兵庫県知事選 維新の斉藤元彦のパクリ具合がひどい
兵庫県乗っ取りをたくらむ維新の会
2021年は選挙イヤーという感じですが、7月、兵庫県では知事選が行われています。そこでなんと大阪で日本国内でも最悪の大失態を繰り返している維新の会が、兵庫県を占領しようと大阪府の財政課の人を兵庫県知事選に立候補させたんです。斉藤元彦という人です。大阪府財政課の課長ですが、「優秀な叩き上げで成り上がった」というわけではなくて、総務省から来ていただけなので、あくまで名誉職です。一応、大阪府議会の答弁にも出てきたらしいんですが、だいぶ対応がひどくて低レベル。議員さんも呆れて他の人に質問しているようでした。この斉藤元彦、大阪に来る前、他の自治体でも評判悪くて、周囲の人を激怒させていたそうなんです。
兵庫県のことを全く知らない知事候補
一応兵庫県出身らしいんですけど、実際に兵庫県に住んでいたのは小学校が中学校ぐらいまで。その後は頑張って2浪ぐらいで東大に入ったそうなんですが、
いかに大学に行かないかで頑張っていた
そうで、遊びまくって東大で留年しているそうです。 これで総務省に入れるんだから、私も入っておけばよかったです。
総務省に入っても無能ぶりを発揮して、はやばやと出世コースから外れ、今43歳。選挙活動中も、兵庫県には実在しない駅名を書いたり、兵庫県民なら誰でも分かりそうな景色を違う地名で書いたりして、兵庫県のことは何も知らないことがよくわかります。
医療崩壊を引き起こしたイソジン吉村
さいとう元彦は、「弱点が分かった」と、しょぼい実験でインサイダー取引をしてそうなイソジンを宣伝して、結局全国で最悪の死者を出し、一時は医療崩壊をして1万人以上が「自宅療養という名の放置状態」になっていた大阪府の吉村知事を尊敬して立候補したそうです。吉村知事以上に全く仕事する気のない松井市長には、さいとう元彦が「維新の会への絶対の忠誠」を誓っています。
この人たちにとって兵庫県民のことなんてどうでもいいんですね。
東京都議選では、まんえん防止措置発令で県外移動の自粛を求め、自分の足元の大阪の感染状況もひどいのにも関わらず、大阪府民をほったらかして吉村知事と松井市長は東京都議選の応援に行きました。13人を擁立して当選一人。大阪では吉村知事が仕事をしないでテレビに出まくって宣伝しているので、「なんとなく仕事をしている風」の雰囲気を 醸し出していますが、東京から見れば明らかに失敗知事として見られていますし、前の緊急事態宣言を早く解除して第4波を引き起こしたのは大阪が起点だったのですからいい迷惑ですよね。
維新を東京で根絶できなかったのが悔やまれる
というのが有権者の声でした。
自民党兵庫県連内でのクーデター そもそも斉藤元彦の適正に疑問
自民党の兵庫県連では、実績のある元副知事の 方を推薦することが決まっていました。実際に斉藤元彦と元副知事の両方の方にちゃんと来てもらって、プレゼンをしてもらったそうです。多くの兵庫県の自民党議員が、斉藤元彦を指して
こんなので大丈夫なのか?
と懸念の声があがりました。人口547万人の大きな県政がかかっています。一度は元副知事の方への推薦がきまりました。
が、自民党の二階幹事長と、兵庫県選出の国会議員が横槍を入れて、造反イレブンと呼ばれる兵庫県議会議員11人が造反し自民県議団を退団、急に(まさに一夜にして)兵庫県自民党も斉藤元彦を推薦することになりました。
造反した議員の中には
県知事なんて誰でもいい
と言ってたそうです。
兵庫県を大阪に売り渡した造反イレブンとは
内藤 兵衛(西脇・多可)
橘 秀太郎(美方郡)
山口 晋平(たつの・揖保)
五島 壮一郎(姫路市)@goto_soichiro フォロワー25人
石川 憲幸(丹波市)
奥谷 謙一(神戸市北区)「近況はFacebookページでご覧いただけます」と高齢の方無視路線
北野 実(姫路市)@fzM22l7lSuP1zfC フォロワー18人
戸井田 ゆうすけ(姫路市)祖父は元厚生大臣 父は衆議院議員
中田 慎也(伊丹市)
松本 隆弘(明石市)http://m-takahiro.jp/ 平成27年から更新してない
中野 郁吾(西宮市)@NakanoYugo フォロワー536人
#さいとう元彦 氏を担ぐ自民党兵庫(11名)
— shin-ya (@plastic_shinya) 2021年5月21日
内藤 兵衛(西脇・多可)
橘 秀太郎(美方郡)
山口 晋平(たつの・揖保)
五島 壮一郎(姫路市)
石川 憲幸(丹波市)
奥谷 謙一(神戸市北区)
北野 実(姫路市)
戸井田 ゆうすけ(姫路市)
中田 慎也(伊丹市)
中野 郁吾(西宮市)
松本 隆弘(明石市)
※中野 郁吾県議は、号泣会見した野々村竜太郎氏らの後任として2015年に維新公認で当選し、政務調査会長、幹事長まで務めたのに「物事の進め方に疑問」と2019年5月維新を離党
これで維新の会と斉藤元彦は、楽勝だと思ったかもしれません。
パクリやコピペ、でっちあげが得意な斉藤元彦
しかし、この斉藤元彦候補のホームページに載っていたプロフィール。何と、どこかの自民党議員のホームページを丸パクリしていました。 これってひどいですよね。まさに維新クオリティです。今は指摘されて差し替えたようですよ。
さらに Twitter では実在するかどうかわからない子供の声をでっち上げて、
「兵庫県恥ずかしいと言ってます。そんなことにならないようにしなければ」
といった感じのツイートをして炎上し、削除していました。弁解の仕方もよく分からなかったですね。
そしてテキトーぶりを発揮したのは政策も。
最初は
ゼロベースで見直す
と言っていたのに、具体的な中身が全然ないことを指摘され、さらに、兵庫県内で「 井戸知事が長く勤めていたから」というわけで飽きられている感はあるものの、意外と政策そのものや実績に関しては評価が高いことが分かったのか、 元副知事の方の政策をそのままコピペするという暴挙に出ました。「ゼロベース」からの大きな転換です。
討論会でもヒドイ話しぶり。吉村パイセンもTVでの馬鹿面が印象的ですが、斉藤元彦はそれ以上のおバカさんぶりをいかんなく発揮し、撃沈していました。吉村・松井が意のままに操れるくらいのボンクラだから兵庫県知事に選ばれた斉藤元彦。総務省での出世の見込みが無いのも当然です。こんなのが知事になったら、それこそ「兵庫県恥ずかしい」と全ての県民が思うでしょう。
兵庫県民の常識力が問われる県知事選挙