田舎おやじの言動log

田舎で暮らすおっさんの言動を適当にロギング。

旧キット 1/144 MS-06R 高機動型ザク

モナカ接着後10年寝かせてあったものを完成。

関節は接着固定。というか、固定前提ですでに貼り合わせてあったので他にやりようがなかった。塗り分けはまぁそれなりに楽だったが、ノズルやワンポイントカラーのマスキングと塗装順はややしくじったかも。

一番の失敗は後ハメ加工しないまま塗装したこと。エッチングソーでギコギコ加工している間に結構ポロリや傷がついてしまい、その補修にものすごく時間が掛かった。

今回はモールドが入っていない塗装境界をお試しでスジ彫りしてみたが、10年前と相変わらず微妙な出来映えになってしまった。練習あるのみだなぁ。

初代旧キットでも後発のMSVなせいか、上半身や足首周りは旧ザクやマインレイヤーとよく似ていて非常に格好いい。おまけに安いので子供の頃出来なかった改造に挑戦しやすいのもありがたい。再販を強く望む。

さて。ガンプラ旧キットは10年前に買い漁って在庫過多なので、また気軽に入手できるようになることを信じてガンガン崩していくか。

タミヤ 1/72 F-16CJフル装備仕様

飛行機積みプラで一番新しい(といっても9年前の)キット。F-14の合わせ目消しと失敗に疲れた心を癒やしてくれるに違いないと製作。

恐ろしいパーツ数に面食らうものの、いわゆる士の字まではあっという間だった。ただそこからが地獄。マスキング→小物付け忘れに気付く→小物塗装→接着→塗装→マスキング→小物ポロリ…という負のスパイラルで作業が一向に進まず。特に足回りと武装パーツが厳しく、老眼を騙し騙しの作業となり、もう心の癒やしどころではなかった。最後の最後でキャノピー内の部品を一つ付け忘れてしまうし。あぁ…。

初老モデラーへの優しさはともかく、キットそのものの出来映えはカチッとしていてすばらしい。評判通り1/72の決定版と言って良いと思う。強いて言えばエアインテーク周りと増槽の段差が大きいこと、モールドが繊細過ぎて簡単に消えてしまうこと、価格が他キットの倍くらいするあたりが弱点だろうか。うっかり失敗すると心のダメージがデカい。それでも量販店で¥2,000前後なので、出来映えと武装数を考えると相当にお得なのだが。まさにガンプラで言うところのRGな感じ。

前に作ったハセガワF-2Bと同タミヤ(イタレリ)WBシリーズの方と並べて。WB版は入手性と価格と作りやすさのバランスが良くて、失敗を恐れず気楽に組める点では今回のキットより上。実は増槽のパイロンを前後逆に取り付けてしまっているが、そんなのも許される緩さがある。F-2BはこうしてみるとF-16よりぽっちゃり。そして対艦ミサイルが物騒でカッコいい。

さて、次は何を作ろうか。高精細なキットはちょっとお腹いっぱいなので、適当に緩く作れるのがいいかも。

連休前半

部屋に籠もってプラモばっか作ってちゃいかんと思い、1年ぶりに海へ。

こんなにも良い天気なのに釣果に結びつかないのはお約束。まさかのボウズで2時間弱で撤収。まぁボートの調子が良かったのは明るい材料だったが、それだけ。

で、トボトボと家に帰ってきたら、偶然お隣さんがカツオとヒラメをお裾分けしてくれた。陸の方が得るものが大きかったな。

昼からは庭の草刈りと散歩。近所の川っぺりでワラビを取りつつ橋の下をのぞく。

お判りだろうか。ミシシッピに混じってスッポンがいた。子供の頃釣ったことはあったが、うちの周辺じゃちょっと珍しい。知らぬ間に結構生態系が変わってしまったようだ。

さて。釣りがサッパリとなるとGWの予定が大きく狂うな。久々にレトロPCでも引っ張り出そうか。

ハセガワ 1/72 F-14A(ロービジ)

エリア88ミッキー機に取りかかる前の習作として購入し積んだもの。とある配信でものすごい勢いですり合わせと接着をしているのを見て、重い腰を上げてやってみた。

組み立ては失敗はあったものの、思ったほど苦労しなかった。大きめの段差と隙間は光硬化パテの擦り込みと拭き取り後LEDを当てる方法で結構時短ができた。キャノピー小傷を消そうとルーターで磨き溶かしてしまう、主翼後ハメを忘れるあたりはまぁ久々だったので仕方が無い。

武装は普通にフェニックス4発、スパローとサイドワインダーが2発。増槽は穴を空け忘れて取付を諦めた。

塗装は最初からとにかくハマる。定番の307,308グレーなのに水性塗料だとクレオス、タミヤともズバリの代替色が無い。調色を嫌ってネットで調べ、何を勘違いしたのかガイアカラー特色を購入してしまったのがそもそも。スポイトをバケツに放り込んで油性な事に気付き、慌ててうすめ液で洗おうとして徳用ボトルをひっくり返すという大災害を引き起こしてしまう。悪臭が漂う自室であらためて検索すると、XF80,82で良い感じになるレシピを発見してしまうオチであった。あーあ。

あとは無駄に筆塗りで横着しようとして失敗。主翼付け根のラバー部分をマスキングせず最後にここだけ筆塗りしたところ、薄く吹かれた他色がボロリと剥がれダマになってしまった。サフも含めエアーブラシと筆塗りの合わせ技は止めた方がよさそう。

製作期間は開封からちまちまとゆっくりやっておよそ2週間くらい。これぞ戦闘機という感じでデザインは超カッコいい。が、とにかく失敗箇所が気になってしまうし、調色したFS35327が濃すぎな気もする。あとウェザリングがしんどかった。さすがにデカすぎるよ。

この流れなら次はF-15かF-18なんだろうけどそいつらもデカい。うーん…箸休めにF-16いっとくか?でも2機目なんだよな。

タミヤ 1/72 零式艦上戦闘機二一型

凝ったディテールアップをしなかったのに週末含めきっちり7日かかった。10年以上前にエアーブラシ塗装の習作として五二型を組んだ経験がほぼリセットされてたな。

最近は普通の白黒混色グレーということで落ち着いた二一型のカラー。今回それっぽいタミヤ明灰白色を選んだが、なんだか思ったより緑だった。まぁでもこれはこれで綺麗な色だと思う。

開戦前後の機体という脳内設定でウェザリングは控えめ。機種の帯や日の丸は素直にデカールとした。歪んだり小さいものが紛失したりとなぜかスピットファイヤより散々だったが、まぁこの辺は追々慣れていくしかない。マークセッターが気楽に使えれば良かったのだが、希釈しても結構変色してしまうので今回は早々に諦めてしまった。ソフターは古い角瓶だからか大丈夫だったので、貼り付け後にこれを塗布する方法を取った。

作りかけのF-14Aと並べてみる。ファイナルカウントダウンがこの対決だったらしいが、大きさがこんなに違う時点で無理ゲーだろ。ミツバチvsスズメバチじゃん。

キャノピー塗装(=マスキング)が少々面倒だった以外、製作で特に困ったことは無し。コックピットや足回りの小物は筆塗りにしたが、エアーブラシと比べ速いかと言われると微妙かもしれない。クリアーも含めた重ね塗りを考慮すると、乾燥具合とマスキングし直しを気にする必要が無い分、エアーブラシの方が気楽かも。ただこのキットの出来なら、子供の筆塗りでも相当なクオリティで完成させられると思う。

次は大戦機ならメッサーシュミットヘルキャット。気軽にやるならメッサーシュミットかな。F-14Aとガンタンクも完成させないと。

タミヤ 1/72 スピットファイアMk.I

HGUCジムに引き続いてタミヤ 1/72 スピットファイアMk.I完成。10年近く前に士の字ならぬ十の字にして放置してたものだったりする。

旧キット1/144ガンタンク、ハセガワ1/72 F-14Aと平行して、足りない塗料や工具を揃えつつでおよそ1週間。タミヤ金型の恐ろしいまでの精度に助けられあっという間に上下2色の塗装まで終えたものの、その後迷彩マスキングとデカール貼りにえらく時間をかけてしまった。

しかも頑張って両面テープをこよってマスキングしたにもかかわらず、思ったより境界がぼけてなかったり、変に緑が薄いところがあったり、デカールが切れたりシルバリングしてたり。まぁデカールはともかく塗装はいっそ筆塗りにしても良かったかもしれない。

塗料は今回40年ぶりにタミヤアクリルを使ってみた。エアーブラシ塗装だと爪やピンセットで簡単に剥がれてしまうのは気を遣うが、筆で驚くほどムラなくスムーズに塗れるのでリタッチや足回りの小物は楽。最終的にクレオスの半つやでコーティングし強度的に問題なさそうだったので、しばらくスケールモデルはこちらを使ってみようと思う。

次はお気軽に零戦二一型かメッサーシュミットでも作って横に並べたいな。

日曜は天気が良かったので嫁さんと近所を散歩。桜が満開だった。

普段は寂れた生活道もこの通り花のトンネルになる。ぽかぽか陽気の中通り抜けると、心の底から田舎暮らしで良かったと思える。

こちらはまた別の桜並木。近所の奥さんが制服姿の娘さんと記念撮影していた位見事な咲きっぷり。ただここまでワラビやツクシを獲りつつ1時間以上歩いたため、我々夫婦は息も絶え絶えだった。調子に乗りすぎてはいけない。

戦利品は早速夕食に並んだ。ツクシはもう終わりだが、ワラビはGW位まで楽しめそう。頑張って毎週歩くかな。