映画と現場 備忘録

しゅ〜かつの逃げ場

5月のもろもろ


◎映画

南瓜とマヨネーズ
勝手にふるえてろ
アメリカン・アニマルズ
☆コンフィデンスマンJP
☆僕たちは希望という名の列車に乗った


かぼマヨがアマプラに来たぞ〜〜!(歓喜) 太賀をみると菅田さんが「俺とお前(太賀)がつぶしあったら染谷(将太)の天下やぞ!?」って言ってたの思い出して笑っちゃう。『タロウのバカ』楽しみだな〜!



公開時ぶりにみるヨシカはやっぱりヤバイやつだった。こじらせ映画や小説漫画は星の数ほどあるけど、ヨシカは群を抜いてヤバイしちょっとリアル。(こじらせ漫画だと『あげくの果てのカノン』が好きです) でもスッキリした気持ちで終われるから何回もみたくなっちゃう。イチが名前を覚えてないことに気付いてからのヨシカはもう見てられないのにね、、でもやっぱり私はイチが好きーーーー!!!



アメリカン・アニマルズ』は掻い摘むと図書館のなんかすげー本を強奪しちゃえ!って話なのだけど、なにがすごいってこれが実話で実際の犯人グループと被害者が映画に出てること。語られる当時の高揚感や反省は超リアル、本人だもん。主人公が退屈な日々に変化を願い、特別な何かを待つ気持ちは分かるな〜と思った。犯罪はあかんけど。



ドラマが大好きなので、ドラマをみてるとなお楽しめる系(『伊藤くんAtoE』的な)の映画も好きです。ただドラマ放送時は毎話のクオリティが高くて映画みたいだな〜と思ってたけど、映画よりドラマの時間や構成の方がこの手の作品には合ってるな〜とは思った。映画も面白かったけどまたぜひ連ドラを………


ネタバレ無しでこの映画の話するのほぼ無理だけど、ジェシー(三浦春馬様)に骨抜きにされる気で行くと竹内結子様の子猫になっちゃう映画でした。個人的に笑ったのは燃えるイタキス(笑)



上半期(まだ終わってないけど)私のNo. 1は『僕たちは希望という名の列車に乗った』、おそらく。監督が「ヒーローの出てくるフィクションより、実際の人物が行ったことを知る方が楽しい」「あまり盛り上がらなかったね、も事実と全然違うじゃん、も良くない、バランスが大事」と言っていて、まさにそれ。


戦後すぐの時代、ベルリンの壁はまだ無いこと、戦争を知らない若者と戦争を知る大人や親の対立であること、様々な家庭環境があるが親は皆子供に愛情を持っていること、戦争を知る大人達には沈黙している過去や事実があること……2分間の黙祷が引き起こした彼らの人生を、ただの青春や感動に終わらないこの実話に基づく映画を、たくさんの人に見てほしい。本当に本当に面白かった!



◎舞台

『キンキーブーツ』

ちゃっかり大楽のチケットとってた過去の私は素敵!はじまる前から今日で終わっちゃうんか…無理…という声がちらほら。雨なのに開場待ちで公園1周してた(オリックス劇場あるある)。


春馬様のローラやゆじろさん達のエンジェルス達は本当に綺麗でカッコよくて可愛くて最強だった!今まで観劇でこんな経験したことないってぐらいの盛り上がりで、これは確かに終わるのが辛いな〜と。ローラの「レディース、&ジェントルメン、そして、まだどちらか決めかねている貴方」が好きすぎて毎日聞きたい……


てぺたんのチャーリーは愛らしくて、歌声が綺麗で、それでいてチャーリーとローラや工場の皆とのすれ違いがリアルで、めちゃくちゃ感情移入した。ラストのチャーリーがローラに電話して「君は僕が知る世界のどの男より男らしい!」と言うシーンは涙腺が決壊した。ローラもチャーリーも可愛くて愛らしくてとっても男らしい。


カテコの春馬様は天然炸裂してて愛おしいことこの上ない。春馬様がてぺたん引っ張って端から手を振っていくのも可愛い。ダブルカテコで退場の音楽が流れないから、皆で歌って帰ったのも、ラストのカテコで勝矢さんが突撃してきて春馬様「心臓に悪い!」てぺたん「野生動物かと思った」もちょ〜〜楽しかった!あ〜〜再再演ありますように……





ハムレット

にじろの舞台は『密やかな結晶』ぶりでドキドキしてたけど、割と出番少なめで寂しかった…


岡田のまーくんはあんなふわふわの5歳児なのに、存在感もハムレットの狂気を帯びた演技も何もかも圧巻ですごかった。客通路で演技するシーンはあまりの美しさに変な声が出そうでした…


黒木華ちゃんや松雪姐さんは映像でみることの方が多いけど、舞台映えする声質だなぁと。鳥髑髏が恋しい…… 黒木華ちゃんは可憐で儚くて、松雪姐さんは麗しくて気品があり、どちらも素敵で眼福でした。


この日は吉田鋼太郎さんが観劇されててびっくりしちゃったけど、次の日の夜歩いてたら池松壮亮くんとすれ違ったので、私のバッタリ遭遇チャンスは今最高潮にピークかも。



◎その他

渋ラジの観覧に。 丁度東京いる時だったから急遽行けて良かったな〜やこばの時間的に5分だけしかみれなかったけど……にきびを気にしてるのと高速スマホ打ちで呟いてるのが可愛くて生きてる〜!って感じた(語彙) この時はまなぴが退所するなんて思ってなかったな(泣)



神木隆之介様祝26歳!こんなにも長く、誰かの人生を知れることって無いんじゃなかろうか。25歳はエキストラ、ハイタッチ、AAAと色々な姿がみれて幸せだったけど、26歳は初舞台がみれるのか、、ヒィ、、、ただハンサムへの希望は全く捨てきれない。

4月のもろもろ


◎映画

★ビューティフル・ボーイ
★キングダム
★愛がなんだ




非国民なのでコナンくんはまだ観てません…

マーベルをほぼ通らず生きてきたのでエンドゲームも観てません……いや観れません…




ティモシー・シャラメくんはどうしてこう複雑な状況下に置かれる役が多いのか……だからこそ際立つ唯一無二の麗しさがあるとも言える。美しい人の苦しんでる顔って何て魅力的なんだろう……

(CMBYNでは年上の男性に惹かれ、シークレット・チルドレンでは父親に監禁され、今作は薬物に溺れてる)



キングダムは原作まっっったく知らないので、序盤で死んだとき吉沢さんもう出てこんのかと本気で思った(笑) 今回大変だったろうな…役も殺陣も…虫とかも………
長澤まさみ様に一生忠誠を誓います。



愛がなんだ、成田凌成田凌してる〜! が予告のイメージだったけど、マモちゃんはクズというより、いつも寂しさと隣り合わせにいる、少し残念な人だなぁと思った。きっと成田凌じゃなければあのマモちゃんは成り立たなかった。公開劇場が増えますように。



◎舞台

『髑髏城の七人〜Season鳥〜』(ゲキシネ)

この作品の早乙女太一くんをみて、私の考える美しい人ランキングが順位変動した。彼以上に美しい存在はこの世にありません。
(それまでの1位はティモシー・シャラメくん)


阿部サダヲがいる時点で世間一般的にもおもろいやつやん! となるのだろうけど、鳥髑髏のヤバさは彼だけじゃない。森山未來早乙女太一くん、松雪泰子姐さんという麗しき方々に加え、粟根まこと池田成志福田転球……いやもうみなあかんやつやん。まじで死ぬまでに1回はみてほしい。あと清水葉月さんがこの前パフェ1話に出ててびびった。


歌って踊って艶やかに舞う彼ら彼女らも惚れ惚れしたし、捨之介(阿部サダヲ)と贋鉄斎(成志さん)の下北的掛け合いもにやけが止まらなかった。


それに対し蘭丸(太一くん)が斬りまくるシーンでは涙がこぼれ、兵庫(福田さん)の「明日もお前の顔がみたい!!!」の告白にボロボロ泣いた。あまりにも好き。ボックス買うか〜! (※5万)




ミュージカル 『ロミオ&ジュリエット』

待ちわびた。ゆんりょん壮ちゃん廣瀬さん葵わかなちゃん宮尾さんの回でみました。


LINE使ってロミオを探し、仮面舞踏会はクラブに、めちゃ自撮りするひらまきゅ、この現代っ子め!!!!


ロミジュリはミュージカルの知識の浅い私でさえ知っている曲ばかりなので、ゆんりょん壮ちゃんの「世界の王」は興奮が止まらなかったし、古川ロミオの「エメ」を聴き、推しに歌ってほしい曲第1位になった。りょんベン「どうやって伝えよう」は歌声に惚れ惚れした。るろ剣ぶりだけれど本当に歌が上手い……


特にどのキャラが好きとか無かったけれど、廣瀬ティボの「本当の俺じゃない」でティボルトに落ちた。感想ツイでみかけた、廣瀬ティボは絶対に来来来世でもジュリエットと結ばれないという考え、あまりにもそれすぎて咽び泣いた。しんどい。廣瀬さんもるろ剣ぶり。スタイルの良さと色気がやはり異常……なのにカテコで古川ロミオに耳打ちしてるの胸キュンだった(ちょろい)


廣瀬ティボとひらまきゅの組み合わせは一触即発というか、かなりやべ〜と聞いてたのでなるほど…と。ひらまきゅ、やんちゃで可愛い一面も、喧嘩っ早い一面もあるのに、刺された後の表情、声、本当に凄いな壮ちゃん……展開分かってても泣いてしまった。壮ちゃんの演技も考え方も本当に素敵で素晴らしくてまた好きになってしまった。黒白珠とったしIndigo Tomato再演も嬉しい、ヘアスプレーも行っちゃうんだろうなぁ………




『りさ子のガチ恋♡俳優沼』


恋愛禁止のアイドルじゃない限り、恋人がいてもそこまで責められることはないのに、と誰かが燃えるたびに思う。バレ方にもよるけど。ただし荒れるオタクに「付き合えると思ってたの?」とか、降りるオタクに「これぐらいのことで降りるなんて」「本当に好きだったんですか?」とわざわざ攻撃してくる人、あなたはどこの立場にいるの? そっとしといてくれよ……


推しスタンスやガチ恋の概念って界隈ごとに色々違いがあって、距離の近さがやっぱでかいなぁとしみじみ。わたしは興味本位でよくリアコチェキで検索かけてしまいます。世の中には顔の良い男がたくさん……


この作品の本質は推しに彼女がいることが悲しい、隠し事をされて腹立たしいってことではないと思う。いや腹は立つけど。知ってほしい、みてほしいという欲求が、俳優とファン、お金を払い払われることで成り立つ関係性の間ではこうも歪んでしまう。観劇しに来てたキャストの友人後輩くん、リアル〜と呟くのはやめた方がいいんちゃう?


(この観劇時に近くの席の2人組のお話を盗み聞いてしまったのだけど、片方の友人が若俳と付き合っててカノバレ、炎上して舞台降板したとのこと。その友人は相手が俳優とは知らずクラブで知り合ったそうな……この会場でその話する?)

(りさ子はクラブで出会った男が実は若俳でも好きにならなさそう…)





『花園』

りさ子の後に疲労困憊でみにいき、これもかなり体力を使う作品でへとへとになった。てかりさ子の前にキングダムみたから、この日は歴史モノが多かったな? (『政権☆伝説』を歴史に入れるな)


設定が鎌倉時代であること、登場人物が花の名前を持つこともあり、時代背景や花言葉など少しだけ予習させてもらってました。それでも難しかった。目と耳と頭をフル回転させる舞台は疲れるけど好きです。でも説明難しいので端折ります。Twitterにすげ〜考察班がいらっしゃるのでそちらに……


溝口さんは何だかんだ出演作をみれている方だけど、いつも違う表情をみせられてびっくりする。迷いや葛藤があるような役を演じる舞台では、カテコで溝口さんに戻る瞬間にホッとする。全力で役を生きてるんだなぁと私でも感じれて素敵な俳優さんだなぁと常々思います。




◎その他

平成が終わる2日前に突然トッケビにハマってしまったので、アマプラでずーーーっとみています。これ書いてる時点で6話まで一気見。コン・ユおじさんが愛おしくてたまらないし、1時間デートできるなら365日馬車馬のように働いても構わないぐらいかっこいい。本当にかっこいい。正直コン・ユのことしか今は頭にないぐらい……(しゅ〜かつは?)


好きでしかない(;_;)

『愛がなんだ』


特報出たとき「これTwitterの女たちが好きなやつやん…」って話題になりましたが、Twitterの女たち、どうでしたか?


あと、なりたりょがマモちゃんと呼ばれる度に某顔で表現するタイプの声優がちらついちゃうのは不可抗力ですよね?



高校生の甘酸っぱい青春モノと違い、登場人物の年代が高くなると"ちょっぴりほろ苦い、大人の恋"なんて言われる。

『愛がなんだ』は少し違う。

そもそも苦いのが分かりきってる。少しでも身に覚えのある人はなおさら。だから本当は食べたくないのだけど、私もTwitterの女の一人なので不可抗力です、公開を本当に楽しみにしていました。



猫背でひょろひょろのマモちゃんに出会い、恋に落ちた。その時から、テルコの世界はマモちゃん一色に染まり始める。会社の電話はとらないのに、マモちゃんからの着信には秒速で対応、呼び出されると残業もせずにさっさと退社。友達の助言も聞き流し、どこにいようと電話一本で駆け付け(あくまでさりげなく)、平日デートに誘われれば余裕で会社をぶっちぎり、クビ寸前。大好きだし、超幸せ。マモちゃん優しいし。だけど。マモちゃんは、テルコのことが好きじゃない・・・。




この"あくまでさりげなく"というのが痛々しくて………家にいながら「今ね、ちょうど会社からの帰りだよ」って幸せそうに笑って嘘つくテルちゃん、そのたびに頭抱えた。岸井ゆきのさん、絶対幸せになれない感を醸し出すのが上手すぎる。何もかもマモちゃん中心の生活は若干ホラーだったけど、仕事クビになっても連絡がずっと来なくても、マモちゃんを好きという気持ちがブレないのは尊敬の域……でも「マモちゃんになりたい」はまっっったく分からなかったしやっぱホラーだ。


テルちゃんはマモちゃんと出会ってしまったけど、もし出会ってなければきっと普通に幸せになれてる。ちょっとめんどくさい女の子だけど、そこも可愛いよって言ってくれる人が絶対いる。でも出会っちゃったんだもんね….じゃあしょうがないね……






成田凌演じるマモちゃんは、テルちゃんの気持ちを知りながら自分の都合で翻弄するいわゆる悪い男。絶対タクシー先に乗るし。看病してくれたテルちゃんに「そろそろ帰って」とか言うし。「だってテルちゃん酔ったら帰りたくないってごねて面倒くさいんだもん」とか無意識に言う。それなのに憎めないのは「俺33歳になったら野球選手になる」とか言っちゃう可愛さがあるから。基本的には優しいしね。


物語の後半、すみれさんに片想いして寂しく翻弄されてる様は、マモちゃんを想うテルちゃんと一緒。テルちゃんもきっとそれに気付いてた。俺、気遣われるのとか嫌なんだよね、って言ってたのにすみれさんに超気遣ってんじゃん。痛い。


でもマモちゃんとテルちゃんの決定的に違うところは、マモちゃんにはテルちゃんがいるところ。テルちゃんなら許してくれる、受け入れてもらえるという甘えが常にある。すみれさんに相手にされなくて寂しいなって感じても、マモちゃんにはいつもテルちゃんの存在がある。


案外自己肯定感の低いマモちゃんは(すみれさんに相手にされてないことも多分相まって)「何でこんな俺に親切にしてくれるのか分からない」とか言っちゃう。テルちゃんは「好きだからじゃダメなの?」「マモちゃんにすみれさんは無理だよ」「私にしときなよ」って。もしかしたらこのお話には救いがあるのかも、なんて思っちゃったな。なかったな。





最も苦い顔をしてしまったのは、ナカハラくん(テルちゃんの友だちの葉子ちゃんが片手間に相手してる男の子)が「幸せになりたいっすね」と呟くシーン。ナカハラくんは「葉子さんが寂しいとき、最後の最後で、あ〜あいついたなって思い出してもらえる存在でいたい、そんな時にすぐに会いに来れる所にいたい」と。テルちゃんにとってのマモちゃんのように、ナカハラくんにとって葉子さんは絶対的な存在で、ちゃんと相手にされてなくていいと思いつつも「幸せになりたい」と口に出してしまう。苦しい。


でもナカハラくんはこのままじゃダメだと気が付いた。「俺が葉子さんをダメにしてる」「諦めるときぐらい自由にさせてください」と。それを聞いてもテルちゃんは、それでもマモちゃんへの執着を捨てられない。


初めは普通の恋だったし、愛に変わったかもしれない。もう会うのはやめようと言われ、「マモちゃんは自惚れすぎてる、もう好きとかじゃないよ」と言ったテルちゃん。「友達のイケメン紹介してよ、Wデートして協力し合おう」と言ったテルちゃん。マモちゃんのことが好きで、会いたくて、その結果がこれ。なんて残酷でリアル。でももう引き下がれないよね。それ程までにマモちゃんは、テルちゃんの心の大部分を占めていて、埋めてくれる代わりなんて存在しないのだ。




テルちゃんはきっとこれからも、連絡がある度に全部を捨ててマモちゃんの所へ向かうのだろう。億が一マモちゃんがすみれさんと上手くいっても、特に悲しむこともないのかも。それは恋ではないし、多分愛でもない。


この映画は愛とは何かを知るものだと勝手に思っていたけれど、恋とか愛とかを超えた、最早何かも分からない感情のお話なのだと思いました。「愛がなんだっていうんだ」と言うテルちゃんは逞しいけれど、そこまで辿り着くときっと純粋に好きだった頃には戻れない。外から見ると歪んでいる関係でも、当人が幸せならそれでいいのかもしれない。でも幸せかも分からなくなってしまうのなら、絶対にこうはなりたくないと切に思う。




あそこまで好きになれるテルちゃんを、ほんの少しだけ羨ましく思いつつ、どうも私は100%は共感しきれない映画が好きで、『愛がなんだ』もその一つでした。『君が君で君だ』とか『勝手にふるえてろ』をみたくなってしまった。いやもうラインナップがTwitterの女のそれでしかない……

『りさ子のガチ恋♡俳優沼』



演劇業界の闇に切り込む、
見て見ぬふりをしたかった愛憎劇


……いや闇に切り込みすぎじゃ…?
初演で話題になった時も思ったけど、このテーマで舞台にする、若俳を起用するチャレンジ精神がまずやばい。


(翔太くん役の柏木さん、この再演前に彼女の匂わせでボヤって、最強の役作りって言われてたのウケます(真顔))




以下感想、超ネタバレを含みます。
これから観劇される方は気をつけて!




(初演時に見かけた有名ブログ、どちゃくそおもろいので未読の方はぜひ読んでみて下さい)




主人公のりさ子は26歳のOL。趣味は舞台鑑賞。
大好きなイケメン俳優・翔太くんを追いかける日々で、彼が出演中の2.5舞台『政権☆伝説』(伝ステ)に通う。
(最前席全通)(ただしセンターではない)
グッズコンプ 高額プレゼント
頑張ってる姿を観られるだけで幸せ そう思いつつも…
がザックリした状況説明。




始まりは舞台『政権☆伝説』の千秋楽。
2.5キャラの殺陣とカテコ(若俳のわちゃわちゃの再現率)(ちなみに日替わりらしい)に、あれ何の舞台観にきた…? と戸惑う初演時レポの記憶がない私。


物語は客席から始まるんだった。


前方端で開演前からちょっと騒いでる人たちいるな〜と思ってたらりさ子たち。同じ客席で観るのか…!

(いやでもりさ子、ドセンで観たかっただろうに……)




(りさ子がたまちゃん(遠征民)(岐阜というリアルさ)とありすちゃんと連番してるの、最初他担かと思ってたらまさかの同担。

え…りさ子同担と仲良くできるの…? ガチ恋なのに? そんなことある? まだ自覚無しだから?

どのファンよりもお金と時間をかけてることに自信があったんかな…その辺りはもっと詳しく知りたかったかも)




キャスト陣のお見送りハイタッチ、りさ子は翔太くんの手を握って離さない。

(りさ子ほどじゃないけど身に覚えのあるオタクの心は震えた、自戒)


その後たまちゃんありすちゃんに報告。
りさ子「あのね、勘違いかもしれないんだけど…ハイタッチの時、翔太くん、手…握ってくれたの」

(1回目のゾッとしたポイント。新垣さんの演じるりさ子、声とか喋り方含めて本当にゾワッとさせられる)




劇中何度か登場するtwitterの演出、青い鳥の仮面(?)を頭に乗せてる時が表垢(リプ垢)で、完全に被ってる時が裏垢というのが面白かった。


翔太くんがランダムでリプ返しまーす!ってなって、
りさ子は「彼女いますか!?」って聞いちゃう。

(ここはそんなオタクおる?って感じた)

翔太くんは「いません。今は仕事が大事だから」と返す。裏垢はんなわけないじゃん! と騒ぐけど、りさ子は翔太くんを信じる、と。


(あるあるなリプばかりでまたオタクは震えた。念も飛ばさないし思い出も共有してないけど、推しへのリプを公に晒されてる気分で半死)




まぁいるんですけどね……彼女………




翔太くんの彼女のるるちゃん、自分は出てない伝ステの打ち上げ集合写真にいたり、翔太くん宛のプレゼントのお菓子食べてる写真をアップしたり、翔太くんの私物のキャップ被ったり、ちょ〜〜〜〜う分かりやすい匂わせ。

(炎上してもしゃーなくない? ってぐらいるる役の方の匂わせ女ぶりが上手い、超むかついた)




るるちゃんの匂わせぶりに荒れるTL。

りさ子は「親目線だから」「見てるだけで幸せ」と言いつつ、たまちゃんにtwitterみた? と聞く。

たまちゃんは「(彼女がいて)それで翔太くんがお仕事頑張れるなら別に良くない?」のスタンス。

(オタクはたまちゃんみたいになれたら幸せなのかな、でもそう簡単にはなれないね…)




(この時りさ子たち鑑賞会してるんだけど、「ここ!!!前は涙拭ってるのに拭わないの!これ絶対わざとだと思うんだよね〜」「あっほら指!!震えてる!!!!」みたいなりさ子の視点、リアルでまたまたオタクは震えながら爆笑してた。円盤でさえ翔太くんの動きだけを目で追ってたりさ子、演技が細け〜〜)




何だかんだあって翔太くんのバーイベ。
髪切ってオシャレして挑んだりさ子に、






翔太くん「はじめまして!!!!」






凍った。
一瞬で客席が凍った。




(翔太くん、性格悪いわけでも、仕事やファンに対して真摯でないわけでもないけど、まじで要領悪すぎんか?)




呆然とし、チェキ後プレ押し付けて立ち去るりさ子。




ここからりさ子の行動がエスカレート。
翔太くんとるるちゃんを盗撮し、翔太くんと付き合ってる体の妄想ブログを立ち上げ、るるちゃんに「別れてください」と非通知で電話かける。ま〜じで怖い。




翔太くんは炎上。
でも世の匂わせ女と違い、るるちゃんはとてもたくましい匂わせ女だった。



ブログと手紙の言葉づかいを照らし合わせてりさ子の名前を知り、住所を知るために翔太くんの半裸チェキ(サイン入り)撮って譲渡流すっていう……頭良すぎて震えた。

(そんな思考回路あるなら匂わせせんといてくれ………)




りさ子宅で相対する2人。

(オタクと若俳の彼女、リアルで会ったらそりゃ後者が強いわ……)




るるちゃんに詰め寄られ、もう翔太くんの舞台を観劇しないことを誓わせられるりさ子。るるちゃんは「今まで応援ありがとうございました」とりさ子宅を去る。










暗転が長く続いた後、拘束されたるるちゃん、ナイフを向けるりさ子、立ち尽くす翔太くんの図。修羅場。ド修羅場。





るるちゃんに気が付き、名前を呼ぶ翔太くんに、「私の前で呼ばないで!!!!」と叫ぶりさ子。



(ここのりさ子の長台詞、ぜんぜん思い出せないほどの量で、本当に圧巻だったので何とかしてぜひ生で体験してほしい)






「はじめまして〜あっこれも分からないですか? いいですいいです、覚えてなくて」

「動かないで!私はこの人も、もちろんあなたのことも傷つける気なんてありません」

「彼女いないって言ったじゃん!!!!」

「もし彼女がいるって言ってくれたら、好きな人の好きな人だから、私もこの人のこと好きになれたかもしれないじゃないですか」

「あなた(るるちゃん)も隠し通すことできましたよね?」

「嘘つくなら隠し通してよ!!!!」


(いやほんまにこれ。1番共感した。本気で彼女いないなんて思ってるオタクなんかおらん。いないって言うなら隠し通してくれや…)




「私はあなたのことが好きです。翔太くんのためなら何だってできます。後はあなたが私のことを好きになってくれるだけでいい」




翔太くんは優しくりさ子ちゃん、と呼びかける。

「今君のことを初めて知れたから、僕のことも知ってほしい」

「君が僕のことを好きなことを知ったから、僕が彼女のことを好きなことも知ってほしい」




るる、と呼びかける翔太くんにりさ子は「だから呼ばないで!!!!」とまた半狂乱になる。



翔太くん「呼ぶよ!だって恋人だから!」




(辛い、りさ子に共感してるわけでもないのに本当にここは苦しかった)



翔太くんはご報告、とるるちゃんとの交際をツイート。拍手する表垢と荒れる裏垢。崩れ落ちるりさ子…………




(てかりさ子は1年半しか追ってないのにここまでやべ〜行動起こすか?と思ってた。でも実は前にも別の俳優に同じようなことしちゃってたことが分かり納得…りさ子、やっぱやべ〜女だわ)


(しかもその俳優、前作の伝ステに出てて、りさ子のせいで炎上、活休、そして次作の伝ステで復帰……ってちょっと界隈狭すぎるな? 伝ステに狂わされ、伝ステを狂わせる女、りさ子……)




解放されたるるちゃんと翔太くんがりさ子宅を後にする際、りさ子は舞台楽しみにしてます、と声をかける。それに笑ってありがとう、と翔太くん。

(この翔太くんま〜じでサイコパスだった。お前も怖い)




飾ってた翔太くんのブロマをもう要らない、と剥がすりさ子、愛はいつも私を裏切る、と呟く。




翔太くんの炎上の他にも何だかんだあり、伝ステ次作は(おそらく)無きものになるのだけど、他の俳優事情はめんどいので割愛しますごめんなさい。キャストかっこいいし梅田さん(伝ステヒロイン)も可愛いよ!




終演、カテコに新垣さんは登場せず。
このまま終わるのかな…と思ったけれど、この物語は客席から始まり、客席で終わるんでした。


出待ちするりさ子の前に翔太くん……ではなく若俳が。佑介くん、尊い、と呟き客席に降りてはけるりさ子。
本当の終演。


(2度もこんなことになったらもう若俳推すの無理では? と思ったけど…りさ子………そのメンタルあればもう何でもできるよ)(名前が佑介くんなのには震えながら笑った)(てか柏木さんのオタクどんな気持ちでこの舞台観てたん?)




翔太くんが「はじめまして!」でなく、「来てくれてありがとう!」と言えてたら、るるちゃんの匂わせがあってもりさ子は翔太くんのこと好きでいられたんだろうな、てか接触の度にこの舞台思い出しそうで嫌だな(笑)




りさ子の幸せ…というか安全なオタ活を願いつつ、ただし一生同担にはなりたくないなと切に思う。あと推しにも一生このお話を知らないでいてほしい(笑)




あるあるなオタクの言動や考え方に分かる〜〜な所も、まっっったく共感できないけど辛い所も、総じて見応えがありました。新垣さんの演技力、初演時から話題だったけど本当にすごかった。再演で観ることができて良かったです。推しが映像俳優やアイドルのオタク、男オタと女オタ、色々思うことが変わると思うので感想漁るのが楽しみです。

3月のもろもろ

◎映画


君は月夜に光り輝く



北村匠海……………超個人の見解だけど若手俳優の中でダントツの実力派……しゅき…


3月1作しか観てないのもう映画好き名乗ったらあかんくない?




◎舞台


『紫猫のギリ』

小道具の本がるるぶ大阪だったり、アドリブが毎公演変わってたり、多ステの醍醐味を味わった。東京公演よりステージが大きいからか、キャストの成長か、東京より殺陣がかっこよくなってたらしい(盗み聞いた)。手紙でぜひ大阪にとしつこく言い続けてたので地方まで来てくれてむせび泣いた…2018年推しが大阪に来たのは2回だけ…


諸注意も楽しかった! 前説侍(アンサンブル)が急にコーレスの練習がしたいと言い出して「アミュー?」\ズ!/ はカオスすぎた。「いしはら?」\そうまー!/ はできたけど推しの回に入れなかったのが無念。


大阪初日のカテコは推しだったけど、めちゃめちゃ動いた後で酸素が足りてなかったそまからの紹介、「乙役のギリ」(乙は推しの、ギリはそまの役名)に笑ってカテコの内容ほとんど覚えてない。やっと大阪来れて嬉しいよーって言うてたかなぁ、私も嬉しかった。


リアルな大学の先輩(若俳オタク)と現場被りした(笑) ので久々に話すと、‪総合職だから地方配属の可能性もあるとのこと。そうなったら短い間でしたがお世話になりましたって退職するらしい(笑) 推しが売れる(地方公演ある舞台に出る)か私が上京するかのどっちかだって、確かに…




キューティ・ブロンド

金欠だしな〜と渋ってたのにFNSでワーナーたっくんに心奪われてチケット取った。何だかんだスペシャルカテコ(客降りしてお菓子配ってくれる)の公演取ってるあたりが強か。


スーパーウルトラハッピーミュージカル! モヤモヤを全て晴らしてくれるエル(神田沙也加様)の力がすごすぎて毎日観たい。ワーナー(たっくん)が劇中2回跪くのだけど、最後のエル→エメット(平方さん)の跪いてプロポーズが死ぬほどかっこいいから、全人類エルと結婚したら100%幸せになれるのでは…?と(語彙)




BLACK BIRD

楽マチソワだけのつもりだったのに、しゅ〜かつが中日と上手く被りお見送りが付いたら追うしかないじゃん….?


推しとかおるきゅの属する八大天狗は公演ごとに変わるネタに走るシーンが多かったり、何しても面白いキャストの方もいて笑いまくった。アクションもかっこよかったし、八百屋舞台(すごい傾斜のある板)なのにあんな俊敏に動けるんすごい…(と思ってたら怪我された方もいたらしい…どうか大事でありませんよう)


マイ初日は後方通路席だったので、客降りしてはけるとこまで全部みれた。客から見えない位置まで来た瞬間に深く息を吐いてるキャストがいて、ほんとお疲れ様…って気持ち。どんだけ客席使うねんってぐらい客降りしてたもんね…


この日のお見送りは先頭に推しがいたので角曲がった瞬間心臓ぶっ壊れるかと…ハイタッチはhffイベ以来だけど、やっぱりハイタじゃなくもう握ってた。罪深。好き。


楽日マチネも通路席で、キャストが通るたびに良い匂いだなぁ! とか考えてた。推しは病弱な妻が回復する方法を拒むので「私を置いていくのですね」と拗ねるのだけど、この回は屈みこんで小さくなるものだからもう…………(保護)


大楽は最前どセンで、アクションシーンがもう4DX。紙吹雪も汗もかかりそうだった。推しと妻の2人のシーンが涙ほろりなのだけど、近くでみる推しはそれはもう麗しく、髪の毛1本1本さえ愛おしかった(ウィッグ)(長髪を1つに束ねているので、動くたびに直す動作がとてつもなく好き)。役柄が落ち着いているため終始キリッとしてるのに、最後に小ネタブッ込んできた妻に笑いが堪えきれてなかったのも愛しさが爆発してしまった……しゅき………………


かおるきゅも推しも他キャストも次作で会いたい言うてくれてたけど、実現可能性どのくらいなんだろう…大楽でさえ当券あったし……また会いたいよ(;_;)




◎その他


サクフェス

2日前に行くこと決めたサクフェス。去年のサクフェスぶりに拝んだけど変わらぬ美って感じだったな〜3,4年前からど〜りの周りの時間止まってない?


ど〜りはこれからも色々やるから、無理せず興味のあるものをみててくださいと言ってはけた。ファンとの距離の取り方が本当に上手い。推し全肯定文化が時にオタクを苦しめるこの界隈で、決して突き放すのでもなく、ナチュラルに良い距離間を与えてくれる。自分がオタクだからオタクに最大限寄り添って下さる桜田様は、ファンのことをすごく考えて、愛してくれて、なおかつ自分のやりたいことも曲げない。ど〜りのオタクは幸せそうだなぁといつも思います。




歴タメLive 第4弾

しゅ〜かつと公演日が上手く被り、お譲りしてもらったのが通路席で泣いた(登場、ライブパートで客降りあり)。この時のしゅ〜かつは全てお祈りされたけどファンサもらえたので交通費なんて実質無料じゃん!


歴史を楽しく学ぶはずがいちばん記憶に刻まれたのは草刈正雄さんが毎日アメブロ更新していること。笑いをとることに貪欲な俳優が揃いに揃った状況が面白すぎた。ブレイクを見てた世代なので、普通に楽しみにしてたはんにゃ金田さん(MC)も面白くて、さすがプロだな〜と。ライブパートは分かってたのに推しのTSレボリューションに笑い止まらんかった。いやかっこよかったです。


溝口さんは可愛さに磨きがかかりすぎていて、そろそろ背中に羽とか生えるんじゃないかな…もし推しがあれで性別男なら私は人間辞めます。琢子がそろそろ恋しいな?


「見えてますよ💚」が好きすぎるオタクなのでお見送りでキンブレみせて「見えてましたか?」と聞いた。(ド!の民に怒られそう…許して) ちゃんと返してくれる推しが好き 好き 大好き……接触の度に同じことやってるな…




しゅ〜かつ

筆記→作文の某大手出版社はこりゃもう落ちたと思ったのでド!オタク丸出しの作文を書いた。武道館の景色もあの日の彼らも何もかもがサイコーで人生の宝だ誇りだと延々書いたら通ったので、人事にド!のオタクがいるんだと思う(面接落ち)。


某社(超大手)もダメでもともとなESでさんざんハンサムのここが好きを羅列したら通ったので、人事にアミュクラがいるんだと思う(無事面接落ち)。


ハマったら終わりだと思ってる2大コンテンツ、テニス(原作、ミュ)とハイローに踏み入れたいのではやくしゅ〜かつ終わってくれ。

『君は月夜に光り輝く』

北村匠海が目を赤くし、一筋涙を流す。
目線を変える。「うるさい」と囁く。
そのわずか数秒、一瞬で心を掴まれてしまう。
やっぱり彼の演技が好きだと君月をみて改めて思った。


3月になってから目まぐるしく過ごしていて、公開が終わり泣いた映画もたくさん。でも『君は月夜に光り輝く』は絶対に映画館で観たかった。北村匠海が好きだから。



たくちゃんの一挙一動、一言一句に目を耳を奪われてしまう。彼が出演している作品は、他にどれだけ好きな俳優が出演していても彼のことばかり見てしまう。出演作や役が毎度私に刺さってるの、世界が私に優しすぎるんじゃないかとまで思ってしまう。



彼がもし俳優を辞めてしまったら、きっと喪失感で生きていけなくなる。どこにでもいる普通の男の子を、普通に演じのけてしまう彼が怖いし、もし彼を知らないまま100年生きていたら…と思うともっと怖い。






脇を固める出演者も良かった…甲斐くんのロミオ、もっとみたかったな。松本穂香ちゃんがたくちゃんの姉役なのは解釈の一致すぎる。今田美桜様はあんなに可愛いのに報われない女の子役が多いの何でなんだろ。ミッチーに泣かされるとは思ってなかったな。スーツのミッチーは当たり前にかっこよかった。



永野芽郁ちゃん。見た目は明るくて元気なのに、本当は病気で余命幾ばくもなかったら、きっとこんな女の子なのだろうと普通に思えた。この普通にってところがすごい。まみずとたくや君の掛け合いを観るのは微笑ましく、切なかった。



セカオワがすごく良い、正しい使われ方をしていた。正しいって言うと語弊があるかもしれないけれど、曲自体はすごく良いのに、と思うことがたまにあるから。今回は大正解だった。劇中にミスチルhimawariってところもあ〜〜〜って感じ。月川翔監督×北村匠海がまた実現しますように。



写真が豊富でみてるだけで幸せなので全人類一度はみてほしい。




俳優オタクの目線で語ると、ビジュに関してはスーツのたくちゃん、ブレザーのたくちゃん、学校ジャージのたくちゃん、学ランのたくちゃん、ジュリエットのたくちゃん、これが全て観れてしまうなんてコスパが良すぎる。バッセンでホームラン打つたくちゃんに全世界が恋。IKEAデートたくちゃんは全私の夢だったのでにやけが止まらなかった。(『(500)日のサマー』が好きなので…) たくちゃんの「待て待て待て待て! 」をアラーム音にして毎朝起きたい(きもちわる)

2月のもろもろ

◎映画(★=劇場)

★マチルド、翼を広げ
デイアンドナイト
3月のライオン 前編
LA LA LAND
★A GHOST STORY
3月のライオン 後編
★フォルトゥナの瞳
★シークレット・チルドレン
にがくてあまい
神様のパズル
★THE GUILTY ギルティ
★21世紀の女の子



楽しみにしてて観に行って,結局よく分からんかったな〜となることも多い2月でした。『シークレット・チルドレン』は若きティモシー・シャラメくんの美しさを拝む映画。今間違いなく世界で一番美しい23歳。来日して…


大好きな方が出演してると良くも悪くも贔屓目でみちゃう部分がある。そういう目線無しだと『デイアンドナイト』が本当に好きだったし,ちゃんと観に行けて良かったなぁと思いました。『ギルティ』『21世紀の女の子』も。公開劇場数が限られてるとそもそも観れずに終わることも多いから……



アカデミー賞ラミくん主演男優賞は嬉しくて嬉しくて… 私には他に誰が獲る? だったけど実際に獲るとこほんとすごい。『ボヘミアン・ラプソディ』観てない方は人生の損失だから観てください……



3月は辻村深月さん脚本のドラえもんが早速公開されるので楽しみです。王子が大渋滞も観に行ってしまいそう…予告の町田啓太さんさすがにおもろすぎやろ。




◎舞台


『怜々蒐集譚』のキノドラマを観劇。しゅ〜かつで東京行きが決まって即譲りを探しました。


みぞたく以外名前は知ってるけど…な初見の方々だったけど,キャラクターの癖の強さや声の張り方,見目麗しさで目が足りませんでした。暗転→スポットライトで語り部の南くん(溝口琢矢)登場が毎度心臓に悪かった。南くんに「カフィーを」と言われコートを預かる人生を送りたかったなぁ。出泉さん(藤原祐規)との掛け合いがすごく良いテンポ感で,初共演(?)とは思えない心地よさ。他人の家歩き回ってたら書斎見つけちゃった☆(ニュアンス)の流れの時,止めなきゃダメなのに出泉さんに結局乗っかってしまう南くんがま〜可愛い。


みぞたくには探偵先生に振り回される助手をいつか演じてほしいなぁと思いました。東川篤哉さん(『謎解きはディナーのあとで』など)の烏賊川市シリーズの戸村流平くんとか…ドラマで白石隼也さんがもう演ってるけど……


内容は登場人物も,過去(?)と現在も入れ替わりが激しくてめちゃ頭使いました。私は好きです,良い疲労感。


キノドラマは2つのお話があった(って解釈でいいのかな?)けど,烏鷺と乙貝の2人の文豪の物語が苦しい辛いでも大好物…って感じでした。乙貝(相馬圭祐)の頭を支配するペンを走らせ紙をめくる音が本当に不気味で,最初は烏鷺(相葉裕樹)が化けて出てるのかと。椿の木の前何かおる…憑いてるんか…と思ってました。実際は烏鷺の作品を読んだ乙貝が才能に圧倒され,何としても続きを読みたい,そのためなら自分の左手を烏鷺に使ってもらって構わない………と。(こんなん…好きに決まってるやん……) キネマ→キノドラマがベストだったのかな,連動興業なのにキネマ観れなかったのが大変悔やまれます。


演出で好きだったのは注いだ紅茶のカップから湯気が出てるのが細かいなぁとか,舞台を反転させることを真似て机と椅子を持って回るシーンがゾートロープみたいで洒落てたなぁとか(伝われ)。小田原に行くぞ! となった時に路線図に沿って駅名をどんどん映していくスクリーンも素敵でした。大正浪漫に弱くないオタクっているの? 最後に花びらが舞う演出もよくあるけど私は本当にそれに弱い。好きです。



3月はや〜〜っとギリが観れる! ワーナーたっくんも! ブラバもたのしみだなぁ…(就活しろ)



んあ〜〜2月はW主演の舞台も決まったんだった! おめでとう! おめでとう! 私のお花デビューは主演が決まったら,と考えてたので贈ろうかな。W主演で贈っても良いかな…良いよね…めでたいし! 単独主演も待ち遠しいけど,一歩ずつが似合う方だと私は思うので。JUNONソロも勝ち取ったし本当に誇らしい。あなたを応援していることが本当に生きる糧になってるよ(重い)。




◎その他

先日,その俳優個人しか好きじゃないならハンサム来ないで〜って呟きを見かけておいおいまじかよ………となった。以下がきんちょなので口が悪いです。




まじで………? 動くだけじゃなく歌って踊って笑いもとる(不発もあり)自推しを拝むためにみんな来てるんじゃないの? 推しみてたら他のメンバー何してたか分からん! 円盤まだ!? みたいなのが生ハンサムでは? 後で他のオタクと私の推しこんなことしてました〜〜ってキャッキャするのが醍醐味じゃん………? 推し個人が好きなオタクがハンサム来るのに遠慮なんか1ミリもいらないじゃん。いつからグループ推し=正義の世の中になった? (口悪)




某シンメ(と呼んでいいのか)についても尊いのは重々承知だし,本人達が自らやってるのは可愛いね仲良しだね〜って感じ。私は。最近割とお名前出しててびっくりだね。



「ネタって分からないの?」とかわざわざ言わなくていいし,「みたくないです」も言わなくていい。鍵とミュートがあるじゃないですか。オタクもSNSももっと自由でいいよ,よしもしばられるなって言ってんじゃん。



だだ謎に共演女性や時には男性にまで敵意向けてるオタク。ネタであってもあなたはダメだ。ご本人様たちの耳になんかまず入らないと思うけど,共演者やそのファンの気持ち考えたら心の中に閉まっとこ…ってならないの? オタクはすぐ検索する生き物なのに…名前入りで呟いても誰も幸せにならないでしょ。推しを承認欲求のネタに使われて,笑えるタイプの人間ばかりじゃないです。




そんなことよりハンサム。今年の年末はどうなるかはやく教えてハンサム。歌パート増えたらな〜というかまた元に戻ったらいいなぁ… あと御二方が卒業したら推しが最年長で無礼を働かれる方になってしまう……


一昨年の人数寂しかったから確実に入りそうだけど,新人入ったらハンサムもオタクも総入れ替えな新時代がまた来るね。私はもしみんな卒業しても全然しぶとく居座るかな…あれがないと年越せないもん。秀くんぐらい泣いてくれるハンサム入って来んかな……


あとは昨年春馬様にファンファーレ鳴り響かされちゃったから,欲が出て帝王健様もこの目でみて無事に死にたい。ハンサムオールスター諦めてないです。血で血を洗う戦争に勝つにはいつから徳を積めばいいのやら。