事件は起きた。-2020年3月17日(火)- 4
運命の3月17日。
前日に入ったお給料の様子がおかしい。
バディのお給料もおかしい。
明らかに少ない。
給与明細も送られてこない。
明日確認しようねーと出勤した翌日。
ボスの奥さんの代わりにマネージャーになったAに確認。
彼女は確認するね!と言い会話終了。
何故なら彼女はこの職場で働いて9年目。
ボス夫婦とA夫婦も9年目の仲。何でも知ってるのだ。
そして、私達とも仲が良くフロアの子達数名と私達で
ご飯を食べたりする仲。
彼女がしっかり仕事が出来る事を知っていたのでその話はすぐに終わった。
するとレストランのオーナーが突然訪問。
突然呼び出され、給料が全額振り込まれていない理由を説明された。
理由はコロナウィルス。
来週から店を閉めなくてはいけなくなる。これが続くと店は大打撃。
だから差額はキャッシュで払う。と言われました。(この時点で私は不信感)
そして、シフトは誰が作ってるの?と聞かれたのでボスですと答えました。
休みの間の分は全部彼が作ってから行きました。と。
ここで衝撃的な返答が。
「あ、また別件だけどボス帰ってこないから。」
ポカンの私達。
とにかく、店を閉める事で人員削減やら何やらをツラツラと話されて一旦退散。
マネージャーAにどういう事か聞くと、
辞めた
らしい。しかも1年前から計画してて、半年前に決断したと。
Aしか知らなくて、誰にも言うなと口止めされていたと。
衝撃的事実。
2ヶ月の休みと私達に嘘をつき、責任丸投げ。
自分達は帰ってこない事を知りながら、また2ヶ月後と去っていった彼ら。
VISAを保証すると言った時は自分達が将来居ない事を知っていた。
まだまだ冷静にはなれませんが、過去の点と点が繋がりつつあります。
何故私達を責任者にしたのか、それはVISAさえ保証されれば私達は容易な事で辞めないと思われていた。
だからVISAで釣って自分達が消えてしばらくその場をしのごうとしていたのだ。
大抵の人は永住権の為なら凄い頑張るからね。
(他のシェフ達は文句言うくせに責任取りたくない系人種。)
100%信じていただけにショックで悲しくて本当に落ち込んでる。
この数日で色々浮き彫りになり、オーナーは絶対信じてはいけない人であること。
その為、未払いの給料が支払われるか分からない。VISAの保証もないこと。
そのオーナーとAが親戚同士である事。
信じていた人達が全員信じられない人に変わった瞬間。
そしてそのオーナーが新しく任命した責任者があのお局。
お局とオーナーも20年以上のコネクションがある事が分かった。
だからボスも何も言えなかったんだ。
だからAも何故かお局の事だけは何も言わなかったんだ。
全て明らかになった今、もうこの職場に残る意味はなくなりました。
未払いの給料を待ちつつ、人員削減で半分以下になったシフトを適当に
こなしながら退職のタイミングを見計らってるなう。
もう他のレストランで仕事する気にもなれない完全人間不信な今。
永住権を完全に諦めて、違う道に進む事だけは決めた!
突然出来たこの時間を使って色々計画しまーす。