理系のオリ

関西在住の理系大学院生が考えたこと垂れ流します.動物園のオリを眺める感覚でどうぞ.

就活時に思っていたこと 一問一答

なぜ書こうとおもったか?

入社して2年を目前にして、少し仕事のことも分かってきた&就活の振り返りってやってないと思ったからです。

就活時代の思いを忘れないギリギリかつ、働いてみた感触もつかめてきた時期ですので、良いタイミングですかね。

 

 

一問一答

  • 職種や会社選びの参考にした系 

Q.何を作るかよりも、どう作るか(人や労働環境)のほうが大事
A.やや当たり。

そこまで大規模な製品開発には携われていないが、中規模程度の開発でも気を抜くと「製品としての価値」<「個人の仕事」という意識なって、「何を作るか」という目的を見失いそうになる。このへんは意識の低さもあるだろうが、業務内容が開発だけでなく人や日程の調整といった間接業務が多いのもあると思う。

また、大きすぎる製品やプロジェクトに対して貢献意識を持つことは基本的に難しい。就活時代に想像していたよりも多くの部署が関わって製品ができている。さらに、製品の最小単位の機能に対しても複数の人間が協力して作成するので「個人の貢献」が定量化し辛い。その結果、「俺が作った」感が不足する。

 

Q.自分のモチベーションの源泉は「できないことができるようになること」。
A.当たり。

ほぼ予想そのままだが、何ができるようになるかは結構重要だった。

マイナーな言語とかツールが使えるようになったりしてもモチベーションはあまり上がらなかったね。一番モチベが上がるパターンは、

「プライベートで勉強」→「仕事で活用していく」→「知ってるから使える知識へ」

だった。インプット(勉強)とアウトプット(仕事で活用)どっちもそろうといい感じ。

あとそういったトライ&エラーができる環境を意識して整えるのも大事だった。

 

Q.中の上くらいにいる方が成長できるんじゃないか

平均より上 → 劣等感や上からの圧力が少ない。

トップ層でない → 自分の出来なさが自覚できる&トップ層がロールモデルに。 

A.半分当たり。半分外れ。

狙い通り中の上ぐらいをキープできてる気がする。結果的に、毎日ディスられていた学生時代とはけた外れに学習意欲がある。けど、気を抜くと楽な方向に流れかける。良くも悪くも平均に収束する圧力が存在すると思う。

ロールモデルにしたい先輩と常に一緒に仕事ができるわけでない。 考え方が合わない先輩や上司と一緒に仕事しなくてはならないケースも想定しておくべきだった。かつ一緒に仕事している人からの影響はやっぱりでかい。

 

Q.メンタルの状態は一番近い10人くらいとの人間関係に依存しそう。
A.ほぼ当たり。

メンタルだけでなく、仕事のアウトプットまでも人間関係に影響を受ける。個人の能力が高いだけではいい仕事はできない。(この辺の話は「成功循環モデル」として体系化されているみたいですね。)

 

  • おまけ 社会人生活系

Q.社会人たるもの常に勉強。資格とかバンバン取るんだろうなー。
A.ほぼはずれ。

資格は知識の証明でしかないものが大半。ましてや、自分がとるようなレベルの資格ならなおさら。そうやって勉強した内容で資格を取れるかよりも、業務に活かせるかの方が重要。

 

 

就活生に送る 面接アドバイス

就活中の後輩に面接についての相談を受けて色々一緒に考えたので、備忘録的に書いていきます。

 

1分まとめ

面接の目的は、自分という人材の営業。

面接では、

  1. アピールすることを準備してから臨む
  2. 質問のなかでアピールしていく

 

 

面接の目的ってなんだっけ?

話している中で後輩本人に一番欠けていたと感じた要素です。

 

就活における面接は、アンケートではなく営業です。

なんのことかわからないと思いますので、詳しく説明します。

 

アンケートは、相手の質問を正確に理解し、正確に答える作業です。一方で営業というのは、売りたい商品をアピールするための会話です。両社の違いは話の目的です。

アンケートでは「正確に答える」ことが目的なのに対し、営業では「商品のアピール」が目的です。

 

これを就活に当てはめると、面接の目的は、自分という商品をアピールすることです。

サークルの活動内容を正確に理解してもらうことや、研究内容の詳細を伝えることではないのです。(もちろん、論理的に説明することや、研究内容と事業内容のマッチングを伝えることがアピールになることがあります。しかし、それは手段であり、それ自体が目的ではないはずです。)

 

あらかじめ、自分の中で採用に足る論理を組み上げて置き、あとは面接の中でその論理を伝えていくことが重要です。

 

 

就活、終了しました!

 

就活終了のご連絡

本日付で、無事に内々定通知を頂き、一旦就職活動は終了しました。

 

今の結果には十分満足しています。

 

しかし、もう一度今から就活をやり直せば、必ずもっとうまくやる自信があります。(情報の集め方であったり、自分のやりたいことの見つけ方であったりと・・・)

 

それぐらい、今の「就活」といわれる期間は短いです。

一生を決めるかもしれない選択を、短ければ3か月程度でしなければならない。

更に、業界知識や自己分析などの予備知識は0である。

 

そう考えると、いかに効率良く動くか、がとても大事です。

そのうちの一つの手段がOBなどの「知ってる人」に聞く、作戦です。

 

さっきも言ったように、もう一度就活すればきっとうまくやれる、

そんな自信があるほど、私は知ってる人になったつもりです。

「知ってる人」の仲間入りです。

 

私自身も就活通して多くの「知ってる人」にお世話になりました。

今度は、私も誰かの「知ってる人」になれればという気持ちで、このブログを続けていきます。

 

1分まとめ

ドヤ顔で説教垂れたいので

就活生よ、俺を頼れ( ・´ー・`)

 

※深夜テンション&就活終わりで浮かれています

調子のってすみません。

就活生が送る。就活までに読むべき本その②   「何者」

こんにちは、rikei_chです。

 

今回も私が実際に就活してみて思った、

就活までに読んでおくべしシリーズをお届けします。

 

その②は、コレ!「何者」です。

 

何者 (新潮文庫)

何者 (新潮文庫)

 

 

何者

何者

 

 

 

 

前回とは変わって、就活をテーマにした小説です。 

映画化もされていますので、時間のない方は映画を見るだけでも十分ためになります。

 

  

 

1分まとめ

「意識高い系」への切り口が秀逸。

この本を読めば、「本当に意識高い人」と「意識高い系(笑)」の考え方が変わる気がします。

 

この本のいいところは、明確な答えが示されているわけではなく、読者が自分で考える機会を提供してくれること。

そもそも、自分で考えず、どこかで聞きかじったことをドヤ顔して言うのが意識高い系なのd

(笑)

 

また、すべてが明らかになる最後のシーンは必見。

どんでん返しな展開が好きな人はドはまりすると思います。

 

こんな人におすすめです。

・「意識高い系とか嫌いやわ~」って人

・自分は意識高い系(笑)って思われているんじゃないかと思っている人

・どんでん返しな展開の小説が好きな人

 

 

 

 

ブログ主について

このブログは関西在住の理系大学院生が暇つぶしに書いてます。

ほかの事も知りたいとか、続けてほしいと思って頂けたならば、主のモチベーションのために何らかのリアクション(コメントなど)をお願いします。

 

 

就活生が送る。就活までに読むべき本その①   「ロジカル・シンキング」

こんにちは、rikei_chです。

 

今回は私が実際に就活してみて思った、

就活までに読んでおくべしシリーズをお届けします。

 

その①は、コレ!「ロジカルシンキング」です。

 

ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル (Best solution)

ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル (Best solution)

 

 

無骨な表紙、難しそうなタイトル、そしてそこそこのいい値段。

やる気のなくなる要素しかないこの本ですが、中身はめちゃくちゃ読みやすいです。 

なぜならこの本の内容が読みやすい文章の書き方を解説しているからです。

  

 

 

めんどくさい人のための1分まとめ

この本には、「人を説得し、納得して行動してもらうための方法」が書いてあります。

就活に当てはめるなら「志望動機を理解させ、合格を言い渡してもらうための方法」です。

第一部を読むだけでも、ESの精度が格段に良くなると思います。

 

こんな人におすすめです。

・ESの書き方がわからない

・ESを書いたはいいけど、イマイチ説得力がない

 

ロジカルシンキング」とは

MECEやso what/why soに代表される手法のことを指し、「論理的思考」などと訳されることが多いですが、その定義自体はあいまいのようです。

ただ、どの定義にも共通していることは「論理的に考える事とその手法の事」だと思います。

すごく簡単にいうと、相手を納得させる方法こそがロジカルシンキングだと思います。

 

 

就活で困ったこと

就活を初めて多くの方がまずつまずくポイントとしてESがあります。

実際私もたった200~300文字の志望動機を書くだけで何日も悩みました。

 

ESでなにが一番大変かというと、苦労して書いた文章をいざ読み返してみると

全く説得力のない文章になっていることが非常に多いことです。

 

自分では、志望動機を何度も深掘りして、深掘りして、深掘りして・・・・・

完璧につながっているはずなのに、読み手にはそれがまったく伝わらない文章になっている。

それで心がくじけそうになったことが何度もあります。

 

この本に書いてあること

この本は大きく3部構成になっています。

 

1.なぜ説得力のない文章になるのか

2.説得力を持たせるための技術

3.その技術の使い方

 

ざっくり書くとこんな感じです。

ここで「技術」と書いているのがよく聞くMECEやso what/why soにあたるものなのですが、それよりも圧倒的に第一部の「なぜ説得力のない文章になるのか」のほうが大事です。

これを理解しないまま、ESを書くと本当に大変なことにないます。

ESを良く使しようにも、なぜダメなのかがわからないからです。

 

個人的には、1部を読むだけでも、ESの勝率が大きく変わってくると思います。

全部読まなくても、1部のためだけにでもこれを買う価値があります。

 

 

 

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理系院生がブログ始めました!

はじめまして

理系大学院生です.

 

ブログはじめました.

就職活動もひと段落したので,普通の理系学生が考えることとかを備忘録的な感じで垂れ流していこうと思います.

 

しばらくは,就職活動を通じて考えたこととかを書いていこうと思います.

 

良かったら参考にどうぞ.