異常な世界2

?「みんな〜☆久しぶり!元気にしてた?今年Sクラスを担任になった、  悠樹 零(ゆうき れい)で〜す!!   1.2年の奴は知らないと思うけどよろしく☆」
(この人は、俺らが1年の時に生徒会長をしていて、この学園1の天才と呼ばれた人だ。結もこの人の手により、生徒会 に入ったみたいだ。俺はこの人とは仲がいい。関西出身だ)

結「悠樹先生、先生になったからには挨拶ぐらいちゃんとしてください。」
悠樹「なんだ、結昔みたいに零先輩って呼んでくれへん?」
結「一応先生なんで。」
悠樹「なんや、結冷たいな〜」

タッタッ

春「零〜!!なんで?なんで?今20歳ぐらいだろ?先生できんの?」
悠樹「なめんな!大学飛び級で卒業してやったぜ☆」
春「うお〜!すげ〜〜〜〜〜!!!」
悠樹「イエ〜〜〜!」

空「悠樹先生、小泉さん。落ち着いてください。」
春・悠樹「ハーイ!」
空「小泉さんの場合早く席に戻ってくれないと、反省文50まいですよ?いいんですか?」
春「ゲッ!?やべ〜よ!零じゃなかった悠樹先生またあとで!」

まぁ、こんなで始業式が終わり自分のクラスに向かった


春「まさか、零が先生になったとは・・・。びっくりだったよな!」
岬「ほんとほんと!」
空「僕は春と岬がSクラスにいることにびっくです。」
春・岬「おい!!!」
結「うるさい、ちょっとは3年の自覚をもて」
空「さすがは、結さん言うことがちがいますね!!」
春(態度がちがいすぎる・・・・。)
岬「でも、結これから、零の世話係だろ?がんばれよ・・・。」
結「はぁ、がんばるよ」

タッタッ
春「ここが、3年の教室か・・・。広いな〜」
(Sクラスには、全員分のパソコン完備、ドリンクバーもあり、まるでホテルみたいな教室なのだ)
岬「ん?見かけない奴がいる」
空「誰か、試験で落ちたんでしょう・・・。」
(上の学年に上がるためにクラス分けの試験がある、大体がそのクラスのまま上がるのだが、Aクラスから上がってく る奴もいる、その代わりSクラスからAやBに落ちる人もいる)
春「残念だな・・・。」

?「あの、春さんですか?」





次回、話しかけてきたやつとは?

異常な世界1   ※男子校のお話です。BLです。

?「あと、ちょっとだよ。  くん」



異常な世界

高校三年の初め、まさかこんな事が始まろうなんて・・・


おれの名前は小泉 春(こいずみ はる)周りにはバカって言われている。そして、弓道部部長だ!

タッタッ
春「ヤベーヤべーよ!!あと5分!!!」

ハァハァ
春「セッセーフ!?」
?「アウトだバカ!!!」
春「たかが、1分だろ!!結!」

こいつの名前は、秋月 結(あきづき ゆい)成績優秀・生徒会会長・クールでいつもは静かだが怒ると怖い。家は隣同士で小学校時代からの幼馴染だ。

結「1分でも駄目な物は駄目だ!!」
春「ケチだな結。行くなら起してくれたっていいだろ!」
結「今日は早く行くから一緒に行かないっていっただろ!」
春「なんだって!」
結「やるか?」
?「結さんいい加減にしてください。もうすぐ始業式が始まりますよ!」
結「あぁ、ごめん今行くよ空。」

こいつの名前は、野上 空(のがみ そら)生徒会副会長・野上財閥の跡取りで金持ち、結の事が大好きだ。中学校時代からの親友だ。

結「そうだ、春これ」

そういって、結がネクタイと紙を渡してきた。

春「何これ?」
結「紙のほうは、組が書いてあるやつだ。ネクタイはお前がしてないから  だ。始業式ぐらいちゃんとした服装で来い!」
春「サンキュー!結!!たすかったよ。」
空「春も早く体育館に来てくださいね。」
結「空いくぞ。」
空「は〜い!!今行きま〜す!!」
春(・・・すごい変わりようだな)


ガラ タッタッ
?「おい春遅かったな!?寝坊か?」
春「うっせーな岬!」

こいつの名前は鈴岡 岬(すずおか みさき)中学校時代からの親友で剣道部部長。こいつとは最下位争いをよくしている。

岬「そろそろ、始まるぞ!」
春「まじか!?」


空「全校生徒の皆さん静かにしてください。始業式を行います。新1年が  入場しますので、拍手で迎えてください。」
ボソッ
岬「春の弟ってここの学校に入ったんだろ?」
春「あぁ、たぶん1年代表だった。」
岬「まじで!?すごいじゃん!Sクラスは入れるかもしんねえじゃん!」
空「そこ、静かにしてください。」
春・岬「ハーイ!」

この学校は、日本で一番入るのが難しい男子校である。その中でも、1年はA・B・C・Dクラスで頭のいいじゅんで入れられるが、2,3年になると、4つのクラスに1つ増えSクラスと言う本当に頭が賢くないと入れないクラスである。そして、俺ら春・結・空・岬はSクラスに所属している。

春(さっさと、おわんねえかな・・・。)

結「それでは、先生方の紹介をしたいと思います。」
春「そう言えば、校長や教頭や理事長は?」
岬「今日は用事で休みだって。」
春「ふ〜ん」

結「そして、三年Cから・・・・」

岬「先生誰になんだろ?」
春「いつもどうり、新谷じゃねぇ?あいつ先生の中で一番偉いんだろ?」
岬「そうか・・・。俺あいつ嫌いなのに・・・」

結「Aの担任は新谷先生だ。」
ザワザワ
春「まじで!?」
岬「うそだろ!毎年三年のSクラスの担任はあいつなのに・・」
春「じゃあ、Sクラスの担任って相当な奴じゃないか?」

空「驚くのも無理はないですが、静かにしてください。」
結「そして、Sクラスの担任は・・・・。」
春「まじか!?まさかこの人がここにくるだなんて。」




次回 Sクラスの担任のあの人とは誰か?