夢見草子

桜の別名を夢見草といいます。徒然なるままに休み続ける日々。

4/19

プリンがうまくできない。Twitterの友達たちを見ていて、アァ皆さん家族がいるからその分量でいけてるのねと気づき始めた。

一人分の料理ってけっこう手間なんだよな。レシピサイトを見たらだいたい二人分とかの量が書いてあって、全部半分にすればいいというものでもなくて。やっぱり家族とか一緒にいる人がいたほうが料理をする気にもなるし、一人分の材料に計算し直すところからちゃんと始めなくてはならないのです。

そんなささやかなきっかけで結婚したいなーとか思ったりする。恋、そろそろしたいな。

3/23

コンビニに箱ティッシュとトイレットペーパーがちらほら戻ってきて、桜が咲き始めたところに人が集まり始めて、感染病の混乱が少し落ちついて、春がきたように思えた。思えただけで、じっさいにまだ病気で苦しんでいる人が世界にはたくさんいるし、オリンピックも危うい。現段階で算出されている国全体の損失額の大きさが、もはや想像できない。私の脳みそは10億を超えるとだいたい「スゴイ額」として処理するので、どんどん損失が増えてもいまいちピンとこない。もっと数字に対する想像力がほしいものです。

3/16

夕飯前、ちょっと横になったら寝入ってしまってとんでもない夢をみた。横になるんじゃなかったとてきとうに夕飯を作って食べる。そのあと三月末まで忙しい案件が第一回めの区切りをやっと迎えて、ちょっと一息つけた。一息つくと、まだ先長いけどさてやってやるかって気になるもんだ。

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しいたけ占いで温泉にいくといいって書いてあったから、明日行けたらいいな。

3/15

歩いてたらとんでもない奇声がした。人間のやつじゃない。と思ったその瞬間、たたたっと道路を狸が横断してゆきましたとさ。

駅から離れた、けっこうな坂を登ったところに住んでる。たしかに山、ちかい。

私と道路を挟んだ公園にいた子どもたちが「あ!たぬきだぁ」と盛り上がっていて、子どもは気楽でよいなぁと思う。

文字にするととても物騒だけれど、人が人を○すっていうのはもう仕方ないとおもってる。長い長い歴史が証明してることだし、犯罪は無くならない。まして本能しかない動物同士は、もっと仕方ない。人間が動物をってなると、命をいただかないと生きていけないから、それはもう残さずたべましょう。で、そうじゃない悪意あっての、というのはほんとに許しがたいこと。でも法律があるのでここでは掘り下げません。

そして問題なのが動物が人間を、ってやつ。ほんとにこればかりは、どうしようもなくて怖いと思うのです。

そんな暗い哲学をなぞっているあいだも、子どもたちは「たぬきたぬき」と楽しげに、散り散りにたぬきを一目見ようと走り出す。子どもは動物っぽくてかわいいな。

子どもの頃、「子どもは好き」っていう大人をテレビで見て、私は何歳になったらこの人に嫌われるのだろうって思ったっけ。

いつのまにか狸は完全に我々の視界からいなくなっていた。こういうの大人としては通報したほうがいいのかな。など頼りなく悩む私をよそに、子どもたちはたぬきがいなくなってまた集まり始めます。たぬきを見たとか見ないとかひとしきり伝えあったのち

「春だもんね」

いうのが彼らのまとめだったようす。いやぁ、この地域は狸が出たら春なのか。そうおもうと一気に気持ちが春めいてきて、人は生きていくのに人が必要だと再発見の春になってしまった。

 

 

3/14

ホワイトデーですがバレンタインデーに何もしていないので何もありませんでした。

自分の中から出力するという作業ばかりしていると、ときに別のものを吸収することが必要になったり、Twitterみたら雪降ってるってみんないうからふと横を見ればなかなかちゃんと雪ではないかということでコンビニにダッシュ雪見だいふく午後ティーホットストレートを購入。

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紅茶は帰宅するまでに覚めてしまいましたが。そして夜ご飯はすき焼きを食べてしまいました。自分をだいぶ甘やかしちゃったな。明日は日曜日だけどがんばっちゃおうか。

3/12

フィルムを現像した。晴れた空、空以外のものと撮ると青空が灰色の曇空みたいになってしまうことがあってまぁそれも味だな〜とか思ってたんだけれど、綺麗に撮れるとやっぱり嬉しい。それがこれ。ミモザと青空。

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実家のある住宅街は小さな道が多い。狭くて車は入れないし、自転車も好んで通らないような道。かつては犬の散歩するのに通るのが好きだった道で、その道沿いのそれぞれのお家から道に乗り出すように何からしらの花やら木が季節ごとに彩りをばくはつさせているのを見るのが楽しいのだ。このミモザもそう。青とのコントラストがいい。Gジャンに黄色いスカートを合わせて出掛けたくなるような色合いが最高だった。最高だったやつがフィルムにもちゃんと投影されていてますます最高だ。春、最高。