Journey to Vladivostok ウラジオストク(inロシア)への旅⑤ 2日目 雨
とてもお腹がすいたので、ロシアの素敵な朝ご飯を食べたくて、食べ物がありそうなCafeへむかった。
昨日の散策ではあちらこちらに素敵なカフェが見つかったのに、探し出すとない。
昼から開くカフェも多いようだった。
カフェは見つからなかったが、
地元の食堂を発見。カフェだと思って入ったのだが。
ロシア留学生のブログで見た、ロシアの安価で美味しく種類が多い食堂、ではないか。
おかずがたくさん並んでるので、そこから自分の欲しいものをよそってもらう。
Serverの男の子は意外と協力的だった。
レジのお姉さんはレシートも直接わたさない愛想のなさ。
味はまあまあだった。
これで233RB(400円弱)。
たっぷりついでくれたのでお腹がいっぱいに。。
Bakery欲しい。焼きたてのパンが食べたい。
ブリヌイをもっと試したい。
食べてるうちにどんどん客が増えた。地元民愛用の食堂らしい。
Journey to Vladivostok ウラジオストク(inロシア)への旅④ 要塞museum
ホステルに着く頃にはとても疲れていた。
睡眠不足と乗り物疲れである。
高評価で安価なホステル、イズバを予約していた。入ると外の廃屋な街並みとは別世界だった。
ウッディなロッジ風、ロシアを意識してマトリョーシカが飾られていたりする。
そしてレセプションは英語が話せた。旅人にとっての安全地帯に来た気持ちがする。
ロシア語の表記は分からないし、聞いても分からないし、完全なawayな気持ちになっていたのだ。
イズバのラウンジ
チェックインは少し混んでいて、順々に部屋に案内された。受付のお姉さんはかっこいいロシア人風でソツなく愛想よく仕事をしていた。
ベットはとってもきれいだった。dormitory部屋はとっても狭かった。よくこんな通路の設計にしましたね、と思うほど通路幅が狭かった。靴を置くのが躊躇われるくらいである。
疲れてはいるが、日中を無駄に過ごすわけにはいかない。行くところに目星をつけて、地図を貰って、出発した。
小雨は殆ど止んでいた。外を散策するチャンスである。
要塞ミュージアムへ、GoogleMapをもとに向かったが、行けども辿り着かない。どこが間違っているのか着く気配がない。
よく分からない大きな建物の駐車場入り口にいた警備員(駐車場受付?)のお兄さんと目があったので、何回か私は前をうろうろしていたし兄さんの微笑みが質問OKそうだったので、話しかけてみると、「ムシカ?」と言われとっさに礼拝堂のことかと思ってしまい、museum!と言い返すと、ジェスチャーで案内してくれた。
そしてパソコンの翻訳サイトで行き方を教えてくれた。でも関係無さそうなことも書いてあった。「まっすぐいって、T字路を右にまがり、まっすぐいくと、・・蝶や美しい何とかが、」
蝶?なぜ蝶が翻訳に入っていたのか謎だが、その近くに他にmuseumはない筈だし(水族館はあるけど)、気にせず行くことに。
スパシーバ!と初めてのロシア語を発して自己満足し出発。お兄さんは苦笑。
水族館らしき建物が見えてきたが、要塞は見当たらない。
ジェスチャーによると、坂を上に上らなきゃいけないと言っていたのでひたすら歩く。曇りの日光が暑い。お腹すいた。
目処がつかないので、途中の売店でがんばって食べ物を買ってみることに。
外のメニューの写真を取り、その写真を見せながらこれが欲しいと言うと、チキン?と聞かれ、YES!!(肉系が食べられる!)と答えると、5分後ぐらいに素晴らしいクオリティのチキン巻きが。
今思うと多分あれは、ブリヌイだったと思う。ブリトーみたいな感じ。
150RB(250円)で、30cmぐらいの大きさでぎっしり具が入っていて、チキンだけじゃなくトマトやレタスが入っている。なのにとても食べやすい。破れたり漏れる気配なし。
巻き系では今までベスト1かもしれない。ベトナムのバンミーサンドイッチ1位に接戦する美味しさ。違う種類の美味しさである。現代的な美味しさ。
こんな美味しいものが世の中にあったとは。。一気にロシアが好きになってきた。
店頭の写真
食べ終わって、さらに歩いたが、行きどまってしまった。行き止まりの坂の途中に居た、少年たちに地図を見せながらFortress museumどこと聞いたら、一緒に行ってくれると言う。超優しい。
愛想のいい利発そうな少年だった。ひとりは顔がロシアぽくなかったけど何系だろう。
水族館の建物の横にあった階段の上がmuseumだった。水族館の入り口かと思っていた。
案内が終わるとbyeと言ってさっさと去っていった。
なんだか寂しい。好かれる人になりたいな。
要塞は料金200RB(340円)だった。
外側はこれだけ?という感じだったけど、要塞の中に入れるようになってて、中はバラエティーあふれる展示室になっていた。日本語堪能なロシア人ガイドが率いる日本人団体ツアーがいて、なかなか進まずけっこう迷惑だった。他の人もいるのだという視点をもってほしい。どうにか避けて他のところを見終わり、その団体がいて見れなかった部屋に戻ると、まだ説明は続いていて話長!と思った。
要塞から見下ろす景色はなかなか素敵だった。
寝不足が祟り、熱が出てきてきつかったので、水族館横のカフェで一休み。英語OKだったので安心した。(水族館ではなくAquariumという名前のシーフードレストランかもしれない)
このカフェは店員のお姉さんも優しくて、英語字幕の映画が流れてて、癒される空間だった。クレジット払いもOk.
antikaという表示の薬局を目指しながら、ニコライ2世凱旋門を見に行くことに。
途中にベンチのある小さい公園があったり、広場があったり、ミニスーパーを発見したりした。
スーパーはとても楽しい。見たことないお菓子があってテンション上がった。チョコパイのライム味みたいなのがあった。
しかし途中から何故かどんどん韓国人と中国人がたくさん入ってきてレジが混雑しはじめたので買うのは後回しに。
ニコライ凱旋門が見えるところに、中央広場もあった。なかなか大きい場所だった。見応えがある。
車が多いのが常に残念ではあった。これも高度経済成長なのか。
たくさん歩いたが、ようやく薬局を発見、熱があるから薬くださいと言ったら、カプセルをくれた。330RB(550円)。
毎回、青いカプセルを1つ、赤いカプセルを2つ飲むようにとのこと。
すごい鮮やかな赤と青である。同じ数だけ入っている。…これって、青絶対余るのでは。。!?
その余った青どうしたらいいのよ。使う場面をあまり考慮しない製品を作る感じ、発展途上な感じがした。
スーパーの前の広場では、ギターセッションをしている人がいて、音色がとてもいい雰囲気を作っていた。
旅先の非現実的な感じ、NZのクイーンズタウンを思わせた。
Journey to Vladivostok ウラジオストク(inロシア)への旅③ ウラジオストク到着
ウラジオストク空港に11:20到着。
入国審査の列がまったくはけず、30分くらい待ってようやく入れた。審査自体はなんの問題もなくスムーズに終わった。
出口を出てからも、色んな場所で列ができていた。Simカードの列、なんなのかよく分からない列、そして、探したがおそらく銀行が1つだけでそれが開いていなかった。両替できない。
その閉まっている銀行の前に韓国人(たぶん)の列ができていた。
私はしょうがなく国際カードでお金をおろした。口座にお金を入れてくるのを忘れたので1万ちょっとしか入ってない。
両替できないのは痛いが、できるだけクレジットカード払いをするようにしよう。
外は予報通り小雨が降っていた。
乗り合いミニバス(ワゴン車)があったが、既に満員、待っている人がたくさんいた。
屋根のある待合所で待つと、運転手のおじさんが何処まで行くのか聞いてきたので、ウラジオストク駅までと答えると、この車だよと言う。
そのミニバスに乗って待つこと30分ようやく出発した。
出発前、そのバスには最初、ウスリースクに行きたい日本人夫婦も乗っていたが、違うバスへと移動していった。
ウスリースクは反対方向だから同じバスでは行けないのだろう。ウスリースクに行きたい人が多分少なくて最初見通しが立たなくて夫婦はちょっと戸惑っていた。でも全然動じてなくて、呑気な感じだった。休暇中の旅人は強い。
バスから見る景色では、まったく良い印象はなかった。整備されてない自然と、巨大な道路、高層団地という印象。
インドネシアの整備しきれてない発展した都市を思わせた。勿論それよりはきれいなんだが、まったく洗練された感はなかった。老朽したまま、汚れたままという感じ。
Journey to Vladivostok ウラジオストク(inロシア)への旅② テグ(韓国)での一夜
T-wayという韓国の航空会社で行くので、韓国のテグ空港で乗り換えである。
たぶんテグって日本でいうところの福岡くらいの地方都市なんだろう。
成田からテグへの飛行機内は殆ど韓国人で、客室乗務員も韓国語だった。
BigBangが大好きであるけども、韓国語ぜんぜん分からないので早くもawayの気分を味わう。
テグ国際空港に21:30着で、出発は翌朝7:50なので、せっかくだからテグ市内にホステルを予約していた。
たぶん定刻通りに到着したのだろうけど、
座席の後方にしか荷物を入れられなかったため、
乗客が降りきってからようやく荷物を取り、
入国カードを書き、両替を済ませ、空港を出られたのは22時であった。
両替は千円からできたので2千円のみ両替した。
市内行きのバス乗り場が出口すぐにあったが、誰も並んでいない。おそらく運行時間が終了してると思われた。
タクシーに乗る人たちの列ができていたので、
地下鉄駅まで歩いて、地下鉄で市内まで行くことに。最寄りの地下鉄までは1.5kmくらい。
空港を出て道路を渡るとセブンイレブンがあってちょっと安心する。
記念に写真を撮って、ミルクティを買ってみた。1500ウォン 150円くらい。
夜遅くではあったが、特に危険は感じなかった。
コンビニが至る所に光を放っていた。
中にはイートインスペースがあってくつろげそうだった。
googleMapを見ながら地下鉄駅に到着。22時40分くらい。
プラットフォームは2つだけ。
しかしハングル語が分からなさすぎて、駅員のお姉さんに、行きたい駅名を見せて聞くと、答えてくれた。韓国語で。もちろん理解できずにいたら、right!と言ってくれた。右側のプラットフォームへ。
5~10分待って、ようやく地下鉄来て乗り込む。
福岡の地下鉄に雰囲気が似ていた。キレイで人もそこまで多くない。
驚いたことに車内放送には日本語もあった。
ホステルまでは難なく到着。
お腹はすいていなかったが、韓国料理を食べないと、わざわざ市内まで来た意味がないので、
24時間の大衆食堂でタロクッパを食べた。クッパにはご飯が入っているが、タロクッパは、ご飯が別々に出てくる。
8000ウォン(800円くらい)で、定食セットだった。
値段の割にぜんぜん美味しくなかった。牛肉が殆ど入っていない。まずくはないけど普通だった。
付け合わせの田作りみたいなものは美味しかった。ご飯が美味しかった。
地下鉄のjungangno駅の近くに、24時間っぽい食堂を3つ見かけた。
ホステルに帰ってから、食堂にカーディガンを忘れたことに気づく。
シャワーを浴びてから取りに戻って、2:00頃就寝。
翌朝4時半に起きて、タクシーでテグ空港まで。
タクシーは駅近くに何台か客待ちで停まっていた。
遠回りされることもなく、7000ウォン(700円)だった。多分昼間なら500円くらいかもしれない。
地下鉄の始発は5:30で、それでも間に合いそうだったが。早めに行きたいので。
しかしT-way航空はまだチェックイン受付を始めていなかった。5:50からstartと書いてある。
だったら地下鉄でもよかったじゃんか!
と、思っていたら、早めに5:30に開いた。他にも待っている人がそこそこたくさんいたのでぞろぞろと並ぶ。
チェックインのとき、ロシアのEビザを見せたが、
なぜかQRコードから有効なビザページが出てこないらしかった。
それを英語で説明してくれたが、「これはT-way側の問題ではなくあなたの問題だ」ということも言っていた。別にT-wayのせいだなんて思ってなかったが、わざわざそれを強くmentionしなくても。。
書類にサインすれば航空券出してくれるらしかった。書類に住所と電話番号とサインをした。QRコードでビザが確認できなかったことが英語で書き込まれていたがそれ以外は全部ハングルで、意味は分からない。
Declarationとも書かれてあった。控えを受け取り、航空券を貰えた。
係りの人はとても丁寧だった。必要な説明はすべて
行うという態度で好感がもてた。
南こうせつさん似だった。
韓国ですら、トラブルがあったときの、この不安感。
ロシアではどうなってしまうのか、不安がよぎった。ロシア語も全然分からないのだ。
ところでテグ空港にあったゴミ箱が、遠くから見ると、個人のスーツケースにしか見えない。
Journey to Vladivostok ウラジオストク(inロシア)への旅① 出発
ウラジオストク(Vladivostok)は、Владивостокと書くらしい。
ロシアの東端にある都市だ。
シベリア鉄道の始発駅でもある。
ロシアは広大な国なので、モスクワまでだと成田から飛行10時間かかるが、ウラジオストクまでなら2時間半~3時間なのだ。
1ヶ月前にフライトを予約し、前日にばたばたと準備し、ふと天気を調べてみると、滞在する1週間すべて雨の予報であった。
2日目なんか雷マークさえついている。
しかも、出発数日前に来た台風による急な気温低下によって私は喉がいがいがしている。
明日からのウラジオストク、どうやらアクティブtrecking旅にはいかなさそうだ。
東京の孟夏を避けて涼しいところへ、という、してやったり感的要素もある旅の筈だったが、なぜか昨日も今日も曇りで涼しく、今空港ヘと向かう電車内は冷房が寒い。喉が痛い。寝不足で眠い。