宇・宙・癒

創作世界の設定メモ

なりたち

世界は無数のしゃぼん玉の中に創造される

 

ある時、黒いしゃぼんを黄金の竜が照らした

 しゃぼんに命が生まれ、世界となった

 

白竜が生まれ、雪山が 

 地竜により大地が 蒼竜と共に海と湖が 

 緑竜の力で森がしげり 炎竜は火山を生み出した

そして最後に

 光の当たらない地 闇が竜の形を取った

 闇竜はゆっくりと世界を浸食しようとした

 闇竜を恐れた黄金竜は大きな力で闇竜を滅した

 

それから長い時間をかけて様々な生き物が生まれ

 黄金竜と守護竜たちの力によって、ナヴァグラハはできたという

 

そうして世界が続いていった一つの時代

 多くの種族が日々を生きるナヴァグラハでの、彼らの物語

キャラ・リオス、ヴィア、シルヴァン

リオス、ヴィア、幼いサン

 リオス

サンの父親で、スーリヤの先王。

「金の獅子王」と呼ばれ、民からは厚い信頼を得ていたがラーフとの戦で命を落とす。

エレに「エレイン」という名を贈ったり、ウィアドと命名したりしたのは彼。

勇敢で、若い頃はよく古森まで狩りに出掛けていた。

貴族たちに嫌みや皮肉を言われても、平然と友好的な態度を崩さずにいられる精神の持ち主。穏やかな性格で、リオスが怒る時は大事な人に危険が迫った時。

悪く言えば八方美人だが、彼なりの信念はしっかりと持っている。

好物:自分で仕留めた獲物、釣ったばかりのサカナ

 

 ヴィア

サンの母親。

孤児だったところをスーリヤの街の宿屋で拾われて育てられた。

何事にも前向きで困難も楽しんでしまうような人。好きなものは好き、嫌いなものは嫌いとハッキリ物を言うタイプ。

エレとは「ヴィア」という名前が同じだったのを切っ掛けに親友になった。

エレを通じてリオスと知り合い、恋仲になる。

サンを産んですぐに命を落とす。

宝物:ずっと持っていたペンダント、エレ

好物:ポムフル

 

シルヴァン

塔の賢者

ブリハスの森の一部、古森(Old Forest)に建つ賢者の塔(Ithryn turrem)に住む者。

 

「イスリン」は「賢者たち」の意味。

代々の塔の管理者(賢者)しか入れない部屋には、知識の珠が置かれており、

イスリンだけが知識を視ることが出来る。

ナヴァグラハ地図

 地図

 地図新しくしました

各地域の項と合わせてお使いください☆

また、地図には書いてないですが、陣術による転移法を用いた移動が可能な箇所がいくつかあり、陣術師が居れば距離を短縮することが出来ます。

(今の所出てるのは、南ブドゥハからソーマ近くのスーリヤまでの陣が一か所)

 

砂狼とは別の、左下の海賊はラーフとの貿易に転移法を使っているらしい。

シュクラ

●白竜山シュクラ(Xhukra)
 大陸の北西に位置し、国の大半が雪山。
信仰:白竜

・気候

 ナヴァグラハで一番寒い。ラーフと同じく寒期と暖期がある。
 白竜の村の村人は毛糸の帽子やマフラーなどを着て寒さを凌ぐ。
 (生え変わって抜けた毛を利用して作ったマフラー)

 

・自然

 北にはヒトの住めない険しい銀煙山脈(Montes Arg.fumus)。
 白竜たちが住んでいた大きな雪山・白竜山がある。
 山頂付近は雲に覆われ、下からでは山頂は見えない。
 シュクラの西側の海は「荒海(ラーン)」と呼ばれ、航海の難所となっている。

○雪いちご
 真っ白いいちご。
 口に入れると雪のように溶けて、ほのかに甘い。後味スッキリ。
 雪の下に実り、シュクラの民でないと見つけるのは難しい。
 薬草と混ぜて薬にすることもある。(飲みやすくなる)

 

・生き物

〇チャッペ
 四つ足の大きな猫のような生き物で、ヒトによく懐いていて一緒に狩りをする。
 少し長い耳で辺りの音を聴く。足の裏にも白い毛が生えている。
 

 

・村

○白竜の村(Niveus draco) 
 約180年以上前は白竜を信仰し、古くから友好関係を築いていた。
 暖期の間も室内の中央で火を絶やさず燃やすことで、大地に蓄積された熱が寒期になっても留まり、寒期でも室内は暖かい。

※白竜の村の若者たちの手により、大規模な白竜討伐が行われた。その際に「偉大なる白竜」は毒で命を落とし、生き残りもほぼいないと言われている。
 何故、そのような事態になったかは正確には伝わっておらず、
 「村にやって来た旅人にそそのかされた」「ラーフの術師の仕業」
 「白竜がヒトに怒り、牙を剥いた為」など真偽の定かではない噂ばかり。

 

城などの大きな建造物はない。
白竜山のふもとの白竜の村、ケートゥとの国境付近の街くらいで住民も少ない。

 

※白竜の村はアイヌのイメージです。