Rails Girls Kyoto 4th でコーチをしてきました

2015年11月20日、21日の二日間で開催されました女性に Ruby On Rails を通じて web プログラミングを体験してもらうワークショップ Rails Girls Kyoto 4th にコーチとして参加してきました。 今回で Rails Girls のコーチをするのは4回目です。今回は困っているコーチを手助けするコーチというポジションを初めてやりました。

railsgirls.com

端的に言ってとても良いイベントでした。僕が参加した Rails Girls の中では今回が1番良かったのでないかと思います。何が良かったかというと自己紹介をする場面を複数回設けていたことでした。紙に自分の自己紹介を書いておきグループになり、1人がインタビュイーになり他の人は最低1回は何かしら質問をするという「インタビュー型自己紹介」というやり方でした。例えば自己紹介の紙に「漫画を読むのが好きです」とあった場合「最近オススメの漫画を教えてください」といった感じです。他のイベントでも是非取り入れたいものでした。

今回僕が特に嬉しかったのは過去に僕がコーチをした Rails Girls に参加していたプログラミングとは関係ない職種のガールズがその後学習を続けコーチとして参加してくれていたことです。コーチ冥利に尽きるとは本当にこのことです。

ちなみに今回も参加者の方は学生だったりまったく IT とは関係のない仕事をしていらしたりあるいは web デザイナーの方だったりとバックグラウンドは様々でした。興味深いなと思ったのは Rails Girls を知ったきっかけが「新聞で読んだから」という方がいらっしゃたことでした。朝日新聞で読んだとのことですのでおそらくこの記事ではないかと思います。

www.asahi.com

Rails Girls も裾野が広がっているのですね。

プログラミングに興味はあるけど一歩踏み出す事が難しいという人がたくさんいてそこに対して Rails Girls のようなイベントがあることは非常に良いことです。微力ながらコーチとしてそこに参加出来るのは誇らしいです。(もちろんガールズとキャッキャウフフ出来て楽しいという面はありますが)

ちなみに2015年12月18日、19日で岡山で Rails Girls があるそうなので、気になった人はそちらに参加なされてはいかがでしょうか?

railsgirls.com

minami.rb ラストハッカソンのち鍋パーティー #minamirb

minami.rb というコミュニティがかつてあった。

というネタは前回使った。

minami.rb ラストアイデアソン - よしだログ

ということで 2014年1月31日は minami.rb の最後のハッカソンとなった。

手段のためには目的を問わない僕としては何を作ったかというのは比較的どうでもいいので、 どうだったかの感想を書こうと思う。

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今回の僕達のチームはエンジニアが2名とデザイナーが1名だった。

昼過ぎまではそれぞれとペアプロという形で、 rails のコードを書いたり git での pull req や merge の仕方をやっていた。

それほど多機能では無いけれど scaffold を超えた事をやってみてもらえたのは良かった事じゃなかったかと自負している。

僕としては slim を使ったのは初めてだったので、チームで何かをやると新しい事に触れられるのが良い。

僕のチームでは無かったのだけれど、動かないコードを push してしまって怒られるという毎回誰かやってしまうミスを今回もやった人もいた。

夜の鍋パーティーは飲み物持参だったのでランチの後に1人でお酒を買いにいった。

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お酒を買って帰ると14時を過ぎていたので、そろそろ本気を出すかということで僕も実装に入った。

ここではデザイナーの方と僕がドライバーでペアプロを行った。

地味に苦労したのが GoogleMap API v3 のサーバー key を取るところで、ドキュメントが今現在の console 画面と変わっていてまったく参考にならなかった。

利用させてもらって言うのもアレかもしれないけれど、 google もドキュメントのメンテナンスをして欲しいと本当に思う。

「ヤバイ後1時間しか無い」と独り言を言ったところで「まだ1時間もあるじゃないですか〜」と言われたところはいろいろ思うところがあり、今回のハッカソンでの僕の中でのハイライトだったりする。

どういろいろ思ったかは内緒にしておく。

17:00でハッカソンが終わり鍋パーティーのための買い出しに黒門市場へ行った。

残念ながら黒門市場の写真を撮り忘れたので写真は無い。

ふぐにしようかと言っていたのだけれど、ふぐはそれなりに高く予算オーバーであったので魚屋の男前のお兄さんに

「鍋にするのに何がいいですかね?」

と相談したところ

「アンコウかクエかカワハギならあるけどなぁ...。そういえばブリいいのあるからブリしゃぶはどうや?」

と提案されたのでブリしゃぶをすることになった。

1m超えるぐらいのブリの1/4切り身を買ったのは初めてだったのでこれも写真にとっておけばよかったなと今さら思う。

野菜や漬物、お酒のアテ、お皿なんかを色々買って戻り、みんなで鍋パーティーの準備を行った。

minami.rb というコミュニティは不思議なコミュニティでお酒を持参にするとなぜかいろいろお酒が集まるのだ。

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ハッカソン参加者は6人だったけれど、鍋パーティーだけ参加した人もいて総勢で10名を超える人数になった。

会場となった日本家屋のギャラリーは普段は寒いのだけれど、さすがの人工密度か、お酒が入っているからか今回は寒くなかった。

お酒もだいたい空きお腹も満ちたころシメのスイーツが出てきた。

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これもさすが minami.rb クオリティ。

minami.rb は本当に真剣に rails でアプリケーションを作ってその後は美味しいものを食べて美味しいお酒を飲む素晴らしいコミュニティだった。

いや、だからまだ3月まではあるんだけどね。

minami.rb ラストアイデアソン

minami.rb と言うコミュニティがかつてあった。

いや、まだある。

まだあるのだけれど、3月に終わることが決まっていて、今回は最後のハッカソンということになる。

いつのまにかハッカソンがビジネスコンテストの一種のように扱われるようになっていて、

そのことに対しては僕はとても心外なのだけれど、

minami.rb のハッカソンはまだあんまりハッカソンと言う言葉が流通していなかった頃から行っている由緒正しいものだ。

そういうこともあって昨日はアイデアソンということで大阪の日本橋のギャラリーかのこに集まった。

ブログに書くぞという気があまり無かったので写真を撮っていなかったのは今思い返すと残念だったかもしれない。

13:30スタートだったのだけれど、ちょっと早めの時間、13:10ぐらいに僕は着いた。

会場は一見普通の民家でしかも扉が閉まっているので、

何回か来たことある僕でさえドアを開けるをちょっとためらった。

念のため日時に間違いが無いことを確かめてドアをあけてハッカソンに来た旨を伝えると

「ああ、どうぞお上がりください」

との事で靴を縫いでその民家のような建物にあがった。

どうやら最初に着いたのは僕だったようで、僕が会場で最初に行ったの掃除だった。

ほうきで畳のうえを掃いて埃や生花でやったのだろうか、

植物の茎のかけらのようなものを集めちりとりで取った。

ちょうどこの日は良い天気だったので、

備え付けの座布団をベランダではたいてお日様が当たるところにおいておいた。

しばらく待つと参加者が集まってきた。

ちょっとわかりにくい場所だったので遅れてくる人も多かった。

間違えて1駅前でおりたあげくあさっての方向に行ってしまっていたという話はとても面白かった。

また1名は仕事のため終了ギリギリに来て説明だけ聞いて帰った形になったので気の毒だなと思った。

今回は6名が参加だったのだけれど、その1名を除く5名でアイデアソンが始まった

チーム分けのの人数は2名ずつだとちょっと心許ないということで3名ずつの2チームになった。

チーム分けの方法として僕は ruby の Array#shuffle を使う方法を提案したのだけれど、

チームメイトのレベルが偏るということで却下された。

Doorkeeper に登録してある名前で言うと

Rails Hackathon 2015年冬 & 鍋パーティー - Minami.rb | Doorkeeper

よしだあつし、 maki 、中原ヤスシのチームと Satomi Tsujita、 Kite、坂本 壮礼のチームに分かれた。

そういえば今回はチーム名を決めなかったななどと思った。

僕の所属するチームのリポジトリ

https://github.com/Minamirb/yukino

で、相手のチームのリポジトリ

https://github.com/Minamirb/cabbage

何が出来るかは出来上がってからの楽しみといったところだ。

実際のところはアイデアソンの発表はあったし、自分たちが作るものが何なのかはもちろん知っているけれど、

説明するのが面倒くさいというあたりを察して欲しい。

そういえば前回やその前のハッカソンの時の僕のチームはわりとギークギークした人ばっかりだったので、

使ってみたい技術を並べてそれを使えるものを作るみたいな本末転倒な決め方をしたのだけれど、

今回は集めたいデータを出してそれを集めるために手段を選ばない的な決め方になった。

いずれにせよ、あさっての方向に進みまくって楽しいアイデア出しは出来たように思う。

僕たちのチームの決めごとで一番悩んだのはプロジェクト名だったりするあたりもその一つだ。

ちなみに今週1週間で実装を行い来週の土曜日に本選というか、

またギャラリーに集まって開発を行い、発表という段取りになる。

ちなみにその後は会場近くの黒門市場で買出しをして鍋パーティーだ。

鍋パーティーだけに参加することも出来るので、

minami.rb に来てみたかった人、あるいは鍋を食べたい人は Doorkeeper に登録し、

当日自分の飲みたいお酒を持って来たらいいと思う。

ちなみにこの日も17時過ぎにアイデアソンは終わり、その後は焼肉 -> 居酒屋 -> スイーツというはしごだった。

これもすごく楽しかったのだけれど、あえて触れない事にしたほうがいいだろう。

気になるのなら鍋パーティーに来たらいい。

無償で行うハッカソンとはいえコードを書く以上プロの仕事をしたいと思う。

ミスマッチ

「バグを探す時はコンピューターの気持ちになるんだよ」と昔僕に言った男がいた。

僕はその気持ちは今でもさっぱりわからない。

バグを探す時には根気強く一つ一つ確認しながら注意深く探すしか僕には出来ない。

コンピューターの気持ちになればもっと嫌な感じのする場所とかがわかるのだろうか。

そんな事を思い出しつつ僕が根気を発揮しながらステップ実行を繰り替えしていたところ

「吉田さん来客です」

と声がかかった。

そうだった。今日は現在作っているプロダクトのプロモーションの打ち合わせがあるのだった。

僕と上野はそそくさと名刺入れやノートなどを手に迎えに降りた。

「どうもこんにちは。お久しぶりです。」

彼女は顔見知りではあるけれど、ほとんどしゃべったことはないという程度の仲だ。

今回協力を申し出てくれたのでお願いすることにしたのだ。

会議室まで行き、電気が半分しかついていなかったので入り口まで戻って電気をつけて席へついた。

名刺交換などビジネスライクな挨拶を交わした後さっそく本題へ入った。

上野がまず現在の状態やお願いしたいことなどの説明をし、

彼女からはいくつかの提案やサンプルで作ったというものを見せてもらった。

話の中でもこどもにとっての「かわいい」と主婦層にとっての「かわいい」は別物だし、

男にとっての「かわいい」も別物であるというのは非常に興味深かった。

話は終始和やかに進みとっても楽しく終わったのであればよかったのだけれど、

残念ながらそうはいかなかった。

結果からいうと今回はお願いしないことになったのだった。

なぜそんなことになったのか、これは非常に言葉にしにくいのだけれど

僕の考えがあっているかの確証は無いのだけれど考えてみた。

今回なぜ破綻しかというと一つは上野の要求水準が非常に高かった点にあると僕は思っている。

僕はそれは理解は出来るけどその水準を満たせる人はなかなか居ないだろうなという感想だ。

上野は彼女に大して丸投げで良いものを作ってもらえることを要求し、

彼女は顧客である僕達の意見を取り入れて良いものを作ろうと考えていた。

そこにミスマッチがあったのだ。

上野と彼女が上司と部下という関係だったらもっとうまくいったかもしれない。

というのも上司と部下という関係であれば上司は部下をフォローするのが当然だ。

そういう立場であれば上野はそのように動く男だ。

しかし今回は違った。

彼女はフリーな立場で僕達のプロジェクトに参加しようとしている。

しかしながら僕達は僕達で彼女の助けが無ければ先に進まないという状態ではない。

多くの作業を抱えている僕達の状況から言うとこちらから要求を出すことすら時間の消費になる。

だから僕達からの要求はただ一つ

「手段は任せるからプロダクトが魅力的に見える何かを作って欲しい」

という事だけだった。

だから細かい要望なんてなかったし聞かれても答えようがなかった。

ある意味では彼女は相手が完全な素人である場合の振る舞いが出来なかったという点で未熟だったと言えるかもしれない。

だけれどもその水準というのは非常に高くまだ若い彼女には厳しいものだ。

やっていることは大きく違うけれど僕もプログラマという職業をしていてこういう場面はたまに出くわす。

それがなんとかなることもあるしなんともならないこともあって、大抵はなんともならない。

そういう水準だ。

特に結論は無いのだけれどプロフェッショナルというものについて僕自身が深く考えるきっかけになった、

こういうミスマッチというものをどうすればいいのかを考えるきっかにもなった。

能力が不足しているわけでもない。

そうではなくやり方の問題だったりあるいはタイミングだったりでうまくいかない事もあって

それってどうしたらいいんだろうか。

今日は夜にもつ鍋を食べた。

昼過ぎから

物語のようにブログを書くというのはどうかと思ったのは昼過ぎだった。

昼過ぎだったのは偶然でも何でも無く、単純に目が覚めたのが昼過ぎごろで、つまり僕はそのぐらいの時に外出の準備をするためシャワーを浴びていたのだ。

シャワーを浴びている時にいいアイデアが思い浮かぶという体験をしている人はそれなりにいると思う。僕自身はそういう時もあるしそうじゃない時もある。

大抵はありふれたアイデアだったりあるいは思い出したくもない過去を思い出したりするのだけれど、今日のアイデアは試してみる価値もあるかなと思った。

需要があるかはわからないけれど、それなりに長い文章を書くのにブログはちょうどいいし、そもそもこういう文体を僕は気に入っている。だから書いてみるのだ。

じゃあ今日は一体何があったかというとそれほど代わり映えはしなかった。

朝は寝ていた。昼頃起きた。職場に移動し仕事をこなし、夜に帰ってきて寝る。ただそれだけだ。

だいたいの毎日はそういう風に終わっていく。それが楽しいのかと聞かれるとなんとも言えない。

毎日というのはそういう風に始まりそして終わるものだと思っているし実際そういう風になっている。

それが嫌だとかやめたいとか思わない程度には僕は今の状況を気に入ってるのだろう。もちろん、細かく見ると昨日と同じ今日を過ごしたわけではない。

昨日とは違うご飯を食べたし、昨日とは違う会話をしたし、昨日とは違う仕事をこなした。

何か一つの物事が起きた時にそれを大きな事として見るのか小さな事として見るのかによって人生の退屈さは変わる。

雲の形を楽しめる人もいれば雲は雲で単なる天気の一つでしかないと思っている人もいる。

この場合雲の形を楽しめるほうが人生が楽しいんじゃないかと思うほうに僕はいてそういう風に雲を見ている。

神は細部に宿るわけだし神の存在を感じるには細部に注目しないといけない。

何かを言ってるようで何も言ってない。そんなブログをしばらく書いてみようかなと思ったのだった。

railsgirls kyoto 2nd でコーチをしてきました。

6月の railsgirls osaka #1 に引き続き railsgirls kyoto 2nd でもコーチをしてきました。

Kyoto 28-29th November 2014

@hsbt さん撮影の当日の写真はこちら。

RailsGirls Kyoto 2nd - an album on Flickr

楽しかったとか美味しかったとかの感想はさておき、railsgirls kyoto 1st, railsgirls osaka #1, railsgirls kyoto 2nd と3回ほど railsgirls のコーチをやりまして、初心者向けイベントについてそれなりに思う事があったので忘れないうちにまとめておこうと思います。

kyoto 1st と osaka #1 では1班で girls 3〜4名に2人コーチがつくグループ制で kyoto 2nd ではコーチと girls がマンツーマンとやり方が違っていました。それぞれ利点と欠点がありました。

グループ制の利点

  • girls 同士の連帯感が生まれやすい
  • コーチも相方コーチと助け合いやすい

グループ制の欠点

  • girls は理解度が低くても質問しずらい
  • 声が届かない場合もありコーチは声を張らないといけなくなる

マンツーマンの利点欠点はそのあたりの裏返しみたいなものになりますが

マンツーマンの利点

  • girls は深いところまで質問が出来るし、カリキュラムを外れても知りたい事聞く事ができる
  • うるさくなりにくい

マンツーマンの欠点

  • girls 同士のつながりが生まれにくい
  • コーチのコミュ力が試される

イベント運営は難しい

どういう価値を与えたいかにもよるのでこれらの欠点利点が単純に良い悪いではないとは思います。 kyoto 1st や osaka #1 のほうが girls 同士が仲良くなれて楽しかっただろうし、 kyoto 2nd のほうが girls の個人的な問題で解決出来た事は多いように思います。

継続して勉強していく事を考えると参加者同士につながりが出来たほうがモチベーションになりやすいだろうけど詰まっていたことが一回のイベントで解消出来た価値というのは非常に大きいでしょう。

この辺りはどういう価値を提供したいかのオーガナイザーの意向次第となるのでしょう。

railsgirls のどうしようもない性質として事前にアンケートは行うものの実際の girls の前提知識がどの程度かわからないであるとか、コーチも特に事前に訓練をされているわけではなく、たまたま rails をある程度習熟していて応募してくれているだけの人というのもあると思います。

そんなこんなを鑑みていくつかの改善点をあげると

事あるごとに自己紹介してもらう

例えば前日にインストールデイということで、端末に開発に必要なソフトウェアをインストールしてもらうのですが、ここではコーチの割り振りを無視して来た順番に席に座ってもらってとりあえず自己紹介をしてもらうとかしたらいいかもしれません。

ランチを利用する

railsgirls osaka #1 の時や railsgirls kyoto 2nd ではスポンサー様よりお弁当が振る舞われまして、自分の席で食べるみたいになっていたのですが、 kyoto 1st の時は弁当が無いため、連れ立って外に食べに行っていました。これも良し悪しで、連れ立って食べに行くときにぼっちになってしまう危険性もあるのですが、他のテーブルの人と交流する機会になっていたのではないかと思います。

グループ分けをしたうえで メインコーチ + TAにする

マンツーマンとグループ制のいいとこ取りをした時の形というのはコレかなと思います。中途半端になっちゃってより深く勉強したかった人にとっては多少消化不良が残る可能性も無きにしもあらずですが。

初心者向けをうたう時のターゲッティング

直接 railsgirls とは関係ないのですが、今回参加された girls の方から「コミュニティとか勉強会に興味があるけれど敷居が高い」旨を良くききました。ここの原因の一つとして「プログラミング初心者」と「rails 初心者」は別モノであるという事を盛んに言われました。初心者向けに何か提供したいコミュニティはこの辺りどういう前提知識をもった方を対象としているのか具体的に提示してあげると良いかもしれません。railsgirls は名前的にも「girls」と入ってたから安心感があったそうです。このあたりは id:riko さんのエントリーで『「おやじの料理教室」みたいな感じでしょうか。』という表現が非常に腑に落ちました。

RailsGirlsになって黒帯に稽古をつけてもらった話 #railsgirlskyoto - 半径50cmの記録

まとめ

まとめとか言うておきながら特にまとまらないのですが、イベントの運営は難しいですし、誰が参加者するかわからないイベントでは特に事前になんとか出来ない事が多くなります。ただ想定出来そうな事は想定しておいたほうが良いわけで、railsgirls に限らず何かしら初心者向けのイベントをされる方に僕の経験がいくらか参考になると幸いです。

才能とか

暖めてた記事を実際に公開に至るまで書ききった事はほとんど無くって一気に書き上げるのが僕の性に合っているのだろう。ただしソフトウェアはそれに限らないし、一気に書き上げられるようなものじゃないので例外なのだけれどじゃあなんでなのかはよくわからない。

最近よく思うのは長文を書ける才能とか長文を読める才能ってあるよなということだ。言葉以上の何でもないわけだけれどこれを突き詰めるとそれらを行うのにモチベーションが保てるかどうかだけなのかもしれない。才能ってのはモチベーションを保つことで、自分ひとりでそれが可能な場合もあるし、何かしら外部の刺激によってそれを起こせるとかもあるのかもしれないね。 別に何がいいたいわけじゃないんだけど。