大投資時代を生き抜く

少しずつでも投資をしましょう。それだけです。

ポテチからダイエットへ 華麗な転身に注目

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カルビーの松本会長がRIZAPグループのCOOになります。

 

松本会長と言えば、カルビー時代にカリスマ経営者として知られていて、

女性の産休育休やテレワークの導入など、働きやすい会社作りで

カルビーを大きく成長させました。

 

CEOの退任はすでに決まっていましたが、

まさかRIZAPに行くとは・・・。驚きです。

 

RIZAPはおなじみのパーソナルトレーニングの事業に加えて、

ジーンズメイトや新聞社など、一見シナジーのなさそうな企業を

次々に買収して、黒字化させるというなかなかな経営を行っています。

今回COOにカリスマ経営者が就任するということで、

市場の期待はかなり高まりそうです。

 

ちなみにRIZAPは札幌の証券取引所に上場しています。

上場基準が緩いかららしいのですが、

いつ東証に乗り込んでくるのか、注目しています。

今週の株価 米朝首脳会談実現すれば値上がりか?

投資情報発信の一環として、

これから株価の注目材料をお届けします。

 

今週はなんといっても、米朝首脳会談が実現するかどうかどうか

多くの投資家が注目しています。

 

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一度はトランプ大統領中止を表明しましたが、

その後金正恩がビビってだいぶ譲歩しています。

 

私はこのままいけばおそらく米朝会談は開かれるのではないかとみています。

そうすれは、為替は円安ドル高、株価は短期的には上昇するのではないかと思います。

 

ただ、来月の首脳会談で非核化が実現するとは思えません。

よって成果は余り期待できなさそうです。

 

そうなれば失望売りが起きるかも知れず、そこまで大きな株価の上昇は見込めないでしょう。

 

ちなみに今日の夜はNYは祝日のため市場はお休みです。

ちょっと動きづらい展開になりそうです。

 

人類最大の発明、複利の効果を味方につけよう

かのアインシュタインはこういいました。

「人類最大の発明は『複利』である」と。

 

積み立て投資はまさにこの複利の力を利用して

運用していこうというものです。

 

では、複利とは何か。

それは投資で得た利益をさらに投資に回していくことで、

資産を増やすペースを加速度的に上げていくというものです。

 

例えば、ここに100万円があるとします。

これを年間10パーセントで増やしていくとします。

 

複利でない単利の場合。

年間10パーセントで増えるということは毎年10万円ずつ増えるということです。

つまり1年目110万円、2年目120万円、3年目130万円、、、となっていき、

200万円になるには10年かかることになります。

 

一方複利の場合はこの増えた10万円も運用していくので増え方が上がります。

1年面は同じ110万円。2年目は110万円×1.1で121万円。

3年目は121万円×1.1で133万円という具合です。

このペースでいくと7年目に194万円、8年目で214万円となり、

10年かからずに200万円になることができるのです。

 

つまり1年ごとに利益を確定させて、増えた分を回収するより、増えたぶんもそのまま投資に回していくのがよいということです。

投資信託の中には分配型というものと、再投資型というものがありますが、

この複利のパワーを使えるのは再投資型の投資信託です。

よって私はいつも再投資型の投資信託をおすすめしています。

 

ただ、毎月利益を確定させて年金のように使える分配型というのも人にとってはありがたいものかもしれません。(特に年金生活者など)

65歳を超えているシニア層には分配型をおすすめする場合もあります。

 

積み立て投資は長期間をかけて行う投資です。最低でも10年、できれば20年、30年と投資をし続けることが大切です。それはこの複利の効果が年々強くなっていくからです。複利の効果を味方につけて、長期投資でお金を増やしていきましょう。

 

 

なぜ分散投資なのか?-世界は成長し続けている

積み立て投資の対象になる投資信託はバランス型、つまり

分散投資しましょうという話を以前しました。

 

なぜ日本だけでなく世界に分散投資する必要があるのか、

それは地球全体でみれば、まだまだ経済成長が続いていくからです。

 

世界全体の経済成長率は平均すると3~4パーセントといわれています。

これはIMFという世界的な機関が毎年経済成長率の予測を発表していて、

それによるとこのくらいは世界全体をならしてみれば、成長しています。

 

なぜか、人口が増えているからです。

人口が増えれば経済活動は増え、経済成長につながります。

日本やEUなどの先進国の場合、少子高齢化で人口が減っていっているので、

大きな経済成長は見込めません。

一方で、中国やインド、東南アジア、南米、アフリカといった新興国は

人口がいまも爆発的に増えていて、平均年齢も若く、

衛材活動が活発化しています。

期待できる成長率は高く、長期投資の対象として向いているといえます。

 

では、新興国にばっかり投資していればいいのかといえば

そうではありません。

新興国は先進国に比べてリスクに弱いです。

景気がいいときはすごい勢いで成長していきますが、

ひとたび契機にブレーキがかかると一気に不景気になります。

いわゆるハイリスクハイリターンなのです。

 

で、あるので先進国と新興国、まんべんなく投資することが大事になります。

そこでそうした分散投資を自動で行ってくれる、バランス型の投資信託の出番

ということになるわけです。

年率3~5パーセントの資産増加を目標にしましょう。

ちなみに年間5パーセントのペースで増えていくとすると、

複利の効果で資産はどんどん膨らんでいきます。

たかだか5パーセントでもなめちゃいけません。

 

複利の効果については次の記事で詳しく解説したいと思います。

 

積み立て投資はいくらから始めればいいのか?

積み立て投資はいくらから始めればいいのか。

私がおすすめしているのは手取り収入の10%~20%ほどです。

 

月に手取り20万円の場合、2万くらい、多くて4万円くらい、手取り30万円の人は3万円~多くて6万円くらいを積み立て投資に回してみましょう。

投資は金額が大きいほうが効率が上がります。

しかし、自分の収入に対して投資の割合が大きいと、日々投資の結果が気になってしまうものです。基本的に積み立て投資は長期でほったらかすというのがコツですので、毎日株価が気になってしまうほど大きな額を投資に回すのはおすすめできません。

「損をしていても、このくらいの金額ならいいや」と思えるぐらいの額を投資しましょう。個人的には収入の10%くらいであれば、仮に全額なくなってもそこまで心理的なダメージは多くないと思います。(全額なくなるなんてことはほぼありませんが)。

 

また、投資に回すコツとしては給料日に自動的に投資に回す分を専用口座に移す設定をしておくというのが大事です。人間たくさんお金を持っているとつかってしまいたくなるものです。そういった欲求に打ち勝つためにも、まず給料をもらったら、投資に回す金額を先に確保しましょう。

 

かの有名な投資家ウォーレンバフェットも「株価の一時的な上げ下げでドキドキしているようでは、それはリスクをとりすぎている証」といったとか言わないとか。

日々の結果に一喜一憂することは本業にも差し障りますし、なにより精神的に疲れます。疲れないくらいの余剰資金で積み立て投資をやりましょう!

 

 

続・投資信託何を買えばいい?

積み立て投資のための投資信託の3条件は

ノーロード・インデックス・バランス

でした。

 

それでも買うべき投資信託がわからない人、

選ぶのが面倒な人、

そんな人のために、実際に私が積み立てている投資信託をご紹介します。

 

結論から言いますと

 

三菱UFJ国際投信「emaxis slim 8資産バランス」

 

これです。

 

もしどうしても迷ったらこれで初めて見てください。

おそらくどの証券会社にも売ってます。

 

この投資信託は日本と海外の株式、債券、不動産をまんべんなくカバーしています。

もちろん上の3条件に当てはまっているうえ、

信託報酬も値下げされ、大幅に安いです。

似たような投信に「emaxis 8資産バランス」という

一つのバージョンの古い投資信託もあるので、間違えずにslimとついているほうを

買いましょう。

(emaxisだと若干信託報酬が高くなっています。内容はほぼ一緒です)

 

別に三菱の回し者ではありませんが、迷ったらこれで初めて見てください。

ちなみにおなじような投資信託に大和証券の出している「iFree」というシリーズの

投資信託もあります。

こちらでもいいかもしれません。

ただ、こちらは私は購入してませんので、eMAXISのほうをおすすめさせてもらいました。

 

 

投資信託 何を買えばいい?

ここでは積み立て投資に向いている

投資信託をご紹介したいと思います。

 

投資信託は現在6000本ほどあるといわれています。

そんだけあると、投資初心者の人たちは何を買っていいかわかりません。

実際にそういうところに証券会社が漬け込んできて、

高い手数料の投資信託を買ってしまい、損をするケースもあります。

 

ここでは投資信託を積み立てていくうえで、

絶対に守ってほしい3つの条件を教えます。

積み立てるときはこの条件に合った投資信託を買ってください。

 

その条件とは

①ノーロード

②インデックス(パッシブ型)

③バランス

この3つです。

 

①ノーロード

ノーロードとはいわゆる売買手数料が0円のものです。

投資信託の場合、売り買いすると売買手数料が発生しますが、

ノーロードの投資信託の場合、売買手数料はかかりません。

かかるのは信託報酬といわれる、手数料のみになります。

積み立て投資とは定期的に投資信託を買い付けますので、

そのたびに手数料を取られていたら、その額は無視できません。

よって、手数料0のノーロードの投資信託を選びましょう。

 

②インデックス(パッシブ型)

インデックスとは日本語で言うと指数連動型の投資信託です。

指数とは「日経平均」とか「TOPIX」とか「ダウ平均」といった

代表的な株価指数のことを言います。

これは複数の株式の値段の平均などを基に計算した数字です。

 

たとえば日経平均連動のインデックスの投資信託といえば、

日経平均が上がれば値段が上がり、下がれば投資信託の値段も下がるという具合です。

 

なぜ指数連動型の投資信託がいいのかというと、総じて信託報酬が安いからです。

信託報酬とはさっきも出てきましたが、

運用してもらっている分支払う手数料のようなものです。

一般的な投資信託とはプロのファンドマネージャーと呼ばれる人が、

値上がりしそうな株を集めて投資信託として販売します。

この場合プロの目利き力が問われますので、

その分信託報酬が高めに設定されています。

ちなみにこうした投資信託のことをアクティブとも呼びます。

 

一方、インデックス型の投資信託はファンドマネージャーの目利きは必要ありません。

例えば日経平均に値段を連動させるには日経平均に採用されている225銘柄、すべてまんべんなく買えばいいからです。何が上がりそうかなどと考える必要はないのです。

ですから信託報酬も安めです。これをアクティブの反対でパッシブ型とも呼びます。

そして私がおすすめするのはこうしたパッシブの投資信託です。

 

なぜか?

たしかにプロが選んだアクティブのほうが株価は上がっていく可能性があるようにみえます。ただ、実際にはそこまで差がないということが、いろいろな研究から見えてきています。

例えば有名な「ウォール街のランダムウォーカー」という投資教本にも、

プロが選ぶ銘柄群と適当に選んだ銘柄群を長期的に見てみると

あまり差がない、むしろ適当に選んだ銘柄のほうがよかったなどという話も出てきています。

 

ウォール街のランダム・ウォーカー―株式投資の不滅の真理

ウォール街のランダム・ウォーカー―株式投資の不滅の真理

 

 

たしかに一部のカリスマと呼ばれるファンドマネジャーも存在します。

ただそれはほんの一部、しかもこれからもカリスマであり続けるかわかりません。

長期に買いつけている間に引退してしまうかもしれません。

それよりは信託報酬の安いインデックス型の投資信託のほうが、おすすめというわけです。

 

③バランス型投資信託

最後に、バランス型の投資信託を選びましょう。

ノーロード・インデックスときても、まだ投資信託は山ほどあります。

株価指数というものも山ほどあるからです。

たとえば、日本の代表的な企業225社をあつめた、日経平均株価。

東証1部上場企業全体を指数化した、TOPIX。

アメリカの超大企業30社を集めた、ダウ工業平均。

アメリカの上場企業全体を指数化したS&P500

IT企業が多いNASDAQ総合指数

などです。

 

株式以外にも、債券・不動産など様々な指数が存在します。

 

そこでおすすめなのがバランス型とよばれるもの。

日本株式・日本債券・先進国株式・先進国債券・新興国株式など

バランスよく組み入れている投資信託です。

これによってリスクが分散されるというメリットがあります。

 

たとえば日本の景気が悪くなっても、アメリカの景気がいいという場合があると思います。そのばあい積み立て投資の全額を日経平均にしていた場合と、半分ずつ日経平均とダウ平均にバランスよく分散させていた場合どうでしょう?

リスクは半分になったといえますね。

もちろんその大きく勝つ可能性も低くなるわけですが、投資の基本は分散です。

バランス型であれば自動で世界中に分散投資してくれるので、

よくわからない人は4資産バランスとか8資産バランスといった投資信託を選びましょう。

 

ノーロード・インデックス・バランス

 

これら3つの条件を忘れずに投資信託を選んでみてください。

 

 

でも、それでも自分で選ぶのが面倒という方、いると思います。

実際私も友人に以上のことを説明しても

「で、何を買えばいいの?」と言われました。

 

では、次の記事では実際におすすめとの投資信託を具体名を出してご紹介したいと思います。