ども、さんぺいです。
沖縄そばの食べ歩きを趣味としている私ですが。
沖縄そば好きが高じて、色んなものに手を出すようになっています。
okinawasoba.hatenablog.com沖縄そば屋のカレーもその一つ。
沖縄そば屋に行ったらそば喰えよ！って話なのですが。
ラーメン屋や、日本蕎麦にもカレーを扱う名店があるように、実は麺類とカレーのマリアージュは昔から存在するのです。
nagominiikou.ti-da.net例えば『宮里そば』が、あれだけ沖縄そばが爆売れしてるにも関わらずカレーをやめないように。
カレーもまた沖縄そば屋さんのこだわりの一つなんです。
今回は、前々からカレーが旨いと評判の『なかむら屋 那覇店』を訪問しました。
『なかむら屋』の名前を聞いてピンときた方は、なかなかの飲兵衛かも。
以前、モノレール「安里駅」近く、栄町で２４時間営業されていた駅そば屋さんです。
場所柄、飲んだ後の利用にも便利で、私もだいぶお世話になりました。
『なかむら屋』は２００３年ゆいレールの開設に合わせてオープン。
以来１８年間地域に愛され、２０２１年に栄町から移転。
現在は、この那覇店と浦添店で営業を続けています。
場所は、波の上ビーチや波の上宮の近く。
安謝方面から、那覇港向けに行く道で、サラダボウルを過ぎてすぐ左手に店があります。
黄色い目立つお店なので、すぐ気づくはず。
店の隣に駐車場が用意されています。
コンパクトな店内は、町の食堂といった雰囲気。
フラッと寄れるような親しみやすさがあって。
普段使いのお店にぴったり。
この日も開店直後から常連さん、観光の方が続々と入店してきます。
席は、テーブル席とカウンター席があります。
カウンター席もあるので、私のようなひとり客でも利用しやすい感じ。
前のお店のように、ひとりでも気兼ねせず沖縄そばを啜れます。
接客も明るく、優しかったです。
観光の方に、沖縄そばの具や麺の違いについて丁寧に説明されていました。
注文は食券制です。
『なかむら屋』のメニューは、基本の本ソーキそば、沖縄そば（軟骨ソーキそば）、三枚肉そばがあります。
本ソーキが以前からのイチ推しメニューで、「沖縄そば」が軟骨ソーキ載せなのは珍しいですね。
ほかに野菜そばや、よもぎそば、オリジナルメニューのさし草そばなどがあります。
カレーそばも気になる。
ちなみに、沖縄そばの麺はストレートの細麺と、幅広の平麺から選ぶことができます。
今回は、沖縄そば（軟骨ソーキそば）（小）700円と、お目当ての半カレー450円をいただきました。
私の好物が並んだ夢のメニュー（カレーも大好き）。
注文した瞬間から、ワクワクが止まりません。
まずは、沖縄そばから。
お久しぶりの『なかむら屋』。
豚の出汁が効いた、しっかりとした旨味が印象的です。
コクがありますが、飲み口はライト。
しつこくなくて、もうどんどん飲み進めてしまう。
豚とたっぷりの鰹節を使い出汁を取っているというスープ。
味付けはしっかり目で、幅広く好かれそうな「普通のじょーとー」な沖縄そば。
最後まで美味しく飲み干しました。
麺は、細麺をチョイス。
細めのストレートで、のど越しの良い麺。
重たすぎず、どんなコンディションでも美味しくいただけるのが良いですよね。
カレーとのバランスを考慮して細麺にしましたが正解でした。
どこをどうやって食べても美味しい細麺。
軟骨ソーキは、柔らかく仕上げています。
トロトロで、良く味の染みた軟骨ソーキ。
これでまた麺が進んでしまう。
明日も、明後日も食べたくなる、スタンダードな沖縄そば。
２４時間営業の店で長年、多くのお客さんに愛されてきた理由が分かります。
幅広く好まれそうなスープと麺。
近所にこんなお店がほしいな。
そして、カレーと対面。
当初、沖縄そば屋さんということで、お家カレーの延長を想像していたのですが、全然違う。
本格的すぎるカレーに驚きました。
相当煮込んだと思われる、黒に近い濃厚なカレー。
沖縄そばで用いる出汁やお肉が使われているそうで、旨味が詰まっています。
もちろん、カレーを食べるときには、沖縄そばの残ったスープも一緒に。
この食べ方は、沖縄そば屋でしか出来ない組み合わせです。
濃厚なカレーと、沖縄そばの出汁を共にいただく幸せ。
粘度はそれほどなくサラッとしていますが、旨味が詰まったカレー。
甘味も感じますが、ピリッとした辛さもあって。
これは無限に食べられるやつ。
スプーンが止まりません。
大ぶりのお肉もゴロンと入っていて、満足感もあり。
ひとつ言えるのは、これは完全に沖縄そば屋のサイドメニューの域を超えてること。
カレー単品の注文も全然アリだと思います。
『なかむら屋』さん、カレーとミニそばのセットメニューを希望です！
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