ささのはさらさら

わりと音楽漬けの毎日を送っています。


研修所では先日、なんとかかんとか邦人作品発表が終わり、翌週からは間を空けずに次のベルカントオペラの稽古入り。
イタリアオペラは苦手意識があるんだけど、でもアンサンブルができて楽しい!しかも相手は助演のプロの方だし、まだ音楽稽古だし。
オペラの演技が勉強したくて入った研修所だけど、やっぱりあたしは「音楽の演奏」が好きなので、音楽に集中して歌える音楽稽古が今のところ一番充実感があるなー。

しばらく大きな試験は無いんだけど、早くももう年末の歌曲試験の曲を考えてる。
やっぱり今まで一番勉強してきたフランス歌曲で勝負したいけど、1曲で出したときにいまいちインパクトが弱くて、試験向きじゃないんじゃないかと。インパクトのある曲は長いしなぁ。
制限時間が3分半しかないのがネックで・・・
アリア並にバーンと叫べるロシア歌曲にするか、昔やったメゾの定番のドイツ歌曲にするか。
歌いたい曲、聴いて欲しい曲と、相応しい曲って違うから難しい。


話は変わって、秋には大大大好きなミューズ、ナタリー・シュトゥッツマンが来日するの!
今回は「詩人の恋」をメインにマーラーとかブラームスのドイツプログラム。
またあの透明で深〜い水みたいな響きが聴けると思うと今からワクワクが止まらん!


秋には他にも先日とても好評だったチャリティーコンサートの第2回にも出していただけることになりまして、また普段できないような楽器とのアンサンブルができるんかな、とこちらもわくわく。


あ、その前に10日後には門下の研究会で憧れのドビュッシーの「ビリティスの歌」を初めて人前で歌うんだった。一生をかけて育てていく大切なレパートリーに仕上げたいと思っております。
がむばるべあ!

昨日今日とまあ暑かったすねー。
今日は、バイトのお店でレジ前の空調からボタボタと水が垂れ始め、冷房の止まった店内で、上がりまでのラスト1時間ぐらいはずっと床を拭いていました。そのままバトンタッチして帰ってきてしまったんだけど、あれ直ったかな・・・


明日は研修所の「作品チェック」という小規模な試演会。
入所してから2ヶ月やってきた日本人作曲家のオペラの本番です。
特に演技の面でまだまだまだまだまーだまだ課題が山積みだけどとりあえず、今の時点での最高のパフォーマンスを目指して共演者とがんばろうと心に決めました。


なんて気合い入れてたのに、今日急に明日もバイトに入ることになっちゃったんよねー・・・
しかも6時起きって!
せめて空調の水漏れが直っていますように☆

あまなっ党

和風総本家を見ていたら、どっしりずっしりしたあんこのお菓子が食べたくなったよ。
手みやげ1位の、おじさんが手でもみもみして作るこしあんの水羊羹も新食感で美味しそうだったけど、その前の豆大福とモナカがあんこファンとしてはひじょーに食べたかった!
えんどう豆が一般の5倍も入った豆大福は、泉岳寺の「松島屋」さん。
http://r.tabelog.com/tokyo/A1314/A131403/13007137/
こんど某オケのお仕事の機会があったらお土産に買ってこよう〜♪(練習所が泉岳寺なので)
桜餅とか草大福も美味しそう・・・モグモグ…( ̄〜 ̄)


あ、ちなみにお土産の定番、新宿中村屋の「うすあわせ」も大好きです。
かぼちゃもおいしいけど、やっぱりあずきよねっ


今日はバイト3回目にして、初めてレジポジションのお勉強。
22歳のバンド男子がマンツーマンで教えてくれました。
恐ろしいことですが、前のバイトを始めた2009年春よりも確実に物覚えが悪くなってる!!!
そのときわかったつもりでも次の休憩には忘れてるので、必死でメモメモしてます。
場所柄サラリーマンのお客さんが多くて、結構ぶっきらぼうにボソっと注文されるので、とにかく笑顔で復唱!をスローガンに明日も頑張ってまいります。

18〜21時の研修所の授業が終わったあとで、同じクラスの何人かと初めてご飯。
この時期的なものなのか、変に体調を崩していたり、歌のことで悩んだりストレスを感じてる子が多くて、自然と愚痴を聞いたり相談したりの方向に。
クラスには圧倒的に自分より若い子が多いのだけど、年は違っても同じようなことを不安に感じていたり、逆に、ああそれはもう少し経てばあんまり気にならなくなるよ、っていうような若い時ならではの悩みを抱えている子を生暖かく思ったり。
4年前に大学出てからは歌のことを深く話し合える相手があまり居なかったので、なんだか充実した楽しい時間に感じた。


歌に関しては、この4月に研修所に入ってから、大学院に入学したときと同じぐらいの刺激と歌への熱を感じてて、すごくすごく楽しい。

課題もいっぱい、やりたいこともいっぱい!
とりあえず演技って難しいね・・・

RHYMESTER/KING OF STAGE VOL.9 〜POP LIFE Release Tour 2011〜

ZEPP TOKYO

ここ何年も、ライヴはライムスターのKING OF STAGEシリーズしか行ってないような状態なもんで、今回もアルバムに入ってた告知を見て何の躊躇いもなく2枚チケット予約したはいいけど、今まで同行してた妹は当日用事があり、仕方なくHIPHOPに全く興味のない彼を誘ったら直後に別れ・・・どうしよー、1人で行くかなぁ、と悩みつつ結局ずるずると当日を迎えてしまいました。
前日にツイッターで「行くかどうしよか迷ってる」と呟いたら、「ぜひ参戦を!」と言ってくださった方がいたので、まあ暇だし、アルバムは良かったし、ぐらいのなんとなく乗らない気分のままZEPP TOKYOへ。
しっかし日曜のお台場なんてカップルしかいねえな!

会場に入ったのが開演の10分前ぐらいだったので、もう居やすそうな場所は全然空いてなかったのだけど、なんとか手すり後ろのはじっこを確保。ステージは遠いけどまあ見えなくはない、ってぐらいのとこ。


で、結果、

超楽しかったですっっっっ(感涙)


始まっちゃえば1人とかもう全然関係なかったです!
毎度のことですが跳びすぎてふくらはぎがやばし。
今回のツアーは震災後ということもあって、開催するかどうかはライムスさんも悩まれたようですが、そんな時期だからこそ以前からあった曲でも妙に現在の状況に歌詞がピッタリだったり、違う意味合いを持っていると気付いたりで、普段言葉を聞き取るのが苦手なあたしなのにやけにリリックが胸にすとんと入ってきて驚きました。
特に、児童虐待のニュースに心を痛めて作ったというシングル曲「Hands」*1をPV映像をバックに歌い上げるDさんと、オリジナルで作ったというアカペララップからの「WALK THIS WAY」への流れには号泣。
他にも「ランナーズハイ」とか「ザ・ネイバーズ」、そして極めつけの「余計なお世話だバカヤロウ」!アルバムを初めて聴いたときから、ああこれはライヴでやったら「けしからん」並に楽しいだろうな!って思ったけど思った通り。会場中「バカヤロー!」の大合唱で最高でした。


演出は、積み木を積み重ねたみたいな白いシンプルなセットが、プロジェクションマッピングで曲ごとに色んな映像に染められてとてもポップ。まだミュージシャンのライヴ演出としては珍しいらしいんだけど、あれは自由度が高いし、歌詞も出せるし、すごくかっこよかった。


えーとあとは、感動的なHandsの後に「セックスの曲をやります!」って宣言して「肉体関係Part2」をやって感動をぶちこわしたりとか、ランダムにやる曲を決めるコーナーで曲決めダーツを投げるためだけにスガシカオが呼ばれて来たりとか、ウタさんが「シガさん」「スガオさん」と度々呼び間違えてその度に「その程度の間柄なんだよ!」と言い訳してたりとか、ダーツで決まったメドレーをやるために客前で堂々と打合せ風景を晒したりとか。
あ、あと夏にライムス初のサマーソングのミニアルバムを出します!ってことで、リードトラックの「フラッシュバック、夏。」(この「、夏。」の部分にアイドル性を感じる)を最後に披露してくれました。
今回、ゲストらしいゲストがなかったものの、素晴らしい構成(あえての「ダレ場」やグダグダなMCも含めて)で約3時間全く飽きさせないライムス様はやはりすごい。
そしてお客さんもいい意味で落ち着いた年齢の方が多いようで、しっかりコール&レスポンスはするしハジけまくるけど、大事なお話(笑)のときはシーンと静まって集中できる「いいお客さん」ばかりなので、ライムスのライヴはとても居心地がいいなぁと感じました。マル。


最後に関連動画など。

プロジェクションマッピング


「余計なお世話だバカヤロウ」

HandsのPVがないなぁ・・・

POP LIFE(初回生産限定盤)(DVD付)

POP LIFE(初回生産限定盤)(DVD付)

*1:この曲のすごさは、40代のオジサンが、虐待に走ってしまう母親の育児でのストレスやパニックに「周りの皆が手を差し伸べよう」と呼びかけてること。なんで女性のこんな気持ちがわかるの?って驚きと嬉しさに涙腺をつい刺激される

エレキコミック第20回発表会 NaNoNi

初日に行ってきました。
エレ片ライヴは2回行ったけど、エレキの単独は初!
前のバイトの後輩でエレ片仲間のAちゃんにチケットを取ってもらったら、今回も中通路すぐ後ろの真ん中ブロックという素晴らしい席*1でした。Aちゃん曰く「エレキ関連のときしか発揮されない」運とのことw
まだ日曜まで公演中なので詳しくは書きませんが、映像、コントともにひどいくだらなさ(最大の賛辞)で、途中の映像では笑いすぎて顎が外れそう、というマンガのような状態に。
初日ということでちょっと進行やお客の反応をさぐりつつ、みたいな感じはありつつも、やっつんがすべったネタをわざとしつこくかぶせてキャッキャしたり、エレキの2人もすごく楽しんでやってる感じが伝わってきた。
DVDは出るだろうけど、今回の映像は収録されそうにないので、もう1回あれだけでも見に行きたいなぁ・・・

曽我部恵一さんが手がけたかっちょいいOP/ED曲のCDがついたパンフレット(2500円)も、なんと2/3がカラー!神やカテゴリーさんからの寄稿、バカリやキンコメとの対談なんかも載ってて読み応えたっぷり。帰りの電車でも読み切れなかったので毎日ちょっとずつ楽しんでます。

*1:前回のエレ片ライヴは最前列ど真ん中