ほとんど手乗り山雀

野鳥はただいま繁殖の季節。親子連れを探して服部緑地公園に出かけました。が、不発。こちらの都合では動いてくれませんね。代わりにヤマガラが愛想を振りまいてくれました。距離1メートルを切ってポージングのヤマガラです。

江戸時代から「おみくじ山雀」(おみくじを引いてもってきてくれる芸)などで活躍したヤマガラ、人懐っこくて愛きょう者。手を出したら乗ってくれそうでした。

こちらは「見返り山雀」ですかね(▼)。

コゲラアオサギシジュウカラメジロ・・そんな顔ぶれの公園でした。

久しぶりのチョウゲンボウ

今日は淀川、十三のあたりを散歩。中潮の干潮時だったのでシギ・チドリの仲間でもいないかと思ったのですが、残念ながら皆無。オオヨシキリを撮りながら歩いていたら、収穫の少なさに同情したのかチョウゲンボウ登場。

チョウゲンボウには3月にもこの橋で会ってます。同じ個体か?それとも家族か?

チョウゲンボウ(というか鳥類)は紫外線が見えるそうな。たとえばネズミのおしっこは紫外線を反射するから彼らは空からおしっこを見つけてネズミを捕らえるのだそうです(「エナガの重さはワンコイン」より)。河川敷で用を足したらチョウゲンボウに注意される可能性あり、か。

ヤマガラの親子、給餌中です

今日は久しぶりに万博公園へ。エナガシジュウカラヤマガラ、会えた野鳥は少なかったのですが、ヤマガラは親子連れに出会えました。

目の前の枝に止まってくれたのですが、向こう向き。背中しか見えません。手前の幼鳥がしきりに羽をばたつかせてエサをねだる。奥の親鳥が何かを与えたようですが影になって見えず。でもまあ給餌行為であるのは間違いない。そんな季節を感じる一コマでした。

セッカの体重は、どのくらい?

5月の初め頃に「エナガの重さはワンコイン」(くますけ 山と渓谷社)を買った。鳥のトリビアものである。時折開いては楽しんでいる。

さてタイトルにもなっているエナガの体重は7~8gで500円玉1枚くらいだとか。正直「軽いんだ」という程度であまり実感がなかった。けれど、オオヨシキリとかセッカとか葦の茎やスイバに止まる野鳥を見ていて「ところで彼らはエナガより重いか軽いか」などと気になった。※エナガは木の枝に止まっているから重い軽いという尺度があまり当てはまらない。小さいな、とは思うけど。

そこでセッカの体重をネットで検索してみた。「6.2g」とか「10.62g(夏 オス)」とか「5~12g」などなどいろいろですが、間を取ると7gくらいかと。そうするとエナガ同様ほぼ500円玉ということになりますね。

500円玉を1枚もっていってこのスイバにセロテープで貼り付けてみたら、なんとなくですが枝折れせずにいけそう。うん、軽さのイメージが持てました。

ちなみにシジュウカラは16g、スズメは24gだそうな。彼らだと止まれてもずいぶんしなりそうですね。

歩くヒバリ

今日はいつもの河川敷。ホオジロ、セッカ、そしてヒバリ。いつもの顔ぶれでした。

で、ヒバリなんですが春の頃のように高く舞い上がってしきりにさえずるのではなく、道ばたをペタペタ歩く姿によく出くわす。エサ探し。自分の分かヒナの分か。

歳時記をめくっていたら「練雲雀」なる言葉に出会った。子育てが終るとヒバリは換羽期に入ってあまり飛べなくなるそうな。痩せて地面を歩いているのが練雲雀。夏の季語。このヒバリ(▲)は、丸々としているからまだ春仕様のようです。ならばまだまだ舞い上がるか。

啼(なく)ほどは鳴(なき)て終(つい)には練雲雀  山岸陽和

セッカの一枚

今日の淀川の土手。セッカとヒバリが遊んでくれました。ほぼいつも通りの絵になったのですが、セッカの一枚にこんなのが・・

メラメラと燃える炎の中にセッカが、と思える図。これはスイバでしょうか、ギシギシの仲間は間違いないでしょうね。葉が落ちてしまって赤い茎だけ、おかげでちょっと面白い絵になったのでアップしました。

それにしても暑い。熱中症に気をつけましょう。

やっとコアジサシの姿をとらえた、ボケてるけど

天気がいいので遠出、甲子園浜まで行って来ました。大潮の干潮時。思った以上にいなかった。チュウシャクシギ1羽、キアシシギ3羽、ダイサギ1羽、コサギ1羽、カワウたくさん。

途中で何度かコアジサシがダイブする姿を見る。それも「あっ」と気が付いたら飛び込んでいたという瞬間。なのでカメラを向けたらそれはもう水から上がって飛び去る姿。それでもどうにかボケボケながら一枚。

どうでしょう50メートル以上は離れていたでしょうか。限界ですね、腕の。でも識別は出来るので「出会った野鳥」にカウント。これでバードウォッチング歴2年と5ヶ月で89種め。いい感じかな。目標は「無理せずに100種」です。楽しみます。