sake-takamaの日記

日本酒に関し、つぶやき致します、お得な情報も届くかも

試飲温度 & 開栓後の旨味

試飲温度 & 開栓後の旨味

 

新芽 新緑、やさしい日差しの候になりました

日本の四季 日本酒の飲み方にも工夫を

 

当店のお客様の嗜好は生原酒の支持が多く蔵元の

それぞれ個性のある味を楽しんでいただいています

 

工夫をしていただけるなら

試飲温度による飲み比べ&開栓 数日後の味の変化もお楽しみください

 

生酒だから冷やして=すべて正解ではありません

 フレッシュ・発泡性のお酒なら、冷がおすすめですが

 冷やしすぎると、そのお酒が持つ個性・味が隠れてしまい

 味わい旨味タイプのお酒には不向きです

 一度 常温にてもお試しください

 冷には感じられない、柔らかな味を感じていただけるお酒が多々ございます

 

生酒だから早く飲みきらなくては=すべて正解ではありません

 しっかりした造りのお酒は、そうたやすく味が崩れるものではございません

 開栓当日などは逆に、そのお酒の個性が現れていないことが多々ございます

 開栓3日、4日と、ある程度 空気に触れた方が美味しくなるお酒も多々です

 

 

1本のお酒を、より楽しく+美味しく

 試飲温度を変えて味の違いを

 開栓後の味わいの変化を

 

「篠峯 Blanc 伊勢錦 純米大吟醸 無濾過生原酒」720ml 税込み1980円

減農薬栽培された伊勢錦を50%まで精白

お米の持つ、日本的な和のやさしさ、静かな深みをお楽しみいただけます

https://uzj.jp/SHOP/sinominebkancdaigin720.html

 

 

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熟成酒の勧め

2016年醸造 味わいの乗った旨さ

奥鹿 山廃純米 火入れ原酒 2016

 

人知が造り出せない、時間の経過が醸し出す旨味

5年の熟成を経て、柔らかく旨味の乗った熟成味を楽しませてくれます

 

喉元から体全体にジワーと旨味が浸透していくのが感じられます

ゆっくり盃を傾け深い境地に浸るのもいいのでは

https://uzj.jp/SHOP/okusikayamahai720.html

 

 

 

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秋鹿 槽搾直汲(ふなしぼりじかくみ)

特約店しぼりたて第1弾

 

毎年 年末年始の酒として、多くの方々に指示されている酒

本年も上々の出来

 

日本酒度+11と数字だけを見れば強辛口の部類に入るが

酸度、アミノ酸もしっかりあり、辛さをマスキング

それに加え、出来立ての酸が心地よい流れを作ってくれ

アルコール18度の重さも、全く感じさせず

心地よく盃を重ねさせてくれる

 

キリッと冷やして、飲みすぎご注意!

 

https://uzj.jp/SHOP/170467/171010/list.html

 

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沓掛酒造「互」 新取扱致しまします

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沓掛酒造 (ご)お取引を開始いたしました

 

大阪にて「長野の酒メッセ」があり53蔵が集結

様々なお蔵の日本酒を試飲させていただき

私の感覚にキラッと来たのが、今回お取引をさせて頂くことになった沓掛酒造

 

時流、前評判を考慮せず、自分の舌で先ず試し

お取引をするのが私のポリシーです(何拾蔵も試し遭遇しないこともありますが)

 

先ずは味、蔵独自の個性を持っていること

蔵元の人、造りはもちろん、人間的に魅力があること

 

沓掛酒造は長野県上田市にて元禄元年1688年創業
蔵元の次男 沓掛浩之さんが東京バイオテクノロジーにて醸造発酵を学び
2010年に実家の蔵に戻り
酒造り60年、全国新酒鑑評会にて金賞14回の山崎 充杜氏のもと学ばれ

2016年より杜氏職を受け継がれ、水掛酒造300年の伝統を守りつつ

新たな銘柄「互」を立ち上げられています

600kg仕込みの小さなタンクで造られ

やや甘味を持った酒質ですが、爽やかな酸を伴い甘味と酸味の調和が程よく

それぞれのお酒に個性を宿していて、皆様にお伝えできるお酒と認知致しました

 

 

また余談ですが、杜氏の沓掛浩之さんは、昭和63年生まれと私の息子と同じ

月日は私と同日、名前は弟と同じと偶然も重なっています

 

 

もちろん味重視です

若き杜氏が、お互いに酌み交わして頂きたい願いで新たに立ち上げられた「互」

若き杜氏を応援すると共に、皆様にも伝わるよう願っています。

 

沓掛酒造 互 商品ページ

 

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秋鹿 試飲会

秋鹿 試飲会のお知らせ

 

秋鹿 試飲会  2019年4月20日 13時~15時

 

大阪の銘酒 秋鹿酒造 「米作りから酒造りまで一貫作業の蔵」より

社長&杜氏 奥裕明を招き試飲会を行います

無農薬、循環型農法による山田錦栽培の実践者でもあります

 

特約店限定酒15種以上を試飲していただき

裕明氏との歓談の中、秋鹿のすべてを皆様に体感していただきたく思います

 

無濾過生原酒から熟成古酒まで

特約店限定酒を一堂に飲み比べる機会は、他ではありえない企画です

 

秋鹿党の方はもちろん、日本酒に興味をお持ちの皆様も

安心してご予約ください

皆様に解りやすく進行し、有意義な時間を過ごして頂きます

 また、秋鹿グッズを7名の方にプレゼント

会場にて秋鹿の販売も行います、超限定品が登場するかも

 

詳細 お問い合わせ お申込み

地酒 たかま酒店

https://uzj.jp/SHOP/2019420.html

 

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高天酒造 杜氏のプロ意識に感服

長野県諏訪湖湖畔にて明治4年創業
兄妹が中心となり蔵を守っておられます


妹の美絵さんが杜氏として造りの責任を負っておられ
昨年度 ご結婚
新酒発売の連絡と共に
今期 1月にご出産予定との連絡をいただきました


・・・・という事は
年末 寒い蔵、厳冬の中、身ごもった体で
お酒の造りにあたられたことになります


日本酒においては、雑菌が少ない、寒い冬季に酒造りが行われるのは現在も同じ
身ごもの体で・・・・
そこまで杜氏としての務めに徹せられた美絵杜氏
酒造りに掛けられる想い・・・感服です


子供を宿し二人で醸された新酒も無事入荷してまいりました
出来立てのフレッシュで凛と引き締まった新酒
美絵さんの想いと共に味わっていただければ幸いです


元気なお子さんの誕生をお祈り申し上げます。

https://uzj.jp/SHOP/170467/1075333/list.html


秋鹿酒造 NHK「鶴瓶の家族に乾杯」

11月5日 NHK鶴瓶の家族に乾杯にて秋鹿酒造が紹介され
大きな反響を呼びました


大阪の地酒として30年間にわたる長い取引をかんがみ非常に嬉し事です
地酒である以上 その蔵の持ち味があってしかるべき


秋鹿酒造は山里の酒として酸を効かせた辛口を持ち味とし
どちらかと言えば古風な酒通が好む持ち味を持っています
今回の放映に際しては、熟成酒「奥鹿」が紹介され
日本酒の熟成という新たな分野に触れられた
とても良い機会だと思います


いまだにレッテルに記載された蔵出し日と製造日との区別もつかない方が
多く見受けられます
古酒の日付けは、ワインに見られる年代物をどう解釈されるのでしょう
(私たち小売店側にも、それに答えられない嘆かわしい店もあることも要因ですが)


時代の中で人気を博す味が創造され
かつては、新潟酒 辛口がもてはやされ
付け香をした吟醸酒がもてはやされ
今は旨甘い酒がもてはやされています


全国には1000社の蔵元がありそれぞれ自分の蔵の味を消費者に
でないと地酒蔵の意味がありません
人に色々個性があるように蔵ごとにそれぞれの味があってしかるべき
(蔵元も時代の流れに追随するような、流行りの味を追求するのは如何なものかと
また小売店においても、自分の信念なく流行りの酒ばかりを追いかけるのもしかり)


今回の秋鹿酒造にて紹介された熟成酒「奥鹿」
日本酒の熟成という分野にも目を向けていただける
良い機会になったのではないかと
日本酒を愛して下さる皆様に期待申し上げます。