『 東京 』という言葉の持つ力
とうきょう、東京、トーキョー、tokyo、、、
うーん、実にクールである。
ひらがなでもカタカナでも漢字でも、はたまたアルファベットでも、
この言葉が入るとそのものは一気にクールになる、気が私はする。
最近で言うと
Suchmos の STAY TUNE という曲。ホンダのCMで起用されている曲である。
日本人なのに洋楽かと思った、最高にかっこいい、と近頃話題。
私自身、本当にクールでお洒落がすぎるとハマっている。
この曲の歌詞、サビの部分にまさに 東京 が使われているのだ。
" Stay tune in 東京 Friday night "
この 東京 が最高にクールを増幅させている、と私は思う。
stay tuneにおける東京が持つ力、、
この曲、どこか懐かしい。少しレトロで団塊の世代には聴き馴染みがあって受け入れられやすく、若者には新鮮で興味をそそられる。人気の一つの要因である。
このレトロ感の中で歌われる 東京 。
思い浮かべるのは少し昔の、バブル期くらいだろうか、その頃の夜の東京。
夜にも関わらず、ビルディングの光と、行き交う自動車の光できらめく、眠らない東京の街。
大都会、夥しい数のヒトの想いで溢れ、発展に意気込む日本の中心、不思議な力を持っている。
最高にクールである。
曲調がレトロなために、少し昔の東京が思い出されるし、
東京という言葉が入ることによって、この曲にレトロがプラスされる。
東京は素晴らしい力を持っている。
やはり、東京と聞くと誰もが大都会を思い浮かべるし、
光でキランキラン、夢を抱いて集まった人々の想いでキランキラン、
そして溢れる人の中には挫折の念を抱く者ももちろんおり、
人が多いゆえに誰も他人を気にしない、孤独感、どこかさっぱりした寂しさもある。
このような東京のイメージを全国民が抱くことが出来る。
愉快さと焦燥感を併せ持ち、センチメンタルを感じさせる。
日本でこの効果を持つ地名は東京のみである。
京都でも名古屋でも福岡でも不可能なのである。横浜は少し可能性を秘めているかもしれない。
しかし、東京内の地名であれば似たような効果を持つものが多数ある。
銀座、六本木、原宿、渋谷、、、これらである。
やはり誰もが漠然とでも大都会の、発展を頑張った歴史を持ち、今も生き生きと存在しているかっこよさ、どことない寂しさ等を思い浮かべられる。
レトロお洒落が感じられる。
こんな地名の多くをも持つ東京はやっぱりすごい。
最後に、東京の持つ無機質で寂しいイメージを最大限に思わされ、
胸がぎゅううううううううあううううぅとなる曲を記載する。
くるりの 東京 である。
この曲、すごい。
タイトルからもろ東京を使っているところがもうクールだが、
歌いだしから
" 東京の街に出てきました "
シヌ。シネル。
上京とは夢や希望でいっぱいなはずなのにこの感傷的さはなんぞや。
東京の街に飲み込まれ、疲れ、君が懐かしく恋しくなる。
" 君が素敵だったこと、ちょっと思い出してみようかな "
" でもすごくつらくなるんだろうな "
ぬあーーーーーーーーーーー。東京最高である。
本当に最高。クール。LOVE TOKYO。
いやー、語り尽くせない、上手く言葉に表せない。
とにかく最強だ、ありがとう。
グンナイトーキョー。