病んだ

病んだ。

病んだ。病んだ。病んだ。

こう書くと深刻な精神の病気になったかように思えるが、仕事をフルタイムで出来ている辺りまだ軽い部類。
久しぶりにブログなるものを書こうと思ったんだが、今当社比で精神のどん底すぎてコンテンツを摂取する気力が湧かない。
病んでる時にしか病んでる状態の日記は書けないのであえて病んでる時に書いてみて、後で普通の状態のときに書いたものと見比べたら面白いのでは?!って思ったけど書くので疲れて何も面白いことが言えない!

眠くなってきたので……ねる!

読書の日記#133流石に頭痛の中本を読むのは厳しい

タイトル通り夜になってから謎の頭痛が来たので読書が捗らない私です。頭痛の原因はおそらく気圧。気圧め……。

今日は本を読むのは諦めました。頭が痛いと本が読めない!気圧!何とかしてくれ!
今日はようやくハッピー・デス・デイ2Uを観終わったので映画は頭痛があっても観られるんだなと思いました。受けた作品の続編って転けるケースが多いのに、同作は前作をうまくいかしつつもしっかり続編を作っていたので完璧な続編だなぁと思いました。逆に前作を踏まえている関係で前作を観ていないと何がなんだかわからないというのは難点かもしれません。
ハッピー・デス・デイシリーズは特殊技能はないけど根性と肝の座った主人公が死を繰り返すことで人間として成長しつつも所々でホラー的な演出が入ったりギャグのような演出が入ったりと視聴者を飽きさせない作りになっていて本当に面白かったです。

……これ読書の日記じゃなくて映画の日記では?

読書の日記#132「罪の終わり」を読み終えるー信仰は不安から生まれるー

最高潮に精神の調子が悪い私です。仕事して終わって飼ってるハムスターを見ながらボーッとしてたら一日が終わりそうです。

数日前に読み終わった東山彰良「罪の終わり」について今日は書いていこうと思います。
この小説はナイチンゲールという隕石が地球のアメリカに落下したことで荒廃としてしまったアメリカが舞台のSF小説です。
食うのにも困窮する世界で食人せざるを得なかった人達の間で持て囃された黒騎士信仰についてライターが調査して書いた体のルポタージュ風の小説になります。
この本を読んで思ったのは信仰は罪の意識が作り上げる共同幻想だということです。黒騎士として祭り上げられてるナサニエル自体はルポタージュを読む限り普通の青年であったけれども、それを見る側が神格化し、自身の罪を罪で洗い流す為に作り上げた信仰が、黒騎士信仰や黒騎士伝説になってるのだと思いました。
実際、信仰というのはある種の共同幻想であり、そこには何かの不安の種があるのだと思います。どうしようもない不安の種を解決する方法として信仰が作り上げられたというのは、今ある歴史的な既存の宗教が人間が生きていく上でどうしようもない不安である「死」から逃れる為に生まれた側面があるところからもわかることだと思います。
そんな信仰が生まれる過程を書いていった小説が本書だと思いました。

読書の日記#131何事にも無気力な日もある

無気力すぎて今日はもう寝ようと思っている私です。今日はどうも調子が悪かった……。

今日は調子が悪いというか躁鬱の鬱の時期が来ちゃったっぽくてしんどいんですが、そんな中でも読書はちょこっとしました。本当にちょこっとだけど……。
昨日読み終わった「罪の終わり」の感想を書く気力もないので、気力もない日のゆるゆる日記を書こうと思います。
読書って思ったよりも脳を使うので疲れるのは何回もブログで書いてますが、本当に鬱と相性の悪い趣味だなぁと常々思います。多分身体を動かす趣味の方がまだやりやすいような気がします。

読書の日記#131「心の病気ってなんだろう?」を読み終わる

毎日本を読む習慣がようやく戻りつつある私です。本を読むのは楽しい!

昨日読み終わった松本卓也「心の病気ってなんだろう?」について感想を書いていこうと思います。
現在進行形で軽い双極性障害気味の私にとっては全く他人事じゃない話のため、割とガッツリと読んでしまいました。
個人的に精神の病気は脳の病気であり、「心の病気」って表現されるとなんか気持ちの問題で軽いものだと思われやすいからこの表現嫌いだったんですけど、この本を読んで精神の病気は「心」という主観的な部分もちゃんと射程に入れないと治せないんだなと思い直すようになりました。
この本は中学生向けに書かれた本なので、かなり読みやすいので、精神の病気についていまいちピンと来ない人にはオススメです。
心の病気ってのは主観が伴う側面があり、治すというよりも寛解するという方向に進むもので病気と付き合うにしてもクセが強いです。そのクセと一生付き合わなければならない人もいるでしょう。
ただ、同書でも言われていますが、そんな人でも快適に生きていける心のバリアフリー化が進めば万人にも生きやすい社会になると思うので、今の時代は心の病気とともに生きる時代なのかなと思いました。

読書の日記#130「コロナ禍日記」を読み終わる

順調に毎日ブログを更新してたあの日々を取り戻しつつあります。とか言っておいて普通にサボるのが私なのですが……

今日は本を読む気力が起きなかったので映画「ハッピーデスデイ」を見てました。テンポの良い展開に死を繰り返す主人公のキャラの良さが相まってとっても面白かったです。

ということで今回のブログは土日に読み終えたタバブックス「コロナ禍日記」について書こうと思います。
「コロナ禍日記」はその名前の通り、日記本です。昨年4月からの緊急事態宣言の時期に書かれた日記を集めた本です。左右社から出ている「仕事本 わたしたちの緊急事態宣言」と比べると左右社の本が仕事という点でまとまっているのに対し、タバブックスの本は本当に個人の日記を集めたような雑多な印象を受けました。
個人の日記を覗けるような楽しさがあるため、書き手の癖が強いのが特徴だなぁと思いました。読んでて正直「なんだコイツ?!」ってなる人やゲラゲラ笑える文体で書いてる人とか、何か友達になれそうって文体で書いてる人等、色々な人がいて個性が溢れてるところは日記本の良さが出ていたと思います。
緊急事態宣言が延長され、今でも緊急事態宣言が続きつつもどこか自粛慣れしてしまっている今、去年の緊急事態宣言の頃の日記本を読むとその緊張感に身が引き締まると思います。

読書の日記#129「夜ふけに読みたい 数奇なアイルランドのおとぎ話」を読み終わる

昨日今日と本を読了しまくったので数日はブログのネタに困らない私です。

昨日読み終わった「夜更けに読みたい アイルランドのおとぎ話」、とても興味深い本でした。
前作のイギリスのおとぎ話と似てるのかと思ったらイギリスのおとぎ話よりも宗教色や王様の話が多く、作風が全然違うのに驚きました(まぁこれは編集の方針でそういう話を集めた側面もありそうですが……)
アイルランドのおとぎ話は、イギリスのおとぎ話に比べるとアクの強さは割と薄いというか、勧善懲悪的なお話が多かった印象です。これはお国柄が出てるのかなと思いました。
アイルランドは元々あった土着信仰がキリスト教に塗り替えられた側面のある国なので宗教色の強いおとぎ話が多数あるのでしょうか。こういうとき歴史もっとちゃんと勉強しておけば!!!って思います。一念発起して買った、山川出版社の「新もう一度読む世界史」はまだ積んでます……ちょこちょこ読み進めたいところ……でも積ん読の山がヤバい……