはいけないこと。

そして何が正しいのかをよく考えること。

城戸真司の良いところは、バカ扱いされてるけど、なんでも正面からちゃんと考えることだと思っていて。今自分はどう思ってて、どうしたくて、何に悩んでるかを比較的共有してくれるから、登場人物が多くても、主義主張がちがうライダーが入り乱れても、わたしたち視聴者が真司くんに共感しやすくなってるのも良いなとおもう(もちろん誰を応援するかは自由だけど意図として)。だからこそ終盤、他のライダーの思いをなるべく全部受け止めようとしたことで迷走し始める真司くんを、今度は蓮くんや北岡さんと同じく、わたしたちも心配しはじめるようにできていたように思うし。
真司くんが悩み迷い、傷つきながらも前を向いて自分の答えを見つけていく姿を見て、わたしたちも一緒に考えて前に進んでいく。そんなシリーズだったと思う。

なので、真司くんは役割的に狂言回しに近く、ストーリー展開に大きな変化をもたらしたことはおそらくほぼ無くて。まあ神崎的には最悪誰が勝ち残ろうが、優衣ちゃんが無事で、最後はオーディンが勝てばそれでいいわけで、どれだけ戦いをやめろと吠えていたとしても自分からはアクションを起こさない真司くんのことはわりとどうでもよかったんだろうなとは思う。こちらから望まなくても優衣ちゃんのことは守ってくれるし。神崎士郎の思惑どおりにことは進み、進まなくなったら凶悪犯を野に放ったり、戦わない者にサバイブカードを渡したり、それでも上手くいかなければタイムベントでやり直したりして、タイムリミットまでに誰か1人になれば。

真司くんが何かを変えたとすれば、それは関わる人達の気持ちなのかな。

もともとは部外者なのに大真面目にバトルに向き合い、蓮くんや他のライダーたちに向き合う。優衣ちゃんによりそい、モンスターから身を呈して人を助ける。
だからこそ、優衣ちゃんが現実世界から消滅する直前、これでいいんだよ、そうでしょ?と最初に聞いた相手は真司くんだった。そこには戦いを止めたいと走り続けた真司くんへの信頼を感じるのだけど、当人は優衣ちゃんのことを助けたいとも心から思っているから、なにも言い返せないところがまた真司くんらしくて……でも、何度繰り返しても新しい命を拒絶し続ける優衣ちゃんの心変わりを断念した神崎士郎は、ある意味では城戸真司に負けたんじゃないだろうか。
ライダーのバトルに勝ったのは蓮くんだけど、最後の世界で、本当の意味で願いを叶えたのは真司くんなのかもしれない。本人は何にも覚えていないところまで含めて。

龍騎の物語は"ループもの"って言われてるけど、タイムベント自体は一定のチェックポイントから枝分かれする世界をつくるように出来てるんじゃないかなと考えてるので、単にやり直してるわけじゃないのではないかと。最後につくられた神崎兄妹が生存しない世界線は、優衣ちゃんが真司くんの思いを受け取って願いを叶えた時間軸でもあるんだと思ってます。きっと世界は神崎兄妹のことを覚えてないけど、全てがなかったことになったわけじゃないと信じたい。


ちなみに、個人的には27話で発動されたタイムベントで出来上がった時間軸が、もう一度2002年2月から始まる28話以降の世界で、劇場版は枝分かれしなかったほうの世界の続きなのかなと思ってます。(なので、あのまま真司くんと蓮くんはモンスターの群れに特攻して…恐らく……)そしてミラーワールドが崩壊した「秋山蓮が願いを叶えた世界」にも続きがあるのかなと思ったりもする。あの世界線も、バトルが終わりライダーが全員いなくなった世界としてあのまま続いたのかもしれない。
警察には被疑者死亡のまま送検された事件の書類が大量に作成され、花鶏では大きなバースデーケーキが手付かずのまま腐っていき、弁護士事務所には着信履歴が溜まっていく。そしてOREジャーナルには誰も使わないデスクと水玉のパソコンがいつまでも残されている、みたいな日常があるのかな、なんてね。編集長は真司くんになんて言ってくれるだろうか。「よくがんばったな」と声をかけてほしいな……。

 

 

◎真司くんと正義

"正義"という単語を辞書で引くと
「人の道にかなっていて、正しいこと」
という説明がある


では、自分の願いのためにひとをころすのは正しいのか?


真司くんはライダーたちは「正しいこと」だと思ってるから戦ってるんだとおもってて、でもそれが正しいとは思えなくてずっと悩んでいたんだよね……

最初はなにも知らなくて、ただ目の前の人をたすけたいだけだった。
お母さんがいなくなって泣いてる女の子を見て、もしかしたらあの女の子が泣かなくて済む世界があったかもしれない。

そして自分はその方法を知ってるのに、何もしなくていいのか?と

真司くんの転機になるエピソードには女の子が出てくることが多いけれど、きっと、ライダーになることを決意できたいちばんの理由が、あの時泣いてた女の子を守れなかったから、なんだと思う。ライダーや力を持つ者に守られるべき弱き者の象徴としての"女の子"ではあるけど、真司くんにとって助けるたびに毎度決意を新たにできる存在でもあるんじゃないかなと。
だから尚更、他のライダーたちが戦い合い、傷つけ合う理由がわからない。誰も傷ついて欲しくないから自分は戦うのに、なぜわざわざライダー同士で戦う?それも本気の殺し合いだなんて。

でも話はそんなに簡単じゃないことがわかってくる
他人を傷つけたとしても、そのせいで自分の心がどんなに傷ついたとしても、ライダーは皆叶えたい願いを持っていることを知ってしまうと、途端に分からなくなる

願いを叶えたいという気持ちは正しい気がするのに、

そのために他人を傷つけるのは正しくない

戦いを止めさせたいけど、願いを叶えたい気持ちは否定しきれない。

でもこれ以上の犠牲は出したくない……

真司くんがみんなの話を聞いたり、人を助けたり、バトルに巻き込まれたりしながら悩んでいる間にも否応なしに戦いは進み、真司くんの前にライダーが現れては、傷つけあって、消えていく。

戦うのなんて正しくないと思う。でも、正しいとおもう道を進むひとを止める権利は、自分にはない。



じゃあ、本当に正しいことってなんだろう?



最後の日まで、あの瞬間まで、ずっと考えていたけど
「それでも、わかんなくて」
と、自虐のように悲しそうに言う顔が忘れられない。どれだけ考えても、「正義とはなにか」「正しいことはなにか」の答えは見つからなかった。

でも、きっと正義なんてなくて。

真司くんは、自分の立場はほかのみんなとは違うと思っていたのだと思う。自分はあくまでも部外者だし、最初から叶えたいことなんてなかったけど、見て見ぬふりができなくてデッキを手にした。ただ、自分の成し遂げたいことは、みんなの「願いを叶えたい」という思いすらも潰してしまう。


でももし、叶う願いがひとつなのだとしたら。
蓮や北岡さんも、"自分が"正しいと信じた道を行き、自分の願いを叶えたいだけなのだとしたら。
………その気持ちは自分も同じなのではないか?

だから自分も、みんながこれ以上悲しまなくていいように、大切な人がこれ以上傷つかないように、戦いたい。もし、正しくないとしてもそれこそが「叶えたい願い」で、「自分の信じるもの」なんだと……

 

悩んで迷って、間違ったり躓いたり自信をなくしたりしながらも、何度でも立ち上がって目の前の命を守るために走ってきた、そんな姿を1年間見てきた。そして、最後に見つけた"願い"が、何も知らなかったまっさらな頃の真司くんが最初に抱いた思いと、同じところに着地する。それがようやく見つけた答えだと言うけど、みんな、真司くんがそう思ってることなんてもちろん知ってたんだよ。だからこそ、その真っ直ぐな思いが尊く美しく思える。
この世界の「仮面ライダー」は多くの人が思い描くヒーロー像からは程遠く、エゴで戦う者たちばかりで。自分の信じる正しさだけではみんなを助けられない、と虚しい気持ちになりながらも、誰かを救いたい、守りたいと思うことを、真司くんは自分の"願い"だと言う。それすらもエゴだと言わせてしまう世界だけど、その願いを叶えようとすることで「きっと、すげえ辛い思いしたり、させたりすると思うけど」と、さらに他人を気にかけてしまうのが甘くて優しくて。

でも、自分がどんなに辛くても、悲しくても、だれかのために戦える人のことを、わたしたちの世界ではヒーローと呼ぶとおもう。真司くんは最初からヒーローで、さいごまで、ヒーローだった。

編集長は何か隠してるだろうなと真司くんを怪しんではいたけど、まさかそんなことが自分の身近で起きているなんて思ってもみなかっただろうに、一部始終を話し終えてなお、暗い顔してる大切な後輩のためだけに的確なアドバイスができるのがさすが「編集長」だなとおもう。どこまでも人がよくてなんでも信じてしまう真司なら何に悩むだろうかなんて、そんなことはお見通しなんだろうな。
すべてが終わったころに書いてた記事の結びは
「この戦いに正義は無い。あるのは純粋な願いだけである。その是非を問えるものは……」
その先は聞けないけど、きっと真司くんの見つけた答えと同義だとすれば"無い"と続くのだろう。最後に真司くんが言いたかったことを、誰かに伝えるための文章にしたのが編集長の言葉なんだと思う。



ギーツも龍騎も「自分の願いのために戦う」という大枠は同じだけど、龍騎の切実さは願いが目の前に見えてたからかもね
世界を変えるとか人類を救うとかじゃない、
宇宙の中で1番小さな"ひとつの命"のための戦い。
妹を救う、恋人を救う、自分を救う
たったひとつの命のために自分の命を賭けるお話

鏡の中にはいったり、ライダーに変身したり、モンスターと戦ったりする行為がすべて非日常空間で行われるから(主題が人間同士のころしあいだからこそ、バトルシーン自体は殊更にファンタジックに制作されたのだろうとは思う)、物語が進んでいっても、どれだけの悲劇が鏡の中で起きても、日常はいたって普通に続いていく。
そんなほかの誰も知らない、誰にも関係ない、彼らのためだけの戦い。

三者の思惑も存在しない、損得勘定で手を組んだりしない、願いを叶えたい者たちだけが、ただひたすらそのためだけに戦うのは、原始的だからこそダイレクトに響く物語だったんじゃないかなあ。

 

 

 

◎真司くんと蓮

真司くんって編集長には「祭りの取材に行っていつの間にか神輿担いでるタイプ」とか言われてるし、「お人好し」「純粋」「バカ」っていう3単語くらいで語られてるイメージある。

序盤は本当にただのドジっ子だし、悪いことなんて考えたこともないような人(まあ、思いつきもしないようなおバカとも言うかも)なんだけど、真司くんの善良なこころって優しい、みたいなやわらかい言葉では説明しきれない、なにかもっと勢いやパワーを感じる。そもそも争いごとはニガテ、皆で仲良くしようぜみたいなタイプでは無いからなあ。ムカついたら突っかかるしケンカもするし(ただ抜けてるし、ズレてるし、突っかかる時に大抵見上げる格好になる構図含め、少し子どもっぽいところは可愛い)。ただ、人とぶつかることは厭わないけど、傷つけたいわけじゃないから言いすぎたなと思えば謝るし、よっぽどでなければ手は出さないから結局なぐられるのは自分、みたいなとこはある。怒る時も自分の事じゃないし。自分が傷つけられた時は怒るより、むしろ自分を責めて、悩む……いつもいつも他人のことばかり……

そんな真司くんのことを、わたしは"ほっとけない"人なんだな、って思ってます。

それがいいとかわるいとか損とか得とか考える前に手を伸ばす人。あくまでも、無意識に、善良な心で、全力で。
なんにでも手を伸ばしてみるから、迷うことも悩むこともあるけど、自ら立ち上がることができるし、1人で答えを出せるところが、真司くんの強さ。そしてどんな人にも正面から向き合って、他人をまっすぐに信じることができるところが、真司くんの優しさ。

甘いのかもしれないけど、それが真司くんのいいところ。

一方の蓮くんは、真司くんからしたら大抵見下ろされていてバカにされていて、突っかかっても取り合わないから余計ムカつく、みたいな感じなんだけど、振り返ってみれば蓮くんは最初から優しいひとなんだよなって思える。絆されて丸くなったとかではなく。ただ、本当は優しいひと、と言われるのはイヤなのかもしれない。勿論手を出すまでが早いのは悪い癖だし、口も悪いのだけど、他人を傷つけることで余計に自分を傷つけるタイプというか……強がってるけどナイーブでメンタル強くないし、蓮くんは真司くんと少し違うベクトルではあるけど甘いんだよなあ。
そもそも恋人をたすけるために命かけてる時点で優しいひとなんだけど、どんなに自分に言い聞かせたって非情になり切れなくて、頑なになってたんじゃないだろうかとはおもう。戦いなんて望んでもいないのに縋るように身を投じてるから、誰も知らないはずのバトルに勝手にズカズカやってきて、人の気持ちも知らずに戦うのを辞めろと言う真司くんの存在が、最初はとてつもなく邪魔だった。でも、眩しかったのかもしれない。短気で無愛想でひねくれ者で、ヒーローらしくは無いのかもしれないけど、蓮くんの本来のスタンスは真司くん側なんだろうから。なんだかんだと世話焼きなところはあるし。

すぐ感情論に偏ったようなことを言う真司くんには辛辣なことを言ったりするけど、結局裏でフォローしてしまうのが秋山蓮だから。

2人は気がつけば同じ屋根の下どころか、同じ部屋で生活するようになったはいいけど、何かにつけてすぐケンカばかりして。もちろん、戦わなければいけない蓮くんと、戦いなんてしない方がいいと思ってる真司くんの間には妥協点などみつからないのだけど、ピンチにはいち早く駆けつけてしまうくらいには、お互いがお互いを大切に思ってしまった。

友達だと、口にすることは本編では1度もなかった。
でも、敵だと思うにはあまりにも近づきすぎてしまった。

歪でまっすぐにこじらせ過ぎた関係が、私は大好きでした。

 


2人の関係はみていてずっと苦しい。伝えたいことがある時に限って、もう一方は違う方向を見てるような。そうやって感情がいつもお互いに一方通行で、伝わらないところがもどかしい。

真司くん的には蓮くんのことはずっと一緒だったし、当然特別だったとは思う。構ったって相手にしてくれなくても、帰る場所は同じだから。もちろん恵里さんのために戦いたいのはわかってるつもりだけど本当は戦いなんてやめてほしいし、ひとごろしになんかさせたくない。何より死んで欲しくない…。1番近くにいるのに1番遠くにいるような同士のことが心配だった。そんな存在がいるから、真司くんは迷ったとしても間違わずにいられたのかもしれない。ただ基本的にどんな人もほっとけないタイプだから、近くにいれば浅倉も佐野くんもとりあえずは助けるんだけど。

でも、蓮くんはきっとそうじゃないから。

こんな自分のことを心配してくれる城戸真司がいつの間にか、大切になった。それを自覚してからは重荷だった時期も長かったけど、真司くんが凹んだり傷ついたりしてる時は、お前のためじゃないと口では言うけど蓮くんが戦ってくれていた。

本人のいないところで北岡さんと一緒に「アイツはバカだが、俺やお前よりマシな人間」と評してるのも、半ば呆れながらも、他人の無事を願い、敵の死ですら本気で悲しめる真司くんのことを認めていたし、そんな姿はある意味で心の支えだったんだと思う。だから、終盤迷走して戦おうとしてくる真司くんが心配になるし、もう自ら攻撃する気なんておきなくなって。戦うな、止めろと言わないと不安になるほど、まっすぐに真っ当なことを言う真司くんを失いたくなかったんじゃないか……。

でも、そんな感情をなるべく出さないように、なるべく気づかれないようにしていたから、本人にはあんまり伝わってなかったところが蓮くんの意図としては正しいんだけど、寂しくて切ない。真司くんはキャラ的に友達だろ?オレたち、とか言えそうなのに、蓮はオレのこと友達だとは思ってないかもしれないし……とか考えてたんじゃないかと想像してしまうし、蓮くんも口にしたら負けというか、認めてしまったらもう二度と戦えない気がして言わなかったんじゃないかなとか。矛盾した感情を認めたくなかったのかもしれない。

 

だから、もう立っていられないほどに血を流し、途切れ途切れに自分の願いを見つけたことをつたえる真司くんの横で涙が止まらない蓮くんを見ると、ひたすら胸が痛い。もう感情を隠そうにも隠せないほどに、蓮くんにとっては真司くんが大切だったんだなって。

 

「死ぬな……!死ぬな!!」と隣で大泣きする蓮くんに対して、
「お前がオレにそんなふうに言ってくれるなんてな……」って真司くんはさいごにすこし嬉しそうな顔をするんだよね……
だれにも聞こえないさいごの言葉は「ちょっと、感動した」なのだと聞いた時は何も言えなかった。道半ばだけど、死んだら終わりなんだけど、女の子は助けられたし、蓮には伝わってたんだなって思えたから真司くんとしては満足だったのかもしれない。残された蓮くんは悲しくて悔しくて虚しくて、気持ちのやり場もなくてへたり込むしかなかっただろうけど。また俺は目の前で大事な人を失ったのだと。

 

最後は、蓮くんが勝ち残り、「新しい命」を手に入れるのだけど、恵里さんのために戦ってきたのに、先に思い出したのは目の前で失った優衣ちゃんと真司くんの顔だったのが、嬉しいような悲しいような。勝ち残った時、そこには誰もいない。2人のことが脳裏によぎったのは、もう一度会いたいと思ったからなのかな……
恵里さんが目覚めた時には、蓮くんは満足そうに永遠の眠りについていたけど、自分が勝って元の日常を取り戻し、2人で平穏に暮らす未来はとっくに見えてなかったのかもしれない。そんなふうに割り切れるほど、蓮くんは冷たい人間じゃないから。自分だけが幸せになれるなんて。
だから願いが叶えばそれで良かったし、むしろこうなることをどこかで望んでいたかもしれない…自分勝手だときっと怒ると思うけど勘のいい恵里さんは全部わかった上で、わたされた指輪を大切にしつづけてくれるとおもう。


すべてが終わり再構築された世界で、もう一度すれ違う真司くんと蓮くんは他人でしかないけれど、蓮くんは"すべてを覚えている"上で真司くんに余計な声をかけないのが「真司と蓮」の関係性をよく表していると思うのです。あの日々を一緒に過ごしただけの仲、敵でも味方でもなかったはず。友達だと言ったことは無いし、勿論仲良くなりたかったわけでもない。今となっては共有できる話題もないのだし。

でも、自分にとって死なせたくないひとだった。

大切な人には何でもいいから生きていて欲しいと願う蓮くんにとって、二度と握り返してこない手の冷たさを覚えているからこそ余計に、出会った頃と同じテンションでこの街に生きている真司くんを確認出来ればそれで充分だったんじゃないかな、と。きっとその先も、たまに花鶏にきてそっとあの日々を懐かしんだり、ズーマーで元気に走り去るオレンジのヘルメットを見かけて安心したり、してたらいいなあ、なんて

友達として改めて仲良くしてて欲しい気持ちもちょっとはあるけど、でもなんだかそうじゃない関係が好きだから。戦いがあったからこそ出会った2人だから、この先も2人の関係性はあの日々の中だけで完結してるくらいがきっと丁度いい。蓮くんが思い出の中にだけ留めているくらいで丁度いい。

それでもあの辛くて痛くて悲しい日々はたしかにあったよね、と思えるくらいが。

 

 

「真司くんと蓮のことを忘れないでね。」

というメッセージ付きのCMが放送当時あったと聞きました。

この戦いは無かったことになったけど、わたしはずっと真司くんが何を思って、何を信じたか覚えていたい。

お人好し、というよりは後先も自分の危険も考えずに走り、他者のことばかり心配するドジでまっすぐな愛すべきおバカ、城戸真司の物語は曇天の寒空の下で幕を閉じましたが、わたしの中ではこれからも、真司くんは月明かりのない夜空に一筋駆けていく流れ星のように煌めく、No.1ヒーローです。

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こんな好きな人に出会う季節、二度とない

 

ひさしぶりにこのブログを動かす理由がこれでいいのか?わたしよ。

 

こんばんは。

突然ですが私はいま、猛烈に仮面ライダーにハマっています。

自分でも嘘だろと思うんですけどこれが嘘じゃないのが怖い。

 

今までの人生、アイドル(ジャニーズ)とバンド(邦ロック界隈)を追いかけて早何十年というオタク人生なんですが、アニメとか漫画とかに激烈にハマった経験はなかったんですよねえ。物語として楽しむことはもちろんあるけど、キャラクターや空想の人物に思い入れを持つことがあんまりなかったんです。生身の人間だけ。

アイドルもバンドもナマモノだから面白くて。悲喜交々の感情含めてオタク人生。

 

そんな私の人生を変えてしまったのが仮面ライダー。ほんとに。なんでこうなった?

 

いやいや、仮面ライダーなんて子供向け番組でしょ?

 

と思ってる通りすがりの読者さま。

その気持ち、よくわかります。

わたしも本当にそう思ってました。半年前までは。

 

 

そんなあなたに本日、オススメしたいのがこちら!

 

"仮面ライダー龍騎"

youtu.be

仮面ライダー龍騎 | 仮面ライダーWEB【公式】|東映

平成仮面ライダー第3作(去年放送開始20周年㊗️)にして、ライダー同士の戦いを描いた意欲作です。多人数ライダー制とアイテムがあれば"誰でも"ライダーになれるという点で当時は画期的だったらしい。

 

もちろん、わたしも

そうは言っても子供向け番組でしょ?

と思って見始めたんですけど、このころの仮面ライダーは子供が日曜の朝見るにしては内容があまりにシリアス過ぎるんですが……?

変身して戦うシーンは勿論かっこいいんですが、あくまでもライダーに変身する登場人物の人間関係がメインであり、1年間かけて物語が完成するあたりは基本1クールで終わる民放ドラマよりも、重厚というか壮大というか。大河かな?

 

特にこの「仮面ライダー龍騎」は9.11の事件の影響を色濃く受けていて、企画の段階で

子供たちに本当の正義を教えよう!

みたいなテーマで、という話が上層部から出てたらしいのですが、制作陣は

我々は本当の正義を知っているのか?

という話になり、本当の正義とは?それぞれがそれぞれの正義を掲げて戦ったら、どうなってしまうのか?みたいなことを仮面ライダーを通して描こうとしたというお話があるそうです。上層部に皮肉で投げ返しちゃうくらい、命削ってる作品。ホントに。

メイン脚本家は小林靖子さん。最近だと岸辺露伴などで大変有名な先生ですが、ほかの戦隊モノや仮面ライダーも手がけてます。いつかマジの大河書いてほしいな…。そして特撮界隈で知らない人はいない井上敏樹大先生との共作。ちまたで話題の?ドンブラザーズ書いてるのはこの人。どちらの先生の回も「愛憎渦巻く」といった感じでいて、美しい。

 

そんな仮面ライダー龍騎を紹介していくよ!!ここまで前フリ。

 

 

◎ここがスゴイよ!仮面ライダー龍騎

①イケメンパラダイス

このシリーズには13人のライダーが出てきます(これは他のシリーズと比較してもわりと多い方)。中には女性もいるので全員が、とはいいませんが、主にメイン脚本家とプロデューサーの好みによりま〜〜〜イケメン揃いでとりあえず眼福です。それぞれの登場人物も様々で、スーパー弁護士もいれば、占い師もいれば、なんと脱獄中の凶悪殺人犯もいる。殺人犯が"仮面ライダー"になった時は苦情が殺到したそうな。

このライダーの中に世間的にめちゃくちゃ有名な俳優さんがいないことが不思議なくらいなんですが(1番知名度があるのはまさか元純烈小田井さん…なのか?!)とりあえず主演のご尊顔でも見ていってください。2枚目の写真のさわやかさよ。たまに顔が良すぎて壁に頭打ち付けてる。

ちなみにページ全部読むと致死量のネタバレなのでお気をつけあそばせ…。

 

②主人公がカワイイ

そんな大変顔の美しい(主観)主人公、城戸真司(きどしんじ)はドジでおっちょこちょいでおバカだけど優しくて真っ直ぐで、持ち前の明るさと行動力でどんなことにも首を突っ込んでいくという、もはや少女マンガの王道ヒロイン。主人公兼ヒロインとかいう新しいジャンル。守りたいこの笑顔……

職業はジャーナリスト見習いで、いつもHONDAのズーマーという原付にのってます。仮面ライダーなのに原付。ちょっとダサいけどそこがキャラ。そして料理が得意というギャップ。

仮面ライダーの主人公は大体お人好しで正義感が強い、最初からヒーロー気質のキャラクターが多く、真司くんもどちらかと言うとそういうタイプだけど、彼の場合、お人好しというよりは「ほっとけない」って感じなんですよねえ。つい身体が動くというか。喧嘩っ早いし口悪いとこもあるし。まあ、とにかく行動力だけはあるのでジャーナリストには向いてると思う。たぶんね。

 

なお、真司くんを演じた須賀さんは真司くんの明るいキャラとはかけ離れた、どちらかと言うとマイペースで控えめなお兄さん。ボケる時はスン…とボケるところがまた面白い方です。素の方を見れば見るほど城戸真司とは真逆のキャラしてるので、俳優さんってすごいな、などと。あと、とにかく顔が美しい(まだ言う)

 

③最終回が複数ある

この作品、簡単に言うとバトロワなんですが、主催者だけ時間を巻き戻すことができるため(あるまじきチート技)劇場版、テレビSP版、テレビSP未放映版、そしてTVシリーズ(本編)と少なくとも4つの分岐ルートがあり、全て違う結末が待っています。なんでや。

本編最終回は2003年1月だったのですが、その半年近く前の2002年8月に「先行最終回」として映画が公開されたと聞いた時は何がなにやら???でしたが、先に劇場版を見たか見てないかによって、本編最終回を見た時の気持ちがちがってくるという仕掛け。

ちなみにテレビSPというのは本編を放送してた時期に、なんとゴールデンタイムに放送されたTVシリーズとは違う時間軸のお話(1時間でわかる入門編みたいな感じ)なのですが、これがリアルタイムの電話投票で視聴者が結末を決めるというとんでもシステム。今で言うdボタンの投票的な感じでしょうか。私当時生きてたのになんでしらないんだ?

当時は「戦いを続ける」の投票数が多かったのでそちらが放送されたのですが、ちゃんと「戦いを止める」ほうも撮影されています。ただ実は「止める」ほうがバッドエンドで、アレ放送されてたら怖いかも。

なお、放送開始から17年後にはスピンオフが制作され、去年は今の仮面ライダーの映画にレジェンド出演してるので、たぶん分岐ルートは他にも存在してるんだろうなあという曖昧な設定がまたミソなんです……

 

 

◎ここがダメだよ!仮面ライダー龍騎

①戦わなければ生き残れない

マジでこの一言に尽きる。

この作品では、「最後の一人になれば願いが叶う」と主催者から誘いを受けたメンバーが、自らの願いをかけて自分の意思でモンスターと契約して、自分の意思で仮面ライダーに変身して戦います。あ、モンスターとではなく、ライダーと戦います。なんなら

初対面でも名乗らずにガンガン潰しに来ます。怖。

モンスターが人を襲うところに駆けつけて倒しにいく場面も勿論あるので、その辺は分かりやすく「仮面ライダー」ですが、その場にライダーが2人以上居合わせればそのままバトルになるし、決着をつけるためにお互い合意の上戦うこともしばしば。要するに、

 

仮面ライダー同士が本気で殺し合うお話です。

 

日曜の朝8時からコレ放送してた平成is不穏。

そのあと、8時半からはおジャ魔女どれみだったのがもっとすごい。振り幅。。。

わたしは仮面ライダー同士って戦隊ヒーローとは違って個人プレーかもしれないけど、それなりに認めあって共闘して、一緒に悪の組織とか倒してると思ってたよ。ウン。その辺の期待は2話くらいで早めに折られます。主人公初変身、初人命救助、からの即、助けたライダーに攻撃される。この世は残酷。

そしてライダーの退場シーンはかならず1人ずつちゃんと描かれます。ナレ死しない。一気に2人死ぬとかもない。基本は血だらけとかじゃないのがせめてもの救いかな……ただ一切、死んでも報われない感じがほんと現実。

なお、「戦わなければ、生き残れない!」は、本シリーズのキャッチコピー。

 

あの……戦って生き残れましたか………

 

 

②主人公に過酷すぎるシナリオ

そんな殺伐とした戦いの中、主人公はモンスターから人を守るためにライダーになることを決めます。なのでライダーと戦うつもりは最初からないし、ほかのライダーには戦うのをやめろと言い続けます。

でもほかのライダーには叶えたい願いがあって、最後の一人になるために必死に戦ってる。とくにもう1人の主人公というべき2号ライダーの願いは恋人を助けること……だから主人公は戦いながら、自分はどうしたらいいのか、何が正しいのかをひたすら悩むわけです。あの……

ツライ

この戦いがなんたるかを知り始めてからは……

もうほんとツライ。

仮面ライダーは泣きながら見るものだと思ったことは無かった。人生30年にして新発見。

でも、これを子供向け番組でやった事がすごいとおもってて。ちびっ子にはさすがにちゃんと理解できないかもだけど、それでも「戦うことはよいことなのか?」「自分の願いのために人を傷つけていいのか?」「何が正しいのか?」「正義とは?」という内容を主人公はさいごまで悩み続けるので……ある意味子供に見てもらいたい作品かも。

 

わたしはこの城戸真司というキャラクターが好きです。とっても。

どんな人ともフラットに話ができるからこそ、みんなの話を聞いては悩むけど

自分のできないこともできることもわかった上で、何が正しいのか。何をすべきか。そしてさいごは、自分がどうしたいのか。考えて考えて、ちゃんと答えをだす人。

悩んで迷って眉間に皺寄せてても、周りには心配させまいと笑顔を作って明るく振舞ったり、どれだけ裏切られても攻撃されても友をずっと心配し続けたり、敵だったはずのライダーの死に憤ったり後悔したり。

優しいんだか馬鹿なんだかと他のライダーには呆れられたりもするけど

ただ、2号ライダーとの、敵であり友である2人の関係性は見ててしんどい時ばかりで、でもそれがこの作品の1番の見どころ……。どんな分岐ルートでも2人は出会うのに、ただの友でいられないのも、ただの敵でいられないのも本当に辛い。

 

本当はその2号ライダー秋山蓮はじめほかのライダーの話、バトロワ主催者と(本当の)ヒロインとの話、カードバトル的な面白さ、中の人の話、名言、たまにでるシュールなギャグなどなど、あれやこれやほんとに一生語れてしまうのですがこの辺にしときます……。もしよかったら………

とは言いつつも、まあ、あの、この長文乱文をここまで、飽きずに読んでくださった方にはうっすら伝わってるかもですけど、この作品、終盤はとくに悲しくてしんどい話なので、見て欲しいのはやまやまでも気軽にオススメするのははばかられるなと……。万が一気持ちが向いた時に思い出してくれればいいなという思いです。こんなに書いといてアレなんですけど笑

 

 

あ、仮面ライダーは他にもたくさんシリーズがあります!!平成2期はここまでシリアス展開じゃなくてもっと明るい作風も多いです。あともうちょっとちゃんと「正義のヒーロー」してると思う。ほかの作品の話もいつかしたいな〜。現行シリーズもおもしろいです。今のところどこに着地するか皆目見当もつかない。

ちょこっとでも興味がある方は、公式のYouTubeで全作品最初の2話ずついつでも見れる(太っ腹!!!!)ので、ひとまず知ってるイケメンを探すもよし赤楚衛二も高橋文哉も吉沢亮仮面ライダーなの?!って驚いた日のことは内緒)、面白そうな設定の作品を探すもよしです。2話見ればまちがいなく変身シーンまでたどり着くはず。勿論私もまだ全作品見たわけじゃないから(網羅するには時間と情緒が足りない)少しずつ手を出していきたいけど、

きっと真司くんがこれからも私にとって1番好きなライダーだろうなって

あまりにもまだ、思い出にするには強烈で鮮明で、正直まだ気持ちはクソ引きずってるんだけど(たぶんあと1ヶ月は引きずる)、最終回を前に"1年間"ほんとに、いろんなことがあったなあって、走馬灯のように思い出したりして。

一応ここにネタバレは書きたくないから書かないけど、今もどこかで、元気にしてるかなあっておもってしまう。

 

どうか元気で生きててくれ、出来たらしあわせでいてくれ。

 

そんなふうに思える作品と登場人物に出会えたことは僥倖だなと思う。

冬にはじまり冬におわる「正義」と「願い」の物語。特撮らしいアツい台詞回しもヒーローらしい決めゼリフもない、でもたしかに"正義のヒーロー"の物語。もし、もしよかったら、ひとりでも多くの人がこの物語を体験してくれたら嬉しいです……

 

Snow Manの熱い夏の終わりに寄せて

 

Snow Man、夏の地上波祭りが終わりを告げようとしている。

 

今年の夏は本当にすごかった。去年からは考えられないくらい、Snow Manをテレビで見たね。

音楽の日で、先輩に見守られながら、ひらりと桜と腹筋太鼓を披露した。
ZIPの生放送で、Make It Hotを披露した。
シューイチやバゲットのスタジオに、ドラマの宣伝でお邪魔させていただいた。
キスマイ先輩の出ているもしもツアーズに全員で出演した。
初めて、深夜の特別バラエティ番組でメイン出演した。
阿部ちゃんはZIPのレポーターやクイズ番組でも活躍した。
舘様はNHKスペシャルドラマに出演させていただいた。
他にも数えたらキリがないくらい、色んな番組に呼んでいただいた。
そして何より、岩本さん、ラウール、目黒、しょっぴで連続ドラマの主演を務めた。

 

 

 

この夏一番の楽しみだった、「簡単なお仕事です。に応募してみた」が終わってしまいました。
とっても悲しい。しかも終わり方が唐突で。え?!嘘でしょ…????となって呆然としていたら終わった。

 

 


ここからはドラマのネタバレなので要注意です。

 

 

 

 

10話で描かれた、みんながこの仕事に応募した本当の理由。誰も簡単なお仕事でただ簡単にお金を稼ぎたいだけじゃなかったね。


トリハダさんは小説家になって誰かに認めてもらいたかった。ワンちゃんは借金を返して、人並みの生活が送りたかった。モモくんは自分のカメラで世の中に復讐がしたかった。そしてサルサくんは、弟のために早く仕事を終えて家に帰りたかった。

 

 

サルサくんが夕方に絶対帰りたがる理由、実は子供でもいるのかなって思ってたからあながち間違いじゃなかったけど、「出来るだけ弟のそばにいてやりたい、せめて成人するまでは面倒みてやりたい」って思ってリスクを負ってでも色んな仕事してるんだと思ったら、良い奴すぎてちょっと泣いた(笑)しかもそれを誰にも言わずに、コスパ重視!一攫千金!とか言ってるところが健気すぎるじゃん。

7話、異世界で2日も眠らされてたと知って取り乱したサルサくん、弟のこと心配してたんだろうなあ。情熱的でちょっと気が強い感じだけど、たまに良い奴なところが出ちゃってるのも好きだった。

 


そしてモモくん。


モモくんがカメラを回す理由、9話では「衝撃映像でお金を得るため」という描写だったのですごく裏切られた気持ちだったんだけど、全然そんなことなくて1週間そんな気持ちでいたことを申し訳なく思った。笑


「他人なんか信用しちゃだめだ」


それが「自白剤」の効果で出た本音だったモモくんだけど、3人がこの仕事に応募してきた本当の理由を隠しカメラで知り、そしてその本当の理由を隠したままもう一度集まってくれた3人を見て、ちょっと気持ちが変わったのかもしれない。9話で「応援したい」って言ったのも、本当だったのかも。どっかでみんなのこと、なんとかしたくて、助けてあげたくて、裏サイトで仕事見つけてきてはみんなを集めてたのかな。

2話の冒頭、なかなか来ないみんなのことを考えながら、他の人を集めるなんて考えられない、って思ってたんじゃないかな。

 

みんなのことをいつからか仲間だと思っていたんじゃないかな。

 

 

最後の大西との電話のシーン。1話の時は無言で飛び出していったモモくんだけど、10話ではあの数秒の間と、やがて飛び出していくモモくんにはちゃんとセリフがあって。

 

「衝撃映像なんてどうだっていいだろ!みんなを助けなきゃ!」

 

数秒の間で浮かんだのは3人との今までのことで。コスパコスパってうるさいけど頼りになるサルサ、ちょっと変なやつだけどネタ探しの仲間だと思っているトリハダさん、めちゃくちゃビビりだけど優しくて健気なワンちゃんさん。

 

必死に追いかけたけど追いつけなくて3人はどこにいったかわからなくて、変な女装したおっさんにやっつけられて……4人はどこに消えてしまったんでしょう。


浜辺に打ち上がったのは、トリハダさんのおニューの靴とネタ帳、新聞、財布、そしてモモくんのカメラ。
これだけ見たら、ゾッとする最後だったけど、でも、誰かがみつけてくれた通り、「They are alive」みんなはどこかで生きていると信じたい。

 

 

できれば簡単なお仕事からは足を洗って、でも4人でまた集まって、美味しいご飯でも食べながら、平和に暮らしていてほしいな、なんて。笑

 

 

色々不思議な点は解明されておらず、とにかく最後にでてきた赤いワンピースの女の子が気になってしょうがないんだけど、こうやってじっくりと余韻を味わえるドラマもなかなかないから、これはこれでいいのかな。


シンドラを毎週きちんと見るのは2回目(まる末以来)で、他のは何話か見た程度だけど、断トツで1番面白かったと断言出来る。自軍贔屓を抜きにしても色んな要素があって毎週ワクワクドキドキさせられた。Snow Man4人をこのドラマに携わらせてくださって、本当にありがとうございました。ブルーレイ買います。

 

 

 

毎週、自担の新しいお芝居をみれることがこんなにも贅沢だなんて思ってもみなくて、1週間経つのが待ち遠しい夏だった。


岩本照さんのお芝居が大好き。声とか表情とかもそうなんだけど、きっと台本にはないだろうっていう、何気ない細かい仕草まで手を抜かない岩本さんの映像でのお芝居すごく好き。

これから、もっと、もっと、俳優さんとしての岩本さんが見れるといいな。

 

 

この夏、毎日のようにSnow Manの新しいお知らせを聞いた。振り落とされないように、追いつくのに必死なくらい。ようやく9月になって落ち着いてきたかな。少年たちが終わり、秋が深まっていく中、本格的にデビューへの準備が始まるのかな。アジアツアーの詳細も出るかな。デビュー曲はどんな曲だろう。デビュー日はいつだろう。

 

次の桜が咲く前に、CDは出るのかな。
でもどんな日になるかは想像がつく。Snow Manにとって大切な日は、雪が降るよ。

 

 

 

幸せな夏をありがとう。
岩本照さんを、Snow Manで今日も好きでいてよかった。
これからもきっと、ずっと、ありがとう。

 

夢が溢れる世界へと

 

出口が見えなくても

転がりながらも ずっとずっと

 

向かっていく俺たちを

迎え撃つ未来 どんな日も

君のそばで笑ってみせる

 

RUSH OF LIGHT / KAT-TUN

 

 

2年前のすのクリエの最後に歌った曲が、この曲でした。

 

私はSnow Manを応援し始めて初めての現場で、この曲を歌う彼らを見て、ちょっと泣きました。

 

あの頃はキンプリストスノラブトラハイビーが揃った時代で、ジャニーズJrが全体として盛り上がってきた頃でした。そんな文脈とはあまり関係なく、わたしがうっかり好きになったのが岩本照さんであり、Snow Manでした。

 

あの頃の彼らは、少クラに出るグループの中では1番先輩でとても尊敬されてて、でも、グループの人気は正直他のグループの勢いに押されてて、デビューという言葉を出すのを躊躇っていた時期でした。そんな彼らが「出口が見えなくても」と歌うのが辛かったし、私は少しの間、デビュー組に逃げたのだと思います。すののことは大好きだけど、このまますのだけを好きでいるのが辛かった。

ニカちゃんやキスマイのことは、そんな中途半端な気持ちで応援してるわけじゃないよ。勿論。でも始まりとしては、どっかで、安心して応援できるデビュー組が羨ましいなって、きっと思ってたから。5周年のコンサートがあまりに幸せだったから。こんなグループを応援したら幸せだろうなと思ったから。

 

 

 

あの頃とは段違いに、輝きを増したSnow Manの、デビューが決まりました。

 

 

 

私は配信組だったので、内心ドキドキしつつも過度な期待をして裏切られた時のことを考えて気楽に楽しもう祭りだし!と思ってたんですが、最初スノストが全然出てこなくて、出てきたと思ったら、他のグループとは明らかに差のついた尺を与えられ、正直ちょっとMC入る前はどっか期待してました。なんかあるな、と。

 

でもトラジャとストがインスタやりますとか、なにわが全国ツアーやりますとか言うから、あぁ無いかもしれないなと途中では思ってたんですよ。でも、すのが、他のグループは告知が終わったら捌けるのにはけていかなかったこと、そして、樹の顔を見てもしやと思い。

 

 

発表された直後のFire Stormは本当にずっと泣いてたからもう全然記憶ないんだけど(笑)誇らしくて嬉しくて嬉しくて頭痛いしお腹痛いし、岩本照さんが映る度に泣くの堪えてる顔してて、映る度に号泣だし、これから岩本さんとジェシーが並んで立つ、強くて誇らしいこの見慣れた光景ももしかしたらもう無くなっちゃうのかなとか思ったら、ちょっと寂しかったり、よくわかんなくなって、勇気100%くらいまではずっと泣いてた。笑 あまりにトンチキだったので、ようやく勇気100%で復活したというw

 

ただ、発表されたあと、何よりトラジャを見るのがキツかった。私は岩本担だからこういうふうに言うとよくないかもしれないけど、トラジャも一緒に並んで頑張ってきた仲間だから…のえるくんの顔が映った瞬間に結構心にずっしり来た。

デビューってこういうことだなって、ちょっと思い出した。

誰かの夢が叶う時、誰かの夢は敗れる、そんな場所で毎日戦い続けてる、ジャニーズJrってすごいな。

 

 

改めて、Snow Man、そしてSixTONES、デビュー決定おめでとうございます。

 

 

 

Snow Manは、タッキーが本気で救いたくて、増員という、強引が許される立場の奥の手まで使って、デビューに漕ぎ着けたのは、正直痛いほどわかってます。タッキーが居てくれたから9人になって人気が出てきたし、タッキーが売り込んでくれたから、たくさんテレビに出してもらって、主演ドラマもやらせてもらって。

 

でも、どんなにタッキーが手を貸しても、結果が残せなきゃ意味が無い。

 

その点、9人になったすのは着実に結果を残してきたと思います。目に見えてYouTubeの再生数が増え、さいたまでは目黒やラウの団扇がすぐに売り切れたり。ドームでも一番乗りですのはうちわが売り切れました。バラエティだってドラマだって、企画段階でどう売り込んだか分からないけど、結果的に選ばれて起用されて、7月は毎日のように地上波の番組に出演して。

 

本気になったSnow Manは凄い。

本気になったSnow Manはどこまでだっていける。どこまででも。

 

 

ふっか、すののまとめ役はあなたしかいません。これからもどうか、Snow Manを頼みます。

しょぴ、あなたがようやくイケメン枠と気づいてくれて助かりました。どんどん、顔と声を武器にファンを虜にしてください。

舘様、あなたの超独特な空気は、唯一無二の存在感です。これからも空気を変える優雅でおちゃめな舘様でいて欲しい。

佐久間、バラエティでは、前に飛び出していく勇気を必要としないあなたがこれからも必要です。あとはほかの人がなんとかします。

阿部ちゃん、あなたが手に入れた武器は誰にも真似出来ない、ジャニーズ初の称号です。勉強が武器になると気づいてくれて有難う。

康二、関西からすのに飛び込んできてくれて本当に感謝してます。たくさんの愛をメンバーにもファンにも降り注ぎ続けてください。

めめ、スノを選んでくれたこと、絶対後悔させないから。これからもクールに熱い真っ直ぐなオトコでいてほしい。

ラウ、これからたくさん大変なことがあるだろうけど、パパとママと、たくさんのお兄さんを頼って、逞しく成長してください。

 

 

岩本照さん、私が見つけるまでジャニーズのアイドルでいてくれてありがとう。諦めないでいてくれてありがとう。あなたが今幸せであることを祈っています。

先頭にたつ人だから、これから色んなこと悩むと思う。傷つくこともあるかもしれない。あなたは悩むとちっちゃくなるタイプだって、なんとなく知ってます。そんなときは、あなたにはメンバーもファンも居るってことを思い出して欲しい。

ステージで不敵な笑みを浮かべる時の、岩本照さんは、世界一かっこいい。これからも、その広い背中を追いかけさせてください。

 

 

9人のSnow Manが最強だって、その名を知らしめるための戦いがこれから始まります。デビューはゴールではなくてスタート。

これまで以上に、Snow Manのこと、応援していきたいと思います。

 

これからもずっとずっと、よろしくお願いします!!!!!!!!!

 

 

夢が溢れる世界へと連れていく

きっと ボクらがいつも 今 近くにいるよ

君が行くなら間違いない

 

今日、ついに伝説の日を迎えます。

 

何が起こるかは分からない、もしかしたらなにも起こらないかもしれない、でも、なにかを期待してしまうだけの勢いが、ジャニーズJr全体にある今この瞬間に岩本照さんを、Snow Manを応援していることが私の誇りです。

 

 

岩本照さんを応援しはじめて、2年半と少しになりました。まだまだ自分としてはド新規のつもりなんですけど、この2年半で色んなことが、本当に色んなことがあって、でもずっと好きの気持ちが揺らがなかったから、少しは胸張って自分は岩本照さんが好きですって言えるかなって思ってます。

 

 

でも長らく、自分がなぜ岩本照さんが好きなのかいまいち掴めずにいました。

182センチの長身、趣味と特技は筋トレ、厳つい見た目のSnow Manのエース。悪いオトコの表情で踊る様子は色気の塊で、数多くのオンナを骨抜きにしてきました。

その一方で、好きな食べ物はチョコレートとタピオカ、シルバニアファミリーを集めるのも趣味で、おばけと虫が大の苦手。目がとろけてなくなってしまうようなへにゃへにゃの笑顔も、ぴょこぴょこ両足で飛び跳ねたりする様子も大層可愛く、オタクからは幼女扱いされており、一段落前の文章からは、同じ人を紹介してるとは思えないような特徴が混在する不思議な人です。

 

 

最近は、この人についていけば、間違いないなあって、思えるから好きなんだなと思ってます。

 

 

不思議な人です。とっても。ちょっとツボずれてるし。すぐ拗ねるし。

でもふっかが言った通り、岩本照は、1番前を進む人であって。それが例えば、砂利道でも舗装された道でも獣道でも、だれの足跡も見えないような雪深い道でも、きっとみんなの前に立って、進んでいく人。

 

 

…あ、お化け屋敷以外はね?笑

 

 

みんなが信頼して任せられる人、みんなを信頼して常に先頭に立つ人。その広い、逆三角形の背中が頼もしくて好きなのかなぁって。最近は思います。リーダーじゃなくて、キャプテンとか船長、って感じというか。まとめ役とかじゃないんですよ、まとめるのはふっかがやってくれるってのもあるけど、ただ、この人について行けばきっと大丈夫って思えるところが好きだなって。

 

 

 

 

Snow Manは、今年に入って、本当に色んなことがあって、未だにファンが一枚岩になれないことに申し訳なさもあるけど、私は今の9人のSnow Manが最強だと思ってるから、後ろは振り返らずに、どんどん先に進んでって欲しい。

9人もいるのにキャラが被ることはなく、でも9人になると不思議とまとまりがあって、大家族のようになったSnow Man

一世一代の、オトコたちの決断、邪魔するやつは要らないの。

 

 

今日の東京ドームで何を見せてくれるのか、期待しかありません。

今のSnow Manが最強だって、見せつけてやりましょう。

 

9人が描く景色を楽しみにしています。

 

 

冬ヤミーと宮玉とにっかぴょんがすごかった話

 

ConneXionがあんなにネタ曲になると思いませんでした。こんにちは相も変わらず二階堂担です。

 

 

12/15に、Kis-My-Ft2 LIVE TOUR 2018 YOU&ME Extra Yummy!!東京ドーム公演に参戦して参りました!!!!ツアーのタイトルが長い。なお、今回は5大ドームツアーとなった本編を夏ヤミー、エクストラを冬ヤミーと呼びますのでご了承ください。

 

いや、とにかくハイカロリーなライブでした〜。お腹いっぱいすぎて、公演終了後言いたいことは沢山あるのに何も言葉にならずにただ取り乱し、今回初キスマイの職場のお姉さんにとても心配されました。キスマイはハイカロリー。

ライブとしては、夏ヤミーをベースにした「追加公演」であることと、冬らしさも随所に感じられる久々の「冬のコンサート」であることの良いところどりになってて、恐らく急遽決まったんじゃないかな…という冬ヤミーでしたが上手くまとめたなあと思いました。特に、夏ヤミーのハイライトを全部残してそのままやってくれたところが良かった。分かってる。この夏私達ファンが何に興奮し、何に狂喜乱舞し、何に涙したか、キスマイとスタッフはよく分かってる…。個人的にはSuper Tasty!からPICK IT UPに繋がるところが物凄く好きなのでもう一度見られて幸せでした。

また、変更点となった部分は今やりたいことをこれでもかと詰め込んだ挙句、ConneXionがまさかのネタ曲になるという…  あ、そこじゃない?  いや良かったのは、HOMEで始まったところですね!夏から冬へ地続きのコンサートであることを感じさせてくれるステキな演出でした。宮田くんが発案だそうでほんと宮田くんは最高だし、こういう発想こそヲタク心っていう感じがする。笑 また、夏ヤミーでは衣装から会場のペンライトまで含めて真っ白の世界で終わるのだけど、冬は真っ白の衣装で始まって、メンバーカラーで終わるという所が良かった。avexさんも含めて、今年のキスマイは全てのコンテンツが繋がっているようで考えられてるなぁと…ヲタク心をくすぐります…まんまと…

 

 

変更点と二階堂さんを中心に感想がダラダラ続きます!笑

 

☆夏以降の新曲の話

・Still song for youはオシャレで冬にピッタリのラブソングだからやって欲しいなと思ってたから、すごく良かった。ちょっと意外な位置だったけど白の衣装が映える曲ですね…あと結構ジャニーズっぽいっていうかアイドルっぽい振りだったからかな、しなやかなダンスの二階堂さんが美しくて有難かった。二階堂さんの足さばきがね〜いいんですよ〜華麗なステップなんですよ〜(;∀;)

・蜃気楼→BILYの流れは超絶しんどい…!!!よくない。心臓に良くない。二階堂さんの、指先を向く目線が、いちいちしんどい。蜃気楼も、円盤含めて今まで見た中で1番位の強さで椅子に拳叩きつけててもう色々やばかったし、BILYの祈るように膝をついたポーズのところがもうあの、えっと、やばかった  行かないで語彙力… そこからのシハハには思わずエッと声が出てしまった。情緒。

・ソライロはもう…!二階堂さんの歌い出し!落ちサビ!好き!好き好き好き…泣 愛しさ溢れてる…こんなに1音に感情を込める歌い方が出来る子だったっけ。泣 しかし土曜はどうも北山くんと千賀くんの喉の調子がイマイチだった気がして、相対的になんか二階堂さん歌うまい気がした。笑  あとこの曲でそれぞれが撮った空の写真と当日朝の集合写真あげてくれたの凄いよかった。当日ってところがね!でも横尾さんがめちゃ謎のポーズで写ってたのをネタにされたら、ステージ上でプリプリ怒り出してしまって…(いやまあネタだけど)それを坂の上からトコトコと急いで降りてきて「横尾さん…どうされたんですか?!」ってニカちゃんが宥めにかかったの、良きやえばずでした(*´`)

 

☆クリスマスコーナーの話

・とりあえず宮にかはキスしておけばOKみたいな流れなんとかしようか?

・Holy night with youと君のいる街はほとんど聞いたことなくて(エイベたんの視聴インデックスでしか…)カップリングは新規には1番の弱みなので少しずつ集められればなあと思ってます。ごめんなさい。クリスマスらしく温かい曲がキスマイにはたくさんあって、そりゃあみんな冬コンを熱望するわけだねえ。

・スノドの聖歌みたいになってるアレンジは感動した!!荘厳なかんじ。背景がルミナリエだった。行ったことないけど。

 

☆ユニ曲の話

・Happy Birthdayはにかみつの曲だけどみんないたしみんな歌ってた?よね。あの流れだけは強行だなと思ったけど(笑)出来れば毎年、ツアー中に誕生日迎える人たちにみんなで歌うみたいな曲にしていけたらいいなー。この曲の時、玉森くんがおれの誕生日に自分で歌おっ、って言ったから、宮田くんが「俺が歌ってやるよ」「耳元で歌ってやるよ」と畳み掛けると「キーモーーイーーーーーーーwwww」と言いつつちょっと顔が緩んでる玉森くんという構図、ほんと宮玉の極み…

 

・ConneXionが好きすぎる二階堂担ですこんにちは(2度目)いやっ、あの曲があんなふうになってしまうとは誰が予想したよ?!?めちゃくちゃ先進的でかっこいい曲なのに!(笑)衣装もキメキメなのに!もうサングラスの時点でだいぶネタ感あったけど!!!!Good Cocking Guyってなんだよ、そこはlookingでしょうが!そしてHalf&Halfを赤と青に塗るのやめなさいww ほんと、絶妙にダサい演出、絶妙にダサい振り付け。どう考えても(`へ′)「アケテミタークナーイ」に引っ張られたジャケットプレイww会場がざわつくし、それはもう異様な空気だったよ。トドメが

(`へ′)「……燻製!」

じっくりと燻されていい香り…ってバカヤロウ

ξ*‘ ー‘)「ほどよいスケスケ(すましたドヤ顔)」

私の周りは正直大爆笑でした

なんか知らんけど、キスマイ伝説の迷曲になってしまった気がする。千賀くんはこれで良かったの????という気持ちもありつつ(彼はめちゃくちゃカッコつけてたから)(いやわたたいもめちゃくちゃカッコつけてはいた)、楽しく振り付けしたのかもしれないから、いっか。笑 このメンツじゃなきゃこうならなかったであろうという気はするし。わたたいだけじゃイチャイチャして終わるし、藤千だととんでもねえオシャレな次元の違うステージになりそうだし、横千…横千は…「よこおぉ〜↑

 

・星に願いを、に関しては感動したとか悲しいとか泣けるとかなんかそういう次元を超えて、「しんどすぎて吐きそう」みたいな気持ちにしかならなかった。ナンデスカコレハ。悪い意味ではないのは理解して欲しいのだけども、本当にしんどくて気持ち悪くなった。笑 そりゃあフルコーラスのパフォーマンスさせてもらえないなら願い下げするよなあ。しかし、あんなに幸せそうな夫婦の写真を見せられながらってのがもう…つらくて…3年前の幸せな結婚式を思うともう涙が…。マグカップが割れてしまうところもやばかったけど、宮田くんが花束の存在すらも忘れて叫ぶところは、今思い出しても辛すぎて無理。もう二度と触れられない最愛の人を思って星を見上げる人と、もう二度と触れられない最愛の人を空から見守る暖かい眼差しの人…そして触れたと思った瞬間に消えてしまう……ウワアアアアア

いやもうなんか無理。つらい。フィクションなのに辛い。これがフィクションには到底思えないような本人達  それはそれでアレだけど   が演じてしまってるところがもう本当に無理。だってこれからどんな気持ちでこの曲聴くの…?これからどんな気持ちで宮田くんと玉森くんを見たらいいの…?(重症)宮玉は永遠の愛を誓った夫婦だというのにこんなのあんまりだよ…悲しすぎるじゃない…ずっと幸せでいてほしかった…笑顔の二人でいて欲しかったのに…宮田くん大丈夫かな…

 

 

あ、フィクションでした

よかったです

ただ、フィクションに感情移入しすぎて体調を崩すタイプには重すぎた。多分当分この案件は引きずるな。ドリボの際は体調回復にまるまる2週間かかった女です。

 

・70億分の2については、とにかく気合いで大阪公演からの1週間、セトリを全力で避けてたのでこんなことを呟いてしまっていました。

このツイート、大阪公演行った人が見てたらどんな気持ちだったのだろうか。笑

冒頭、スーッとローラーでそれぞれセンステから分かれて横花道を滑っていくのだけど、青の方向にニカちゃん、緑の方向に千賀くんが向かっていくところでもう感情が振り切ってしまった。そしてバクステからは縦花道を同じ動きで、それはもう美しいシンクロ具合で……泣 最後は向かい合って「靴紐結んで歩いていこう」ってもう君たちィィ‪‪( ;ᯅ; )‬なんか…静かに厳かにかみしめるしかないシンメの尊さというか…。隣にいたら安心するし、背中合わせだと心強い、たった一人の相棒って感じでしょ…運命に感謝

・REAL MEについては、夏に続いてご馳走様でした!

・舞祭組がやっちゃった!に変えてきたの、なんか忘年会感が急に出てよかった(笑)異様な一体感。これがあるから舞祭組は凄いよね。どこのグループにも出せない空気をもってる。お隣の北山担も前の玉森担もめちゃくちゃ声出してくれてるのわかって、それも嬉しかった。

 

 

ユニ曲が今回はめちゃくちゃ盛り上がりすぎちゃったな。笑

 

 

以下、雑感。

今回は、東京ドームはそこそこの数入ってるつもりだけどその中でも多分1番高い位置から見下ろすことになって、ちょっと寂しかったけど、唯一初めて角度的に誰ともかぶらない位置でニカちゃんの蜃気楼が良く見えて、それだけが救いだったな。もちろんね、円盤にマルチアングルあるけど、違うじゃない。その日どんな感情であのダンスをするかって。ラスサビの最後のところでセットが回転をやめると、私はニカちゃんの背中を眺める位置だったんだけれど、ぽつんと取り残されて途方に暮れたような背中が悲しくて悲しくて何度目だよって気持ちもあったけど、まあ静かに泣いたよね。笑

わたし、ニカちゃんのダンスがとっても好きで。二階堂さん、目線が伸ばした指の先を向くことが多いんですけど、カメラを見るでも前を見るでもなくて、ただ手を伸ばした先を見ているような、そこに二階堂さんの感情が見えるような、そんなダンスなんです。だから、しっとりとした曲のダンスがすごく好き。そういう曲の方がしなやかで美しいダンスが映える。もちろん千賀くん見ると、千賀くんはダンスが上手だなあと思うけど、私はニカちゃんのダンスが絶対好きだなって、この気持ちはずーっとぶれないだろうなって確信したライブでした。

 

わたしはキスマイが大好き!ジャニーズ大好き!なことをガンガン友人に喋るタイプなんですけど、最近二階堂さんが好きというと、二階堂さんを褒められることが多くて。本当に嬉しいんです。すごく綺麗な顔してるよね!とか、私は1番かっこいいと思う!とかも本気で言われたり、あとはよく喋る人、喋りが面白いとか。でも、褒められると嬉しいのと同時にほっとするんです。なんでかなあと思った時に、担当には失礼なのを承知で言うけど、普段彼のことを褒められ慣れてないから、なのかなって。ヲタ(特に他G担ぐらいの距離感が多い)からはどちらかと言えば貶されることが多くて。要らんこと言っちゃうタイプだからよく炎上するし、勘違い野郎みたいな扱いされてるのも知ってて。それでも私は彼のことが好きで、大好きで、それだけは譲れないから、ネガティブな事を言われても大丈夫なように構えてる。だから、褒められるとほっとするんだろうなって。

今回もっと、ニカちゃんのこと、いろんな人に知って欲しいなって思った。見るたびに、ニカちゃんが好きになる。本当はもっと優しくて柔らかくて平和な人だよ。あとおバカなだけじゃないよ。よく気がついてちゃんとフォローができる人だよ。勘違い野郎だなんて言わせないよ。要らんこと言うのは直らないかもしれないから、アレだけど(笑)でも、客席を見てうちわの文字を必死に読んで、ちょっと照れながらエアハグしたり、二階の上の上の方にも届くようにぴょんぴょんで飛び跳ねながら、笑顔で両腕を思い切り振ってくれるスーパーアイドルなんだよって。

極めつけにはね、ニカちゃん、藤ヶ谷さんに提案されたという

(*`∀´*)にっかにっかにっかにっかぴょんぴょんぴょん🐰

っていう挨拶やるんだよ。ぴょんぴょんぴょんはうさ耳を両手で作ってぴょんぴょんするんだよ。どんな破壊力だよ。正気を保てないからやめてくれ。  あ、嘘ですやめないで  ね、意外でしょ、って。イメージとは違うでしょって。本人すっげえ照れてるけど、やりたくないとは言わないの。そういうところもかわいいでしょって。

でもね!そんなスーパーアイドルなのに、悪ぶりたい素直じゃないニカちゃんが心底好きなの、だから困っちゃうんだけど。笑  いつか、ニカちゃんがめちゃくちゃ笑顔が可愛いスーパーアイドルとして有名になったらいいなって思うくらいには、今回の東京ドームのニカちゃんは破壊力抜群の可愛さだったなあ。本人もずっと頑なに「かわいい」に対しては拒否してた気がするけど、もしかして「かわいい」もアリって思ったかな?だとしたらうれしいなぁ。

 

最後にキスマイの話。

今回の本編ラストは君、僕。で、すごく爽やかで多幸感に溢れたラストだったなと思っていて。HOMEももちろん幸せなラストだったけど、ちょっと感じ方が違うと思う。HOMEは、不安をお互いに持ち寄ってみんなで分け合うような、みんなで1つずつロウソク(実際はハンバーガー ) に火を灯して未来を照らそうとするような…みんなが温かく優しい気持ちになれるラストだった。

君、僕。はもっともっと、煌びやかでカラフルで鮮やかな明るい未来を描けるようなラストで。きっとキスマイの未来は明るいって、彼らと私たちの行く道は明るいって信じられるような締め方だったから、すごく安心したというか。7周年イヤー、どう考えても忙しかっただろうし(宮田くんと千賀くんに至ってはほぼ一年中現場があった)、ファンも忙しかった。休む暇なく走り続けたよね。でもきっと、こうやって1年間忙しくした意味があった、大きな意味のある1年になったんじゃないかな。

個人的に、2016年はデビュー5周年で、表向きはわりと華やかな1年だったんじゃないかと思ってるけど(もちろん色々あっただろうというのは傍目から見てもわかってる)、去年はゲリラ戦だったというか。戦闘モードだったけど、なんというか、雌伏の年だった。特に「赤い果実」はその象徴だったと思っていて。

そして、今年。7周年というほかのグループにはない記念イヤーとして派手に色々なことをやったことで、少しずつ、去年から撒いてきた種が芽を出し始めてる気がする。

デビュー10周年には、この出した芽が大きな大きな花を咲かせるだろうと思っているし、そのために私たちも頑張らないといけないよね!!!

 

そんなことを思った久しぶりの冬コンでした。

 

 

どうやら私は文章を書くことよりも考えることが好きみたいで、こういう小難しいことをズラズラ書いちゃうんだけど…すごく人の意見に思考が引っ張られやすいので、時々現場に足を運んで自担を拝んで、IQも語彙力も2しかないような感じでニカちゃんかわいい…かわいい…かっこいい…?いやかわいい…ってやらないとめちゃくちゃネガティブになるみたいです。笑 だから早く来年のツアーの日程ください!!!!!!!

 

HiHi Jets入門篇〜沼へ入場の巻〜

 

こんにちは!

最近ドリボを観劇して感激したのか動揺したのか鼓動がはやくなるのを止められない二階堂担です。あと岩本担もやってます。

担当不在の現場はあれだけ危険だと知りながらもドリボというどうしても行きたかった憧れの舞台を見てしんどくなって、最終的にHiHi Jetsにハマりました。(詳細は省く)

 

もともと昔から瑞稀のことはなんか知ってた(なぜか涼くんの存在は忘れてた)んだけども、Jr担始めてからはJr祭りでは猪狩くんが気になり(アイツよく喋るな?!)、ドリボDVDではゆうぴ一生懸命でかわいいな(><)という気持ちになり、作間くんについては無所で中学生なのに彼は何者だ…?という気持ちでずっと眺めてたら急にハイハイに加入して(正しくは復帰?出戻り?)ますます気になる存在になっていたので、まあ想定内です。想定内です(二回目)。

 

今日はド新規(2年間少クラだけは欠かさずに見てるよ)がHiHi Jetsの良いところを紹介します✌(´>ω<`)✌

 

まず基本情報。HiHi Jets(ハイハイジェッツ)は、髙橋優斗、井上瑞稀橋本涼、猪狩蒼弥(そうや)、作間龍斗の5人組からなるJr内グループです。まだ全員10代で少クラ等では同じ年齢層の東京B少年とセットにされがち(HiB)ではありますが、Jr歴9年の大ベテランを含むどちらかというと技術力の高いグループ。特徴といえばなんといってもローラースケート。Jr内では唯一のローラーを履くグループです。 結成後メンバーチェンジを繰り返し、なんやかんやありつつ2016年のドリボ・少年たちの頃から今年のハピアイまでは作間くん以外の4人で「HiHi Jet」として活動。その後クリエの発表時に5人になったんだったかな?作間くんの加入というよりは復帰?とともに「HiHi Jets」と名前もまた複数形に戻りました。

 

基本の基本しか知らない身分で恐縮ではありますが、メンバーをご紹介。

 

髙橋優斗(ゆうぴ)

現在19歳で最年長ですが、高校生で入所したので、入所順で言うと1番の後輩(しかもダントツ)なのでメンバーから結構雑に扱われてるところが不憫かわいいです。しかもマジレスするところがさらにかわいいです。

彼はポンコツキャラで、たしかに歌もダンスも周りに比べたら得意な方には見えません…。ダンスはセンスが無いわけじゃないから上手くなると思うんだけどな…でも、とても素直で、なんでも一生懸命頑張れるタイプにみえます。HiHi Jetsがまた偶数から奇数になり、センターというポジションが生まれてからは基本センターをつとめていますが、とにかく応援したくなる系センターという新ジャンル。またMCも兼任。喋りが得意という感じよりは、周りを見てフォローしていくタイプなのかな。クレイジーな自由人が多いので。そんなところはセンターというかリーダーっぽいかも。キメ顔より断然ふとした時の横顔に恋しがち。

 

井上瑞稀(みじゅき)

クロバットもバトンもお手の物、天性のアイドルボイスで歌も上手い、ハイハイの絶対エース。THE・ジャニーズのアイドル!って感じ。強い。Yes!の「どうされたいか教えてよ」はやばい(語彙を失ったヲタク)。ダンスにもパワー感じます。

だがしかし通称が帝王。可愛い声!かわいいビジュアル!めちゃくちゃ細くて心配になるけど脚も腕も長くてスタイル抜群、正統派王子様ポジションの瑞稀ですが、とにかくドSらしい。わりと新しいタイプのギャップ。とか言ってただ単に甘えたい派なのかもしれないけど(笑)あと超強火山田担(同担拒否)。私の中ではわりと不思議ちゃん。よく寝てるし(笑)なんでも出来てメンバーカラーも赤担当の瑞稀は絶対エースだけど、この中でセンターポジションじゃないのはなんかわかる。

 

橋本涼(はしもっちゃん)

HiHi Jetsのセクシー担当(だと思ってる)。目元と口元がエロい(褒めてる)。ちょっとチャラくてだいぶセクシー路線を突き進む超強火亀梨担として、亀ソロコンにも来てたりしてたので名前が知られており、つい最近かつん担界隈では「1人仁亀」として話題になりました。最強か。あとめっちゃイケボ。すでにイケボですが、多分もう少し大人になったら低くて深い声が出るようになってイケボが増すと思うので成長が楽しみです!!

チャラアピールしてるけど私にはわりと心優しいお兄さんに見えてます。お勉強はどうやら出来ないっぽいけど(笑)本当は髪も明るくするより、黒髪の方がいいと思うんだけどなーー!!涼くんも正統派ハンサム目指した方が絶対いい。保証する。

 

猪狩蒼弥(ガリさん)

私の推しメン①。推しメンについてはめっちゃ語るけど猪狩さんマジで何がやばいって、これで16歳なりたての高校一年生ってところがやばい。私が去年まで見てきた猪狩さんは中学生ってところ考えたら卒倒する。とにかく頭がキレて、ボキャブラリーも豊富、よく喋るけど自分の言いたいことを見失わないし、とっさの判断が上手いし記憶力がいい。とても頭がいいんだろうと思うけど、ポテンシャルは全部「国語」に極振りされてるところが最高に萌える。歴史とかは好きかも?物理とか苦手そう(イメージ)。語りモードになるとスイッチ入るのかちょっと声が上ずるのがかわいい。最近は髪の毛くるっくるでアイメイクもしてるし見た目からするとだいぶヤンチャなイメージだけど、自分の役割を分かってて流されないし、本当はオトナな人なんだろうなと思っています。考え方は1番アイドルらしいし。アイドルとしての考えが素晴らしい。

また、彼はローラースケート場でジャニーさんにスカウトされたという最近では珍しいタイプの入所組。ローラースケートはもちろんお手の物。1人だけ大技やったり次元が違う滑りしてます。普通にすごい。そのため13年入所ですが、その年のSNOW DOMEの約束魂でミニマイとしてローラーやってます。さすが。ちなみにその時のペアがニカちゃんだったとのことで、未だにニカちゃんは彼のことを下の名前で呼んでるそうです(事務所内唯一らしい)。ダンスの上手い下手はよく分からないけど、関節どうなってんの?っていうダンスするんですよね…体幹がもう少ししっかりしたら猪狩さんのダンスは完成するのかも!最初はやたらいろんなところが動くのに細いから動きが気持ち悪かった!(笑)あと少し空気を含んだ声で、歌もいいけどそれより彼のいいところはラップ!よく喋る猪狩さんだからこそできる言葉数の多いラップが得意!そして勢いのいいラップもいいけど、優しい響きのラップ(9月2周目の少クラ参照なんですけど…)もいい…しかもHiHi Jetsの自己紹介ラップ(通称だぁ〜くねすどらごん)は彼が内容考えたんだそうで本当に彼は末恐ろしい…天才。「ひとりじゃないから複数形」このフレーズは結構グッとくる。この事務所だと珍しいタイプの人材なのでほんとうに大事にして欲しい(わたし何様?)。

猪狩さんはクセになります。ハマるととことんハマります。ドリボのソウヤの喧嘩っ早い役もすごく良かったんだよ〜クセになる猪狩蒼弥、中毒になるよ。オススメです。

 

作間龍斗(さくちゃん)

私の推しメン②。推しメンだけど語ることない。美しい。とにかく美しい。もうそれに尽きる。流れるようなダンスはもちろん、日常生活の所作全てが美しい。骨格レベルで美しい。クールな目元やクセのない歌声、首筋のラインに至るまで。そして彼もこのビジュアルで16歳という所が信じがたく…去年まで彼も中学生ですよ…彼がクラスにいても一切近付けねえ…アイドルに必要なスキルは全て持ってるし、全てがハイレベル。とんでもないポテンシャルを持った超スーパーアイドルです。

ところがどっこい、親父ギャグが大好きな超不思議ちゃん。なぜ?というタイミングで親父ギャグが炸裂する。サマステでは「サマステ」にかけてヲタクに「カレーは?」「ナマステ」とC&Rさせようとしたという謎の強心臓。滑ってもあんまり気にしないあたりいつも滑ってるのかも(笑)基本的に落ち着きないしフリーダム。でも周囲を和ませる優しい空気を持ってるなぁと思います。たぶんほかの4人はキャラが強烈だしわりと我が強いけど、作間くんは穏やかなタイプにみえます。そんなところも超魅力。クールなビジュアルですらっと背も高いですが最年少というギャップとか、この美しいお顔でめちゃくちゃくだらない親父ギャグを言うギャップとかもうなんか…いろいろ沼です。

ドリボでは初演技も披露、チャンプチームに囲まれてる時の作間くんめっちゃ良かった…弱そうで。でもいちばん良かったのはショートコントですね。コントなんで超大げさなんですけど、演技もできるはしみずに囲まながらおいしい役でしたしw 彼については、今年のドリボ制作発表直前に帝劇ゼロ番に立つ作間くんを見る夢を見たので、密かに応援してたのですが、「密かに」をやめようと思ってます…(結局よく語った)。

 

 

キスマイ担にオススメしたい部分としては、もちろんローラースケートのグループで、ドリボで絡みがあって、猪狩さんが北山くんを超リスペクトしてるという部分もそうなんですけど、結構キスマイに似てると思います。このグループ。人数は違うけど。

華よりスキル重視、体育会系の部活みたいな感じ。セットになりがちな東京B少年が華があるエリート街道まっしぐらなキラキラグループで、キャリアの長いはしみずを含むスキルメンのHiHi Jetsとは対称的だからこそ「俺達はライブを、ダンスを、ローラーを頑張ろう」っていう風に思ってるんだろうという感じがします。よく演出のことなんかで喧嘩してるらしいし。熱い男たちです。見た目チャラい感じもどことなく(笑)常々、キスマイの素敵なところは劣等感を根底にいだいてるところなんだと思っていて。まだまだ、俺達はまだまだだからって。彼らにも同じ匂いを感じるからこそ惹かれるのかもしれないです。

あとは、ゆうぴセンターってところも。初めて5人のHiHi Jetsを見て、ゆうぴがセンターだった時に、彼は玉森さんのポジションを目指すべきなんだろうなと思ったんです。

玉森さんの存在感は唯一無二なので真似できるものでは無いんですが、絶対的センターじゃなくて自然と人を集めるタイプのセンターに、彼はなっていくんだろうなとおもって。玉森さんだって決して歌やダンスがすごく上手いわけじゃない。でもとってもひたむきに静かに、一生懸命努力できる人なんだと思っていて、そこをゆうぴは見習って欲しいしそうなれると思っています。そう思ったから、今年のドリボで「ユウタの弟」役に選ばれて嬉しかったですし。

 

そしてなんと言ってもシンメ。マイコ、シンメ好きじゃん?

ゆうぴがセンターになったことで、立ち位置的には必然と2組のシンメが生まれるのですが(パフォ中は結構フォーメーション、センターの入れ替えがあるので、あくまでグループ内の立ち位置の問題ですが)「はしみず」「いがさく」どちらも違ってどちらもいいんですよ!!!!

「はしみず」は橋本涼井上瑞稀のシンメ。こちらはそもそもHiHi Jetsに入る前からずっと同じ括りでやってきた同学年(誕生日は1日違い…!)、同年入所の歴史あるシンメとのこと。2009年入所ですから岸くん以外のキンプリメンバーよりは先輩(!)の大ベテラン。懐かしのスノープリンス合唱団にも在籍。うたばんにも出た。わたしはそのうたばんを見た。(笑)小3の頃からずっと同じ括りで活動してきて、何人もの先輩や後輩が辞めていくのを見送りながら、二人で頑張ってきたんじゃないかなぁと思ってます。そして今はなんと同じ高校に通って、一緒に学食でお昼ご飯を食べるらしいです。四六時中一緒じゃん!だから逆に仕事での2ショットが恥ずかしいらしい。かわいい。なんかニコイチって感じです。この2人は。目線だけで通じ合うシンメだけの合図が存在する。ゆうぴを支えるダブルエースになってほしいこのふたりの目指すべきは、たぶん藤北の位置。別によそよそしくしろとかじゃなくてね(笑)技術的な部分では二人とも自分のスタイル、カラーが確立されているし、安心と信頼のダブルエースに成長して欲しいです。

そしてもうひとつが「いがさく」もしくは「そやさく」。猪狩蒼弥と作間龍斗のシンメになるわけですが、この2人もまた同学年(こちらは誕生日が10日違い)、同年入所。このふたりのシンメはシンプルに立ち位置で生まれただけで歴史と呼べるものはないかとは思いますが(知らないだけならごめんね!なんせただの新規!)、もともと2人は仲良しだそうで。代官山でデートしてパンケーキ食べるんだって。JKか?そしてクールそうに見えてふわふわしてて不思議ちゃんな作間くんを、頭のキレる異端児猪狩さんが弟扱いでめちゃくちゃに甘やかすところが最高です。たぶんゆうぴが同じことやったら猪狩さん怒るのに作間くんなら怒りません。理不尽。グループでは年少シンメですが、猪狩さんはローラーやラップ、作間くんは美しいダンスやアクロバットHiHi Jetsのパフォーマンスを支えています。頼もしい弟達です。この2人は最年少同学年シンメというグループでのメンバー構成も含めて、ぜひニカ千のようなパフォーマンス特攻隊長シンメになって欲しいです!!!

 

 

Jrのグループというのは流動的で、本来Jrの世界は個人戦。でもHiHi Jetsはグループとしての未来を夢見たくなるような…気もします。すごくいいバランスなんだよ。しっくり来てる。本人達もグループで、って思ってると思う。もちろんグループに所属するとみんなそう思ってるんだろうけどね。ただデビューするとキスマイのローラースケートというデビュー組唯一の強みが薄れちゃうなあ、若さには勝てませんから!(笑)厳しい世界だけど、みんなでデビューしてくれたら嬉しいなって思ってる。応援してます、わりと本気で。将来の自担候補が二人もいる時点で、わたしは単純にやべえなって思ってますけど。なんか、いろんな意味で(笑)

 

 

最後に、HiHi Jetsもオリジナル曲がいくつかありまして、Jr.チャンネルに上がってますのでぜひご覧下さいー!


HiHi Jets「Hi Hi Jet」(「ジャニーズ銀座2018」in シアタークリエ) - YouTube

Hi Hi Jetは、初オリ曲にして名曲、Jr担なら誰でも知ってる社歌。「JETなDOするLIFEなう」の破壊力。


HiHi Jets「baby gone」(「夏祭り!裸の少年」 in EX THEATER ROPPONGI) - YouTube

Baby goneはHiHi Jetとくらべてめちゃくちゃオトナな感じです。おしゃれなEDM系なのでキス担は好きかも♡


HiHi Jets「HiHi Jets 紹介ラップ」(「夏祭り!裸の少年」in EX THEATER ROPPONGI) - YouTube

こちらが通称だぁ〜くねすどらごん!昨日上がったばかりです。サマステは超過密日程なんでちょっとお疲れ気味なのはご愛嬌。

 

 

他にも楽しい動画を沢山上げてるので、是非ご覧下さい( ・∇・)

 

二階堂担が長々と失礼しました!HiHi Jetsはいいぞ!