撒き餌レンズの復権
ねんがんの フルサイズをてにいれたぞ!#PENTAX pic.twitter.com/S6Z2MdI6TJ
— 落雷 (@rakurai_uboa) 2017年8月6日
いや、ブログ開設して最初のエントリーで「機材はK-70」と言っておきながら、3回目で「K-1買いました」ってなんだよオメーという話ですが、買ってしまったのは事実なのだから仕方ない。冬ボーナスは貰う前に早くも昇天しました。南無南無。
いやはや素晴らしいカメラです。なんかもういちいち語るのも野暮に感じるぐらい。どうせ折に触れてべた褒めするので、ボディに関して褒めまくるのはまた今度。
さてボディをIYHしたのはいいのですが、問題はレンズ。APS-Cクロップモードを備えるとはいえ、やはりフルサイズセンサーを余すところなく活用したいというのが人情というもの。
とはいえ財布はカツカツですので、新規購入は極力控え、手持ちのレンズで何とかやりくりしていくしかありませぬ(まあDFA28-105は買ったんですが)。
手持ちの単焦点だと広角をFA31mm、中望遠をタムキューがこなしてくれる。じゃあ標準単焦点はどれに? となったところで、思わぬレンズが復権を果たしたわけですな。
続きを読む新宿のビル街に地方出身者は怯む
天下無敵の過密都市東京の中でも、新宿というのはそのなかでも随分と賑やかで混み合った街でありまして、自分のような地方出身の人間にとってはなかなか疲れる場所だったりする。一応これでも東京に住んで一年以上は経つのだけれど、未だに慣れない。
とはいえ何かと用事があって行く事の多い場所でもある(用事というのはメンテナンスの為、新宿のリコーイメージングスクエアに行く事が過半だったりするのだけど……)。
用事のついでにカメラ片手にブラブラしていると、「おっ」と思う空間が突如表れたりするのは面白い。
GRⅡは特にコンパクトで良く写るので、町歩きをする時に重宝する。ペンタックスユーザーなので勢いで買ったという側面があるカメラなんだけども、後から確かな価値を見出せてきた。
街とモノクロっていいよね。
トマソンと化した公衆電話台。
リコーイメージングスクエアのある新宿センタービルは結構古い建物のようで(調べたら79年竣工)、構造のところどころに時代時代の面影がある。
思い出横丁近辺の猥雑な感じ。この辺りは望遠を持った外国人観光客の姿を頻繁に見かける気がするけど、気のせいだろうか。
オウオウ、圧縮効果だかなんだか知らねえがパースペクティブだよパースペクティブ(何なのかよく分かっていない)。広角を使いタマエ、君たち。
西口から東口へ。
地方民は東西南北を山や海と関連付けて把握するのだけど、ネイティヴ帝都民は何に関連付けるのだろうか。
自分の場合、方角を覚える時には駅を起点としている。東口を出れば東、西口を出れば西。西口を出て来たので、右手は北で左手は南。味も素っ気も捻りも無いがこれでなんとなく分かる。そういう意味で、新宿駅は巨大だが親切だ。東と西と南。分かりやすい。話の通じるやつだ。
こういうギョッとする建物と出くわすとチョット得をした気分になる。あまりに有名な店じゃダメなのさ。「SNSで話題の〜」なんて枕言葉が付いた瞬間、魅力がスポイルされてしまう。ヘソ曲がりのカメラマンは手垢の付いたものを嫌いますので。
街頭の空気を写しとれたらナ、なんて思ったり。
よく、優れたレンズの評価として「空気が写る」なんてものがありますが(FA Limitedとかまさにその代表格)、空気を切り取るセンスをもう少し伝わる形で教えてくれませんかね、と思う次第。
落書きしちゃいけません、というのは道徳的には全く正しいのだけれど、こういうのを見ちゃうと笑ったり感心したりしてしまうのは仕方ないよね。
ただまあ、こういう事が出来てしまう場所である事も確か。終電の終わった夜中に一人で歩きたくはないねえ。魔都トーキョーの無法空間シンジュク。外国人が映画とかでよく分からん謎空間として描くのも分かるような。
さっきの落書きステッカーまみれから、ほんの少し目を転じれば暗黒メガコーポのメガストラクチャーが。
いっそ東亜重工と大書してくれると楽しい。百万年法人税免除。どんどん増改築して階層都市新宿になってみてもいいんじゃないかな。BLAMEだよBLAME。面白いから読みましょうや(ダイマ)
ハードSF怖い、グロいと思う向きにはこちら。逃げ道は無い。いいから階層都市だ。
いつかは階層都市感のある写真を撮ってみたいなァ。その時はよろしく頼むよGRⅡ。
さてどうしたものか
乱筆と言い逃れめいたタイトルを掲げているというのに、いきなり最初の書き出しで迷っている。
なんせ自分はTwitter世代、140字を超えて字を書く事をあまりしなかったツケだろうが、まあここは自分の日記帳なので気楽にいこうと思う。
では今後、ここはどういうブログになっていくのか? 正直自分でも分からない。とりあえず写真ブログにはなると思う。
それこそTwitterに写真を乗っけて長文をつらつらと連続ツイートで並べたところで、なんだかお寒いものを感じるし、一気にドバッと文章を書き連ねたい時もある。その為に作ったのがここ、という自分の中での位置付け。
基本的には写真とそれに伴う雑文、たまに機材の話とか? まあとりとめもなくやっていきますよ。
自己紹介的な何か
といっても特筆するほどの事は。
東京暮らしの地方出身の社蓄です、としか言いようがない。
主な被写体は風景と動植物、街角スナップとか。まだカメラを手にしたのは17年の2月なのでまだ日が浅い。そういうわけで、上記以外にも色々なものを撮りたいと考えている。技術とか機材などの諸々が追っついていないので、そこはおいおい。
こんな感じの風景とか。
こんな感じに草花とか。
機材はPENTAX K-70とGRⅡの二本柱。お分かりの通り、駆け出しペンタキシアン。
レンズは割愛(どうせ語る機会は幾らでもある)。Kマウントだけでなく、M42も多少は。
語るべき事はおそらく色々あるのだろうけど、今は上手い事思い浮かばない。思い浮かばないということは、今無理に語る必要も無い、という事……にしておく。いずれ、折に触れて。
とりあえずはここまで。さて、次は一体いつの更新になる事やら。