私が一番許せないセクハラ

‪ 職場でのセクハラっていろんな形があると思う。私は上司から胸触られても、先輩からブスって言われても、どうしようもない下ネタを振られてもギリギリそういう免疫はある。

だけど、本当に我慢ならないのが

「Bくんとほんとお似合いだよね〜!付き合ってるの!?笑」

という悪魔のような言葉。

普通に否定はするけど、Bさんがそれ以上に鬼のような形相で「この人なんて絶対ありえないです!!」って言おうもんなら、心の中では自殺ものだ。

私なんかとお似合いなんて言われたBさんが不憫というのが一つ。そして、それを複数の人の前で言われた彼の羞恥に対して何故だか申し訳ない気持ちでいっぱいになる。ついでにそれなりにうまく人間関係を築けていたはずの男性に真っ向から「女性」としての価値を否定されるというトリプル苦痛。

本当にこれをうまく乗り越えられることなんて一生できない気がする。

わざと陽気に「お似合いでしょ〜?」みたいにふざけるとこも私にはできるが、その時のその場しのぎのための演技にマジレスでカウンターをかまされたら、笑顔を保てる自信はない。

私が何をしたというのだろう。 二次災害も甚だしい。

様々な要因で傷つきたくないから、私は同じコミュニティで恋愛は絶対にしない。ましてや同じ職場で恋愛をするなんて一生しないと思う。これは誓える。

だからこそ、同じコミュニティに所属する男性には「あなたには何がどうひっくり返っても恋愛感情は抱きません。なので、まず女として見ないでください。だから、女としてのスペックが低い私を人間として低く評価することもどうかやめていただけますと幸いです。」オーラを全開で出している。

それだけ防御線を引いているというのに、こんな「楽しい冗談」のようなノリで、こんな惨めな思いをしなければならないのだろう。

茶化してるだけかもしれないけど、お前以外誰も笑ってないからな。