頭のいい子のつくりかた 作文先生'sダイヤリー

ファイナンシャルプランナーであり、学習塾現役講師キャリア15年のワーキングママが教育や経済について語るブログです。

今年の結果

大学受験の結果が

ほとんど出揃う。

 

最近は、推薦入試の割合が多いんだな。

って毎年実感。

 

2/3くらいの子が推薦入試で合格を勝ち取ってる。

私たちの時代と違って

国立大学も推薦入試が盛ん。

 

推薦入試は決まる時期が早いんで、

それだけでもメリットだけど、

実力以上の学校に合格できちゃうところも

超!魅力的!

 

「おいおい、無理だろ~」

と言っていたような大学に

うちの塾生は

バンバン合格していってる。

 

でも、何もやらないで合格できるハズもなし…

何をやったかはその子によって違うし

合格させる人たち(私も含めて)のメゾット

 

みんなに当てはまるワケじゃないけど、

自分だけの努力で合格を勝ち取る時代じゃないんだね。

 

ってしみじみ。

 

周囲の大人が

子どもにとって利益をもたらしてくれる環境

を探すことが合格への近道。

 

そして、

そんな環境を探してあげるのが「親の仕事」

 

 

 

塾の中1コースで頑張っているT君。

 

以前も書きましたが、

小3で入塾した時には、

カタカナの「シ」と「ッ」の認識が曖昧で…

 

「うちの子、読解力がなくって…」

と高度な心配!

をしている母親

 

「今までどんだけ放置してたんじゃ!」と

母親を張り倒したい(!)気持ちを

抑えるのに必死でした(笑)

 

しかし、

素直(単純)なTくん。

 

「勉強はやるものだよ。」

と言うとあっさり納得(!?)

 

塾の勉強は必ずこなし(すごい文句言いながら)

宿題も1度も忘れず(両親はノータッチ!)

 

6年生の時には

「絶対にイヤだ~(涙)」

と言っていた英語の受講もスタート。

 

中学入学前

T「中学になったら10位くらいになれるかな?」

私「このままじゃ無理。」

 

たじろぐT君。

 

私「こんだけの勉強で、なれるわけないでしょ。」

 

はっとするT君。

 

私「勉強、頑張れる?」

T「うん!」

 

今年の6月:第1回定期テスト

今月:第2回定期テスト

 

さすがにTOP10には入れませんでしたが、

上位10%の位置をキープ!

 

すっかり「できる子」の表情に(笑)

 

塾の他の生徒に

「勉強しないとダメだよ~」とか言ってて

笑っちゃいます。

 

 

東大2名 合格!

書くのが遅くなりましたが…

 

教え子が2名!

東大に合格しました!

 

文Ⅱ

理Ⅰ

 

1人は、小3~の指導

1人は、中1からの指導

 

手間かかった…

今、考えてもすごいエネルギーで授業に臨んでたな…私

 

次はこんなこと聞かれるのかな!?

って準備してた質問が彼らから出たら、

うれしかったな。

 

2人とも

自頭のよさはあったけど、

勉強する量が半端なかった

 

他の生徒の10倍くらいの量を勉強してた

 

私が教えたのは中学生3年生までなんで、

中学校の勉強内容なんて、

彼らは勝手に理解しちゃう。

 

その時々の学習内容に合わせて、

彼らのレベルに合わせた問題を

タイミングよく

いかに用意するか。

 

サポートに徹してたな…

 

高校からは

同じ塾の高校生コースに

 

成長を近くで見られてうれしかったな。

 

 

 

 

 

 

 

まさか!?後輩になるなんて!

小学校3年生で入塾してきたYくん

 

入塾当時から担当になって、はやいく歳…

その当時の偏差値は35!?

 

公立中高一貫受験!

 

勘弁してよ…

 

という状況で2年

 

小5の時に覚悟を決めました・・・

 

椅子に座ってくねくねしてるやる気のないY君

 

私「Y君、本当に中学受験する気があるの?」

Yくん「えっ?」

私「お母さんが受験しろって言うんだったら、お母さんにやめた方がいいって言ってあげるよ。」

戸惑うY君

私「本当に受験したいと思ってないなら受からないよ。」

私「辞めた方がいいよ。」

私「勉強いやなんでしょ」

私「本当に自分が受験したいと思ってるの?」

たたみかける私

 

Y君「うん!」

 

あまりの即答に戸惑う私

 

私「そうなの・・・」

私「じゃ、ちゃんと勉強しようよ。」

 

・・・

 

y君「・・・うん。」

 

そこからY君が変わった気がします。

 

一筋縄じゃいきませんが、学力的には難なく公立中高一貫校に合格!

中学校の3年間も私が担当・・・

 

何回、何十回、何百回!?

叱りつけたでしょうか・・・

 

保護者の方にも、しょっちゅう電話・・・

塾に来てもらったことも・・・

 

しかし、塾で良いライバルたちにも恵まれ

切磋琢磨

 

高校に入学時には、ハイレベルなクラスへの基準も突破!

高校でも学年で1つしかないエリートクラスへ

 

塾は卒業して、塾の系列の予備校に移りました。

 

たまに会っても、Y君は私にそっけない態度・・・

「ふーん」と思っていましたが!

 

今年の秋、

「先生。国立大学の総合入試(推薦)を受けたいんで、対策をお願いします。」

ということで、予備校とのダブルスクールで塾に復活してきたのです!

 

志望理由書・事前課題・面接対策

 

ちょっぴり素直になったY君との、久々の濃密な時間でした。

しかも、偶然その大学は私の母校!

※学部は違いますが

 

11月に試験を受け・・・

 

今日、合格発表でした・・・

 

学校が終わってすぐの時間、

1本の電話

 

Y君「先生、今日の10時に合格発表がありまして・・・」

まどろこしいな!

 

ドキドキ!

 

Y君「合格しましたぁ。」

 

やった!

私「おめでと!!!!!!!」

 

本当に幸せな瞬間です。

 

おめでとう!Y君!

 

 

 

 

 

 

お子さんを追い詰めてもよいことは何もありませんよ!

私立中学の入試が近づき、呑気に過ごしていた受験生たちもピリピリした雰囲気になってきました。

 

そんな受験生たちの緊張をほぐすことも、私たち講師の役目です。

 

しかし…

「子どもが受験近くになって、ピリピリしていて…」

と言ってくる場合、

 

子どもよりも保護者の方がピリピリしている場合が多いです。

 

自分にできないこと(ピリピリしないこと)を、自分の子どもに押し付けるのはやめましょう。

 

無理な中学受験を諦めて(失敗して)、方向転換をしたことによって、人生が明転した方々をたくさん見てきています。

 

お子さんにとっては、長い人生のスタートラインです。

お子さんを追い詰めても良いことは何もありません。

 

保護者のかた!

ここで、「どーん!」と構えられるかが、懐の大きさの見せ所ですからね!

自信とは

5年生から教科になる

英語

 

塾では

教科書の内容を教えるので、

学校の英語のテスト

※簡単…

は、

いつも100点

 

しかも、

教科書も

すらすら読めるので、

自信がついたようです。

 

5年生の1月には

英検5級を合格。

 

このまま、

自信をつけてくれれば

 

と思っていましたが…

 

6年生になるときに

スポーツの習い事の曜日が

変わってしまって、

英語の授業に

来られなくなってしまったのです。

 

お母様も

困ってしまいました。

 

私はぜひ、

英検の4級を持って

中学校に入学させれば、

本人の自信に繋がるので

英語を続けさせてください。

 

と提案してみました。

 

お母様も

そうしたいと思っていたらしく、

スポーツの習い事は

遅刻して行くことになりました。

 

そして、

6年生の1月

英検4級に見事合格!

 

塾のみんなからも

「スゲー!」

と言われて

S君の得意げなこと!

 

一貫校では

中1で4級は自慢できないでしょう。

 

しかし、

それ以外の中学校だと

5級は当たりまえですが、

4級を持って

中学に入学できれば、

「スゲー!」

英語のできる子です。

 

S君は中学になっても

塾に来る予定です。

 

彼の活躍が楽しみです。

自信をつけて中学入学

この春、

中学生になるSくん

 

お友だちが入塾していたので、

5年生になるときに

英語を習いに来ました。

 

はっきり言って、

勉強が苦手…

 

半年後から

算数も取るようになりましたが、

今までの基礎知識がないので、

5年生の内容が壊滅的…

 

塾に来て

「ずいぶんマシになった」

と保護者の方に

言ってもらえるようになりました…

 

本人も分かっているのか、

明るくて人当たりがよく

学校でも塾でも

人気ものでしたが、

勉強には消極的…

 

しかし、

英語だけは違いました。