胃の不調

入社1年目の頃は新規口座を開設してもらうために電話営業や飛び込み営業をしていました。ほとんどが断られるし、心無い言葉をかけられたりと大変でした。

これが当たり前の日々だったし、引きずらないタイプなので心は元気でした。

でも、身体は正直なのか、だんだんと胃痛が起こり、胸焼け、帰宅するとお腹にガスが溜まって張るようになりました。

なかなか良くならないので、消化器科で胃カメラを飲んだのですが、【逆流性食道炎】と診断されました。

逆流性食道炎とは胃から胃酸が逆流し、胃液の逆流によって食道に炎症が出ることを言います。

お腹にガスが溜まる原因は【呑気症】といい、無意識に空気を飲み込んでしまっていることを言います。

どちらもストレスが原因とのことで、胃痛を抑える薬やガスを溜まりにくくする薬を処方されたのですが、一時的な処置といったところでしょうか。ストレスが根本なので薬がなくなればまた症状が出てきます。

年次が上がるにつれて業務や責任も増えてストレスがかかり、月に一度は急性胃腸炎になっていた頃もありました。

ちなみに6年間で胃カメラを3回飲んでいます。2回目以降は症状が何も見当たりません。

先生からは【機能性ディスペプシア】についてパンフレットをいただいた記憶があります。

これについてはまた別の機会にお話ししたいと思います。

自己紹介

元証券マンで営業を6年間していました。

精神的・身体的にとてもハードな仕事でしたが、職場の人間関係はとても良好、新人の頃に新規開拓でお客様になってくれた大好きなご夫婦がいたので、日々辛くても頑張って続けていました。

私は嫌なことがあっても引きずらず、寝たらすぐに忘れるタイプでした。

でも、身体が追いつかなくなっていきました。

正直、就職活動中に証券会社だけは絶対に嫌だと思っていました。営業がすごく大変なイメージがあったのと、知り合いがきつくて1年で退職していたので、悪いイメージしかなかったからです。

やりたいことがなく本当に様々な業界の面接を受けたのですが全然上手くいかず…嫌になって2ヶ月、就職活動をやめていた時期もありました。

そして就職活動再開一発目が入社することになった証券会社。

最低ですが、久々の面接だったので練習のためでした。でも、人事の人柄がみんなとてもよく、色々とご縁があり内定をいただくことができました。

この会社しか内定をもらえていなかったので入社を決意したのですが、ここからが地獄です。入社前に証券外務員1種という資格が絶対に必要で、訳のわからない金融用語が並んでいるテキストを見て絶望しました。

資格取得なんて無理、こんな仕事できるわけないと、不安で仕方なく泣いた記憶があります(資格は2回目で無事合格しました)。

話を戻しますが、入社して1年経った頃から胃痛に悩まされるようになりました。

ストレスから胃が弱くなり、毎日のように胃薬を飲みながら働いていました。

年数が経つにつれ月1回は急性胃腸炎になり、職場近くの病院にはすごくお世話になっていました。

薄々感じてはいましたが、私の性格には合わなかった仕事だったと思います。

胃痛意外にもこれから様々な不調が出てきます。

最終的には自律神経失調症になりました(退職後にわかりました)。

このブログでは、身体の不調について、退職後に心療内科に行って自律神経失調症とわかるのですが、そこまでの経緯を紹介していきたいと思います。

ちなみに現在も治療を受けています。

証券会社が悪いということを書いているわけではありません。

私はこの業界で働けたことは人生において必ずプラスになったと信じています。

このブログが体調不良で悩んでいる方に少しでも参考になれば幸いです。