えみぱんだの【RECREATE-CAREER】

起業・転職・複業を経験したえみぱんだがキャリアのデザイン、再創造について公開するブログです!

僕のキャリアチェンジが成功するまでに取り組んだこと、考えたこと

前回の記事でキャリアアップとキャリアチェンジの違いを書きましたが、僕はその両方を経験しています。

キャリアアップを同業界での起業で、そしてキャリアチェンジを別の業界への転職で実現しました。

そのふたつの契機を経て、今は仕事・プライベート共に非常に満足のいく生活を送ることができていますので、今回は僕の経験したことを中心に順を追ってお話したいと思います。

 

◆大学時代の就職活動について【迷走期】

大学で就職活動をしていたときは、正直何にも考えていませんでした。

就職活動の時期、周囲の学生がリクルートスーツを着て大学の授業にくるのに焦り、慌ててリクナビマイナビに登録をしました。

今思えば完全に自己分析・内省が不足していたのですが、企業選びに全く軸がなく、なんとなく皆が知っていそうな企業に業界を問わずとりあえず応募していました。

商社・金融から飲食・運送まで、そのときの「手当たり次第感」は本当にひどいものでした。

当然自分の軸がないため、書類選考には通っても肝心の面接で少しでも深い質問を受けるときちんと答えることができませんでした。

そんな中でも面接を繰り返していくなかで「慣れ」が出てきますので、それなりに面接も通るようになっていきました。

最終的にいくつか内定をいただくことができ、その中からこれまたあまり深く考えずに一番規模が大きく見かけの給与が良さそうなところに入社しました。

総括すると、本当に適当な就職活動を行いました。

今振り返ると、その当時は今が人生を大きく左右する時期という自覚や危機感があまりにも乏しかったと思っています。

 

◆新卒就職した企業について【転落期】

あまりにも適当な就職活動を経て入社したため、やはり仕事への動機付けはとても弱く、「あれ、なんでこんなことやってたんだっけ・・・?」という気持ちは常につきまとっていました。

とはいえ入社した以上は定年まで働き続けないといけないと思い込んでいたため、「うちの会社はこれだけ社会に良い影響を与えている!こんなスバラシイ会社で働けているのはとてもシアワセなことだ!もっと働いて会社に貢献せねば!」と自分を常に洗脳しながら日々働き続けていました。

会社が手がけている事業自体は確かに社会に役立つものであり、経営理念も共感できるものでした。

しかし在籍年数を重ねるうちに「これが本当に僕のやりたかったこと?」という思いが日増しに強くなり、また自分がその会社でどこまで出世できるのか、その時の待遇はどうなのかなど自分のその会社での「天井」が見えてしまいました。

その他様々なことを総合的に考え、「キャリアチェンジをするしかない」という結論に至ったのです。

キャリアチェンジには職種変更と業界変更のふたつがありますが、僕の目指したのは働く業界を変えるためのキャリアチェンジです。

それは給与面や働く環境の良し悪しは、業界によって驚くほど差があるということに、実際に働いて初めて気づいたからです。

このあたりはまた別の記事でまとめたいと思います。

業界変更のためのキャリアチェンジを目指すにあたり、まず僕がしたのは転職サイトの「リクナビNEXT」に登録でした。

これは転職エージェントとは違い、求人サイトを通じ求人を出している各社に直接自分で応募をするというものです。

このサイトを通じてや、直接企業の採用ページから、何社も応募をしましたが、希望業界の求人のほとんどが経験者を求めていたり、未経験者可の求人であっても書類選考で落とされたり、結局1社も面接にたどり着けませんでした。

自分なりに転職活動惨敗の分析をすると、つまるところ自分のスキル不足・経験不足というところに行き当たりました。

それならばと次に考えたことは、圧倒的に成長できる環境に身を置こう、いい経験をして自分の市場価値を高めよう、ということでした。

つまり、キャリアチェンジを実現するために、その前段階としてキャリアアップをすることにしたのです。

キャリアアップにも大きく3種類(社内で昇進・同業他社へ転職・同業界で起業)がありますが、僕が選んだのは最も市場価値を高められると考えた起業でした。

すでに業界内では大手の会社にいたので、同業他社への転職はあまりキャリアアップにはならない、という事情もありました。

キャリアアップのため起業すると決めてから1年間は、働きながら準備を着々と進めました。

 

◆起業してからについて【武者修行期】

働きながら起業してから必要になるであろうお金を貯め、ついに起業する事ができました。

最初のうちは売上があがらないのは見越していたため約半年分ほどの運転資金は準備していましたが、いざ走り出してみると毎月大きく減っていく通帳を見るのはなかなかつらいものがありました。

必死の営業が実ったり、知人のツテで仕事をもらったりなどで、3ヵ月を過ぎる頃から徐々に売上があがるようになりました。

半年くらいで自分の給料含む経費とトントン、1年弱でそこそこの利益が出るようになりました。

そこからしばらく事業を続けましたが、利益が安定的に出るようになってからは会社で働いていた部下に事業を任せ、僕は退職をしました。

そもそも僕が起業を選んだのは、圧倒的キャリアアップ・成長のためであり、そのキャリアをもとに更に仕事のやりがいがあり、待遇の良い業界へキャリアチェンジを果たすためだったからです。

手がけていた事業は軌道に乗れば手堅いものではありましたが、その業界自体に魅力を感じることができなくなっていたため、思い入れはあってももったいないという気持ちはありませんでした。

 

◆転職活動期【這い上がり期】

自分で作った会社を辞めた僕は、まず転職活動を始めるためのスーツを買いに行きました(笑)。

このあたりの僕の転職活動の流れは別の記事に書いていますので、そちらをご覧ください。

書類選考は約90%以上が通過、一次面接から最終面接まで、受けた面接は100%通過しました。

転職活動の結果として、約1ヶ月半で4つの内定をいただくことができました。

そのなかで第一志望だった業界のトップ企業に入社を決めました。

数年前に闇雲にやった転職活動とは全く違う結果となった理由は、やはりまずキャリアアップを行い、自分の市場価値をしっかりと高めたことだと思っています。

 

◆キャリアチェンジ転職後【現在】

別の記事でも書いていますが、今は業務のやりがい、労働時間、給与、あらゆる面で非常に良い環境で働くことができています。

今の会社はBtoB企業であるため規模の大きな仕事に携われること、また自社のサービスで顧客の役にたっているという自己効力感を感じやすいため、日々やりがいを感じながら働けています。

またこれまでは家族との時間など週数時間しか取れなかったのが、土日祝日は完全に休みですし、平日でも子どもが起きている時間に帰ってくることができています。

貰う年収に関しても新卒で就職した会社より200万円以上あがっていますし、努力次第ではまだまだあがる余地があります。

そして上記のように時間的・金銭的余裕ができたことにより、資格の勉強などさらにキャリアを積み上げるための活動や、こういったブログで自分自身の考えを言語化し発信するということができるようになりました。

 

いかがでしたでしょうか。

僕の場合は他の恵まれた業界へキャリアチェンジをしたかったため、自己の成長(キャリアアップ)を目的とし起業という方法を選びました。

どういった道筋を描いていくのが最善なのかは、あなたの置かれている状況による部分もあります。

いずれにしても、まずはあなたがどうなりたいのか、どうしたいのかを明らかにするところから始めてみましょう。

 

キャリアアップとキャリアチェンジ、何が違う? それらを成功させるためには?

以前の記事でも述べましたが、キャリアとは仕事を通して様々な経験やスキルを得ていく「プロセス(過程)」であり、またあなたのこれまでの歴史でもあります。

 

そしてキャリアにまつわるワードとして、「キャリアアップ」や「キャリアチェンジ」という言葉があります。

このふたつは非常に似ている言葉ではあるので、明確にその違いを説明できない人もいるのではないでしょうか。

今回はこの違いについて、またそれぞれを実現するにはどうすれば良いかを説明しようと思います。

 

◆キャリアアップとは?

「キャリアアップ」とは、これまでの自分のスキルや経験を活かし、より高いポジションにつくことや待遇の向上、またスキルの向上を実現することです。

具体的には「部下を持ちマネジメントに携わりたい」「この仕事を極めて社内でエキスパートになりたい」「この業界でトップのA社に転職したい」「この業界で独立、起業したい」などがあります。

 

◆キャリアアップを実現するには?

キャリアアップを実現するには次の手法が考えられます。

・社内で昇進

・転職する

・起業する

サラリーマンをしていてキャリアアップを目指すのであれば、一番手っ取り早いのはその会社で昇進することです。

そうすると必然的に部下を持ったり、裁量の大きな仕事に携わることができるようになります。

またこれまでの職種・業界を活かして転職をするのもひとつの手です。

新卒で入社すると、「課長になるのは勤続15年以上」など、暗黙のルールが存在していることがあります。

このルールは年功序列的であり、若くして出世をしたい人や能力が非常に秀でている人には物足りないものです。

そういった人たちは同業他社へ転職することでキャリアアップができる可能性があります。

最後に起業・独立ですが、これは究極のキャリアアップといえるでしょう。

自分が経営者となり、すべてのことを自分ひとりで決断していくという経験は、何よりの武者修行となりますし、その後のキャリアにとっても非常に良い影響を与えます。

僕自身も過去に前職と同業界で起業したことがありますが、その数年間は非常に濃密でかけがえのない時間だったと思っています。

 

◆キャリアチェンジとは?

「キャリアチェンジ」とは、未経験の職種や業界への転進を実現することです。

具体的には「これまでは技術者としてキャリアを積んできたが、営業をやりたい」「ずっと接客業をしてきたが、マーケティングをやりたい」などが考えられます。

キャリアアップに比べると、キャリアチェンジは比較的厳しいものとなります。

そしてキャリアチェンジが叶ったとしても、大体のケースにおいて、待遇やポジションが低下するいわゆるキャリアダウンの状態となります。

イメージとしては、ドラクエでレベル20の戦士から魔法使いに転職し、レベル0からまたやり直す、という感じに近いかもしれません。

未経験の業界、職種となりますので、ある程度は仕方のないことかもしれません。

しかし一方でうまくことが運びキャリアチェンジが成功すると、これまでにない世界が目の前に広がりますので、挑戦する価値はあると思います。

 

◆キャリアチェンジを実現するには?

キャリアチェンジを実現するには次の手法が考えられます。

・社内で配置替えをしてもらう

・転職

フランチャイズで独立

今の会社の中でもきっと異動や職種替えはあるかと思います。

キャリアチェンジは必ずしも今の会社を辞める必要があるわけではないので、会社内に挑戦したい職種があるのであれば、上長や人事に希望を出し続けるというのはとても現実的な方法です。

次に転職という手法だと、いわゆる「未経験可・経験不問」という求人に応募するという選択肢があります。

しかし傾向としてはそういった求人を出す企業には離職率が高かったり、待遇が悪かったりなど、やはりどこかしらに問題があることが多いです。

最後にフランチャイズを利用しての独立があります。

これはフランチャイジーマーケティングノウハウや物流網などのリソースを使うため、成功する可能性は低くありません。

しかし加盟金やロイヤリティを支払う仕組みから、実質フランチャイジー(本部)に雇われているような形となります。

その業界や職種に本当に興味があり挑戦するのであれば良いのですが、起業や独立自体が目的化すると、かなりの確率でいずれ行き詰まり、「あれ、なんでこんなことやってたんだっけ・・・?」という状態になります。

 

いかがでしょうか。

キャリアアップとキャリアチェンジの違い、またそれらを実現するための手法について見ていきました。

キャリアアップとキャリアチェンジ、あなたがどちらを目指すべきかは、自分自身のこれまでのキャリア、そしてこれからどう生きていきたいかをしっかりと内省して決めていく必要があります。

 

キャリアデザインで本当に大事な5つのこと。キャリア漂流しないように気をつけよう

皆さんのこれまでの人生やキャリアを振り返ってみてください。

すべてが自分の計画通り、思い通りになってきた人はどれだけいるでしょうか?

おそらくそのような人はほとんどいないと思います。

ちなみに僕自身も、今現在このような環境で過ごしていることを、数年前には想像もしていませんでした。

 

キャリアとは、自らデザイン・創造していくものであると同時に、偶然の出会いや巡り合わせに非常に大きな影響を受けるものです。

例えば、知り合いの友人に紹介された社長に誘われ良い転職をしたり、何の気なしに始めたブログが思いのほかうまくいき専業ブロガーになったり。

 

そうするとこう考える人もいるかと思います。

「偶然の要素がそこまで強いのであれば、わざわざ大変な思いをしてまでキャリアデザインなどしても意味がないのでは?」

このように自分の意志でキャリアをコントロールしようとしない状態を、キャリアドリフト(漂流)と表現します。

 

偶然の要素が強い不確実な環境においても、漂流することなくキャリアを自分でデザインする意志を持ち続けることがとても大事です。

そうでなければ、会社の都合や環境にいつまでたっても流されるままとなってしまいます。

そもそも自分のあるべき姿や目指すキャリア像を持たない場合、自分が漂流し続けていることにすら気づけません。

VUCAと言われる不透明で変化の激しいこの時代に、自分の意志を持って泳ぐことのできない人には厳しい将来が待っている可能性が高いのではないでしょうか。

 

また不思議なもので、人は明確な目標やビジョンがあると、そこへ自然と近づいていくことが往々にしてあります。

明確な目標やビジョンがある人は、それがない人に比べ、目の前を通り過ぎるチャンスに気づきやすいからです。

そのチャンスとは本当に些細なものなので、漫然と人生を送っている人には気づくことができません。

 

キャリア論の有名な学者であるJ.クランボルツは「計画された偶発性」という概念を提唱しました。

一言で単純に表すならば、「キャリアは偶然に影響されることが多いから、そのキャリアを形成する偶然の出来事を意図的に生み出すために積極的に行動し続けよう」ということです。

 

そのために重要なことを、クランボルツは以下の5つにまとめています。

1・・・好奇心を持つこと(Curiosity)

2・・・柔軟でいること(Flexibility)

3・・・楽観的に考えること(Optimism)

4・・・リスクを取ること(Risk-Taking)

5・・・継続すること(Persistence)

積極的な行動を促し良いキャリア形成のきっかけを作るためには、上記の5つを常に心がけていることが重要です。

 

1と2はキャリア形成のチャンスを見つけるために必要なスキルです。

好奇心と柔軟性がなければ目の前を通り過ぎるチャンスに気づくことすらできません。

 

3と4はチャンスを見つけたとき、そのチャンスを掴むか否かを決断する際に必要となります。

どんな些細なチャレンジでもそうですが、きっとうまくいく、と楽観的に考え、ある程度のリスクを取って飛び込む勇気が必要です。

 

そしてチャレンジしたのであれば5の継続することがとても大事です。

どんなに良いチャレンジでも、1日2日など、短い期間で結果を出すことは困難です。

やると決断したからには、腰を据えてじっくりと取り組むことが必要となります。

 

いかがでしょうか。

もしいまあなたが「キャリアアップ、キャリアチェンジをしたいがきっかけがない」などについて悩んでいるのであれば、上記の5つを心がけながら生活してみてはいかがでしょうか。

きっと良いキャリア形成のためのきっかけに出会うことができると思います。

 

オートバックスのメンテナンスメンバーがお得過ぎる

今日は愛車のお手入れの為、約半年ぶりにオートバックスにいってきました。

実は去年からオートバックスのメンテナンスメンバーというものに入会しています。

これがまたかなりお得感があるので、かかる費用やどういったお得があるのかまとめたいと思います。

 

◆費用について

メンテナンス会員になるには入会費として税込1,080円がかかります。

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店内にこのカードが置いてありますので、レジに持っていき、車検証の提示と1,080円を支払うと、その日から使うことができます。

また2年目以降は継続料として税込540円を支払う必要があります。

 

◆どんなお得があるのか

1・・・エンジンオイル交換基本工賃無料(回数無制限!)


2・・・オイルフィルター交換基本工賃無料(回数無制限!)

 

3・・・エアフィルター交換基本工賃無料(回数無制限!)


4・・・バッテリー交換基本工賃無料(回数無制限!)


5・・・ワイパー交換基本工賃無料(回数無制限!)

 

6・・・タイヤパンク修理基本工賃無料(回数無制限!)

 

7・・・タイヤローテーション基本工賃無料(年1回まで!)

 

8・・・ワンコインメニュー基本工賃無料(年1回まで!)

ワンコインメニューとは下記の4つです(内容は店舗により異なる場合があるとのことです)。

①スピードガラス撥水

②車内除菌消臭

③エンジンルーム艶出し

④サイドガラス撥水


9・・・ウォッシャー液 点検・補充無料(回数無制限!)


10・・・タイヤ空気圧 点検・補充無料(回数無制限!)

 

上記の10項目が基本的に無料となります。

めちゃくちゃおトクだと思いませんか?

ディーラーなどにいくとローテーションはタイヤ1本につき2,000円、4本で8,000円とか平気でかかってきます。

これだけで一気にもとが取れてしまいますね。

地味に助かるのがウォッシャー液の無料補充で、メンテナンスメンバーだと何回でも無料で補充してくれます。

店内にも2リットル300~400円などで販売していますが、メンテナンスメンバーのサービスがお得過ぎて買う気になりません。

 

車検の時などにいろいろまとめて交換する人も多いと思いますが、普段からこまめにメンテナンスをしておくと、車検時の無駄な出費が大幅に減らせますよ。

車検時は普通車だと平均で12~20万円ほどかかりますが、この中には普段からメンテナンスをしていればかからないものも結構あります。

車検時はもともと支払う金額も大きいので、数千円くらいならついでにやってもらおうか、となりますが、普段からメンテナンスをこまめにしておくとその作業自体が不要となりますので、数万円の節約になることもよくあります。

 

いかがでしょうか。

クルマを長持ちさせるためにも、経済的にも、オートバックスのメンテナンスメンバーのサービスはとてもお得です。

ぜひ会員登録することをおすすめします。

自己紹介 えみぱんだとこのブログについて

このブログを開設してからはや5日。

これで10記事目となりますが、いまだにちゃんとした自己紹介をしていなかったので、改めて僕のことを書きたいと思います。

 

改めまして、えみぱんだです。

大まかな属性としては、30代・男性・既婚者という感じです。

 

仕事は現在3社目で、新卒就職・独立起業・中途転職を経験しています。

立場としてはサラリーマンと経営者の両方を経験していますので、その経験を活かした記事を皆さんに提供できればと思っています。

 

このブログを立ち上げた一番の理由は、自分の経験・キャリアの中で感じたことを誰かに伝えたい、その結果読んでくれた人の人生にほんの少しでも良い影響を与えたい、ということです。

 

このブログのメインテーマは「キャリア」です。

ブログ名はキャリアの再創造、再構築を目指すという意味を込めて【RECREATE-CAREER】というものにしました。

ブログ全体に通底する大きなテーマとしては「キャリア」をメインとし、具体的なコンテンツとして、

・転職

・起業

・複業

などを中心に取り扱っていこうと考えています。

またそれらに付随し資格のことや働き方についても触れていけたらいいなと思っています。

 

読者の皆さんに有意義な情報を提供できればと思っていますので、これからよろしくお願いします。

通勤時間は「移動大学」と思おう。キャリアアップに繋がる過ごし方をしよう

皆さんは移動中、特に通勤時間になにをしていますか?

電車や車での通勤をしている方なら、少なからず時間を通勤のために使っているはずです。

今回はその通勤時間を有効に使うことについて考えたいと思います。

 

インターネット調査会社のマクロミルが2016年に実施した、東京都内、大阪府内へ電車で通勤・通学する1,000人を対象にした調査では、調査対象者の50%以上が片道1時間以上を通勤に使っているという結果が出ました。

かくいう僕も、片道1時間30分、往復で約3時間を通勤に使っています。

この時間ってバカにならないですよね?

 

さて、問題はこの時間を、毒にも薬にもならないことに使ってはいないか?ということです。

この時間を有効に使うことができれば、キャリアをより良いものにできるのではないでしょうか。

ちなみに僕はこの移動の時間を「移動大学」だと考えています。

大学では誰も指示をくれる人はいませんし、サボろうと思えばいくらでもサボれます。

成長したいと思うなら、自分に必要と思われる授業を能動的に選択していかなければいけません。

 

実際に皆さんはこの時間を何に使っているのでしょうか。

僕もちょうどいま電車に乗っており、横長の6人がけの座席に座っています。

座っている僕ら6人の前にも、吊革を掴んで6人が立っていますので、この合計12人を観察をしてみます。

スマホを触っている・・・10人

・窓の外を見ている・・・1人

・寝ている・・・1人

やはり観察をする限り、スマホを触っている人が圧倒的に多いですね。

残念ながらスマホでどんなことをしているかはわかりませんが、みんなしきりに画面をスクロールしていますので、ネットニュースやSNSを見ているのではないかと思います。

一昔前なら電車内で文庫本や新聞を読んでいる人も多かったのですが、最近ではめっきり見なくなりました。

本も新聞も今ではスマホですべて読めるので、当然のことかもしれませんし、それが悪いこととも全く思っていません。

紙というデバイスからスマホというデバイスに変わっただけのことであり、要はそこで味わうコンテンツそのものはどうなのか?ということだと思っています。

 

ここから先は僕自身が通勤時間で実践していること、自分のキャリアの為に有効だと思うことをまとめていきたいと思います。

以下はすべてスマホさえあればできることなので、取り組むまでのハードルはとても低いものたちばかりです。

 

・読書

通勤時間にすることの王道ですね。

最近は以前と比べ電子書籍のタイトル数がとても増えてきているので、電車で読むために重い本を持ち歩く必要がなくなりました。

スマホだとブルーライトで目が疲れる、という方は電子ペーパーを採用しているKindleなどを使うといいかもしれません。

また他の媒体に比べて本の良いところは、より良質なコンテンツに出会える可能性が高い、ということです。

その理由として、本は著者、編集者をはじめたくさんの関係者が共働して作るものであるためチェック機能が他の媒体に比べきちんと機能しているということがあげられます。

 

・動画視聴

YouTubeなどをはじめ、動画投稿サイトなどで無料で視聴できる動画にも、とても良質なコンテンツがたくさんあります。

僕がよく参考にさせてもらうのは、Excelの関数などの解説動画です。

百聞は一見にしかずという言葉もあるように、実際に映像などでみると難しい内容でも理解しやすいのではないでしょうか。

 

・資格取得の勉強

これは教育業界におけるeラーニングの発展により、いつでもどこでもスマホで学習ができるようになりました。

僕は「通勤講座」という通信教育に申し込み、今の仕事に今後役立つであろう資格の勉強をしています。

「通勤講座」では動画で講義を受けたり、過去問やわかりやすくまとめられた資料を見ることができますので、通勤時間で資格取得をしたいと考えている方にはとてもおすすめです。

 

・執筆

上記3つがインプット系であったのに対し、最後はアウトプット系です。

ブログ記事を執筆するのもいいですし、Twitterなどでつぶやくのもいいと思います。

特にTwitterでは文字数制限がありますので、だらだらとした文章を書くことができません。

限られた文字数で意味のあることを語ろうとすると意外と難しく、続けることでライティングスキルが向上しますので、仕事にも良い影響を期待できます。

 

いかがでしょうか。

読書、動画視聴、資格取得の勉強、執筆、いずれもスマホひとつで手軽に始めることができ、かつ継続することでキャリアアップに有効なものばかりです。

皆さんもぜひ通勤時間を「移動大学」と捉え、キャリアアップに有効なことに時間を使ってみてください。

適性検査(SPI・玉手箱など)で落とされないために

皆さんは適性検査を受けたことがあるでしょうか。

新卒での就活を経験したことがある方なら、一度はなにかしらの適性検査を受検したことがあるのではないでしょうか。

そして適性検査に対して苦手意識を抱いている人も多くいるかと思います。

かくいう僕も、リクルートの適性検査であるSPIの非言語領域などにはとても苦手意識を持っていました。

今回は転職活動において適性検査につまずかないためのコツなどについてまとめたいと思います。

 

そもそも適性検査とはなんぞやというところからお話ししていこうと思います。

適性検査とは文字通り「適性」を「検査」するためのものです。

適性とは、仕事内容や事業内容、社風などへの適性のことを指します。

測定する指標としては主に学力を計る能力検査と個人の性格面をチェックする性格検査があります。

適性検査を導入している企業はあらかじめ学力面、性格面などで「自社、あるいは自社の業務に適合できそうな人物像」を定義しており、適性検査を行うことで入社後の配属などのミスマッチを防ごうと考えているのです。

適性検査を受検する側の立場としては、どうしても「テストを受けさせられている気分」「試されている感」を強く感じてしまいますが、もともとの適性検査の目的・意味合いとしては入社後のミスマッチを防ぐ、というものがメインとなります。

とはいえ実際には能力検査の中の言語(国語)、非言語(数学)において定量的結果が明確に出てくるので、大量に求職者が応募してくるような企業だと足切りを目的として利用するケースもあります。

 

適性検査にはどのような種類があるのでしょうか。

代表的なものは以下の通りです。

・SPIシリーズ(SPI2、SPI3など)→リクルートマネジメントソリューションズ社

・玉手箱→日本SHL

僕が新卒時代は上記の2つに加え、クレペリン適性検査や、CABなどを受検しました。

転職活動においても何度か適性検査を受けましたが、すべてリクルートマネジメントソリューションズのSPIでした。

 

転職活動においては基本的にSPIがほとんどなので、SPIの対策のみで十分だと思っています。

最新のSPI対策本を1冊だけ購入し、何度も何度も繰り返し問題を解く練習をしてください。

出題される内容はほぼ変わらないので、「解き方」さえ身につけることができれば適性検査を理由で落とされることはなくなります。

特に文系の方は非言語領域を重点的に対策してください。

非言語は単純な算数ではないので、各問題に対応した解き方が身についていないと手も足も出ません。

僕の感覚としては言語2割、非言語8割の割合で対策に時間を割きました。

 

実際の受検にあたっては、現在では9割以上が自宅などでウェブ受検となっています。

受検当日は静かで集中できる環境で臨んでください。

僕は第一志望の会社のSPIを受験する日、妻と子供にお願いし外出してもらいました。

また非言語領域では計算問題がたくさん出題されるので、筆記用具、電卓、そして何よりできるだけ広い机を用意してください。

 

転職活動において適性検査はすべてではありません。

適性検査より面接を重視する会社の方が多いとは思いますが、適性検査のスコアも高いに越したことはありません。

適性検査の結果がボロボロで面接までたどり着けない、ということのないように、上に述べたような最低限の対策をすることを強くおすすめします。