りったんせんせーのらぼにっき。

ブログ名、悩み中です。。。

マタタラボで楽しくプログラミング(第13回 Windows×教育イベント@東京) #winedu

第13回 Windows×教育イベント 集合写真*

「マタタラボって何?」

「マタタラボさわってみたい」

そんな声にお応えし、第13回 Windows×教育イベントは、マタタラボを販売されているくもん出版さんにお邪魔して、初めての東京開催となりました!

 

 

マタタラボは、方向、角度、数字、音楽などのブロックを並べることにより、かわいい顔のマタタボットが動いたり、踊ったり、音楽を奏でたりする「さわれるプログラミング学習教材」です。

 

 

イベントは、コロナ禍の折感染拡大に十分配慮しつつ、対面で行いました。すでに実践されている先生お二方に実践の様子を発表していただいたり、グループでマタタラボをさわって、どんな授業でどのように使えるかを話し合ったりしました。

 

電源を使わないアンプラグド教材は、とかく簡単だと思われがちですが、だからこそ「認識や思考の過程が重要である」ことを再認識しました。特に、左右などの方向感覚は相対的なものですので、このマタタラボでは、動くマタタボットに顔をつけることで、よりわかりやすくしているようでした。

 

そして、高度なプログラミングに向けて、関数をつかったり、センサーをつかったりすることもできます。次回は、ぜひこれらを使った実践をお伺いしたいので、私自身もトライしてみようと思います!

 

マタタラボでプログラミング

当日は、実践をしてみたい先生方はもちろんのこと、幼児教室や放課後ディサービスの教材開発をされている方、エンジニアさん、そしてお子様も、総勢11名の方々にご参加いただきました。ありがとうございました。

 

初の東京開催ということもあり、また、久々の対面イベントに参加されるという方も多く、人的ネットワークもそれぞれに広げていただいたようでよかったです。

 

   

 

最後になりましたが、素敵な会場と、かわいいノベルティをご提供いただいた

(株)くもん出版の皆様方に感謝いたします。

 

*集合写真はSNS上げOKな人に限定し、写真撮影時のみマスクを外しました。



みんなでマインクラフトをやってみた(第12回Windows×教育イベント) #winedu

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マインクラフトやってみたいよね♪

子どもたち楽しそうにやってるよね♪

そんな声にこたえて、第12回Windows×教育イベントは、マインクラフト体験会をしました。

 

今回も大阪の一等地、あべのハルカスの一角をお借りして、感染症拡大には十分気を付けながらの2年ぶりの対面開催。先生、エンジニア、学生など11名の方にご参加いただきました。

 

講師は、Global Minecraft Mentorで、「はちみつカップ」主催の新妻さん。初めての人も、やりこんでいる人もいるなかで、みんなで助け合いながら、頑張りました♪

なお、当方は、どうも「画面酔い」をするタイプ(昔から、デパートの上の動く乗り物もあまり好きじゃなかったらしい)で、早々に離脱してしまいました…💦

 

自治体によっては、残念ながら使えなくしているともきく「マインクラフト」。でも、子どもたちには大人気で、当方も共同研究者として参加した研究では、箱庭療法的な効果もあることが明らかになっています。

 

まずは、先生方も楽しんで、それから子どもたちと一緒に楽しむ方法を考えられたらよいなと思う次第です。

 

 

 

 

 

 

 

ドローンとOrihimeを活用した授業実践 in 徳島

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とあるかたのご紹介で伺った徳島県南部の小学校。

GIGAスクール施策で1人1台タブレット端末はもちろんのこと、何と一人1ドローン!!

少人数ということもありましたが、ドローンを使って、小学校のプログラミング教育実践では「鉄板」ネタでもある、算数の正多角形の授業をされておられました。

 

街中ではなかなか飛ばすことのできないドローンですが、こちらの小学校では1クラスの人数も少なく、体育館で飛ばしていました。体育館の中でも、コロナ禍でドアや窓を開けているせいもあり、風がふき、なかなか正確には元の位置に着地しないようでした。しかし、子どもたちが「あのあたりに着地したから、飛ばす位置を変えよう」と、自ら問題解決をしていました。

 

第一次産業の多い土地柄ですので、ぜひ社会科や総合的な学習の時間でも使っていただけるとよいですね。

 

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別のクラスでは、さっそうと手を挙げるOrihime!

教室以外のところから授業を受ける児童がいました。

先生もハイブリッド授業に慣れておられ、呼名や指名はもちろんのこと、教科書を見やすいように、近くまで持って行って見せるなど、さまざま工夫をしておられました。

こちら、詳細は省かせていただきますが、いつでもどこでも学べる環境が本当に実現できていることにうれしく思った次第です。

 

コロナ禍の折ではありますが、十分時間もたちましたので、この時期のアップとさせていただきます。また、地域の産品をたくさんお土産にいただき、ありがとうございました。おいしくいただきました。

KUMIITAと一緒に、5歳児さんたちがプログラミングの最初の第一歩

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2020年度から始まった小学校でのプログラミング。

文部科学省が発行している「プログラミング教育の手引き(第三版)」において、「プログラミング教育は子供たちの可能性を広げることにもつながります」と明記されていますが、特に学年や教科は指定されていません。また、使用する教材も、PCの画面上でブロックを組み上げるかのように命令を組み合わせて、アニメーションやゲームをつくるもの、重力、加速度、距離、温度などのセンサーと組み合わせるもの、さらにロボットなどを操作するものなど、さまざまなサービスや商品があり、子どもの発達段階に応じて選択していくことが必要となります。

 

一方、同じく文部科学省が発行している「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」には、「思考力の芽生え」「数量や図形、標識や文字などへの関心・感覚」「豊かな感性と表現」など、小学校でのプログラミング教育につながる要素があげられています。

 

さて、今回は5歳児さん3人が、「7か月からプログラミングを体感できるKUMIITA」を使って、プログラミングを体験しました。「音や絵・色・動作など知育要素を盛り込んだ」さまざまなパネルを組み合わせることにより、「クミータ」本体が動いたり、音を出したり、光の色を変えたりすることができます。パネル同士が弱いマグネットで連結されるので、きれいに並べることも、簡単に並び替えることもできます。

 

 

畿央大学大学院(当方の研究室)を修了し、実際に保育園でもプログラミング活動をおこなっている現役の保育士が、最初だけ見本を見せましたが、その後は3人でストーリーを作って、「分岐パネル」で進む方向を変えて、クミータを動かしたり、動物の鳴き声や楽器の音を楽しんだりしました。


「こうしたいねん」
「こうしたらこうなるやん」

「こっちちゃうん?」

「あれー?なんでー?」

「ゴール!!」
と、楽しい声と笑い声が部屋中響いていました。

隣の部屋にいたお母さま方も興味津々で、一緒にやりたそうでした^^。

 

この体験によって、子どもたちがどのように変わるのかはすぐにはわかりませんが、子どもたちの笑顔や、帰宅してからも「楽しかったー」「またやりたい!」と言っていたというお話を伺うと、プログラミングの楽しい最初の第一歩になったのではないでしょうか。これからも不定期ながらプログラミング体験を続けていきたいと思います。

 

なお、今回、いつも整体やランチ、お弁当ケータリングなどでお世話になっている奈良県橿原市にある「伝統食カフェ 楽膳」さんをお借りました。ありがとうございました!

 

感染症対策を十分行い、イベント実施後2週間以上経ちましたので、ブログとしてリリースしました。

  

オンライン読書会『シン・デジタル教育』を開催しました

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2021年7月に発刊された『シン・デジタル教育~10年後、わが子がAIに勝つために必要なこと』の著者・松林弘治さんとともに、オンライン読書会を開催しました。

 

 

「教育」「プログラミング」「ICT」を共通項に、実践現場で活躍されている方々13名にお集まりいただきました。全部で6章構成のこちら、質問&コメントを優先的にしていただける担当者枠を設定し、残り時間をフリートークにしたのですが、あっという間の2時間+延長30分(休憩なし)でした!

 

日ごろの思いのたけとともに、熱い議論が繰り広げられました。
以下は、その中の名言の一部(順不同)です。

「オトナのデジタルリカレント教育

「『プログラミング教育』という言葉が残らないほど普通になればいい」

「わからないことがなぜわかるようになったのかを子どもと一緒にわかりたい」

「教える人は学習者たれ!!」

「いろいろな分野で思考法が大切!」

「そもそも学校で学ぶ意義って何?」

「中学校の技術科の教科書がすごい!」

「草の根の地道な実践って大切。(大変だけど)」

 

また、地域や校種を超えたGIGA端末に関する情報交流も行われ、オンラインならではのイベントとなりました。

 

つたない(それも途中でネットが切れていなくなる)コーディネートでしたが、ご参加いただいたみなさま方、ありがとうございました!

そして、著者の松林さん、各方面から飛んでくる質問やコメントに、真摯に、直球や変化球を織り交ぜて、お答えいただき、ありがとうございました!

対面でイベントができるときになれば、第2弾ができればなぁ、、、と思っております!その時は著者のサインもお願いします^^

第11回「Windows×教育」オンライントークイベントを行いました #winedu

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【要点】

GIGAスクール施策について、小学校教諭、ICT支援員、大学教員らでトークイベントを行いました。

★オンラインで37名のご参加をいただきました。

★研修、ICTを活用した合理的配慮について盛り上がりました。

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 昨年度末のGIGAスクール構想によって、「すべての子どもたちの学びを保障できる環境」を目的として、全国の小学校、中学校、特別支援学校の子どもたちを対象に「1人1台端末」及び学校ネットワークが整備されました。

 

 

 とはいえ、端末の機種やOSの違い、学校や授業での活用方法、自宅への持ち帰りの可不可、ネットワーク環境など、自治体や学校によって様々であることから、少なからず課題もあるように思います。

 今回は、現場で実践されている小学校教諭の本多氏、ICT支援員の黒崎氏、そして、GIGAスクールを牽引されている小崎氏(奈良教育大学)をゲストに招き、オンライントークイベントを行いました。

 カメラ3台、マイク5本、スイッチャー、ミキサー、モニタ、ネットワーク環境など、大阪教育大学の尾崎氏がすべて準備され、現地はスタジオさながらでした。

 

 オンラインで37名の方にご参加いただきました。コーディネータ兼カメラマンの当方からのお題は(1)研修 と(2)ICTを活用した合理的配慮 でした。その他、チャットで

「オンラインの研修はどのようにされていますか?」

「1人1台端末環境でこんな教育ができれば、という未来の教育について聞きたい」
など、さまざまなご意見やご質問をいただきました。また、「授業支援」について、授業をされる先生と、支援されるICT支援員とのスタンスの違いなども話題となりました。

 イベント中はチャットで質問を受け付けていたのですが、イベント終了後、少し時間を設けたところ、何人かにお残りいただき、音声参加で、追加の質問をいただいたり、感想や次回へのリクエストをいただいたりしました。

 

 当方も今年度になってから、さまざまなところで授業を拝見したり、ICT活用についてお話をさせていただいていますが、「現場の生の声」を聞くのは貴重な機会です。こうした声をこれからも聞かせていただきつつ、一方で、研修や指導・助言などで情報を共有していきたいと思います。

 

 最後になりましたが、ゲスト参加の皆様、オンラインでご参加いただいた皆様に感謝します。

 

 

 

 

 

おにぎり型スピーカーフォンでリアルタイムオンラインゼミ #kiorlab

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【要点】

(1)スピーカーフォンで、対面+リアルタイムオンラインゼミが簡単にできた

(2)資料は事前にTeams提出、顔出しは質疑応答の時だけ

(3)事前に1回でも顔合わせできてよかった

(4)来週は私が遠隔に行こう!

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【本文】

今年度も新3年生が10人配属され、新4年生とあわせて20人がラボメンバーとなりました。

 

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 昨年度は、ほぼTeamsでの遠隔のゼミとなりましたが、今年度当初は「原則対面」ということで授業が始まりました(但し、4/24からは、講義などはオンデマンド型の遠隔講義に変わっています)。

そこで、いつものオープン教室で、距離に気を付けつつ、お菓子を食べるときは「黙食」で行うことにしました。

 

初回(4/15)は、顔合わせとグループに分かれてのジェスチャーゲーム。3年生と4年生の「たてわり」のグループで楽しみました。

 

2回目(4/22)は、4年生の卒業論文構想発表。弊学の学生は三重県兵庫県からも通学してきますし、個別の事情もあるので、事前に聞いたところ、遠隔参加希望の学生もいるため、対面+リアルタイムオンライン型で進めることにしました。

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学会の会議で某大学の先生のものを使わせていただいて以来、気になっていたスピーカーフォンを投入!

但し、教室がオープンすぎ、広すぎ、廊下は常に話し声や足音がする状況で、使えるのかどうか不安を抱えたままでしたが、うまく使えなければ、従来通り、各自のヘッドフォンマイクに切り替えようと、いきなりの本番!←

 

遠隔にいる学生に「聞こえる?」「大丈夫?」と確かめつつ、「聞こえてます!」と遠隔にいる学生からの声が聞こえると、対面の学生からは「おおおお!!」と歓声が上がりました。

きっと、最初にテレビを見た子どもたちもそんな感じだったんだろうなぁ、、、と^^

 

昨年度から「質疑応答の時だけは顔出し」というルールを作っていたので、今年度も継続。一方、昨年度は資料はその場で画面共有だったのですが、今年度は、「ゼミの2時間前にTeamsにアップ」にし、各自で資料を見ることができるようにしました。

 

1週間前に顔合わせだけは対面でできたことにより、スムーズに進められたように思います。新4年生は、昨年度3年生の時にほぼ遠隔だったにも関わらず、新3年生の先輩として、いろいろサポートしてくれました。本当にありがとう。

 

なお、メーカーサイトでは、6名程度の中規模会議に最適」とあるのですが、ゼミを行った部屋はおよそ5m×5m程度のオープンスペースで、学生16人の大きな輪でした。次回は、私が大学内の別部屋に行って、遠隔の様子を確かめてみようと思います。そして、スピーカーフォンを置いている机と椅子に何か置きたいな。。。

 

なお、今回使用したのは、YAMAHA製「ユニファイドコミュニケーションスピーカーフォンYVC-330」です。

sound-solution.yamaha.com