量子的なひきこもり

社会の中で生きていくのか、社会を捨てて死ぬのか、観測されるまでわからない。

好きなことばっかりやって…

 僕は引きこもってる時にインターネットやらゲームやらをよくやっています。その

姿を見た母から「あんたは好きなことばっかりやってええ身分やね。」のような主旨

のことをよく言われます。世間の大勢の人も母と同じように思ってるんじゃないかな

あ、と、勝手に思っています。もちろん自分の好きなことにのめりこんだ故に引きこ

もっている人もいるかと思います。

 

 しかしそうではないひきこもりもいることを知っておいてほしいかな、と、思いま

す。あくまで僕の場合の話ですが、死にたい気持ちと生きたい気持ちが必死に戦った

結果なのです。どういうことかといいますと、常日頃から死にたいなあ、と思ってい

ると同時に、死ぬのは怖い、生きなきゃいけない、という気持ちも心の中で渦巻いて

いるのであります。

 

 現実逃避、という言葉があります。死にたい、という現実から必死で目をそらすた

めにゲームやインターネットに逃げるのです。実際ゲームやインターネットをしてい

るときに楽しいと思ったことはありません。

 

 だから先の言葉を言われるたびに、本当は違うのになあ、と思っています。ですが

口にすることはありません。言ってもどうせ理解されない、そんな風に思っているか

らです。まあ否定されるのが怖いだけなんですけどね。だからこうしてインターネッ

トに書き込むことにしました。同じことを考えている人を見つけて傷の舐め合いがで

きたら儲けもんだな、ぐらいに考えています。

 

 あなたに共感や、新しい視点を提供できたなら幸いです。