編入の常識とは!? ~旧帝・東工にはいけるのか~
編入の常識!!!
…といっても4大(4年制大学)からの工学部編入に限った話ですけどね(笑)
*文系編入や高専からの編入は少し事情が違います。
1. 旧帝・東工は受験できない!?
はい、実は4大生は東工大学と旧帝大学(工学部)を3年次編入で受けることができません・・・(。´Д⊂) ウワァァァン!!
(高専生は東工・旧帝を受けられます)
どうしても旧帝大(の工学部)に行きたい!という人は編入以外の道を探ったほうがいいかもしれません(;ω;)
全体的に編入制度は減っている傾向にある気がしますし、「新たに編入枠設けて4大生とります」というようなことも聞いたことがないので、この先も旧帝大や東工大に3年次編入するのは不可能なんじゃないかなと思います。将来のことなので断言はできませんが(笑)
*旧帝大学でも工学部以外なら4大生でも受けられる学部あります。
2. ライバルは高専生!?
工学部の編入試験を受ける受験者の大半が高専生です。
上にも書いたように最難関の大学は高専生くらいしかとってないし、ぶっちゃけ工学部編入は高専生のためにあるといっても過言ではないかもしれません。
高専生は優秀ですしね。どの大学も優秀な高専生がほしいと考えていると思います。
私たち4大生が大学生になって初めて勉強するようなことを、高専生は高校から5年かけて学んでいます。さらに実験などの経験も豊富なので、編入した後も「優秀だ」と周りから一目置かれることも多いようです。
編入試験では、そんな高専生と戦わなくてはなりません。試験会場では右も左も高専生です。(たぶん8割か9割くらい高専生)
でも、もちろん高専生が優秀だからといってビビる必要もないですよ!現に4大生で編入試験に合格してる人も(多くはないけど)いますしね!
ただ、編入試験でのライバルは高専生だということは一応認識しておいた方がイイと思います。
3. 3年→3年でも大丈夫!?
3年次編入というのは、基本的に2年生で試験を受けて、3年生に上がるタイミングで 編入先の3年生として入学するという形になると思います。
ここで、
「編入したいけど、オレもう3年なんだけど!?大丈夫なの!?」
という方もいるかもしれませんが、安心してください。
編入資格は2年間在籍してたらOKというところが多いので、
3年生で試験を受けて、翌年から編入先の3年生として入学するのも全然問題ないです。
* もちろん3年生で3年次編入をすると1年ダブることになります。
4. 何校くらい受験できるの?
一般大学入試と違い、編入では国公立大学をいくつも受験することができます。しかし、日程や科目、受験料等の関係上多くても3、4校くらいが限度じゃないかなと思います。
5. 編入に人気の大学は!?
関東圏だと筑波、電通、千葉、東京海洋。関西だと神戸、広島、岡山あたりが人気だと思います。
☝まあ、これは完全に私の主観ですが。(笑)
他にも編入試験を実施している大学はたくさんあるので、よく調べてみるといいと思います。
オススメの参考書 ~数学~
編入において参考書選びは非常に重要です。
今回は数学のオススメ参考書を紹介します。
さかまるのオススメ
・「編入数学徹底研究」
編入界ではかなりメジャーな参考書です。微積と線形を両方取り扱っていて、これ一冊で広く分野をカバーできるのがイイところですネ!
編入経験者のほとんどがこれを使ってるっぽいので、良書なのは間違いないと思います。迷ったらコレ。
ただ、広い範囲をこの薄い本に詰め込んでるせいで、基本的な部分の説明があまりないのが欠点(?)なのかなあと思います。問題集として使うなら全く問題はないと思いますが、初学用の教科書として使うのは少しキツイかもしれません。
あと、線形分野の問題がちょっと少ないというのをどこかで聞いたような気がします・・・。
他に微積と線形の教科書を持っていて、編入用の問題集を探してるという人にはピッタリだと思います。
ちなみに私はこの本は買ってません(^^;) ☜おい
オススメ度★★★★☆
私はこの二冊をメインに使っていました。かなりオススメです!
上にある「編入数学徹底研究」よりも、微積も線形も基礎的な部分から詳しく解説されています!
「編入数学徹底研究」が標準レベルだとすると、この2冊は基礎&標準レベルという感じですね。
微積と線形それぞれで一冊ずつなので、その分それぞれの分野を深く広く学べるのがイイところですネ!線形と微積を穴なく仕上げられます。
基礎レベルの問題はもちろんのこと、標準レベルの問題も多数あり、また章末問題などではなかなか難しい問題も扱っているので、どのレベルの人にも合うんじゃないかと思います。
初学者にも非常に分かりやすく書かれているので、私は学校の教科書は一切使わずこの2冊を「教科書」兼「問題集」として使っていました。
この2冊だけでもやり込めばほとんどの大学で戦えるレベルまでもっていけるはずです!
*「編入数学徹底研究」と名前も見た目も似てるので間違えないように気をつけてください
・「編入数学過去問特訓」
オススメ度★★★★★
これまた編入界でメジャーな本の一つです。この本と最初に挙げた「編入数学徹底研究」は三種の神器と呼ばれるほど定番の本です。
この本にはとにかくたくさんの編入試験の過去問が載っています!
そしてA,B,Cとレベル別に問題が分けられているので、自分の実力や志望校のレベルに合わせた勉強がしやすいのでかなり重宝します(^-^)
解説も丁寧で非常にわかりやすいです。
試験の1、2ヶ月前に最後の仕上げとして使うのもいいし、普通に問題集として使うのもアリ。
そもそも編入試験の過去問ってなかなか手に入らないし、ましてや赤本みたいな解答なんてほとんどないですから・・・
この本には私もかなりお世話になりました。
なので編入試験を受けるならこの本だけは絶対持っといたほうがイイと思います。受験する大学の過去問が載ってることもあると思いますしね♬(千葉大の過去問結構ありました笑)
その他
・「大学編入試験問題 数学/徹底演習」
今回紹介したものはどれを買っても損にはならないと思います。
大きい書店などが近くにある場合は、実際に手に取って自分に合ってるか見てみるといいですよヽ(*^^*)ノ
個人的には、「編入の微分積分 徹底研究」 と「編入の線形代数 徹底研究」で基礎固めと問題演習をやり込み、試験の1、2ヶ月前から「編入数学過去問特訓」を使って仕上げに入るというやり方が効果的だと思います。
↓私が買った参考書
2年後期の授業どうするか
お久しぶりです(^^)
みなさんいかがお過ごしでしょうか
ついに長い夏休みも終わり、早いものでもう10月になろうとしていますね
(まだ夏休みの人もいるのかな?)
私の大学はというと、先週から後期の授業が始まりました。
成績発表
後期の授業が始まる数日前に、2年前期の成績が発表されました…!あぁ、こわい…
2年前期は20単位履修登録していました。
結果は…
18単位ゲット出来ていて、GPAは2.68でした!
うん、悪くない…!と思う。
ここで今までの取得単位をまとめると↓
1年前期 23単位
後期 25単位
2年前期 18単位
計66単位
千葉大の編入資格は62単位以上あればOKなので、無事クリアです!!!
*各大学の募集要項には、何単位以上持ってることが必要といったことが書いてあるので、早めに確認しておくことをオススメします。
2年後期の授業について
上に書いたように、もう単位を取らなくても編入が出来るわけですが、さすがに後期の授業を全く取らないのはもったいない(いろんな意味で)。
私の場合、機械工学科→医工学コース
というように少し専門分野が変わってくるので持ってる単位がどのくらい認められるかが未知数です。
「66単位持っているけど40単位程度しか認められない…」
なんて可能性も十分ありえます。
なので、単位認定されそうな授業をひたすら探して履修することにしました!
それに、千葉大学では最大78単位まで認められるらしいので単位を取るに越したことはないですしね。
ということで2年後期は18単位履修登録しました。
編入先のオープンキャンパス
話は変わるんですけど、夏休み中に千葉大学のオープンキャンパスに行ってきました。
OCは普通、受験する前に大学のことを知るために行くものという感じはありますが、編入することが決まった後に行くのもとても有意義なのでオススメです!
学科のことや、各研究室がどんなことを研究してるかの発表を聞けたり、先輩達やOBの人の話も聞けるのでとてもタメになります。
運が良ければ編入した先輩にも会えます!
僕は実際、2年前に編入したという先輩に話を聞くことが出来ました…!
(その方から単位認定されるのが最大78単位という情報を得ました)
履修を組む上でも参考になる情報をたくさん得ることが出来たので、編入試験に合格した人は是非夏休みのOCに行くといいと思います!
☟OCにて
千葉大の面接
今回は千葉大編入試験での面接の話をしたいと思います。
千葉大の編入試験(学力選抜)では、午前中に「数学」「物理」を解いて、午後は「面接」をします。
ちなみに配点は
・「数学」100
・「物理」100
・「TOEIC」100
・「面接」100
こんな感じで全部同じ点数なのですが、過去の体験記を見ると。。。
「面接は緩い」
「面接はあまり合否に関係なさそう」
という声ばかりでした。
((ホーン。。。じゃあ面接対策しなくていいかメンドクサイシ))
てことでホントに何もしないで面接臨みました。(そもそも面接対策どうやればいいんだ)
☟ではここから当日の様子書きますね
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面接控室で待機中。。。
面接開始時間が近づいてきて、案内係の人がやってきました。
案「それでは案内しますので、受験番号1番の方から」
私「ハ、ハイ。。。」
スタスタ・・・
((あー緊張するなあ・・・、とりあえず失礼のないようにしないとな。
えーと確かドアを3回ノックして、ドアを開けて、両手でドア閉めてそれから・・・))
などと歩きながら面接室に入るまでの流れを脳内シミュレーションしていたら、
案内人がなにやらドアの開いた教室に向かって言っている。
案「連れてきました」
???「じゃあ入ってもらって」👈教室内からの声
((おいまさか・・・!!!))
ドアが普通に開いていた。中にいる教授と目が合う。
案「では、どうぞ」
私「・・・。」
((ドア開いてる。。。ノックとかいらないのこれ。。。?どんな感じで入ればいいんだ。。。?てかもう教授と目が合っちゃってるんだけど一礼のタイミングは!?))
冷静に考えたらそんな大したことじゃないと思うけど動揺しました。
今までこういう面接の機会がなくて、予想と少し違うだけでもうアタフタ。
((とりあえず中に入ろう。。。))
教室の前で立ち止まり、
私「失礼します!」
すかさず、ぎこちない一礼。
中に入ると、3人の教授or准教授が座っていました。
面接官1「では、受験番号と氏名をお願いします。」
私「はい、受験番号1番、さかまるです。」
面1「ではそこの椅子に掛けてください」
私「失礼します」
一礼して座る
面1「〇〇大学の・・・機械系?」
私「はい、機械工学科です。」
面1「では早速ですが、志望理由を教えてください。」
☟読み飛ばし推奨
私「はい、私は将来、CTやMRIのような従来の医用画像処理装置を高精度にしたり、また、新たな医用画像処理装置を開発することによって、今まででは早期発見が困難なものや発見自体が難しい病気を発見できるようにしたいと思っています。。。
そのためには機械工学だけではなく情報工学の医用画像処理などを学んだり、医療についての勉強をしなければならないと考えました。。。
その点で、千葉大学のメディカルシステム工学科では、工学について幅広く学べるだけでなく医療関係の授業も受けることができるので、将来医療機器を開発するときに貴学で学ぶ知識や経験が活かせると考えたので、志望しました。」
(グダグダだけどこんな感じ)
面1「志望するにあたってこちらのことを調べてきてくれていると思いますが、興味のある研究室を教えてください。」
私「はい、〇〇教授の研究室と、面1教授の研究室と、面3准教授の研究室に興味があります。〇〇教授の研究室では、4次元MRというものに興味が・・・(以下、各研究室の何に興味があるか説明)。」
興味を持っていた研究室の先生2人が面接官でした!
面2「大学で一番おもしろいと思う授業は何ですか?」
私「はい、え~と、え~プログラミングの授業です。なんというか、最初はうまく出来ないんですけど、試行錯誤して実行出来たときすごくうれしいです。。。」
☝ホントはもっと長々と自分でもよく分からない話をしてました。質問してきたジジイ教授は終始首をかしげてました。完全にやらかした。
面1「他に受験する大学はありますか?」
私「ありません。」
面3「卒業後はどうしますか?」
私「大学院に進学して、医工学についてより深く研究して、その後は研究職か開発職のようなものに就ければなと思っています。」
面3「千葉大の院ですか?」
私「はい」
面1「今日の試験はどうでしたか?」
私「数学はわりとできたと思うんですけど、物理が少し時間足りなくて、う~ん・・・」
面1「普段から物理より数学のほうが得意ですか?」
私「はい。(本当は物理のが得意だけど)」
ここで面2が面1の持っている資料を覗き込む。
ふ~ん・・・って感じの態度。
これはどういう「ふ~ん」なんだ?
「確かに数学のが取れているなあ・・・」なのか、「別に数学もたいして取れてないじゃん」なのか・・・
まぎらわしい態度をとるな。
面3「英語の勉強はどのようにしていますか?」
私「はい、リスニングでは単語自体が聞き取れないということはあまりないので、単語と単語の繋がっている部分を何回も繰り返して聞くようにしました。あと、普段日本語で考えていることを出来るだけ英語で考えるようにしてました。」
面1「もし合格したら、大学からの編入ということで(まあ大学からではなくとも)、とても忙しくなるんですが覚悟は大丈夫ですか?」
私「大丈夫です。」
ここで面接官3人がそれぞれ目を合わせてうなずく。
((おっ。そろそろ終わりかな?))
面1「では、面接は以上になります。」
私「ありがとうございました。。。」
立ち上がり一礼。
部屋を出るところで
「失礼します。」
一礼。
こうして面接が終了しました。。。計5~10分くらいでしたね。
前情報通りの緩い面接でしたが
全然うまく答えられなかったし、緊張のあまりわけのわからないことを言ってしまったと思い、とても落ち込みました。。。
*記憶を頼りに書いているので、実際とは多少違う部分や省略されてる部分もあります。ご了承ください。