きらめきの行方

彼らはどこへ向かうのだろう

才能溢れる六人衆・Aぇ! groupに沼落ちしました

特別お題「わたしの2022年

お久しぶりです。零音です。2022年はいかがでしたでしょうか。わたしはタイトルの通り推しが増えました。という話を今回はしようと思うので、よろしければお付き合いください。

 

Aぇ! group(えぇぐるーぷ)とは

関西ジャニーズJr.に所属するアイドルグループ。末澤誠也、正門良規、草間リチャード敬太、小島健、福本大晴、佐野晶哉の6人から成る。歌とダンスはもちろん、バンド・演劇・コントまでこなすプロ集団。パッと見イカつく見えがちだけど、みんな気のいい兄ちゃんたちです(?)

Aぇ! group プロフィール | ISLAND TV

 

末澤誠也(すえざわせいや

1994/8/24生まれ。メンカラは赤。ダブルセンター。ボーカル担当。たしかHiGくらいまで出る。グループ最年長でJrとしての歴もいちばん長いけれど、何故だか他メンからいじられがち。そしてその度にキャンキャン吠えるので、ついたあだ名は“狂犬"。と言いながら、グループ随一の姫ポジでもある。ギャップどうなってんねん。

 

正門良規(まさかどよしのり)

1996/11/28生まれ。メンカラは青。ダブルセンター。ギター担当。AぇのYouTubeではMCを担当し、Jrチャンネル合同企画でもMCを任されることがある。グループ随一のリア恋枠。この男の術中に嵌ってはいけない。

その割に天然っぽい言動をすることがあり、“ぽや門"と呼ばれることもある。その抜け感も含めて、正門良規という男の小手先のテクニックでこちらは惑わされているのかもしれない……(?)

 

草間リチャード敬太(くさまりちゃーどけいた)

1996/1/11生まれ。メンカラは黄色。サックス担当。日本とアメリカのハーフで、Aぇの(自称)目印担当でもある(?) 日テレ系『鉄腕DASH』内の企画「DASH島」でSixTONES森本慎太郎くんと共に活躍中。気のいい兄ちゃんと見せかけてギャルマインドの持ち主だったりする。ダンスがとても得意。

 

島健(こじまけん)

1999/6/25生まれ。メンカラは紫。リーダー。キーボード担当。通称・こじけん。コントの台本を書いたり、演出を担当したりもする。最近は『FINEBOYS』でHiHi Jets作間龍斗くんと共にモデル業を始めた。

ファンから“顔面宝塚"と称されるほどイケメンだけれど、笑いに貪欲な男なのでほんとうに何でもやる。コントのためならハゲのヅラだって被る(※ほんとう)

 

福本大晴(ふくもとたいせい)

1999/10/16生まれ。メンカラはオレンジ。ベース担当。大阪市立大学経済学部卒業のインテリで、ABC『おはよう朝日です』の月曜日のコメンテーターとしても活躍するが、ギャガーとしての側面を持ち、クイズ番組に出る度自作のギャグを披露している。

テレ朝系『Qさま』などのクイズ番組をはじめとして、TBS系『ラヴィット!』などのバラエティ番組や、NHKきょうの料理』にもお邪魔している。たぶんグループ内でいちばんテレビ出てる。紛うことなきバラエティ班です。

 

佐野晶哉(さのまさや)

2002/3/13生まれ。メンカラは緑。ドラム担当。音大卒の最年少で、作詞作曲を担当することもしばしば。今年はグループの自己紹介曲「僕らAぇ! groupって言いますねん」を作曲し、グループ主演舞台『THE GREATEST SHOW-NEN ガチでネバーエンディングなストーリーぃ!』にも1曲書き下ろした。天才わんこ。

 

沼落ちの記録

~2021年:ジャニーズクイズ部

昔からクイズ番組が好きだったのと、SnowManを掛け持ちしている(なお担当は佐久間大介くん)のとで、ジャニーズクイズ部の活動は初期から追いかけていたような記憶があります。

 

その中でひとりだけやたらハイテンションで元気にギャグをかます大晴くんがずっと気になっていました。そして彼が後に推しになるとは当時のわたしは知りません。

 

2021年10月:“まさにし"というキーワード

わたしの大学時代の友人(仮にOちゃんとします)の周りにはジャニオタが多く、「せっかくだから繋がりなよ」と言われ、何人かとリア垢のTwitterで繋がることになりました。すると、そのうちのひとりであるSさんが「まさにし」という単語をしばしば呟いており、(何だろう……?)と思ったのが最初のきっかけでした。

 

「まさにし」というのはAぇの正門くんとなにわ男子の西畑大吾くんのコンビを指す言葉らしく、ふたりはとても仲良しだそうで、雑誌でもよくお互いの名前が出るのだとか。その当時のわたしは西畑くんしか存じ上げず、正門くんに関しては(そんな子がいるのね)程度の認識でした。

 

そんなある日、嵐の相葉雅紀くんが主演するテレ朝系『和田家の男たち』に正門くんが出ると知り、宣伝動画をTwitterで見かけました。(ほう、なるほどこの子が正門くん……)となり、そのときようやく正門くんの顔と名前が一致しました。

 

12月:突然の誘い

12月に入り、Oちゃんから「Sさんが狼煙のチケット1枚あるけどどう? って言ってるんだけど……どう? 卒コンもあるし厳しかったらそれでいいから」とLINEが来ました。“狼煙"というのは2021年12月から2022年1月の関西ジャニーズJr.のコンサートに冠されたタイトルで、Sさんが当てたのはAぇの単独の初日でした。

 

推しの卒コン*1の6日前という日取りもあり、どうするか迷ったものの、(こんな機会でも無ければ観に行くこともないか。よいチャンスだ)と思い、そのお誘いを受けることにしました。それがターニングポイントになるとは知らずに。

 

12月19日:狼煙

レポを残し忘れるという痛恨のミスを犯しているので、当時の記憶は「チャンカパーナ」「キ・ス・ウ・マ・イ 〜KISS YOUR MIND〜」「T.A.B.O.O」「PRIDE」くらいしか脳内に残されていません。あとコントコーナーの「叩いてかぶってジャンケンポン」が異様に続いたこととか(?)

 

というのも、根っからの嵐担であるわたしは、ドーキーズ(※正門くんと大晴くんの同期コンビを指します)が披露した櫻井翔くんの「T.A.B.O.O」に完膚なきまでにノックアウトされました。ひえ。いま思い出してもふたりで鎖を繋いだ演出は伝説級です……

T.A.B.O.O

T.A.B.O.O

 

「T.A.B.O.O」で頭を抱えながら聴いた「PRIDE」もめちゃめちゃかっこよくって、(バンドのライブに来たんやっけ?)って思いました。かっこよかったな~~……

 


www.youtube.com

 

そしてこの日からわたしは大晴くん(とドーキーズ)を推していくことになったのでした。

 

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(↑この日Sさんが持ってきた4連うちわ。わたしは“規"の字を担当しました)

 

12月31日~2022年1月1日:カウコン

掛け持ちしてるWESTくんのバックにいることに気づいて狂喜乱舞したのはわたしです(?) 元気にワイパーしてる大晴くんを見れたので、2022年は良いスタートでした(?)

 

1月21日:ゲリラ『きょうの料理

昼間ぼんやりとTwitterを眺めていたら、フォロワーさんが「大晴くんが『きょうの料理』に出てる!」と呟いており、慌ててテレビをつけると、そこにはエプロン姿の大晴くんが! どうやら情報局(※Jrのファンクラブ名)のメールでもお知らせがなかったらしく、オタクがみんなびっくりしてた。わたしもびっくりした。

 

それにしても推しの料理姿って健康にいいなって思いました(?) お母さんのお手伝いする息子って感じでめちゃめちゃよかった…………

 

 

2月9日:ドーキーズヤンタン

ヤンタン」というのは「ヤングタウン」の略称で、MBSラジオの帯番組です。Aぇのみなさんは水曜日を担当しています。毎週ふたりずつ登場するんですけど、この回はドーキーズ回。推しのラジオってこんなに楽しいもんなんだなあ、と思うなどしました。ちなみに今年はこのあとも何度かドーキーズ回があったんですけど、その度に湧き散らかしてました(?)

 

 

2月13日:帝国一般発売に敗北

長い戦いだった……200回かけても繋がらない電話回線 #とは  熱が上がるのが遅かったので正門帝国(※正門くんのソロコンの通称)には入国できませんでした。無念。

 

2月18日:『WiNK UP』争奪戦

制服で表紙を飾ったWU誌を発売日に見かけて、(また今度買えばいいか)と思ってたら、いつの間にか近所の書店から消え失せていた。めちゃめちゃ欲しかったのに!?!?

 

というわけで、実家の母にヘルプを出したところ、1軒目で見つかったらしい。このときばかりは田舎を愛した(大袈裟) そしてレターパックで親から送られてくるWU誌、謎の趣がある(?)

 

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(↑手書きのメモまで入っていた)

 

2月19日:「福本大晴、重大宣言」

この少し前からこじけんが「漢伝説」と称してISLAND TV(※Jrの動画投稿サイト)に毎日投稿を始めたんですけど、それを毎日見るよっていう宣言でした。かわいいかよ。

 

 

と思ったら数日後にこじけんが大晴くんをかわいいかわいいって言いまくる動画が上がり、わたしは頭を抱えました。何なんだいったい。公共の電波でイチャつくな(ありがとうございます)

 

 

2月25日:情報局入局

Oちゃんと晩ごはんを食べた帰り、うっかり正門帝国初日のセトリを見てしまい、行きたかった気持ちが爆発。寒々とした最寄り駅の駅前広場で未来の現場のために入局し、目の前のコンビニで即会費を支払いました。もちろん好きなアーティスト欄には大晴くんの名前を書きました。こうしてわたしは晴れてJrのオタクになったのでした。

 

3月18日:初めてのISLANDストア(通販)

執事アクスタが出ると聞いて、初めてISLANDストアを利用しました。と言っても、執事アクスタは5月に来るとのことだったので、他の注文と分けて購入することに。たしか過去アクスタと写真と合わせて2万くらい買った気がする。そんなにお金が溶けるんだな。怖いね。

 

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(↑正門くん・大晴くん・こじけんの3人のアクスタを買いました)

 

4月7日:アクスタ連れてお花見

初めてアクスタを連れてお出かけをした日。近所の桜が満開だったので、春入所のドーキーズをどうしても連れていきたかった。また来年も連れていきたいな。

 

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(↑桜が似合うふたり)

 

4月15日:『週刊朝日

大晴くんが図書館で勉強してるシチュ、あまりに実在性が高すぎて死ぬかと思いました。週刊朝日』さんの中にオタクいはるんか????

 

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(↑シンプルに顔が良い)

 

4月16日:エロハンを飾る

推しの写真がプリントされたハンガーこと通称「エロハン」を飾ろうとしたら、飾れる場所がベッドサイドのカーテンレールしかなく、いまも大晴くんに見守られながら眠っています。朝起きたら目が合うのおもろすぎる。

 

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(↑ちなみに着せているのは「THIS IS ARASHI」のライブのパーカーです)

 

4月25日:サンリオさんのオタクグッズを買う

アクスタポーチがずっと欲しかったんですけど、なかなか見つからず困っていたら、とある友人から河原町のサンリオショップに入荷してたで!」とLINEが。このときのわたしは従姉の結婚式のために実家に帰っていたのですが、自宅に帰る前に河原町に速攻で寄ってポーチやキンブレリボンなどを買いました。めろオタクへの一歩を踏み出してしまった……(?)

 

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(↑かわいい。でもオレンジのグッズの種類ってめちゃめちゃ少ないんですよね。増やしてもらえませんかねサンリオさん……)

 

4月30日:金沢駅記念日

『駅総選挙』という番組に大晴くんが出ると聞き、鉄オタ気味のわたしはわくわくしてたんですけど、大晴くんが1位予想に金沢駅を上げており、(地元~~~~!?!?)とひっくり返りました。結果的にベストテンには入ってたんですけど、大晴くんが選んでくれたので個人的には1位です(?)

 

 

5月21日:ドーキーズTikTok事変

読売テレビ系音楽番組『カミオト』の番宣でTikTokをペアごとにやってたんですけど、このドーキーズがかわいくてかわいくて……ずっと見返しています。かわいい。

 

vt.tiktok.com

 

5月30日:すえちぇの『ラヴィット!』

『ラヴィット!』のお風呂ロケには基本的にはチャイパー(※リチャくんと大晴くんのコンビ名)で行ってるんですけど、この日は何故か誠也くんと大晴くんでした。お風呂ロケは毎回見てるけど、このコンビは新鮮だったな~~思い返される水風呂「Firebird」……笑

 

 

6月6日:ヘヴンリーキャラメル

ハーゲンダッツさんのPRでYouTubeの企画をやっていたので、せっかくならと近くのコンビニで購入。思ったよりもキャラメルの癖がなくて美味しかった。これは大晴くんが2個目行くのもわかる(わかる)

 


www.youtube.com

 

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(↑アクスタと撮るのむずかしかった)

 

7月9日:HEP FIVE BARGEN

友人を連れてHEPのバーゲンへ。WESTくんのドームに着ていくオレンジのワンピースをゲットしたら、スクラッチで500円券を当ててしまった*2ので、慌ててオレンジのアクセを買ったのも良い思い出です。

 

それにしても館内がAぇだらけで圧巻だったな~~冬のバーゲンもそうなるのかな。ちょっとたのしみ。

 

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(↑場所がわからなすぎて梅田勤務の友人に教えてもらった)

 

7月13日:大阪城天守閣

MBS系『関西ジャニ博』(※Aぇのレギュラー番組)大阪城のお堀を調査しており、その成果が展示されていると聞いて、汗だくになりながら天守閣まで行ってきました。大変だった~~……でもみんなががんばった成果を直に見れてよかったな。

 

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(↑初めて間近で見た天守閣はめちゃめちゃきれいでした)

 

7月18日:万博1000日前記念イベント

様々なワイドショーで擦られるハメになった大晴くんの一発ギャグ、わたしは(ミャクミャクさまのツッコミも含めて)すきです。

 


www.youtube.com

 

7月22日:サマパラ中止

中止の発表を見たとき、(人間って感情を失えるんだな)と思いました。本来なら参戦の予定があったので、死んだ目で新幹線のキャンセルをしていました。このときのことはあまり覚えていません。

 

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(↑死んだ目で撮った中止メールのスクショがカメラロールに残っていました)

 

7月27日:『Dance SQUARE vol.51』

本来なら参戦日だったはずの日に届いたドーキーズのダンスク。めちゃめちゃよかった。ニコニコ笑って双子ちゃんみたいになってるドーキーズが好きなので、とてもうれしかったな。このときのツーショが好きすぎてロック画面の待ち受けにしています。

 

 

8月19日:2度目の『きょうの料理

お盆で実家に帰省してるときに突然来た出演告知。びっくりしながら録画して、いざ生放送を見てみると、大晴くんはジェントルマンな孫だった(?) 今回もかわいかった。わたしもこんな孫欲しいな……(飛躍しすぎ)

 

 

8月28日:『24時間テレビ

さすがに通しでは見れなかったので、関西地区部分だけのんびり見ていましたが、みんなかわいかったな~~子どもたちとパフォーマンスするAぇのみんなは慈愛に満ちておりよかった。

 

 

9月19日:セブンイレブン「Aぇやんグルメフェス」

この時期ほんとにセブンイレブンに通った。いろんなもの食べれてたのしかったな~~わたしは最終的に京都の黒ラーメン?と抹茶ドーナツ(ポン・デ・リングみたいなほう)が好みでした。

 

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(↑これは初日の様子。カレーも美味しかったな)

 

9月21日:大晴くんの『anan』ソロ掲載

告知がTLに流れてきたとき、表紙が同居人の推しであるSnowMan阿部亮平くんだったので、(買いなよって言っとくか〜〜)と思いながら画像を拡大したら、大晴くんの名前があって五度見した。結局わたしが買った。いろんな大晴くんが見れてよかったです、ありがとうございました…………

 

 

9月29日:おてんと魂@ぴあアリーナMM

ありがたいことに当たったのでSさんと行ってきました。言いたいことはいろいろあるけど、兎にも角にも「Oh Yeah!」と「Happiness」と「Big Shot!!」をやってくれてありがとうございました……(掛け持ちなので)

 

2階のスタンド席だったけど、大晴くんがぶんぶん手を振ってくれたこと、一生忘れないと思います。あとこじけんがハート描いてくれて死ぬかと思いました。

 

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(↑ふたりともサンリオさんのキンブレリボンを付けていたのでプリキュアみたいになった図)

 

10月12日:『anan』グループ初単独表紙

お知らせ見たときひっくり返った。爆イケすぎる。慌ててAmazonで予約して確保したのを覚えています。ドーキーズがエモかったな……(遠い目)

 

 

10月15日:『FINEBOYS plus BEAUTY』

表紙につられて買いました。こんな……こんなの出していいんですか???? めちゃめちゃよかった。大晴くんってそんなに腹筋バキバキだったんですね……ありがとうございました……(死)

 

 

10月23日:関ジュ配信ライブ

自己紹介曲「僕らAぇ! groupって言いますねん」がまた聴けたのもうれしかったけど、シャッフルメドレーで大晴くんの女装(通称・大美ちゃん)が見れたのがうれしすぎて……セーラー服めちゃめちゃ似合ってたよ大美ちゃん。そしてわたしは大美ちゃんに女子として負けたなって思いました。何なんあのクオリティ。美少女すぎるわ。

 

11月20日:オタクがやるやつ

わたしが推している「わーすた」という女子ドルのライブに行くため、この日はサンリオピューロランドに来ていました。ここには「メルヘン工房」というネームプレートを作れるコーナーがあり、多種多様なオタクが並んでいました。

 

我々一行もライブの前に列に並び、せっかくなのでネームプレートを作ってきました。かわいくできて満足です。

 

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(↑ポイントはオレンジのリボンです🎀)

 

12月9日:舞台グレショー

大阪の平日公演には全部申し込んでいたのですが、当たったのは何故か初日公演! そわそわしながら森ノ宮ピロティホールに向かい、開演を待ちました。

 

めちゃめちゃ笑ったし、ベショベショに泣かされたし、とても忙しい2時間でした。この舞台をずっとお守りにしていこうと心に決めています。というわけで、テレビ放送よろしくお願いします……また観たいよぅ……

 

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(↑これが今年最後の現場でよかったです)

 

おわりに

これ以外にも冠番組2本を見たり、『Qさま』を見たり『世界ふしぎ発見』を見たりしていたらしいです。ほんとうによくテレビに出てるな大晴くんは。

 

来春の全国ツアーも正式に決まり、誠也くんが言うように「いまが推し時」なAぇ! groupの面々。これからの活躍から目が離せません。わたしは来年からものんびり彼らを観測していこうと思います🦥*̣̩⋆

ひとまずは全ツが当たることを祈って、このブログを締めたいと思います。最後までお読みいただきありがとうございました!

 

それでは、2022年もお疲れさまでした。みなさまの2023年がどうか良い年になりますように。

 

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*1:卒コンについての記事はこちらです↓

noisy-notes.hatenablog.com

*2:🎉のマークの券を投函して、それが規定数集まるとスペシャル館内放送が流れる企画だった。ので違うな? となった

平成期のジャニーズが何を歌ってきたのか、卒論で歌詞分析しました

はじめに

突然ですが、みなさんは「平成」という時代をいかがお過ごしでしたでしょうか?(※もう令和4年)

わたしは1997(平成9)年に生まれ、人生のだいたい半分をジャニオタ(長らく嵐担です*1)として過ごし、2020(令和2)年3月に某大学を"令和最初の卒業生"として卒業しました。めでたい。

その際に卒業論文として提出したのが、今回のエントリのタイトルにある「平成期のジャニーズの歌詞分析」でした。

 

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( ↑ 実際に大学へ提出した卒業論文

 

遡ること5年前に「歌詞分析」という手法に出会ったことをきっかけに、まったくの別ジャンル*2で分析をしていましたが、卒業論文のテーマを決めるにあたって「平成という時代において、ジャニーズは何を歌ってきたのか?」という問いが浮かび、とうとう卒業論文として書き上げて提出してしまったのでした。ビバ、愛とド根性(?)

 

そういうわけでこれは、「平成生まれが平成のジャニーズの歌詞を分析して卒論(という名の壮大なファンレター)を書きました」という内容のエントリになります。

よろしければこのままお付き合いください。

 

 

研究概要

研究対象

本論の研究対象を選定するにあたって適用した条件は次の通りです。

 

  • 平成期にジャニーズ事務所からデビューし、2019年12月現在でグループ活動を継続しているアイドルグループおよびデュオ。
  • 平成期にデビューして既に解散したアイドルグループのうち、活動期間が10年以上のアイドルグループおよびデュオ。
  • 期間限定ユニット*3・派生ユニット*4企画ユニット*5は対象外とします。

 

以上により、本論での研究対象となったグループは、

全15組となります。 ジャニーズ事務所全体の傾向と同時に、各グループの傾向も見てみたかったので、このようになりました。

 

対象楽曲

次に、彼らのイメージ(つまりは各グループの"~っぽさ"や”~らしさ”)により影響しやすいのは、テレビや有線放送等で耳にする機会の多い「シングル表題曲」であると考えました。

実際にわたしがぼんやり事務所担をしているなかで「ここのグループは~っぽい」とシングル曲の歌唱を見て感じることがしばしばあったので、それが実際にどうなっているのかを確かめたかったからでもあります。(ほんとうはカップリング曲やアルバム曲も含めたかったのですが、どうにも提出までの時間が足りませんでした。無念……)

 

そこで今回は、前項で示した15組が平成期に発表したシングル表題曲(両A面*6・トリプルA面*7・DVDシングル*8を含む)のうち、一般に流通しない配信限定シングル・別名義*9の楽曲を除いた全544曲を分析の対象とします。

 

544曲、(合間合間に挟まれるトンチキソングに苦しめられながら)全部歌詞を隅から隅まで読んで分類しました。とてもつらかったです……(遠い目)

 

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( ↑ 途方もない一覧表(の一部)*10

 

分析内容

今回の歌詞分析では、対象楽曲の歌詞を読みこんでジャンル及びテーマ別*11に分類し、その傾向と変遷を探る内容分析を行いました。

 

実際の卒業論文ではKH Coderを用いた頻出語・特徴語の分析等も行いましたが、(本文の文量の関係上)最後におまけとしてさらっとくっつけておこうと思います。

ジャンル/テーマの分類

歌詞のジャンルと変遷

分析対象とした全544曲の歌詞をジャンルごとに分類したところ、【図1】のような結果となりました。

 

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最も多いジャンルが「恋愛」で40%(217曲)、次いで「応援」が35%(192曲)、そのどちらでもない「その他」*12が25%(135曲)でした。

 

このことから、彼らの歌う楽曲の二大ジャンルが「恋愛」と「応援」であることがわかります。

 

 

次に、平成期を5年ごとの期間*13で区切り、その期間にリリースされた楽曲のジャンルの比率を示したものが【図2】です。

 

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多少の比率の変動があるものの、[2009~2013(平成16~20)年]の期間を除けば、【図1】と同じく「恋愛」>「応援」の比率となりました。

ジャニーズ全体で見ると、彼らと「恋愛」との関係はやはり切っても切り離せないようです。

 

 

また、【図3】では全15組のグループ別に歌詞のジャンルの比率を示しました。

 

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「恋愛」の比率が最も高いのはKinKi Kids(71%)で、最も低いのはジャニーズWEST(24%)でした。

KinKi Kidsのシングルにおける「恋愛」の比率は、(平成最後にデビューしたために)シングル数の少なさも相まって「恋愛」の割合が多いKing&Princeよりも4%多く、キンキ兄さんの貫禄を感じます(?)

 

一方で、「応援」の比率が最も高いのはジャニーズWEST(65%)で、最も低いのはKinKi Kids(13%)であったことから、この時点でKinKi KidsジャニーズWESTの楽曲が担うアイドル像は対極にあるといえます。関西イズムは同じなのに不思議なものですね……(?)

 

 

一方で、バレーボールワールドカップのイメージキャラクターとして結成・デビューしたV6・嵐・NEWS・Hey! Say! JUMPSexy Zoneの5組のうち、

デビューの早いV6・嵐・NEWSの3組が「応援」>「恋愛」であるのに対し、デビューが比較的最近であるHey! Say! JUMPは「恋愛」=「応援」・Sexy Zoneは「恋愛」>「応援」という結果が出ました。

 

この5組は他のグループに比べると、デビューから時期が開いてもスポーツ中継のテーマソングなどに起用されることが度々あるため、様々な応援歌を世に送り出してきていますが、

【図3】を見るとHey! Say! JUMP以降のグループは(飛びぬけて「応援」の多いジャニーズWESTを除き)ほとんどが「恋愛」>「応援」であることから、平成期後半にデビューした男性アイドルは「恋愛」の楽曲に重きを置いていることが見てとれます。

 

 

ここからは二大ジャンルである「恋愛」と「応援」についてテーマの分類を行い、さらに分析を行うこととします。

 

 

「恋愛」のテーマ分類

「恋愛」のテーマを分類にするにあたって、伊藤(2015)に倣い「過去未練型」「過去非未練型」「過去追憶型」「過去片思型」「現在不安型」「現在冷却型」「現在進行型」「未来期待型」の9タイプと、冨永(2015)に倣い「現在未練型」「現在再燃型」の2タイプを用いました。

 

さらに、この11タイプに加えて新たにわたしのほうで「現在約束型」を設け、計12種類(分類ができなかった歌詞は「その他」*14として分類)のテーマに分類することとしました。

 

以下に全テーマとその例となる楽曲の一覧を示します。

なお、曲名には歌ネットの該当歌詞ページのリンクを貼っていますので、もしご入用であればご利用ください。

 

  1. 過去未練型:すでにふられて、もう終わった恋なのに、まだ相手に未練があり、次の恋に踏み出せないでいる心理を語った歌詞。例:KinKi Kids「硝子の少年」(1997)/NEWS「さくらガール」(2010)
  2. 過去非未練型:もう終わった恋の相手には未練がなく、次の恋に向かって歩き出そうとしている心理を語った歌詞。例:TOKIO「フラれて元気」(1997)/関ジャニ∞「関風ファイティング」(2006)
  3. 過去追憶型:遠い過去の恋を懐かしく振り返っている心理を語った歌詞。例:V6「僕と僕らのあした」(2007)/KAT-TUN「WHITE」(2011)
  4. 過去片思型:過去の片思いの恋を懐かしむ心理を語った歌詞。例:TOKIO「溢れる想い」(1999)/嵐「愛を叫べ」(2015)
  5. 現在不安型:いまの恋がもうすぐ冷めるのではないかという不安を語った歌詞。例:V6「Darling」(2003)/タッキー&翼「山手線内回り~愛の迷路~」(2015)
  6. 現在冷却型:相手に対しての恋心が冷めている心理を語った歌詞。例:V6「蝶」(2008)
  7. 現在進行型:いま続いている楽しい恋の心理を語った歌詞。例:NEWS「チェリッシュ」(2005)/Sexy Zone「よびすて」(2016)
  8. 現在片思型:いま片思いをしている切ない恋の心理を語った歌詞。例:Hey! Say! JUMP「Come On A My House」(2013)/関ジャニ∞「言ったじゃないか」(2014)
  9. 現在約束型:いま相思相愛の相手に対して、将来を約束する心理を語った歌詞。例:嵐「One Love」(2008)/King & Prince「シンデレラガール」(2018)
  10. 現在未練型:相思相愛の恋人たちが、その意志に反して別離する様子を描いた歌詞。例:嵐「Dear Snow」(2010)/Kis-My-Ft2「HOME」(2018)
  11. 現在再燃型:一度恋が冷めた後、よりを戻す様子を描いた歌詞。例:SMAP「君色思い」(1994)/嵐「復活LOVE」(2016)
  12. 未来期待型:恋の予感を感じ、未来に起こるであろう恋に期待を寄せている心理を語った歌詞。例:関ジャニ∞「奇跡の人」(2017)*15

 

以上を踏まえ、3.1.1.で「恋愛」ジャンルに分類した全217曲をテーマ別に集計した結果が【図4】です。

 

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1位が「現在進行型」で54曲(25%)、2位が「その他」*16で46曲(21%)、3位が「過去未練型」で29曲(13%)、4位が「現在約束型」で25曲(12%)、5位が「現在片思型」で21曲(10%)となりました。

 

(「その他」を除いた)上位4タイプに共通するのは「恋をした相手だけを一途に想っている」という点であり、このことから、彼らが歌う「恋愛」楽曲に求められているのは「相手に対して一途でまっすぐな男性像」であるといえます。

わたしとしては、正直こんなに顕著に出るとは思っていませんでした。めちゃめちゃ一途……

 

 

また、【図5】で示した5年ごとの「恋愛」テーマ比率の変遷では、「過去未練型」を含む「過去の恋愛」をテーマとした歌詞が全体として減少傾向に見られる一方で、

「現在約束型」と「未来期待型」に代表される、「未来に向かう恋」をテーマとした歌詞が徐々に比率を伸ばしていることがわかります。

 

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平成期が進むにつれて、彼らは「過去の思い出に縋る」よりも「幸せな恋をしよう(したい)」と歌うようになったと推察できます。

 

 

「応援」のテーマ分類

「応援」のテーマの分類は先行研究に存在しなかったため、「決意表明型」「現状肯定型」「七転八起型」「鼓舞歌唱型」「相互鼓舞型」「選手応援型」の全6タイプ(分類ができなかった歌詞は「その他」として分類)をわたしが独断で設けました。

 

以下に全テーマとその例となる楽曲を示します。

 

  1. 決意表明型:アイドル側が未来への決意を語ることで、聴き手側がその姿に共鳴して鼓舞される、という構図をとる歌詞。例:NEWS「星をめざして」(2007)/A.B.C-Z「Za ABC~5stars~」(2012)
  2. 現状肯定型:ダメな現状を肯定しつつも、それでも前向きに進んでいこうと聴き手の背中を押す歌詞。例:SMAP「がんばりましょう」(1994)/ジャニーズWEST「ホメチギリスト」(2018)
  3. 七転八起型:「たとえ挫折しても何度でも立ち上がろう」という心理が語られた歌詞。例:嵐「きっと大丈夫」(2006)/Kis-My-Ft2「We never give up!」(2011)
  4. 鼓舞歌唱型:聴き手を強い語調で鼓舞する歌詞。例:Hey! Say! JUMP「Your Seed」(2008)/関ジャニ∞「ここに」(2018)
  5. 相互鼓舞型:聴き手を鼓舞しつつ、歌っているアイドル側も自らを鼓舞する歌詞。例:KinKi Kids「フラワー」(1999)/KAT-TUN「Keep the faith」(2007)
  6. 選手応援型:スケールの大きな挑戦*17について語る歌詞。例:NEWS「WORLD QUEST」(2012)/Sexy Zone「勝利の日まで」(2016)

 

以上を踏まえ、3.1.1.で「応援」ジャンルに分類した全192曲をテーマ別に集計した結果が【図6】です。

 

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1位が「鼓舞歌唱型」で56曲(29%)、2位が「現状肯定型」で53曲(28%)、3位が「決意表明型」で32曲(17%)となりました。

 

このうち「鼓舞歌唱型」と「現状肯定型」は、聴き手に対して語り掛ける(もしくは鼓舞する)歌詞であり、彼らと聴き手との距離が比較的近いように受け取ることができます。

 

太田(2016)によれば平成期はバブル崩壊や度重なる天災などの社会的な不安要素が多かったと指摘されており、そのような不安な時代においての彼らは「聴き手のうまくいかない現実に寄り添って励ましてくれる存在」であることを求められてきたのでは、と推察ができます。

 

 

また、【図7】に示したのは5年ごとの応援テーマの比率変遷です。

年代が下るにつれて各テーマの比率が大きく変動しており、「応援」ソングの多様化を感じさせます。

 

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グループ別の考察

ここからはグループ別の考察に移りたいと思います。それに先立って、【図8】~【図11】の4つの図を示します。

 

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卒論で提出したグラフの(ほぼ)マジのデータなので、お見苦しい点が多々あるかもしれません……Excel初心者なもので……

 

この4つの図に示したデータを基につらつら記述しますが、適宜グラフへ戻ったり別窓でポップアップにしておいたりしていただけると、さらにスムーズかと思います。

とはいえ、グラフをいちいち見なくても何となくわかるように書いておくのでご安心を(?)

 

※なお、シングルの傾向と変遷を5年ごとで見るために、平成期の活動期間が5年以内のジャニーズWEST・King&Princeの2組はこの考察の対象外とします。すみません……!

 

SMAPTOKIO:平成期の先駆者

SMAP

「恋愛」では「現在不安型」(20%)が最も多く、平成期のジャニーズ全体で見ても最多の比率となりました。

時代を経るにつれて「現在不安型」の全体での比率が減少している(【図5】参照)にもかかわらず、彼らは比較的に継続して「現在不安型」の楽曲を発表しており、彼らは時代の流れに迎合せずに「不安な恋」を歌うことで聴き手に寄り添ってきたと考えられます。

ちなみに、わたしが伊藤(2015)の記述を読む限りでは、「現在不安型」はどちらかといえば昭和歌謡の流れを汲んでいるのではないかなと思っています。

 

 【SMAPの主な「現在不安型」の楽曲】

 

「応援」では「現状肯定型」(59%)が最も多く、男性アイドル全体で見ても最多の比率となりました。

デビューから変わらずに聴き手の背中を押してきた彼らですが、5年ごとの期間に分けて見てみると、唯一[2014~2019(平成26~31)年]においては1曲も「応援」の楽曲が存在しません。これが奇しくも彼らの解散時期とぴったり重なることに気づいてしまったときのわたしは……とてもつらかったです……(※突然の語彙力放棄)

 

 【SMAPの主な「現状肯定型」の楽曲】

 

TOKIO

「恋愛」では「現在進行型」(30%)が最も多く、(「その他」を抜いて)次点の「現在片思型」(20%)とともに「相手に対する純粋な想いを語った歌詞」が特徴となりました。

 

彼らの「恋愛」ジャンルの楽曲数は年月とともに減少していますが、「現在進行型」の楽曲は全年代を通して歌われており、彼らが表現するのは「まっすぐに相手を愛する男性像」であることがわかります。

なお、「現在進行型」の例として下に挙げた3曲は、それぞれ布袋寅泰さん・つんく♂さん・玉置浩二さんの提供曲だそうです。錚々たる面々!

  

 【TOKIOの主な「現在進行型」の楽曲】

 

「応援」では「鼓舞歌唱型」(44%)が最も多く、彼らがデビューから継続して歌ってきたテーマであることが【図11】でわかります。しかし、唯一[2014~2019(平成26~31)年]においては1曲も「鼓舞歌唱型」の歌詞が存在していません。

 

 【TOKIOの主な「鼓舞歌唱型」の楽曲】

 

TOKIOの楽曲は、2013年発売の「ホントんとこ/Future」以降のシングルにおいては長瀬くんがすべて作詞を担当していて、これは彼の描きたかったTOKIOの形が、それまでのTOKIOが表現してきたものとは異なることが示されているのかな、と思います。

 

 

V6・嵐:大衆的なアイドル(現状肯定)

V6

「恋愛」では「過去未練型」(31%)が最も多く、男性アイドル全体としては「過去未練型」が減少傾向にあるものの、V6は継続してこのタイプの楽曲を発表していて、彼らが表現するのが「過去の恋人を忘れられない男性像」であることがわかります。

この結果はちょっと意外でした。でも個人的には、V6兄さんには何となく「大人の恋」のイメージがあったので、然もありなんとも言えるのかもしれません。

余談:「過去未練型」にはイノッチの主演ドラマ『警視庁捜査一課9係』の主題歌群から3曲もランクイン(?)していたので、おそらくその影響かなあと思っている次第です。パブリックイメージが超クリーンなイノッチに未練がましさを背負わせた人々、すごい(すごい)(※褒めてる)

 

 【V6の主な「過去未練型」の楽曲】

 

「応援」では「現状肯定型」(33%)が最も多く、彼らは活動の全年代を通して聴き手の背中を押し続けてきたことがわかります。

 

 【V6の主な「現状肯定型」の楽曲】

 

また、「鼓舞歌唱型」の減少と同時に「七転八起型」の増加が見られます。これはジャニーズ全体でも同じ傾向があり、V6が時代の流れに合わせて「応援」のスタイルを変えてきていることがわかります。

 

 【V6の主な「七転八起型」の楽曲】

 

「恋愛」では「現在進行型」と「現在片思型」が同率(24%)で最も多くなりました。つまり:とにもかくにも一途。なお、「現在片思型」はジャニーズ全体で見てもいちばん比率が高い結果でした。

「現在進行型」は[2009~2013(平成21~25)年]以前のリリースにとどまっているのに対して、「現在片思型」は継続的に発表されていて、この期間に彼らが「恋愛」テーマを転換したことが見てとれます。と言っても、「恋愛」ジャンルの楽曲はタイアップするドラマの内容やメンバーの役どころなんかに影響を受けやすいので、時代の流れの変化や、彼らが年齢を重ねたことも関係しそうです。

 

 【嵐の主な「現在進行型」の楽曲】

 

 【嵐の主な「現在片思型」の楽曲】

 

また、他の現在軸のテーマも含めると、彼らの「恋愛」楽曲はほとんどが「現在の恋」の話をしていることがわかります。

加えて、「過去未練型」は最初期の[1999~2003(平成11~15)年]の期間でのみ歌われており、以降の彼らが「現在の恋」を見据え、前を向いて歌を歌うようになった様が見られます。(単純に時代の変化が強そうではありますが)

 

 

「応援」では「現状肯定型」(27%)が最も多く、比較的継続して聴き手の背中を押してきたことがわかります。

 

 【嵐の主な「現状肯定型」の楽曲】

 

また、比率としては低いものの、「選手応援型」の楽曲を最も多く発表している(計4曲)のは彼らであり、このことから、彼らは世間一般に広く「応援」のイメージを持たれ、そして彼らがそれをしっかりと背負っていると推察されます。日テレさん、いつもありがとうございました……!(?)*19

 

 【嵐の主な「選手応援型」の楽曲】

 

KinKi Kidsタッキー&翼:似て非なるデュオ

KinKi Kids

「恋愛」では「現在約束型」(29%)が最も多く、(「その他」を除いて)次点の「過去未練型」(18%)とともに全年代を通して歌われており、両テーマを鑑みると、彼らが表現しているのが「(過去・現在の時間軸を問わず)愛情の重い男性像」であるといえます(とてもすみません)

 

また、彼らの歌う「恋愛」のテーマは全部で8種類(※「その他」を除く)あり、分析対象の全15組の中で最もテーマの種類が多いことが判明しました(※なお嵐さんと同率トップでした!)

ジャンルの項で示した通り、彼らの楽曲は「恋愛」ジャンルの比率が71%と最も多いため、多種多様な恋の心理を歌う機会が与えられているのだと推察されます。

 

 【KinKi Kidsの主な「現在約束型」の楽曲】

 

 

「応援」では「決意表明型」(33%)と「現状肯定型」(33%)が最も多いものの、彼らの楽曲には「応援」ジャンルの比率が15%と最も少なく、そもそも「応援」自体が歌われていない期間もあります。そのため、彼らのイメージ形成の主軸が「恋愛」であることが如実に表れる結果となりました。

 

 【KinKi Kidsの「決意表明型」の楽曲(※全2曲)

 

 【KinKi Kidsの「現状肯定型」の楽曲(※全2曲)

 

 

タッキー&翼

「恋愛」では「現在進行型」と「未来期待型」が同率(15%)で最も多く、恋に対してポジティブであることがわかります。

 

 【タッキー&翼の主な「現在進行型」の楽曲(※全2曲)

 

 【タッキー&翼の主な「未来期待型」の楽曲(※全2曲)

 

しかし、「過去未練型」は[2004~2008(平成16~20)年]を最後に発表されておらず、代わりに「未来期待型」が増加したことから、先述したジャニーズ全体の傾向と同じように、彼らも時代の流れに合わせて「過去の思い出に縋る」よりも「幸せな恋をしよう(したい)」と歌うようになったことが見てとれます。

 

 

「応援」では「鼓舞歌唱型」(40%)が最も多いものの、タッキー&翼KinKi Kidsに次いで「恋愛」ジャンルの比率が65%と高く、彼らのイメージ形成の主軸が「恋愛」であることが如実に表れる結果となりました。

 

 【タッキー&翼の「鼓舞歌唱型」の楽曲(※全2曲)

 

 

YOU&J*20:脱退と転換

NEWS

「恋愛」では(「その他」を除いて)「現在進行型」「過去未練型」「未来期待型」(20%)が同率トップの形となりました。

5年ごとの傾向を見ると、年月を経て「未来期待型」が消滅するとともに「過去未練型」の増加が見られ、男性アイドル全体の傾向と真逆の様相が見てとれます。

 

 【NEWSの「現在進行型」の楽曲(※全2曲)

 

 【NEWSの「過去未練型」の楽曲(※全2曲)

 

 【NEWSの主な「未来期待型」の楽曲(※全2曲)

 

NEWSは2012年に山Pと錦戸くんが脱退して以降は4人体制で活動*22しており、それは「恋愛」の傾向が変わった時期と重なっています。

このことから、メンバーの減少(=メンバー構成の変化)が男性アイドルの表現する「恋愛」イメージを転換させる一つの要因であることが推察されます。

 

一方、「応援」では「鼓舞歌唱型」(31%)が最も多く、次点が「決意表明型」「選手応援型」(ともに23%)となりました。

 

 【NEWSの主な「鼓舞歌唱型」の楽曲】

 

 【その他言及されたテーマの楽曲】

 

このうち、「決意表明型」は[2004~2008(平成15~20)年]以前、「選手応援型」は[2009~2013(平成21~25)年]以後にしか発表されていません。前者は6人体制になる際に「星をめざして」を発表したのが最後で、後者は4人体制になってから「WORLD QUEST」を発表したのが最初となっています。

 

よって、「応援」ジャンルの楽曲においても、メンバー構成の変化が「応援」イメージを転換させる一つの要因であることが推察されます。*23

 

 

関ジャニ∞

「恋愛」では「過去未練型」(33%)が最も多く、男性アイドル全体で見ても最多の比率となりました。平たく言えば「未練がましい」ということに(すみません)

余談:2009年に3日連続で発売された「GIFT」シリーズから4曲もノミネート(?)されており、冬のラブソングと未練がましさには関係がありそうな予感がすごくしました。

 

しかし、この「過去未練型」は[2014~2019(平成26~31)年]には1曲も発売されておらず、この期間において彼らが歌う「恋愛」イメージを転換させたことが窺えます。

 

 【関ジャニ∞の主な「過去未練型」の楽曲】

 

このふたつの代わりに増加したのは「現在約束型」と「未来期待型」であり、先述したジャニーズ全体の傾向と同じように、彼らも時代の流れに合わせて「過去の思い出に縋る」よりも「幸せな恋をしよう(したい)」と歌うようになったことが見てとれます。

 

 【その他言及されたテーマの楽曲】

 

「応援」では「鼓舞歌唱型」(50%)が最も多く、特に先ほどの【図11】のグラフを見ると、[2014~2019(平成26~31)年]の伸びが凄まじいことになっています。

 

 【関ジャニ∞の主な「鼓舞歌唱型」の楽曲】

 

この時期に彼らに起きた出来事としては、デビュー10周年を迎えた2014年、デビュー当時から所属していたテイチクエンタテインメントを離れ、自主レーベル「INFINITY RECORDS」を立ち上げたことが挙げられます。

ここで新たなスタートを切った彼らは、「聴き手の辛い現実に寄り添って傍で応援する存在」から、「聴き手を強く鼓舞する存在」へと転換したのだといえます。

 

 

KAT-TUN

「恋愛」では、割合としては「現在進行型」(25%)が最も多いものの、[2014~2019(平成26~31)年]の期間には1曲も発表されていません。

 

 【KAT-TUNの「現在進行型」の楽曲(※全2曲)

 

この転換に重なる出来事として、2013年に田中聖くんが脱退したことが挙げられます。

先ほどNEWSの項目でも「メンバーの減少(=メンバー構成の変化)がグループの表現する「恋愛」イメージを転換させる一つの要因であることが推察される」と述べましたたが、KAT-TUNにおいても同様の現象が起きていることが見てとれます。

 

一方、「応援」においても同様の現象が見られます。最も多いのは「鼓舞歌唱型」(60%)で、ジャニーズ全体で見てもいちばん比率が高くなっています。しかし、このタイプの楽曲が発表されるのは2010年に脱退した赤西仁くんがシングルの歌唱に参加しなくなって以降となっています。

 

 【KAT-TUNの主な「鼓舞歌唱型」の楽曲】

 

また、次点の「相互鼓舞型」(27%)は、聖くんが所属していた[2009~2013(平成26~31)年]以前にしか発表されていません。

 

 【KAT-TUNの「相互鼓舞型」の楽曲(※全2曲)

 

以上により、KAT-TUNはメンバー構成の変遷とともに「恋愛」「応援」のテーマを変え、KAT-TUNというグループの持つイメージの刷新を図ったと推察されます。

 

 

Hey! Sαy! JUMP・Sexy Zone:幸せな恋の伝道師

Hey! Sαy! JUMP

「恋愛」では「未来期待型」「現在進行型」(ともに25%)が最も多く、「未来期待型」はジャニーズ全体で見てもいちばん比率が高くなりました。

 

 【Hey! Sαy! JUMPの主な「未来期待型」の楽曲】

 

 【Hey! Sαy! JUMPの主な「現在進行型」の楽曲】

 

また、「現在約束型」(17%)を含めると、彼らの歌う「恋愛」は半数以上が「(現在もしくは未来の)幸せで楽しい恋」についての歌詞であることがわかり、【図5】のジャニーズ全体の「恋愛」テーマ変遷の傾向と一致します。

 

 【Hey! Sαy! JUMPの主な「現在約束型」の楽曲】

 

一方、「応援」では「鼓舞歌唱型」(42%)が最も多い結果となりました。

 

 【Hey! Sαy! JUMPの主な「鼓舞歌唱型」の楽曲】

 

また、次点の2種類のうち「相互鼓舞型」(25%)は、ジャニーズ全体で見ると最多の比率となりました。

 

 【Hey! Sαy! JUMPの主な「相互鼓舞型」の楽曲】

 

「相互鼓舞型」は彼らの活動期間の前半部分を通して発表されていることから、「聴き手を応援するとともに、自分たちも頑張る姿を見せていく存在」というイメージ形成を図っていたと推察されます。

 

 

Sexy Zone

「恋愛」では「現在進行型」(56%)が最も多く、ジャニーズ全体で見ても最多となりました。(令和に入ってからはかっこいい曲が増えてきてそんな印象はあまり無いんですが、平成だけで区切ると「恋愛」の曲が多いようです)

 

 【Sexy Zoneの主な「現在進行型」の楽曲】

 

また、本節の分析対象となった全13組のうち、セクゾには唯一「過去の恋」と「相手への未練」についての歌詞が存在しません。ジャニーズ全体の傾向を鑑みると、彼らは時代の変化に迎合し、「『幸せで楽しい恋』の伝道師」(仰々しくてすみません(?))としてのイメージ形成を図ったといえます。

 

 

一方、「応援」では「決意表明型」と「選手応援型」が同率(33%)で最も多く、このうち「決意表明型」が彼らの活動期間の全年代を通して発表されていることから、最年少でデビューした彼らが「これからどんどん成長していく」様子を定期的に表現しているともとれます。

 

 【Sexy Zoneの主な「決意表明型」の楽曲(※全2曲)

 

 【Sexy Zoneの主な「選手応援型」の楽曲(※全2曲)

 

Kis-My-Ft2A.B.C-Z:決意と約束

Kis-my-Ft2

「恋愛」では「現在進行型」(24%)が最も多く、次点は「現在約束型」「現在片思型」「未来期待型」(ともに18%)でした。

 

 【Kis-my-Ft2の主な「現在進行型」の楽曲】

 

 【その他言及されたテーマの楽曲】

 

この4種類が彼らの活動期間の全年代を通して発表されていることから、「一途に相手を想う男性像」を彼らが表現していることが見てとれます。

 

また、[2014~2019(平成26~31年)]においては「過去未練型」と「現在未練型」の楽曲が新たに加わっていますが、これらは彼らが年齢を重ねる(=大人になる)ことで歌うことができるようになったテーマであると推察されます。

 

 【Kis-my-Ft2の主な「過去未練型」の楽曲(※全1曲)

 

 【Kis-my-Ft2の主な「現在未練型」の楽曲(※全1曲)

 

 

一方、「応援」では「決意表明型」と「現状肯定型」が同率(33%)で最も多い結果となりました。

このうち、「決意表明型」が彼らの活動期間の全年代を通して発表されていることから、「等身大で頑張る姿」を彼らが表現していることが見てとれます。

 

 【Kis-my-Ft2の主な「決意表明型」の楽曲】

 

 【Kis-my-Ft2の主な「現状肯定型」の楽曲】

 

また、[2014~2019(平成26~31)年]においては、「鼓舞歌唱型」の楽曲が無くなった代わりに「現状肯定型」の楽曲が新たに発表されており、こちらも彼らが年齢を重ねる(=大人になる)ことで「聴き手に寄り添う」歌を歌うことができるようになったテーマであると推察されます。

 

 

A.B.C-Z

「恋愛」では「現在約束型」(57%)が最も多く、これは本節で分析対象とした男性アイドルグループの中では最多の比率です。また、このタイプの楽曲が彼らの活動期間の全年代を通して発表されていることから、彼らは「永遠の恋を約束してくれる王子様のような男性像」を表現しているといえるのかもしれません(相変わらず仰々しくてすみません)

 

 【A.B.C-Zの主な「現在約束型」の楽曲】

 

 

一方、「応援」では「決意表明型」(57%)が最も多く、ジャニーズ全体で見てもいちばん比率が最多となりました。

 

 【A.B.C-Zの主な「決意表明型」の楽曲】

 

また、このタイプの楽曲が彼らの活動期間の全年代を通して発表されているのは、ジャニーズJr.の頃に結成され、長年の間バックダンサーとして活動してきた彼らが、ようやく掴んだ「デビューという『夢』を継続していく」と決意した様子ととれる歌詞が多いためではないかと推察されます。

 

 

おまけ

卒論執筆時にKH Coderでいろいろ試みたものの、上手いこと分析しきれなかったデータたちをここで供養しておきます。

 

まずこちらは全楽曲の頻出語と、年代ごとの頻出語・特徴語です。ピンク色が「恋愛」に関する語、水色が「応援」に関する語となっています。

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次にこちらは、年代ごとの共起ネットワーク図です(もうあやふや)

全年代で「君」「僕」「夢」の話をしていることがわかりますね。これを見たときのわたしは(めっっっっっっちゃアイドルやん……)と思うなどしました。もう少し読み解ければいいのですが、それは今後の課題ということにしておきましょう(?)

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まとめ

今回の分析においてわかったのは、彼らのイメージを類型化するのが難しいということでした。

歌詞とは一種の表現方法であり、それを歌い踊る彼ら自身の表現の一助となるものです。

しかし、男性アイドルたちがグループごとに担うイメージは、当初の想定以上に多種多様でした。

その多種多様さこそが、事務所内でさえしのぎを削る彼らが、怒涛の平成期を駆け抜けてきた証左でもあるでしょう。

 

また、平成期後半に「現在約束型」「未来期待型」に代表される「楽しい恋の歌」が増えているため、令和期のアイドルがその流れを引き継ぐのかが、個人的な注目ポイントでもあります。

 

 

令和期のジャニーズ

それでは、令和期のジャニーズはどうなっていくのでしょうか?

 

まず言及しなければならないのが、2020年1月22日にジャニーズ事務所初の同時デビューを果たし、勢いに乗っている「SixTONES」と「Snow Man」です。

前者はX JAPANYOSHIKIさんが作詞・作曲を手掛ける「Imitation Rain」、後者は栗原暁(Jazzin’park)さん作詞の「D.D.」がデビュー曲です。

 


www.youtube.com

 


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この2曲をジャンル/テーマ分類すると、どちらも「恋愛」にも「応援」にも属さない「その他」ジャンルの楽曲にはなりますが、往年の先輩グループのデビュー時と変わらず、「前に向かって進んでいく勢いの強さ」がどちらの曲からも見てとれます。

 

さらに、2021年11月12日にデビューしたばかりの「なにわ男子」は、キラキラの王道アイドルラブソング「初心LOVE」(※類型としては「現在進行型」)をデビューシングルとして発売しており、今後のシングル動向が注目されます。

 


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また、いまや各方面で活躍するジャニーズJr.の面々が有するオリジナル曲も、1曲1曲に彼らの「色」が強く出ていると感じられるので、分析してみると面白いのではないかと感じています。 

次世代を担うアイドルたちがどんなふうに成長していくのか、また、どのようなアイドル像を表現していくのかがとても楽しみで仕方がありません。

 

 

今後の展望

本論では手が及びませんでしたが、今後は昭和期・令和期の男性アイドルについても同様に分析を行い、時代によって彼らのイメージがどのように変遷してきたのかを分析してみたらおもしろいかな~~と画策しています。

そうすることで、「平成期」という時代がどのような時代で、その時代に生きた男性アイドルたちがどんな歌を歌うのかが、他の時代との比較でわかるのではないかと思うからです。

 

また、こちらも本論では手が及ばなかったんですけど、二次元の男性アイドル(アニメ・ゲーム等に登場するアイドル)の楽曲の内容分析もしてみたいと考えています。

たとえば「応援」のジャンルにおいては、ジャニーズ全体では「現状肯定型」が最も多いが、二次元の男性アイドルは聴き手の現実に対しては言及せず、ただただ夢に向かって走っていく姿を歌ったもの(=「決意表明型」)が多いように感じられる――といったように、歌詞分析という手法で分析したい対象は大いにあるので、今後ものんびり分析を続けます~~!

 

 

おわりに

「このエントリを書かねばわたしの2020年(と平成)は終われねえ!!!!」という強い気持ち(?)でキーを叩きました。などと言いつつもう2022年ですけども。

卒論を提出してからのこの2年間は、嵐さんが活動休止したものの、新たにジャニーズWESTSnow Man・なにわ男子・Aぇ! groupの4組に沼り、元気にジャニオタ人生を楽しんでいます。きっと一生ジャニーズ(事務所)を推していくし、一生わたしの研究対象なんだろうな~~とぼんやり思っているきょうこの頃です。

 

肝心の卒論はといえば、マジでほんとうにつらかったです。つらかった。実を言うと、データ集めから提出までたった1ヶ月という難産&早産だったんですが、2週間ほど連続で徹夜してどうにか完成させました。おかげで2年越しに凡ミスに気づくハメになりましたが、まあよしとしましょう(?)(とてもよくない)(結局544曲読み直した)

 

入学時には歌詞分析のカの字も無く、気づいた頃にはすっかり転がり落ちていましたが、たまたまわたしがいたゼミは「好きなこと研究しなよ〜〜」って土壌だったので助かりました。もしも「お前のこと大学で見かけたかも?」と思う方がいたらどうぞそっとしておいてください。わたしは元気です(?)

 

生活が死にかけだったわたしを温かく見守ってくださった指導教員のT先生、いつも菩薩のようだった教務のM先生、口頭試問を寛大な心で行なってくださったU先生、そして多大なるご心配をおかけした第二外国語のY先生とN先生に、心からの感謝を!(まあまあアルファベット使ったな)

 

あとそういえば、私は1年留年して5年で大学を卒業しているんですが、卒論のコピーを渡したとある後輩*24

「先輩がふつうに卒業してたら平成は終わってませんでしたし、もしかしてこの卒論を書くために留年したのでは?」

と言われたことを、このエントリを書きながらふいに思い出して、何故か腑に落ちました。(実際は単に体調不良でしたが)そういうことにしておきましょう!!!!!(?)(ポジティブ)

 

最後になりますが、様子のおかしい卒論のポスター発表の模様をお届けして締めたいと思います。論文のタイトルをうちわ文字にするのがたのしかったです(?) 一緒に徹夜で手伝ってくれたOちゃん、セクシーサンキュー!

 

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ここまで読んでいただきありがとうございました~~!!!! 長いエントリになりましたが、楽しんでいただけていれば幸いです!

 

参考文献

・伊藤雅光(2017)『Jポップの日本語研究―創作型人工知能のために―』朝倉書店*25

Jポップの日本語研究: 創作型人工知能のために

Jポップの日本語研究: 創作型人工知能のために

 

 

太田省一(2016)『SMAPと平成ニッポン 不安の時代のエンターテイメント』光文社新書

 

冨永愛(2015)「いきものがかり・水野良樹と山下穂尊の歌詞に関する文体的特徴分析:計量言語学的手法による」『東京女子大学 学術情報リポジトリ』

 

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*1:わたしが嵐さんと出会ってからの10年+αの話(とても長い)はこちらのエントリで読めます。もしよければ……

noisy-notes.hatenablog.com

*2:テレビアニメ『スタミュ』の歌詞分析の痕跡がいくつか残してあります。未視聴の方は(わたしの分析のことは置いといて)ぜひ本編をご覧になってください。後生なので……!!!!(?)

noisy-notes.hatenablog.com

*3:本論では活動期間があらかじめ決まっていたユニットと、発売されたCDが2枚以下のユニットを指します。前者は「J-FRIENDS」、後者は「KEN☆Tacky」などが該当します。

*4:既にデビューしたグループから数名が選抜されたユニット。「テゴマス(NEWSの手越祐也・増田貴久)」や「舞祭組(Kis-My-Ft2の千賀健人・宮田俊哉横尾渉二階堂高嗣)」などが該当します。

*5:テレビドラマや映画の出演者同士で組まれたユニット。「修二と彰山下智久亀梨和也)」や「トラジ・ハイジ堂本剛国分太一)」などが該当します。

*6:レコード時代の名残である「A面」という呼称は「表題曲」を指しており、対になる概念として「B面(カップリング曲)」があります。

また、「両A面」は収録されている曲の両方が表題曲であるという意味で、嵐「truth/風の向こうへ」(2008年)や、Hey! Say! JUMP「AinoArika/愛すればもっとハッピーライフ」(2014年)などが該当します。

*7:収録されている3曲がすべて「A面(表題曲)」であるシングルのこと。

関ジャニ∞好きやねん、大阪。/桜援歌(Oh!ENKA)/無限大」(2005年)などが該当します。

*8:表題曲をDVDの映像で楽しんでもらうことを主目的としたシングルのこと。

NEWS「四銃士」(2015年)や、A.B.C-Z「Za ABC~5stars~」(2012年)などが該当します。

*9:ドラマや映画での役名がクレジットされている場合と、デビュー済みのグループが別のグループ名を使用している場合を指します。

前者は「桜庭裕一郎長瀬智也)」など、後者は「殺せんせーションズ(Hey! Say! JUMP)」などが該当します。

*10:元データはExcelで作りましたが、すべてのグラフと紐づいているのでめちゃめちゃ重いファイルになりました。今回引っ張り出すのが大変でした……(白目)

*11:本論では「歌詞の大まかな趣旨」を「ジャンル」、「ひとつのジャンルを細かく分類したもの」を「テーマ」とします。

*12:ジャンルの「その他」には、「人生」や「友情」をテーマとした歌詞や、タイアップしたドラマの影響を受けた「ミステリー」などのテーマの歌詞が含まれます。

*13:すべて5年ごとに区切ると平成31年が余ってしまうため、平成31年については「平成26~31年」として分析を行っています。

*14:「その他」には「危険な恋」をテーマとした歌詞などが含まれます。

*15:「奇跡の人」はどちらかといえば例外で、今回の分析ではほとんどがいわゆる「ひと夏の恋の予感」を待ちわびるタイプのやつでした。そんなに夏に恋したいのか……????

*16:危険な恋や秘密の恋、一夜の恋などを歌った曲が「その他」に該当します。嵐さんより先輩の兄さん方に多い印象でした。

*17:「選手応援型」の歌詞のほとんどはオリンピックの中継イメージソングなどに起用されている点から、スポーツ選手が世界に挑戦する様子を応援する歌詞であると思われます。

*18:卒論執筆時、どんな曲だろうと思って聞いてみたらめちゃめちゃ聞き覚えがあってびっくりしました(※当時4歳) CMソングだったからでしょうか……?

*19:2004年のアテネ五輪以降、日テレのオリンピック中継テーマソングは夏冬ともに嵐さんでした。ご厚意に感謝……(どこ目線?)

*20:かつて存在したNEWS・関ジャニ∞KAT-TUNの3組合同のファンクラブの呼び名。転じて、その三組の総称としても使われることがある。

*21:当時リアタイでファンをしていたんですけど、あれからもう10年も経っていることが全く信じられません……!

*22:2020年に手越くんが脱退/退所し、2022年現在は3人体制で活動しています。

*23:「選手応援型」は手越くんがクラブワールドカップのキャスターのお仕事をもらうようになってから如実に増えました。4人体制になってから個人仕事の幅が広がったのが大きいかな~~と個人的に考えています。

*24:当ブログではアニメのほうのキンプリのときにお世話になったAちゃんです。詳しくはこちら↓

noisy-notes.hatenablog.com

*25:2019年春、某所の丸善ジュンク堂でこの本に出会わなければ、この研究は存在しませんでした。ありがとうございました……!!!!

"圧とう的アイドル"、わーすた・坂元葉月ちゃんの卒業&引退に寄せて

特別お題「わたしの推し

きょう、2021年12月31日。

わたしの推しである坂元葉月ちゃんが、彼女の所属するアイドルグループ「わーすた」を卒業し、芸能界を引退します。

突然の卒業発表から早半年。あっという間に季節は過ぎてしまい、きょうこの日を迎えました。まさか推しの卒業ブログを書くなんて思ってませんでしたし、まだ感情の整理がついていませんが、この機会に彼女との出会いから卒コンまでを振り返ってみたいと思います。

 

※引用したツイッターの画像に会場内の写真が含まれることがありますが、わーすたの運営さんのルールでは「会場および公演中の撮影はスマホのみOK」とされていますので、あらかじめご了承ください。

 

2019年

11月:映像の中で踊る彼女

大学の友人の家に遊びに行った際に、彼女がハマっているというわーすたの映像を見せてもらいました。コールなどの知らない文化に驚きつつも、くるくると踊る小柄そうな女の子に目が釘付けになって、「この子が気になる」と言いました。すると友人は、

「その子、君と一緒でスペイン語勉強してるよ!」

と前のめりに答えてくれました。それが、わたしと坂元葉月ちゃんとの邂逅でした。

 

当時大学の第二言語スペイン語を履修していたわたしは一気に親近感が沸き、そのまま暫定で葉月ちゃんを推すことに決めました。

そのままあれやこれやと話が進み、次月にあるツアーの大阪公演に連れて行ってもらえることと相成ったのでした。

 

12月8日:初めてのライブ@amHALL(大阪)

「わーすたライブツアー2019~遮二無二 xxx!~」の大阪公演を観るために向かったライブハウスは、ファンの皆さんとその熱気でいっぱいでした。女性アイドルのライブに行くのはこれが初めてで、念のため持って来たキンブレを黄色(葉月ちゃんのメンバーカラー)に灯して、妙な高揚感の中にいました。

自分の目の前にいるわーすたのみんなの可愛さとパフォーマンスに圧倒され、他のファンの皆さんのコーレスに息をのみ、付け焼刃で覚えてきたコーレスをどうにか唱えながら――「遮二無二 生きる!」で人生初のガチ恋口上を打ったときに少し泣いたことを覚えています。会場一体となって「好き!!!!!」を叫んでいる感じがエモかったのだと思います。たのしかったな……


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2020年

1月25日:初めてのリリイベ@なんばOCAT

「『わーすたBEST』のリリイベが難波であるから行こう!」と前述の友人に誘われ、なんばOCAT(野外ステージみたいな感じのところ)へ行きました。ベストアルバムを1枚買うごとに希望のメンバーとツーショットが撮れるというイベントがあり、(初めての接触だ……)とド緊張しながら臨みました。

(何喋ろうかな……)と考えあぐねながら向かうと、開口一番「(その格好)寒くない!?!?」と言われて爆笑したのを覚えています。その日のわたしはカーディガンしか着ていなかったからだと思われますが、さすがに推しに言われたので次の日からはコートを着るようにしました……笑

また、去り際に急に思い出して「明後日誕生日なの! 祝って!」と無茶ぶりしたにもかかわらず、きらきらの笑顔で祝ってもらえて、とってもとってもうれしかったです。一生の思い出。

 

そのあとの2部ではたくさんレスをもらい、「プリティー☆チャンネル」の「おっきな愛 世界中に~」でハートをもらったおかげで叫んだ記憶があります。いまでも鮮明に思い出せます……ベストアルバムのお衣装も相俟って、超キュートだったな……


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2月16日:初めての"女子限定ライブ"@渋谷WWWX

大学の集中講義の合間を縫って、「男子禁制!わーすた女子パーティー♡Vol.3」(通称:女子パ)に参戦するため、往復ともに夜行バスで東京へ行きました。いま思えば、これがコロナ禍前の最後のわーすた現場でした。

前回までの現場の雰囲気と全く違って、ちょっと大規模の女子会みたいな感じで、めちゃめちゃエンジョイできました。メンバーのメイクポーチの中身とかこんなときじゃなきゃ教えてもらう機会無いもんな……そんでわたしはいいかげんに葉月ちゃんとお揃いのチャコットのパウダーを買いなさい(?)

 

個別のツーショットでは、葉月ちゃんがわたしに何かを話しかけてくれようとしたのにうっかり遮ってしまって、割と心残りがあるんですけど、(バレンタインが近かったこともあり)ハートマークを一緒に作れたので悔いは無いです。たぶん。

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また、この日は女子パということで、わたしの中でいちばんきゅるきゅるの格好をしていったところ、1部の「最上級ぱらどっくす」の「ちょっ‼ もぉ~~~っっとユメかわになったね!」で指を指してもらってしまい、無事に爆発四散しました。


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思わず隣にいた前述の友人に「えっ? いまのわたし? わたしへのファンサ?」と混乱しながら訊ねたら、「反応に笑ってるから、たぶん君で間違いない」と言われてようやく現実だと実感しました。もっとユメかわ目指します……(?)

 

3月25日:BEST AL『わーすたBEST』発売

突如として始まったコロナ禍。1月に何も考えずに店舗受け取りにしていたベストアルバムは、発売が3月だったにもかかわらず、店舗休業などが重なり、最終的に6月11日に受け取りに行きました。レジのお姉さんに「遅くなってすみません」って言ったら「たくさん聴いてくださいね!」って返してもらったときにちょっと泣きそうになりました。

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ところで、このベストアルバムに収録された新曲「グレープフルーツムーン」の2番には、葉月ちゃんの「信じることができるのなら 夢はいつまでも続くでしょう」というパートがあって、この曲が披露されるたびにわたしはさめざめと泣いてしまうんですよね。信じる力で夢を叶えた彼女なので……


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3月28日:無観客で迎えた5周年記念ライブ(@LINE CUBE SHIBUYA)

満員のLINE CUBE SHIBUYA(旧・渋谷公会堂)で行われるはずだった5周年記念ライブ「The World Standard~わーすた 5さいになりました!~」は、コロナ禍の拡大に伴って無観客&生配信での開催となりました。

 

わたしはこの日、本来なら友人と参戦する予定でしたが、無観客での開催に伴い、数日前に引っ越したばかりの部屋で生配信を見ていました。メンバーの涙につられて号泣しながらキンブレを振っており、隣で見守ってくれていた同居人に少々心配されるなどしていました。泣きながらコール打っててごめん……

 

8月12日:SG「サンデー!サンシャイン!」発売


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毎年恒例の夏楽曲・2020! キャッチ―でトロピカルな曲で、PVもお衣装もずっと可愛くて耳と目の保養でした。

ところで、みんなわたしより年下なのにきれいなおねえさんなの何で……? みんなみたいに白ワンピが似合う女性になりたいな~~~~とこんなに思ったことはないです(?)

 

9月9日:葉月ちゃん22歳の誕生日

このとき初めて「生誕祭記念グッズ」なるものを購入していたんですけど、手書きのメッセージカードが入っていることにめちゃめちゃびっくりしてしまい、開けた瞬間に慌てました。あれから1年3ヶ月経ちましたが、しっかり保存しています。家宝にします。

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11月25日:miniAL『What's "standard"!?』発売

リード曲「清濁あわせていただくにゃー」UNISON SQUARE GARDEN田淵智也さんが作詞作曲された曲で、まさに"キラーチューン"な楽曲です。最初に聴いた瞬間に惚れてしまって、それ以来Spotifyでめちゃめちゃ聴いています。ノリが良くて大好き。

PVもお洒落でかっこいいんですが、サムネの葉月ちゃんの可愛さが強すぎて、最初見たときはぶっ倒れるかと思いました。令和の見返り美人……?(?)


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みきとPさんが作詞作曲された「萌ってかエモ」もめちゃめちゃ好きなタイプの曲でした。ライブで聴くと、音源よりもメインボーカルの瑠香ちゃんと奈々聖ちゃんの”がなり”がかっこよくて好きなんですよね~~……

わーすたでいちばん最初に見せてもらった映像で気になったのが、同じくみきとPさん作詞作曲の「大志を抱け!カルビアンビシャス!」だったので、また曲を書いてくださったことがすごくうれしかったです。神曲をありがとうございました……!!!!!


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2021年

3月3日:SG「春花火」発売

わーすたがシングルでバラードを出すのは(おそらく)珍しいんですけど、メインボーカルふたりのきれいで伸びやかな歌声や、葉月ちゃんを含むパフォーマンス担当の3人の繊細なダンスが堪能できて、とても良曲だと思っています。でも涙腺激弱なせいでこの曲はすぐ泣いちゃうから誰かたすけてほしい……(?)


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3月27日:6周年ライブ開催(@TOKYO DOME CITY HALL

「わーすた6周年ライブ~会場まるごとROCKYOU~」は、昨年度と違い有観客での開催が叶いました。会場でのコール等は禁止ではありましたが、配信で見た会場にファンの皆さんがいることに、なぜかわたしがすごく安心しました。

そして、わーすたのみんなが、ファンの皆さんの前でのパフォーマンスを楽しんでいる様子が印象的でした。


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6月8日:突然の卒業発表

ニコ生の冠番組『わーすたのスーパースターロード・オブ・スタート』(通称:スーパースタスタ)の放送前に、メンバーそれぞれが「大切なお知らせがあります。どうか最後まで見てください」などとツイートしており、そこから不穏な雰囲気を感じ取りつつもどこか楽観的だったわたしにもたらされた、突然の卒業発表。

心のどこかで(わーすたが終わるときはきっと5人一緒に解散だろうな)と思っていたわたしは頭が真っ白になって、それまで食べていたごはんが文字通り喉を通らなくなり、涙が止まりませんでした。推し始めて1年半、突如として訪れた推しの卒業。どう飲み込めばいいのか、何もわからないまま数週間を過ごしました。

 

7月18日:初めてのネットサイン

これまで一度もシングルやアルバムの特典会に参加したことがなかったのですが、卒業前ラストシングル「詠み人知らずの青春歌」を機に、(もしかしたら最後かもしれない)と思い立ってネットサインに応募し、無事に当選しました。落ちたらめちゃめちゃ凹んでたと思うので当たっててよかった……(?)

リアタイはできなかったけれど、アーカイブを観たら葉月ちゃんにわたしの名前が「かっこいい」と褒められており、めちゃめちゃうれしかったです。この名前、後生大事に使わせていただきます……

 

ちなみにこのときのネットサインの写真は「P6サイズ」(410×273)なのでまあまあ大きかったりします。来年余裕があるときに額装します(宣言)

 

8月18日:SG「詠み人知らずの青春歌」発売


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PVを観るたびに泣いてしまう名曲。ひとりだけ猫耳をつけていないのも、2番のサビでソロダンスをしているのも、全部ぜんぶ泣いてしまいます。

今回のエントリのタイトルにもある”圧とう的アイドル”は、このPVの初めにある葉月ちゃんの語りから拝借しています。でもほんとうに、わたしにとっては唯一無二の”圧とう的アイドル”なんですよ。ずっと。きっとこれからもずっと。

 

7~9月:コンセプチュアルな3ヶ月連続生配信ライブ

7月3日「~恋する乙女!~」、8月29日「~猫耳しんどい、、、~」、9月26日「~にゃっ!にゃぁ!Shine!~」と3ヶ月連続で行われた生配信ライブ。わたしはこれのためにOpenRECのアプリを入れました。定番の曲も、珍しい曲も、いいとこどりでたくさん観れてとっても良いライブでした!

 

また、各ライブの後に「オンラインくじ」が開催されており、わたしは「~恋する乙女!~」のときに回したんですが、たまたま1回目で葉月ちゃんのお写真が出て思わずひっくり返りました。物欲センサー回避してる!!!!!(?)

 

9月9日:葉月ちゃんの23歳の誕生日

この日の記憶はほとんど無くて、ただただ葉月ちゃんのお誕生日ケーキ作りのためにスーパーに走ったりキッチンに籠ったりしていたことしか覚えていません。とても必死だったな……

前述の友人から「きょうは葉月ちゃんがおめでとうリプに全部いいねしてる」とは聞いていたのですが、わたしのところにもいいねが飛んでくるとは思わず、びっくりしすぎて声も出ませんでした。ありがとうございました…………

 

9月10日:最初で最後のファンレター

書こう書こうと思って先延ばしにしていたファンレターを、彼女の誕生日に合わせて書いてみようと思い立ったものの、出会った頃からの話をつらつらと書いていたら何と5枚になりました。わたしの文字小さいのに。(やってしまったな~~……)と思いつつ、がんばって書いたのは事実なので送らせていただきました。読んでくれてるといいなあ。

 

9月20日:1年7ヶ月ぶりのライブ参戦@Zepp Namba(大阪)

「わーすた LIVE TOUR 2021~君と僕の青春歌!~」大阪2部に参戦する少し前。前述の友人に「(飛沫対策のためコール禁止なので)ガチ恋口上を言えないまま卒業しちゃうの寂しいな~~……」と言ったところ、「カンペうちわ作ったらいいんじゃない?」と言われ、「何それ面白そう」と乗っかって徹夜でガチ恋口上うちわ”を錬成しました(※ツイート参照)

もちろん当日持って行ったのですが、セトリの関係上使えず(ガチ恋口上がある曲が無かった)どうしようと思っていたところ、お見送り会の存在に気付きました。

 

お見送り会とは、ステージ上に5人のメンバーが等間隔に並び、ステージ下を歩いていくファンに手を振ってくれる、というようなものです。(この形式なら”ガチ恋口上うちわ”を使えるのでは……?)と思い、歩きながらうちわをひたすらめくる不審者と相成ったのでした。

最初にいた美里ちゃんから順に、みんながみんなそれぞれの反応をくれて、うれしいな~~と思いながら、どこまでめくったかわからないまま葉月ちゃんのところまで行ったところ、大きくグッドサインを出してくれたので、帰りに確認したら「世界で一番愛してる」だったのでついついガッツポーズしてしまいました。うれしい。ちゃんと伝えられました……!

 

帰ってから動画を撮って葉月ちゃんにリプしたところ、(普段はあまりいいねをしないらしい)葉月ちゃんにいいねをもらい、咄嗟に通知画面をスクショしました。うれしかったな~~~~~!

 

12月2日:写真集のネットサイン会

わーすた3rd写真集『わーすた旅行記』のネットサイン会が開催されることになり、(前回の「詠み人知らずの青春歌」が最後じゃなかった!)と喜び勇んで申し込みました。

今回はネットサイン会の様子をリアタイしていましたが、前回のライオンに引き続き、謎のゆるかわくまさん(?)を描いてもらったので、個人的には満足です。かわいい(かわいい)

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12月12日:最後のツーショット会@HMV三宮オーパ店(兵庫)

写真集の発売記念で神戸に凱旋&ツーショット会を開催すると聞いて、電話が苦手なわたしは震える手でHMV三宮オーパ店さんに電話をかけ、無事に予約をもぎとりました。

せっかくなのでと”ガチ恋口上うちわ”を持って行ったところ、開口一番ガチ恋口上だ!!!!!」と言われてめちゃめちゃに笑いました。覚えてもらえていたってことでよいのかな。そういうことにしておきましょう(?)

葉月ちゃんにどれを写したいか訊いたら「名前のあるとこかなあ」と言われたので、「やっぱり葉月は可愛いよ」のところにしました。そこ選ぶのかわいいな。

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そのあと、伝えたかったことは全然伝えられなくて、頭が回んなくなって「卒コン行くね、またね、」としか言えませんでした。ほんとうは「(葉月ちゃんの取ってた)スペイン語検定受けようと思ってるの」とかその他もろもろ言いたいことがあったんですが、びっくりするくらい上手く言葉が出てきませんでした。

でも、最後に直接話すことができてよかったなあって思いました。かわいくて、目がきらきらしてて、きれいだったな。目に焼き付けてきました。

 

12月25日:リクアワ&卒コン@中野サンプラザ

1年10か月ぶりの夜行バスで、1年10か月ぶりに東京へ行きました。久方ぶりの東京の街はだだっ広くて、会場に行くまで非常に不安でしたが、中野サンプラザに着いてファンの皆さんの顔を見たらそんな不安は吹っ飛びました。みんながこの日のために集まったのだと思うと、胸が熱くなりました。

 

1部「The World Standard~わーすたリクエストアワー~」

1階席前方通路側、小柄のわたしでもわーすたのみんながよく見える位置でした。

もう聴けないかと思っていた「Yo Quiero Vivir」が聴けて、まだ1部なのに(これで成仏できるな……)と思いました。

"ガチ恋口上うちわ"も使う機会が「Just be yourself」で一度だけあって、ちょうどわたしの目線の先にガチ恋口上を口ずさむ葉月ちゃんがいて、そのときに目が合ったような気がしていました。わたしの最後のガチ恋口上は届いたかな。届いてるといいな。


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2部「The World Standard~坂元葉月 卒業ライブ~」

1階席中央の座席でしたが、前のお兄さんに身長が負けてしまい(仕方ない)、どうにか葉月ちゃんを目に焼き付けようと必死に目を凝らしていました。

本編前に流れた「詠み人知らずの青春歌」の時点でベショベショに泣き、本編最初の葉月ちゃんの語りでまた泣き――みたいな感じで、もうほぼエンドレスで泣いていて、何年分泣いたかなあと思ったくらいでした。

「いまはむかし」で梨々華ちゃんが最初に泣き始めたときも、それぞれの手紙でみんながみんな泣き始めたときも、わたしはずっとずっと泣いていて、もう葉月ちゃんはいなくなっちゃうんだって実感がむくむくと湧いてきていました。

 

卒業衣装を着て花冠を付けた葉月ちゃんは世界一きれいで、以前同じくドルオタの妹が「女の子のアイドルは卒業するときがいちばんきれい」と言っていたのを思い返すなどしました。わたしはやっとその言葉を実感できました。卒業する葉月ちゃんは、とっても、とってもきれいでした。

(↓下の写真は、2部終了後に配布されたポストカードです。とてもかわいい。)

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「アイドルになれて、わーすたに入れて、本当に良かったです!」「みんな大好き!」など、最後の単独挨拶でいくつも言葉を紡いでくれた葉月ちゃんですが、彼女が舞台を去った後、最後の最後で液晶に直筆で書かれた「皆様、ご自愛ください」が流れたのにはまた泣かされました。推しに健康を気遣われている……ご自愛できるように善処しますね……

 

さいごに

彼女のアイドル人生約10年に対して、わたしがファンだった2年間というものは些か短いと思います。けれど、彼女にこの2年間を支えてもらえたおかげでいまのわたしがあると言っても過言ではなく、感謝してもしきれません。

笑顔がきらきらしていて、いつも明るくて、何にでも一生懸命な、ひまわりみたいな彼女が大好きです。彼女のファンでいられて、とても幸せでした。

 

最後に、彼女へのファンレターで捧げた5首の短歌を添えて、このエントリを終えたいと思います。

  • 世界一ひまわり似合う君こそが私にとって地上の太陽
  • ぴかぴかな君の笑顔は特効薬 いつか誰も彼もを救える
  • あたたかなやさしさ湛えた君の瞳はメンバーみんなを細やかに見る
  • まじめさも努力も君の才能でこの先の道を照らしています
  • 夢を見て信じて叶えた君だから次の場所でも大丈夫だよ

わたしにとって唯一無二の"圧とう的アイドル"・坂元葉月ちゃんに、たくさんの幸せが降り注ぎますように。彼女のこの先の未来が、どうか素敵なものでありますように。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

10年越しに推しに会いに行った話

こんばんは。お久しぶりです。今年のわたしは留年からの卒論デスマーチを乗り越え、3月に無事大学を卒業しました。

──というところまでは良かったものの、気づけば2020年が終わろうとしていることに驚いています。2020年って存在したのかな……

 

2020年が終わるということは、嵐さんが一旦の活動休止を迎えることと同義であり、その日はついに明日に迫っています。

わたしが彼らのファンになってから10年弱が経ちますが、その中で最も印象に残っているのが人生で初めて嵐さんのコンサートに行けたことでした。

 

というわけで今回は、わたしが行った「ARASHI Anniversary Tour 5×20」の札幌ドーム公演2019/5/19)関する記録と、コンサートに行く前に書き溜めていた10年分の振り返りが主な内容となっています。

 

ほんとうはもうちょっと凝ったタイトルをつけたかったんですけど、全然思いつかないからこれでいいかなってなりました。端的だし。

 

自分用のコンサートレポ兼これまでの感情を整理するための文章なので、あまり体裁を気にしていません。

そのため、全体的に文体も表記ゆれもめちゃめちゃだし死ぬほど冗長ですが、もししがないオタクの半生にご興味がおありであれば、このままお読みいただけるとうれしいです。

 

※以下「ARASHI Anniversary Tour 5×20」のレポが含まれます。

※この文章の原型は2019年11月(DVD・Blu-ray発売前)に書いています。

 

 

【10年分の感情の整理】

~2009(~中1):「ファン」になるまで

遡ること12年前、2007年。松潤が出演していたドラマ『花より男子2』とともに、主題歌の「Love so sweet」が大ヒット。

世間での知名度が急上昇した結果、ファンも急激に増加しました。わたしの妹もそのひとりでした。

その頃のわたしは特に彼らに興味があったわけではなく、当時土曜日の昼間に本放送から数週遅れで放送(※田舎あるある)されていた『まごまご嵐』と『VS嵐』を、習い事の前に父と妹と3人でぼんやりと見ては、(明るくて元気で楽しいお兄さんたちだなあ)などと思う程度でした。

 

そんなわたしに訪れた転換点が、2年後の2009年。翔ちゃんが映画『ヤッターマン(そういや妹はこれを映画館に見に行っていたけど、わたしは同じ時間に『マダガスカル2』を見ていた)で主演を務め、主題歌の「Believe」を発売したところから始まるこの年、嵐はデビュー10周年を迎え、初の国立競技場でのライブを成功させ、ベストアルバム『All the BEST! 1999-2009』を発売しました。

このベストアルバムに収録されている10周年記念楽曲「5×10」のボーナストラック・「Attack it!」がその後の運命を変えたのでした。

 

「Love so sweet」以降、妹がよく嵐のPVをわたしに見せてきてたんですけど、「Attack it!」もその一環で聴かされたのが最初の出会いでした。

ざっくり言うとこの曲は5人全員がラップをする曲で、当時のわたしは(翔ちゃん以外もラップするんだ!?!? しかも何でみんなしてこんなに舌回んの!?!?)ってめちゃめちゃびっくりしました。

後から知ったんですけど、嵐のラップ担当は間違いなく翔ちゃんであっても、実は全員でラップする曲もたまにアルバムに収録されているんですよね。

 

まあそういうわけで、わたしがこの曲から嵐に惹かれたのは自明の理で、ベストアルバムの次に発売されたシングル「マイガール」の頃には十分に「嵐のファン」だった記憶があって、相葉ちゃんが主演した同名のドラマ『マイガール』が“初めてリアルタイムで全話見た連ドラ”になったし、たぶんこの年のカウコンが初めて見たカウコンな気がします。立派なジャニオタへの第一歩というやつですね(?)

 

そしてここから、紆余曲折の長い10年が幕を開けました。

 

 

2010~2012(中2~高1):いちばん入れ込んだ時期

2010年最初のシングルが「Troublemaker」だったんですけど、これがもう大好きで大好きで。

主題歌だった翔ちゃん主演のドラマ『特上カバチ!!』も妹と毎話リアタイして、PVも歌番組(当時は『Mステ』以外に『うたばん』とか『HEY!HEY!HEY!』とかもあった)も死ぬほど見ました。

大サビラストの「輝きを秘めたハートビート…」で大野さんと翔ちゃんがふたりでハートを作った後、いつも列に入れてもらえない大野さんが可愛くて好きだったなあ……

 

大野担だと自覚した時期は不明なんですけど、たぶんこの頃にはすでに大野さんが好きだったし、次のシングル「Monster」を歌番組で見るときは1番Bメロの大野さんのソロパートを毎回画面に齧り付くように見ていました。

主題歌だった大野さん主演のドラマ『怪物くん』も毎話見ていて、作中で出てきた「生卵カレー」を卵が苦手なのに真似したりもしてました(ちなみにふつうに美味しかった)

 

この年の1月、13歳の誕生日を迎えたわたしは、父に誕生日プレゼントとしてiPod nano(くるくる回すホイール部分がある第5世代)を買ってもらい、これを契機として徐々に嵐さんのアルバムを近所のゲオとツタヤで借り漁りました。

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※この写真は2018年に撮影しましたが、一応まだ動きます。生きてる。

 

最初に借りたのは2007年のアルバム『Time』の初回限定盤と、2004年の『5×5 THE BEST SELCTION OF 2002←2004』の2枚。前者に収録されている「Oh Yeah!」と後者に収録されている「言葉より大切なもの」がいまでもわたしのツートップです。

 

Time

Time

  • アーティスト:
  • 発売日: 2007/07/11
  • メディア: CD
 

   

5X5 THE BEST SELECTION OF 2002←2004 (通常盤)

5X5 THE BEST SELECTION OF 2002←2004 (通常盤)

  • アーティスト:,アラシ
  • 発売日: 2004/11/03
  • メディア: CD
 

 

 

ピアノスコアを買って、家でも部活後の音楽室でも弾いていたし、誰もいない夏の昼間の畦道でチャリかっ飛ばしながら口ずさんで帰ったりしてました(いま考えるとまあまあやばい)

 

iPod nanoの「トップ25」っていう再生数ランキングを自動で組んでくれるプレイリストがあるんですけど、長らく1位が「言葉より大切なもの」で2位が「Oh Yeah!」でした。

 

言葉より大切なもの

言葉より大切なもの

  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

Oh Yeah!

Oh Yeah!

  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

 

iPhoneで音楽を聴くようになったいまも、それはきっと変わっていません。何で好きなのかとかはたぶんまた後で書きますが、とりあえずわたしにとってこの2曲が“夏の象徴”であることには間違いないなって思います。

 

余談ですが、人間の音楽の好みは中学生の頃に聴いてた曲から変わんないんだって話があるそうで*1、わたしの場合はマジで好みが変わりません。いつもこの2曲と雰囲気の似た曲を好きになりがち。

 

2010年夏、嵐は2年ぶりのオリジナルアルバム『僕の見ている風景』をリリースしました。当時の我が家はお小遣い制ではなかった(※高校生からお小遣い制になった)ので、記憶が正しければわたしはその年のお年玉を持って近所の新星堂に初回盤を買いに行ったはず。

 

僕の見ている風景【通常盤】

僕の見ている風景【通常盤】

  • アーティスト:
  • 発売日: 2010/08/04
  • メディア: CD
 

 

 

わたしが生まれて初めて買ったCD*2です。

もしもこれがレコードだったならとっくに擦り切れて聴けなくなってるんだろうなあ。

このアルバムを引っ提げて開催されたツアー「君と僕の見ている風景」のDVDも、国立バージョンとドームバージョンの2枚ともを買って死ぬほど見ました。これももしVHSだったらテープが切れてると思います。それくらいずっと聴いたしずっと見てました。

国立バージョンの「Oh Yeah!」のイントロの入りがめちゃめちゃに好きで、見るたび毎回泣いてたな。

 

  

 

 

中2の後期と中3の後期に放送委員になったとき、自分の当番の日が回ってくると必ず嵐さんの曲ばかりかけていたのもふと思い出しました。
中3の後期は2つ下の妹もたまたま放送委員で、「嵐がかかってるからきょうの放送委員はあの子かなあ」「違うよ、妹のほう」「えっ嘘!?!?」みたいなやりとりもあったっけな〜〜……少なくとも中学時代の同級生や後輩には「嵐ファン」として認識されていた気がします。

 

両親は嵐さんにもその後の2次元趣味にも比較的寛容で、ふたりとも気づけば嵐さんや他のグループのメンバーの顔と名前が一致していたし、「アンタの好きそうな声優さん(※柿原徹也さん)が出てるからEテレ見なさい」とか「この赤髪の子(※『ラブライブ!』の西木野真姫ちゃん)好きだったよね?」とか、いま考えると歩み寄りが凄まじかった。ありがたい話である。

 

ただ、周りの子たちが楽しそうに嵐さんのコンサートに行く中、我が家ではそれだけは許可されなかった。

おそらく理由はいろいろあって、共働きだからだとか、母の勤務形態が不規則だからだとか、そもそも会場自体が遠いからだとか、たぶんそんな理由(2012年と2013年にNEWSさんのコンサートに行けていたのは、たまたま2年とも某大学のオープンキャンパスと日程が近かった上にたまたま当たったからでしかない)

だから2010年のコンサートDVDを死ぬほど見たんだと思う。遠い未来、大人になったら、いつか彼らを生で見たいと願っていた。

 

その後、2011年のアルバム『Beautiful World』と2012年のアルバム『Popcorn』も順調にお年玉やお小遣いで買ってたし、メンバーの誰かが出るドラマも冠番組もだいたい見ていたし、たまにアイドル誌も買ってたし、高校受験も嵐さんのおかげでどうにか乗り切った。

この頃、わたしの日々のすぐそばには必ず彼らの存在があった。

 

それが変化したのが、2013年のアルバム『LOVE』の存在だった。

 

 

2013~2015:アルバムコンセプトとの不和

当時のわたしが『LOVE』や2014年のアルバム『THE DEGITALIAN』、2015年のアルバム『Japonism』のコンセプトと相容れられなかっただけで、いまはどのアルバムもめちゃめちゃ好きです!!!! めちゃめちゃ好きなんだけど!!!!

どうもわたしは『Time』や『Popcorn』みたいな“明るいアルバム”のほうが好きで、コンセプチュアルな当該3作のことは随分長い間好きになれなくて、『LOVE』と『Japonism』はとりあえず買ったものの開封しないまま長らく保管されていましたし、『THE DEGITALIAN』はCDを大学の友人に借りてiTunesに入れるだけ入れて、長らく聴いていませんでした。

 

この期間は『黒子のバスケ』と『ペルソナ4』に特別入れ込んでたっていうのもあって、興味の対象が完全に変わってしまってたんだろうなと思います。

とはいえ、高校受験に引き続き大学受験でも嵐さんの曲にはほんとうにお世話になったし、何やかんやで嵐さんが出る音楽番組は欠かさず見ていたし、冠番組もたまに見ていた(『ひみつの嵐ちゃん!』の最終回は大号泣してた)し、そういう意味ではいわゆる“お茶の間”期間でもあったんだろうな〜〜……

ちなみにこの時期のシングルでは「GUTS!」が好きです。明るい応援歌は最高の文明。

 

GUTS !

GUTS !

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そういやこの時期では珍しく、ニノ主演の映画『プラチナデータ』は映画館に見に行ったし、相葉ちゃん主演のドラマ『ラストホープ』はリアタイで最後まで見ていました。いま思うと、そのあたりまではきちんと追ってたってことの証左なのかも。

 


2016~2018:茶の間からの帰還

2016年のアルバム『Are You Happy?』が久しぶりにわたしの好きな“明るいアルバム”であると判明したものの、アルバムを買うまでに至らなかったのは、他のジャンル(※主に『スタミュ』)を追うので首が回らなかったからです…………1クールのアニメのDVDを揃えるのに必死だったあの頃…………(?)

 

Are You Happy?(通常盤)

Are You Happy?(通常盤)

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  • 発売日: 2016/10/26
  • メディア: CD
 

 

 

2017年のアルバム『untitled』もユニット曲が面白いって話題になってたのは知ってたけど、結局その年も茶の間から抜け出せずにいました。

この時期のシングルである「愛を叫べ」はめちゃめちゃ好きで、どの歌番組も死ぬほど見返してたんですけど……そういやこれもまた明るい曲……(好みがわかりやすい)

 

愛を叫べ

愛を叫べ

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2018年はあんまり記憶が無いんですけど、この頃から相葉ちゃんが出てる「ナチュサボン」と「ソフラン」のCMがドンピシャで好きで、たまに『相葉マナブ』とか『グッと!スポーツ』とかを見ては、相葉ちゃんの笑顔にすんごい癒されていました。

そういえば中学時代は彼のラジオを毎週のように聴いてた(全国ネットなのに関西だけハブられて聴けないの辛すぎる)し、元から割と好きだったんですけど、わたしが興味の矛先を嵐さんに戻した理由のひとつは間違いなく彼の存在だったと思います。

わたしはいまも変わらず大野担なんですけど、ファンになった当初から空白だった副担の枠は相葉ちゃんになりました。いつ見ても笑顔がきらきらしているから好き。

 

この年の初夏だったかに『untitled』のコンサートDVDの発売が発表されたとき、初回限定盤に「嵐の嵐会」なる映像特典が入ることを知りました。
“コンサート映像を見ながら嵐5人が飲み食いしながら駄弁る”っていう映像なんですけど、公式の試聴動画見たらあまりにも可愛くって、(これだけは絶対に初回限定盤を買う!)って決めて、動画を見たその日にAmazonで予約しました。

 

そんでこのDVD、買って大正解だった。ずっと見てられる。これを見て(嵐さんってやっぱすごいなあ、いつかコンサートに行きたいな)と思った矢先、20周年のアニバーサリーツアーの後半戦50公演が発表になって、わたしは9年越しにファンクラブに入ることを決めました。初めて本気で「5人に会いに行こう」と思いました。

 

ところで2018-2019の紅白→カウコンの流れ、あまりにも天才的すぎませんでした???? 翔ちゃんがカウコンに間に合った瞬間のうれしさったらなかったな…………

 


2019.01.27:活動休止会見

2日前の1/25が翔ちゃんの誕生日で、前日の1/26にようやくファンクラブへ入会して、1/27に自分の誕生日が来て、
──まあ、まさか自分の誕生日に活動休止の一報が入るとは思いもしなかった。

 

ファンクラブ会員宛の映像を見ながらバスの車内でずっと泣いてたし、そのあと会うひと会うひと皆に「嵐さんが活動休止しちゃうんですよ〜〜……」って言ってたし、当日お祝いのLINEをくれた友人たちはみんなして一言目が「おめでとう!」で二言目が「そういえば嵐さん活動休止って聞いたけどだいじょぶ? 生きてる?」的な心配の文言でした。

特に中学時代の友人たちには「真っ先に(わたしを)思い出した」って言われた。とりあえず「解散とか脱退じゃないから……」って返したけど、彼らのいない未来が想像つかなかった。

 

それから、松潤推しを公言してるゴールデンボンバー歌広場さんが「それだけは……それだけはいつまでもいると思い込んでた……」ってツイートしてはるのを見てまた泣いたりもしました。

 

会見が始まった頃は焼肉を食べながら(いまごろ会見してるのかあ……)って気が気じゃなかった。夜中、会見の映像を見るのが怖くて、それでも見なきゃ前に踏み出せない気がして、1/27を終わらせられない気がして、暗い部屋で独り、あの映像を見ました。

 

第一報のときに見たファンクラブ会員宛の映像と同じ格好の嵐さんが、時には会場を笑わせたり時には真摯に回答したりしながら、最初から最後まで彼ららしい会見をしていて。

わたしは相葉ちゃんが「僕が『世界中に嵐を巻き起こします!』って言って始まった20年だったんですけど、正直まだ巻き起こせてないと思うんで、この先リーダーがまた同じ方向を向いてくれたときには──また一緒に、ね?」って言ったのに対して、大野さんが笑顔で「巻き起こしちゃいますか!」って言ったのを見て、(ああ、彼らなら大丈夫だ、いつまでも待ってよう)と思いました。

この会見の内容を受けて、「大野くんの夏休み」というワードがTwitterのトレンドに入りました。自担はどうやら夏休みに入るらしい。めいっぱい夏休みしてほしいと思う反面、「ありがとう」を直接伝えたい思いが強くなりました。

 

この数日後、わたしは初めて嵐さんのコンサートに申し込みをするのでした。

 

 
2019.03.01:北の大地

迎えた運命の当落日。戦々恐々としながらメールを開くと、「第4希望『いつでもどこでもいい』でご当選しました」の文字。

場所は、5月の札幌ドーム──

 

──って、札幌?!?!?!?!

 

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わたしにとって札幌といえば、高2の修学旅行で行ったっきりの土地でした。移動手段は飛行機しかありえないし、ホテルも取らなきゃいけないうえ、親の同伴なしで妹とふたりだけの大移動はこれまでしたことがありませんでした。

 

ハードルはめちゃめちゃ高いけど、せっかく与えられたチャンスを無駄にしたくなくて、意を決して北の大地に旅立つことを決めました。

飛行機とホテルの熾烈な争奪戦を乗り越えて、どうにか北海道へ飛び立てることに相成りました。

 


2019.05.13:「ファイトソング」

わたしにとって一種の精神安定剤である「ファイトソング」という曲があるんですけど、この日大学に向かってる途中で聴いてたら、大サビの「今は悩むこともあるでしょう/ヘコむことだってあるでしょう/でも未来のどこかで君と/笑い合えれば道は作られる」って歌詞で(この「未来のどこか」ってわたしにとっては今週末なのでは……?)と思い当たってしまってすんごいそわそわしました。

 

そのあと何となく“思ったことをざかざか書くためだけに存在するノート”を見返してたら、1年前のわたしも「『未来のどこか』ってコンサートのことなんかな」って書いていたし、「いつかコンサートに行きたい」とも書いていて泣きそうになりました。

彼らについに会いに行けるんだなと思ったら、来る日も来る日も全然眠れませんでした。

 


2019.05.14:13時間

「せっかくだから、コンサート行く前に今までのコンサート映像を見てほしい!」と大野担の友人に言われたのは4月下旬。それもたしかに、という話になって、彼女の部屋で歴代のコンサートを順々に見ていくことになった。

 

わたしが持っている2010年と2017年、総集編的な様相(※ファンの人気投票により楽曲が決定されているため)の「アラフェス」、彼女の手元にないらしい2013年を省いて、2008年「ARASHI AROUND ASIA」から2016年「Are You Happy?」まで、計13時間。MCとか被ってる曲とかも見てたらきっともっと長いけど、とにかくそれだけの時間、嵐さんの成長と進化を見届けました。

 

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コンサート映像を見ながら彼女が隣でず〜〜〜〜っと解説してくれるのがめちゃめちゃありがたかった。特に2014~2016年のコンサート映像を見るのはわたしにとって“空白を埋める作業”でもあったから、すごく助かった。持つべきものは詳しい友。

 

ARASHI LIVE TOUR 2014 THE DIGITALIAN(通常盤) [DVD]

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  • 発売日: 2015/07/29
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ARASHI LIVE TOUR 2015 Japonism(通常プレス仕様) [DVD]

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ARASHI LIVE TOUR 2016-2017 Are You Happy?(通常盤) [DVD]

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  • 発売日: 2017/05/31
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長い間食わず嫌いしていた2014年「THE DEGITALIAN」と2015年「Japonism」を引っさげたコンサートの映像が死ぬほどかっこよくて、(何でこのときちゃんと追ってなかったんだろう)ってめちゃめちゃ後悔しました。ちなみに前者は「Zero-G」、後者は「マスカレード」が好き。

 

Zero-G

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マスカレード

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推しジャンル内の食わず嫌いはあまりに勿体ないのでぜひ積極的に摂取してください、これはわたしとの約束です……(?)

 

この13時間にわたる鑑賞会は、最終的に2016年の「Are You Happy?」に収録されている「青春ブギ」が全部持ってってしまいました。相葉雅紀のプロデュース力、天才的すぎる。

わたしは自称“青春の亡霊”なのでいろいろとそういうのに弱いのです。応援団風のお衣装も映像も曲も最高だったのでよろしくお願いします(※ダイレクトマーケティング

  

青春ブギ

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2019.05.18:1日目

全然眠れなくて死にかけの顔をしながら京都駅に着いたものの、妹が「予定の電車に乗れなかった」などと言い出して、半泣きでバス停で待つところから今回の旅は始まりました。

無事にふたり揃って名古屋行の高速バスに乗って、座席に着いた瞬間にイヤホンから流れてきたのが「夏の名前」の2番Bメロ「バスのステップ 足のせ 未来は行く」だったの、あまりにもタイミングが良すぎて笑ってしまった。これから未来に行くのです。

 

夏の名前

夏の名前

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一方、わたしたちと同じように名古屋経由で新千歳に飛んでこの日のコンサートに行った二宮担の友人から道中しばしば連絡が来てたんですけど、コンサート終了後に

「ほんとうに天井のほうだったけど、翔ちゃんがめちゃめちゃ『上のほう〜〜!!!!』って構ってくれて、上でもすんごい楽しかったし嵐さんってすごい」

って趣旨のLINEが来て、(翔ちゃんすごいなあ)って思うと同時に、(明日それを生で見るんだなあ)ってわくわくしました。

 

京都から名古屋、名古屋から新千歳、新千歳から南小樽。片道累計14時間弱、ようやく辿り着いたゲストハウスは、何故か嵐さんで溢れていました。

 

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まさかチェックインするときにかかってた曲が「虹の彼方へ」(※2008年のアルバム『Dream “A” live』収録曲)だとは思わないじゃないですか……11年前のアルバム曲ですよ……????

 

虹の彼方へ

虹の彼方へ

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たぶんコンサートに合わせて宿泊するお客さんが多かったからなんだと思うんですけど、全曲シャッフルでかなり幅広い年代の嵐さんの曲だけが流れていたし、ゲストハウスの至るところに嵐さんの写真が飾られていました。こちら側への歩み寄りが凄まじい。

とりあえず大移動でだいぶ疲れたので、この日は早めに就寝しました。

 

 

当日(~コンサート前まで)

近県に住む妹とは年2~3回ほど会うものの、最近は彼女が大学の課題に追われているようで、コンサート前まで終ぞ会う機会がありませんでした。

その結果、ゲストハウスのツインルームで朝からいそいそとうちわを制作する、とかいう謎事案が発生してしまうことに。

 

共用ルームに朝ごはん食べに行ってゲストハウスのお兄さんに「嵐のコンサートですか?」って話しかけられたときに、「そうなんです〜〜さっきから部屋でうちわ作ってて──」って言ったら「えっ現地でですか!?!?」って驚かれたのを思い出してじわじわきてる。現地で作る人間、たぶん珍しいような気がします。

ちなみにうちわ制作に必要な刃物は機内持ち込み不可なので、現地調達/現地処分しました。ごめんねオルファ、君の活躍は忘れない……(?)

 

わたしの美的センスは全て胎内に置き去られて現役美大生の妹に吸収されている(※わたしの中学時代の美術の成績が2/5なあたりから察してください)ので、名古屋で調達したポスカで5人の顔をさらさらとうちわに描く妹に対して、「これをこうしたいんだけどどうしたらいい?」とか何とかずっと指示を仰いでいました。

 

結局、「似顔絵描くので使い切ったから裏面考えるのがしんどい」妹と、「名前も感謝の気持ちも『釣って』も書きたい」わたしとで利害が一致して、“似顔絵/「釣って」うちわ”と“智/「超2ありがとう」うちわ”の2枚が爆誕することとなりました。

妹作の「釣って」うちわ、彼女曰く「何かスーパーの特売みたいになった」らしいんだけど、まあたしかに言われてみればそうかもしれない。

 

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その後、札幌ドームで無事にグッズを買って、開場時間を少し過ぎた頃に入場してチケットを発券するも、初めての会場なのでさっぱり想定できず。

アリーナでは無いことはわかるけど、いったいどこなのか。Google先生に訊いて出てきた会場図とにらめっこして、(だいたいこのくらいの景色かな)と3階席の距離感を想像して座席に向かったら、まあふたりして大混乱。想像以上に近い。

どのくらいかと言うと、「外周に来てくれさえすれば肉眼で表情がギリギリ視認できる」距離。近い。近い。

 

しかもこの位置、メインステージに対して左側(いわゆる三塁側)にあって、センターステージもバックステージも良い感じに見えるところで、わたしたちの周りにいたひとたちも「めちゃめちゃ良い席じゃない!?!?」ってきゃあきゃあ言ってた。

もらったファンサ等については後述しますが、ほんとうに良い席でした。ありがとうヤング・コミュニケーション*3

 

開演時間は16時ちょうど。以下は彼らの見せてくれた、きらきらとした束の間の夢の記録。

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【「ARASHI Anniversary Tour 5×20 and more…」: 2019/5/19 札幌公演】

1.「感謝カンゲキ雨嵐」

イントロが聞こえて、メインステージに嵐さんが下りてきて、何かそれだけで泣きそうでした。

 

感謝カンゲキ雨嵐

感謝カンゲキ雨嵐

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サビで \嵐~~!!!!/ ってコールするのがこんなに楽しいなんて思ってなかったです。

大サビ前のラップで「君に出会って血を燃やす」って歌詞があるんだけど、翔ちゃんは「君」のとこをいつもドームのある地名に変えて歌うみたいで、今回は「サッポロに出会って血を燃やす」にしてて感動しました。そんでラップがしこたま上手い。

 

CDよりもオクターブ高くラップするのはドームで響かせられるように、みたいな話を櫻井担の妹から聞かされたことがあるけど、たしかに高かったな。

でもこれが生なんだなあとしみじみ思った。

 

 

2.「Oh Yeah!」

2007年のアルバム『Time』収録曲。セトリ予習して覚悟していったつもりだったのに号泣させられた要因①。

この曲への思い入れが強すぎてイントロで泣き始めてしまったのを鮮明に覚えています。

 

Oh Yeah!

Oh Yeah!

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この曲が好きな理由は2つあって、ひとつは1番Bメロの大野さんの「自転車の後ろに 君の体温乗せて」ってソロパートがめちゃめちゃ好きであることで、もうひとつはサビの「もう一度あの日に戻るとしても 同じ路(みち)選ぶだろう」って歌詞が嵐さんらしくて好きなこと。

 

生まれて初めて生で聞いた自担の歌声は、CDよりも少し高くて透き通る声をしていて、(これが大野智の声なんだ)と思って気づいたら泣いていました。サビの歌詞を生歌で聴いたら余計に大号泣しました。

 

あと遠隔操作ライトが白と黄色の“C1000カラー”兼“『Time』カラー”で、それがきらきらしててとてもきれいで、あの日わたしたちは宇宙でいちばん綺麗な銀河だったって自負できる(突然のポエム)

 

そういえばこの曲、いつもなら松潤が煽ってくれるんだけど、どうもまだ本調子じゃないみたいで相葉ちゃんが煽りを担当していました。ただしあまり会場のファンに伝わってなかった感があったからか、MCで再度お披露目された(後述)。

 

 

3.「Step and Go」

おそらくもう二度とないであろうノンタイアップシングル。わたしは勝手に卒業楽曲だと思っています。

翔ちゃんのラップと大野さんのソロパートのコンボで心が洗われるのを感じた。「Step and Go」って洗浄系ソングやったっけ?(?)

 

Step and Go

Step and Go

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4.「言葉より大切なもの」

ニノ主演のドラマ『Stand Up!!』の主題歌にしてライブ定番曲。セトリ予習して(以下略)②。

 

言葉より大切なもの

言葉より大切なもの

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この曲は大野さんのソロパートから始まって、ソロパートラストの「言葉よりも大切なもの ここにはあるから」のところで「ここには~~?」\あるから~~!!!!/ って大野さんとのコール&レスポンスがお決まりになってるんだけど、わたしは1フレーズ目で大号泣し始めているので泣きながら叫ぶハメになりました。この時点で既に涙腺がだめ。

 

ラスサビの「あなたよりも大きな愛はどこにもないんだよ」で(その歌詞そのままあなたたちに返すから~~~~!!!!)って思いながらまた泣いた。

 

 

[挨拶]

今回は「言葉より大切なもの」のインストをバックに挨拶。わたしはそもそもこの曲のインストからして好きなので、この時点ではまだ泣いていた。

彼らの最初の挨拶はどこの時点からかある程度テンプレが決まっていて、今回もそのテンプレどおりの進行。生で聞けてご本人たちに反応を直接返せたってだけでもう多幸感がすごい。

 

松潤:「いまから5万人(※会場の収容人数によって変動)幸せにしてやるぜ!」を生で聴けたのがとてもアツい。札幌初日から鼻声気味だったとかって話は聞いてて、ちょっと声が出しづらそうな感じだったけど、それでもわたしの知っている「松本潤」がそこにはいた。7年前と6年前にNEWSさんのコンサートで手越さんを見たときも似たようなこと思ったけど、松潤って3次元にいるんだな…………

 

・ニノ:「いらっしゃいませ~~~~!!!!」って全力で2回叫ぶのが基本。映像で見てきたどのニノよりも全力に思えた(※あくまで主観)。「最後までどうぞよろしく!」ってキメ顔で去ってくのがあまりにもかっこよくて変な声出た。

 

・相葉ちゃん:一言目が「盛り上がってんの~~~~!?!?!?!?」な熱血お兄さん。他の4人と比べるとどう考えても語尾のびっくりマークの数が倍。会場のファンを「足んないよ!!!!!!!!」「もっと!!!!!!!!」と散々煽った挙句、「最ッッッッッ高だぜ………………!!!!!!!!」って全力で褒めてくれて全力のウインクまでしてくれる。そんなあなたが最高ですありがとう。

 

・大野さん:「ハァ↑アァ↓~~~~~~~イ?↑」っていう謎の挨拶を全力でしてくるので全力で返した。あのイントネーションが何故ああなのか、わたしはさっぱりわかってない。面白いから好きだけど。そのあとのテンプレである「みんなアレ行ける????」「行くよ~~~~!!!! 嵐! 5×20! 札幌祭り!(※ツアー名等により変化)」 \でいっ!!!!/ っていうコール&レスポンスも、何故始まったのかはよくわからないでいる。可愛いから好きだけど(※さっきから自担に激甘ですが通常営業です)。

 

・翔ちゃん:「調子はどうだ札幌(※会場の所在地によって変化)~~~~!?!?!?!?」「上のほう(※下のほう/アリーナなどバリエーションが複数存在)調子はどうなんだ?!?!」って感じで、煽り上手なうえに座席の位置関係なく平等に構ってくれる。超楽しい。

 

 

5.「Find the Answer」

松潤主演のドラマ『99.9』の主題歌。

 

Find The Answer

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嵐さんから離れてた時期のシングルだったせいでサビになるまで何の曲なのかわからなくて、メインステージに映る映像を見ながら(歌詞が良いなあ)とか(みんな顔がきれいだなあ)とかそんなことを考えていた。そして映像の歌詞の演出がすごくきれいだった。

 

 

[コンセプト映像]

光と影を操る相葉雅紀と、彼から逃げる他4人のモノクロ映像。この相葉雅紀さんがめちゃめちゃかっこよくて!!!!

4人を順々に消した後、最後にひとり不敵に笑うんよね……天才的にかっこいい……

 

 

6.「I'll be there」

相葉ちゃん主演のドラマ『貴族探偵』の主題歌。ドラマはちまちまとしか見れてないんだけど曲はめちゃめちゃ好きで、最近は「untitled」のDVDで繰り返し繰り返し映像を見ていた。

 

I'll be there

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今回のお衣装がポップな配色のホームズ風の探偵服で、それがすんごいかわいかったです。

 

ところで大サビの「higher」の上ハモがあんなにきれいに出る原理ってどうなってるんですか二宮さん。

 

 

7.「迷宮ラブソング」

翔ちゃん主演のドラマ『謎解きはディナーのあとで』の主題歌。選曲の流れとしてはミステリーつながりやからかなあと思うなどしました。

 

迷宮ラブソング

迷宮ラブソング

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サビの「たとえば 誰かが君を惑わせ 迷宮に迷い込んでも/僕がきっとその手を強く引くよ」にあまりにも力強い意志を感じてしまって泣きました。泣くような曲だっけかこれ。でも歌詞がめちゃめちゃ好きなんだよね…………

 

あと大サビの「僕がきっとその手を強く引くよ」で相葉ちゃんが翔ちゃんの手を引いていた。最強に可愛かった。ってか王子様すぎる。

 

 

8.「La tormenta 2004」

ジャニーズ特有文化・“メンバー紹介ラップ”の一種。音源としてCDに収録されたのが2004年の『5×5(以下略)』だから「-2004」なだけで、2002年くらいから歌詞を変えながら存在していたっぽい。

 

CDでは[翔ちゃん→松潤松潤→相葉ちゃん/相葉ちゃん→ニノ/ニノ→大野さん/大野さん→翔ちゃん(左がラップするひとで右が紹介されるひと)]の順なんだけど、今回は[松潤→ニノ/ニノ→相葉ちゃん/相葉ちゃん→大野さん]に入れ替わってたから何か新鮮だった。

 

大野さん→翔ちゃんのところで「キラリと光るのはへそピアス」って歌詞がある(※昔の翔ちゃんが割とチャラかったという証左であり名残)んだけど、翔ちゃんがそこのとこでおもむろにお腹のとこを捲ったら「無」って書かれた丸い紙が貼ってあって、死ぬほど笑ってしまった。そんなとこにトラップ仕込まないでほしい(?)

 

 

9.「Breathless」

ニノ主演の映画『プラチナデータ』の主題歌。

 

Breathless

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大サビのニノのソロパートがはちゃめちゃに上手くて困惑した。乱れた前髪からだだ漏れの色気もとても良かった……もちろん5人ともお歌が上手い。あと顔が良い。作画がきれい。

 

ところで3次元の人間に対して“作画がきれい”って言い方をすると、たまに「何言ってんの……?」って返されることがあるんだけど、ふつうはそういう言い方しないんかな……たぶんしないんだろうな……(という反省)

 

 

10.「Everything」

嵐さんが全員で出ていた「au by KDDI」のCMソング。

 

Everything

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遠隔操作ライトがCメロのところで夕焼けの色とセピア色だったのが大天才すぎて泣いた。公式との解釈の一致。

そんでCメロの大野さんと松潤のハモリがすんごいきれいで……うう……(※思い出して泣きそう)

 


11.「果てない空

ニノ主演のドラマ『フリーター、家を買う。』の主題歌。今回のツアーでは7~8割のパートがニノのソロに変更されていた。

 

果てない空

果てない空

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前日のコンサートに行った二宮担が「ニノのソロで泣いた」って言ってたから覚悟はしてたんだけど、まあぼろぼろに泣きました。

彼は感情の込め方が超上手いんですよ……万年希死念慮持ちのわたしに(彼がこの曲を歌ってくれる限りはどうにかこの世を生きていけそう)って思わせてくれるの、ほんとうにすごい。

 

あとメインステージの後ろの液晶に花が咲いてく演出が良すぎた。花の妖精・二宮和也…………

 

 

[翔ちゃんのピアノソロ]

5万人の目の前でピアノソロをこなす男・櫻井翔。凄まじい。心臓が鋼どころかダイヤモンドでできてると思う。あんなに指動かないよふつう。

わたしも鍵盤は少しやってたんですけど、あれだけの演奏を5万人の目の前でミスらずにやるとか絶対むり。翔ちゃんほんとうにすごい。

 

そんで弾いてるときの姿がめちゃめちゃサマになってる。王子。王子だよアレ。

そうじゃなくたってそもそも良家のお坊ちゃんなんですけどあのひと!!!!! 王子力上げすぎじゃない?(※褒めてる)

 

 

12.「アオゾラペダル

翔ちゃん主演の映画『ハチミツとクローバー』の主題歌。

 

アオゾラペダル

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翔ちゃんがバンドに合わせてピアノを弾きながら、他の4人が歌ってくれる。大サビは翔ちゃんのピアノに合わせてファンの大合唱。

櫻井翔さんのピアノで歌うとかいう体験がすごいのもさることながら、5万人の「アオゾラペダル」が荘厳すぎて泣きながら歌った。

 

最後、翔ちゃんが弾き終わったあとに他4人がうれしそうに拍手してるのが印象的だった。

 

 

13.「復活LOVE」

「ドコモ dヒッツ」のCMソング。竹内まりやさん作詞/山下達郎さん作曲の80年代ポップス風楽曲。

 

復活Love

復活Love

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最後の大野さんのソロパート「My Love はなさないよ」→相葉ちゃんの「おかえり」のセリフコンボがとても美味しかったです。

特に相葉ちゃんが今回「おかえり」って言う直前に一瞬吐息が漏れたのがとてもよかったです……何あれ……(※褒めてる)

 

 

14.「Believe」

翔ちゃん主演の映画『ヤッターマン』の主題歌。

 

Believe

Believe

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この曲の翔ちゃんのラップがめちゃめちゃ好きなんですけど、あの割と長いラップを自分で書いてる上に毎回毎回ひとつも噛まずに歌えるのほんとうにすごいと思う。今回もひとつも噛んでなかった。超人。

 

 

15.「Lucky Man」

2003年のアルバム『How’s it going?』に収録。ノリの良いライブ定番曲。アルバム収録曲の中でセトリに残り続ける最古参の曲だと思われる。

 

Lucky Man

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この曲のすごいところは、“事務所を辞めたがっていたのに、ジャニーさんの采配によって気づけば嵐になっていた”という逸話を持つ大野さんに、1番サビ前と大サビ前の「未来はどこにでもあるさ」ってソロパートが与えられているところ。説得力がありすぎる。全体ではめちゃめちゃ盛り上がったのにそこのソロパートで泣いてしまった……

 

 

16.「愛を叫べ」

『ゼクシィ』のCMソング。直近5年のシングルでいちばん好き。

 

コンサート映像を13時間見てたときに「サビの振付は自担のタイミングに合わせるのが定番なんだけど、いっつも忘れちゃうんだよねえ」とこぼしたところ、「大野さんは2番目だよ」って教えてもらったのが早速役に立った。ちゃんと2番目にできましたうれしい。

 

彼らはバックステージ側で踊ってて、そっち側には大きな画面が無かったから、肉眼で見える彼らと反対側の液晶を交互に見ていた。物理的に目が足りない。そんでこの曲天才的に振付が可愛いの……生で見れてすんごいうれしかった……

 

 

17.「夏疾風」

熱闘甲子園』テーマソング。ゆずの北川悠仁さん作詞曲。

 

夏疾風

夏疾風

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前の曲の「愛を叫べ」の振付、最後が上に向かって矢を放つってやつなんですけど、そのときに相葉ちゃんが矢を持ってた方の手を「夏疾風」のイントロで突然挙手し始めてて、そんな振付あったかなあと思ったらそんなことなかったです(後述)。

 

この曲の好きなところは元野球少年の相葉ちゃんにアウトロで“地面を片手で触ってその手で心臓のあたりの服をぎゅっと掴む”って振付をさせるところです。

Mステで甲子園中継やったときの映像(つまり:甲子園の土が相葉ちゃんのお衣装に付く)が頭に過ってエモすぎて泣いた。

 

 

[MC]

・S「札幌暑いね~~みんな暑かったらジャンボうちわであおいでくれていいからね! あおぐときは胸の高さでね! 胸の高さで! 胸の高さでですからね〜〜!」

 

・相葉ちゃんの「夏疾風」の最初の行動について

N「あれどういう気持ちで踊ってるんですか? プレイヤー側とか応援する側とか、いろいろあるでしょうけど」

A「俺はねえ、選手側としてやってるつもり」

N「じゃあだとしたら最初のアレは何なんですか」

A「あれはねえ、あのときだけはね、俺は審判のつもりなのよ」

S「『プレイボール!!!!』ってこと?!?!」

A「そうそう」

 

ちなみにわたしはこれを聴くまであの行動は選手宣誓だと思っていた

 

・S「松潤、札幌3日目どうよ?」

M「いいねえ……昨日も一昨日ももちろんよかったけど、きょうはよくすごい……よくすごいってなんだ」

S「よりすごいかなw」

M「うん、よりすごいかな、もうねえ、すごく楽しいよ」

 

このときの松潤の表情が最高に可愛くて(最年少〜〜〜〜!!!!)ってなった。嵐さんの中では最年少とはいえ今年36歳になるはずなんだけど、このときの彼は宝箱の中身を見てうれしそうにする少年みたいな表情をしていた。

 

・「ワクワク学校」のお知らせを任された大野さんがゆるっと宣伝をするなか、翔ちゃんに「日にちはいつ頃?」って訊かれて「だいたい6月の後半で~~す!」ってふにゃふにゃ笑ってたのが最高に“大野智”だった

 

・本番前に相葉ちゃんに「宅急便の不在届」っぽいメールが来たらしく、開いたら18禁サイトだったことが発覚

A「そんで、『ニノ! どうしよう!?!?』って言ったら、『え〜? 見たかったんでしょ〜?』って!笑」

N「ほんとに~~? それ自分でアクセスしたんじゃないの〜〜? どうせ初回無料に惹かれちゃったんでしょ~~?(※いたずらっ子の顔をしている二宮和也)」

A「違うよ!!!! 違うから!!!! (※全力で焦る相葉雅紀) で、その後、俺がどうしようどうしようって騒いでたら、近くにいた松潤が『それ、閉じたら消えるよ』ってさ、超冷静に言ってくれて!」

N「『そんなの無視すりゃいいんだよ!』って」

S「いやもう大丈夫だったならいいけどさあ、良いカモじゃんか〜〜! 気をつけてよ!?!? ってかそもそもあなたさ、荷物頼んだ覚えあるの?」

A「無いけど……」

S「無いなら開いちゃダメでしょ!!!! あのみなさん、迷惑メールは開いちゃダメですからね! 俺にだって来るんだから、“櫻井翔からのメール”! 申し訳ないけど、俺からみなさんにメール送ることはないから! 俺は!!!! 悩み事は!!!! 自分で解決するタイプ!!!!」

 

・個人のお知らせタイム→MJ:ニシパ/ニノ:浅田家/翔ちゃん:ラグビーと宇宙特番

S「あれ……? 助演男優賞……?」

N「ア〜〜ダメダメダメ! 全然覚えてないじゃん! イライラするな〜〜!」

S「ダメだ、思い出せない……」

N「第43回日本アカデミー賞助演男優賞二宮和也ですどうぞよろしく!!!!(キメ顔)」

S「あれ、一昨年の紅白の司会は――」

N「第68回紅白歌合戦白組司会の二宮和也ですどうぞよろしく!!!!(キメ顔)」「この流れ久しぶりすぎて何回目かめちゃめちゃ考えちゃったじゃん」

 

S「宇宙のやつ、4本中1本が放送済で、残り3本がまだなんですけど、実はまだ1本も撮ってません。なのでみなさん、僕と一緒に楽しみにしてましょうね!」

N「アッ、一緒に楽しむスタイルなの?!?!」

S「そう、一緒に楽しむスタイル」

A「一緒に楽しむスタイルなんだ」

 

S「大野さんお知らせある?」

O「ここ札幌は、僕のお母さんが生まれた場所でもあります。だから、ここでお母さんが生まれてなかったら、お父さんと会うこともなかったし、僕もここにいなかったと思います。札幌で生まれた母は東京に引っ越して、東京で生まれた父と出会い、いつしか一緒になって、僕が生まれました――以上、両親のお知らせでした」

S「いや両親のお知らせって何!?!?!?!?」

A「斬新すぎる」

N「どういうことよ」

S「(そのままハケる大野さんに対して)生まれてくれてありがとう~~!」

 

 

[指揮者MJ]

コンサートは基本バンド演奏なんだけど、突然オーケストラの音が聞こえ始めたと思ったら、メインステージの奥から本物のオーケストラが出てきて、しかも白タキシードを着た松潤が指揮者をしていました。様になりすぎている。

 

「Lφve Rainbow」のイントロの振付で四拍子の指揮をしてたのを思い出して、懐かしくて泣きそうになった――とか思ってたら、このとき演奏された曲がたぶん松潤の主演ドラマの主題歌メドレーで、その曲も演奏されてて結局涙腺がやられた。

 

Love Rainbow

Love Rainbow

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松本潤というひと、ほんとうのほんとうにエンターテイナーでした。

 

 

18.「COOL&SOUL」

2006年のアルバム『ARASHIC』に収録の“全員でラップする曲”。まさかのオーケストラアレンジ。

 

COOL & SOUL

COOL & SOUL

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いや原曲もイントロはストリングスがバチバチに入ってるんだけど。それでも全然予想してなかった。合わせづらそうなのにちゃんと歌えてるあたりがすごいなって。円盤も無事に買ったので、この曲のとこを延々とリピートしたい…………

 

 

19.「マイガール

相葉ちゃん主演のドラマ『マイガール』の主題歌。

 

マイガール

マイガール

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わたしがファンになったと自覚してから最初のシングルなので懐かしさがすごい。そんでまた泣く。オーケストラアレンジが良すぎた。

 

20.「One Love」

松潤主演の映画『花より男子F』の主題歌。

 

One Love

One Love

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全員のお衣装が松潤に合わせて白タキシードだったおかげで、リリース時の『Mステ』の映像を思い出してしまって泣きました。

大サビの松潤のソロパートの「百年先も 愛を誓うよ 君は僕の全てさ」ってところで、松潤が“心底この空間が愛しくて仕方ない”みたいな顔で歌ってるのを見て余計に泣きました。

 

「One Love」はとても良い曲なのだけど、まさかこれで泣く日が来るとは思ってなかったな〜〜……こちらこそ愛を誓わせて………(?)

 

 

[大野さんのソロダンス]

彼のダンスはしばしば「無重力」って評されるしわたしもそう思ってるんだけど、いざ本物を見るとマジでどこに重力がかかってるのかわからなかった。どうやったらあんな関節の動き方するんだ?

 

この数分間は感嘆の溜息でしかまともに呼吸ができなかった。

 

 

21.「Face Down

大野さん主演のドラマ『鍵のかかった部屋』の主題歌。リアタイで全話見てた上に、つい最近このドラマの『がんばった大賞』の映像を見たばっかだったから、謎の感慨深さがあった。

 

Face Down

Face Down

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……ええと、正直に申し上げますと、大野さんのソロダンスがえげつなすぎて振り返り映像までの記憶が薄いんですヨ……(※後日DVDで見返しましたがやっぱりかっこよすぎて記憶が消える)

 

 

22.「つなぐ」

大野さん主演の映画『忍びの国』の主題歌。

 

つなぐ

つなぐ

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サビラストの「消えないでLove」のところで5人揃ってぐるぐるする(説明しづらいしこうとしか言えない)振り付けが生で見れたのはとても良かったです。

 やっぱわたし大野さんの振り付けしたダンスがめちゃめちゃ好きなんだな〜〜〜〜と思いました。

 

 

23.「Crazy Moon 〜キミ・ハ・ムテキ〜」

コーセー「FASIO」のCMソング。

 

Crazy Moon~キミ・ハ・ムテキ~

Crazy Moon~キミ・ハ・ムテキ~

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メインステージで歌い踊る彼らと液晶を交互に見る時間。10年前にこの曲が発売されたときのPVを思い出して、(5人ともPVと変わらずめちゃめちゃ踊ってる……すごい……怖……すごい……)みたいな感情ジェットコースターに襲われるなどしていた。

 

 

24.「Sakura」

生田斗真くん主演のドラマ主題歌。

 

Sakura

Sakura

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『Mステ』の桜吹雪バサバサ事件を思い出してしまって気が気じゃなかったけど、さすがに紙吹雪はこの曲では飛ばなかったので安心した(?)

素人目に見てもダンスの難易度がえげつない曲なのに、5人ともバチバチに踊っててプロだなあと思った(※だんだん語彙力が下がっていくシステム)。

 

 

25.「truth」

大野さん初主演のドラマ『魔王』の主題歌。

 

truth

truth

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この曲の大野さんは毎回めちゃめちゃかっこいいのだけど、今回もかっこよかったです眼福でした……

わたしがPVで幾度となく見てきていまでもダントツに好きな“成瀬さん(※ドラマの役名)スタイル”ではなくても、大野智というひとはやっぱりかっこいいなと再認識した。

 

 

[20周年振り返り映像]

制作側に愛がなければ出来上がらないような素敵な映像でした。ぜひ円盤で……見てください……ぜひ……

 

ARASHI Anniversary Tour 5×20(DVD)(通常仕様)

ARASHI Anniversary Tour 5×20(DVD)(通常仕様)

  • 発売日: 2020/09/30
  • メディア: DVD
 

  

 

26.「A・RA・SHI」

言わずと知れたデビュー曲。

 

A・RA・SHI

A・RA・SHI

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つい最近、数年前のカウコンで関ジャニのヒナがコテコテの関西弁でラップしてたバージョンを見てしまっていたから、(これが本家…………)って圧倒されてしまいました。ヒナのも好きなんだけど、あくまで本家が実家なので(?)

 

ところで何で大野さんはあのイントロのラップ裏の巻舌がちゃんとできるの……???? 当時学習し始めて2年目のスペ語で未だにrの発音に苦しんでいたわたしにはハードル高いんですけどあの巻舌……20年の貫禄すごい……(?)

 

 

27.「a Day in Our Life」

翔ちゃん出演のドラマ『木更津キャッツアイ』の主題歌。レーベル移籍後初シングルにしてライブ定番曲。

 

a Day in Our Life

a Day in Our Life

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このときたぶんムービングステージで外周に来てくれたり、トロッコに来てくれたりしていて、コーレスしながらどこを見ていいのかすんごい混乱していた気がする。どれも一気にはできない。

 

1番の「届けるよー 伝えるよー 響かすよー」で(行くよ? 行くよ? 行くよ?)って顔をしながらめいっぱい手を下げてタメて全力で振り上げる翔ちゃんがめちゃめちゃ楽しそうで、こっちもすんごく楽しかったな〜〜!

 

 

28.「ハダシの未来」

コカ・コーラのCMソングにしてライブ定番曲。

 

ハダシの未来

ハダシの未来

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この曲の後半で、わたしの右前方には“上に伸びるスタンド(※正式名称を知らない)”に立ってる大野さん、左前方にはムービングステージで外周に来てくれた相葉ちゃんがそれぞれいて、(いやどっち見たらいいの!?!?!?!?)って大混乱していてサビの振付どころではなかったです…………

 

贅沢な悩みなのはわかってるけど! すごかったんですよマジで!

 

 

29.「サクラ咲ケ

とある予備校のCMソング。高校受験と大学受験のときに散々お世話になった曲。おかげさまでどちらも無事に合格しました(?)

 

サクラ咲ケ

サクラ咲ケ

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相葉ちゃんが1番Aメロのソロパート「コンビニで雑誌 立ち読みしてた/昨日の僕にバイバイ」ってとこで、こちら側に向かって“ディスコスター様(※2014年のソロ曲「Disco Star」の振付が由来)式バイバイ”をしてくれたのが可愛すぎました。そんでBメロですんごいジャンプしながら煽ってくれるんですよね。あの瞬間の相葉ちゃん、周りにきらきらが見えた気がする。

 

たぶんなんですけど、だいたいこの曲かこの曲の前後で大野さんが釣ってくれたと思うんですよね〜〜……わたしの周りにも結構「釣って」うちわ持ってたひとはいたし、わたしだけに向けてじゃないだろうってのは重々承知なんだけど、それでもわたしの心臓が射抜かれた音がしたのできっと釣ってもらったのだと思う(世迷言)

 

 

※以下はライブ当時の記憶が無いので曲に対する愛や思い出を書き連ねておきます※

 

 

30.「きっと大丈夫」

ライブ定番曲。この曲にどれだけ励まされて生きてきたかわからない。

 

きっと大丈夫

きっと大丈夫

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Cメロの「回り道もたまには悪くない」が真理だなあと思って生きている。もうすでに留年という名の人生の回り道してるけど、まあたまにはね(?)

 


31.「Monster」

大野さん主演のドラマ『怪物くん』の主題歌。

 

Monster

Monster

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ドラマは毎回毎回リアタイしてたし、映画も見に行ったし、歌番組も毎回見てたな〜〜!!!! いちばんハマってた頃(2010年)の曲で……もう10年経つんですか……?

 

 

32.「Troublemaker」

翔ちゃん主演のドラマ『特上カバチ!!』の主題歌。

 

Troublemaker

Troublemaker

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ラスサビの「輝きを秘めたハートビート…」で大野さんと翔ちゃんがハートを作ったあと、大野さんが他4人の横並びに後ろから入ろうとするも入れてもらえない、っていう茶番をずっとやってて、それを見るたび微笑ましくてニコニコしてたな〜〜って感慨深くなる曲。

 

 

33.「ワイルドアットハート

松潤主演のドラマ『ラッキーセブン』の主題歌。

 

ワイルド アット ハート

ワイルド アット ハート

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スタンドマイクは良い文明。「HEY!HEY!HEY!」での初披露の日が公立高校入試の当日で、試験の出来をめちゃめちゃ気にしてたくせにその日の夜の放送でもうどうでもよくなったのを思い出した。だってかっこよかったんだもん……

 

そういえばこのドラマに当時のもうひとりの自担であるNEWSの小山さんが松潤の弟役で出てて、(いやさすがにキャスティングミスでは????)と思ったな〜〜……彼らソース顔としょうゆ顔だから、血の繋がった兄弟にしては似てないなって……(?)

 

 

34.「GUTS!」

ニノ主演のドラマ『弱くても勝てます』の主題歌。

 

このときは絶賛お茶の間期間だったけど、この手の明るいトーンの応援歌が大好きで大好きで、歌番組は全部見ていた。

あと単純にわたしが“青春の亡霊”なので、「青春」って言葉が歌詞に入ると割と無条件で好きな曲認定してしまう。逆境でも背中を押してくれる良曲。

 

 

35.「君のうた」

相葉ちゃん主演のドラマ『僕とシッポと神楽坂』の主題歌。

 

君のうた

君のうた

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活動休止が決まってから放映されたNHKの「SONGS」で、嵐さんたちの嵐に対する思いをたくさん聞いたあとの最後の曲がこれで、まあ号泣したよね……うう……

ドラマのタイアップ曲でありながら、全体的にファン側に語りかけてくれてるようにも聞こえる曲で、特にサビ最後の「いつか巡り逢える虹の橋で 同じ夢を見よう」と2番Bメロの大野さんソロ「星のない 夜が訪れても こころ灯し 約束しよう」があまりにも……あまりにも……(語彙力の死)

 

あと歌詞を調べたときに知ったんだけど、この曲の作曲者のおひとりがわたしの好きな「マイガール」を担当した多田慎也さんと知って、思わず画面を拝みました。そりゃあ良曲になるわけです。

 

 

[挨拶]

ぐずぐずに泣いていて記憶が無いので、当時レポを書いてくださっていたみなさまのツイートを引用させていただくことにします…………

 

・A

すのど on Twitter: "5×20 5/19 札幌 挨拶 相葉「みんなオシャレしてきてくれてるよね!?はたまたコスプレしてる人がいたり。風間くんのうちわを向けてくる人もいたり(笑)」 挨拶にも風間くんの名をあげちゃう相葉くん😌 #5x20"

おりひめ.*・ on Twitter: "5×20 札幌 5/19 相葉くん挨拶 大きいことはできないけども、小さいことを大きな愛を持ってやっていれば、必ずうまくいく。マザーテレサが言ってました。これを守っていたら、こんな景色を見ることができました。 (相葉くんも守ってたんだね) だから親子席のみんな、大きな愛をもって頑張るんだよ!"

 

・M

かあこ on Twitter: "【嵐 5×20 アニバ 5/19 札幌】 松本潤 最後の挨拶① えー、皆さん。楽しかったです! ありがとうございました! いやー、3時間、皆さんにとって、 どんな時間でしたか? 僕にとっては、うん、最高の3時間でした。 皆さんのおかげです。 なんか、いろんな事を感じながら、過ごした3時間でした。"

かあこ on Twitter: "松本潤 最後の挨拶② 20年を自分でも振り返りながら、皆と目を合わせた時、あの時のTシャツ着てるんだ、あの時のうちわ持ってるんだ、久しぶりだね、みたいな再会の時間になったり。そんな気持ちになりました。"

かあこ on Twitter: "【嵐 5/19 アニバ 5×20 札幌】 松本潤 最後の挨拶③ たくさんの人が一同に介して、自分たちのために会場に足を運んでくれて、僕たちと一緒に楽しもうと思ってくれる気持ちがなにより嬉しいです。"

かあこ on Twitter: "【嵐 5/19 アニバ 5×20 札幌】 松本潤 最後の挨拶④ 人によって、嵐を知ったタイミングはそれぞれだと思います。 早い人はJr.からだったり、デビューした時、20年やってく中で、CD聞いた時とか、ドラマ見た時とか雑誌とか、いろんなきっかけがあると思います。"

かあこ on Twitter: "松本潤 最後の挨拶⑤ 総じて言えるのは。 タイミングが大事ではなくて、20年の間に、僕らに出会ってくれてありがとう。 それに尽きるな、、 ホントに、人それぞれですが、その縁があって、今、この時間を一緒に過ごせてるわけだし。 嵐と皆さんの時間が合ったんだと思います。"

かあこ on Twitter: "松本潤 最後の挨拶⑥ なにより。僕らが20年やってこれたのは、皆さんの気持ち一つ一つのおかげだと思ってます。 ホントに感謝しています。 そして、そうね、 札幌で自分にまた改めて5人でやっていく事の楽しさ、大事さを改めて感じました。"

かあこ on Twitter: "松本潤 最後の挨拶⑦ 櫻井翔 相葉雅紀 二宮和也 大野智 わたし これからも5人で見せたい景色があります。 僕らから届けたい景色が、、 そして、その景色を皆で一緒に見られたら、、というふうに思ってます。 これからも、どうかついてきてください。"

かあこ on Twitter: "松本潤 最後の挨拶⑧ まだまだ、この5人でやります。 まだまだ、皆を驚かせたいと思っています。 まだまだ、楽しませたいと思っています。 なので、これからも宜しくお願いします。 まずは、20年間ホントにありがとうございました! これからも宜しくお願いします。 ありがとうございました!"

 

・N

わけちゃん on Twitter: "【5×20 札幌5/19】にのちゃん終挨拶① (相葉さん挨拶で「マザー・テレサが言ってたよ。大きな愛をもって…」と話をした) N聞いた?マザー・テレサが【言ってた】んだって。【書いてあった】んじゃないよ?相葉さんマザー・テレサから聞いたんだって (相葉さんにピンライトがあたる)"

わけちゃん on Twitter: "【5×20 札幌5/19】にのちゃん終挨拶② 嵐は真面目で大人な人たち。自分達を過大、過小せず。責任があって仕事をする上で。「コンサートやりまーす」っていった瞬間に何百人ものスタッフの力を借りてコンサートをやっていくんだよ。だから楽しくないからやめまーすとは言えない。"

わけちゃん on Twitter: "【5×20 札幌5/19】にのちゃん終挨拶④ コンサートやりたいって、嵐なら満員ねって言われるけど、みんなの力がなきゃできない。嵐って謙遜的なコメント言ってるように感じるかもしれないけど、みんなのおかげ。人の褌で相撲をとるわけにはいかない。"

わけちゃん on Twitter: "【5×20 札幌5/19】にのちゃん終挨拶⑤ テンプレではなくて、本来みんなに聞くべきなんだよ、見たいか見たくないのか。 楽しかった、よかったなって思ってもらえるよう頑張ってるつもりです。コンサート残りも少なくなってきましたが我々は我々らしく走っていきます! できれば冷房入れてください!"

わけちゃん on Twitter: "【5×20 札幌5/19】 その月はお給料もらいましょう!(冷房関係のスタッフさん) みんなで快適なコンサートにしましょう! 札幌が令和初のコンサートでした!ありがとうございました。"

 

・O

あ on Twitter: "【嵐 5×20 札幌 5/19 】 大野 ラスト 挨拶 「僕ね30歳の時ね..怪物くんやってる時かな?スタッフさんにあんまり番組とかで30歳って言わないでって言われて...なんでですか?って聞いたら年齢喋ると30歳で怪物くんやってるのか...ってなるからって言われて。でもね怪物くんって111歳なの」"

あ on Twitter: "大野 「でもそれ言ったら怒られそうだからやめた笑でも僕いい歳のとり方してるよね。38歳だけど...世間の38歳を知らないけど...僕結構いい方だよね?笑」"

 

・S

あ on Twitter: "【嵐 5×20 札幌 5/19 】 櫻井 ラスト 挨拶 「今応援してくれてる人、そして今はもう嵐のファンじゃないけど前に応援してくれてた人、全員に感謝します。いいんだよ、Hey! Say! JUMP応援しても!SexyZone応援しても!!」 翔くんからHey! Say! JUMPとSexyZoneの名前が出ました😭😭"

オリタ on Twitter: "「"5"は譲れない。誰もはいれない。だけど、この数字の周りにはまず数え切れない程のファンの皆さんがいて…そこには今は嵐のファンじゃない人だって含まれると思う。今はJUMP、Sexy Zone…いいよね、応援して!でもあのとき俺らを支えてくれたじゃない、その気持ちね」5×20、札幌5/19の翔さん挨拶"

 

 

36. 5×20

20周年のアニバーサリーソング。

 

13時間の履修に付き合ってくれた友人から「コンサート前に『5×10』を聴きまくって行ったら『5×20』で20億倍泣けると思う」って助言を受けていたから、大学行くときとか旅行の準備してるときとかに1曲リピートしてずっと聴いてて、いざドームで「5×20」を聴いたらそれはそれは大号泣した。

 

「5×10」をベースに歌詞がリライトされてて、そんな演出泣くに決まってるんだわ…………ベストアルバムに収録されてるんだけどまだちゃんと聴けてなくて、聴いたらこの日のこと思い出してまた号泣するハメになる気しかしない。

 

 

[アンコール]
37. ファイトソング

「Love so sweet」初回限定盤カップリングにして『Gの嵐』テーマソング。

 

サクラ咲ケ」と「ファイトソング」で高校受験と大学受験を乗り切った女なので、生で聴けたのがうれしくてまた泣いていた気がする。

大サビの「でも未来のどこかで君と/笑い合えれば道は作られる」が現実となった日であったこの日が、またもう一度現実になりますように。

 

 

38. エナジーソング 〜絶好調超!!!!〜

2011年のアルバム『Beautiful World』のセブンネット限定盤に収録。

 

当時聴いたときも(明るい曲なのに歌詞が意外と重いな……?)とか思ってたけど、いま聴くと重たすぎて心臓のあたりがぎゅむってなった。

2番サビの「一番になって必ず戻るから。ここ、この場所に。」の「この場所に。」が「札幌に。」になってたのはたぶん地名による変更なんだろうけど、これ仮に京セラで「大阪に。」って聴いてたらたぶん余計に泣いちゃった気がしてならない(?)

 

 

39. PIKANCHI☆☆DOUBLE

嵐さん主演の映画『ピカンチダブル』の主題歌。ライブ定番曲。

 

PIKA☆☆NCHI DOUBLE

PIKA☆☆NCHI DOUBLE

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ライブ前にたまたま読んだSPINさん(作詞担当)のインタビューで

十分に売れたけれど、彼らのキャリアで相対的にという意味で、嵐の『PIKA☆☆NCHI DOUBLE』です。今からすると考えられないけれど、彼らが深夜番組だけで頑張っていた頃で、僕の人生も空回りしていたから、頑張る彼らに自分を重ねて書いた詩です。『音楽と言葉』を一生の業とすると誓った僕の決意が、『嵐』というグループとして生きていくという彼らの誓いとぴったりと重なった(と勝手に思う)、忘れられない一曲です*4

って言ってはったのを知って、エモさで爆発四散しました。

このコメントを踏まえた上でぜひサブスクでお聴きください……

 

 

40. Love so sweet

松潤主演のドラマ『花より男子2』の主題歌。

 

Love so sweet

Love so sweet

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先述したNHKの「SONGS」で“転換点”として紹介されたとき、2番サビとラスサビの「明けない夜はないよ」に関して翔ちゃんが

「僕は学校で習いました。明けない夜はない。これは二重否定であり、強い肯定。つまり、明ける夜が必ず来るってこと」

って発言していたのが記憶に新しい。二重否定という単語を授業以外で初めて聞いたな。

 

この「明けない夜はないよ」、ラスサビのほうでは翔ちゃん・ニノ・相葉ちゃんの3人が拳を突き上げながら歌うから、“強い肯定”が補強されすぎてて最近では映像を見る度に泣いてしまう。

わたしは明ける夜が必ず来ることを悲観していた時期もあったけど、彼らに肯定されたらもう大丈夫だと思えるようになった。

 

 

41. Happiness

ニノ主演・翔ちゃん出演のドラマ『山田太郎ものがたり』の主題歌。

 

Happiness

Happiness

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歌いながら各所に5人揃って移動して、全力で手を振ってくれていた。みんなきらきらした笑顔だった。

コンサートからどれだけ経っても、朧気ながらその光景が脳裏に焼き付いてて、なんて幸せな時間だったんだろうなと思ってしまった。

 

 

所感①:メンバー個別編
  • いつかのわたしが好きになった“ギャップ王”・大野智がそこにはいた。歌がはちゃめちゃに上手くて、ダンスが無重力で、なのに喋らせたらふにゃふにゃで、(ああそうだ、間違いなくこのひとがわたしの最初の推しなんだ)って実感して泣いてしまった。会えてよかった。生歌を聴けてよかった。そして釣ってくれてありがとう(?)

 

  • 翔ちゃんはず~~~~っと上のほうもスタンドも平等に構ってくれてて、ラップもバチバチに上手くて、ピアノがしこたま上手くて、コメントもMCも上手くて、超人だった。櫻井翔という人間、現実に存在するにはあまりにも完璧すぎた。乙ゲーのメインヒーローかよ…………

 

  • 相葉雅紀というひと、Jr.時代のあだ名である「スーパーアイドル相葉ちゃん」をそのまま体現したかのようなひとだった。ファンサバンバンくれるし、盛り上げ上手で、めちゃめちゃ素直で、笑顔がほんとうにきらきらしてて、最高の一番星だった。

 

  • ニノはずっと見てきた“二宮和也”のままわたしたちの目の前にいた。「果てない空」のソロは感情の込め方が天才的過ぎて泣いてしまった。(ああ、このひとはほんとうにすごいな)と思った。そんですぐ相葉ちゃんをいじる。かわいい。お喋りがめちゃめちゃ上手で、彼のトークスキルはメンバー含めその場の全員を笑わせられる天性のものだと思った。

 

  • 松潤は煽り上手でエンターテイナーで、「ライブが楽しくて仕方がない」んだろうなってところが最高に可愛くて、でも最後の挨拶はめちゃめちゃ大人で、わたしの“お茶の間期間があったこと”への劣等感とか申し訳なさだとかが、彼の今回の挨拶で全部昇華された。ありがとうMJ。

 


所感②:ファンサ編
  • 相葉ちゃんが単独でムービングステージで外周に来てくれたとき、きらきら笑顔でたくさん手を振ってくれて、この世でいちばん強くてきれいな光を見たような気がした。さすが一番星にして一等星。あとスタンドの最前列のファンに近距離でピースしてて羨ましかった。遠目で見ててもやばかったのにあんなの間近で見たら即死する。

 

  • 翔ちゃんと松潤がムービングステージで外周に来てくれたときは、翔ちゃんはスタンドの上から下まで平等に煽ってて全力でぶんぶん手を振ってくれて、松潤はしゃがんで歌いながらうれしそうに目を細めていたのが印象的だった。松潤ってあんな顔するんだって思った。

 

  • 大野さんとニノがムービングステージで外周に来てくれたとき、ほわほわ笑いながらゆるくピースしたりファンを大量に釣り上げる大野さんに対して、ニノは盛り上げ上手って印象を受けた。ムービングステージの進行方向と真逆の方にもしばらくファンサをくれた。あと大野さんの連続一本釣りを眺めるのはとてもおもしろかったです(?)

 

  • どこの曲だったか忘れたけど、ニノと相葉ちゃんが『untitled』のユニット曲「UB」の振付を間奏で突然やり出して、大野さんがそれをカメラで下から撮る構えをしてたのが最高に可愛かった。何そのおふざけ可愛い(褒めてる)

 

 

あとがき

このライブから約半年後の2019年11月3日、彼らはデビュー20周年を迎えました。

これを機に彼らはさらに活動の幅を広げ、文字通り“嵐”を巻き起こしてきたと思います。

 

実を言うと、ここまでお話ししたコンサートとは別に、2019年12月25日に開催された『ARASHI Anniversary Tour 5×20』のオーラスのライブビューイングにも参加していたんですけど、

最後の挨拶で翔ちゃんが

「もしかしたら今回初めて嵐のコンサートに来てくれたひともいるかもしれないねーーようこそ、嵐のコンサートへ。僕らは、あなたを、ずっと、ず~~っと、ここで、あなたを、待っていました」

って言っているのを見て、(前述のとおり)わたしは決してまっすぐ一途なファンだったわけではないので、めちゃめちゃに泣いてしまったのを覚えています。

 

彼らがずっときらきらしていてくれたおかげで、わたしは彼らと出会えたし、離れてもまた戻ってくることができた。21年間、走り続けてくれてありがとうございました。

 

長い旅は一度お休みに入るけれど、わたしはこれからもずっと、5人の光を観測者として見ていたいです。

 

*


最後に、つい最近になってようやくこのコンサートの思い出を出力できた連作短歌を載せて、この文章を締めたいと思います。

 

f:id:reonnoise:20201230195044p:image

 

この長い長い感情整理とライブレポを最後まで読んでくれた方がいるのかはわからないけど、もし読んでくれたのならほんとうにありがとうございました。

 

わたしは明日の生配信ライブを全力で楽しもうと思います……!!!!!

 

*1:https://www.google.co.jp/amp/s/fnmnl.tv/2018/02/19/47697/amp

*2:この話は以前にもこのブログで言及したことがあります↓

noisy-notes.hatenablog.com

*3:ジャニーズ事務所主催のコンサートを運営している会社名

*4:言葉の達人/作詞家:SPINさん - 歌ネット

人生で初めて推しが結婚したのでその所感を素直に綴る

 >>2年ぶりのブログがまさかこんなタイトルになるなんて夢にも思っていませんでした<<

はじめに

 お久しぶりです。タイトルのとおり、人生で初めて推しが結婚しました。大事件です。

 ほんとうは【10年越しに嵐さんのコンサートに行った話】or【構想3年実働1ヶ月の激ヤバ卒論の話】のどちらかでそのうちブログを再開してゆるゆる復活していく予定だったんですけど……あれ……????(※ふたつとも今月中に書きます)(書けるかな……) 
 何せブログを書くのが久方ぶりなのと、推しの結婚に未だ混乱しているため、自分でもびっくりするくらい起伏の激しい文章ですが、一種の人間観察だと思って気楽にお読みいただけると幸いです。書き手冥利に尽きます(?)

 

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