H8マイコン上に組み込みOSを開発する準備など

はじめに

このブログでまず紹介したい話は現在取り組んでいる「12ステップで作る組込みOS自作入門」です。このBlog自体は忘備録的に使うので、あまりオープンに公開しない。

大体のことは先人たちが解決しているので、そちらを参考にしてください。

12ステップで作る 組込みOS自作入門

とりあえず、H8マイコンの開発環境構築について

開発環境について

OS: Ubuntu 14.10(64 bit)

CコンパイラGCC 4.9.1

 

ロスコンパイラの開発からスタート。

wgetでダウンロード&インストール。

著作権の関係上、どこまで書けばよいか分からないが、

./configure 時に --disable-werror としないとドン詰まります。

 

また、H8マイコンボード上にあるEEPROMにコードを書き込むためのツール(Writer)も用意する必要があります。

 

sourceforge.jp

 

上記URLから手に入るWriterを使うことを推奨します。

と言うのも、やはり先人達の足跡をたどることは何事でも大事だからです。

 

zipファイルをunzipコマンドで解凍し、srcディレクトリないで

$ make

すれば、動作するWriterが手に入ります。

 

以上、H8用Cコンパイラ、binutil, kz_h8writerが手に入れば、開発が可能です。

 

 

あと、Ubuntuにminiconをインストールすることを推奨します。

miniconは、マイコンボードからシリアル通信で得られる結果を表示するために使います。

kermitは文字化けして所望の表示結果を得られなかったです。

今後の開発を考えれば、miniconの方が起動後にオプションファイルを自動で読み込んでくれたりと親切です。

 

とりあえず、ここまで準備できれば、Hello Worldは本をコピペ&

$ make all

$ make image

$ make write

で再現が可能になります。とりあえず、本日は以上です。

また、Hello Worldは時間をとって説明しようと思います。