IT研究ダイアリー

普段、情報工学の研究をしている学生の備忘録的ブログです。あとはプログラミングなどの有益な情報もちょこっと。

目は口ほどに物を言う!?今話題のアイトラッキング技術とは

アイトラッキングとは?

もともとは心理学や認知科学などの研究分野で用いられ、ユーザーの顔や眼球、角膜反射を赤外線でとらえて、視線の動きを分析する科学的な手法です。

アイトラッキングで何ができるのか

印刷物やウェブサイト画面などを見るときの眼の動きを調べることで、どんなデザインが人の目に止まるのか、どんなレイアウトのウェブサイトが見やすいのを分析することもできます。

適応例1 ウェブデザインのユーザビリティ調査

今までのユーザビリティテストでは滞在時間などから問題があることはわかっても、根本的な原因はわかりませんでした。アイトラッキングを使うと視覚的に問題がある部分がわかるようになります。

適用例2 広告デザイン

アイトラッキングを使うと、本当に宣伝したい商品に視線が向くようなデザインになっているのか、はたまた広告の女性に目がいってしまうデザインになっているのかが、化学的にわかるようになります。

適用例3 デジタルデバイスのインターフェース

目線が画面のどこを向いているかがわかるので、手を使わずにデジタルデバイスの操作ができるようになります。 こちらの動画はアイトラッキングの紹介動画です。

こちらのページではアイトラッキングの使用例をはてなブログを例に紹介しています。

mamion.net

またこちらのページでは男女の目線の違いを紹介しています。男性の目線は広告を作った人に申し訳なくなりますね笑

estorypost.com

アイトラッキングができるデバイス

もともとアイトラッキングデバイスというと研究用の高価なものが多く数百万円くらいしましたが、近年価格破壊が進み、the eye tribeやtobii eyeXなどが100$ほどで手に入るようになったので、個人的に買ってみてもいいと思います。

最後に

私もthe eye tribeやtobii eyeX,もしくはFOVEあたりを手に入れようと思っているので、手に入れたらレビューをしたいと思います。 また現在使ったことがある方がいましたら、ぜひ感想をお聞かせください。