2018年11月末の総資産は1,102万円でした
今月から資産状況(当面の生活費等を除く)を報告していきたいと思います。
2018年11月末の資産状況です。(※1USD=113.43円で計算)
総資産:¥11,024,830(前月比 +¥284,125)
内訳
()内は、新規入金分を除いた前月からの+-です。
- 預金:¥850,000
- 国債:¥1,000,000
- 確定拠出年金:¥224,459(+¥3,847)
- 株式・ETF・J-REIT(SBI証券):¥8,290,797(+¥158,227)
- オプション(インタラクティブ・ブローカーズ証券):¥659,574(+¥1,733)
配当収入
¥10,699(T、PFF、PG)
11月配当の銘柄が少ないため、他の月よりは少なめの金額となっています。
市場は10月~11月中旬ごろまでは最悪でしたが、下旬になってようやく回復の兆しが見えてきましたね。
金額は少ないですが、オプション取引も懲りずに仕掛けています。来月に期待です。
月曜に仕掛けたAMZN DEC21'18 1390/1360ブル・プット、昨日の急騰があったので早くも利確。約300ドルの利益。そのままの勢いでAMZN DEC28'18 1530/1500ブル・プットを仕掛けた。今日は少し怪しげな動きだけど、仕掛けます。ほとんど博打です
— RS (@rs_lgo) 2018年11月29日
自分の会社の給与テーブルを知っておくことは超重要
自分の会社の給与テーブルを見たことあるでしょうか?
ほとんどの会社は役職等に応じた給与があらかじめ決まっています。平社員は最低xx万円~最高xx万円、係長は最低xx万円~最高xx万円、…のような形です。
ボーナスの査定などで若干の上振れはあったとしても、サラリーマンである以上、どれだけの成果を上げようと、そのテーブルを超えた給料をもらうことはできません。
したがって、給料を大幅に上げたい場合は、転職するしかないということになります。
このような給与テーブルは人事規程等に規定されていて、自由に見れる会社と見れない会社があります。
私は、今の会社では見ることができますが(本当に上位の役職のものは見れませんが)、新卒で入った日系大企業では見ることができませんでした。
この給与テーブルですが、もし自分の会社で見れるのであれば、絶対に見たほうがよいと思います。就活ではみんな初任給を重視するのに、入ってからの給与の伸びについては、噂話などで何となく知ってる程度で、正確な情報をしっかり調べようとする人は少ないと思います。
今の会社で上を目指すのか、まったりやっていくのかに関わらず、将来自分がいくらくらいの給料をもらえるのかのイメージをつかんでおくことは非常に重要です。
会社で2~3年働けば、どの役職の人がどんな仕事をするのかは、大体理解できると思います。(そのイメージと、実際に自分がなってみたときの実際は、いろいろ違ったりするかもしれませんが。)
そのため、「この役職だとこういう仕事をしないといけなくて、それでいくらの給料をもらえる」ということを明確に知っておけば、それが割に合うのか合わないのか検討することが可能となります。将来のライフプランも設計しやすくなるでしょう。
もし給与テーブルが公開されていない会社では、先輩や上司から情報収集するしかありません。若干正確性に欠けるかもしれませんが、正確な情報をつかむため最大限努力をしたほうがいいと思います。
給与テーブルを見ると、「将来役職が上がってもこれだけの給料しかもらえないのか」「あの仕事してないおっさんがこんなにもらってるのか」というネガティブな気持ちになるかもしれません。それでも現実を直視することが、転職や副業といった、次の行動につなげていく原動力になると思います。
給与テーブルを見たことがない人は、一刻も早く確認しておきましょう。
【2018.11】MO(アルトリアグループ)を30株購入
基本的に毎月給料日に株を購入することに決めているのですが、明日がサンクスギビングで米国市場が休みということで、フライングで購入しました。
購入したのはMO(アルトリアグループ)を55.2ドルで、30株。MOはずっと気になっていたのですが、今回初の購入。
PM(フィリップモリス)も少し持っているため、セクターがかぶってしまうのですが、今大きく下げているので買ってみました。現在の株価での利回りは約5.6%。目安としている4%の利回りを税引後でもギリギリ超える見込みです。
これから反発するのか、さらに落ちていくのかはわかりませんが、高配当株投資については値下がりしても気にしません。とにかく配当によるキャッシュフロー重視です。その意味でMOは連続増配株なので信頼できます。
毎月の入金も、上記記事の方針のとおりコアの8割とサテライトの2割にわけているのですが、サテライトの投資先が未定です。
正直ハイテク株は今は怖くて手を出せないです。しばらく様子見して、回復の兆しがあればオプション取引でいきたいと考えています。
【キャリアの話】凡人やコミュ障こそ専門職に就け
漫画『ドラゴン桜』で「バカとブスこそ東大にいけ」という言葉があったが、私はそれに少し似た意味で、何の取り得もない凡人や、コミュ障(協調性、リーダーシップ、営業力などが苦手な人)こそ、一般的に難関とされる専門職(士業やコンサルタント)に就け、ということを書きたい。
私は新卒で入ったのは同期入社が200人くらいいる日系大企業に入り、数年勤務した後転職し、今は某コンサル会社にてかなりマイナーな分野のコンサルをしている。
コンサル業界においては、若手のうちはハードスキル(専門知識、パワポ、エクセル、英語など)が重要で、徐々にソフトスキル(コミュニケーション能力、リーダーシップ等)が重要になり、最後は営業力だという主旨のことを以前書いた。弁護士、会計士などの士業にも同じ傾向があると思うので、以降専門職としてひとくくりにさせてもらう。(士業でも、医者だけは次元が違うかもしれないが。)
一方、日系大企業においては、新卒から常にソフトスキルが重視されると思う。
ハードスキルは最低限でよく、どの部署のどんな仕事でもそつなくこなせること、社内専用スキルやお作法を身につけ、社内人脈を増やしていくことが重要だ。専門性の高い部分は、外部の士業やコンサルに委託するわけだから、これで問題ないのである。
そのため、大企業で出世していけるかどうかは、コミュ力の部分と運(部署の異動等による巡り合わせや、そもそも同世代の社員が大量にいること)の要素が強くなってしまう。
そういう意味では、専門職は資格や専門知識という参入障壁があり、基本的にはその中にいる人たちでの競争になる(厳密には同じ士業でもさらに専門領域があり、専門分野を同じにする者どうしの競争)。
上述した最初はハードスキルが重要だが徐々にソフトスキルが重要になっていく、というのはあくまで参入障壁の中の、狭い世界での話だ。
ハードスキルは比較的個人の努力で改善の余地があるし、ソフトスキルについても、これは偏見かもしれないが、専門職の人は一般企業に比べソフトスキルが弱い人が多く、一般企業ではごく平均的なコミュ力の人でも、勝つチャンスが大いにあると思う。
もちろんハードもソフトも備えた、とんでもないハイスぺも少しいるが、そこと勝負する必要はないだろう。本当のハイスぺだと、もっと稼ぐことを目指して独立や起業に行くことも少なくないから、そういう面でもチャンスがある。
株式投資の世界では、「ワイド・モート(wide moat)」という言葉がしばしば使われる。モートとは城のお堀のことで、要は圧倒的なブランド力、市場占有率などを持っている企業は、それらが参入障壁(お堀)になり、普通の企業より優位性があるということだ。例えば、今からコーラの会社を立ち上げても、コカ・コーラに勝つことはほぼ不可能だ。こうしたワード・モートを持つ企業に投資すべし、ということだ。
個人のキャリアにおいても同じことが言えると思う。自分が凡人やコミュ障だと思っている人こそ、高い専門性を身につけ(語学など複数の要素を組み合わせるとなおよい)、他の人が入ってこれない領域を上手くつくることに注力することをおすすめしたい。
参入障壁の中では、同世代の大多数よりも、圧倒的に高い給料や充実したキャリアを手にすることができるチャンスがある。
どうすれば英語ができるようになるのか
どうすれば英語ができるようになるのか、について持論を書いてみたい。まず私のスペックについて紹介すると
- 純ドメ。留学経験なし
- TOEICスコアだと890(相当前に受けたものだが)
- 仕事で日常的に「読み」「書き」を使用する。「聴く」「話す」機会はかなり少ない
できる人からしたら全然大したことはないが、純ドメにしてはまずまず、といったレベルではないかと自分では思っている。
それで、どうすれば英語ができるようになるか(能力がしっかり伸びるか)と言うと、結論、ひたすら実践の時間を増やすしかない。身も蓋もないが、実践で英語を使う機会がない人は、まず英語が必要な環境(特に日本人が全くいない環境)に行くしかない。
英語ができるようになりたいと思って学習している人の多くは、「英語を勉強しているが伸びない→英語が必要な仕事に関われない→いつまでたっても英語ができるようにならない」というループに陥りがちではないかと思う。
私も何となく英語を使う仕事がやりたいという理由で、全く英語を使う仕事ではなかったのだが、TOEICの勉強から始め、オンライン英会話、英会話スクール、セブ短期留学、といろいろなものをやってきた。
しかしながら、こうした英会話スクール等では、講師は結局のところ私たち「お客様」を相手にするため、意識せずとも手加減をしてくれている。自分がお金をもらって外国人に日本語を教える場合どうするか?、と想像すればわかるだろう。もちろんお金や時間に余裕があるのなら、やったほうがいいのだけれど、こうした学習に過剰な期待を持つのはやめたほうがいいと言える。
このループから抜け出すための一つの方法は、自分が勤めている会社の研修・留学制度や海外駐在で、短期間でもいいから英語が必要な環境に身を置くことである。大企業であればこのような機会があるところは少なくないと思うから、普段の仕事をしっかりこなして評価を高めておき、チャンスがあれば手をあげることが重要となる。私もこれをきっかけにした。
会社にそんな制度ないよという人は、その会社では英語ができる人材はそれほど必要とされない(もしくはごく少数の人でいい)、ということを意味すると思う。今英語を学習中の人にチャンスが来ることは期待できないだろう。それでも英語を使った仕事がしたい、というのならTOEICのスコアを上げて転職するしかない。
しかし、「自分がなぜ英語を使う仕事がしたいのか」はよく考えたほうがいい。私のように海外で仕事がしてみたいとか、フワッとした考えだと、実際やってみたら全く楽しくなかった、むしろ苦痛だということも大いにあり得るからだ。
特に社交的じゃない、コミュ障気味だという自覚がある人は注意。普通の日本人が海外に行けば、相当長い期間(たぶん1年や2年では全然足りない)を海外で過ごさない限りは、多かれ少なかれ英語に不自由する。
そうしたときに何が重要かというと、英語そのもの以上に、コミュニケーション能力、具体的には上手く話せない、聞けない状態でも人とコミュニケーションをとっていく積極性と勇気(あるいは地の性格)が重要だと思う。
私はコミュニケーション能力が低いため、やはり苦しい思いをした。それでも実体験を持ってこれらを学べたことは貴重な経験だったと感じている。
今の私は、海外で仕事をしたいという気持ちはなくて、日本で使うから、業務に必要だから学習しているという感じだ。当然のことではあるが、実践が何より重要。今英語学習を頑張っている人に、一人の実体験として参考になれば嬉しい。