『Charlotte(シャーロット)』感想。特殊能力が欲しくなくなるアニメ
作品情報 | ||
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ジャンル | 学園もの、青春、能力者 | |
監督 | 浅井義之 | |
原作・脚本 | 麻枝准(Key) | |
制作 | P.A.WORKS | |
放送された年 | 2015年 | |
話数 | 13話 |
『シャーロット』のあらすじ
ある日、『5秒間だけ相手の身体を乗っ取れる』能力に目覚めた乙坂有宇(おとさかゆう)。
その能力を駆使して優等生を演じ、ついにエリート高校にまで入学してしまう。
人生イージーモードだぜ!と調子に乗っていた有宇だが、謎の少女・友利奈緒(ともりなお)の出現により、能力者の過酷な運命を知るのであった。
特殊能力が使える少年少女たち
- 乙坂有宇(主人公)
- 友利奈緒(ヒロイン)
- 高城丈士朗(私の笑いのツボ)
- 西森柚咲(アイドル)
- 乙坂歩未(天使すぎる妹)
『シャーロット』ネタバレなしの感想
『シャーロット』のネタバレありの感想
特殊能力について
好きなキャラについて
テーマについて
最終話は賛否両論?
『シャーロット』感想のまとめ
アニメ『LOST SONG』の感想。ふたりの少女が出会ったとき、世界に希望の歌が響き渡る
- 地球ではない架空の星を舞台にしたファンタジー(全12話)
- 主人公は二人。リン(声:鈴木このみ)とフィーニス(声:田村ゆかり)
- 物語中に主人公二人による歌唱シーンあり
- 主人公二人は歌うことで魔法が使える
- 歌の力に目を付けられて、ひとりは追われ、ひとりは利用される
- 二人の主人公は立場・性格・環境・役割が正反対に描かれている
【本日配信スタート】オリジナルアニメ『LOST SONG』は、いよいよ本日よりNetflixにて第1話が配信となります!配信時間は16時頃を予定しております。配信が開始されましたらこちらのアカウントでもお知らせいたします。#LOSTSONG #Netflix #鈴木このみ #田村ゆかり pic.twitter.com/47pO0zxkHf
— TVアニメ「LOST SONG」@BDBOX発売中! (@lostsonganime) 2018年3月31日
【公式サイト】LOST SONG
『LOST SONG』の見どころ
夢を追い続けるリン
- 田舎育ち。物語のスタート地点は牧歌的な村
- 性格は明るく自然体。物怖じせず、考えるより先に行動するタイプ
- 質素だけど、温かい家庭環境で育つ
- 仲間との冒険がメイン
メル「リン これからも歌い続けて 夢をかなえて」「私みたいにリンの歌で元気になる人 絶対いるよ」「私…リンの歌が…大好き」(第1話『癒やしの歌』より引用)
険しき道を歩むフィーニス
<フィーニスの特徴>
- 都育ち。物語のスタート地点は繁栄した王都
- 性格はおしとやかで控えめ。穏やかで平和を重んじる
- 裕福だけど、不自由。味方は侍女のみ
- 騎士との恋がメイン(お姫さまと騎士の恋愛)
救おうとする者と救いを求める者
フィーニスの設定について考察してみた
『LOST SONG』の気になったところ
『LOST SONG』のまとめ
- 歌をテーマにした作品が好き
- 考察するのが好き
- ゲームっぽい作風に興味がある
『リラックマとカオルさん』感想。自己肯定感を高めつつ、気持ちが楽になるアニメ
- コマ撮りアニメーション
- 1話が約10分弱と見やすく、1話1ヶ月で進行(全13話)
- 主な登場人物はリラックマ、コリラックマ、キイロイトリ、カオルさん(声:多部未華子)
- 現代の日本を舞台にした、ほんのり苦くて優しい物語
『リラックマとカオルさん』の見どころ
苦さもあるけど、本質的には前向きなストーリー
共感を呼ぶ『カオルさん』という人物
- 優しい
- 真面目
- 決めることが苦手
- 自己評価が低い
リラックマの生き方から学べるもの
- 大らか
- 自由気まま
- マイペース
- 優しい
コマ撮りで表現される世界が素晴らしい!
リラックマ達とカオルさんの不思議な関係
『リラックマとカオルさん』の気になったところ
物語の中心人物はカオルさん
『リラックマとカオルさん』のまとめ
【ネタバレあり】『死印』のプレイ感想!【章ごとの感想】
※画像は全てPS4のシェア機能を使って撮影しております。
なゆきでございます! こちらはホラーゲーム『死印』のプレイ記でございます。章ごとに分けて感想を書いていきます。※この記事には感想に必要な範囲でネタバレがございます。
(2018年9月13日 森のシミ男、くちゃら花嫁、ずう先生追加 )
(2018年9月14日 観音兵追加)
(2018年9月16日 雨の赤ずきん追加)
花彦くん
舞台は学校です。1章だからか、行動できる範囲は狭めでした。2階に行こうとすると謎の蛇の大群により行けないという仕様です(笑)
主な仲間が3名で、探索は特に誰が必要とかもなかったですね。誰を連れて歩いても良さげでした。
仲間により特徴が違うと説明があったはずだけど、1章だからでしょうか? (花彦くんは大人が嫌いなので、ボス戦では大人キャラは駄目とかあったみたいです。)
どこらへんだったかな? 警備員さんが襲撃されたぐらいだったと思うんですが、詰まってしまって1時間ぐらい彷徨ってたんですよね(笑) 職員室に入るまでは良かったんですが、下の戸棚を開けるまでが長かった。調べ方に順番があったみたいです。ちゃんと読んでなかったなー。
それから気になったのが、ちょいちょい入る一枚絵がなんかこう…狙ってますよね(笑)
最初はめちゃくちゃ怖かったのです。でも花彦くんの過去を知ると逆に可哀想になって怖くなれない! ポケモンでいうと草タイプですね。しかも花彦くん。ボス戦で鏡だけ出した時に「赤いの足りない…」みたいなこと言ってくれます。
ヒントくれる花彦くん、めちゃくちゃ優しいよ!!
森のシミ男
舞台は樹海。シミ男がめちゃくちゃ気持ち悪いっ!! 絵が上手すぎて、たびたび入る一枚絵が強烈すぎるんです。
ブツブツした集合体が苦手な私は見るだけで体の力が抜けてしまいました。そんなイラストが満載だよ!
あとはボス戦。かなり苦戦したんですよ~。この章で気づいたのですが、どうやらボスの倒し方には2種類あるようです。ボスを破壊するか、救済するか。前回の花彦くんは偶然上手く倒せたみたいでした。
救済するためには『乾いた根』ではなく『草の根』が必要なようで、スタート地点から真っすぐ行った突き当たり。そこの右側の草むらを調べた先にアイテムがありました。ちなみに霊感があるキャラが必要です。
山小屋でシミ男が今来てるから逃げなきゃっていうイベント後に再度戻って探索していたら『ドンドンドンッ!!!』という音が定期的になるのですが、キャラ達が無反応なんですよ。
「えっ、大丈夫なの??」と不安に思いつつ調べていたのですが何も起こらなかったです。キャラが反応しないだけに余計怖かったー。
ボス戦で苦戦しまくったと書きましたが、はちみつを間違ったタイミングで使ったら、シミ男に「あーあ。もったいね」みたいな反応されてイライラ倍増でした(笑)
くちゃら花嫁
舞台は電話ボックスと前回で登場した樹海です。くちゃら花嫁に電話するところが怖い! 最初のくちゃくちゃくちゃって聞こえてくるところですでに怖いっ!!
自分だったらその時点で耐えられなくて切ってるわ。でも突然切ったら逆に良くないことが起きそうで余計怖くなる。
今のところ一番好きな怪異です。ホラーって怖いだけじゃなくて物悲しさも描けるジャンルだと思っているんですが、まさに今回のエピソードがそうだったなと思いました。
前回のシミ男は共感しづらさがあって、不気味で理解できない存在への恐怖があったのですが、くちゃら花嫁は怖さと悲しさと共感できる部分が混ざり合ってたのですよね。
運よく選択肢も正解を選べたので、あんまりくちゃら花嫁自身に傷つけられた印象もなく、最後に謝罪の電話をくれるあたり、全然悪い人じゃない(笑)
ボス戦も易しめで分かりやすくて、好感度高いっす。探し物を教えてくれるっていうのはどこから来てるのか不思議だったのですが、彼女自身が見つけたいものがあったからかなーと。
悲劇性が強いエピソードなので良かったねでは済まされないのですが、愛犬と再会して浄化される様子は胸に来るものがあります。
ずう先生
舞台はまた学校ですね。マッドサイエンティストっていうイメージのずう先生。あと映画『SAW』で出てくる動物のマスクも思い出しましたね。
自ら怪異になったずう先生はなかなか面白いデザインをしています。はじめて全貌を見た時に思ったのは「キメラっぽい」でした。怪異になる前どんな女性なのか想像すると面白い。
今までのエピソードをみると、奇数の章が悲劇的な内容といった印象です。最初マンホールだらけの通りに行って、地下を発見してワクテカしていたのですが、また学校が舞台なんですよー。
目新しさが感じられず、何故かテストをさせられるという謎展開でした(笑) とにかくめんどくさかった。テスト失敗で霊魂が尽きるとずう先生にやっつけられるのですが、どうやら頭が良い人間だった場合、実験しようとしてたみたいなんです。テストが出来ても出来なくても、理不尽なずう先生でした(笑)
怖さは半減しましたが、ガチでずう先生が追いかけてきた場合は怖すぎる。ダチョウの足らしいから、逃げられる気がしないもん。
観音兵
舞台は地下です。4章でもちらっと出てました。一応オリジナルの最終章ということで、主人公の正体や主人公にシルシを付けた怪異も判明します。
観音兵も怖いというより可哀想。
大体の怪異が心無い人間に傷つけられた者ばかりで、怖さより哀愁の方が強いです。ボス戦まで姿を一切現さないし喋らない。どういった人物なのか全然見えて来ない今までにないタイプでしたね。
名前からくるイメージ通りの姿でした。めちゃくちゃ強そう! ボス戦後に真相へとそのまま続くので、ちょっとそっちに持ってかれたような印象を受けました。
今までが中ボスクラスだったと思うほどの、ラスボスの禍々しさ(笑) そりゃそうだよなー。怪異にシルシの能力を与えるほどの力だし、他の怪異みたいに救済とかもないもんね。特に可哀想なエピソードもなく、純粋な恐ろしさだけがありました。
しかも力を一時的に抑えてるだけで、根本的な解決法は見つからずに終わるんですよね。最強すぎる。
邪悪な者の封印が解かれて災いが降りかかる系ストーリーでした。ラスボスが長々と喋るところがあって一部が赤字になっています。それだけを読むとアナタヲクイタイになるんですよね……。
こわっ!!!
何そのアピール。なんとか全員を生還させたので彼らの後日談も見れたのですが、実にあっさりしてました。でも主人公と交流が続いてる者も多数いて、仲良さげなのが何気に嬉しかったです。
雨の赤ずきん
舞台はホテル。後日談的な位置づけの追加シナリオで、本編で協力した印人が再登場します。ちなみにグッドエンドへ到達すると、この6章へ入れるみたいですね。グッドエンドへの行き方は、印人を全員生還させることです。
シルシがなくなった後の世界なので、一体どんな話が展開されるんだろうとワクテカでした。この章で発見したことがあって、けっこうキャラクター同士のやりとりも面白いかもしれない(笑)
本編でそこまで意識して読んでたわけではないのですが、今回はよりキャラたちがイキイキしてたように感じました。一回もパートナーにせず、どんな人物かいまいち分からないまま さよならしたキャラもいて、実はこんな人なんだなーと知れたのは自分的には良かったです。
そして今回の怪異は、赤いレインコートを着た女性。いかにも都市伝説っぽい。怪異になった人の方が可哀想で、追い込んだ人物の方が酷い。けっこうお約束になって来てますよね(笑) 最初はやっぱり赤いレインコートの子が怖かったのですが、その子を追い込んだ大人たちの方が理解不能すぎて怖いです。
怪異の真の姿は意外でした。赤ずきんということで、そこからイメージしてたのですが予想外のが飛び出てきましたね。物語では、中盤ぐらいかな? そこらへんで今回の怪異の正体に思い当たるのではないでしょうか。
主人公がけっこう怪異に対して思いやりを見せる人物で好感が持てました。忠告されていたし同感ではあるけど、主人公の魅力だと思うとそれも良いのかなー。
ちなみに6章も、破壊ルートと救済ルートがあります。あまり内容に変化はないのですが、破壊ルートは後味悪いです!(笑) グッドエンド後の話ですし、救済ルートの方をおすすめします!!
『死印』プレイ感想まとめ
やっとクリアしましたー!!! ここまで読んでくださりありがとうございました!
【ネタバレあり】ペルソナ5の超個人的な感想!【2周目は全コープMAX!】
『ペルソナ5』のここが好き
覚醒シーンに燃えてしまう
癒しのモルガナ
モルガナ「憧れの人間の役に立てたんだ。こんなに嬉しいこと、他にあるかい?」(ゲームより引用)
逆境からスタートした主人公
モルガナ「なんかチクっと言い返せねえのか?」A「警察には言うな」B「詳しく聞かせろ」C「チクっ」←(ゲームより引用)
『はみ出し者』たちの物語
主人公とコープの関係性
佐倉家の一員になりたい
・ 佐倉惣治郎
双葉シャドウ「怒れ! クズみたいな大人を許すな!」(ゲームより引用)
ペルソナという召喚設定
扱われている題材が好き
『ペルソナ5』のここが残念
ダンジョンが長い
何かと時間がかかる演出
真相がややこしい
春の出番が少ない
2周目クリア!『ペルソナ5』感想まとめ
映画版『バイオハザード1』の感想。1作目は何度観ても面白い!
なゆきです! 相変わらずホラーです! こちらは映画版『バイオハザード』 1作目の感想記事です。ネタバレあります。こちらの作品、日本ではPG-12指定の映画となっておりますのでお気を付け下さいねー。
- 映画版バイオ1の魅力
- 何だかんだ一番怖いのは1作目だと思う(※6作目は未視聴)
- 女性主人公・アリスの活躍
- バイオと言えばやっぱりゾンビ!
- 仲間キャラがカッコいい!!
- シリーズの中では控えめだけど、カッコいいアクション!!
- 主人公と敵対しているように見えるレッドクイーン
- 『バイオハザード』の配信情報
映画版バイオ1の魅力
主なジャンル:ホラー、ゾンビ、アクション
皆さん、バイオハザードというゲームはご存知ですか? カプコンから発売されているサバイバルホラーゲームなのですが、現在では本編・派生作品含めるとかなりの数作られています。ホラーゲーム好きと周囲に言えば、大体バイオハザードを想像する方が多いですよねー。
そしてこちらの作品はバイオハザードを実写映画化したもの。ゲームの内容をそのまま実写化したかと言うとそうでもなくて、ストーリーやキャラクターはゲームとほぼ関係なくオリジナルのものとなっております。主人公のアリスも映画版オリジナルキャラでゲームには登場しません。
ゲームと共通しているのは、ゾンビなどのクリーチャーやアンブレラ社、T-ウイルスの存在ぐらいですね。なのでゲームを知らなくてもホラー映画として楽しめますよ! ちなみに映画版は6作品で完結しております。
そして映画版バイオと言えばミラ・ジョヴォヴィッチさん! 大好きな女優さんなんです!! もう綺麗でカッコいいんですよ。私の中でアクション女優で一番に思いつくのはミラさんです。
主人公達の目的は地下研究所からの脱出となります。登場人物は一般人ではないのですが、ゾンビに対処しきれず防戦一方になってしまうんですよね。
でもホラーは主人公サイドと敵サイドのバランスが大事だと力説したいです! 個人的には主人公サイドは弱くてもいい。主人公達の強さは頑張れば勝てるレベルなのが良いですね。
その方が燃えるから(笑)
原作初期の雰囲気を壊さずに、アクション要素やホラー要素がバランス良く描かれいます。原作をそのまま実写化した内容ではないので、オリジナル要素をどこまで受け入れるかは個人差がありますよね~。
何だかんだ一番怖いのは1作目だと思う(※6作目は未視聴)
6作目は未視聴なので断言はできないですが、5作目までの中で一番怖いのは1作目だなと思いました。
・地下施設でゾンビに四方を囲まれた状態。
・制限時間があり、唯一の入口が数時間後に完全に閉まる。
・BOSS『リッカー』。
対抗手段にも限りがあるし、結構な追いつめられ具合ですよね。舞台が地下の研究所なのも怖いです。全体的に暗くてジメジメした雰囲気があって、閉鎖感があり窮屈な感じが良く出ていたと思います。ホラーの定番の水場があるのも良い。
どこからでもゾンビが出てくるので、ドキドキしながら観てたなー。当時観ていた時は本当に怖かった覚えがあります。もう何回も観てるので今は怖いとは思いませんが、この空気感はやはり好きですね。
プロローグのバイオハザードが発生するところは、もろにパニック映画って感じで引き込まれます。エレベーターの女性は今でも覚えてるシーンです。
瓶(?)が一つ割れただけで、バイオハザードが発生するのって怖いですよね。そんな職場で絶対働きたくないや。
女性主人公・アリスの活躍
本作の主人公はアリスという27歳の女性。アンブレラ社の社員です。
・設定
地下研究所は地上部分が洋館になっています。任務は地下研究所入口の警備でしたっけ。レッドクイーン(人工知能)の防衛機能により、ガスを浴びて記憶喪失の状態です。
・衣装
防御力の低そうな赤いドレスを身に着けています。物凄い寒そう。シリーズで一番印象に残ってる衣装でもありますが、サバイバル向きの服ではないですよね。よく無事だったなと感心します。
・強さ
アリスは記憶を失っているので最初こそ戦ったりしないのですが、徐々に記憶を蘇えって来て本来の強さを取り戻すのが面白いです。身体が覚えていて、自分でも知らずに動いていたって感じでした。
登場人物の中でもなかなか強いです。複数体の素早いケルベロスを倒すところが凄い。久しぶりに観たけど、やっぱり戦うアリスはカッコいいです! 何が好きって、綺麗で格好良かったからだった。
・性格
性格的には、気が強い女性なのかな。レインとタイプが近い気がするけど、レインの方がよりワイルドな感じです。仲間の生存を優先していたり、アンブレラ社の暗躍を知って阻止したり。クールに見えるけど、主人公らしく良心的な人物だと思います。
シリーズが長くなると、どうしても主人公が強くなりすぎて全然怖くなくなってしまう作品がありますよね。本シリーズもそんな感じなんで、一番共感しやすいのはやっぱり1作目かなと思います。
バイオと言えばやっぱりゾンビ!
ゾンビものでも感染範囲とか走る走らないとか、けっこう様々なタイプがありますよね。こちらのバイオはゲーム版の世界観を引き継いでいるので、動物でもゾンビになります。
バイオハザードではクモやサメ、植物や虫も出てくるからバラエティ豊かなのが魅力なんですよ。本作ではゾンビ、ケルベロス(犬)、リッカーの3種類が出てきます。空気感染するし、噛まれてもダメ、引っかかれてもダメ。けっこうな感染力です。
リッカーは本作のボスでして、ゲームでも登場してます。外見は一緒だけど、映画とゲームでは設定が違うんでしょうか。元々は人間です。映画版は直接T-ウイルスを人体組織に注入して生まれたらしいですね。
最近までゾンビの見栄えってどの映画も一緒だと思ってたんですが、中には凄いクオリティの低いゾンビもいるみたいなんですよね。ゾンビっぽさに欠けると言いますか。本作のゾンビはちゃんとしてますよ(?)
特にケルベロスのクオリティは高いと思いました。頑張って演技したのかなと思うと可愛い(笑)
知ってる人がゾンビになって出てくると、何とも言えない切なさがあります。
仲間キャラがカッコいい!!
ほとんどの仲間がやられちゃうけど、初登場の窓突き破って入ってくるとかめちゃカッコいいです!
特に好きなのはミシェル・ロドリゲスさん演じるレイン。好きなんですよ~。恰好もすごい似合ってるし、ワイルドで素敵です。作中でもかなり活躍してくれてましたね。かなりゾンビに噛まれていた気がします(笑) レインは男前で、ぶっきらぼうだけど、仲間思いって印象でした!
隊長さんもけっこう好きだったので、割と序盤でいなくなっちゃうのが惜しいです。
シリーズの中では控えめだけど、カッコいいアクション!!
シリーズが進むにつれアクションがど派手になっていく本シリーズ。本作もアクションはけっこうあるのですが、一番控えめに感じますね(笑)
あんまりキャラクターが敵をバッタバッタ倒しすぎてしまうと緊張感が薄れてしまうので、ホラー要素を大切にしたいならこれぐらいがちょうど良いと思います。アリスも強めだけど一般人の域を超えていないので、ギリギリで勝ててる感じが出てますね。
アクションシーンの中では、ケルベロスに跳び蹴りを入れるのが好きです。あとは最後のリッカー戦。ゲームのボス戦を彷彿とさせます。
主人公と敵対しているように見えるレッドクイーン
なんとなく本作の象徴的存在にも思えます。研究所の電気や扉の開閉など。全てを制御している人工知能がレッドクイーンです。
主人公サイドと敵対しているように見えるのですが、やってることはウイルスを外に出さないための措置なんですよね。一見するとレッドクイーンが悪いように感じてたけど、よくよく考えてみたら元凶は人間なんだよなー。
一応ゾンビに対する知識もアリス達に与えていましたし、忠実に仕事をこなしていただけに思えました。合理的で人間に対する情は一切ないですが、感染者を外に出したら大変なことになるのは事実ですしねー。
まあ冷たいことに変わりないです。問答無用でガスまいたのは、忠告したところで地上に逃げようとして感染を広げるだろうからでしょうか。
ワクチンも数が少なくて対処しきれないから。でもせめて主人公たちに、ゾンビ以外のことも説明があって良かった。シャットダウンされなかったかもしれないよ。
結局誰が悪いって、『T-ウイルス』を持ち出してバイオハザードを発生させた人間なんですよ。そしてレッドクイーンをシャットダウンしたことにより問題が深刻化したので、主人公らの行動がかえって悪影響になってしまっている。
正確に言えば、任務を優先させたカプランの判断によるものなんですが、ここでワン隊長が生きていたなら、どう判断したかなと気になりますね。
『バイオハザード』の配信情報
1作目は原作の設定を生かしつつ、オリジナル要素もバイオの世界に合っていたので良かったなー。特にミラ・ジョヴォヴィッチさんが良い! 結局一番の理由はそこでした(笑)
公開は2002年。時間は100分ですね。
・見放題の配信情報について
【Hulu】✖
【NETFLIX】✖
【Amazonプライム】〇(字幕・吹き替え版あり)
(※2019年2月19日確認)
『エスター』のネタバレ感想。二人の幼女が印象的なホラー映画
なゆきでーす! うちのブログ、ホラー率高い気がする!! こちらはホラー映画「エスター」の感想記事です。※ネタバレあり。公式サイトでは見つけられなかったのですが、有料動画サイトではR15+と書かれていたのでお気を付けくださいませ。
- 幼女に追いつめられるホラー
- 怖いというより幼女が腹立たしい!
- もう一人の幼女はとにかく可愛い!
- 強烈なシーンがけっこう多い!
- 腹は立つけど考えさせられる!
- 終わり良ければ全てよし!
- 『エスター』の配信情報
幼女に追いつめられるホラー
主なジャンル:サスペンス、ホラー
レオナルド・ディカプリオも制作に関わっているらしいですね。原題は「Orphan(オーファン)」。孤児という意味です。
もうパッケージからしてインパクトありすぎます。パッケージではエスターがドーンと描かれていてちょっと怖いですが、実際のエスターは可愛いですよ。初登場シーンは「なんだ可愛い女の子じゃん」と思ってました。
主人公サイドはエスターを引き取るコールマン家。タイトルにもなっているエスターも、主人公と言っても良いのかもしれません。コールマン家がエスターを迎え入れたことにより、家庭崩壊まで追いつめられるお話です。
残酷な描写も割と少ないので見やすい部類に入ると思います。気になる方は、是非見てみてくださいね。
怖いというより幼女が腹立たしい!
私が物語の中で感情移入していたのは、母のケイト・兄妹のダニエルとマックスでした。なので家族の和を乱すエスターには、恐怖というより腹が立ってしょうがなかったです!(笑)
こちらからはエスターの行動は丸分かりなので、見てて非常にヤキモキさせられます。ケイトはエスターの犯行を目撃したりはしないのですが、割と早い段階でエスターの異常さに気づくんですよね。女性の勘というのもあるのでしょうか。
物語を見る限りエスターは終始自分のために行動し、自らの願望のためなら幼い子供にさえも容赦のない人物です。極めて危険な存在ですね。
エスターが子供であることを最大限利用しているので、何度「こしゃくな…!」と思ったか分かりません。ケイトが信じてと周囲に訴えるのに、むしろ疑われていて胸が痛かった。
特に腹が立ったシーンは、亡くなった子ジェシカのお墓(?)の花を切ってケイトにプレゼントしたところ。ケイトがどんな反応をするか完全に分かってやってました。これは、いただけない!
子供を心から心配しているケイトとのシンクロ率が非常に高かったですね。
個人的にはエスターだけでなく、お父さんにも腹が立ちました(笑) エスターを可愛がっていて庇いたいのも分かるのですが、実の子が脅迫されているのに鈍感すぎなんじゃと言いたい。お父さんが「離婚して子供を連れて行く」と言い出した時はホントやめてって思いました。
バッドエンドまっしぐらだから。
気づかないというよりは、現実を受け入れようとしていなかったのかな。『孤児院にエスターの記録がない』という事実まで出てるのに、まだ信じてませんでしたからね。ケイトを信用出来なくても、「ちょっとおかしいな」と思える瞬間がいっぱいあったのにな。
私には、判断力に欠け、危機感に乏しい人物に映りました。面白いと思ったのは、早い段階で事件に気づいちゃう人って、物語の途中で退場してしまうイメージがありますが、本作では無傷ではないけど割と生存率が高かった印象があります。
逆に真相に一番遠いお父さんは亡くなってしまいました。エスターの異常さに気づいた頃には、デッドエンド一歩手前でしたね。もう手遅れ。現実を受け入れようとせず、問題と向き合おうとしなかったからかもしれません。
もう一人の幼女はとにかく可愛い!
難聴の女の子、マックスが本当に可愛らしい! 笑顔がもう天使。妹なんだけど、兄のダニエルより大人っぽく見えました。アリアーナ・エンジニアさんが演じてます。成長しても可愛さは変わらず!! 映画版『バイオハザードⅤ』にも出演してます。
ダニエルはエスターに対して冷たいのですが、マックスは新しい姉が出来ることを喜んでいて素直なのも魅力なんです。ダニエルのエスターに対する直感は当たっているんですけどね(笑)
なんとなくマックスは両親の悲しみを感じ取っていて、だからこそエスターに対しても心を開いていたのかなって思いました。ホラー映画ですがマックスの存在にはかなり癒されてましたね~。
初登場の書いた絵を見せてくれるシーンで、猛烈に娘が欲しくなりました(笑)
マックスはエスターを初っ端から受け入れていて慕っていたのですが、途中からかなり危うい立場になります。それでもここぞという時には、勇気を出して行動してくれる子でした。マックスが頑張ってくれたから、家族の大半が生き残れたんだと思います。最後の氷上では、お母さんを助けなきゃって思ったんだろうな。
エスターの一番近くにいたのはマックスだったので、本当にどうなるか心配でした。最初はエスターを庇っていたけど、結果的に良い選択をしていましたね。
物語の中でもかなり活躍してくれたのでマックスにも大注目していただきたいですね。
強烈なシーンがけっこう多い!
強烈に印象に残ってるのが全てエスターのシーンです。エスター役を演じた子役さんの演技が本当に素晴らしいんですよ。鬼気迫るものがあるというか、凄みを感じました。当時12歳だったらしいですね。イザベル・ファーマンさんという女優さんです。
あの幼さで腹立たしくも恐ろしい演技が出来るのって凄いです。表情も良いんですよ~。子供らしく笑ってるところもあれば、不敵な笑みをしたり、自分の思い通りに事が運んでニヤッとしたりする。感心するばかりでしたねー! いくつか印象に残ったシーンを紹介します。
・同級生に首のリボンをはずされそうになる
急に叫びます。「狂気的ってこういうことかもしれない」と思ったシーンです。事前に首のリボンについては説明があったので一悶着あるなと思ったのですが、予想以上の叫びっぷりでした。
・トイレで大暴れするシーン
ちょっと引いたシーンでした。カウンセリングに連れてかれたエスターの焦りが出ていて、不安な気持ちを爆発させています。子供っぽい暴れ方ですが、それでもここまで激しいのは見たことないです(笑) エスターは自分の感情をコントロール出来ない人物なんだと思いました。
・ダニエルが必死に助けを求める様子をニヤニヤしながら見てる
もうエスターが楽しんでるようにしか見えない。ダニエル関連のシーンは本当にヒヤヒヤしました。どっちに転ぶのか全然分からなかったです。「早くケイト気づいて!」と祈りながら観てましたが、天使マックスによって救われました。マックス、ぐっじょぶ!
・化粧を落とすシーン
濃い目の黒いアイメイクだから、顔も黒くなっていて、形相が本当に恐ろしいものになっています。これから起きる展開を想像すると怖くてたまりません! 化粧をとった後は顔が一気に老けるのですが、もう子供には見えませんでした。化粧の技術なら、スゴイですよねー!
「ミザリー」にも感じたけど、女性の情念ってホントこわい。
腹は立つけど考えさせられる!
私自身は全くエスターに同情はしなかったのですが、『事情があって、大体の人が願う普遍的な幸せを得ることが出来なかった』というのは確かに自分だったら辛かっただろうなと思います。
実はエスターは、33歳の大人の女性だと後半に判明します。記録ではリーナという名前で、子供の姿のまま成長出来ないのです。
エスターって子供の側面と大人の側面、どちらも持っているのですよね。頭が良いエスターですが、けっこうその場の勢いで行動してるようにも見えます。けっこうボロが出てました。
「人を思うように誘導していて上手いなぁ」と最初は思ってたのですが、お父さんにいきなり告げて上手くいくと考えたのでしょうか? エスターの心情は一切語られていないので、それぞれの解釈に委ねるという感じかな。上手くいく確率は限りなく低いと思いますが、エスターにとっての障害はケイトのみで、それ以外の事は特に深く考えてなかったのかもしれません。
エスターの内面は、後半に出てくる壁に書かれた絵がヒントになってる気がしますね。ある意味、この映画って女性同士の戦いなんですよ。女性の幸せが欲しい気持ちは分かるんだけどなぁ。
終わり良ければ全てよし!
一応、主人公側が勝利を迎えて問題は解決します(ダメージはかなり大きい)。なので私としてはエスターに散々振り回されたけど、助かって良かったで終われました。
生還者はケイト・ダニエル(重症だけど一命をとりとめた)・マックスの3人。
これがエスターの勝利で終わっていたなら、自分の中での評価は下がっていたかもしれないです(※内容によります)。悪意がある人間のひとり勝ちは、後味悪いですからね。すっごいモヤモヤした最後を迎えていただろうな。
最後エスターはどうなったのか。様々な意見がありますが、個人的にはエスターは亡くなったと考えてます。話的にも綺麗に終わっていましたし。
私は観てないのですが、どうやら『エスター』には、もう一つのエンディングも存在するようです。
『エスター』の配信情報
腹立つとか書きましたが、めちゃくちゃ面白かったです! ずっと気にはなっていたのですが、なんとなく怖そうで後回しにしちゃったんですよね。でもエスターも含めてキャラクターも良かったし、話も最後まで楽しむことが出来ました。ホラー映画ですが人間がこわい系なので、オカルト要素は一切出ないです。
公開は2009年。時間は123分となります。
・見放題の配信情報について
【Hulu】〇(字幕版・吹き替え版あり)
【NETFLIX】✖
【Amazonプライム】✖
(※2019年2月19日確認)
【ゲーム】感情を持ったアンドロイド達の物語『デトロイトビカムヒューマン』クリア感想!【ADV】
なゆきでございます! こちらはアドベンチャーゲーム『Detroit: Become Human』の感想記事です。※ネタバレあります。
アンドロイドが巻き起こす事件!
主人公3人はアンドロイドという共通点はありますが、目的や話のテーマはそれぞれ違います。立場も目的も異なる3人の主人公の視点を通して、デトロイトで巻き起こる事件を見ていくことになります。
こういうムービーが多用された海外のアドベンチャーゲーム。デトロイト以前にも色々発売されているのですが、「思ったほど分岐しないなぁ」というのが正直な感想でした。日本ですとテキスト系のアドベンチャーが多く「ここまで分岐すんの!?」と驚くくらい展開が変わるゲームもあるのですよ。なので、分岐という点でみれば少し物足りなさを感じていたんです。
そして本作の『デトロイトビカムヒューマン』は同タイプのゲームの中では、けっこう分岐してくれます! 全く影響がないものもありますが、何気なく選んだことが後になって重要になったり、主人公Aの行動が主人公Bに影響を与えたり、アドベンチャー好きの心をくすぐる要素が満載でした。
登場人物の生死にも関わりる選択肢も存在しますのでけっこう重要です。特定のボタンを押すQTE(クイックタイムイベント)を失敗すると主人公がケガをしますのでボタン一つ一つが超必死。主人公との一体感はかなり高いと思います。
一周目感想(大半のキャラを失う絶望ルート編)
二周目感想( 目指せ!全員生存ルート編)
『デトロイトビカムヒューマン』の感想まとめ
【ネタバレ多め】レイジングループ、回末李花子が好きすぎて魅力を語りたい!!
※画像は全てPS4のシェア機能を使用。
なゆきでーす。こちらは『レイジングループ』のヒロインの一人である回末李花子(うえまつ りかこ)さんについて語る記事でございます。非常に色んな要素を合わせ持った李花子さん。彼女について一つ一つ魅力をお伝えします!
※ネタバレあります。クリア済みの人向けに書いてるので、登場人物等の説明は省略しますね。
ミステリアス系かと思いきやお人好しドジキャラ
見るからに何か知ってますって感じの見た目をしている李花子さん。こんなことから憶測するのも味気ないですが、タイトル画面に出ている時点でだいぶ重要人物だなと思っておりました。
初期の頃はミステリアスな印象を受けるけど、実際は転んでよくケガをするというドジッ子属性持ちだと判明します。ドジッ子はよく転ぶなとは思いつつ、「ほおおおおおおお」という呻き方は斬新だと思いました。
初登場シーンでの主人公・陽明(はるあき)との木の葉越しの会合。特に会話はありません。
なんかもう「私、色々知ってる重要人物だからよろしく」って感じに見えませんか!!? 「こいつ…めちゃくちゃ怪しいっ!!」というのが第一印象でした。この印象を持ち続けたのは、ほんと序盤だけです。
彼女にミステリアスなイメージを持っていた人ほど、印象が変わったんじゃないかなと思います。李花子さんが最初のイメージ通りのキャラでも好きでしたが、実はドジッ子だと知って親しみやすさがわきましたよね。
「演技してるかも」と疑っている時期もありましたが、このドジな部分は素でした(笑) そこも李花子さんの魅力なんですよ。彼女のこの「どこかドジを踏んでしまう」という性質が、ある意味でバッドエンドを阻止出来た部分もあるんじゃないでしょうか。
はじめての恋に浮足立つ少女のような面
恋する李花子さんがとにかく可愛い。初恋なのもあって、純粋に相手が好きなんだなーと伝わって来ます。本作はホラーゲームなのですが、まさかの恋愛要素もあるんですよね。しかもハーレム野郎主人公です。女性陣の恋愛感情が物語に多大な影響を与えています。もちろん私は李花子さん派でした。
バッドエンドになると物語のスタート地点に戻るシステムになっています。この構造からパラレル要素はなく、『最終的に主人公がひとりの女性を選ぶ』と予想してました。主人公からしたら全て繋がった一連の出来事ですもんね。
主人公が誰を選ぶのか。不安なような楽しみなような気持ちで見守っていました。李花子さん派には色んな意味で辛い結果になってしまいましたねー。
でも、李花子さんが陽明を本気で好きだったからこそ、最悪の結末を回避して大団円に辿り着けた部分もあると思うんですよ。王道的な展開からは程遠いですけどね(笑)
最近は「生きてエンディングを迎えただけマシだ」と思うようになりました。李花子さんがやらかした事を思うと、悲惨な結末になる可能性も高かった。
だから李花子さんが幸せへの一歩を踏み出せたなら、もうそれだけでオッケー!
包み込むような愛と執着を抱えた太母のイメージ
オカルト方面の話です。李花子さんの家「回末家」は蜘蛛を司るという設定があります。作中で蜘蛛関連の伝承や逸話が、いくつか登場してテンションがめっちゃ上がりました。ちなみに私は蜘蛛が苦手なのですが、実は益虫(人間の役に立つ虫のこと)らしいですよ。なんか無闇に嫌ってごめんね。
蜘蛛がイメージされているものにユングの元型「太母(グレートマザー)」というものがあります。その太母のイメージそのものが李花子さんにも当てはまるんじゃないかなと思いました。全てを受け入れ慈しむ一方で、執着し支配しようとする。そんな二面性を感じました。
レイジングループでも出てましたが、蜘蛛に関する話って少ないみたいですね。国によってイメージが違ったりして調べるのも面白いですよ。
・アラクネ(ギリシャ神話)
・ドリームキャッチャー(アメリカインディアン)
・蜘蛛の糸(芥川龍之介の短編小説)
・土蜘蛛(妖怪など)
・女郎蜘蛛(妖怪)
・アトラク=ナクア(クトゥルフ神話)
蜘蛛から連想するイメージが、李花子さんというキャラクターの土台にもなってるのかなと考えると面白いです。オカルト方面でも楽しませてくれる李花子さん。
ギャグパートでの輝き
意外性の固まりである李花子さん。
ギャグパートでも力を発揮してくれました。クリア後に解禁されるおまけ要素「暴露モード」というものがあります。本編の合間に各キャラクターの心境や、主人公がいない場所で何が起きていたかが見れる良システムです。
本編でもドジッ子な部分や主人公にからかわれてるギャグシーンはあるんです。ですが暴露モードではさらにレベルアップしてるんですよ!
主人公がいない間どうしてたんだろって疑問をほぼ解消してくれるので、見る価値はあります。何気にギャグもこなせるオールマイティーな李花子さん。
李花子さんまとめ
キャラクター1人から、こんなにも様々な面が見えるのが純粋に凄いと思いました。共感や憧れといった感情は皆無なのですが(酷い)、多面性があるキャラクターに魅力を感じるんですよね。
色んな面を見せてくれるのは李花子さんだけではないので、キャラクターの一面を発見するのがとても楽しい作品です。
『The 100/ハンドレッド』シーズン1感想。滅んだ地球で見たものは?
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