昼夜逆転の話
おはようございます、こんにちは。こんばんはかもしれないな。
どうもお久しぶりです。毎度お久しぶりですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか？
私はというと、表題にもある通り完全な昼夜逆転生活を送っておりまして、最近はずっと朝5時頃に寝て昼過ぎに起きる生活をしています。
今日はそれを矯正するために徹夜してみていますが、どうなることやら。
さて、前回から約1ヶ月程の期間を置いて私が戻ってきたのは他でもなく「あ、最近ブログ書いてないけど大丈夫かな」という気持ちだけでした。
特に書きたい内容がある、というわけでもありません。
ある意味非常に平和ではありますね。
しかしながら今月は割とずっと限界を感じながら生きていまして、全てにおいて期限に追われております。
特に課題やオンライン授業など、ものによっては全く手をつけずスルーしたり、ギリギリ間に合わなくて遅れて提出したりしていて、まあとにかく気が休まらない日々です。
割と本当に疲れているししんどいと思っています。
が、浪人期ほど追い詰められてもいなければ、死にたくなってもいないので、まあ割と強くなったのかもしれません。
でも生理前の鬱は本当にひどかったし、なんなら過食が酷くて２～３キロ太ったし、肌荒れも治らないので、たぶん体は限界な気がします。
どうやったら治るかって、休めばいいんですけど休み方というか、寝る以外のリラックス方法がなかなか見つからないので悩ましいですね。
そういえば前回のブログでVtuberにハマっているというお話をしたのを覚えておられますでしょうか。
わりとずぶずぶとハマっておりまして、先日ついにメンバーシップ登録にまで至りました。
メンバーシップというのは、チャンネル登録からさらに課金して有料放送を見られるという制度です。
裏話的なものを覗けたり、特典としてスタンプが使えたりなどします。
それらを鑑みて、課金してもいいなと思えるほどハマったVtuberがいるわけなんですよね。
一応紹介しますと、花畑チャイカ、という女装癖のあるエルフ、という要素もりもりの男性Vtuberさんにハマっています。
なんかこう、面白くてですね、よかったらみてほしいんですが、何せ絵面が強烈なので、名前を見かけて時間がめちゃくちゃ余っている方は是非見てほしいです。
今年の春頃には思いもよらなかった話ですね、ほんと。
割と頑張って生きてきたなあと思えるくらいには、自分を見る視点を育てられた気がします。
あと自分なりの人との付き合い方を作り出せてきた気もしていますね。
まあ全部未熟なんですけど。
ブログに嫌な気持ちを全部ぶつけてた頃と比べれば、周りに頼ったり自分で機嫌取ったりが、ちょっとできるようになったと思います。
あとは、自分で寝る時間と起きる時間をきっちり守れるようになれればいいのかな。
当分先になりそうです。
とりあえず年末に向けて体調を崩さないよう、できるだけ無理せず生きていこうと思います。
読んでくださった方も、いのちだいじに、生きていきましょうね。
それでは、ご覧いたただきありがとうございました！
今の話
こんにちは〜などと元気そうな挨拶で初めてみようと思う。如何お過ごしだろうか。
私はというと、このブログの執筆を覚えているもののやる気を出すほどの絶望はない、と言った感じの平凡な日々を送っている。まあ、この平凡さは尊いものではあるのだけれど、それはそれ。人は平凡な日常と刺激的な出来事を交互に欲するものなので。
さて、いつもは何かしらの書きたい内容を携えてここにやってくる私だが、今回は全く持ち合わせていない。というか「何も書くことがない」という「空虚さ」そのものを持ってきた、という感じである。
こう、何をしても楽しくないとか、何を食べても美味しくないとか、そういうちょっと危険な状態にあるかもしれない。
つい昨日YouTubeを見て爆笑してはいたけど、今はこう、謎の凪を迎えている。
あと数日前にお腹は空いているのに何も食べたいものがないという謎の事態にも陥ったりした。初めての体験でものすごい恐怖だった。
……こういう自分の状況を把握して異常だと感じられているだけまだ正常なのかもしれないけど。
袋小路なので近況をまとめておく。
まず、一人の男性と手を繋ぐような関係が生まれた。友達にはそれは付き合ってるでしょ、と言われたので多分彼氏という存在になると思う。けれど何一つとしてときめかないので、本当によくわからない。恋愛指南書が欲しい。
次に、なんとか単位も取得できたし志望していたコースに進めている。問題は国家資格だが、まあそれは追々。
それから、授業が始まったのにもかかわらず、普通に課題やら何やらを溜め込んでいる。本来この週末に終わらせるべきだったことが何一つとして終わらなかった。悲しいことだ。
そしてサークル関係で、何かと仕事が増えた。個人的に辞めたいとずっと思っているが、辞められないまま来ていることに引っかかっている。シンプルにめんどくさい。利用されている気分になっている時点で手を引くべきだったし、これからの人生での引き際の見極めを頑張りたい所存。
あと、新しいジャンルにハマった。Vtuberというやつである。半年前までキズナアイだっけ？ 程度の知識しかなかったのに、今やだいたい50人くらいは空で設定が言えるようになっている。そのおかげでYouTubeに時間が持っていかれすぎて人生を生きられていない気がする。
他にも何かある気がするが、とりあえずこの辺で。
また近いうちに何かしらの題材について考えたり日記を残したりしに来ようと思う。
それまでお元気で。
今日の歌 ARuFaさんはもう数年追っているんだけど、最近ラップにもハマっているのでこれがブーム
初めて遊んだ話
よく考えると、今までの人生で男性と二人きりで行動すること自体が皆無だったように思う。
昨日が初めてだった。
前に新しく好きな人が〜と書いていたのとは別の、同級生（年下）の人だ。
サークルが同じで、一緒に何度か活動もして、ご飯を食べたこともあった。
オンラインの講義が始まった頃だったろうか、急に連絡がきて、電話しない？と言われたのを覚えている。自分は人と電話すること自体は好きなものの誘うこと自体にストレスを感じるので、渡りに船だった。
男性と電話するのも初めてだったな、そういえば。
その時も大した話はしなかったけれど、二度目の電話も内容はほとんどなかった。私がずっと話していたような気がする。記憶も定かではない。
そしてつい2週間ほど前、どこかに遊びに行かないかと連絡がきた。コロナももうそろそろいいのでは、ということらしかった。
それが俗にいうデートのお誘いなのかもしれないと思ったので（勘違いだと目も当てられないのだが）、映画とテーマパークの二択を返した。これは映画しかないだろうという算段だった。
なのに。
テーマパーク行こう、と言われてしまった。これは本当に乗っていいのか、返事に２時間くらいかかった。了承するしかなかったが。
何度もいうが男性とそういうのは初めてだし、自分に好意があるのかどうかが本当にわからないし、あるなら嬉しいがそうすると自分がどう行動すればいいかもわからないしで、本当に未知に飛び込むことになってしまった。気にしすぎである。
しかも少し遠くに足を運んだせいで丸1日、目一杯付き合わせる羽目になった。思い返すと本当に可愛げがない。
……やめよう、ネガティブな己を振り切り、昨日の出来事を文字にすることで吐き出すために書いているのだから。ポジティブではなくとも、事実だけを述べていこう。
朝が早いのが久しぶりで、メイクとヘアセットがボロボロだったけれども、なんとか待ち合わせの時には形にした、と思う。わからん。
睡眠不足だったので割とアホだった記憶はある。
午前中は雨、午後は曇り、という割と悪い天気の中、室内をメインに遊んで回った。楽しかった。
なんというか、沈黙が苦手なので、こう、ずっと話してしまって、いや、ネガティブではなく事実なんだけど、思い返すと本当に今心臓の挙動が変。
大体聞き流してくれたので、良かったのだろうか。
待機列で並んでいる時とか、こう謎にひっつかれたりした。隙があればもたれられたり、こう、なんというか、なんなんだあれは。
手でも繋がれたならまあわかる、いやそんなことされたら爆発していたが、とにかくこう、緊張し過ぎて逆に普通に接せていたのは今になると謎である。
ご飯を食べる時とかに荒れた肌を見られたのが辛かった。一生マスクでいたい。
それで一番の謎は、なんでかこっちが奢っていることである。いやちょっと待ってくれよ。
男性が奢るべきとか、そういうちゃちなことが言いたいわけではない。
割り勘したい、せめて。
わからん。なんなのか。
好意あるのかないのかはっきりしてくれ。
あーもう、全然好きじゃなかったのに、こんな風になってるんだから責任とってくれ……。
はあ…。
傘さしててくれたことへの感謝代と思っておこう。
これで振られたらみなさん慰めてください。告白とかしないけど。
私はこの感情を早く風化させたくて、彼とのLINEを終わらせました。このままだと生活に支障出る。むり。
もうなんか、すべての言動がダメだった気しかしないので、次どこ行くーとかいつ空いてるーとかの会話が全部ダメ。
誰か助けてほしい。本当に。
でも早めに約束取り付けて今月中に決着つけたほうがいいのかな。
LINEの返事とかも本当よくわからないし、怒らせている気しかしないけど、怒っているなら次についてそんなにポジティブな返事書くんだろうか…
考えたくないのに考えてしまう。忘れたい。
とにかくめちゃくちゃしんどいので、寝ます。
ハッピーになりたいな……。
6月とコロナ禍中のまとめ
えっ、もう6月終わるんですか、という気持ちでいっぱいです。こんばんは。
月にひとつくらいはブログを書こうという意識があって、もちろん達成できないこともあるんですが、今回はこうして書き始められています。
さて。
まとめといっても大したことがあったわけでもなく、ただ単調に毎日が過ぎていったなという感覚です。大学の講義もオンラインだし、部活動ができるわけでもなく、友達に会うのも少し気が引けて、家族以外の他人に会うのはバイトの時くらい、という生活を続けています。
正直、友達に会いたいのだけども、課題に押しつぶされていて自由な時間がマジでない。自己管理ができない所以ですね。
浪人時代に逆戻りするかのように、運動量も減って筋トレもしない日々。
何となくネガティブになっていることには気づいていましたが、わりと限界が近いようです。
もともと、大学と家という場所の変化によって切り替えている部分が多く、移動時間や着替え、メイクなどをしないことで楽ができている反面、うまく気持ちをコントロールできずに苦しんでいます。そんなことしてたら1ヶ月経ってるっていう。
オンライン授業になったことで、課題が増えているのも原因なのかもしれません。
ギリギリまで動き出せないので、生活リズムが本当に狂っていて、だいたい毎朝10時起き。それでいてうまく眠れないからなのか、目覚めも寝つきも悪い。画面んばかり見るので眼精疲労も激しくて、やっぱりどうしても疲れ果ててしまう。
序盤は改善策を講じて実施すること自体が楽しくて、わりと生活環境を整えることができていたんですけどね……。
あと、ダイエットを3月くらいから継続していたんですけど、それもやめてしまいましたね。3ヶ月くらい続いたのに、痩せないしストレスたまるしで食に逃げてしまって。この夏にビキニ着てみたかったのになあ。
やっぱ限界なんでしょうね、私。
自分自身のことって一番気づけないので、HSP向けの生活モデルとかストレス発散方法とか調べて勉強してるんですけど、どうにも自分に合うものを見つけられないままです。そんな事考えていううちにすぐ課題の締め切りがきちゃって睡眠時間削る羽目になるので、ほんともうどうしたもんかな。
とりあえず、お風呂に入る気力がないとか、バイトに行きたくなくて泣いちゃうとかっていうのは無いので、早急に体を動かすなり何なりしていけるよう、いったんめちゃくちゃ休もうと思います。今ほんと低空飛行でギリギリ飛び続けてるんで、毎日しんどいし。
どうにかして、7月は生き延びていきたいと思います。
期末テストあるけど。
生きられるか不安だな。
またなんか改善策とか見つけたら書きにきます。
ではお元気で。
現状と、父という人間の話
父親も人間なんだなあ、というのを最近よく感じる。
もともとパパっ子だった私にとって、父はずっと憧れの対象だった。何でもできて、何でも知っていて、大きくて、強い。
だからどうしても、色んなところで期待をしてしまうのだけど、等身大の父の姿は別にどこにでもいるおじさんだ。
価値観のアップデートはとうの昔に止めてしまったし、己の考えが正しいと信じてやまない。
自分が家族の中で1番尊重されるべきだし、だからどんな言葉遣いでも許されると思っている。
己の態度が家族をどれほど萎縮させているかなんて考えたこともない。
そういう、どこにでもいるただのおじさんである。
なんならアダルト・チルドレンと呼ばれる部類の中年男性なのかもしれない。
ただの人間なのだ。
そんな父がリモートワークになって早2ヶ月が経った。
依然として毎日父親が家にいるという異常事態のまま、私の日常は戻ってこない。今の生活が新たな日常であることをまだ受け入れられずにいる。
大学はオンライン授業が始まって久しい。教授によって割と差があるものの、通学時間がゼロというのは何かとありがたい。メイクもバイト以外ではする必要が無く、圧倒的に自由な時間が増えた。
良いことも多いのだ。
それでも、父親のいる生活が苦痛だ。
割とストレスが目に見えて現れる方なのだが、実はここ数ヶ月蕁麻疹が止まらない。どれほどストレスに感じているのか、少し笑えるほどだ。もちろん、この社会情勢そのものにも原因はあるのだろうけど。
下手なことをいうと炎上する昨今だが、正味な話、己の目の届く範囲が平和であればそれでいい。
というか、その程度の範囲を見渡す余裕すら持ち合わせていない。
人の心配をできるほど強くないので、程々に目を配りながら、ただひたすらに感染しないように行動している。
自律神経がイカれるので、太陽光は浴びているけれど。
もちろん、故人を悼む気持ちが無いわけではない。志村けん氏の死は悲しかった。けれどもそこに割くリソースは尽きている。
こんな状況なのだから、遅れてやってきた思春期のまがい物のような、父親への反抗心を抑えられないのも仕方ないと受け止められなくて少し過食してしまうのは許されたい。
ただ、生きていれば。
この自粛期間はそれだけを目標にしている。
あわよくば、病院で勤務する全ての方々が少しでも楽になるように生活していられればいいな、と思う。
もちろん、体重が減ってくれるに越したことはないけれども。
こんな日々を、あと何日続けるのかなんて考えるのは諦めたし、ナンセンスだと思う。
だからこそ、父親という人間を含む家族との共同生活をもっと生きやすくするための方法を模索していきたい。
浪人中のあの地獄のような日々とはまた異なった苦痛だが、この先に何か成長が待っている気がする。
無責任に頑張ろうとは言えないが。
お互い生き延びられるよう願っています。
恋愛の話
こんばんは、みなさんいかがお過ごしでしょうかね。
恋愛の相談をさせてほしい。
私に新しく好きな人が出来た話はしていたと思います（リンクはここ）、その人の話。
どうやっても眼中に無いのがわかるけど、新一回生入ってきたらどうせまた○○ちゃんかわいいな！なんて言い出すの目に見えてるから、だから早めに玉砕しときたくてバレンタインのチョコで勝負をかけようと思ったんです。
でもいきなり告白なんて無理で、メッセージカードに「もっと沢山おはなししたいです」的なやつを書いて入れました。
受け取ってもらえて、そのときホワイトデー返すわ、って言われて（この時点で嬉しい）、それを昨日受け取ったんですよね。
ガラスのティーカップとソーサー、高そうややつ。それと紅茶のティーパック。
ええやつ。
見た目からしてオシャレで可愛くてすごく嬉しかった。
でもそのあとダラダラとお喋りしてお散歩したあと知り合いに遭遇してご飯食べに行って解散しました。
気は無いんだろうなってめちゃくちゃ感じる。
目の前で誰が可愛いとかどんな人が好きとか謂われるけど何も当てはまらないんですよ。
眼中に無いんやと思う。
でもそれならホワイトデー返してくれたあとおしゃべりするかなあ、、、、
とか思いながら好意伝わってない説も出てきて。
そんな悶々とした気持ちで家帰った昨晩。遭遇した知り合いが飲むからおいでよというお誘い。
当然好きな人も参加する。
でも少人数飲み？というか3人以上の飲みが嫌いで、5人だったもんだから悩んで。
でも行ったほうがいいよと友に言われて行くことにして。
行ったんですけど。
なんか、飲んでて面白い話何にもできないし、みんなめちゃくちゃ活動的な話するけど私には何も無いし、上手い返しも持ってないし場を盛り上げられないし。
どうしたらいいのか分からなくて。
泣きそうになりながら酒を5杯飲みました。
帰りも私だけ先に抜けたけど、誰に送って貰えるわけでもなく駅まで20分ほど歩き、電車に乗り、バスに乗って家にかえりました。
もーーーやだ行かなきゃ良かった、と思う。
普通の人にはなれないとも思う。
そんな自分がいやって訳じゃないけど、どうやって“普通の人”と関わっていけばいいかわからない。
コミュニケーションが壊滅的に下手。
人間向いてないよお……となる。
嫌ですね。
でもまあ経験、なのかなあ。
わからないけど。
そんな夜もありますって感じですね。
あーそう言えば最近あった嫌なこともう一個あって。
バイトを新しく始めようとしたらミスタップしちゃって、15件くらいに応募してしまったんですよ。
そんでめちゃくちゃ電話かかってくる。
めちゃくちゃ断ってます。ごめんなさい間違えましたっつって。
本当にミスタップうざい、というか「まとめてチェック」っていうボタン滅んで欲しい。
まとめるのは利用規約と違うんかい。ほんま。
くらいですね、いいこと、はあんま無い。
マスクも切れたし、髪伸びたし、乾燥やばいし、父親がずっと家にいるし。
強いていえば遊びの予定が増えたり増えなかったり。
あーーーもうなんかいい事あれ、と願う前にゆっくり休みます。
おやすみんみんぜみ。
ささやかな喜びの話
世の中が騒がしい今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
こちらは午後から雨が降り続いている他は割と穏やかです。まあ依然として、家族と揉めることは多いんですけどね。
やる、と決めたことをこなせたのが大きいかな、と思います。
ギャラリーと呼ばれる場所に行ってきました。
知り合いが出展しているから見に行かないかと誘われて、用のない私は二つ返事で了承しました。
最近カメラをお下がりにもらって、少し勉強したいなという気持ちでした。
道に少し迷いながらも辿り着いた先は、雑居ビルの二階。
入りづらさを感じたけれど、件の知り合いがその場にいてくれたのでそろりと忍び込みました。
中には私たち以外のお客さんとギャラリーのオーナーの二人だけでした。
作品が所狭しと並べられている中に知り合いの作品があったので、作者の意図なんかを耳に挟みながらひと通り作品を見ました。
知り合い以外にも数人の作品が並んでいて、そこに書かれた値段に驚きつつ、オーナーの話を聞いたりなんかしていると、一際目を引く作品を見つけました。
その瞬間、久々に己の部屋の汚さを呪いました。
部屋に、廊下に飾れたらどんなに良いだろうかと思ったんです。
その次に値段を見て、高価さに安堵しました。
もし買える額だったら買っていました。飾れなくても。
だから代わりにオーナーに「これ私好きです。」と言ってみたんです。素敵ですねって。
そしたらものすごい笑顔になって詳しく説明してくれました。
作品は石版画であること。
材料の石がもう産出しない希少なものであること。
作者が友人であること。
今はニューヨークで暮らしていること。
久々にじんわりと温かい気持ちになりました。この人は本当にこの作者を応援しているんだなと。
美術に関して何もわからない私ですけど、作品の繊細さをみているとなんだか小さな幸せを拾い集めて形にしたみたいで、とても素敵でした。
今思い出しても家に飾りたいです。ほんと。
そうして話が盛り上がって、オーナーとちょっとした知り合いのような関係になって、ツーショ撮って帰りました。
新しい友達ができたみたいな、そんな気分です。
題名にはささやかと書きましたが、十分大きな出来事だったかもしれないな。
うららかな春の光を感じるような不思議で喜ばしい1日でした。
P.S.
なにかと心の騒めく話題が多いですが、できるかぎり落ち着いて暮らしていけるよう願っています。
P.S.2
いつも、よくいえばわかりやすく悪くいえば短絡的なタイトルにしているんですが、今回はちょっとだけピントをぼかしてみました。
でもなにか効果を期待しているわけではなく、今日の気分です。
そんな日もあるよね、なんちゃって。
