【令和4年】パキプスどうなった?
まだまだ大人気。塊根植物ブームの第一線を走り続けるオペルクリカリア・パキプスですが、我が家の実生苗の現在です。
↓過去の記事
そして現在!
夏は庭の日当たりの良い場所で雨ざらし放置状態となっているパキプス君。
観葉植物的に楽しんでいますが、気温が下がってきたので紅葉しています。
落葉&休眠モード突入の為、そろそろ室内に取り込みます。
葉っぱが落ちて幹がよく見えるようになってきたので、今年の成長の成果を見せてもらうとしましょう。
ちょっとだけムキッとしました。
幹の直径は太いところで約1.5cmほどになっています。
パキプス特有の、表面のぼこぼこも出始めていい感じ。
このサイズの鉢に変えて今年で二年目なので、来年は植え替えを予定しています。
実生パキプスを太らせるにはデカ鉢&直射日光雨ざらし!この二つに尽きると思っています。
あと数年育てれば、結構見ごたえある姿になるのではと密かに期待しています。
現地球に負けない株になってくれたら嬉しいな~
オトンナ・レトロルサが萌芽
秋に萌芽が始まるオトンナ・レトロルサです。
なんとなく冬型塊根植物としてオトンナを育ててみたいと思い、去年の冬に購入。
夏の管理が初めてなので無事目覚めてくれるか不安だったものの、無事に葉っぱが出てきてくれて一安心です。
動き出すのは夜エアコンなしで寝られるようになるくらいの秋の始まり。
丁度、彼岸花が咲く時期あたりから枯れた葉っぱの中心の白い部分に緑の葉先が見え始めます。
休眠期は遮光したサボテンフレームの中で気が向いた時に軽く水やりする程度。動き出しを確認したら直射環境に移し、1週間に一度くらいのペースで水やりを開始しています。
真冬でも結構水を欲しがる印象だったので、温かい日中にしっかり水やりします。
そろそろ植え替えもできるかな。
夏型多肉が休眠に向かっていくのは少し寂しいですが、ブルーグリーンのオトンナの葉は冷えた空気によく合います。
G-Funで簡易フレームをつくろう
春、新居に引っ越ししました。
ようやく片付けも落ち着いて、日当たりのよい南側のスペースに置き場を増やしたくなってきたので新たに簡易フレームを製作します!
今まで使用していた自作フレーム(ダイソーの網と結束バンドでこしらえた物体)だとせっかくの新居に見た目的にマイナスポイントでしかないという問題も解決せねばならないのです。
単管パイプで作るという手もあるのですが、ジョイントがゴツくて野暮ったい外観になりそうなので無し。
SUS社のG-Funというアルミフレームが利用できると思い、ざっくりと構想図を描いてみました。
家でもCADが使えるといいんですが…
使用するパーツはこんな感じ
後で買い足しているので写真のパーツは下記のリストよりちょっと少なかったりします。
GfunフレームN 1900mm×5
ポイントコネクタ×6
フリーコネクタインナー×4
マルチコネクタアウター×14
インナーキャップAL×5
クロスコネクタ×1
ポリカ波板
ハンディソー(フレーム切断用)
だいたいこんな感じです。材料だけで1万円オーバーしちゃいますが、丈夫で永く使えるものがよいので仕方なし!
新築の床でアルミの粉だらけになりながら材料取り。
切断作業が一番大変なのですが、そこを乗り越えれば後は組み立てるのみ。レンチ一本あれば組み立て作業できちゃいます。
そして組み立てたものがこちら。
ばん
ノコで切った個所がよく見ると汚いですが、良しとしましょう。
ポリカ波板の屋根を付け、中にトレーを置いて野外に設置しました。
写真左奥が旧フレーム。こんなんでもサボテン達はわりと良好に生育してくれていました。
リビングより。
朝からコーヒーを飲みながらサボテン鑑賞なんて優雅なことも可能です(床に這いつくばりながら)。
新フレームの方は高床式で雨天時の泥はねが防げて、風通しも良好になりました。
真夏のコンクリ照り返しも少しマシになるでしょうか。
環境がまるっきり変わるので、遮光の加減などは探り探りやっていきます。
ちなみに冬はビニールで覆う予定です。
旧環境から様子を見ながら、徐々に植物たちを異動して最終的には旧フレームは解体してスッキリしたい。
スペースに余裕ができると増やしたくなるけれど、実生もしているので我慢、我慢です。
といいつつ種をまた注文しているのであった。
耐える
春の引っ越しが近づいてきてバタバタな今日この頃。
サボテン栽培を始めて約3年目の冬でしたが、今回、小さな実生苗以外のサボテンは初の野外管理を敢行しました。
コロナの自粛の中、昨年はちょくちょくサボテンを購入してしまい、鉢数が増えてしまったため、全部室内に取り込むのが厳しくなってきた為です…
環境は、南側ベランダのコンクリートの上に置いた簡易フレームの中で、完全断水の状態でサボテン達には耐えてもらいました。
簡易フレームの効果は結構あるようで、最低気温-2℃の真冬でも-0.8~0℃、最高28℃まで上がりました。
種類によりますが、大体のサボテンはこれで冬越しいけそうです。
菊水(Strombocactus disciformis)
冬の断水でぺしゃんこですが、花芽が上がってきています。
今シーズン、寒波の到来もしばしばあった冬でしたが、確実に春の足音が聞こえています。
そして、引っ越ししていよいよ持ち家になりますので、「ベランダのサボとタニ」では無くなってしまうのですね。
今年はまず新居での栽培環境を整えつつ、庭造り等も挑戦してみようかな。
これからもっともっと園芸を楽しみたいと思います!
パキプスひと夏の成長
春ごろに植え替えた我が家のオペルクリカリア・パキプスの成長を見てみましょう。
前回はこんな感じで植え替えしてました。
暑かった今年の夏も元気に過ごし、すっかり秋になってました。。
最低気温が10℃近くなってきて紅葉し始めました。枝も増えましたね。
真夏に少し剪定しています。横へ、横へと枝を展開していく性質のようです。
幹と呼べるくらいになったでしょうか。
ゴツゴツしたパキプスらしい雰囲気が出てきました。想像したより成長が早くて楽しいです。
きっと地下の塊根も発達してるでしょう!
おまけ
細かったブルセラ・ファガロイデスもかなりいい感じです!
灌木コーデックスは、葉っぱが風にゆれて涼し気なのが気に入っています。サボテンには無い良さですね!直射日光雨ざらしOKな所も楽ですし。
そろそろ室内取り込み考えなきゃですね。
花咲く士童
他のサボのおまけでついてきた、士童(Frailea castanea)です。
南米出身の小型サボテン、フライレア属は閉花受精という性質を持つらしい。
つまり、蕾のまま花が開かずに自家受粉して結実するという珍しい特徴を持っているらしい。
のですが、日曜日の梅雨の晴れ間に開花してくれました!
優しいレモンイエローです。
100円玉サイズの球体から精一杯に花を咲かせる姿はなんとも健気。真横から眺めた時のラッパ型が好きです!個人的に。
せっかくなのでお花をコチョコチョしておきましょう。結実するかな?
フライレア属は自家受粉でどんどん増える代わりに比較的短命なサボテンのようです。生命サイクルが短く多産なネズミみたいですね。どんどん増やさなきゃ。
士童にも大型士童やニーテンス(稜が少ない)等のバリエーションがあるようですが、うちのは平凡なプレーン士童。種ができたら蒔いてみようと思います。
実生2020 ~パキポディウム編~
パキポってかわいいですよね。
形が様々で花も可愛いし、強健な物から難物まで、初心者から上級者まで楽しめる。人気なのもうなずけます。
本当はあれこれ蒔きたいけれど、スペースも限られているので今年のパキポは1種類。
欲しいパキポは沢山あるのですが、エビス大黒(デンシカウレ)にしました。
エビス大黒は強健なデンシフローラム(Pachypodium densiflorum)と扁平に育つがやや栽培が難しいらしいブレビカウレ(Pachypodium brevicaule)の交配種です。二種のいいとこ取りで、強健かつ特徴ある扁平型のパキポディウムという事ですね。
難しそうなやつは蒔かないという自分の中の暗黙のルールがあったりなかったりなので、丈夫なパキポは大歓迎です。
はい、蒔きました!
生えました!発芽率100パーセント!
パキポは芽もかわいい…
室内で管理してたので、斜めです。
ダイソーの遮光ネットをテープで雑にとめて、お外へ。
そして2か月!
最初は細かったエビ大達も横に太ってきました。
今後が楽しみです。
実は去年のグラキリス実生の際、梅雨明けの猛暑に急に曝したせいか、大部分の苗を死なせてしまいました。パキポ=直射日光のイメージだったのですが、やはり幼苗は少々デリケートなよう。
グラキリの二の舞にならぬよう、梅雨明けは慎重に遮光して管理しようと思います。
そして去年の夏~冬をサヴァイヴしたグラキリコンビ。
少々雨にあて過ぎかしら。
いよいよ夏本番…ッ!