【元ゲイ】お悩み相談!性別の悩みから不眠…どうすればいい?
※こちらは1度音声録音したものを、文字起こししたものです。
お久しぶりです。
お久しぶりです。
隣人EXと申します。
初めまして友人ゲイと申し ます。
ブログでは、初めてだよね。
そうねぇ。
で、今回なんですけど、だいぶ前にYouTubeをやってた時から募集してた質問箱ですね。
実は見てはいたんですけど、YouTube投稿をやめてしまったせいで、答える機会がなくなってしまって……。
なので、今回この機会にブログにして答えてしまおうと思います。
なるほど。
それじゃあさっそく1問目から行きますね。
えぇ。
ということで、これはもう完全にゆうくんに対する質問ですね。
ということは、この方はトランスジェンダーなのかな?
そうだろうね。
(現状の性別が)男性女性どちら側かわからないけど、不安になることもしょうがないことですよね。
でも、今世の中自体、そういうLGBTの人達に対して差別をする人が少なくはなってきてるので…。
悩むのはしょうがないとしても、ある意味で開き直って、自分はそういう道で生きていくんだって思い込ませることは大事かなと思いますね。
でもそれで眠れなくなったり、病気になってしまったら本人が辛いでしょうから、理解してくれる人に相談するのが一つの手じゃないでしょうかね〜。
やっぱりある程度マイノリティっていう少数派のところに属している時点で、
よろしくないことではあるけど、風当たりが冷たかったりすることも否めないから……
味方を集めて鉄壁にするっていうのは大事かもしれないですね。
因みに同居人の方はこのような経験はありますかって言われてるけど、それはどう?
僕自身も同性愛者ですのでね。
実際いじめにあったこともあるんですけど、それは理解してない人がいるというだけですから。
ちゃんと理解してくれる人もいるわけで、そういう人たちを味方につけて行けばいいと思います。
さっきも言った通り、もう開き直って自分はこういう人間なんだ、それでも生きていくんだ。
って強く気持ちをもって生きてみましょう!
今、ゆうくんと私が結婚したみたいに、人生どう転ぶのか分からないですが、
とにかく私から言えることは、本当は不安に思うことなんてなくて、あるとしたら世の中が悪いよね。ということですかね。
ちょっと若い人と触れ合う方が精神衛生上いいかもしれません。
年寄りの人は結構まだ偏見持っている人も多いので…。
これこそ偏見かもですが。
太陽にほえたA君
これは遠い昔、私がまだ学生として生きていた時のことです。
華のJKとはよくいったもの。
私はこの頃、人生で一番異性との関りがありました。
今や職場の納品をしてくれる業者の既婚者としかほぼ関りがありませんが、なにはともあれ、私にもそのような時代があったわけです。
しかし、当然いい事ばかりではありませんでした。
結論から先にいいます。
ストーカーができました。
彼氏はできませんでした。
ここでは仮にA君と呼びましょう。
A君との出会いは入学式当日、ペンを借りようと話しかけたところからでした。
結局私もA君もペンを持っていなかったわけですが、次の日から廊下などで頻繁に話しかけてくれるようになったんです。
そんなある日、食堂での出来事。
A君がいつの間にか着いてきていたのですが、当然女の子とも話したい私は、友人と同席でも良いか尋ねました。
答えは「NO」
「俺、女の子苦手なんだよね。」
「へえ」
おい!!!!!!!!!!
すみません、取り乱してしまいました。
しかし、確かに当時の私は髪もバッサリでしたし、
人一倍ねっちっこい納豆みたいな性格をサラサラコロコロの大豆に見せかけたような人間だったので、女として見てねえだろ。くらいに油断していました。
A君は変わった子でした。
酒を飲んだこともないだろうに
※未成年の飲酒はいけません。私もしてません。
いきなり「俺、ビール瓶なら1ケースいけるが……?」とかほざ
失礼いたしました。いう子でした。
いや、いいんですよ!
いいよ別に嘘の一つや二つさ!
でもどうでもいいよ!仮に1ケース飲めてどうしたんだよ!!!
と思いますが、当時の私はそんなツッコミを脳内だけに収めて「あはは……」と笑っていました。
訳の分からん知識や自慢を見せびらかされても、まあ強く言いませんでしたし、言えませんでした。
つまりは、いけそうな女ロードを突っ走っていたわけです。
嘆かわしいことです。
また、友人になった女の子の中にA君の親戚がいたりと、(その子はまじで可愛かった。あの子にストーカーされたかった)突き放しづらい日々が続いていったのでした。
まあ細かいことははすっ飛ばしまして、
ある日、それは起こりました。
いつものように席に着いて授業のチャイムを待つ私。
忘れもしません。景色がよく見える窓側の前の席でした。
教科書やらを鞄から出して用意する私の目の前が急に暗くなりました。
目線だけ上げると、何か頬をもごもごさせながら立っているA君がいました。
何かを食べているわけではありません。
頬に舌を押し付けてコロコロしているといえば伝わるでしょうか。
私は見て見ぬふりを決め込むことにしました。
話しかけられてないし、いいか。と。
あんなに教科書に集中しようとした日はありませんでした。
しかしA君はそこから退こうとはしません。
私は堪らずA君を見上げました。
A君は、見えないブラインドを指で開いていました。
世代的に分からない方もおられるかもしれないので補足すると、これはとある刑事ドラマであった有名なシーンなんですよね。
いってしまえばかっこつけるシーン。
カッコつけたい年頃だったのでしょう。
でもそこにブラインドは無かったのです。
体全体が綺麗に日に照らされたA君に私は(ある意味)目を奪われました。そして目があいました。
「ああ、お、お疲れ……。」
「おwおん……ww」
A君は変わらず口をもごもごさせながら机へ戻っていきました。
その後は
・横断歩道で後ろから荒い鼻息が聞こえたと思ったらA君
・食堂の列で後ろを振り返るとA君
・他の異性と話していたら階段の手すりに隠れて睨むA君(友人ドン引き)
・いきなりLINEで
「思えば俺たちが出会ったのも運命なんだよなあ……。」と送ってくる。(私の返信「ジャジャジャジャーン!!!!」)
・話すたびにボディータッチ。避けたら迫ってくる。怖い。
怖い。怖すぎでした。怖すぎワロタと思いました。
もうそういう語彙しか出てきませんでした。
いつしか彼を巻くことができた私でしたが、
彼が今、素敵な男性になり、素敵な女性とイチャコラしていることを心から爆発願いたいと思います。
ちくしょ~~~~~めっっッ!!!!!!!!!!!!!!
飲酒の禁止された世界で
少し前まで、想像すらしていなかったことが、現実に起こる。
そんなことが本当に、それもこの世界で生じることはあるのだろうか。
私たちはいかなる時もあらゆる事柄を想定して生きてきた。
若気の至りなんかじゃ許されないこの世の中「当たって砕けろ」なんてもってのほか。
古い考えでしかない。
私たちはネガティブだ、臆病だと笑われながら、
何度だって頭の中で試行錯誤を繰り返しては間違いのない道を選び抜き、進んだ。
それを、強いられ続けてきたはずなんだ。
其れが今更「1mmだって予想していなかったこと」
にぶつかるだなんて
少しおかしいとは思いませんか?
2020年
私が記憶に新しいその日、それはまだたしかに存在した。
早めに退勤した日は必ずと言っていいほど、
先輩と行きつけの店へ通ったものだ。
そして例外なく今日も、早上がりの私は友人ととある店へ訪れていた。
「な~んか行き当たりばったりだったけど、雰囲気もいいところでよかったね。」
「本当にね。クリスマスにインフルエンザなんて、神様に見放されてるとしかと思えなかったけど……」
「あはは、ま、意外と生きてりゃいいことあるっしょ?」
「だね。でも…ここ、高そうじゃない……?」
「キャッチのお兄さんが飲み放題もプラス千円でつけてくれるって言ってたじゃん(笑)ここらで騙しってこたないでしょ(笑)考えすぎ、考えすぎ。」
「……かなぁ。」
たまにはとキャッチに捕まり、
案内されたのはいかにも高級そうなつくりのお店だった。
慣れない店だからなのか、得体のしれない不安を胡麻化すために、こくり、一口手元の水分を喉へ流し込む。
とりとめのない話をしながら、目線だけぐるりと見慣れない店内を覗き見た。
土日ということもあってか、随分家族連れが多いように見える。
寧ろほとんどが……いや、
見渡す範囲内はすべて家族連れだ。
友人と二人の私たちが浮いて見えるほどで、少し異様にすら思える。
「決まった?もう呼ぶよ。
店員さ~~ん、すみませ~~ん!!」
「はーい!」
友人の声にいち早く反応した、金髪の若い女性スタッフが小走りで
私たちのテーブル近くへしゃがみこむ。
「えっと……じゃあ、すみません、とりあえず生を一つ。」
「……は」
「「「…………」」」
「「「…………。」」」
「え……?」
「え?……あの、ですから、すみません。生を……。」
「…………」
「……」
店員の怪訝な顔
……
周囲の客は途端にザワザワと、席を立ち始めていた。
……
視界がぐわんと歪む。
……
なんだこれ……
……
………ん…、
「アイタタ……、
っ……」
「飲酒は犯罪です。」
「飲酒は犯罪です。」
「飲酒は犯罪です。」
「飲酒は犯罪です。」
「飲酒は犯罪です。」
「飲酒は犯罪です。」
「飲酒は犯罪です。」
「飲酒は犯罪です。」
「う、うわああああああああああああああああああああああああ!!!!」
な、なんだよここは……
先ほどまで一緒にいた友人が……
いや、それどころか周りをいくら見渡せど、生活感のある自転車を見つけるのか精一杯で誰一人としてここを通る人を見つけられない。
ん……?
何かかいてある……
(隣人EXちゃん…見損なったよ…。
あなたがそんな人だったなんて…。
ううん、今更だよね…。
これからは離れ離れにはなっちゃうけど、
これから何かとそっちも頑張って。
それじゃあ、さようなら。
今までたくさんの思い出をありがとう。)
は……?
「こちらは警察署飲酒撲滅委員会です。
飲酒は法律で固く禁止されております。口にした瞬間、死刑となるたいへん危険な薬物です。周囲でもしも飲酒を勧める、保持している人物を見つけた場合は、速やかな通報をお願いいたします。
繰り返します。こちらは――……」
どこからかそんなアナウンスまで聞こえてきた。
しけ、死刑……?
思わず耳を疑った。
とはいえそう考えれば、あの冷たい眼差しにも納得がいく。
何やら大変なことになってしまった。
……一旦整理しよう。
まずこの世の中が私の知っている世界でないことは確かだ。
しかし、かなり酷似している……
というよりは、先ほどインフルエンザ完治後に出勤し、
仕事を終えて友人と合流するまで、今朝から変わった様子なんて毛ほども感じなかった有様だ。
それは人間関係や建造物などの景色だけでなく、
私のカバンの持ち物に至るまで、だ。
今のところほぼ、この世界に違和感を感じることはない。
しかし、ここには元の世界とたった一つ、大きな違いがある。
おそらく……
いやまず間違いなく、この世界では「酒が禁止」されている。
それも、飲酒に対しては死刑という極端な処罰が定められているらしい。
しかし、そうなるとここはどこだ。
この場所は先ほどとは打って変わって元の世界では目にしたことがない。
……ここへ来る前、
居酒屋にいた私はいつも通り生ビールをひとつ、注文したはずだ。
しかし、それから後の記憶は店中の人の不安と嫌悪に満ちた表情を境に完全に途絶えている。
気が付いたら見知らぬ此処へ転がっていた。
整理しようとしても、
まったくもって現実味を感じられない私の前に、誰かがのそりと影を作った。
「お前さん……さては訳ありだね。」
「わ、訳あり?すみません、私、貴方が何を仰っているのかさっぱり……」
……薄暗くて表情は伺えない。
依然としてパニックの私は、
返事をしながらもその謎の人物から少しの距離をとった。
しかし、貴重な第一村人だ。
この人なら、何か知っているかもしれない。
「何があったか分からねぇが、ここまで落ちりゃ、お前さんももうおしまいさねぇ。」
「終わり……って……なんですかそれ、……ここまでって?
」
「ここはなぁ、自由の効く牢獄みたいなもんさね。」
「自由の利く、牢獄?」
「そうさ、この町全体がね。
もう随分前だったかね、飲酒が禁止されはじめたのは。
もう日本にはどこ探したって酒なんてありはしないんだけどねぇ。
ここの輩はね、興味本位で偽物の酒使ってここへ突っ込まれているってわけさ。
要は……要注意人物の厄介払いだね。」
「厄介払い……」
「治安の悪いここいらでさえ、
酒の味を知った連中なんて居ない……。知ってんのは私みたいな老いぼれくらいのもんさ。
お前さんには信じられないかもしれないけどね。
自由に酒を飲める、いい時代があったのさ。
それが今じゃなんでも規制、規制……挙句死刑ときた。
この街へ来たら猶予はあと一回きり。
もう一度少しでも警察の逆鱗に触れたらおだぶつさ。」
「そんな勝手な……」
突然のSFのような話に、開いた口が塞がらない…とは正にこのことだった。
「私、が知っている世界は、飲酒が犯罪でなかったんです……。」
「何も知らないままお酒を頼んでしまって、
それで気が付いたら居酒屋で白い目で……」
「……そうかい。
やはり、訳ありか……。
そんなあんたにだけ教えよう。実はね、ここに放り込まれた連中のおよそ半分は、何故かは分からないが、状況も飲めないまま此処へ飛ばされてしまった奴らなんだ。
あんたと同じさ。いつの間にか、世界が変わっていたんだ。」
どうやら、此処へ無意識のうちに飛ばされていたのは私だけではないらしい。
いったい何故、私たちがこんな目に……。
……しかし、その人たちは本当にそれを警察側へ打ち明けたことがあるのだろうか。
お婆さんさえ少し話すのを渋っていた話だ。
誰も、行動を起こしていないだけかもしれない。
考えてもみたら腹を割って話しさえすれば、
警察の誤解を解くことが、できるのではないだろうか。
簡単なことだはないだろうが……
私はもちろん元の世界でもアル中なんかじゃなかったし、
酒が「なくてはならないもの」ではなかった。
お酒を囲むときの雰囲気が好きなだけであって、
それが重大な犯罪と知った今ならば、もう興味などこれっぽっちもない。
難しくても、まずは無実を主張しよう。
私は命をおびやかされてまで酒なんて飲みたくないし、
ましてやもちろん持ってなんているわけも無……
そこまで考えて、たらり、額に嫌な汗がたらりと伝った。
私は元の世界の自宅にストレス解消用にと、
自宅に安酒を一本ストックしていたはずだ。
もし、この世界が私の持ち物をも完璧に反映した世界であったとしたら…
深く考えるよりも先に私は分かりもしない方向へ走り出していた。
「あ、あんた!いきなりどうしたってんだい!そんな青ざめた顔で……」
「私、私の部屋に、ある、
かもしれないんです。
さ、さけ、酒……が……」
「なんだって!?!?」
……誰にも見つかっていないだろうか。
もしもすでに何かしらの調査があって、バレてしまってでもいたら、
私は……
私は……
今までどこか他人事のように感じていたそれが、
突然目の前で現実味を帯びた。
恐怖でガクガクと震え、へたり、と その場に座り込む。
どうしようどうしよう、
どうしたら……
「話は聞いたぞ」
……目の前のお婆さんに話すので手いっぱいで、
一切気配を感じ取れてすらいなかった筋肉質な少しガラの悪そうな男性が、
3人、私の背後から顔を覗かせた。
私はその場の全員にすべてを打ち明けた。
此処へ来るまでのこと、
酒をオーダーしてから、
その後の記憶がすっかりなくなってしまっているということも。
そうして次の2つのことを聞いた。
・予想していた通りこのまま放置していては、
家の抜き打ち捜査で明るみになるだろう、ということ。
・その場合は間違いなく命を狙われるだろうということ。
「私」
「取りに、いきます。」
どちらにしてもリスクがあるのなら、あがいてみるべきだ、と思った。
「ああ……それがいいだろうね。」
「おう!」
「そう来ないとね。」
「楽しいことになったな、これは。」
そうして道すらも分からない私を案内し、協力すると……
私の自室のセブンミレブンの梅酒紙パックを持ち帰るために、
私たちは運命共同体となることを決断したのだった。
「成功したら、みんなで晩酌をしよう。」
その一言で、私たちは結託した。
もはやそれ以上の言葉は、必要なかった。
日没後、ついに決戦の時。
どうにか監視の目をくぐり、
街の出入り口を突破した私たち一行は、私の自室へ急いだ。
見慣れたマンションが、やけに高くそびえたって見える。
その場の全員、固唾を飲んでマンション木陰から見守る中
私はできる限りの自然を装い、帰宅する。
真夜中とはいえ、どこから監視されているか分からない。
細心の注意を払い、ゆっくりと鍵を回した。
ガチャリ……
(たしかあの食糧入れ横の収納に……)
あ
あった……
あった…!
あった……!!!!!
未だ収まることのない動悸の中で、
すっと重荷になっていた何かをおろしたように、大きく息を吐く。
みんな……!!
満面の笑みで紙袋に入れた梅酒を高く抱え上げ、
約束の木陰へ戻ろうとした
そのとき、
突然視界ををカッとまぶしいライトに照らされた。
「アルコール セイブン カクニン!
アルコール セイブン カクニン!
ホカクセヨ!ホカクセヨ!」
あまりの光の強さに視界がぼやけホワイトアウトした瞬間、
誰かが私の手を引っ張り上げた。
「大丈夫かい!あんた!」
「おばさん……!大丈夫です!でも、もう……」
「あんた、それもって逃げな。」
「!?
そ、そんな……だって、そしたらおばさんは!」
「弱音ならあとでお前さんの後ろのむさくるしい連中がしこたま聞いてくれる!!
私がおとりになる。」
おばさんの細い脚は、暗闇でもはっきりとわかるほど震えていた。
「なあに……絶対死刑なんかにゃなんねぇさ。」
「共倒れしたいのかい!?!?
早く逃げるんだよ!!!早く!!!!!」
頭が真っ白になった。
一緒に逃げないと意味なんてないじゃないか。
「……あんた、
ばあさんの思いを無駄にするな。
今やるべきことはひとつだ。
ばあさんのために、それ持って逃げるんだよ!!
できるだけ遠くへ……気を、しっかりもて。
お前がしっかりしなきゃ、どうしようもねぇよ!!!」
「……短い間だったけど、一先ずありがとうね。
私みたいな老いぼれが、若人の酒一杯の為に体を張れるんだ。
こんな幸せが、どこにあった?
わかったら、行きな。
……その酒、少しでいい。
そいつらにも分けてやってくんな。
ビビらず飲むんだよ。あんたの、酒だからね。」
「おばあ……さん」
「……絶対、絶対に約束ですから……
みんなで酒囲んで、待ってますから!!!」
振り返ってはいけない。
無我夢中で、私は走った。
「それでいいのさ……それで。」
どうして……どうして、こんなことになった?
私が酒なんて買っていなければ……
こんな結末は生まれなかったのだろうか。それとも……
ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙
泣きながら走って 走って、
走って、転んで、ずっとずっと、ただ走った。
少しずつ冷静な思考が戻ってきた頃、男性の一人が静かに肩を揺らしてきた。
「一先ず身を隠せるどこかへ入ろう。
どこか、できるだけ人目を避けられるところに…」
「あ!あそこ…!!」
そこにはギリギリ体を隠せそうな段ボールが一つ
この街は厄介者と訳アリの集まり。
治安が悪いとは聞いていたが、見た限りその通りのようだ。
段ボール奥には先人たちの口調を荒げた書置きや落書きが、
まるでネット掲示板のように全面を覆っていた。
表とは違い「酒をくれ」「クソポスター」そんな言葉が羅列している。
しとり、しと…しと……
サイレンに比べればなんとも無いはずの雨粒の音、
町の喧騒がやけに耳に痛い。
……
「なに…これ、…WONTED……?」
「これは……わた……し……?」
街はどうやら、アルコール分を感知するハイテクロボを採用していたようだ。
ここに書いてある先人の情報が正しければ、
そのおかげでご丁寧に顔写真まで、全国にばらまかれているらしい。
つまり私の懸賞金付きポスターが、だ。
ならば取り締まりロボだろうと警官だろうと、
どちらにしてもここも時間の問題だろう。
この酒を持っている限り、
もはや私たちに助かる方法は残されていなかった。
ついに私たちは、身動きすらとれなくなってしまったのだった。
先ほどあれだけ涙をながしたばかりというのに、
飽きもせずにまた本能的な涙が、段ボールに大きなシミを形作っていた。
今、生きていることを噛みしめるかのように、
私は声を殺してむせび泣いた。
それからどのくらい、暗く冷たい段ボールの中にいたのだろうか。
かなり長い間、こうしていたような気がする。
「皆さ、ありがとうね……」
「いや、俺達も最初は酒目当てだったけどさ、あんたの力になれて良かったよ。こんなまっすぐなやつ、居たんだなって思えたし、な!」
「はは、分かるよ。何か映画みたいでさ。実は俺、昔俳優になるの夢だったんだ。
本当に主人公になった気分だよ。ありがとね。」
「それを言うなら俺もだよ。
こんなカビ腐った街で、こんな経験ができるなんて、幸せ以外のなんでも無い。」
その時だった
ビビビビビビビビビ
「オ前タチ完全ニ包囲サレテイル」
「タダチニアルコールヲコチラヘワタセ。サモナクバ全員死刑確定ダ。」
「ですってよ。皆さん……本当に、いいんですか。」
私がした質問に、誰一人として迷うことはなかった。
全員が強く拳を握り、唇を噛んでゆっくりと頭を縦に振った。
「よ~し!!!じゃあ一丁、晩酌と行きますか!!」
犯罪、死刑?
こんな素晴らしい人たちが守ってくれた酒の、何が罪なんだ。
罪の味とやら、楽しんでやるよ!
月明かりの下、各々がポケットに持っていた
素朴なつまみやドックフードを出し合い、適当な平皿で盃をかわした。
煩いサイレンをBGMに、
真っ暗でほとんど何も見えない小さなダンボールの中で、
私たちは今度こそ、全員で笑いあって晩酌をした。
おばさん、見ていますか。
この酒は、美味しいです。
こんなに美味しいのは、はじめてって、くらい……。
ありがとう……
ありがとう……
検証結果
美味い。
お酒はほどほどに。
キショい画像選手権2019
皆さんはじめまして。
私、隣人EXと申します。
いよいよ恋人たちの性夜クリスマスイヴが近づいてまいりましたが、
いかがお過ごしでしょうか。心を強くもっておられますか。
私はといえば、相も変わらず食品の消費期限の限界へ挑み、
毎日のようにトイレの壁と無表情で対話し続ける幸せな生活を送っています。
ところで……
ジングルベルを聴く度にシングルでヘイトを貯めている皆様は、
先日私が用意した企画を覚えておられますでしょうか?
そう、
「キショい画像選手権2019」
正直に言いましょう……強さなんて期待はしていません。
人はみな、か弱く儚い生き物なのですから。
でも大丈夫!
こんな不毛なイベントはなんとしてもこの代でぶっ壊してやりましょう。
ぶっ壊す方法は超簡単。
クリスマスといえば……
イルミネーション、 蝋燭、 ジュエリー……
とにかく馬鹿の一つ覚えのように綺麗なものばかりが街中を飾ります。
では私たちは……
クリスマスをキショいもので埋めてやろう!!!!!
思い付きではじめてみるものですね。
えっちなお姉さんで溢れていた私のDM欄も、今ではキショい画像でいっぱいです。
頂いた数、なんと……
59作品!!!!!!!
その中から今回は私 隣人EXが独断と偏見をもって、
三つの優秀な作品を選定させていただきました。
まずは残念ながらランクインしなかったものの、
ご応募いただいたキショい画像たちから種類別でご紹介させていただきます。
キショいといいましたからね。
アーティスティックな作品
キショい×センス
そんなことある?
一瞬何がキショいのか理解の追い付かない、
アーティスティックな画像を集めました。
皆さん画像加工技術を惜しみなく発揮されて、努力の見えやすい作品たちに仕上がっています。
個人的に画像加工系は、特に頭が混乱するので好きです。
@konagi_hyr こなぎ
なんでしょう、なんだこれ。
現代アートと言い張れば余裕で通じそうな斬新な加工ですね。
サイケな画像が他にもたくさん寄せられましたが、サイケデリックはキショい…?
情報量を多くしようとすると、サイケな画像が完成するようですね!
まずこの毛羽だったぐねぐねのホースのようなものはなんでしょう。
左下の白黒の森も廃ガスサークル(ゲーム)とかで出てきそうな背景で気になります。
ともかくカオスという言葉がぴったりとはまる作品です。
因みにこちら、画像加工前の画像もいただきましたが…
顔の部分は元々のっぺらぼうだったとのことです。
なんなら「キショさ」でいえば、
こちらのほうが世にも奇妙な物語感があってキショいかもしれません。
が、これをさらにキショくしてやろうとした気合には頭が上がりません。
お次は社会風刺なんかで使われそうな画像です。
「花に寄生された機械仕掛けのいらすとやのクローン人間」
クローン人間が花に寄生されていて、虫が寄ってきていたらとてもキショいかなと思い、顔に寄生してもらいました。
@CdlT89 橘
の一言が添えられており、その行き当たりばったり感が怖かったです。
蝶々や花は本来プラスイメージの強いものの筈ですが、
掛け合わせ様によってはこんな悲劇を生み出すのですね。
@CdlT89 橘
大理石?胡散臭い占いやのテーブル?と思った方、ご安心ください。
「加工でガビガビになってしまった手すりの錆」
ただの錆だけだとインパクトがなかったので加工でガビガビの全く原型を留めてない感じにしました。今の加工社会へのアンチテーゼという見方もできます。
錆もまた生きているんだ…。
と感じるとともに普通にキショいですね。
製作者さまの強い思いは、錆に届いたのでしょうか。
(不明になってしまっています。ご連絡ください。)
????
なんだか不穏な雰囲気を醸し出しているのはパッと見で分かりますが、
此方も元々の画像を聞かないと何かすらわかりませんね。
何だかそういうクイズのようになってまいりましたが、
この画像は他と違って題材はキショいものではありません。
ハイビスカスの花です。
美しいものをどれだけ台無しにできるか、そういった熱意をひしひしとかんじますね。
@Hakuro1309 メチオニン(AUG)
これはとある方がその昔、アイコン用に作った画像です。
バックの邪気のようなものがえらく存在感のあるこちらの作品。
バックに使われているのは、
なんと製作者様が実際に通っていた学校の卒業アルバム。
ご本人いわく「なんとなく」とのことでしたが、
なんとなく卒業アルバムを歪めて背景にするのも怖いですし、
キショい画像選手権で発表されなければ誰に知られることもなく
闇に葬られていたと考えると、怖すぎます。都市伝説?
イラスト関係
名前の通り、お手製のイラストを送っていただいたコーナーです。
こちら、幼少期の絵をシリーズ作品として送ってくださった方がおられたので、
続けてご紹介させていただきます。
まずこれらは幼稚園の作品です。
@renchintamago おでん家電
蝶々と花でしょうか。
つい先ほどより既視感のある組み合わせですが、同じテーマはより個性を目立たせますね。
擬人化という言葉をご存じなかったであろう時代の擬人化は、こんな結果を生みました。
二足歩行するハーフパンツの蝶々は、
美しい蝶の剥製を作る人間を見下し、見せかけでない美しさを私たちに無言で訴えかけているようにも見えます。
今思えば鶴の恩返し、人間になった鶴のファッションがくそダサい可能性もあったのでしょうね。
@renchintamago おでん家電
ウサギ?
明太子県民としては親近感を覚える口元ですが、
わかりやすくイデア界のキショさに本能的な訴えを申し入れてくるキショさですね。
@renchintamago おでん家電
どうしたの???
どうしたというのでしょう。
ここにきて何者かも分からなくなってしまいました。
足のようなものが沢山生えているようですが、幼稚園のわが子がこれを手渡してきたら、どんなに笑顔だろうが感動の手紙がついていようがトイレに籠ってしまいそうです。
@renchintamago おでん家電
これだけ保育園の作品とのことでした。
今度こそ泣かせに来る似顔絵のはずですが、私見覚えありますよ。
Ibってフリーホラーゲームに出てたよね?出演おめでとうございます。
@yandereprpr 春田キコ
芸術とキショいは、紙一重なんです。
どちらも定義がなく曖昧なんですよね。
これもアートと言われれば真顔で見ていられますが、ギャグマンガ日和のキャラクターに脳内変化するとあら不思議「ぬちょら…」という擬音が聞こえてきますね。
腹を通過された側の「おわっ」っというポーズがいい味を出しています。
@CHI_4416 ちくわの小娘
カレーパンマンのアニメーションを作っておられたようです。
びちゃびちゃのスープカレーをぶち込まれて丸一日放置されたような悲哀に満ちた表情が良いですね。
「カレーパンマンはゲロ吐き攻撃」と言っていた知人を思い出しました。
@renchintamago おでん家電
子供の発想=すごい
とは負けられない大人の意地で決して言わない私ですが、
その人権ポスターや版画から感じられるパワーは本物だと思っています。
人間の関節なんて折っちまえばね~よば~か!と言われてしまえば、
我々は納得せざるを得ません。
因みに最初、真ん中の赤い部分が目を光らせたタコにしか見えず気になったので
「タコですか?」と聞いたところ、すべて人間とのことです。即答でした。失礼いたしました。
製作者様の心に潜むクリーチャーかもしれませんね。
@renchintamago おでん家電
学生さんがプリントにした落書きでしょうか。
学生時代の無駄なものへの熱意、あれはいったいどこから生まれるのでしょう。
いくら暇を持て余したとしてもこんな集合体で暇を潰すのは、
できればごめん被りたいところです。
@S1lsqK9xA7lqqHI 本物
「ギリギリ間に合った……」と駆け込みで送られてきたイラスト。
もう何を表しどういった心境で描いたのか問うのは野暮な気がします。
人間、意味を求めないことも大切なんです。
むしろそれを人生のメインディッシュとしたほうがいいと、私は思います。
いくら名場面でも、あまりにくどい演出は人の心をざわつかせますね。
もちろん嫌な意味で。
@yandereprpr 春田キコ
心理状態がわかりそうな作品ですね。
擬音で表すなら「キィエエェェェェエエエエエ」というところでしょうか。
頑張りすぎたらだめだよ、ね???
@CHI_4416 ちくわの小娘
かわいい幼女のイラストも、ひとたび大人の穢れたフィルターを通せはあら不思議。
5:5分けの二等辺三角形にしか見えなくなってしまいます。
ピンクばかりの色味にも目を奪われますが、子供時代でよかった。
大人になってピンクばかりの部屋に閉じこもると発狂したり副作用ばかりが顔を出しますからね、気を付けておきましょう。
体のキショい
ここからは体を張ったもの(体の何か)に関する作品です。
@tknm105nt とこなみ夏都
髪の毛なんで抜けた途端キモいん……?
全人類が抱いたことのあるであろう疑問を浮き彫りにする画像を投稿してくださいました。
きちんとスプーンやカップが揃えてあることにより狂気が増していますね。
因みに……
カップが寂しそうだったので、その後カップにも入れてあげたとのことです。
知らないよ!!
@sanctuary_ooo 丸
「あるのが当たり前なのに改めてみるとキショいもの」
ノミ然り善玉菌然り、この世にはそういったものが多いですね。
こちらはあって当たり前、あなたにも私にも数えきれないほどある毛穴をピックアップしてくれました。
世の中、あまり目を細めて真実をのぞいてみるものではありませんね。
これからも真実から目を背けて強く生きていきましょう。
@001_nanashi ななし
口内炎増殖編。
地味に痛いというだけで、誰も気にとめない口内炎。
その地味さたるや、他人どころか本人も忘れかけることがある程。
誰もがかかるもっとも身近な病といえましょう。
そのギリギリを責める厭らしさは、
さながらわざわざ耳元をF1よろしく通り過ぎる蚊を彷彿とさせます。
しかし、これだけあればもう笑えません。
数の暴力。スイミーの賢さをこの年になって再認識しました。
加工技術の無駄遣いに乾杯!
@001_nanashi ななし
こちらは何の気なしに「キショい画像募集してブログ記事とかいつかやりて~」と呟いた瞬間に送られてきた、
この選手権の元凶となる画像です。
全責任はこの作品にあります。
やはり髪の毛は謎のキショさを秘めていますね…
@001_nanashi ななし
この前友人に写真を見せようとしてこの写真を見られてしまった際「それ私もできる!!!」と言われました。じゃあ投稿しておくれよ…。
因みにその友人にキショい画像はないか聞いてみたところ「私の中で元カレ以上にキショいものが存在すると思うな」と怒られました。
人は思わぬ箇所にでか爆弾を背負っているものです。
このポーズを記念に何の意味もなく見たままに「繭のポーズ」と名付けます。
人から怒られて身を守りたいときはこのハンドサインで自分の殻へ閉じこもることといたしましょう。
@yandereprpr 春田キコ
突然「先輩です!」と送られてきたこの画像。
絶対的に大丈夫とのことでしたが、記事の内容的にモザイクをかけさせていただきました。いい笑顔やん……ええ人やん……
とはいえ、変顔しているわけでも無い絶妙な表情が訴えかけてくる何かは感じますね。
現在は行方不明とのことです。大丈夫????
食べ物系
ダイエットしている方でも安心してご覧いただけるキショい食べ物集です。
@yandereprpr 春田キコ
バナナを茹でたもののようですね。
バナナ…やわかいバナナ…それ以上の掘り下げがないよ……
と思っていたら後日「再挑戦しました!」と意気揚々と送られてきました。
男性が興味のない女性に「メイク変えたんだ!」と言われたときの心境はおそらく今の私と同じです。
メイクしててもしてなくても、君は君じゃないか。バナナはバナナじゃないですか。
@renchintamago おでん家電
楽しい知育菓子ですが、最後は全部混ぜて胃に流し込んでしまうこともしばしば。
しかしこの方は、かなり前半戦で飽きてしまったものと思われます。
他の容器にも付着した痕跡を見る限り、
一度は説明書通りに作ったのでしょうが、やけくそになってしまったのでしょうか。
そんなあなたは、もう最初から諦めて全部コップに入れて混ぜて食べましょう。
謎の背徳感を味わうことができるため、おすすめです。
とっとと諦めて試合終了としましょう。
@yandereprpr 春田キコ
少し前にダイエット方法の一環として「着色料を使ってすべての食品を青色にする」というのを見たことがありますが、見る限りやはり効果は絶大そうです。
ちなみにこちらは人工着色料などは使っておらず、紫キャベツのせいで鍋の底まで染まりあがったものとのことです。
お子様にも安心ですね。
@andesumeron0403 すいか
こちら、私もお土産でもらったことがあるのですが「デキモノ」という言葉を脳裏に思い浮かべながら見るとたしかにキショいですね。
そんなことを思い浮かべながら食べられたらたまったものではないので、
今度からお土産には手書きの注意書きを添えましょう。
@Hakuro1309 メチオニン(AUG)
集合体恐怖症の方にはきついかもしれません。
蓮コラならぬ小豆コラ。
そういえば、学生時代中国へ訪れた際、
全面ドライ蓮(種の部分)のトイレに入ったことがあります。
集合体恐怖症に人権を。私の腕に幸せをください。
@yandereprpr 春田キコ
随分、生活と家庭感を感じるこちらは製作中の玉子酒です。
これが巨人がストローに息を吹き込んでめちゃくちゃに泡立てた玉子酒だと考えると、キショ指数があがります。
でもシンクはすごくきれいですね。
玉子酒さえ飲んでおけば、あとは風邪になるのをまつだけ。
良い年末年始をお過ごし下さいませ。
@yandereprpr 春田キコ
ひと昔前までは完全に「おしゃれJK」ブランドを背負ってしか購入することの叶わなかったタピオカも、ブームが到来してからは毎日すさまじい行列をなしています。
カエルの卵はだめでタピオカはいいの?茹でればみんな一緒です。
上の画像は列記としたタピオカですが、カエルの卵が混入していたとて誰も気が付きはしないでしょう。
白いと特にもろそれですが、
これを見ているとカエルの卵が美味しそうに見えてきました。
養殖場にいるか田んぼにいるかの違いのみで、
キャビアもカエルの卵も大して変わらないのではないでしょうか。
命は平等。
カエルといえば、
@yandereprpr 春田キコ
キショい水飲み場もここで紹介しておきましょう。
サビた遊具や公園のものってどうしてこう不気味な顔つきになってしまうのでしょうね。
公園の利用者にガラの悪いヤンキーばかりが揃っていると、
プラスαの迫力がつくと言われています。
生物部門
この流れで生物、生きとし生けるものにケチをつけまくっていきましょう。
@yuunya0122 ゆっっ
うわ、、、
チョウチンアンコウです。
深海生物は、深海にいる時こそ怖いだけですが、
地上に上がるとぺちゃんこになって平等にみんな不細工になります。
こういうお面が欲しいな。
クラスや職場にいじめられっ子がいたら、
すぐこのお面を被せていじめっ子をタコ殴りにしましょう。
正体がばれないだけでなく、相手にトラウマを植え付けられる最強アイテムです。
@yuunya0122 ゆっっ
声出ちゃった。
アザラシ?アザラシですよね。あの普段はキュートなやつ。
でもどうしたことか、白目をむいて迷いなく泳ぐその姿はまさに怨念そのもの。
もしくは金的をされた直後のアザラシと思えば、少しは怖さが紛れるかもしれません。
多分、駆け出しの過激派YouTuberなのでしょう。夢は大きく。
@yandereprpr 春田キコ
モザイクいりましたか?
でもモザイクをかけると余計に変な感じになるのが嫌なので、もうあきらめてそのまま掲載することにしました。
このお尻にむかって言葉を投げかけなくてはならない事実に、涙腺が緩みます。
妊活頑張ってください。
@yuunya0122 ゆっっ
たまにこういう「神様の悪戯心」みたいな造形のキショい生物、いますよね。
個人的には、便所コオロギことカマドウマなんかがそうですね。
配色といい形といい、人間に本能的に受け入れられない生物たち。
見た目がすべてではないといいますが、やはり大事です。ごめんね。
@yuunya0122 ゆっっ
しゃくれ魚。
なんかイルカと鯛を1:1で割ったみたいな見た目をしていますが、
かわいくも見えます。
きもかわいい
といのはだいたいだ可愛い7:3キモいだと思っているのですが、
そのくらいでしょうかね。
物議を醸したきもかわキャラ代表 せんとくんも、なんだかんだで可愛さはあるのだと思います。
日本昔ばなしの頭に角ぶっさしたと思えばかわい、可哀そうに…
キャラクターシリーズ
せんとくんは置いておいて、世の中にはかわいいキャラクターが腐っても腐りきれぬほど存在します。
例えば国民的大人気キャラクターのミッキー
@tateana_shiki 棚式
も、アンテナになる時代です。
仕事を選ばないとこういうことになっていきます。
「退職届」は負けではなくはじまりなのです。
こんな狂気を孕んだ漆黒の笑顔を振りまくことになるくらいなら、
さっさと森のくまぷーさんへ転職を決めましょう。
責任は全部ぷーさんが蜂蜜とともに持ってくれるはずです。
@yandereprpr 春田キコ
あの有名なまどかちゃんも女の子ですから、
いくら強い心で戦っているとはいえど、守ってくれる男性には惹かれることでしょう。
まどかちゃんの場合は圧倒的に物理より精神的な盾が必要そうですが、
良いパートナーを見つけたようで何よりです。
宇宙か結界の中でお幸せに…それ以上触れるのはこちらが大火傷しそうなのでもうやめておきましょう。
@blackyturtle Turtle's Brain
突然小さくなってしまいましたが、何が起こるか分からないのが選手権です。これもまた一興でしょう。
トーマス、大人になってからみるとお節介なおばさんにしか見えなくて嫌になりますね。
トーマスそっくりさん選手権とか開いたらどうでしょう。
後これは関係ないのですが、
キショい画像選手権開催中はトロちゃんとパズルを平和に楽しんでいる間にも
このようなサプライズがあり続けまして、精神が鍛えられました。
トーマスと一緒に「殺して」と相手へ送るのはやめましょう。
相手の心とスマホに大きなキズができます。
@9lsk7 あさはか
たまにこういったバグはありますが、
オモコロ好きはこういったことになるので気を付けておきましょう。
アバターのパロディーAV「オマター」好評発売中(本当にあります)
@nunuziki 臍黒
割れたミラー。
深夜俳諧しながらこれを撮ってる人がいたら、その光景がキショいとは違いますが、怖くはありますね。
割れたガラスに自分がいっぱい移ったらいやだな。
いっぱい映し出したネズミをドラえもんに見せた後、
押し入れのスペアポケットを強奪する計画以外何も思いつきませんでした。
@yuunya0122 ゆっっ
Googleで最近追加された、
動物を検索すると実際の大きさの動物がカメラ越しの現れる機能ですね。
さすがのGoogleさんも馬の目に生気を与えることは難しかったようです。
ところで背景はこれ何?ラブホか!?
私が女子会利用して貢献しているラブホか!?!?
@Tain0nikuhen 泰谷肉
文字として認識できる限界を超えて剥げた文字です。
バーコードヘアを見たときのように「もう全部消しちゃえば…」というのはただの価値観の押し付け、エゴなのでしょう。
歴史はなんだか侘しさばかりを生みますね。
シマウマと思って我慢しましょう。
@ujime_ 氏目
いちご牛乳ですが「パッケージの意味が分からなさすぎました」とのこと。
鳩の親子でしょうか。
鳩はいちごにも牛乳にも関りがないはずなのに我が物顔で堂々と表紙を飾っています。
なんだか腹が立ってキショく見えてきました。
鳩の糞がパッケージの方がまだボケとして分かりやすいです。
目がばっちり合うのも地味にやめてほしいですね。
育てているペットです。
飼い始めて約3ヶ月。
(不明です。投稿した方教えてください。)
混ざった紙切れにリアリティーを感じますね。
ところでなんか皆さん、事前準備が多くありませんか?
人々はみんなキショを求めているのか?
人間の本能を同じ人間が解き明かそうとしたとて無駄でしかないなのかもしれませんが、
今後の日常生活のためにもこれから少しずつ、皆様の心の闇を覗いていきたいな、と思っています。お薬増やしておきますね。
次の患者さん、どうぞ。
@miyabe_bl 宮部
螺旋状に詰め込まれた煙草。
最初よく観ずに吸い殻とばかり思っていましたが、新品でしたね。
ここにたくさんのニコチンタールと税金が詰め込まれていると思うと胸アツです。
ニコチン中毒の方へのメリークリスマスはこのプレゼントで決まりですね。
コーラのラベルを外さないところにもクリスマスらしさと、こだわりを感じました。
@ujime_ 氏目
無駄に疾走感のあるこの写真、
気が付いたらフォルダに入っていた何か分からない写真とのことです。
キショいってなんだっけ……とふと考え直してみましたが、
答えは各々の心の中にだけ存在するのだと思います。
まあ 「キショい」といったもの勝ちなところはあります。
美しさは不平等、でもキショいは平等に、あなたの手の中に。
いえ、ランキングはつけます。
@konagi_hyr こなぎ
集合体系ですね。
この植物に四方を囲われたら、
おそらく関係ないさくらんぼが嫌いになりそうです。
「赤」「集合体」は発狂ポイントが高いですね。
@yandereprpr 春田キコ
メンヘラかと思ったら、ド建全でした。
ただでさえ飽食の時代だのなんだのと言われていますが、
そんな時代に素朴なラムネを愛し続ける信念、
キショいどころか素晴らしいことではないでしょうか。
アニメキャラクターが好きなものだけ頬張らせられているように、
私たちも同じ味覚で感動し続けられる人間でありたいものです。
@greenpig38 んやそほ
何かおしゃれじゃない??
レトロやアンティーク、廃墟にときめく人にはご褒美のサビ。
「どんな人にどのくらい渡っていたか分からない」恐怖を考えると確かにキショいのも頷けます。
あなたが今この記事を見ている間にも、
トイレから手を洗っていないおっさんがつけた菌が財布の中で増殖しているかもしれません。
財布を手放したくなったらいつでも預かりますよ。
@CHI_4416 ちくわの小娘
無駄に生命力の強い雑草。
日本でこんな巨大植物を目にすること、なかなかないですね。
雑草ってポエムでは良いものとして扱われがちですが、
人の手を使えば一瞬で引っこ抜けるので、
あれは簡単に引っこ抜けないほくろで代用する方がいいと思うんですよね。
いつなる時もほくろのように抜けない心を持っていたい。
@nunuziki 臍黒
炭化したおつとめ品
どれだけ何をどうしたらこうなったのでしょう。
おつとめ品と書かれたシールは未だ解読できる程度には生き残っていますが、
なんのおつとめ品だったのかはさっぱりです。
おつとめ品のポンペイ
@yandereprpr 春田キコ
スライムでしょうか。
嫌いという人を見たことがないスライム。
作り方も材料さえあれば簡単だったはずですが、
気泡が半数を占めたこのスライムは、普通の水か糊 単体で遊んだ方がマシなレベルで辺りを汚しまくっています。
さて
さあさあさあさあ!!!!!
お遊びはここまでだ。
ここまで辿り着けたあなたはもう、キショマスター。
私 隣人EXでさえ、最初からこのブログを読み返すのは拷問でしかないと感じていますが、よもやここまで皆さんの忍耐力が強いとはなめ腐っていて申し訳ありませんでした。
そんな選ばれし皆様
長らくお待たせいたしました!
ついにランキング発表へ移ります!!!!
3位
(不明or垢消しの可能性が……もしおられましたらご連絡を……!!)
キショい???
一見すると有名アーティストのジャケット写真にも見えるこの画像。
実はびっしりと蟻が集ったカエルの死骸です。
完全に色彩と雰囲気で初見は騙されてしまいますが、
その事実を知ってから見ると、また違った顔を覗かせてくれます。
もしかして今までお洒落と思っていたあの画像もよく見たらキショいのではないか……
と私の過去の価値観を震え上がらせてくれる良い作品でした。
2位
これ、な~んだ?
数時間かけて一生懸命溜めてくれた、投稿者さんの唾液です。
「うわ」と思わす唾を飲みますが、
その自分の唾によって更に現実味を帯びた地獄へ突き落される
奇跡のキショさ二段ジャンプを見せてくれました。
因みにこちら……
@yandereprpr 春田キコ
美味しく頂かれたそうです。
あるべきものがあるべき所にかえっていった。
ただそれだけなのに、なぜこんな気持ちになってしまうのでしょう。
1位
@CdlT89 橘
皆さん、ごめんなさい!!!
これが人間です。本能には抗えないのが人間なんです。
DMで突然「いらすとやのパエリアが回りながら増える画像です。」と送られてきた際、
結構な序盤だったにも関わらずこれはいったなと確信しました。
何故パエリアを回さなくてはならないのか、
どうして私は今そんな画像を見つめているのか…
感情の迷子が他にない「キショさ」を私にデリバリーしてくれました。
いやはや皆様、いかがでしたか?
予想以上の反響、ご応募…
本当にありがとうございました!!!
十人十色のキショさ
普段は日の光を浴びず懐に忍ばせるばかりの皆様のキショさが垣間見れた今回の選手権
各々が何か選手権を通してかけがえのないものを持ち帰ってくださっていることを祈っています。
私は早く忘れて寝ます。
それでは、またいつか会う日まで……
隣人EXはいつまでも貴方を監視しています。今もね。
~おまけ~
次からまじな閲覧注意を二枚だけ載せます。
大丈夫な方のみ進んでください。
続きを読む
真夜中に毛玉を数えただけのお話
(※こちら、オモコロ杯用の記事でしたが、顔写真のみ削除して残しております。)
はじめまして、隣人EXと申します。
突然ですがみなさん、もう衣替えは終わりましたか?
私は最近の微妙な気温についていけず、迷いに迷った挙句肘開きニットをヘビロテしています。
こちらforever21さんで購入したものなのですが、微妙な温度の季節の変わり目に役に立つことはもちろん
とにかく肘をいつでも保湿できるため、お勧めです。
又、英語を覚えられない人でも、肘だけで会話をして仲良くなることも可能!
LINEのスタンプ機能のように、花粉症持ちのマスクマンでも瞬間的に感情表現できるのも嬉しいですよね。
と、タンスをひっくり返していたところ……
これは…
これはやばい。
大量の毛玉が張り付いたカーディガンです。
いくら多少の若いおなごブランドがあるとはいえ、こんな大量の毛玉に囲まれていては冬に大遅刻した薄汚ねぇ雪男と間違われること間違いなしです。
一淑女を目指すもの、こんなことでは一生お嫁に行ける気がしませんので、とりあえず数えながら毛玉を取っていきましょう。
さて、
数を数えて行くわけですが、布団の上ではあまりにも見えづらすぎたため、
このようにスケッチブックに並べて数えていきます。
(こちら、10ずつの毛玉です。)
なんか気持ち悪いタイプの赤血球みたいな形をしてますが、こちら列記とした毛玉です。
因みに今回ですが、元の色でない色が多少なりとも入っているものは毛玉と見なして徹底的に排除していきます。
また、厳正に計上するため、今回BGMは無しとして、集中して望む所存です。
現在夜中の2時です。
と、
そうこう言っている間に完成しました。100毛玉
初めて100の毛玉が作れると、やはり感動しますね。
生まれた小鹿が足を震わせながらやっと立ち上げるのを見た時と同じ心境になりました。
あれよあれよという間に
300
しかし
400を超えたあたりで1つ目の壁に激突しました。その名もフェイク毛玉です。
こいつがかなり厄介で、繊維がとりわけややこしく絡み合っているせいで引っ張ってもビクともしません。
こいつですね。
こやつらは私と同じくあらゆる端を好む傾向にあるようで、ボタン付近、袖口などに多く生息しております。
毛玉を取ればとるほど大物がいるとかなりテンションが上がるようになるんですが、こいつらはそんなテンションをガリガリと削っていく、いわば毛玉取り界のメンタルクラッシャーです。
あとだいぶ前から気づき始めてはいたんですが、毛玉って取ると繊維が引っ張られて、どうしても出っ張りができるわけです。
その為慎重な作業が必要になる上、なんと言いますか
代わり映えがない
もう純粋にその一言です。写真で見ると若干は違うかもしれないんですが、目視だとマジでちゃんと取り除けているのかさえ分からない。
現在地点とゴール地点が見えない戦いというのは、辛いものですね。
それから関係ないですが、私はハウスダストやカビのアレルギー持ちのため、この服を引っ張り出した時からくしゃみが止まりません。
辛いものですね。
そして長い戦いは続き……
………
……
1000!!!
1000となると、やはり風格が違いますね。かなりインスタ映えが狙える気がします。
恐らくこれを学校めがけて投げれば、ドラえもんの桃太郎印の団子よろしく女子高生が押しかけてくるに違いありません。
しかししかし、さらに
1200を超えたあたりで、さらに大きな壁が立ちはだかりました。
目立つ毛玉を大まかとり終えてしまったのです。
毛玉を探す時間もプラスされ、大幅なタイムロスが発生してきます。
もうここからは完全なる
「己との戦い」
どこまで行けば納得できるのかも分からぬまま、進めてゆきます。
一昔前、鏡に向かって「お前は誰だ」と問うと気が狂うという話がありましたが、
そんなにお手軽に狂気をデリバリーしようとするな。
と、今まさに思っています。
例えば試しに行き交う通行人全員にお前は誰だ、と言い続ければそれは既に狂人でしょう。
そして牢獄の中でその人は真っ当な人生を送るか、それともさらなる狂人になるかの選択肢をするわけです。
まぁどちらになったにせよ、毛玉の個数を数えることは無いでしょう。
ところで先程から隣の部屋のカップルが「海行こっか!笑」などと話していて、投身自殺でもする気なのかと思いました。
その後もカップルの楽しげな会話と笑い声は続きます。
壁をへだてて、かたやカップルで憩いのひと時を過ごし、かたや静寂の中で毛玉を数える処女。
私たち、何が違ったんでしょうね……と伏せ目がちにつぶやく前に、
カップルは楽しげにお風呂へ入りだしますが、私は黙々と作業を進めていきます。
あぁ、カップルのうち1人が急に成長期を迎えて換気扇に頭を突っ込みませんでしょうか……。
因みにうちの換気扇はたまに謎の茶色い汁が垂れてくることで有名です。
きっとお風呂から出る頃にはファンシーなきりんさん模様になっているに違いありません。
まぁそんなどうしようもない状況になっても、多分毛玉の数は数えないでしょう。
できたと思って裏返すと、布団の毛玉がつくなどという地味な妨害を受けながら、
それらの毛玉は計上せず、
えっっ
もしかして……
……
ついに!!!!!
完成しました!これが21歳女カーディガンの毛玉の数!!
2,252
めちゃくちゃ感動しました、なんだろうこの、
もう、やばい
before
after
爪の奥から地味な鈍痛…見てみると写真に残すほどでもない絶妙な戦いの証が。
いやはや、如何でしたでしょうか。
毛玉は、いわば服にとっては顔の皺に相当するものだと思います。
確かに邪魔なように思われるかもしれませんが、それを含めてファッションとする時代が来ても良いのではないか、と思いますね。
とにかくこんな不毛なことはもうやめましょう。
毛玉取りだけに…ねっっっっ!!!!!!!!!
だははは
あはは
うふふ…
おひょぽ
…
自分の味を生かして、ハッピーライフを。
おわり
因みにこちらの完成した毛玉は、以前知り合った留学中謎のアメリカ人
(祖父が検索すると嘘みたいにでっかい顔写真で映ったHP出てくる有名なキリスト教の牧師)
トムへ
「Japanese style present!ほんの気持ちです」
と書いてクール便で郵送してあげました。