いつもはアニオタ、ときどきジャニオタ

二次元と三次元の狭間で揺れ動くアイデンティティー

『フラグタイム』を語ってみる—単なる百合と思うなかれ—

日曜日の夕方、マックでブログ書いてます。

土曜日の夜、ベッドでブログ書いてます。一週間もかかってしまった。。。

どうもリンスです。

 

風邪もほぼほぼ治り、以前のように週1のペースでブログを書いていこうと思います。

継続って多分大事だよね。

 

 

ということで、行ってきました映画館。

観てきましたよ『フラグタイム

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©2019 さと(秋田書店)/「フラグタイム」製作委員会


【フラグタイム】劇場公開OVA 本予告【Fragtime OVA Main Trailer】

frag-time.com

 

本作を一文でまとめると

【単なる百合を超越した、思春期の揺れるアイデンティティーの物語 】

 です。

 

ポイントは以下の3つ

 

1.須藤智子さんの素晴らしいキャラデザ

 

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©2019 さと(秋田書店)/「フラグタイム」製作委員会

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©2019 さと(秋田書店)/「フラグタイム」製作委員会

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©2019 さと(秋田書店)/「フラグタイム」製作委員会

リンスが『フラグタイム』を観に行った一番のきっかけ、それが【須藤智子さんのキャラクターデザイン】です。このデザインを一目見たときから映画館に足を運ぶことを決心しておりました。えぇ、そうですよ。一目惚れですよ。

特徴は、1.頭身高め、2.細い線のアウトライン、3.大きすぎない目です。この3つの特徴によって、アニメ絵の中ではかなり写実的になっています。ゴテゴテしていない、アニメアニメしていない、繊細なタッチはリンスの大好物です。

このキャラデザのメリットは、アニメアニメしていないことによって、視聴ターゲットを拡張できることです。やはり、頭身低めでお目々大き目なデフォルメされたキャラデザだと、オタク以外には敬遠されてしまいます。

 

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©かきふらい芳文社桜高軽音部

代表例として『けいおん!』を引用いたしましたが、リンスは堀口悠紀子さんのキャラデザも好きですよ。『たまこまーけっと』とか大好き。ただ、視聴ターゲットは自ずと絞られますよね。親世代にすれば、おそらく『フラグタイム』のキャラデザの方が視聴ハードルが低いでしょう。
 

『フラグタイム』のキャラデザって、『エヴァンゲリオン』の貞本義行さん、そこを系譜とした『バケモノの子』『未来のミライ』の細田守さんの方向性ですよね。

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©カラー/Project Eva.

 

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(C)2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS

貞本系をベースに、目元を少し華やかにしたのが須藤智子さんのキャラデザでしょう。今現在、最も広い層に訴求できるキャラデザは『あの日見た花の名前を僕はまだ知らない』『君の名は。』の田中将賀さんですが、彼に続ける可能性をリンスは感じます。

 

2.SFかつ百合

そもそも『フラグタイム』とは…

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©2019 さと(秋田書店)/「フラグタイム」製作委員会

このように、3分間だけ時間停止ができる女の子と、その能力が効かない女の子とのラブストーリーです。つまり、要素はSFと百合の2つ。どちらもフィクションとして魅力的な題材ですよね。

 

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©2019 さと(秋田書店)/「フラグタイム」製作委員会

せっかく時間を停止してスカートの中を覗いたのに、相手には時間停止が効いていなかった=覗いたのがバレバレだったというわけです。時間停止が効かない=主人公の世界において圧倒的に特別な存在。まして、相手はクラスいちの美少女です。もうラブコメのエンジンは全開であります。

 

3.単なる百合に止まらない、思春期の自分探し

ここまでだと、割とありがちな作品です。しかし『フラグタイム』においてSF+百合は、設定であっても主題ではありません。では本作の主題とは何か?

 

それは思春期の女の子の自分探しです

 

主人公・美鈴は人付き合いが苦手であり、困ったことがあるとすぐに時間を停止させて逃げてしまいます。そして、時間停止が唯一効かない美少女・遥。彼女はコミュニケーション能力が高くてみんなに好かれる存在であり、美鈴は遥に憧れを抱きます。

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©2019 さと(秋田書店)/「フラグタイム」製作委員会

 

しかし、遥が常に相手から好かれる様に振る舞うのは、自分自身が何者なのか・何がやりたいのかが分からない=自分のアイデンティティーが無いことの裏返しでした。そんな遥が初めて抱いた欲望、それが美鈴を好きだという感情だったのです。人を好きになるという感情をきっかけに、自分とは何者かを見つける。まさしく思春期にしか成立しない自分探しの物語です。

 

そして最後に、美鈴の時間停止能力が消えてしまいます。しかし、遥との恋を機に人と関わることの大切さを知った美鈴は、クラスの輪の中に入るようになっていくのでした。

 

このように『フラグタイム』は思春期の女の子が恋をきっかけに成長するという、至極まっとうな青春物語なのです。 百合だしOVAの劇場上映だし時間停止といっても描写は地味だし、多くの人に観られるきっかけが中々作りづらいです作品です。しかし、思春期の綺麗な自分探しを1時間にまとめた良作なので、せめてこのブログを読んでくれたあなたには観てもらいたいのです。

 

 

本日のまとめ

【思春期の1ページ、それは百合のベールに包まれている。】

報連相に悩む新入社員の君へ。

水曜日の夜中、ベッドでブログ書いてます。

どうもリンスです。

 

先週は忙しかったり風邪ひいたりで大変だったのでブログ書けませんでした。

実はまだ風邪治ってないですけど、さすがにそろそろ書かないとブログが生活から切れてしまうので無理にでも書きます。

 

今回はそんな風邪の話。

というか風邪の原因にもなった無能上司とのやり取りで思い浮かんだ働き方の話。

人事採用教育担当として働く自分が考えている真面目な話。

上司とのコミュニケーションに悩んでいる新入社員の君に向けた話

 

 

 

結論から言うと

報連相が大事」って言う上司は本当に能力がない

 

そもそも報連相とは。。。

報告:部下が上司の指示に取り組みつつ、途中経過を報告すること

連絡:自分の意見や憶測を含めない関係者への状況報告

相談:自分だけで業務上の判断が困難なとき、上司に意見をきくこと

 とwikipediaには記されています。

はっきり言ってとても大事なことです。

 

現況を正しく共有し、自分の力の及ばない場面では上長の力を借りる。

これなくしては社会人として生きていけないでしょう。

 

そして、そんなことは新入社員、みんな理解しています。

このレベルの職位の社員は、仕事を上から任される、というのがデフォでしょう。

つまり、仕事の完遂を最終的に判断するのは自分ではなく上司なのです。

 

そうなると

  • あとから「ここが違う」とか指摘されるくらいなら上司の確認を取りながら進めた方が安全
  • 状況が変わったら、それを上司に共有した方が安全
  • 自分で判断できないことは上司に判断してもらう方が安全

となります。

報連相が大事」なんて言われなくても、新人が上手く仕事を進めるには報連相が不可欠です。

そんなことは言われなくてもやるんです。

 

それでも新人が報連相をできないのだとすれば

それは報連相を実行し難い環境を上司が作り出しているに他なりません。

 

  • 何気ない会話を振る
  • 困っていることはないか尋ねる
  • 部下が報連相をしてきたら、たとえ仕事が忙しくても嫌な顔をしない

こういった日々のコミュニケーションを怠っておいては

部下からの報連相は滞るばかりです。

 

それでも、わざわざ「報連相が大事」などと説く上司がゼロにならない。

彼らは、下の人間から報連相をされない原因を、下の人間に押し付け、

  • 自分は悪くない
  • あげく、下の人間が無能

と言い張ります。

 

でも、そもそも無能な新人など存在しないのです。

 なぜなら、新人とは本来、能力で評価されない立場のことだからです。

 

 それでも無能と言うならば、その新人を採用した会社が無能なのです。

つまり、その会社を構成する管理職=上司が無能なのです。

 

新人が報連相をしないことを嘆くのではなく、

新人が報連相を実行し難い原因が自分にあると正しく認識すべきです。

 

 

 

しかし、一方で

社会人に必要なものに鈍感力が挙げられる

 

そもそも鈍感力とは。。。

鈍感力 (集英社文庫)

鈍感力 (集英社文庫)

 

モテモテお医者さん作家渡辺淳一が出版した、かつて一世を風靡した本のタイトルです。

 

内容をざっくりまとめると、

 「センシティブで相手の事・周りの事を考えすぎると疲れちゃうよねー」

 「不都合なこと・面倒なことには気付かない方がハッピーに生きれるよねー」

という、気にしすぎ現代人に向けた福音なのです。

 

そして「報連相が大事」と言い張る上司は、自分が悪いと認識しない=鈍感力の持ち主なのです。

 

つまり、常に責任を周りに転化する報連相が大事」連呼マン上司は

社会人として正しい、とも言えてしまいます。

 

 

 

そうなると結局、 

無能上司に対抗するには、自分も鈍感力を持つしかない

 周りの人間のことを考えない人間をいくら配慮しても一銭にもならないです。

自分に害を為す人間には対抗しないといけません。

 

そして、鈍感力という最強の矛には、自分も鈍感力という最強の矛で迎え撃たなければいけません。

盾ではいけません。それではいつまで経っても耐え忍ぶ状況です。

 

君自身が鈍感力を持たないと、君自身が潰れてしまいます。

そして鈍感力を用いて、報連相なんてものは一旦忘れてしまいましょう。

「報告した方がいいかなー、相談した方がいいかなー」と迷ってしまう時点で、その上司は上司失格です。

そんなことを悶々と考える方が時間と精神力の無駄遣いです。

 

鈍感力があれば、

  • 相手にどう思われるだろうか
  • 相手の時間を奪ってしまうだろうか
  • 相手は迷惑だろうか

なんてことは一切考えません。

つまり、鈍感力があれば報連相を躊躇わずに実行するのです。

 

 

 

まとめると、 

会社は報連相の有用性を説いてはいけない

そんなものは誰だって分かっています。

お前らがら思う無能な新人だって分かっています。

 

実行すべきは、報連相をしようと思える環境を上司・会社が整えることです。

それができないから、新人は生き残る為に鈍感力を得るしかなくなるのです。

そして鈍感になった新人が昇進して上司の立場になることで、この問題は永遠に繰り返されるのです。

 

これが会社の現状。 

 

上に立つ人間からすれば「甘えるな」と言いたくなるでしょうが、現実問題として苦しんでいる新人は少なくないです。

 

そんな君の状況をなるべく論理的に説明したので、冷静な判断が出来るよう役立てていただけたら幸いです。

 

  

最後に、この記事を書くきっかけになった動画を貼っておきます。

ゲーム実況者もこうさんの動画です。

(5:03〜が特に重要です。URL:https://youtu.be/dVDj2A3nNkw?t=303


もう会社辞めたいやつおるか?ワイが新入社員だった頃の話を聞け!

 

口は悪いですが、言っていることは真理です。

この動画を自分なりに解釈して記事を書きました。

 

どんなTEDより有益な動画です。

併せてご覧下さい。

  

 

本日のまとめ

報連相は最弱の盾。鈍感力は最強の矛。】

『星合の空』はケータイ小説である、という仮説

日曜日、ベッドでブログ書いてます

 

どうもリンスです

 

 

秋クールのアニメもそろそろ折り返しでしょうか

皆さんも取捨選択は進んでいますでしょうか

「俺は何も捨てねぇ!」という主人公気質な貴方。素晴らしいです、そのままの貴方でいてください

 

そんなこんなでリンスが“良くも悪くも”一番目が離せない作品、それは・・・

 

『星合の空』

www.tbs.co.jp

 

あらすじはというと・・・

 

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©赤根和樹エイトビット/星合の空製作委員会

これだけ読むと“ちょっと意識の高いラブライブ男子版”という感じですね

でもこの作品、女子ファンを芋づる式に獲得できそうに見えて

その実、すごくハードな作品なんですよね 

 今回は星合の空のハードさについて考えてみよう、の回です

 

 

【みんな、家庭で問題抱えすぎ問題】

この作品をハードなものにしている理由、それは・・・

  • 虐待する親
  • 兄弟を同等に愛さない親
  • 嫁姑の仲が悪すぎる
  • 実は養子だった

など、みんなが家庭で問題を抱えていることなんです

 

もちろん、フィクションというドラマを作るために上記のような不幸要素を設定することは少なくありません

むしろ不幸要素なくしては、ドラマの起伏やキャラの深堀って難しいですしね

 

しかーし、本作はやり過ぎでは?とリンスは考えます

 

 

やり過ぎ要素① 数が多い

確かに不幸要素はドラマ形成において役に立ちます

でも(おそらく)全てのキャラクターに不幸要素があるのはやり過ぎです

長期に渡って続く作品なら避けられないことでしょうが、1クールの作品でこれだけやられると流石にお腹いっぱいです

「こいつはこんな悲しい過去があるんやで〜、同情したってや〜」という作り手の作為をビンビンに感じます

 

これってひと昔前のケータイ小説と同じ手法じゃないでしょうか

wikipedia先生も下記のように仰っています

ケータイ小説 - Wikipedia

特にリアル系ケータイ小説では悲劇的な出来事が矢継ぎ早に主人公の少女に襲い掛かるものが多い。その悲劇的な出来事として、ゲームクリエイター米光一成は「いじめ、裏切り、レイプ輪姦)、妊娠流産薬物、病気、恋人の死、自殺未遂、リストカット」を挙げている

当時、女子中高生の支持率は圧倒的でしたね

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恋空

大人たちは眉をひそめる内容でした

ですが、実体験と悲劇のヒロイン願望が合わさった内容は、作者の顔が見えなかったり、そもそもケータイ小説という拙い媒体ということもあり、個人的には子供から子供に向けられたエンタメということでアリなんじゃないかと思います

 

しかーし、『星合の空』は違います

原作・監督・脚本の赤根和樹さんは57歳のベテランクリエイターです

これだけ歴の長いクリエイターがケータイ小説と同じ手法を使うのって、かなり拙くないかなと自分は思ってしまいます

せめて主人公ペアの眞己・柊真に絞れば、その分彼らの不幸要素にしっかり向き合えるから、こんな安っぽい印象は無くなるのにな

(5話での某キャラの唐突な養子アピール。こんなことされたら視聴意欲が無くなっちゃうよ)

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©赤根和樹エイトビット/星合の空製作委員会

 

やり過ぎ要素② 描き方が生々しい 

この作品、不幸要素が生々しいんですよね

なんかドキュメンタリーとかNスペを見てるような気になります

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©赤根和樹エイトビット/星合の空製作委員会

これは、主人公が虐待親父に遭遇した時のカットです

実際、虐待を受けた子供が虐待をした相手に遭遇したら、本当にこのシーンのようにうずくまってしまうそうです

 

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©赤根和樹エイトビット/星合の空製作委員会

こちらは虐待親父が主人公の大切なラケットを破壊したシーン

これがアニメーション=動画として描かれるわけです、高いクオリティで

 

他にも、「離婚しても戸籍上は父親だから、子供の住所を教えてもらえる」と虐待親父が言うシーンがあります

でも、“何も考えない役所が母子の住所を教えて、さらなる犯罪被害を誘発する”というケースって、ニュースでも話題になったりしてますよね

本当に笑えないことです

 

これらをわざわざアニメーションで表現する必要があるんかいな、他のメディアの役割では、と考えてしまいます

(もっと生々しいシーンはありますが、あえて掲載しません)

 

一応、本作はソフトテニス部を舞台にした男子中学生の心の機微を緻密に描き出す作品です。これは本当です。実際、男子中学生の拙さはよく描かれています。

 

でも、ここまであからさまな虐待描写を出したら、親父が警察に捕まるくらいしか物語にオチをつけられない

そして親父の逮捕オチは、アニメーションとしてよい後味を残さないと思うんですよね

実際、これからも主人公の人生は続いていくわけで、たとえ逮捕されて実刑判決を受けたとしても、結局自らの人生において無かったことにはならない

そんな重さ・悲しさ・やるせなさをアニメーションで描く必要があるとは思えない

 

頭空っぽなアニメを礼賛しているわけではありません

意欲的な取り組みは評価されるべきですし、本作もすごく挑戦的な作品で目が離せません

しかし、アニメーションにするには流石に生々しいなと思ってしまいます

皆さんはどう思われますか?

 

結論

なんか普段とは違うノリで熱く綴ってしまいました

 

改めて冷静に考えると、結局この作品の役割って、かつてテレビドラマが担っていたものだと思うんですよね

GTO』のようなフジテレビ火曜9時のドラマに代表される“その時代の社会問題”を絡めた学園青春ストーリーに似ています

『ごくせん』や『金八先生』もこれに該当するでしょう

 

でも、今の若い子ってテレビ観ないですよね

番組も中高年をターゲットにしたものばかり

月9も恋愛から、一話完結な刑事系・お仕事もの・謎解きものにシフトしています

 

そんな時節だからこそ、中高生が憧れと共感を抱ける作品を、若者のメディアたるアニメで描くことに意味がある、と赤根和樹監督は考えられたのでしょうか?

 

だとすると、ケータイ小説のような描き方は中高生をターゲットにする上では、完璧な手法のように思えます

 

社会人は本作にはお呼びではないのかもしれません。。。

 


TVアニメ『星合の空』 プロモーションビデオ第二弾

(このPVに作品の要素が全部詰まってましたね。やはり本作は中高生向けです、とてもいい意味で)

【感想】劇場版「冴えない彼女の育てかた Fine」はメタメタだった(褒めてるよ

日曜の昼下がり、マ◯クでブログ書いてます

寝る前、ベッドでブログ書いてます 

 

どうも、リンスです

 

公開から1週間以上経っちゃいましたが、

なんで土曜日公開スタートなんだよ普通金曜日だろ仕事帰りに見れなかっただろ土日はいろいろやる事あるんだよアニプレックスさんよ??!?!!!!?

ようやく観てきました(11月5日)

劇場版「冴えない彼女の育てかた Fine」

 

公開初週じゃないけど、ほぼほぼ満席だったんじゃないかな

(隣に座ってたオタクとは真逆の爆イケカポーは一体何者だったんだ。。。)

 

社会人になったタイミングとバッティングしたため、原作の最終巻だけ読めてなかった本作

 

まあ感想を言うと。。。

 

☆最高☆だったよね!

 

各所で各々が想いの丈を綴っていらっしゃいますが、

リンスとしてはメタ要素が素晴らしいと思いましたのでお伝えいたします…!

 

 

オタクの理想をメタとして描く、原作・脚本の丸戸史明 

ツンデレ金髪ハーフ、黒髪ロング黒スト先輩、なつき系巨乳後輩など

何周回って何回擦ったか分からんキャラがいっぱい登場する本作

www.saenai.tv

ですが、こういった記号ヒロインを敢えてネタ扱いにして、

モブっぽい目に付く属性を持たない、描写の難しい女の子をヒロインとして描いた本作

 

オタク作品において記号描写って、決して悪いことではない

というか、むしろ良いくらいですよね

そもそも現実には存在しないからこそ、エンタメ足り得るわけですから

 

それに分かりやすい特徴を持たない女の子を主人公にとっての、そして観客にとってのヒロインとして描くって難しいと思いませんか?

 

でも、それを可能にするのが原作・脚本の丸戸史明なんですよね

 

周りの女の子を記号だらけにするからこそ際立つ、モブ系ヒロインの微かで仄かでむず痒くて、そして切実な可愛さ

 

本来、オタクが二次元コンテンツに求めるものではない

しかし本当は欲しい現実的な可愛さ

 

例えるならToLoveるの中に秘められた君に届けでしょうか(違うか)

 

ファンサービス的なメタ要素

本作のメタ要素は上記のポイントだけではありません

 

  • 作品冒頭、黒髪ロング黒スト先輩の「映画ではモブ扱いでキャストクレジットも下の方に移動させられる」発言の回収(実際、下の方に飛ばされてましたね)
  • 最後、画面が暗転したからの「お疲れ様〜」セリフは、原作に始まりテレビアニメを経て映画までたどり着いた冴えカノプロジェクトに対する想いとも捉えられるでしょう

 

映画でありながら、映画に留まらない、いろんなところで楽しませてくれる本作

面白さがレイヤーとなり段積みされていくわけです

そりゃ、飽きさせないわけですわ〜 

 

結論 

【全ての萌えアニメ踏み台にするメタとして扱う】

それが許されるのは、彼自身がエロゲーという名の)ギャルゲーライター出身だからですよね

 つまり何が言いたいかって・・・?

 

www.nicovideo.jp

 

WHITE ALBUM2、プレイしようぜ!

(悪魔の囁き)(大声)

ジャニーズ × ネット = 無敵(予定)

連休の中日、お出かけ前にブログを書いてます

連休の最終日、◯◯コーヒーでブログを書いてます

 

どうもリンスです

 

さて昨日11:30〜、YouTubeにて発表されましたね


ARASHI「2019.11.03」

こいつはティザーっす

実際の生配信はアーカイブ配信されないっぽい。。。

 

いろいろ発表されましたが、詳しくは報知さんオナシャス!!

headlines.yahoo.co.jp

 

なかでもデカい発表は

 SNS一斉解禁 で す よ ね

 

以上、5大?SNSが解禁となりました。 

 

 デビュー組、しかも現時点でジャニーズ最強のグループがSNSを開設するとなると、

これはもう事務所のSNSに対する方針変化の所信表明です

 

これの何がヤバいって、公式がファンの為にエサを撒いてくれることですよ

 

ジャニオタさんのSNS活動(ブログやtwitterなど)のバイタリティー

皆さんが知るところでしょう。

 

でも結局、公式が ネット用に(←これ大事) 提供する素材ってほとんどありませんでした。

つまり、著作権法的にはアウトな素材で自担愛を語るしかなかった。。。

 

しかし!

これからは違うぜ!!

自担愛の発信=合法!!!

 

ネットの海ではゲリラ組織のような(ごめんなさい)活動をしていたジャニオタさんも

これからは政府お墨付きやで〜

 

セルフ飛車角落ち状態で戦っていたジャニーズ事務所

 ついにリミッターを外し、ジャニオタさんと一体となり世界に挑む

 

最強かつ当たり前の武器を得たジャニーズ事務所

世界を獲る日も遠くはない

 

www.youtube.com

Turninig Up with the J-pop !

Turninig Up with ARASHI!

 

 

ジャニーズ事務所のネット解禁も 

SMAP解散が引き金なんだな〜という話はまた今度

【はじめまして】リンスのブログにつきまして

なんの因果か、このブログにたどり着いた皆様

 

はじめまして

 

このブログの主、リンスと申します。

 

普段は人事やら労務やら総務の仕事をしているアラサー会社員です。

 

普段、ものを考えてはiPhoneのメモに書き溜めているのですが、

人に見られた方がクオリティも上がるだろうと考え、

ブログとして公開することにしました。

 

このブログでは主に下記のトピックを取り上げようと思います。

  • アニメ
  • ジャニーズ
  • 世渡り

個人的な意見なので異論反論あるでしょうが、

会社員の戯言として見ていってくださいませ。

 

それでは、張り切ってどうぞ