気を抜くと、すべてに飽きてしまいそうになる!

今年も色々ありましたか? 春もなかったし、夏も秋もなかったな~。いや、春はあった? むかしのことは思い出せないものですね。

 

4月頭に配信ライブのお声がけをいただき、ちまちまとつくり、7月末に本配信+作品集リリースというのが今年の前半。作品集についてはこちらであっさりと触れています。

internetchird.hatenablog.com

去年の年末に書いたブログを見ると、目標として「作品集を拵える」「イベントとかも出れたら」とあったので、一応達成されてたわけですね。

時間と体力と気力が無いので、じぶんの気持ちだけで作品集をつくるなんて到底無理! 運よく色々重なってやれました。ありがたい限り...。

来年はちょっとプライベートが忙しそうなこともあり、まとまったものをつくるのは無理そうですが、ぽつぽつとトラックでも組んで、海外レーベルに送ったりしてみようかなと思っています。クラブイベントも一回くらいは出てみたいですが、まだ先になりそうですね。

 

以降は生活をしていました。食事をしたり、洗濯をしたり、寝たりしています。動かなすぎて身体が終わってしまい、椅子に座れなくなってからは、毎日ラジオ体操とストレッチもしています。

 

ふと、じぶんが社会から離れていたことに気づく!

だけど、自然体に近づいている感じもある。生活だけをしているとそういう感覚になるっていうのがおもしろくて良かったです。少し見方を変えると、社会を一切感じずに生活できる世界にじぶんはいるんだなと。やっぱりここ(東京)は個々のまちですね。

 

最近、「もう、生活だけでいいじゃん」と少しだけ思います。「楽しいことはないけれど、まあそれでもいいかな」という。

物事において、満足したら良くも悪くも終わりだと思うけれど、そういえば、終わった後ってなにがあるんだろう。

天国なのか地獄なのか。でも、どちらかというと無な気がする。デスノートを使い終わった後と一緒。

 

お金を”楽しい”とか”幸せ”に変換できるならしたいな、と思っているけれど、それはとても難しい。なんか、飴とかグミとかを買うことしかできない。

まあ、本当は大麻とかが一番良いんだろうけれど、今年じぶんがお金を使ったことといえばデスク、チェア、スピーカーといった仕事道具の購入ばかり。しかし、ユーティリティをいくら向上させても笑顔が増えることはない! 音が出るだけの箱に何ができるかはじぶん次第ですね。

 

睡眠薬を飲むたびに、伊藤計劃氏の『ハーモニー』を思い出します。

じぶんが飲んでいるものは、中枢神経に作用するタイプなので、つまり向精神薬でもあります。リラックスして、すーっとマイナスな気持ちがなくなっていくといった具合です。

そういった薬をたまに使いながら生活しているんですが、あるとき、過去に読んだこのベストアクトを思い出したんですね。

kokoro.squares.net

このQ&Aと、じぶんの実体験と、『ハーモニー』がリンクしたときは、かなり喰らいました。これからもずっと考え続けることだろうし。

ところで、夕方から夜あたりに、昼寝みたいな感じで1、2時間寝落ちして起きると、世界が終わった感じがしませんか。

もう人もいない。だけど、絶望や焦燥はなくて、冷静に「ああ、終わるよね」と思える感覚。さっき久しぶりにそれを体験したんですが、その感じが、すごい冬っぽいなと思いました。

 

きょうは寒くて暗いです。

年末年始は少し時間がつくれそうなので、曲でもつくろうかなと意気込んでいたんですが、結局、ナイトシティというところに行くことにしました。べつに、音楽なんていつでもつくれますからね。まあ、ゲームだっていつでもできるけれども。

 

気を抜くと、すべてに飽きてしまいそうになるし、考えてることもはっきりとしない事柄ばかりだし、なんか、ずっとふわふわした感覚です。

でも、年末ってそんなものかもしれない。文字を書くのも疲れてきたのでもう寝ます。睡眠だけはいくらやっても飽きないね。

芸術的でない創作をすることへの興味がものすごい速度で落ちてきています。

どうしたら商業的活動をせずに生活出来るかな? ということが、今後数年の課題になりそうです。

ひと月前に朝焼けの中で洗濯物を干した瞬間から、私はネクストフェーズに移行しました。

みなさんもぜひ、朝焼けの中で洗濯物を干せるようにチャレンジしてみてください。とても難しいです。

作品集をつくってリリースしてみました。

テーマは睡眠と、睡眠によってあらゆることがリセットされることについて、です。

世の中で色々ありましたが、それに対して「平穏に居ることこそが祈りである」というのが自分の姿勢で、その姿勢と"睡眠"というテーマが偶然噛み合った感じがして良かったです。

つくってみた感想ですが、まとまったものをつくる面白さもあるな、と思いました。

今後の活動は未定です。ビジョンはとくにないです。誰かに呼ばれるまでやることはない♪

まずは料理でも始めようと思っています。関係ないようで関係なくないことを言いますが、ガパオライスを作りたいです。

配信ライブでの振る舞いで言いたかったことも、かみ砕くと「生活をしましょう、生活が出来たらいいね」でした。

 

知人が実母から受け取ったというLINEメッセージ『食べて 寝て 笑って 過ごせてる?』がずっと心に残って離れません。こんなに大切なことはないです。

生活で思い出しましたが、過去の自分は「丁寧な暮らしより銘々の暮らし」と言っていました。なかなかいい言葉です。

2020年のていねいというのは、モーニングルーティンをお披露目することではなく、手や心を洗うことらしい!!

 

しかし普通に生活をしようにも人生色んなことがありますね。

みんな自身大丈夫? ちなみに自分は寝たら全部リセットされるので大丈夫です。

正直言って、正しい鬱がどんなものなのかはよくわかっていないんですが、ただ椅子に座っていただけなのにふと気持ちが終わることがたまにありますね。

それで、そういう時は大体、いろいろ考えて、最終的に「ものを作るしかないのかな...」と思って寝て終わります。

結局なにも作りはしないことが多いけれど、そのたびに、昇華というか、プチ駆け込み寺みたいな選択肢というのを、いつの間にか自分は持つようになったのだな、と実感します。

まあなんか、ドラえもんみたいなものなんですかね。そういう意味ではありがたいです。

あと、ぬいぐるみたちも、いつもありがとうございます。

 

f:id:rin_c:20200226001821p:plain

描き下ろしイラスト

 

作っているもののテーマが「深夜の散歩」などであると聞いたとき、なんというか、それは我々の音楽だね!! と思った。

むかし自分はよく、徘徊老人よろしく、人も街路灯もない真夜中の河川敷を歩いていた。

冷静に、フラットに、自分と対話できる空間というのはそういうところにも存在していて、それがかけがえのないものであると自分は思っていた。

”昼の心と夜の心のどちらが本物なのか”なんて考えたこともあったけれど、睡眠障害で生活周期がずれている自分にしてみれば、どちらも同じでしかなかった。

夜がもたらしてくれるものは、ただ色が変わったりすることだけかもしれないけれど、僕はその、暗い空気を着るような心地が好きだった。

そしてまた眠りにつき、目が覚めるといつも、その”新しいもの”は、さも元からあったもののような顔をして、からだの奥深くに身を潜めているのだった。

---

今日のリリースまでお疲れ様でした。自分も頑張りたいと思います。