プラス思考は美人の条件!絶対に美人になれる考え方
考え方で美人は作れる
恋をすると女性は美しくなるとよく言います。
女性ホルモンの分泌とか生理学的な根拠はもちろんあるのでしょうが、それだけではありません。
心理学的に見ても根拠があるのです。
幸せな恋をしているとき、女性はルンルンでいつもいいことを考えています。愛する人のことを思い、その男性とのささいなやりとりを思い出してはうふふ。今度会ったときのことを考えてうふふ。二人でこれからしてみたいことを考えてうふふ。
心が幸福感で満たされているから、仕事が大変でも他に少しばかり悩みがあっても自分を明るく励ますことができます。今の自分が幸せなのだから、周囲の状況がどうであっても問題ありません。
これは気持ちにゆとりがある状態。
気持ちにゆとりがあると表情も穏やかになり、しぐさや態度も生き生きとしてきます。一人の女性として眺めたとき、マイナスオーラを放ち陰気で自信のない表情を浮かべている人よりもはるかに美しく見えるはずです。
自分の心を満たすものが別に恋愛に限る必要はありません。今のこの選択肢が多い時代、恋愛だけが全てではないと思っています。
とにかく、前向きで明るく幸せな感情を持つを女性は、心が安定しています。つまらないことでクヨクヨしないし、他人を妬んだり、自分をひがんだりしません。
心を満たすこと、いい気分になれることであればなんでもいいのです。
久しぶりに仲の良い友達に会って思う存分話ができるとか、大好きな漫画を一日中読んでいられるとか、尊敬する人と仲良くなれたとか、前々から行きたかった旅行の計画を立てているとか、
自分の心を豊にするために、いつでも実行できることは身の回りにたくさん存在しています。それを見つけられるか、見つけようとできるかは美人になれるか否かの分かれ目とも言えます。
美人とは必ずしも顔の作りだけで判断されるわけではありません。機嫌よく物事を考えるのが上手な女性のことです。プラスな感情で心を安定させるから、いつでも魅力的な表情でいられたり明るく爽やかなオーラに包まれているのです。
幸せに生きる知恵は身近なところに
物事に対して、まず前向きに捉えてみる。
結果がどうなるかわからないとしても、悪い想像ではなくいい想像をしてみる。
そうすれば少なくとも気持ちが明るくなり、前向きになります。行動面で積極的になり、考え方は楽天的になります。さらにいえば、行動せずとも潜在意識に浸透して不思議といいことが起こり始めます。無意識レベルの話が信じられない人であっても、行動面、考え方が変わることの大きさだけでも理解できるかと思います。誰でもそういう毎日が望ましいし、そういう人間でありたいと思うはずです。
人間は経験的にプラスに物事を考えることのメリットを知っている存在です。
心穏やかで明るい気持ちでいるために、さまざまな知恵を暮らしの中に取り入れてきたはずです。
そういうなんでもない出来事もいいことが起こる前兆と決めてしまえば、一日が変わり、一週間が変わり、一年が変わり、一生が変わります。
自動思考を治したい!心のフィルターを取り除く
「自動思考」で悪いことが生まれる危険
何かについて考えたり、一つの出来事を受け止めるときに、人間は人それぞれの思考パターンがあります。同じ出来事でも、その人の思考パターンによって受け止め方が違ってきます。
例えば、自分はダメな人間だと思い込んでいると、褒められても素直に受け取れなかったり、何か相手がたくらんでいるのかなと勘ぐってしまいます。素直に考えると喜んでいいことなのに、悪いイメージだけが先立ってしまいます。
そういう状態が続けば誰でも心理的に弱ってしまい、うつ病などの精神病に陥りかねません。でも、そもそもの原因はその人の認知の仕方にあるので、間違ったとらえ方を治せば、いいことを素直に喜べるようになります。
精神療法で認知療法と呼ばれる考え方です。
自分の考え方のクセやパターンを知り、それにふり回されないようにし、それをもっと柔軟にさせて気分の改善をはかったり、適応性を高めていきます。これは、うつ病だけでなくごく普通の会社員やOLなどのストレスマネジメントとしても有効な治療法とされています。
認知パターンの中でも特に問題になってくるのは、自分の行動に悪影響を与える「自動思考」と呼ばれるものです。
持って生まれた性格や過去の経験の影響を受けて、そのときの感情によって無意識に生じる思考パターンのことです。
自分からマイナスに物事を考えて、一日を暗いイメージに塗り替えてしまう人は、この「自動思考」にはまっている場合があります。
例えば、いつも相手から挨拶をしてくれるような人が、その日はしてこなかった。これだけのことでも、マイナスに物事を考える人は不安に襲われます。
「私知らない間に何かしたかな」
「私について変な噂でも聞いたに違いない」
本当は、ただ相手が他ごとを考えていて気がつかなかっただけかもしれないし、心配事があって思わず無視してしまったかもしれません。つまり、少し考えるだけでもあなたとは全く関係のないことの可能性が大いにあるのです。
ところが、自分に原因があるに違いないと思い込んでしまうと、次々に悪い予感がして気持ちが落ち込んでしまいます。
何でもないことを勝手に悪く解釈ふると、悪いことばかり思い出されて実際に悪いことばかり起こるように感じてしまうのです。
心のフィルターを取り外すと…
このような認知の歪みは、「心のフィルター」と呼ばれるものです。たった一つの悪く見えることだけに気持ちを奪われてしまうと、たくさんあるはずのいいこともすべて曇ってしまいます。
前向きにいいことを考えるというのは、この「心のフィルター」を取り外す作業です。
無意識のうちにかけてしまっているフィルターを外すのは簡単なことではありません。しかし、毎日、前向きなことを考える習慣をつければ、今自然についている心のフィルターの色を明るくすることができ、ありのままの現実を本来の明るさで見えるようになります。
そうすると、これまで気がつかなかった前向きな物事に気がつくようになります。
わたしたちは、現在の自分の心を占めている不安や悩みが取り払われたとき、世界が急に明るくなったように感じます。
例えば、普段感じない身体の不調を感じ、あれこれ考えた末〝癌かもしれない〟と不安に駆られたとします。思い切って検査を受けたら何の異常もないとわかった。
大なり小なりそういう経験はないでしょうか。
私も、たまたま鏡で口の中を見たときに、頬の裏側に黒い斑点が見えたことがあります。え?!ほくろ?!いつのまに?!…あれこれ調べて、〝癌かもしれない〟と頭が真っ白になりました。翌日改めて鏡を見てみるとただの血豆でした。
不安が消えた瞬間、これまでできていなかったことさえも、なんだかできる気がしたり、もうなんでもできるわ!という明るい気分になるものです。心のフィルターが外れた瞬間に、積極的なプランや前向きな考えが浮かんでくるのです。
それまでは「自分の人生なんて…」と思っていたのに。
不安なことはなんでもないことに変わってしまい、これまでなかった希望が一気に湧き上がります。
まずは、こうして心のフィルターを外すことです。
その最初の一歩こそが、いいこと尽くしの人生を作り上げるきっかけになります。
思い込みで悪いことが起きる!自分で作る一日と人生を
明るい一日を構築する
私たちはよく、「いい予感がする」とか「悪い予感がする」と言います。なんとなく胸がそわそわしたり気持ちが落ち着かなくて、探し物が見つからないとかそういうほんの小さなアクシデントが起こるだけで、「なんだか悪い予感がする」なんて思ってしまうこともあります。すると、不思議なことに実際に悪いことが起こります。
そんな気持ちで仕事先や学校に行き、上司がイライラしていたり、授業中苦手な問題で先生に当てられたりすると、「やっぱり。朝から悪い予感がしてたんだ」と思うものです。
決してこれらのことが起こることを予知していたわけではありません。
何か重大なことが起こる前に変な胸騒ぎがすることもあるとはよく聞く話ですし私自身も不思議な体験をそれなりにしてきたので実際にそういうこともあると思っています。しかし、今回話題にしているような〝いい予感、悪い予感〟に関しては、予知とは関係ないものです。
ではなぜ、「悪い予感」が当たると感じてしまうのでしょうか。
まるで予知能力があったかのように、悪い予感がすると実際に悪いことが起こるのかというと、〝思い込み〟のしわざです。
自分自身の心の中にちょっとした不安や悩みを抱え、気持ちが晴れないときには、ついつい良からぬ想像をしてしまいます。たまたまその想像が現実となったときに、「やっぱり」と思ってしまうのです。
そして悪い予感があると、その日にあった良いことさえ印象が薄くなってしまうのです。悪いことが印象に残り、悪いことばかりが心を占めてしまうのです。
そして、そのことでさらに気持ちが落ち込んでしまいます。ちっぽけな出来事さえも必要以上に強い印象を持ってしまうのです。
「予感」の正体は思い込み
これから始まる一日は、誰にとっても何が起こるのかわからない一日です。せっかくの白紙の一日を、少しの心の乱れから生まれた「悪い予感」で台無しにする必要はありません。
勝手な暗い想像で、なんでもない出来事が暗い印象に変わります。悪いことは良いことよりも記憶に残りやすいものです。
ワクワクするといいことが起きる
それでは、「いい予感」はどうなのでしょうか。朝からなんとなく気分がよくて、いつもの生活なのになぜだか少し輝きや心地良さを感じるときがあります。
そんなときは、なんとなくいいことがありそうな弾んだ気持ちで家を出ます。気持ちが弾んでいるから、見慣れた光景も素敵に感じるし、同僚や上司、知人や友人への対応も明るくなります。
笑顔は笑顔を呼びます。なんとなく放つ明るさで周りの人に誘われたり、話が弾んで、良い話が舞い込んだり、朝から楽しい気持ちで過ごせること自体がいいことなのです。「いい予感」がしたから「いいこと」が起こったパターンです。
「悪い予感」を思い浮かべれば悪いことが起こり、「いい予感」を想い浮かべればいいことが起こります。同じ出来事でも気持ちの持ち方によって、悪いことにもなればいいことにもなるのです。
どんな一日にも「いいこと」「悪いこと」が同居している
「いい予感」を持つというのは、「いいことを考える」ということです。
「きっといいことが起こるだろう」と考えると、それがどういうことかわからなくても、一日のイメージが明るくなります。
もちろん、「悪い予感」はすべてこの逆になります。
悪いことを考えると、一日のイメージが暗い色に塗り替えられてしまいます。わざわざそんな一日を期待する人はいないでしょうが、自分から悪いことを考えてしまえば現実を見る目が暗くなってきます。すると、どうでもいいようなことまで暗く受け止めてしまうのです。物事の受け止め方が悲観的になってしまい、何事も悪いように考えてしまいます。
そして、実際に悪いことばかり続いてしまうのです。
一日の中には「いいこと」と「悪いこと」が同居しています。いいことだけが続く毎日はないし、悪いことだけが続く毎日もありません。これはどんな人にでも当てはまります。
「どうして私はこんなに嫌なことが起きるんだろう」と落ち込んでいる人の一日だって、他人から見れば特に問題のない平和な一日だったりするのです。
問題は、認知に歪みが生まれることで、マイナスなイメージだけが強く印象に残るようになりることです。いいことを考えると、同じような一日でも印象は逆になります。
一日の捉え方を前向きにするということは、人生の捉え方を前向きにすることに繋がります。
一般的に、思い込みの力は90%以上と言われています。
まずは一日を明るく捉える癖をつけること。
それを癖付ければ、人生そのものが前向きなものになります。
セルフエスティーム(自己評価)を高めると人生が好転する
いいことを考える人にしかいいことは起こらない
私たちは、自分の短所ばかり気になって長所は気がつかないという傾向があります。その結果、他人がよく見え、自分が劣っているように感じます。
心理学で言うと、これが人間の認知特性なのだということになりますが、とにかく人間というのは「そういう生きものなんだ」なのです。
私たちは、自分については無意識のうちに「悪い面」ばかり気にしてしまい、「良い面」を見逃す癖がついているのです。せっかくの自分の長所を見落としてしまい、わざわざ短所ばかりに見つめてしまうのです。そもそも、短所だと思っていることが、本当は短所じゃないかもしれないのに。
こうして、悪い面ばかりに気を取られると、どうしても悲観的になります。
自分が欠点だらけの人間だと思えば、何もかも消極的になってしまうし、「どうせダメだろう」と考えればすべての行動が億劫になり、臆病になり、投げやりになってきます。
当然、そこから良い結果は生まれにくい「やっぱりダメだった」と考えて悲観の悪循環に入り込んでいくのは目に見えています。
悲観の悪循環は何も生み出しません。せいぜい、自分より劣っていると思われる人間を見て「まだマシ」と慰めるだけです。決して自分自身の人生に満足しているわけではありません。
けれども「良い面」に注目する人は違います。自分の長所や利点に気がつき、その長所を伸ばそうと考えたときに、自分の人生にはさまざまな可能性があることに気がつきます。
可能性に気がつけば、人間はどんどん「良いこと」を考えるようになります。自分自身を「そう捨てたもんじゃない」と思えたときに、それまではなんの希望も持てなかった人生に突然光がさすのです。
自己評価の高さが運命を左右する
心理学で、セルフ・エスティーム(自己評価)というものがあり、自己評価の高さが動機づけの大切な要素になると考えられています。何かに向かって行動を起こすときは、自分を高く評価できる人ほど積極的になります。
少なくとも、自分を低く見積もって得することは何もないのです。
「良い面」に注目するというのは、常にこのセルフ・エスティームを高い水準に保つことを意味します。自分の欠点ばかりを見ている人は、「悪いこと」は考えても「良いこと」は思いつかないからです。
女性が求める男性像として、昔言われていた〝三高〟(高学歴・高身長・高収入)はもはや言われなくなりました。それだけ、高望みせず平凡を求めるようになっている時代です。
2020年4月現在、世界的に新型コロナウィルスが大流行し、なおさら今後に不安を抱える人が爆発的に増えたことでしょう。
世の中全体の動きとして、「良いこと」を考えつかない時代になりつつあります。
こんなときだからこそ、プラスに物事を考えることができる人、そういう癖をつけた人はものすごく強いです。
だから、今この瞬間から考え方を変えていくことがチャンスとなってきます。
まだ間に合う人生再スタート
日本人の平均寿命は、どんどん伸びてきています。自分が何歳まで生きれるだろうと考えたときに、〝80、90まで生きるだろうな〟とぼんやりでも考える人は多いのではないでしょうか。
今どんなに苦しくても、人生はまだまだこれからなのです。どういう年代であれ、前向きに物事を考え続ける人、自己評価を高く持ち諦めない人には、必ず転機が訪れます。
マイナス思考で物事を考え続けているかぎり、せっかくの一度きりの人生も、なんだかなぁ…という感覚のままダラダラと続いてしまいます。
これまで成功体験が少なかったり、ギリギリで挫折ばかりしてきた人生だったり、他人に評価される体験が少なかった人もいるでしょう。そういう人は、たとえセルフ・エスティームの大切さを理解してもいきなり自分を高く見積もるなんてできないでしょう。
それでも、良いことを考える癖をつけてください。人生は常に更新されていきます。今までの人生がうまくいかなかったことなんて気にする必要はありません。
ある日、物事がいい方向に向かい始めるチャンスは必ず訪れます。心持ち次第でそのスピードは格段に速くなります。
どんな境遇であれ、自己評価を高め、良いことを考え続けてください。これから良いことが待ち受けていると心から信じてください。
そうしなければ人生は切り拓けません。
29歳から人生を変えたい!夢を叶える強運は作れる
20代、30代、さらに40代や50代以上。何歳だろうと、諦める必要はない時代になりました。
タイトルでは、節目を迎える例として29歳という年齢を書きましたが、これ以上の年齢だと遅いという意味ではありません。
〝人生を変えたい〟と思った時がスタートです。
何歳でも、いいじゃないか。
興奮しておっさん口調になってるのは気にしないでください。
人生を変えたいと思ってない?
・一度結婚して離婚して絶望したけど、再婚して最愛の人に出会い海外在住のセレブ生活を送っている人。
・50代から趣味で始めた音楽で一花咲かせた人。
・30歳を過ぎて世界中の大学で学生をしている人。
・細々と会社員をしてきたけれど、思い切ってハワイ移住した人。
例を挙げれば入りがないくらい、年齢に囚われない生活だったり、逆転人生を送っている人はゴロゴロいます。
私は平成生まれですが、選択肢の多い、何でもできる時代に生まれたなと感じています。
家から出ずにたった一人で億の資産を作ることさえできる時代です。
80年90年と人生が続く今のこの世の中では、不思議なほど先に諦めた人から脱落していきます。
脱落というのは〝負け組〟になるということではなく、せっかくの人生を楽しむことなく終えてしまうという意味です。
明るいイメージを持つことことなく過ごしていけば、あと50年、40年、30年もの人生を残しながら、シケタ人生を送ることになってしまいます。
〝このままでいいのか〟と少しでも考える機会がある人は、よく考えてほしいのです。
本当にやってみたいことはないだろうか。
私も、あるときまで、思うようにならないことが当たり前の人生を送ってきました。
どん底だと思える事件が起きて、一発奮起しようと決意しました。
このままぼんやり、やりたいことをやらないできない人生を送りたくない。
本当に自分がしたいことは何なのか。
誰かのためではなく、自分がしたいことは何なのか。
改めて考えました。
・見たい景色がたくさんあるじゃないか
・吸いたい空気がたくさんあるじゃないか
・感じたい思いがたくさんあるじゃないか
諦める必要なんてどこにあるよ。
なしよりのなしよりのなし。
どこぞやの歌詞に出てくる〝諦めることを諦めた〟という状態です(笑)
人生を変えるための基礎は、自分自身に諦めない気持ちを持つということだけです。
長寿の時代では、どういう意味でも自分の夢を諦める必要はないのです。
夢を叶える運を作る
人間の運・不運というものは、人生を決める大きな要因になります。
世の中にはついている人とついていない人がいることは否定できないし、自分のことをついていないと思っている人もいれば、ついていないと思っている人もいます。
運は、非科学的なものとして信じない人もいるけれど、神頼みをしたり、風水を取り入れたり、少しでも運を良くしようとする試みは私たちの生活の中に根付いています。
運の良さというのは、ただの統計学なのでしょうか?
実は運の良し悪しは、確率や統計の数字よりもはるかに高い確率で、立て続けに「いいことが起こる人」、たて続けに「悪いことが起こる人」がいるとのデータがあります。
意外にも科学的、医学的に解明されていることなのです。
人間というのは、ついていると思えば、行動が積極的になるし、人当たりもよくなるので人間関係もよくなる、ものごとや人のいい面が見られるようになるので、いい面にふれる機会が多くなります。
逆に自分はついていない、だめだと思うと、行動も消極的になるし、より悲観的な判断しかできなくなる。そしてついつい相手に対してひがみっぽくなったり、すねたりするので、人の好意や助けを得ることもむずかしいし、人に嫌われる確率も高くなるというわけです。
つまり、ついていると思うか、ついていないと思うかで、〝認知パターン〟や〝行動パターン〟が変わってしまい、好循環、悪循環のどちらかが起こりやすくなるのです。
占いで良いことを言われたり、おみくじで大吉が出たりすると、占いの信憑性はさておき、〝何かいいことが起こりそうだな〟くらいには思えるのではないでしょうか。そう思える間は、本当に行動や言動が明るくなるので、実際にいいことが起こりやすいのです。
また、「ピグマリオン効果」というものがあります。自分への期待が強いほうが、言動がポジティブになり願望が叶いやすいことは実験でも明らかにされています。
無意味に悲観的になるより、いつも物事をプラスに考えるクセをつけることこそが、人生の成功を左右すると言っても過言ではありません。
クセをつけることに成功すれば、本当に「運が良い」と言える人生になる確率が確実に高くなります。
お金も要らずただ自分の心の中を変えるだけで、運の良い人に誰もがなれるのです。
まずは、ただ、人生を変える〝決意〟だけしてください。
それができるだけで、人生が飛躍的に変わりはじめるのです。
思い込みや無意識、潜在意識の力で簡単に運命を変える
〝私は運が悪い〟と思ったり口にする人がいるが、そういう人は本当に大抵運が悪い。
正確には、〝運が悪いと思っているから運が悪くなっている〟のだ。
逆に、〝いいことばかり〟の人生を送っているように見える人は、生まれ持った運の良さだけで生きているのだろうか?
決してそういうわけではなく、プラスに考えることができる発想の人は自然といいことが起こりやすい人生となる。
人生を作る要素として、元々の環境は変えられないが、考え方は変えられる。
考え方は変えられる
〝あの人はお金持ちで何不自由のない環境で生まれたから〟
〝あの人は生まれ持って可愛いから〟
〝あの人の家系は頭が良いから〟
〝あの人の家は何かあれば家族がフォローしてくれるから〟
何不自由ない環境で生まれた人もいればそうじゃない人もいるし、周りからチヤホヤされる容姿で生まれた人もいればそうじゃない人もいる。
〝年収1000万の家庭に生まれた。お金に困った記憶は一度もない。両親も優しい。〟
という家庭で生まれた人もいれば、
〝母子家庭で借金がある家庭。電気やガスが止まったことがある。親は厳しく怖い。〟
という家庭で生まれた人もいる。
それが生まれ持った環境で、人生の土台となる部分だということはもうどうしようもないことだ。
明らかに不遇な環境のもとで生きている人たちと、明らかに恵まれた環境のもとで生きている人たちに、同じ考えを持つことは難しいことだろう。
恵まれた人のことを考えると、自分と比べて悲観的になってしまうのもやむを得ない。
しかし、どんな環境のもとに生まれようと、変えられることがある。
〝考え方〟だ。
生まれ持った運というものの存在を否定することはできないが、考え方や行動次第で〝自分の人生を作る〟ことができる。
人々の意識の90%以上を占めるといわれる潜在意識だったり、脳に訴えかけることによって、人生は劇的に変わる。
生まれ持ってお金持ちの人はそのままお金持ち人生を歩むことも多いのは、物心ついた頃から〝それが当たり前〟だと思っているから。
無意識にそう思っているのだ。
逆に、お金のない家庭で育った人は、社会に出て自分で稼げる状況になったとしても〝貧乏な自分〟が刷り込まれてしまっていて、どうも、〝何不自由なく生活している〟想像ができないのだ。
私の友達は、〝お金持ちの美女〟が多い。
プロフィールでも書いているように私はお金のない苦労人気質の家庭で生まれた。
それでも、周りの友達が、〝お金持ちの美女〟が多いのは、セルフイメージを高めることを諦めなかったからと思う。
このことは別の記事でも書きたいと思っている。
お金持ちのセルフイメージから学ぶ
私の友達で、東京の一等地のタワマン育ち。幼稚園からエスカレーター式の超お嬢様学校に通い、名門大学に進学、一流企業で楽しく働いている子がいる。絵に描いたような理想的な人生で、本人も悩みがない。信じられないくらい悩みがないのだ。
私はその子と毎日でも連絡を取るくらい仲が良く、いつもいろんな話をしている。
彼女には気になる異性がいて、結婚したいと思える人ということで、相談を受けていたときのこと。
私は何気なく、〝〇〇さん(意中の相手)とだったらどんな辛いことがあっても乗り越えられると思う?〟と聞いた。
すると、〝正直、辛いことっていうイメージはわからないんだけど、でも、〇〇さんのお家に貢献できるように尽くしたいという気持ちはすごくある〟
というようなことを言ったのだ。
私は衝撃を受けた。
〝辛いこと〟のイメージさえつかない人間がこの世にいるのだ。
まさに、前述した、
〝生まれ持ってお金持ちの人はそのままお金持ち人生を歩むことも多いのは、物心ついた頃から〝それが当たり前〟だと思っている。〟
の例に当てはまるタイプである。
〝思い込み〟や〝無意識〟〝潜在意識〟〝考え方〟の力は、決められた運命より強い力を発揮することができると私は思っているし、そのような考え方をありとあらゆる方法で証明している文献はごまんとある。
生まれ持った環境により刷り込まれた考え方を変えることは難しいように感じてしまうが、それを乗り越えたら何の制限もない世界が待っていることを知り、〝運が悪い〟〝恵まれたあの人とは違う〟などというマイナスな考えを捨てる工夫を少しずつはじめてみてほしい。
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今すぐできる!思い込み体質を克服する超簡単な2つの方法
思考の癖は幼少期から構築してきたもので、そう簡単に変えることはできません。
失敗の仕方も成功の仕方も大体いつも同じことにお気付きでしょうか。
〝マイナス思考を治したいなぁ〟〝すぐに人を疑うのをやめたいなぁ〟などと自身の思考の癖には何となく気付いていても、同じ思考で同じ生活をしていれば、このままずっと変わることはないのです。
なので、ここは多少自分を奮起させて、変えようとする意識が必要になってきます。
私の親友でも、かなりのマイナス思考の子がいます。友達の中でNo. 1じゃないかと思うほどの美貌だし、頭も良く大手企業に勤務していて、おまけにモテる。
それでも彼女はいつもマイナスなことを考えているのです。
新型コロナウィルスの関係で、予定していた海外旅行が行けなくなってしまったことを〝本当に運が悪い〟と言い落ち込んでいました。
新型コロナウィルスの影響を受け、国民全体が同じ状況ですし、決して彼女が特段運が悪いわけではないのに。
はたから見ていればいろいろと恵まれているのに、いつもどこかつまらなそうなのです。
なんてもったいないんだろうと思います。
この友人の話もそうですが、〝そんなこと言ったってどうしてもマイナスに考えちゃうんだよう。〟とお悩みの方はたくさんいるでしょう。
この記事を読んでいるということは、〝マイナスな思考の癖〟をできれば治したいと思っているはずです。
今日からでも簡単にできる方法を2つ紹介します。
本当に誰にでもできるとても簡単ですが効果的です。
いいことだけをノートに書く
〝今日も先輩に怒られた〟
〝仕事でミスをして恥ずかしかった〟
〝嫌味を言われた〟
〝スーパーの店員が感じ悪かった〟
など、人は毎日マイナスな思考とともに生きています。
そのような精神状態では、何もかもが不安になってくるものです。
そんな人にも簡単に今日からできる方法としてオススメなのが、
いいことノートを書くこと
難しいことはなく、その日にあった〝いいこと〟を書き出すだけ。
どんな小さなことでもいいのです。
特に、自分に厳しくしがちなタイプの人は、この程度のことは大したことじゃないしなぁ…と思うかもしれませんが、それでもいいのです。
〝電車でいい席に座れた〟
〝可愛い人を見かけた〟
〝今日食べた〇〇が美味しかった〟
〝コンビニの店員さんが優しかった〟
〝天気がよかった〟
毎日辛いことばかりでいいことなんてないわい。と思っている人も、その思考こそが間違っていたことに気付くことになるでしょう。
一つ嫌なことや恥ずかしかったことがあると、他にあったいいことまで忘れてしまう。こういった傾向は誰でも持っています。
たくさん存在しているはずの、毎日の、人生の、自分の、他人のいいところが見えないのはとてももったいない話。
〝病は気から〟と言いますが本当にその通り。
本来、思考の力は病気を治すくらいの物凄い効果があるものです。
これを活用しない手はないですよ。…と声を大にして言いたい私です。
口癖を変える
人はそれぞれ思考の癖があるように、口癖を持っています。
何かあるたびに、〝ありがとう〟〝運がよかった〟などとプラスの言葉を口に出す人もいいれば、すぐに〝最悪〟〝運が悪い〟と口に出す人もいます。
否定的な思考になっているから、否定的な言葉が出てくる。
もちろん、思考を変えれば言葉は変わるけれど、いきなり思考を変えるのは難しい。
ならば、口癖を変えてしまいましょう。
口に出す言葉を少し意識することくらいは誰でもできるはずです。
口に出す言葉が変わると、周りの人の印象も変わります。
私の幼なじみは、幼少期から怖いもの知らずで意地悪で嫌われていましたが、そんな自分を変えたくて、これまで日常的に口に出していた悪口を一切口にしないように気を付けました。最初は自分でも違和感があったものの、次第にそれが当たり前の自分になり、誰もに〝優しい〟と言われる人になりました。
この例のように、〝悪口を言わない〟〝不平不満を言わない〟ことだけを気をつけるだけでも十分効果は考えられます。
まとめ
小さなことから大きなことまで、人はたくさんの思い込みをしています。いや、たくさんの、どころか、人生のほとんどが思い込みなんて言われているくらいです。
そのことを自覚し、厄介な思考の癖をやっつけよう!というのが今回の話でした。
幼少期から積み重ねてきた思考の癖は、何も変えずに生活していても変わりません。
というわけで、誰にでもできる超簡単な方法を2つ紹介しました。
はいはいそれね。と鼻をほじりながら聞いてしまいそうなくらい簡単なことです。
些細なことだけども、これまでと違う癖をつけることでしかこれまでの思い込みを変えることはできません。
思い込みを制する者は人生を制する
それくらい思い込みの力はすごい。
まずは一ヶ月続けてみることを強くオススメします。
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