つくった本


編集を担当した書籍です



KENCHIKU|ARCHITECTURE 2011(購入方法、販売可能書店情報などはこちらです)
去年パリで企画開催した日仏建築家による3日間のトークセッション&1ヶ月間の展覧会プロジェクト「KENCHIKU|ARCHITECTURE 2011」の関連出版物です。



日仏建築家12組の紹介カタログです

  • TNA
  • BuildingBuilding(Thomas Raynaud)
  • Atelier RAUM
  • Yuko Nagayama
  • Yasutaka Yoshimura
  • GRAU
  • Ryuji Nakamura
  • La Ville Rayée
  • Jo Nagasaka
  • Est-ce ainsi(Xavier Wrona)
  • Hiroshi Nakamura
  • NP2F



その12組の建築家にインタビューしたDVD(120分)つきで1000円です
ダイジェストはこちらです

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あわせてこちらもどうぞ



GRL KYOTO MAGAZINE―今日のハッキング

almanac10 "depositors meeting 9"



大体こんな感じの表紙になっています。


以前ここでちょこちょこ書いていていまではこちらでコツコツ書いているネットカフェレポートですが、このイベントに参加します。ファイルプレゼンテーションです。東京は「art & river bank」さんにて。お近くにお立ち寄りの際はぜひどうぞ。200くらいのファイルが出されているようなので、見つけたらラッキーくらいの気持ちで見てください。

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art & river bankの恒例年末イヴェント”almanac”の企画として始まった”depositors meeting”も今年で9回目をむかえます。

“depositors meeting”とは、作品を介した自由な接点の構築を目的としたファイル閲覧のイヴェントです。ファイルの内容は、ファインアートだけでなく、デザイン、建築、詩、批評、ファッション、展示プラン、プロジェクトなど、ジャンルの制限はありません。先入観にとらわれずに、作品世界と向き合うことができるように、規定のファイルを使用することなど、最低限のチェックは行いますが、基本的にはアーティスト、学生、キューレータ、スペースなど、立場を問わず自由に参加することができます。ファイルは、個人単位で参加できるフリーエントリー・パートと、キューレータ、ギャラリスト、アーティスト,スペース等、さまざまな立場の人がリスペクトするアーティストや活動のファイルを集めるセレクタ・パートに分かれて展示されます。

期間中カウンターは”bar 川の家”として営業します。小皿料理、年末ならではの飲みものもご用意します。お楽しみに! 今年1年を振り返りながらおおいに語らい、そしてファイルを通じて新たな才能と出会ってください。

会期: 2011年12月23日(金)〜12月25日(日) 14:00〜21:00

情報のヴィジュアライゼーションについて


情報を「ヴィジュアライゼーション」することを、ここでは「インフォグラフィックス」と呼ぶ。文字の羅列、数字の羅列を前にするよりもずっと楽しく、人に何かを伝えるためのデザイン手法。そう考えると、インフォグラフィックスのテーマは「より多くの人に、より容易に」となるだろう。ただ、そうやって「デザイン」とさらりと言う裏には、おおよそ二つの「デザイン」がありそう。ひとつはデータの出し方のデザイン。もうひとつは、見せ方のデザイン。平均値を出すのか、中央値をとるのかで見え方は変わるし、グラフの目盛りをどう取るかでも見え方は変わる。


参照その1


参照その2


参照その3

Data Flow: Visualising Information in Graphic Design

Data Flow: Visualising Information in Graphic Design

Data Flowその1

Data Flow 2: Visualizing Information in Graphic Design

Data Flow 2: Visualizing Information in Graphic Design

Data Flowその2


参照その4

MKK&VOLUME


パリに行ったり東北に行ったり東京に行ったり浜松に行ったりしておりました。


もろもろのウェブサイトもコツコツと更新を続けております。ネットカフェレポートも115件目となりました。パリのネットカフェをはさんでレイテストは浜松の「フリースペース」さん。元映画館か演芸場かまた別の何かかという良物件。ありがたいことに今度レポートを紹介させてもらう機会を頂きました。これは12月。ということで現在それも制作中。



これにあわせてつくっているネットカフェマッピングも着々とマーカーが増えました。つくってる本人さえ便利だとはまったく思いませんが、眺めてみると面白いものです。


話が変わります。前回(が随分前だけど)挙げた「トランスナショナル・スペース」(Volume誌3号収録)の全訳をこちらにアップしていた。追加分の箇所にもある通り、「ビルバオ効果」として一時期もてはやされたアイコン建築を通じた場の再評価を目指そうとする都市戦略はもう古い、ということがここでは言われている。日本では古いもなにも、そもそも「アイコン建築」なんて呼称自体が定着しなかったけど。都市を目指していろいろな金やら人やらイメージやらが雪崩れ込んでくる、そのダイナミックさがどんどん複雑になっている現在、「ローカリティ」とか「その場所ならでは」っていうのはどういうことを意味しているのか? ということをこの論は投げかけている。都市vs郊外、中央vs地方、みたいな(何の役に立つのかだんだんよく分からなくなっている)今あるものさしをちょっと考えなおしてみるときに大切な考え方かもしれない、と思っている。


ちなみに、こっち(↓)のウェブサイトではパリの話や、東京でC-LABの展示をしたときの話、浜松でワークショップに参加させてもらったときの話などしております。Volumeも読み続けてます。